最近の映画鑑賞3本分まとめ(スター・トレック BEYOND+インフェルノ+ジャック・リーチャー NEVER GO BACK)
各作品の予告篇をみるたびに「行かなくちゃ」と焦る大作揃いの年末です。
ここでの記録はいつものようにまとめて3本になっちゃいました。
あと1本(ファンタスティック・ビースト)今月内に行けたらいいな〜
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前作「イントゥ・ダークネス」がとても面白かったので、今作も楽しみに行ってきました。
今回は、監督がJ・J・エイブラムスではないのですね。
とはいえ、だから駄目だったいうほどではなく、話の展開の感じが前とちょっと違うな
(というかJJ監督っぽい、ふざけた感じの場面をちょいちょい挟んでくるあのパターンが無いな...)
と思って帰宅後に調べたらやはり違う人で、JJさんはスター・ウォーズに忙しかったようです。
しかしその分、わりと昔にドラマなどで見てきたスタートレックの雰囲気が出てる気がして懐かしい感じも。
それはおそらく、今作は主要メンバーが比較的平等な配分で活躍するので、チームワークで頑張ってる描き方になっているからなのかも。
前作はどうしても、ベネディクト・カンバーバッチ演じるカーンの存在感が大きすぎるからなあ。
ヨークタウン(というスペースコロニーのような居住星)のCGがとても美しくて好きです。
大画面でじっくり、全域の映像を眺めてみたい。
あれを爆破するような話じゃなくて良かった....
Sabotageの曲が効果的に使われていて、それも以前からのシリーズを鑑賞しているファンには嬉しいところ。
それにしても、スタートレックの映画を観る度に毎回思うことがあります。
メインの巨大宇宙船は、敵からいつも壊滅的な攻撃を受けて、今回も酷いやられっぷりなんですよ。
で、すごい数の乗組員が宇宙空間に放り出されたりして犠牲になるわけです。
そのへんがけっこうサラッと描かれるのが毎度気になってます。
(前作はワープ中に船体が壊れたので、吸い出された人々はいったいどうなっちゃったんだろう...)
いちいち弔ってると映画の尺が持たないことはわかっているのですが、いなくなる人が多すぎる映画だよなあといつも思って寂しくなるのでした。
脇役中の脇役ですが、スコッティの助手の小柄な宇宙人(ピグモン似)が好きです。
お名前はなんでしたっけ?
今回、ささやかながら皆の役に立っていたのが微笑ましかったです。
チェコフ役のアントン・イェルチンさんが、今作を最後に亡くなった事故はいまだに衝撃的です。
第一報に近いニュースをたまたまネット上でリアルタイムに読んだので、その時は信じられず。
まだまだ活躍が期待される俳優さんだったのでとても悲しいです。
エンドロールでのメッセージもしんみりと眺めて帰りました。
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○映画『インフェルノ』 | オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ
「ダヴィンチ・コード」「天使と悪魔」に続くシリーズ3作目です。
"観光名所を美麗な映像+豆知識ネタで紹介"っぽい要素も毎回入るのがけっこう好きです。
ダヴィンチ・コードのあとに実際にルーブル美術館へ行く機会があり、あの「ガラス天井のとんがってるところ」周辺が訪問者に大人気だったのも良い思い出です。
場面今作ではフィレンツェやヴェネチアの中を主人公達が駆け回ります。
ラングドン教授が、大昔に忘れさられた秘密の地下道を抜けたり、ヴェッキオ宮殿の天井裏を移動したりするのがなかなか面白い。
(すぐ影響されて「行ってみたいな」などと思ってしまう...)
ただちょっと今回は前2作に較べるとパワー落ちるかなあという感じです。
悪役がそんなに悪く見えない(見た目そのものも、筋書きの上でも)ので、印象が弱い割にはすごいことやっちゃってるアンバランスな展開に慣れませんでした。
あと、悪夢の再現ということでこの作品にしては無駄にCGシーンを使いすぎな感もあるし、怪我した人を更に引きずり回すなど"痛い"展開が多めで(涙)目をそらしちゃったところもいくつか...
と、若干辛口になりますが、鑑賞まで我慢していた原作本は早速読もうと思っています。
文庫本だと3冊に分かれているんですが、Kindle版なら1冊にまとめた版も発売されてるんです!
というか電子書籍なら基本そうあるべきなんですが...まだ日本語書籍では珍しいんですよね、こういう仕様。
ヒロインのフェリシティ・ジョーンズは「博士と彼女のセオリー」をみて素敵な女優さんだなと思っていたのですが、こちらではガラリと違うキャラクターになっていて興味深く見守ってしまいました。
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○ジャック・リーチャー NEVER GO BACK 公式サイト
面白かった!
「アウトロー」も直前にじっくり視聴して備えていましたが、その心配はほぼ要らず、完全に一話完結ですね。
作品自体が安定して面白いのはやはりトム・クルーズの力だなあと。
相棒として彼を支えるコビー・スマルダーズ演じるターナー少佐も魅力的です。
アベンジャーズシリーズでもこんな感じに「仕事が完璧にデキる女性」としてキビキビ働いていました。
これからも注目していきたい正統派美人女優さんです。
トム氏もそれなりの年齢になってきて、ティーンエイジャーの娘:なのかもしれない存在。顔立ちが素朴な感じで可愛い...:に振り回されて苦労したり なんていうストーリーの状況も似合ってきて。
そろそろ、若者をバンバン殴り倒す、孤高で無敵な役も厳しくなってくのかもしれない...
という不安もふと浮かんだりしたのは確かです。
(これまだ読んだことは無いんですが、原作ではもうちょっと若い人が主人公なのでは?)
しかし今作のように心身強い相棒役とともに、今後も続くであろうジャック・リーチャーシリーズも更にパワーアップして頂きたいと期待しています。
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