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2015.09.27

10年目でローラーボールが加わりました。(ペリカン コンコルド)

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このブログを始めて多くの方から「ここの記事を読んで○○を使ってるんですよ」と言われるようになりました。
基本、自分で良いと思った件しか書いてないので、このような場所の情報でも役に立って愛用品にして下さる方もいるのだ!と思うと、長いことやってきた甲斐があるなあ としみじみします。

そんな中で、わりとそれなりの値段にもかかわらず「自分も買いました」という声をいまだにぽつぽつとかけて頂いているのが、ペリカンの2005-2006年にかけての限定生産品「コンコルド広場(Place de la Concorde)」の万年筆なんです。
こんなに可愛い模様の万年筆もあるんだなあという感激は、10年後の今も眺めるたびに薄れません。

●過去記事:ペリカン限定万年筆「コンコルド」を買いました。

探しようによっては今でも入手可能なもののようで、自分も万年筆こそ発売当時に買いに行きましたが、その後に油性ボールペン軸を遅れて2011年に通販で購入。

●過去記事:ボールペンもようやくお揃いになりました。(Pelikan Place de la Concorde)

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そしてローラーボール(水性ボールペン)をつい先日の誕生日に両親からプレゼントしてもらい、とうとう10年かけて3本家族(?)達成となりました!

ローラーボールはモンブランのボエムやジェネレーションでも持っていますが、書き心地は抜群でも芯の値段が一桁高いので常用するにはちょっと...と遠慮してはいつのまにか中のインクが干からびていて芯を取り替える!
・・・の虚しいループが数年おきにやってきていてなかなか使いこなせていません。

ラミーのtipo等に入っている水性芯は、太く大味すぎてザクザク書くような用途以外ではあまり手が伸びない。
海外ブランドの水性芯ってどこもこんな感じなんじゃないの?
という苦手意識も結構ついてしまいました。
油性ボールペンと違い、きちんとキャップをしなければいけないし...

というわけで結局、国産の安価なゲルボールペンで十分な満足だったので、例え大好きなコンコルドでも、ローラーボールを買うのはコレクション的な意味以外では全く無駄になる予感があって。
存在すら忘れかけてかけていたこのごろ、先日発売の「趣味の文具箱35」にて大変なことを知ってしまったのです。

●過去記事:手帳絵日記8月編 +「趣味の文具箱35」を読みました。

いずれここと同じ位の規模でレビューしなければと思っていますが、最近お気に入りのOHTOの水性ボールペンに入っていた「セラミックローラー」という芯。
これが300系という規格のもので、ペリカンのローラーボールにも互換する(軸の中に入れてそのまま使える)という件が丁寧に一覧で検証されていたんです。

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「マジで...!ということはコンコルドで、このオートの芯使えるわけか...!!」
と気付いたのが今回の買い物の理由となりました。

使用しているのは0.4という最も細字の線幅のものです。
シグノの0.38とさほど変わらないこまかさで書け、手帳など小さめの記述にも非常に向いているのでオススメなんです。

油性やジェルにありがちなぬるりとした粘り感は無く、あくまでもサラサラとボールの転がりが手に伝わってくるような爽やかな、水性インクらしい書き心地!
黒/青/ブルーブラックと1本づつ芯を買ってきてあったのですが、どれも発色クッキリと濃いめなところが気に入りました。
特にブルーブラックは青緑な色味なので、万年筆インクでこっち系が好きな方にはぜひ。


はたして、コンコルドのローラーボールにはぴったりと、見た目も全く違和感なく芯が装着できました。
換装結果にありがちな、芯の揺れやぶつかりも皆無。
それでここまで使いやすいならパーフェクトと言えます。ああうれしい。


150927コンコルドのローラーボールですが、キャップを閉じて外から見た限りでは万年筆と全くといっていいほど同じです。
「万年筆から吸入機構を抜いた筒」
が主体で、パーツもほぼ同じなんじゃないかな?とすら思うのですがどうでしょう。

芯も、万年筆でいう尾栓のところをくるくる廻してそこから入れるので
「おいおい...これ外しちゃっていいのかい」
的な罪悪感すら感じます(笑)
口金直前の、首軸の所まで同じ形状だし。

※ご注意※ シグノやジェットストリームといった、換装元としてメジャーな国内メーカー芯は、ペリカンのローラーボール軸とは互換性ナシです。
上記の、筒の後ろから入れるという構造のせいなのか途中でつかえてしまい、芯先すら出せません。

コンコルドゆえのきまぐれな模様個体差のせいで、今回のローラーボールには、綿雲のように白く光る部分が万年筆より多めでした。
それでなんとか(持ち主である私レベルでは)、ペントレイの中で区別がついている次第です。

この作業を経た今となっては、万年筆/油性BPを含む3姉妹の中で、いちばんの働き者となっているんですよ。
オート芯を生かす軸を奮発して買うなら、またいつかの「次」も、何かキレイな模様のペリカン軸ローラーボールで!
と思っています。
ボールペンなのにキャップ装着という手間はありますが、万年筆よりはるかに気を使わずに済むので他人に貸したり外にも持って行きやすく、まあそれならOK。という気分になってます。


オート 水性ボールペン 替芯←Amazonではこちらです。インク色は赤もあります。
 水性BPを軸ごと購入すると、最初に付いてくるのは0.5の黒芯です。

次は、いまいち気に入ってない書き味の油性ボールペンのほうの工夫に着手の予定です。
これはいわゆる「パーカー型」なので、最近知った、国内4C芯とのアダプター(こういうのとか)や、またもやオートのニードル芯など、楽しく試してみるつもりです。

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コメント

あー、ついに3本目を入手されたんですね
さすがに3本揃うとさらに美しさが際立ちますね

わたしもこの記事を拝見してかなり揺さぶられております
売っているサイトは確認してしまったので、これから ぽちっ としてしまいそうです

投稿者: (2015/09/29 0:12:42)

こんにちは。
(OHTOの芯に替えれば)万年筆に引けを取らない使い心地の良さなので、これに気付いてしまうともう「買って良かったー」となってしまいます。
10年前の限定にもかかわらず、ローラーボールが最後の砦というか、まだ普通に通販で買えますね。
今回の記事後、少なくとも4人くらいのコンコルド同好の方から「ポチってしまった」と言われました(笑)
コレクター的なことを抜きにしても、ローラーボールの魅力を知る良い機会になりましたよ。
OHTOはもちろん、PELIKANの軸のファンになりました!

投稿者: ほしの (2015/09/29 17:01:22)

こんにちは。
その後、揺さぶられたまま ポチッ としてしまい本日コンコルド広場の3種類目が到着しました(すっかり病気だぁー)
高級ローラーボール初心者の私には、純正芯は気持ちよく書けストレスはありません、OHTO芯は後の楽しみに取っておきます。
今後もためになる楽しい物欲増加する記事をお願いします。

投稿者: (2015/09/30 17:15:22)

よかったですね!
今回で日本国内では最低でも10本くらいは売れたと思うんですが(←適当に言ってますけど)いまだ残っていたとはいえ在庫に限りがある希少品なので、楽しく使っていきましょうね。
水性インクならではのさらさらした書き味で筆記もはかどるとおもいます!
オート芯は、黒以外の色だとか、気分を変えてちょっと細字めのものが欲しくなったときに入手されれば良いと思います〜

投稿者: ほしの (2015/09/30 17:24:20)

はじめまして。
突然のメール失礼致します。
ペリカンローラーボールペンの購入を検討しているのですが、OHTOの替え芯は、ペリカンのローラーボールペン軸ならどのシリーズ(例えば、コンコルドは600シリーズかと思いますが、420シリーズでも)でも対応しているのでしょうか。ちなみに(ペリカン ローラーボール スーベレーン420シリーズ R420)というキャップがシルバー925のタイプを検討しております。
可能であれば、ご教示頂けないでしょうか。

投稿者: (2017/01/24 8:48:13)

こんにちは。
このあとR400軸が増えることとなり、下記の記事にてレビューしておりますのであわせてご覧ください。

ペリカンのローラーボールが増えました(R400ホワイトトータス)
http://hoshino.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/r400-428c.html

結論から言って400系サイズでも全く問題なく使えております。
R420、とても素敵ですね!

投稿者: ほしの (2017/01/24 12:25:56)

お忙しいところ、ご丁寧にありがとうございました。
大変参考になりました。
早速、ペリカン ローラーボールペンを購入しようと思います!

投稿者: (2017/01/24 20:52:27)

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