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2016.06.15
「趣味の文具箱 38」を読みました。
今号のKindle版発売日は紙版と同日だったので、おぉ...と感動しながら日付が変わるのを待ち、真夜中にいちはやくダウンロードしました。
日々の雑誌読みに大いに役立っているdマガジンでも本書は数日後に配信されるタイミングでしたが、1年でデータが消えてしまうので...。
資料としてもう少し長く手元に置きたい本の買い方はいつも迷いどころですが、今回は久し振りにKindle購入することに。
その甲斐あって、どのコーナーも読みごたえありです!
○趣味の文具箱 Vol.38[Kindle版]:(紙版はこちら)
冒頭の井上真央さんのインタビュー記事、話題になっていたので楽しみでしたがとても良かったです。
私は、朝ドラを初めとする地上波放送の世界には全く疎くて、「花より男子」のつくしちゃんだ。という認識のみでした。
あのように達筆で、大人の雰囲気がある女優さんだとは...。
(清水編集長のtweetによると、直筆文字は全て取材撮影時のスタジオ内で、短い時間に書き上げられたものとのこと。)
記事文を読むと、この方は文字の形状や線の流れ方や紙の上での佇まいなどに注目し、それを自分の手に生かす力があるのだな。と理解できました。
手書きをするならば誰でもある程度はそれを無意識にやっているのでしょうが、意識の向け方の強さが全然違う感じ。
「文具の前に文字ありき」という小日向さんの文章にも、うぅむと唸る。
うわ〜私の場合、逆じゃないですか...文字以前に文具で頭をいっぱいにしているのって根本的になにか(以下略。
ご愛用というナミキの蒔絵軸の可憐さにも心打たれました。
そして、モンブラン ボエムのローラーボールの書きやすさについて力説されていて。
これはもう、1本1000円以上する替え芯に躊躇してはいけない...この芯の書き味有ってこそのペンなんだなと大いに反省です。
(ジェットストリームなどの4C芯が入るという、画期的な他社製アダプターを買おうと思っていたけれど、そっとAmazonのウィッシュリストから削除です。
レビューを読んでみると、ボエムでは部品を外さないとうまく入らないとか、芯先にテープを巻かないとガタつくなどの難があるようです。
こんなストレスの対策してるヒマが有ったら純正芯にしようよ!と思ったのでここにはリンク貼りません。)
私が書くと井上さんとは違う星の住人ぽい文字になる件はもう諦めますが、ボールのころがる速度感というか芯先からの流れに独特なものがあることは多いに共感出来、もっとその幸せを日々味わっていきたいと、早速に常駐ペン用のトレイに並べました....
というように、今号は「書くことの幸せ」について、有名人/文具店スタッフさん/一般の人(だけどマニア界隈 ? では知る人ぞ知るな方々なので、ある意味有名人と言える)への取材により、強力に特集された構成になっています。
極細字でみっしり書き込まれた手帳面や、まだ使ったこともないような色のインク文字などなど、そのままパソコンの壁紙にしたいくらいですよ。
オレンジ色のインクって良いですね。青枠の紙に使えばこの季節でも常用できそうなキラキラした美しさ!
これはあくまでも個人的な見解であることを強調しておきますが、
「珍しいものをこんなにたくさん持ってます(そしてドバーっと所有品を並べる)」
という件は、そればかりやっている人も昔からネット上に一定数いらっしゃるので耐性も付き、ふーん....(←すごい。ちょっと悔しい。でも私には真似するの無理だし。etc.のさまざまな感情を込めて)という感じなのです。
それより、
「こうやって使うのが私の定番です」「こういうことを常々探求しつつ楽しんでます」
という世界を見せて頂くのが本当に面白い。
自分の知らなかった場所に道が存在するのを発見するに等しい、驚きと嬉しさで清々しい気分になります。
当初は「なにか新しいペンを買いたいからその資料として」趣味の文具箱を買っていたのですが、だんだんと読むにつれて
「今もってるペンを、この方向性で」「この人の使い方を取り入れて」活用していこう
という思いを持つようにもなりました。
私が大人になったのか、それとももう充分というほど増えてしまったからなのか(たぶんこっち...)。
とはいえ、ちょっと気になっているのがプラチナの新製品です。
今号にも詳細な解説が出ており、「これかー!」と、しょっちゅうページを眺めています。
○プラチナ万年筆/河口←メーカーHP
センチュリーのペン先は、現行の軸色が複数本づつは手元にあるのでクリップにシールをつけて識別するほどには(!)既に持っており、今のところのペン先の個人的好みとしては、ロジウムよりは黄色ゴールド派なんです。
しかし、気が緩んだときにどうなるかわからない魔力あり。
・・・絡め取られないよう、しっかりと体調・気力の維持に努めたいと思います(決意)
●関連過去記事:
・手帳絵日記1月編 + dマガジン試し始めました
・きらきらのローラーボールも連れてきました。(沖縄土産完結篇)
↑ 2007年の記事。ずいぶん経ったけれど、ローラーボールやファインライナーの芯は「使い切った」というより「芯が高価なので放置しすぎて干からびた」で替えること数回。
ダメな使い方の見本ですよ!もう考えを改めることにします。
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2016.06.08
最近の映画鑑賞2本分まとめ(スノーホワイト/氷の王国 + デッドプール)
面白かったです!
「スノーホワイト」に続き2作目ということですが、邦題に入ってる白雪姫自体はフワッとした幻のようにしか登場せず...
前作スノーホワイト時代の前後(ハンターのエリックが白雪姫に会う前と、ラヴェンナ女王に勝利の後)のエピソードが語られている作品です。
妻子持ちの前作監督と白雪姫役女優が密会してるところをパパラッチに撮られたために、前作に関わっていた彼らがこの件を理由に続編から降板してしまったのは(私の)記憶に新しいところです。
こりゃもう続編はないなー!と思っていたんですが、そのへんはもう無かったことにしつつ、うまいこと制作された気がします。
私は前作当時「トワイライト・サーガ」の大ファンだったので、
クリステン・スチュワートが上記のようなスキャンダルで騒動となり、心底残念だったんですよ。
映画の相手役の人と実際にもカップルであっただけに、まさかねぇ!というショックで、その後のトワイライトシリーズは映画館でみるのやめちゃったくらい。
とまあそんな感じのゴタゴタもあり、人員だけでなくストーリーの変更も余儀なくされたと思うのですが。
驚くほど「わりと違和感無く雰囲気がつながってる!」と感じました。
調べてみたところ、前作の視覚効果監督だった人が今度は総監督に昇格したのだそう。
なるほど。
だから、見た目のクオリティが良い意味でしっかり継承維持されているのでしょう。
前作に出てきた、"「もののけ姫」の森・実写版"な世界も健在。
さらに今回は「アナと雪の女王」が加わった感じですかね?
ジブリ+ディズニーのテーマパークっぽい楽しさも味わえました。
更に、女王姉妹とハンツマン夫婦の皆さんが、
1人づつ主役で映画作ってもOKな程に豪華俳優なのも見逃せません。
白雪姫が出ない程度では全く揺るがない存在感なのでした。
ということで、吹き替えの声優もそれにならって豪華になるんですよね。
将来のテレビ放映も楽しみ...
○田中敦子&水樹奈々が『スノーホワイト』続編で姉妹女王に!豪華声優陣集結 - シネマトゥデイ
ストーリーも、おとぎ話+ラブストーリーとしてわかりやすいです。
女王姉妹の鬼気迫る共演と衣装の美しさ、まさに"アナ雪みたいな"ワザの演出と魔法の鏡の液体金属CGの見事さに大変こころ惹かれました。
凝りまくった作りのエンドロールも健在です。
○The Huntsman: Winter's War (2016) — Art of the Title
というわけで、私は前作より気に入りました。おすすめです。
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前宣伝からもわかっていたので、正直けっこう迷いました。
アメコミものは好きですけれど、コメディ要素多めなものは映画館までは見に行かないのが今までの傾向だったので...。
案の定ふざけすぎというか、子供にはぜんぜんおすすめできないセリフと暴力シーンがバンバン続くなかなかすごい話でした。
「ウルヴァリンX-MEN ZERO」に出ていた、強いけど地味めなデッドプール(役者も同じライアン・レイノルズ)しか知らなかったので、このギャップはなんなのだ?と思ったんですが。
不治の病の実験治療をうけて体が突然変異し、特殊能力を身につけてしまうetc.、あらすじ自体はアメコミヒーローっぽい正統派な印象はあります。
それを主人公がぺらぺらと(映画を観ている私たち→)観客に語りかけたり、他の映画作品のネタバレだの実際のゴシップ話を交えつつコメディショーのように進行していくのが新しい感じ。
この種のハリウッド映画の割には比較的低予算で制作されたそうなのですが、高速道路上の大乱闘などはスローモーションを駆使して(体に穴が空いたり頭が飛んだりするので...まあ絶対CGだけど)とても見事だわと思いました。
ライアン・レイノルズはそんなにファンじゃないんですが、親友役のT.J.ミラーはお気に入りです。
映画の中でも、危機にある友達を案じて(毒舌を吐きつつも)支援する良い人でした。
調べたら、「トランスフォーマー ロストエイジ」で逃げ遅れて金属塊になってしまったおじさんだった...。
まあなんというか、みて良かったと思ってますし続編も楽しみではあるんですが。
好みかどうかと言うと、(いちいちふざけて品のない話題に持っていく喋りが)個人的には微妙なところです。
これ、地上波でテレビ放送する時は相当ソフトな翻訳に直され、あれこれと場面もカットされまくるような気もします(笑)
今回、本編上映前に、来月公開の「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」の比較的長編な予告が流れました。
20年経って作られた続編!
この間のVFXの進化ときたら目がくらむような凄まじさなわけで、充分にそれが反映されている映像でした。
20年ぶりにまた超巨大宇宙船が襲ってくるみたいですね!
いまだに、大統領の演説場面でぐっとコブシを握ってしまうほど前作が大好きなので
(今日の昼もBSで放映されてたなあ)
当時の主要出演者の面々が再登場する場面もちらほら流れて感動...。
「これはIMAX3Dで行こう...!」と客席でヒソヒソ決定した次第です。
大作続編のお約束として、期待に反してコケる作品なのかどうかは謎ですが、とにかくものすごーく楽しみにしています。
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2016.06.01
手帳絵日記4月編 + 最近Netflixをみています。
わー6月になってしまった!
というわけで、いまだ進行中の、システム手帳絵日記(4月分)をそっと置いていきます。
最新版はInstagramにて更新しています。
ここにはまだ書いてない(書くにも及ばないような次元も多数含..)買い物ネタも、わりと先行してアップしています。
だんだんネタの予備倉庫のようになってきました。
当記事を含めた、今までの絵日記まとめは下記リンクからどうぞ。
●手帖絵日記 バックナンバー(2015年4月分〜)
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明日あたりで1ヶ月のお試し期間が切れるのですが、Netflixの視聴を始めました。
対抗馬と思われるhuluのほうは、過去にお試しで体験したことがあり。
しかし特に決め手もなく(うちはスカパーも契約してるからなあ..と)課金までに至りませんでした。
今回のネットフリックスは、もうしばらく続けるつもりです。
テレビでの視聴が多いので、HD画質:2画面同時視聴まで有効の950円/月コースにしています。
SD画質(1画面のみ 650円/月)だと、スマホや小型タブレットの視聴でギリギリなところじゃないでしょうか。
4K対応の4画面コース1450円/月などもあります。
現在日付時点では、huluもNetflixもそんなに品揃えが変わらないような気がするのですが、
私が思いのほか気に入ってるのは、Netflixオリジナル制作のドキュメンタリー番組。
世界の有名シェフの仕事インタビューだとか、レストランを作る話など、料理分野がけっこう多いのも楽しくて興味津々で見ています。
オリジナル制作、ときくとなんだか予算もなくてショボそうな先入観があったのですが全然そんなことないです。
あと、料理系じゃないんですが週3回新番組が配信されるトークショーNetflix_Chelsea
(チェルシー・ハンドラーさん司会。毎度遠慮のない物言いを連発するサバサバしたお姐さん系の人。
映画「ブラック&ホワイト」でまさにそんな役をやってて気になってた人だったので、役者ではなくこのキャラは"素"だったのか?という好奇心で見始めました。
毎回かなりの豪華ゲストです。)
なども、世界同日配信なのにきちんとした日本語字幕が付けられていて面白いのです。
家電店のテレビ売場で見たのですが、最近出てる製品ってリモコンにNetflix専用のボタンがあるんですよね。
しかも真ん中近くの、わりと良い位置に!
アメリカでちょっと前から始まった戦略だそうなのですが、日本でもいつの間にか。
ここまでやるには相当なお金も動いているのでしょうけれど、これほど効果がある宣伝手法もなかなかないと思われます。
というわけで、
世界の多数の国で契約者が居るから、こんなことが出来るんだろうなあという資金力は感じます。
あと、ひとつの番組(映画やドラマ)に対して、比較的自在に字幕や音声の種類を変更可能なところが便利です。
使う機器やOSによって微妙に方法が違うかもしれませんが、言語や字幕をパッパと切り替えられるのが良いなあと。
(吹き替え版/字幕版で視聴データが分かれず、DVDで見ながら操作するのと同じ感じで切替が可能。
ものによっては、吹き替え音声が無かったり、英語字幕が出なかったりというのはありますが。
夫からは「映画やドラマをなるべく英語字幕で見ると良いよ!勉強になるよ!」と常々言われているのですが。
しかし私にとって、この語学力では画面にじーっと集中力を注ぐ必要があり、"ながら見"しながらこれをやるのはなかなか難しいです...
個人的に気に入っているのは
日本語音声+英語字幕
で視聴することなんですけれど。
必ずしも直訳に沿ったものばかりではないとは思うのですが、こういう意味合いのことは英語でこう言うのかーという学習効果はあります。
(とりあえず日本語で聴いてるので、確実に話の内容はわかる利点も。)
うちは、2台のテレビにAmazonFireTVとAppleTV(第3世代機)をそれぞれ取り付けていますが、Netflixの操作はFireTVのほうが(字幕切替など)ラクな気がします。
先日はじめてリモコンに向かって、勇気を出してモゴモゴと話しかけてみたのですが、いっぱつで聞き分けて検索してくれたのでびっくりでした!
○Amazon Fire TV←反応速度がキビキビと速い。
普通のリモコンではありますが、HDMI端子に差し込むだけのFire TV Stickのほうがお買い得だとは思います。
出先へ持ち運びも可能なサイズだし。
Amazonプライムにはこのために入っているわけではないので、ここの動画ラインナップがまだまだ微妙なのは我慢かなー
・・・って、もう「見放題」がここまで多いとかえって放置気味です。