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2016.03.18

エナージェルのボールペンが最近気に入ってます。(リバティ軸へ換装+3色軸を買ってみました)

160314ぺんてるのエナージェルというボールペンの芯(0.5の青を、なぜか芯だけ1本...いつ買ったんだろう?)を持っていたことが発端なのですが。
先日「そういえばこの替え芯も、リバティの軸に入るんだよなあ」と思って使ってみることにしました。

国内の有名ノック式ゲル芯がだいたい何でも無加工で入ってしまうリバティについては、下記に感想を書いています。

●過去記事:オートのリバティ(水性ボールペン)を使っています。

芯を詰め替えてちょっと書いてみるだけ のはずだったのに、予想外にその色が気に入ってしまったのです。

クッキリと濃くてどちらかといえばターコイス系の空色っぽい、実に"いい青"だったのでした。
(私の持っている万年筆インクの中だと、色彩雫の紺碧にかなり近い気がします。
 パイロット純正の青にも似てますが、更に彩度高めで、清々しい発色の青です。
 これからの季節に使いたくなる感じ。)

ゲルの割にヌルヌルしすぎない、水っぽい不思議な滑らかさを持つ書き味も面白い。
0.5だと、紙にもよりますが細かい書きもの用途にはインク出が過剰な気もしたので、0.4の芯を買い足した次第です。
:1本80円です。
写真のとおり、芯の袋に使われている青がほぼそのまんまなのでわかりやすいですね。

ニードルポイントのシュッと出ている芯先が、がっしりの太軸リバティから出ている一見極端なバランス。
しかしこれはこれでなんだかカッコいいのですよ!

160308サラサやシグノの芯も今まで通りこれで使っていきたいので、リバティは今回をきっかけにもう1本買い足しです。

ピカピカな銀色の軸はキャップをしめた状態だと、継ぎ目のない:ように一瞬見える:つるりとした葉巻型の筒となり、あまり筆記具っぽくない新鮮な見かけなんですよ。
(これは、上記の過去記事内では「新型」のほうのシルバー軸です。
 旧型はもうプレミア価格がついてますが、こちらの軸なら1000円弱の価格です。)

 
0.4だとエナージェル特有のすべすべな書き心地特性をほどほどに保ちつつ
コマカい罫への書き込みも出来る、私にはベストチョイスな芯に感じました。
↑このボールペン特有の滑らかさを存分に味わいたいなら0.5以上かなという感じはありますが。
moleskineへの裏抜けも無いので普段のメモにも合格です。

ニードルポイントのボールペンは、私の手には書きにくい・かすれやすいという印象があって昔から敬遠してましたが、エナージェルは全然違うなあ。

(確か、スリッチを使った時も「ニードルなのにとても良いじゃないか」と驚きました。
 ぺんてるの技術がすごいということですよね。
 それにしても、公式サイトによると、あれだけの色数を誇ったスリッチが今やたった3色にまでリストラされている!というのがものすごい驚き。
 ○スリッチ|商品紹介|ぺんてる株式会社
 ロイヤルブルーやスカイブルーは今も大事に使っているので本当に残念です。
 まさかブルーブラックまでラインナップから消えるとはっ。)

・・・そんなわけでエナージェルの、特に青は「紺碧色」を存分に味わえるボールペンとして、いろいろな太さで集めてしまいそうです。

 

160308このタイミングで新発売された3色軸、「エナージェル3」も早速地元のLoftで入手しました。

エナージェル3色ボールペン|商品紹介|ぺんてる株式会社

0.5の赤/青/黒が入っていて500円です。
(赤/黒+シャーペンの2+1軸は600円)
WEB上の印象で紺軸を買うつもりで売場に行ったのですが、白のほうが春っぽくて気に入りました。

ノックがやや軽すぎるような感じはありますが、程よいボリュームの直径でいい感じです。
エナージェルならではのインク出と発色の良さもあり、やはり私には0.5はちょっと太め。
もっと細字芯の軸も将来出てこないかな。

ぺんてるには「アイプラス」という、芯と軸を組み合わせて買うことができる商品群があり、ここにもエナージェルの専用芯が用意されているとのこと。

カスタマイズペン一覧|商品紹介|ぺんてる株式会社

軸はアイプラスのほうがずっと可愛かったんですが、リフィルの華奢すぎる細さに恐れをなし
(=「インクがなくなるのがすごく速いんじゃないか」というケチな心配をし、)
けっきょく上記のエナージェル3のほうで選んでしまったのでした...。
 

次々と新発売が続き、1本づつは安価なこともあり、うっかりするとどんどん増えてしまうのがゲルボールペンです。
気をつけなきゃ!気をつけなきゃ!
(大事なことなので繰り返します)

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コメント

 同感です!エナージェルの青は明るくて、書類とかに書き込んでも見やすいですよね!書き味もいいです。

>ニードルポイントのシュッと出ている芯先が、がっしりの太軸リバティから出ている一見極端なバランス。

 私思うんですが、ほしのさんの149然り、太軸に細く尖ったペン先はとても美しいと思うんです。書いてみると、ペン先のコントロールもしやすくて、細軸より小さい字も書きやすいと感じます。

 じゃぁ細軸に太字が似つかわしいかというと、、、

 太字って、ペリカンみたいなボテッとしたペン先デザインがやはり合うのかもしれませんね。(ペリカンの細字も嫌いじゃないですが)

投稿: しまみゅーら | 2016.03.19 20:33

エナージェルのようなターコイスっぽい色が恋しくなるともう春なんだなーという感じです。
万年筆のほうもじわじわと、黒やブルーブラックから爽やかブルー系のインクに入れ替わってきましたし...

手が大きいからかもしれないのですが、太軸のほうが安定した持ち心地でいいですよね。
次(いつのことだろう)の中屋万年筆は、極細や超極細で注文してみようかしら....なんていう妄想が始まってきたのもやはり春だからでしょうか(笑)

投稿: ほしの | 2016.03.19 21:46

スリッチのラインナップがこんな寂しいことになっていたなんて!
イーアスのアカデミアで開催中の文房具20%オフに行って、売れ残っていたのを数本連れ帰ってきました。
多色展開はカスタマイズする方だけになってしまったのでしょうか、こちらは色、芯の太さともたくさんありました。

投稿: palpal | 2016.03.23 13:13

昨年もセール開催を教えて頂いたような記憶があります(笑)ありがとうございます!!1年早いですね〜 
色数豊富路線はカスタマイズ芯のほうだけにしたんでしょうね。
スリッチ単色軸だからこその良さ(コンパクトなところとか、芯の揺るぎない頑丈さとか)はたくさんありましたから残念です。
近々に売場へ乗り込みたいと思っています。スリッチまだ残ってるといいな...

投稿: ほしの | 2016.03.23 13:59

こんにちわ。スリッチ、3色のみになってしまったんですね。
リバティですが、私もワインレッドの軸を太軸・中軸ともに所有しています。太軸には、サラサドライの黒0.4を、中軸にはサラサクリップのブルーブラック0.5を入れています。
太軸はキャップが固いですけど、安定感あっていいですね。
ところで、エナージェルの青もいいなと思いますが、サラサドライの青も発色はいいような気がしますがいかがでしょう。同じサラサでもサラサクリップの青(←これはどちらかというとロイヤルブルー系だと思っていますが)とはちがう色味ですけどね

ちなみにサラサドライは染料インクなので、水滴がかかると見事ににじみます(笑)

投稿: ちかひろ | 2016.03.31 11:33

スリッチは、まだなんとか前の色が残っている店も多いのですが、売り切りであとは3色展開になるんですね。寂しいです...
OHTOは意欲的に新製品など出しているので(つい最近も買ってきたので近々ここにも書きますね)、芯換装の需要に意欲的ですね!

サラサは新しいドライ版をまだ試してないんです。
青の発色が違うならこれはさっそく体験してみようと思います!

投稿: ほしの | 2016.03.31 13:35

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