「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」を観てきました。
IMAXでの鑑賞は1月のスター・ウォーズ以来だったのですが、その時と変わっていたのは3Dメガネの「有り」「無し」の料金が存在していたこと。
どうやら現在、メガネは持ち帰り可能となっているらしくて。
それをまた次の鑑賞時に使用すれば100円引きのチケットになるのです。
というわけで今回、入ってた青いビニール袋にまた詰め直してから潰さないように気をつけて持って帰りました。
次に来る前に、洗剤で洗ったりしても大丈夫かな?
メガネは、大人用と子供用(KIDS SIZEと袋に書いてあります)にわかれています。
柔軟性のある作りではありますが、大人用でもこめかみが痛くなってきていた私はけっこう脳みそが多い(または、頭骨が頑丈な)のだと思うことにします。
○映画『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』オフィシャルサイト
視覚効果は本当にすごかったので、IMAXでみることが出来て良かったです。
私は前作をもう何度も何度も確実に二桁回は鑑賞しているので
けっこう細かい場面や人を記憶しています。
それがあってこそ「面白かった!」と言える内容だったのですけれど、未見の人にとってはどうだろうなあ。
最初は映画館ではなかったのですが、ほぼ新作状態のレンタル作品として鑑賞した記憶があります。
(当時はDVDじゃないですよ、ビデオテープですよ!
そして今日に至っては、BSのスターチャンネルで字幕や吹き替えで昼から3回くらい繰り返されているのでTVつけるたびにこの映画やってるのでびっくりですよ。)
今回鑑賞中、
"前作ファンが気付いてくれると嬉しいサービス"
みたいな箇所が、配役から構成までそこかしこにあることに気付きました。
(なので、1996年版はぜひ観ておいてください)
そういう下地が無い目で鑑賞する場合のことを考えると、賛否両論(どちらかといえば「期待外れ」論多めで)あることはまあわかります。
前作にしても、
「あんなにすごい技術で作られた超巨大宇宙船なのに、いざという時はなんてヨワいんだ」
という、人類に都合の良すぎる展開に若干呆れたものですが!
今回、良くも悪くも前作のパターンをきっちりと継承してしまっている感じです。
1996年当時の特殊効果もなかなかすごいとは思うのですが、今作は当然すっさまじいんですよCG技術の進化が。
宇宙船は更に巨大化しているし(直径4800キロとか劇中で言っていたような気がする)
前作では着ぐるみみたいな感じだった宇宙人もいっぱい出てきて暴れるし。
「マン・オブ・スティール」を彷彿とさせる重力武器で都市を破壊しまくります。
それに較べて、人類は20年分トシを取っただけのように見える...という対比がずいぶん絶望的に見えました、当初は。
でもやっぱり何故か、単純な弱点を突いて最後は勝ってしまうんだなあ。不思議だ(笑)
前作と同じように犬も助かるし、もういいや!
という気分で楽しく見終わりましたけれど。
「出演料が高いから」というのが主な理由でウィル・スミスは出なかったそうなのですが、彼以外の主要人物が20年前と同じ役で出ていることに予告篇の時点からまず感動してました。
あの演説をした大統領もちゃんと出てくるし。
前作で宇宙人に絞め殺されたと全世界から思われていた博士も
「7300日(=あの直後から20年間!)昏睡状態だ」
とかサラッと説明されてます(笑)
同じ役者じゃないにしても、当時の子役と雰囲気のよく似た俳優たちが前作の次世代として活躍するわけで。
ああ観客側のこちらも同様にトシとっていくわけだなあ...としみじみしました。
前作で、登場人物の家族関係なども比較的丁寧に描いていたせいか、今回はその方面はアッサリとしており、これはあの時のあの人のことを言ってるのかな?
とこちらの記憶で補完する必要がありました。
けっこうな重要人物がバタバタと犠牲になっていくのですが、それほど深入りできないままに話が流れていく印象です。
あとやっぱり近年のハリウッド大作に共通してますが、中国方面への気遣いが配役や小道具に多め。これも時代だなー
今作の評判次第だと思いますが、3作目もやってくれないとちょっと「リサージェンス」時点での話は消化不良かなという気はします。
きっとまた反撃してくるであろう宇宙人に対して
謎の球体→ ⊖
と今後どう共闘していくか、等々の興味も有り。
また20年経ってからではなく、出来るなら終盤時点での大統領が現職のうち、かつリアム・ヘムズワースさんが相変わらずかっこよく若々しいうちにお願いします。
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