最近の映画鑑賞3本分まとめ(トムさんと恐竜とバケモノ)
8/7に行きました。
○『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』公式サイト
例の「飛行機からぶらさがる」シーン、あれがスタント無しの実写であるとけっこう宣伝されている(気がする)ので、これが劇中最大の見せ場なのだろう...!
と思っていたら開始早々に宙づりになっており、まだまだこういうのがあるのか〜状態でした。
その後もダム穴に飛び込んだり水中でえらい目に遭ったりで、絶対こんな途中で死んじゃったりはないんだろうなとわかっていてもこちらが緊張してしまって正視できないギリギリ具合...
シリーズ毎度のことですが、こういう展開のアイデアを考えたり極力スタント無しで演じたりするトム・クルーズさん現在53歳はすごいわと思います。
オブリビオン(←好きすぎてブルーレイ買った!)や、オール・ユー・ニード・イズ・キルは、近年の良作として今もくり返し見てしまいます。
これからも頑張って欲しいです。
サイモン・ペッグとジェレミー・レナーの3人組話といってもよいくらい活躍度が上がってきたのは嬉しいです。
サイモンさんは今回もやっぱり超ギリギリのタイミングで操作してドアを開けたり(スタートレックでもそういうことしてなかったっけ?)データを書き換えたりで忙しそうでした。
6作目になる続編はもう計画がはじまってるとのことなので、応援しなくちゃ〜。
○ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション - Wikipedia
8/9に行きました。
IMAXで見た方が絶対スゴいんだろうなーとは思ったのですが、二人分だと結構な料金なので2D字幕にて鑑賞。
(その代わりポップコーンを大盛りサイズに。)
やはりですね、前作が2001年ですから。
視覚効果の技術が飛躍しまくっていて、恐竜がロボットとかでなく本当に生きてるような感じで、結構怖いんです。
直接の場面はさすがに無いものの、人間が次々に襲われていくところなどは「プレデター」を思わせるのは私だけか?
バリバリ噛む音とか、血しぶきだって飛ぶし....これ、お子様の夏休み映画にしてもいいのかしら?という残酷な感じもありです。
(しかし、下記リンクのwikiをみてもわかるとおり、多種類の恐竜が登場するので、その方面が大好きな方にはすごく楽しいと思います。)
クリス・プラット演じる主人公がラプトル:大きめのトカゲのような恐竜:のグループのボスとしてコミュニケーションするところが面白いです。
賢いラプトル達が終盤、攻殻機動隊のタチコマのように働くところもじんわりと感動です。
ブライス・ダラス・ハワードが最初のほうでは、利益主義でパークの恐竜に対しては非情であるように描かれるのですが、現状打破のために主人公と走り回っているうちにだんだんと魅力的な"素"が出てきて可愛らしくなっていくところが良いです。
we should stick together, for survival なーんて彼氏に言われたらもうシビれますがな〜!
ホンノリとした恋愛ストーリーもうまいこと織り込んである、予想よりずっと面白かった映画でした。
とりあえず、恐竜パークは実現しないであろうけど、こちらが乗り物でまわるような本格的サファリパークなんかは万が一ということもあるので怖いから行きたくないなあ!としみじみ思った次第です。
(また続編あるんだろうなーという終わり方でした。)
当初は全く見る気はなかったのですが、オススメを受けたとのことで「じゃ、ついて行こうか」程度の感じでだったのです。
予想に反して、かなり心動かされてしまったので自分でもビックリですよ。
(とはいえ私は「サマーウォーズ」けっこう好きで放映の度にジワりと涙目になってるので。ある種のツボが似ているのかもしれず...
今回も目玉の水分があぶないところでした。なんでだ?)
人間界の「渋谷」の裏設定としてバケモノ界の「渋天街」が存在するわけですが、特にこの世界の背景美術が、ものすごーーく美しいのです。
自然の風景というよりは、市場や町並み、競技場などの活気ある感じがこまかくきらきらと描き込まれていて。
それだけでもう大画面で眺められて良かった!と満足でした。
設定画集、店頭で開いてみて良かったら欲しいんですが....→バケモノの子 ARTBOOK(Amazon)
ストーリー自体は、ちょっと都合の良い(かもしれない)お伽話と言ってもよいのですけれど、それ以上に人の心の闇をこういうふうに表現するのか...という感心も。
17歳の時点でそこまで考えるものだろうか?という疑問はあったけど、なんとなく身につまされたというか。
キャラクターの顔が、声を演じる人にけっこう似せて描かれているのも印象的でした。
例えば、豚鼻のお坊さん、絶対リリー・フランキーなんだろうな!とひと目見て思ったくらいソックリで(笑)。
個人的なイチオシは、イノシシ少年の次郎丸君です。
そしてあの、かなり最初から登場してたフワフワした生き物の正体はずーっと謎でしたが、ナウシカでいうテトみたいなものですかね!
というわけで、アニメ映画は久々でしたがこれは見て良かったです。
素敵な夏休み娯楽となりました。
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