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2016.09.25
コードバン革のシステム手帳バインダーを購入しました。
10年ほど前に購入してお気に入りだったファイロファックスの薄型バインダー、ここのところシステム手帳愛用度が再燃すればするほど「崩壊」が進んできていまして...
まあもともと下記のような事件が早々にあり、これを"一生モノ"とするのは難しいのかなという感じではありました。
●過去記事:革のひび割れを発見して動揺のこまごま。
現在は、内面のリングの当たる箇所に穴があきはじめ、二つ折りになっているペンループの革の角からぽろぽろと粉状の染料らしきものがこぼれ落ちてきています。
(真新しいリフィルの上に時々点々と赤い染みがつくので気がついた...)
でもリングは相変わらずパシっと小気味よく留まってくれるし、デザインもサイズ感も理想的。
なんとか、さまざまな形での延命策を考えているところです。
というわけで、先月の終わりに新入りを購入しました。
ずっと憧れていたブレイリオのコードバンです。
薄型2代目として、長年働いてもらうに相応しいかと!
(これなら、表面がひび割れたり色付きの粉がこぼれたりしないと思う。)
コンパクトな10mmリングのバイブルサイズで、革色はチョコ。
伊東屋の公式オンラインショップにて購入しました。
ブレイリオのコードバン製バインダーが品薄傾向であることは把握していたので、入荷お知らせメールを設定して数日待った次第です。
私が買った直後にこの10mmリング版は販売ページ自体が消えてしまいました。
もしかして店内最後の在庫だったのかなあ。
また復活する可能性はゼロではない気もします。
コードバンのベルト無しデザインは15mmリング版でも存在しており、茶革+オレンジ糸や黒革+ワイン色糸などお洒落な配色もあるのです。
こちらとかなり迷いましたが、ファイロファックス(スリムバインダー)の後継と考えて選ぶならば10mmのほうが正解と判断しました。
ブレイリオの公式サイトでは下記で紹介されているものです。
○Brelio ブレイリオコードバン バイブルサイズ システム手帳 6穴10mm 0518
リング径は今まで使用のファイロファックスのスリムサイズより僅かに(1-2ミリ位?)小型、とてもコンパクトに感じました。
クラウゼ製の小さなリングがポクッと小気味よく開く音も可愛らしいですよ。
これくらいの標高なら
「リングが手が引っかかって邪魔!」
というシステム手帳が敬遠される理由ナンバーワンの現象も、最低限に避けられるのが魅力。
調べたところ10ミリサイズは、上質紙タイプのリフィルで60枚前後までの収容能力があるとのこと。
(といっても、メーカーにより紙の厚みはだいぶ違うので参考程度で。)
ブレイリオのコードバンは、2007年に文庫本カバーで購入していまして、その後は書籍だけでなくほぼ日手帳やA6サイズノートetc.休むヒマ無く使い続けています。
●過去記事:コードバン革の文庫カバーを買いました。
手入れもサボり気味であるにもかからず、全然くたびれない頑丈さと、更に色が深まった感のある見た目の美しさが驚異的。
それがわかっていたからこそ、この革で選ぶならまたブレイリオだなという気持ちでいました。
染め方や革の品質に特徴があるのだろうと思えるのは、表面にほんの少しだけフンワリと柔らかな感触がある(新品時も10年ものも同じく、このフンワリがある!)のが好きなんです。
ふわふわと意味もなく撫でたくなる感じ!
持ちあげたときに、手のひらに当たる革の背の滑らかさが何とも言えず心地よいです。
内張に使われている明るい色の革はバッファローカーフとのことなので、手持ちの20年以上経たノックスブレイン製バインダーと同種と考えると...
表面は丈夫だけど、とてもしなやかヤンワリになってくる=コードバンの厚みや頑丈さを補って「バインダーの動きをよくする働き」が想像できます。
実際、開封後の使用が1ヶ月経つわけですが、その当時
「ああやっぱりコードバンは開きが堅いな〜、馴染むのは何年後かしら」
という感想もあったにも関わらず。
現在、完全水平とは言えなくとも、必要にして充分な角度まで柔らかく開くようになってきていて感心しています。
下に書いたように、表側が濃い色なのでその明暗コントラストは華やかで気に入ってます。
しかしまあ、使っているうちに経年でインクの染みなどがこちら側で目につきそうなのは覚悟でいきますか。
革色は、糸色・コバまで同じくかなり濃いめのダークな焦げ茶です。
以前他社でオーダーした革カバーと較べると、同じチョコの名が付いていても全く違う大人向けの味がしそうです...
●過去記事:ノーブルノート用にB6革カバーを注文しました。
バインダーの巾自体がバイブルサイズにほぼピッタリで、まさに「余りのないシンプルさ」が心地よいです。
横にタブがついたリフィルなどははみ出すことを覚悟しないといけませんね。
右端にペンループがついていますが、小ぶりなので、クリップ掛け程度の使い方が正しそうです。
そしてこのように本体がジャストリフィルなので、ペンを付けるときは外側にだいぶ折らないとリフィルの束に当たってしまいそう。
そんなわけで今のところ、使いもせずに、リフィルの下に来るよう折り畳んだままにしてあります。
どうしてもペンを差して使いたければ、あえて「はみ出し」を楽しめるよう、リフィル型デザインのペンホルダーを買ったほうが良いのかも....
本体以外には何も付属品がありませんでしたので、リフィルの束の外側に綴じる「リフター」を別に購入しました。
こういうのを最初と終わりにつけておくとリフィルがスムーズにリング内を移動してくれるのでめくりやすいんですよ。
バインダーの扉に対してのリフィル防汚の役割もあります。
これはノックスブレインのものです。
2枚セットで、革を模したようなシボっぽい光沢が各片面に入っており、すべすべしています。
赤色の鮮やかさが、本体のぱっと見がビジネスっぽい真面目な雰囲気を和らげてくれて。
隙間からちょこっと見えたときなども赤が効いていてとても気に入りました。
今のところは、このバインダーを「○○用」とキッチリ決め込むことなく、当面重点的に使うリフィルをまとめて綴じて机上常駐の存在にしています。
日付スタンプを押してデイリー使いにしているメモリフィルや、描きかけの絵日記用リフィル等々をとりあえず入れて楽しく運用中です。
●過去記事:シャイニーの回転日付印を使いはじめました。
今使っているほぼ日WEEKSが終わる年末には、17'年分の週間スケジュールリフィルも直近数ヶ月分くらいを加えようか、など。
綴じきれないくらい厚くなってきたら、他のバインダーに古い分から移そうかな等々、ゆるい計画を立てています。
このフリーダムな感じも、綴じ手帳に無い良さですね。
というわけで、長年の憧れが手元に来て嬉しいです。
これまでのバインダーと同じく、10年や20年を共に過ごして有意義に活用していこうと思っています。
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ブレイリオのシステム手帳についてリンク集
○ブレイリオ Brelio 世界最高の皮革のひとつCORDOVAN 厳選された最上質の原皮のみを使用したブレイリオのコードバンは確かな使い心地をお約束します。←メーカー公式サイトです。
○伊東屋オンラインストア:ブレイリオ革製品←こちらで購入しました。革色はページ内で更に選択できます。(本日現在10mmリング版は取扱無しです。)
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○【バイブル】リフター(2枚)レッド色
→10/6までノックスブレインの公式オンラインショップでは全品送料無料です。
クリーム色に改良されたばかりのリフィルや、上記リフターのようなアクセサリ類のご購入にもお勧めな期間と言えます。
本文中にて思案のリフィル型ペンホルダーもここで見つけたのです。
(さて、何色の革にしよう!!)
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2016.09.20
能率手帳ゴールド、10年目が届きました。
というわけで、2017年でいよいよ10冊目の使用となります。
今年も、売り出し初日にサクッと注文してしまいました。
いつもと違うのは、表紙へ名入れを頼んでみたこと。
公式通販ではこれまで、カチッとした明朝体しか字体が用意されていなかったので名入れはスルーしていたのですが。
なんと今回は、可愛い感じの筆記台風書体が2種類増えた上に、字色も6色とカラフルに!
(その他、色無しの素押しもあります)
○2017ゴールドネーム入れについて | JMAM eショップ手帳の店
さんざん考えましたが
(赤やピンクの文字にしてみようかと悩んだのですが、まあ大人として無難に...)
金文字で「カーシブ」書体を選択。
すみっこがクルっと跳ねて丸まっているフォントなので、華やかな印象ですね。
とても気に入りました。
一度、2010年にも伊東屋で購入時に名入れをお願いしたことがあるのですが、その時は裏表紙だったんです。
場所が場所だけに、自分でも「あれ?名入れしたんだっけ」と半年後くらいにふと思ったりして、あまりその有り難みというか存在感もなく...一年終わってしまった感じでした。
どうせならこのように表紙ぐらいのほうがいいのかもしれません。
10年目の記念という意味もあって入れてみたので、ほどほどに意識しつつ1年使ってみたいと思います!
開封新品時に特有の、ぴかぴかと光る革の上にうっすら漂う赤み(名付けて、焼き海苔光...)と、顔が写るほどに輝く金の小口塗りにまた出会うことが出来ました。
17'年の革も、今使っているものが届いたときの光沢や触感が似ているような気がします。
店頭でじっくり選ぶというのも有りかもしれませんが、他人任せにしてやってきた革の微妙な個体差をおみくじ的に楽しむのも良し、です。
通勤仕事ではないので、持ち運びでくたびれるということもそれほどないと思うのですが、いま現在の16'年版はほどほどにフカフカと貫禄が出てきています。
旅券関連などの各種備忘録を記入して外国にも連れて行った、肌身離さずの相棒としての愛着も着々。
春頃、まだ乾ききってない修正液の溜まりに、表紙を下にして落とすという身も凍るアクシデントがありまして。
必死に頑張りましたが、いまだにうっすら白い汚れが取れないのも、今年の特徴みたいなものとして楽しんでます...
○同じ手帳を同じ方法で長く使い続けるということ | みんなの手帳部 | 日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)
使い方はここのところ何年もずっと固定です。
週間のToDoや目標をまとめている手帳
(上記記事ではバーチカルの「Noltyベルノ」でしたが、現在は ほぼ日WEEKS。来年はシステム手帳になりそうかなぁ)
とは役割を変えているので、うまく使い分け出来ていますよ。
外であらためて手帳を書くということは滅多にしない私ですが、持ち歩く時はいつもこれ1冊です。
たとえば今の時期ですと、「店内で手帳を物色」という用事において役立つよう、右側メモ欄は検討したいバインダーやらリフィルやらの仕様がギッシリ書かれている状態。
よく使うボールペンの芯ー軸互換表などもうしろのメモ欄に一覧化してあります....
↑これ店頭で活用出来て便利なので、切り取って来年の手帳内へそのまま貼り付けてしまう予定。
後ろのポケット、これもいつもの年に共通してる派手具合ですが。
もちろん来年も同じ感じにやってみる予定です。
(この連休で伊東屋に行ったので、きらきらした小さなステッカーもいくつか仕入れてきました!)
外からの見た目が地味渋の大人系ですから、内側のこれくらい良いですよね...
左側のポケットは、グラシン紙とマスキングテープで自作増設しました。
情報カードを入れている右ポケット側の、ベルト状になっているところに模様を描いてみたのはごく最近です。
新製品のボールペンを使ってみました。
○ゲルインキボールペン ジュース アップ | ゲルインキボールペン | 製品情報 | PILOT
これは上記の「ジュースアップ」のなかでメタリックシリーズという色味のものです。
その中の白インクを買ってみたのですが、0.4の極細ペン先の割にとても優秀で、こういう黒い地にもちゃんとクッキリ描ける顔料ゲルインキなのです。
イラストの塗りの中にハイライトを入れるときなどにも役立つ予感がします。
(他の色も買ってみたので、あらためて別記事に感想を書けたらと思います。)
そんなわけで、正直言って10年なんてあっという間でした。
この能率手帳だけはずっと使い続けていますが、値段がちょっとづつ上がってきていること以外は(←まあ仕方ないと思いつつ)不満は無いし、これからも変わることなく売り出されていくであろうという安心感は絶大です。
これからも、淡々と継続して自分(我が家)の歴史を綴り、生活の役に立てたいと思っています。
手元の引き出しには直近3年程度を置き、
(主に家事方面で「前年や前々年の同時期に何をやっていたか」を確認するため、わりとよく見直していますよ。)
残りは別の場所に保管していますが、年に1度はこうしてずらっと並べては「視界が黒い...」と面白がるのも恒例になってきました。
「一生取っておく」と決めているのは唯一これだけなので。
他の手帳を選ぶときは、どんどん迷ったり試したりを楽しんでいるんですよ。
これ、手帳好きとしての良いバランスになっていると思います。
SNSなどで皆さんの愛用風景を見せて頂いていると、私などあまりにも普通すぎる使い方です。
日々の罫線を用語集のように構成して専門分野の備忘録にしたり、書籍の抜き書きを並べたり、日記として両面をぎっしりと文字やイラストで埋めていたり。
なるほど!と気付かされることが多々あります。
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○能率 NOLTY 手帳 2017 ウィークリー 能率手帳ゴールド 黒 3121 ←Amazonではこちらです。
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先日、上記リンクにもある「みんなの手帳部」に掲載の記念品(?)として、立派なカードを頂きました。
●過去記事:「みんなの手帳部」に載りました。(感想と裏話のこまごま。)
オマケとして頂いた「ダブルポッチングノート」なる新製品がなかなか使いやすそうです。
きめこまかく工夫が凝らされた仕様は下記のとおりですが、とにかくぺったりと水平に開くことにびっくりです。
80枚綴じの割にはスッキリと薄めで軽いのは、さすが手帳を作っている会社のノート!という気がします。
どんなことに活用しようかなあ。
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●能率手帳ゴールド関連の過去記事●
・2016年・能率手帳ゴールド、9年目が届きました。
・2015年・能率手帳ゴールド、8年目が届きました。
・2014年・能率手帳ゴールド、来年で7冊目です。
・2013年・「一番欲しい手帳を早々に購入」という対策が効きますように。
・2012年・能率手帳ゴールド、6冊目を買いました。
・2011年・能率手帳ゴールド、5冊目を買いました。
・2010年・能率手帳ゴールド、4冊目を買いました。
・2009年・能率手帳ゴールド、3冊目になりました。
・2008年・はじまりは、能率手帳ゴールド。
・2007年・手帳買い、とりあえず終了(と誓う)。
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2016.09.16
シャイニーの回転日付印を使いはじめました。
スタンプ部のゴムベルトを手で回して日付を作り、(インクパッドは内蔵されているので)そのままポコッと押し下げるだけで印字出来ます。
私が今回購入したものは、2016年から2027年までの年号が入ったベルトがついているので、最大12年は使用可能。
私が同様のスタンプを前回に購入したのは、2005年でした。
開封後にベルトをぐるっと回してみて、押せる年号が2005〜2016であるのを確認し
「2016年なんてずいぶん先のことだな!」と思ったのは覚えています。
実はあっという間なんだよーボヤボヤすんなよーと当時の自分に言ってあげたい...
あらためて取り出してみたその古いスタンプは、しばらく使ってなかったのでインクパッドは乾ききってるし、ベルトの隙間に謎の紙屑のようなものが挟まっていて機能せず。
残念ながら廃棄となりました。
新しいシャイニーのスタンプ、黒い本体両脇の赤いボタンが格好良いな..と思ったのがこれを選んだ決め手です。
○シャイニー スタンプ ミニデイトプリンタ 5号×4連 S-300UK←Amazon
このスタンプは、日/月(3文字)/年という順序で日付が出来上がるので、日本式の 年/月/日 とは違うため使い勝手に戸惑うかもしれません。
しかしここは慣れましょう...なんとなくお洒落だし...
インクパッドは、本体の中にカチっとはめ込みます。
セット方法など、少々コツが要ります。
少なくともAmazonで買ったこれは、写真付きの詳細な日本語取説がついていました。
(ものすごく小さな字で印刷されています。ルーペでじっくり解読した大人眼球なのがつらかったけれど。)
使い方にもよりますが、インクは比較的長期間で維持可能だった気がします。
しかし12年は無理なので、いつかのインク補充時のために日本語説明書の保管をおすすめします。
交換用インクパッドもAmazonで手に入ります。
赤や青インクも有り。
上記Amazon内のページで価格が安かったほうの「5号」だと数字はとても小さく、行の高さは4mmぐらいしかありません。
紙面で主張しすぎない、可愛い文字サイズです。
とはいえインクは濃く黒々と押せて、視認性は非常に良いため不満無し。
このシャイニーの他に、コロップのものが値段も仕組みも似たような感じです。
(コロップのは、年/月/日 順の数字印で、私の古いスタンプはこちらでした。)
1000円未満の安価なものではありますが、上に書いたとおり12年分の年号が内蔵されているわけで、開始年があまり古い製品だと"損"な感じはありますよね。
在庫によってはある程度の割り切りは必要かと思いますが、通販サイトで買われる場合その件確認されることをおすすめします。
さて、こういう日付スタンプをその日の書き込み冒頭に押すことで、時系列のログノート:日記ノートっぽいもの:が手軽に作れます。
・ほぼ日手帳のような、1日あたりの面積がきっちり決められているようなものよりも、自分に適したペースで書いていきたい。
(数ページ書く日もあれば1行しか書くことがない日、完全にサボる日も混在するので、既製品のスケジュール帳は向いてないと考える人に。)
・お気に入りのノートがあるのでそれを日々常用の「手帳」としたい
などの用途に重宝しますよ。
情報カードやフセンに押して活用するのも便利だと思います。
私は現在、バイブルサイズのリフィル(無地や方眼などの、いわゆるスケジュール用ではないもの)に日付スタンプを押して、ほぼ日手帳的な「1日1ページ」がシステム手帳でも出来るか を実験しているところです。
さまざまな紙や罫線のリフィルを1冊のバインダーの中で好きに変えて楽しめるのが、飽きっぽい私には今のところ非常にお気に入りな点なのです。
久々にシステム手帳への興味も手伝って、既に1ヶ月くらい続いています。
昔の買い置きの各種リフィルが消化出来るのも有り難いし、1年分の日付が入ったセットを買うよりは遙かに安価に済むので、この方法が定着すれば良いなと考えているところです。
こういうスタンプは、ゴム印を動かして気軽に「未来日付のページ」も作れるのも結構便利だなあと思ってます。
予定だけでなく、(今日の進行次第で)明日以降のToDoを思いついたりもすることも多くて。
前日のうちに将来日付のページに書きたくなることも多いのです。
いやーもう、今まで通り「日付なんてササッと自分で書けば良いじゃないの」という話もあります。
しかし!
ベルトを回して設定し、書き始めにポンと押すことで、目にも手にも気合いが入ることとなり。
1日の区切り線的な役割を担ってもらっている小さな文具ですから、わりと重要です。←力説
これから2027年まで、淡々と有意義に使っていけますように。
●関連過去記事:「ページナンバースタンプ」が届きました。
このページナンバースタンプに付属していた補充インクを、シャイニーのほうのインクパッド部にポタポタ落とせば大丈夫なのでは?と目論んでいるのですがどうでしょう...
仕組みは似たようなものだし、黒インクだし...さてどうかなあ。何年か後に(忘れてなければ)試してみます。
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2016.09.12
手帳絵日記7-8月編 (+ノーブルリフィルも使ってみました)
9月に入り、来年の手帳がお店にどんどん並び出しましたね。
今の時期から悩んでどうするというのだ...?というシーズンではありますが、「来年の手帳を検討し、買う」というのも、重要かつ愉しいイベントになってるんだなー
という盛り上がりぶりが既に始まっています。
(その方面が好きな方々の世界で。)
さて、私はどうしよう!
ひとさまの「来年は○○をこう使いたい」お話を聞く度にハッとして、自分の中の方針が簡単に二転三転する現象に呆れかえっているところです。
というわけで今後の買い物記事をご期待下さい...
今回は、7〜8月分の絵日記をまとめようと思います。
7月末の米国旅でも、なんとか1週分、黒線描きまでは終えて帰ってきました。
でもやっぱり日々疲れてしまい、空き時間に文具に向かう頻度はその程度が限界。
画材をひと揃い持ち込んで美しい旅ノートを現地でさらっと作れる人に憧れます...。
当記事を含めた、今までの絵日記まとめは下記リンクからどうぞ。
Instagramでも(あちらでは、だいたい毎週)公開中です。
●手帖絵日記 バックナンバー(2015年4月分〜)
これに使用している用紙のほとんどは、Bindexのリフィルを使用しています。
見開き2週間(メモ欄を入れて8分割)レイアウトで、このタイプの週間スケジュールをシステム手帳でお探しの方には是非ともおすすめしたい!
クリーム紙にフォントの雰囲気も上品なので、ほんのりと海外ブランドのお洒落な手帳っぽさもあり、Bindexならではの滑らかな書きやすさも魅力なのです。
私自身は、スケジュールは"週間レフト式派"であるにも関わらず、なんとなく見た目が素敵(使いみちは後から考えよう)という理由から毎年のようにこちらにも手が伸びてしまう。
この絵日記自体も「なんとか考えた使いみち」のひとつ。
2017年版から、今までと型番が変わるようです。
○能率 バインデックス 手帳 リフィル 2017 ウィークリー メモタイプ 022
このリフィルは定番品として近々購入するつもりです。
しかし前回の日記まとめに書いたとおり、マーカーの塗りに滲まず重宝しているプラチナのカーボンブラックインクには裏抜けの症状が出ます。
(他の染料インクはほとんど大丈夫。このカーボンブラックがちょっと特殊なのです。)
プラチナのUEFで文字を書く程度なら、裏側の使用もたいして気にならない「ポチポチ抜け」程度なのですが、パイロットのエラボー(SEF使用)のインクフローですと、左写真のようになり...これはちょっとなぁということに。
そこで使ってみたのが、ライフのライティングペーパーを使用した「ノーブルリフィル(無地)」。
罫線も日付も(Bindexのレイアウトを参考に)自分で書き入れた上での使用になりますが、この紙は今のところ最強です。
ノーブルノートで既に体験済みですが、紙自体に厚みがあるのでこういうインクでも裏抜けも無く、塗りつぶしてもボワッと波打たないし、もちろん書き心地も良い。
ノーブルシリーズのクリーム色紙だけでなく、白色版のライティングペーパーもリフィル製品になっていて、こちらは「ホワイトヴィンテージ」という製品名。
事務用にも使いやすそうなので買い足していくつもりです。
最強判断とは言え、その紙の仕様ゆえに「同じ枚数でも(他社から出ているリフィル紙に較べると)厚く重くなる」ことが、場合によっては欠点かもしれません。
限られたリング直径内に、出来るだけ多くの枚数でリフィルを綴じ込みたい というニーズのほうがきっと多いはず。
このあたりは、手帳専門の会社は需要に合った上手いバランスでリフィルを作っているのですよね。
ユーザー側の方で、書く道具や用途を考えながら紙をこまかく使い分けていくのがベストだなあという感じです。
最初から日付や区切り線が入っているBindexのスケジュールリフィルを使ったほうがラクだ...しかしカーボン黒インクにライフの紙質は有り難い!という葛藤は毎週ちょっとある。
というような、創意工夫が1冊の中で出来るところがシステム手帳の良いところですけれどね!
●過去記事:「システム手帳STYLE」を読みました(絵日記が掲載されました)+ 手帳絵日記6月編
●ライフのノート関連過去記事:
・ノーブルノート(B6)を使い始めました。
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○Amazon
・ライフ ノーブル リフィル 無地 バイブルサイズ ←ノーブルノートと同様に、各サイズ/罫線種類(横罫・方眼・無地)選べます
・ライフ ホワイトヴィンテージ リフィル
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2016.09.03
最近の映画鑑賞3本分まとめ(グランド・イリュージョン続編+ミュータント・ニンジャ・タートルズ続編+ペット)
夏休みシーズンなりにハイペースで鑑賞していたせいか、また3本セットでの記録になってしまいました。
○映画『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』オフィシャルサイト
前作「グランド・イリュージョン」は、ストーリーも音楽も気に入っていて何度も観る映画のひとつ。(Netflixで配信してるのが嬉しい!)
続編はずっと楽しみにしていました。
なんで原題と同じパターンで「グランド・イリュージョン2」って付けずに、説明っぽい言葉を足した邦題にしちゃったのかなーとは思うんですが...
とはいえ、期待通り面白かったです。
話の進行スピード+意外展開のリズム感が前作とちょっと違うなあという気がした
(今回は、中盤ちょっとこちらの集中力が下がりかけたけど最後に近づくにつれて巻き返した)ので
この差は何だろうと思ったのですが、監督さんが違うんですね。
マジシャン4人組のなかの女の子が別な俳優に変わったのは少し残念だったのですが、何か揉めた上での降板ではなく(実生活での)産休だそう。
今回の新しい人も可愛くて良かった...。
偶然ながらわりと最近、「クローバーフィールド」の1作目を見ていたので見覚え有りの方でした。
謎生物に噛まれて悲惨な最期を遂げる女の子の役...
冒頭で、前作で何があって誰が出たのかは非常にサラッと説明されるのですけれど。
正直言って、1を見て人間関係や彼らに起きたことを把握してないと、今作の意外な人間関係の驚きやオチの面白さがあまり分からないと思うのです。
話自体はそれほど直接的に「続き」ではないのですが、登場する人々は1-2で大きく輪のようにつながっていることがわかって、ホホウという感心と共に終わる作品なのですよ。
もともとの下地を知っておくためにも前作「グランド・イリュージョン」は鑑賞必須と言えます。
ダニエル・ラドクリフは悪役側でしたけれど、(ハリー・ポッターのイメージを抜いてもやっぱり童顔なので)髭が似合わないなあ...
昨今のアメリカ映画のお約束として必ず絡んでくる中国のロケ設定ですが、今回もまあ結構な割合でそういうことになってました。
でもそんなに無理矢理感がない雰囲気だったのは、「古くからの手品道具を扱う店」という場所の異世界っぽさが西洋よりハマってたのかも!
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先月の27日に行ってきました。
夫がアニメ映画を観るというので、ついて行ってたまたまほぼ同じ時間帯だったのがこれだったのです...
○映画『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』公式サイト
ちょうど、契約しているスターチャンネルで2014年の「ミュータント・タートルズ」を何度も放映していた時で。
まあチラチラ程度で横目で眺めているうちに「けっこう面白い...のかも」という気がしてきたという、見事な宣伝効果(?)も効いたようです。
そんな程度の心準備しかなく期待せずに観たのですけれど、これがなかなか見ごたえ有りで。
前作より楽しめたという点でかなり満足。
自分達の存在をひた隠しにしつつ街を守っていたはずのカメ4兄弟が、今度はとうとう周囲の人間達をも巻き込み活躍します。
異次元からポータルを開いて仕掛けてくる強敵を打ち破る...
という、絵的にも迫力満点な場面が続いて実に楽しくて飽きませんでした。
カメ達の見た感じは全然可愛くなくて、半分ヒトっぽいだけに微妙に怖いんですけれど。
正義の味方という善人(亀)設定なので、だんだん応援したくなってくるのです。
あと、ミーガン・フォックスが「トランスフォーマー」や「ジェニファーズ・ボディ」の時に較べて全然年を取ってない見た目(安定の美人)であるところが個人的に大注目でした。
"ヒーローもの"が豪華実写化したようなストーリーなのでお子様にも問題なく楽しめる内容ですが、話が微妙に前作とつながっているので(説明描写はありますが)予習鑑賞はなるべくおすすめな感じです。
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先月の19日に行ってきました。
(それしかなかったので吹き替え版で鑑賞)
○映画『ペット』大ヒット上映中!!←公式サイト
それまでの映画中、何度か予告でみているうちにミニオンズのシリーズと同じ制作陣である件も知り、「これは行かねば」と楽しみにしていたのです。
動物たちは、体の大きさの割に手足がシュッと細く短かったりで比較的デフォルメされて描かれているのですが、都市や公園の森などの景観がとにかく緻密かつ明るい綺麗な色づかいで。
「このままずーっと見ていたい」と思える美しい場面がたくさんありました...
飼い主が仕事に出掛けた後の、家で留守番しているペット達がのびのびと(時にはペット仲間たちと誘い合ってパーティ開いたりして)楽しい時間を過ごしている描写が面白いんですよ。
昔の飼い主に会いに出掛けたり、下水道に暮らす自称野生の軍団と対決したりの、たった一日の出来事なのですが。
こちらもハラハラと飼い主気分になりつつ見守ったりして...。
小さいもの達の集団が時には規則正しく盆踊り状態に群れる状態が唐突に(長めかつ豪華に)差し込まれて、おおこれは確かにミニオンズのようなものを作った経験があるからこそ得意なのだろう!という妙な実感が。
ここで踊っていたのは黄色い生物ではなくて、ソーセージ工場で生産されたウィンナー達というシュールさなんですが、見どころの1つと言えます。
これもまた、全年齢が楽しめる「途中ハラハラしつつもイイ話(絵もとても良い!)」の優良アニメーション映画です。
犬猫だけでなく、ウサギやハムスターetc.も大活躍するのですよ。
私はインコのスイートピーが好き...
おうちにペットがいる方々には更に楽しめるかもしれないです。
この作品は、ご家族で是非。