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2016.08.02

「システム手帳STYLE」を読みました(絵日記が掲載されました)+ 手帳絵日記6月編

1607311日に発売の「システム手帳 STYLE」(エイ出版社)」←Amazon
にて、(当ブログでは月々分をまとめて・Instagramでは可能な限り"出来次第"で更新中の)絵日記をご紹介頂きました!
74-75ページの位置で、ずらーっと掲載頂いております。

当初は、2,3週分を送って下さいと言われたのですが、私としては非常に動揺してしまい。
というか、高精細印刷の拡大表示に耐えうる少数精鋭の「精鋭」レベルが無いとも言える...!
むしろ今まで1年以上に渡って続いてきた物量でアピールをな方針に変えて頂き、薄型バインダー1冊分はあろうかという量を選んで、道具類と共にドサッと送りつけてしまいました...

「システム手帳と私」的なテーマを中心にいくつかの質問への回答も書き送ったのですが
(↑とにかくこのテーマだったら一晩中でも語れそうな世代ですから、全然まとまりがつかなかったのに!)
キリリと音がしそうなくらい簡潔に記事化して頂きましたので、そちらも是非、皆さんに読んで頂きたいと思います。
もちろん私以外にも、長年の使用例/工夫例の数々や逸品の商品情報が多数掲載されています。

システム手帳というと「昔に流行ったね〜」というような感想を持たれることも少なくないのですが、
今また盛り上がってきている気がするのです。


あくまでも私の場合ですが、
次から次へ新製品が出ては話題になる綴じ手帳に心が奪われてしまい。
自分に定着していたはずのシステム手帳から、その後あっさりと足が遠のいた期間も正直言って長かったです。

しかし反面、「手帳を買ったときが気持ちのピーク」だったことも多数。
あれだけ事前に脳内でディスカッションして決め込んだはずの手帳構成なのに、
気に入っても、必ずしも全ページ活用できるわけでもなかったり、年度の途中で挫折してその後のページを無駄にしてしまったりを何度も繰り返してきました。
いわゆる「綴じ手帳(えらび)疲れ」というやつで。

そんな時、やはり戻りたくなるのはシステム手帳なのです。
好きな紙質やレイアウトのリフィルを、使いたいページ数だけ好きなように書き、気の向くままに蓄積と組み替えをすることで、完全に自分仕様に構成できるのですから!

というような利点について、
手書きで手帳を書くこと自体が盛り返してきている現在、これらをきちんとまとめて主張している久しぶりの(20年ぶりくらいにこういうのが出た?)の貴重な専門誌となっています。

「趣味の文具箱」の編集部である強みでリフィルごとの万年筆インク相性や、革の種類と手入れについての教科書的ページ、これもまた長期にわたって読み返しそうです。
○○レザー、と聞いてもピンとこなくて雰囲気で選んでいた革素材も総合解説されていて、ちょっと詳しくなりました。
インク落とし用のクリーナーなんてあるんだなあ。とか。


160802システム手帳が最初に流行った時代って、あの頃は携帯電話は漬け物石のように重かったし(個人的体感)、学生の身で個人が気軽に持ち歩くようなものでもなかったです。
ノートパソコンについても同様。
そもそもインターネットなんてものはほとんど(以下略)
というわけで当時はシステム手帳に対して、今で言うEvernoteのような使い勝手を求めて大勢の人が知恵を競い、リフィルを自作し、大量に綴じ込みました。

2016年の今は、情報をまとめる高度なデジタル環境が身近にあるからこそ、文具使いの面白さがあります。
スマートな共存や、あえてのアナログ道具選択を愉しむ時代に入っていますよね。
各メーカーの商品力も手伝い、物欲沼への引力もむしろこれから上がっていきそうですよ。

幸いなことに本誌によると、かつての憧れのファイロファックス以外にも素晴らしいバインダーが新発売されているようです。
表紙にもあるアシュフォードの記念モデル「プレスコット」やノックスブレインの「オーセン」、一瞬で良いから触感で味わいたい!
(ノックスについては、ブルー系で若干つめたい印象だったリフィル紙がクリーム系にリニューアルされた件、とても嬉しいのでこれは必ず使ってみるつもり。)

1度思い切って手元に置くと、長期にわたり愛用し続けられるのが革バインダーの良いところです。
私もいつのまにか10年・20年選手の製品がレギュラー陣となっていますが、まだまだ余裕で使い込んでいきますよ!

以前も書きましたが、現在、フランクリン・プランナーへの回帰
(=現在ほぼ日手帳でやっているToDo関連もシステム手帳へ復活)
へ、じんわりと未練があります。
この本を読むことでまたグラグラ。あああーどうしよう。


★システム手帳に関連する代表的な過去記事はこちらです。

ワニ柄のバインダーにしてみました。
 ↑ 本誌掲載のフランクリン・プランナー製バインダーです。バイブルリフィルも管理できる大型リングなので重宝してます。

赤革のシステム手帳を買いました。
 ↑ 本誌掲載のファイロファックス製バインダーです。
  ひび割れを自力で解決した結果、手放せない薄型ジャストサイズモデルとなりました。
  平らに開くから、という理由もあり。

A5のシステムバインダーを使い始めました。
 ↑ A5でジャストリフィルサイズ、かつ水平開きの素晴らしさを知ったダヴィンチのバインダー。
  比較的安価でしたが、これ以外のものに替える気がまだおきません。
  後半でおすすめしている6穴パンチは一台でミニ6・バイブル・A5に対応する優れものなのです。
  ただし、頑丈だけに相当重量があるんです。
  今、同様の複数サイズリフィル対応で買うなら○カール事務器 6穴パンチ リフィルメーカー GP-6が良さそう。

システム手帳に戻りました。(フランクリン・プランナー)
 ↑ これがおそらく最初に購入した革バインダー。ノックスブレインの旧マークの刻印付きでバッファロー革です。
  フランクリンの幅広リフィルも入り、精度の高いクラウゼ製リングなので使い勝手も問題なく。
  2007年記事上で「15年は経っている」と記述しているとおり、最長寿ながらいまだ現役です。

こちらはシステム手帳関係ないですが、過去に掲載頂きました。
「趣味の文具箱 16」を読みました。(旅文具話を書きました)

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上記で長くなりましたが、関連として6月分の絵日記も大急ぎでまとめておきます!

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絵日記用として重宝しているプラチナのカーボンインク、Bindexの週間リフィルにはEFでも少々裏抜け気味となるので、無地のLIFE製リフィルを使ってみた月です。
この紙は厚みがしっかりある分、裏抜けにも強い!
クリームのノーブルリフィルも良いけれど、白色のホワイトヴィンテージ紙も良いなあ。

と、彷徨ったけれど、結局「さいしょから区切り線と日にちが印刷してある」便利さに負けて、今の絵日記はBindexに戻りました...
好きなんですよ、『週間ダイアリー12』のデザイン。
スケジュール用には使いこなせなかったこれを「何とか長期使用したい」という理由もあって絵日記始めたようなものですから!
なんでもまずは道具ありき、の癖がここにも。

当記事を含めた、今までの絵日記まとめは下記リンクからどうぞ。
Instagramでも公開中です。

手帖絵日記 バックナンバー(2015年4月分〜)

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