フランクリン・プランナー(ウィークリー)を10月から使いはじめました。
正確には9月の上旬くらいから、お試し用の日付フリー版リフィルでスタートして、その後2015年10月始まりのリフィルセットを購入しました。
昨年からのNOLTYベルノA5バーチカルを止めてしまった主な理由は
・ページ数も多く重いせいか頻繁に開いて予定確認するのが億劫になった。
いつのまにか「日に1度書いて、棚に差し込んでおしまい」という日記帳的な扱いになりりつつあった。
(机上に常に開きっぱなしにするにはいくらか大きすぎる。
つけているカバーが厚いからというのもあるし、ほぼ日avecなど他にもこまごまと常駐手帳があるので...)
・後ろの60ページ以上に及ぶ分厚いメモページの使いみちが思いつかない(手帳全体を使いこなせていない)件がいつもうっすらストレス
ということかなあ。
紙質も書き心地も基本レイアウトも好きだったけれど、今の自分にはオーバースペックと判断したのでした。
●うまいこと使っていた頃の関連過去記事:...また復活するかもしれないし!
・「みんなの手帳部」に載りました。(感想と裏話のこまごま。)
↑あちらのサイトでは現在も「よく見られている記事ランキング」の1位だというのに、本人は既に挫折...ひどい...
・来年の週間手帳も引き続き同じもので。(NOLTYベルノA5バーチカル1)
だったら同様レイアウトの小さめサイズのを探そうか...
と思ったものの、夏始まりのこういう手帳など売っていなかったので。
手元にあるシステム手帳のリフィルに罫線を引いて1週間ほど過ごしてみたところ、巾が相当狭くなったものの特に不都合無し!
それどころか、好きな分量の好きなレイアウトだけを自分で組み合わせることが出来るという利点を久々に有り難く感じて、このままシステム手帳派に戻っちゃおうかなとまで...。
春から書いている絵日記は元々Bindexのリフィルですし、昔買って使い切れなかったリフィル類や休眠バインダーもほぼ全部保管してあるんです。
システム手帳使いたい!の自分ブームは数年おきに突然やって来ます。
10年越し級も含まれる保管品達はその為の「非常用備え」と言ってもよくて(笑)、やはり今回も役立ってくれました。
バイブルサイズで週間バーチカルレイアウトだと、一日あたりの巾が非常に狭くなるのがつらいところ。
7日等幅だとどのメーカーでも2㎝程度なんです。
そこで思い出したのが、バイブルより横幅が13ミリほど広いフランクリン・プランナーのコンパクトサイズ。(6穴の間隔は同じ)
これの週間バージョンも確かバーチカルレイアウトだったはず....と思い出しました!
フランクリン・プランナーを初めて使ったのは9年位前でしたが、見開き1日や1日1ページ版、タブ付きの月間カレンダーのみのセットを経て、ここ数年の使用は自然消滅していました。
離れたのは
「他に試してみたい手帳があったから(流行の誘惑に負けたから!)」
という理由に過ぎず、フランクリン・プランナー自体はけっこう好きなんです。
これを使いはじめるときに、本まで買って学んだHow toは今でも、他の手帳やノートを使うときの基本になっているぐらいですから。
あと、上掲載の写真のものですが、「専用バインダーでなかなか良いのを持ってる」のも大きな後押しになりました。
25ミリの大型リングなので、いずれ絵日記用バイブルリフィルが溜まってきたらこちらに移そうと思っていたのですが、やはり純正の中身を入れてこその使い勝手かと。
(というか現在は、フランクリン・プランナーと絵日記リフィル一緒にしてもまだ空間が余っている状態なので、バインダーの冊数も節約できた結果に...)
●関連過去記事:ワニ柄のバインダーにしてみました。
2007年暮れに2万2000円ぐらいで購入した記憶があります。今もふわふわで気持ち良い手触り!
かなり太軸のペンでも差せるペンホルダーが両サイドについているヘビー仕様なのも気に入ってます。
上写真のような感じで使っていますが、週間リフィルの詳細なレイアウトは下記の公式サイトのとおりです。
○オリジナル・ウィークリー・リフィル (1週間/2ページ)日本語版|フランクリン・プランナー・ジャパン株式会社
元々バイブルサイズより幅広であることに加え、土日が同じ列に入っているため、1日の書き巾は4㎝もあります。
土日が半々サイズという使い勝手は(曜日がさほど関係ないような生活をしているので)心配だったのですが、意外に大丈夫でした。
他社同様リフィルとの大きな違いは、1週間分が4ページ=2枚あるということ。
見開きの週間バーチカルのそれぞれの裏側にウィークリータスク/ウィークリーノートといった横罫メモがついているのです。
週間ToDoや目標関連の記述を大量に出来ることが一番の魅力。
足りなければ、その場所に更にメモリフィルを挟み込む込むことでいくらでも書き場所を増やせるし!
使い方は、ベルノ時代とほぼ一緒です。
献立メモだけほぼ日avecの月間ブロックに移動しましたが、それ以外は同じ。
A5の綴じ手帳に較べれば判型は小さくなりましたが、上記のようにメモ欄が充実した構成なのでとても使いやすいです。
・・・というより、ここばかり開いて重宝しているので、むしろバーチカル欄に行動実績書いてもそんなに見返さないと気付きつつあるのが新しい悩みどころ。
というか、この使い方のままで良いのか?タスクとノートの要素以外は必要ないんじゃないか?
という新しい疑問も見えてきているのです。
手帳を複数持っていればこその悩みではありますが、"重複要素の書き無駄"を極力省くために、そろそろ旧来の使い方を改革したい予感がします。
それはまた、ここでは別な機会に。
フランクリン・プランナーには何種類かリフィルのデザインがあり、実際試したこともありますが、私はこの「オリジナル」というグリーン系の基本リフィルが一番好きです。
なんてことはない、OA用紙のような触感かつ書き心地なのですが、不思議と飽きが来ないので、このリフィルに戻ってきてしまう感じ。
あおみどり系ブルーブラックにぴたりと合う配色というのもあるし、万年筆インクにもまあモノによっては時々滲んだり抜けたりしそうですが、手帳的な用途の線幅とインクには"普通に"問題なく使えます。
工夫を凝らした日本製手帳リフィルでは味わえないタイプの紙質といいますか、「普通のコピー用紙」っぽさが絶妙だなあという感心は書くたびにあるんです。
サインペン系のペン先(呉竹のcocoiroや手紙ペン等)にも書き心地良い紙なので、最近はいつも下記でレビューしたペンをバインダーに差してあります。
手帳やメモに使う分には意外とインクの減りが遅いのも嬉しい発見で、この季節も大活躍中なんですよ。
年末年始にこういうのを使いたい方も増えると思うので、普段づかい出来るぐらいに「かなり硬めな細字筆ペン」としてもおすすめです。
●過去記事:雪柄の蒔絵軸が増えました。(手紙ペン)
フランクリン・プランナーに移行してから改善されたと思うのは、やはりサイズが合うということ。
当日ToDo帳であるほぼ日オリジナルサイズのavecと横一列に並べて読んだり書いたりが都合が良くなったので、しょっちゅう手に取って眺めたり書き足したりするようになりました。
更に能率手帳ゴールドとの3冊体制は、他人から見ると過剰に多いと言えるのでしょうが、このチームでもって仕事と家のことをうまく回せている丁度良さを、判型と書き量ともに感じているところなんです。
というわけで、フランクリン・プランナーは、1/4/7/10月と年に4回も始まり月が用意されているのも、うまく絡め取られてしまった一因であります。
純正の別売りパーツは高品質なものが多く、リフィル保管用バインダー(コンパクトサイズ)などは通常のバイブルサイズ愛用の方にもおすすめしたい、他社には無いクラスの大容量収納ですので、Loftなど大型文具店で1度ご覧になってみて下さい。
(出来れば、別売りの外箱:保管用ケースとセットにして使うと、保存性と見た目が高まって、大切な記録を手元に長く置くには向いてますよ。)
↑
とはいえ、まだ今後のことはわからないのがこの時期の怖いところ。
年末までに手帳売場(特に、この時期盛り上がってきている書店特設の手帳/日記の売場)を通るといまだにしばらく物色しているし、手帳書き大好きなお友達のInstagram写真を眺めるのも恐ろしい...っ。
次から次に新しい情報と楽しい使い方に気付かされているんですよね。
モノの使い方に限った事ではありませんが、
他を受け入れることなく旧来からの自分のやり方に固執して何かを判断するようになったら、それはもう心の老化。
というのは常日頃から自分に言い聞かせています。
だから、明日にでもガラリとやり方を変える勇気(と資本力)も常に持っていたいと思うのです。
とまあそんなわけで手帳って、使わずとも構成を考えるだけで(!)「自分と向き合える」すごいツールなんですよねっ
●フランクリン・プランナーに関する関連過去記事:新しい順です:なにぶんちょっと昔なので、通販サイトへのリンク切れ等あるかもしれません。
・「7月始まり」を今年も買ってきました(2011-2012)
・まずは「お試しセット」からやってみる。(フランクリン・プランナー)
・そしてスターター・キットを買ってきました。(フランクリン・プランナー)
●その他の、今使っている手帳に関する過去記事:
----
Amazonではこちらです。
○フランクリンプランナー オリジナル ウィークリー リフィル 2016年1月始まり コンパクトサイズ
----
| 固定リンク
« 最近の映画鑑賞3本分まとめ(007スペクターとハンガーゲームFINALとファンタスティック4) | トップページ | 無線対応の新しいテプラ(SR5900P)でトラベラーズノートの背ラベルを作ってみました。 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント