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2016.11.27

来年は「懐中日記」を使ってみようと思います。

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昨年から「書きやすくて良いですよ」「オススメです」との声が多くて気になっていたのが、この小さな日記帳。

博文館新社|懐中日記←発売元のページ

今年から使ってみたかったのですけれど、年末年始の買い時を逃してしまいました。
2017年版は秋のうちに確保しましたよ。

上記サイトにて日記帳の老舗である博文館が「原点」と述べる通り、日本最古の手帳と言えるのがこの懐中日記なのだとか。
明治時代から始まっているそうです。

B7サイズなので、けっこう小型です。
ざっくり感覚で言うと能率手帳またはMoleskineポケットサイズと、巾は同じで高さが1cmほど低いです。
片手でひょいと掴める真四角(に近い)可愛い感じもある。

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紙のカバーを外すと同じ朱色の布貼りの冊子になっていて、年号の金文字がスッキリと美しいです。
最初からこの状態で使ったほうがお洒落かも?と迷います。
(わーどうしようかな!)

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1日あたりの書き込み欄は名刺の4分の3程度のコンパクトさです。
それに加えて、罫線が入っていない無地欄なのでタテヨコどのようにも書き込めるところも気に入りました。

上手な使い方例の画像をネットで見ることが多く、とても参考になっています。
日記として以外にも、書籍の抜き書きや、小さなイラスト集、毎日の献立メモや、アイデア帳として楽しく運用している人も。

紙は薄いので裏から文字が透けることはある(これはほぼ日手帳も同じですね)と思うのですが、万年筆インクの抜けや滲みは無いですよという愛用者の方々からのアドバイスを頂き、安心しました。

月はじめに、季語や月齢、全国の平均的気候数値など、小さなページにぎっしりとまとめた情報欄があるのも「古き良き時代からの日記帖」という雰囲気で、使用に有り難いです。
(もちろん、日々記入欄にも控えめながら必要な数々の情報が、目にうるさくない程度にさらりとレイアウトされています。)

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巻末には、同じような縦レイアウトで「重要記録」「購書目録」「贈答品控」「住所録」等々のクラシックなメモページが少量づつ付いており、これなら何かに使える(or 使いこなせず空白多めでもそんなにストレスにならない)感じがします。


この時期ですと、書店内に特設された手帳(日記帳)コーナーで見つけることが出来るかもしれません。
私も先日初めて実物を店頭で眺めることが出来たので、購入を決意できました。
来年の干支であるトリ親子の表紙絵が可愛いかったのも、背中を押した決め手のひとつ。

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○Amazonではこちらです。994円というお値段なのも良い(うっかり買いやすいの)ですよね。
 博文館 日記 2017 懐中日記 B7 No.050
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博文館の日記帳は、2008年から使いはじめて現在8年目を順調に進行中の10年日記(上写真、懐中日記の下のもの)を持っています。
紙や綴じの高品質さはこちらで早々に実感できているので「やっぱり日記帳ならここのだよなぁ」という安心もあり。

ちなみにこの10年日記は、博文館で発売されているハードカバー版を伊東屋コラボで革装にした「プレミアムレザー」という商品で、来年開始版も発売中です。
8年経過の今も、銀色の三方はピカピカと輝いているし、手に取ったときの革のあたたかみも毎度嬉しいので、これにして良かったなあと。
(たびたび手に取る割には、革傷もほとんど目立たずしっかりと丈夫な仕立てです。)

伊東屋 17 プレミアムレザー 博文館←Amazonではこちら。2017-2028年版。

今回購入の懐中日記、まずは普通に「日記」として使う予定です。

絵日記カテゴリーの当ブログ記事にて何度か書いている件ですが、
無地のライフ社のリフィルへ自分で枠線を引いて作った方がカーボンインクが裏抜けないとわかったので、長らく愛用のBindex(システム手帳リフィル)の見開き1週間を絵日記用途で使わなくなってしまいました。
年末までの残りのページを、どうしようかと思っていたのですが。

せっかくだし再利用してみるか、と、10月終わりぐらいから自分の体調観察中心の記録を簡単につけていたら、良い感じに「寝る前の習慣」となりつつあります。
もう、日によっては書くことが足りないくらいネタがあるんですよね、この歳になると...!
こういう記述を、来年から懐中日記に移行しようかと考えているんです。

10年日記は、家族/イベントや家事の記録(を月末に一気にひと月分書く!)中心なので、内容的には使い分けられそうです。

・・・と今のところは志高く計画しているのですが、どうかな〜。


早々に9月で能率手帳などを揃えてしまう私にとって、「11-12月に買う手帳」というのは、衝動や気の緩み(?)に任せてウッカリ購入というのも少なくない→つまり、年間使用成功率がとても低い。
というのがここ数年の経験で身に染みて判っています。
でも,手に取りつつ来年の計画するだけでも楽しいんですよねぇ。
まだいくつか残る、宙ぶらりんに検討しているあれこれも果たして年内、我慢することが出来るのかなーと不安。

しかしこの場所にこうして書いてしまったからには、うまく使おうと決意しています。
ご愛用の皆様、来年からお揃いでよろしくお願い致します!

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2016.11.16

最近の映画鑑賞3本分まとめ(スター・トレック BEYOND+インフェルノ+ジャック・リーチャー NEVER GO BACK)

各作品の予告篇をみるたびに「行かなくちゃ」と焦る大作揃いの年末です。
ここでの記録はいつものようにまとめて3本になっちゃいました。
あと1本(ファンタスティック・ビースト)今月内に行けたらいいな〜

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B01K24FFI011月3日に行ってきました。

スター・トレック BEYOND | 公式サイト

前作「イントゥ・ダークネス」がとても面白かったので、今作も楽しみに行ってきました。

今回は、監督がJ・J・エイブラムスではないのですね。
とはいえ、だから駄目だったいうほどではなく、話の展開の感じが前とちょっと違うな
(というかJJ監督っぽい、ふざけた感じの場面をちょいちょい挟んでくるあのパターンが無いな...)
と思って帰宅後に調べたらやはり違う人で、JJさんはスター・ウォーズに忙しかったようです。

しかしその分、わりと昔にドラマなどで見てきたスタートレックの雰囲気が出てる気がして懐かしい感じも。
それはおそらく、今作は主要メンバーが比較的平等な配分で活躍するので、チームワークで頑張ってる描き方になっているからなのかも。
前作はどうしても、ベネディクト・カンバーバッチ演じるカーンの存在感が大きすぎるからなあ。

ヨークタウン(というスペースコロニーのような居住星)のCGがとても美しくて好きです。
大画面でじっくり、全域の映像を眺めてみたい。
あれを爆破するような話じゃなくて良かった....

Sabotageの曲が効果的に使われていて、それも以前からのシリーズを鑑賞しているファンには嬉しいところ。

それにしても、スタートレックの映画を観る度に毎回思うことがあります。
メインの巨大宇宙船は、敵からいつも壊滅的な攻撃を受けて、今回も酷いやられっぷりなんですよ。
で、すごい数の乗組員が宇宙空間に放り出されたりして犠牲になるわけです。
そのへんがけっこうサラッと描かれるのが毎度気になってます。
(前作はワープ中に船体が壊れたので、吸い出された人々はいったいどうなっちゃったんだろう...)
いちいち弔ってると映画の尺が持たないことはわかっているのですが、いなくなる人が多すぎる映画だよなあといつも思って寂しくなるのでした。

脇役中の脇役ですが、スコッティの助手の小柄な宇宙人(ピグモン似)が好きです。
お名前はなんでしたっけ?
今回、ささやかながら皆の役に立っていたのが微笑ましかったです。

チェコフ役のアントン・イェルチンさんが、今作を最後に亡くなった事故はいまだに衝撃的です。
第一報に近いニュースをたまたまネット上でリアルタイムに読んだので、その時は信じられず。
まだまだ活躍が期待される俳優さんだったのでとても悲しいです。
エンドロールでのメッセージもしんみりと眺めて帰りました。


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B01J4IT3PG11月5日に行ってきました。

映画『インフェルノ』 | オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ

「ダヴィンチ・コード」「天使と悪魔」に続くシリーズ3作目です。
"観光名所を美麗な映像+豆知識ネタで紹介"っぽい要素も毎回入るのがけっこう好きです。
ダヴィンチ・コードのあとに実際にルーブル美術館へ行く機会があり、あの「ガラス天井のとんがってるところ」周辺が訪問者に大人気だったのも良い思い出です。

場面今作ではフィレンツェやヴェネチアの中を主人公達が駆け回ります。
ラングドン教授が、大昔に忘れさられた秘密の地下道を抜けたり、ヴェッキオ宮殿の天井裏を移動したりするのがなかなか面白い。
(すぐ影響されて「行ってみたいな」などと思ってしまう...)

ただちょっと今回は前2作に較べるとパワー落ちるかなあという感じです。
悪役がそんなに悪く見えない(見た目そのものも、筋書きの上でも)ので、印象が弱い割にはすごいことやっちゃってるアンバランスな展開に慣れませんでした。

あと、悪夢の再現ということでこの作品にしては無駄にCGシーンを使いすぎな感もあるし、怪我した人を更に引きずり回すなど"痛い"展開が多めで(涙)目をそらしちゃったところもいくつか...


と、若干辛口になりますが、鑑賞まで我慢していた原作本は早速読もうと思っています。
文庫本だと3冊に分かれているんですが、Kindle版なら1冊にまとめた版も発売されてるんです!
というか電子書籍なら基本そうあるべきなんですが...まだ日本語書籍では珍しいんですよね、こういう仕様。

インフェルノ(Kindle版 上中下合本版)

ヒロインのフェリシティ・ジョーンズは「博士と彼女のセオリー」をみて素敵な女優さんだなと思っていたのですが、こちらではガラリと違うキャラクターになっていて興味深く見守ってしまいました。

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152470850X11月12日に行ってきました。

ジャック・リーチャー NEVER GO BACK 公式サイト

面白かった!
「アウトロー」も直前にじっくり視聴して備えていましたが、その心配はほぼ要らず、完全に一話完結ですね。
作品自体が安定して面白いのはやはりトム・クルーズの力だなあと。

相棒として彼を支えるコビー・スマルダーズ演じるターナー少佐も魅力的です。
アベンジャーズシリーズでもこんな感じに「仕事が完璧にデキる女性」としてキビキビ働いていました。
これからも注目していきたい正統派美人女優さんです。

トム氏もそれなりの年齢になってきて、ティーンエイジャーの娘:なのかもしれない存在。顔立ちが素朴な感じで可愛い...:に振り回されて苦労したり なんていうストーリーの状況も似合ってきて。
そろそろ、若者をバンバン殴り倒す、孤高で無敵な役も厳しくなってくのかもしれない...
という不安もふと浮かんだりしたのは確かです。
(これまだ読んだことは無いんですが、原作ではもうちょっと若い人が主人公なのでは?)

しかし今作のように心身強い相棒役とともに、今後も続くであろうジャック・リーチャーシリーズも更にパワーアップして頂きたいと期待しています。

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