シンガポール航空のプレミアムエコノミーを使ってみました。
シンガポール航空は、ここ何回かのアメリカ(LA-成田線)とシンガポール行きでよく利用しています。
エールフランスなど他社でもこれに乗れますが、機体が超大型なエアバスA380というのも好きな理由なのです。
いい大人なので階段のぼって遊んだりはしませんけれど、機内が2階建てで楽しい....。
・エコノミー席でも、窓際だと壁に物入れがあってとても便利。
・気流が悪いときも比較的揺れにくい。
・(エコノミーでも比較的)座席がゆったり。
・収容人数が多いせいか、売り切れしにくく価格も安定。
↑このあたりが今まで学習したお気に入りポイントです。
今回は、今年導入されたばかりという新しいプレミアムエコノミーを利用してみました。
(1月に「お披露目会」的なイベントがあったようで、そのレポート記事をネットでたくさん読むことが出来ました。)
○シンガポール航空のプレミアムエコノミークラス←本家サイト。座席の仕組みなどがわかりやすいです。
○シンガポール航空のプレエコは“イイトコドリ”!? - 日経トレンディネット
今まで、他の航空会社で帰り道のみ(「残席有り」と貼ってあったので、カウンターで追加料金を支払って)プレミアムエコノミーにしたことは何度かありました。
その数少ない経験のなかでいうと、シンガポール航空は席回りも立派でサービスも良いね!という印象です。
・ビジネスクラスと同じプライオリティ札を荷物につけて貰えるので、ベルトコンベアから自力で下ろさずに済んだ。
(受け取り場所まで行ったら既にきちんとまとめて下ろしてあり、有り難かった...)
搭乗カウンターもプレミアムエコノミー専用の列が作ってあり、優先的に案内されました。
・座席は革張りで、物入れも足もとや前の壁に多めに付いている。充電しながらのiPhoneや 暇つぶしに持ち込んだKindleがちょうど入って便利でした。
・コンセントも足もとにあり、前方と肘掛け後方の2箇所にはUSB電源も。
自力で探しても全くわからずCAさんに尋ねて判明したのですが、座席下方の小物入れ脇の辺りに緑色のランプがついた場所がありまして、そこにコンセント穴が空いてます。
・席前のスクリーンが13.3インチもあり、画質も綺麗。映画も楽しく鑑賞出来た。
作品数は古いのから公開前のまで相当多く入っていて、ズートピアなど映画館で見逃してしまったのもここで初めて見ることが出来ました。
海外ドラマもシーズン一気見が可能でした。
・ノイズキャンセリングヘッドフォンがついていて、これがとても優秀。
映画をボーッと見ていたら離陸もほどんと気付かなかった程で、快適に過ごせました。
・シャンパンがドリンクメニューに入ってたのでホホゥと思いました。...最初から遠慮なく頂いた!
また、必須ではないのですが機内食の事前予約もプレミアムエコノミー独自の特別メニューの中から選択が可能です。
せっかくの特典なのでこれは是非おすすめしたいところです。
(品切れて希望のおかずがなくなるという悲劇が避けられるし、予約してない人々用の通常メニューを積んだワゴンがまわってくる前に個別で配膳されます。)
自分の予約の管理ページで、24時間前までに決めておく(それまでなら変更も可能)仕組みだったと思います。
上記のページは日本語ですが、予約管理ページではメニューも英語化されていたので、献立を決めるときは両方の画面を開いておくと良いです。
(LA→成田の「牛肉のショートリブ赤ワイン煮込み フォンダンフィンガーポテトとバター風味の季節の野菜とともに」というのがなかなかよかったです。
牛が美味しいところから帰る時は、こういうのを選んでおくと間違いない気がします。)
こういうサービスが見つかりにくいというか上記のような面倒くささがある原因かもしれず、事前予約していた人は周囲に数人のみでした。
肉や魚や和食(帰路の和食はあまり期待出来ませんが...)など、好みや体調にも合わせられるのでご利用おすすめです。
あとこれはエコノミーと共通かもしれないですが、歯磨きセットと滑り止め付き靴下も配布されました。
(トイレ内にも歯磨きセット置いてあります)
エコノミーとビジネスの中間帯として最近よくきくプレミアムエコノミーですが、10時間以上の長距離移動には体にとても有り難く、財布にも(まあまあ)優しいです。
しっかり働いてこれからも楽しい旅をしようと誓いました。
機内の冷房は比較的強めなので、温度対策は必須です。
昔は長袖トレーナーや上着を重ね着したり大変だったのですが、近年はユニクロのライトダウンジャケットが大活躍しています。
軽いのはもちろん、袋の中へとても小さく丸められるので手荷物にもさほど影響ないのが良いです。
(袋入りのままだと背中クッションや枕にもなる!)
季節を問わず必ず長時間の搭乗に持ち込んでいます。
カリフォルニアがあまりにもからりと暑くて空も真っ青で。
日焼け止めもそんなに効かず、顔も手足も薄茶色になって帰ってきました。
日本に近づくと厚みのある雲+夕焼けが窓から見えてとても嬉しかったなあ。
●関連過去記事:旅から帰ってきました。(アメリカ アナハイム)
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