ボールペン用に、硬筆用ソフト下敷きを使っています。
購入して3年以上になりますが、キーボード下に置ける小さめサイズの革製デスクマット、もうすっかり机上の景色として馴染みました。
●購入時の過去記事:革のデスクマットがお気に入りです。(100% Leather Desk Mat)
上記事にも書きましたが、スチール机なので作業中の手がヒンヤリして置き場が無い...という問題の解決にも大いに役立っているんですよ。
ペンの書き心地もなかなかのもので、便箋やシステム手帳リフィルを1枚置いて万年筆などを使うのはとても楽しいです。
フワフワ柔らかいというわけでもないのに、ペン先がきちんと止まるので、紙に支えられてしっかり書ける感じ。
と、ここまでは良かったんですが、問題なのはボールペンの使用。
ここ1,2年、ペラで置いた紙にこまごま書き込む事務仕事も増えてきた上、システム手帳リフィルに作っている絵日記も、ボールペン使うことが多め。
(いま一番ハマっていて何かと手にとることが多いのは0.38のシグノRT1なんですが、その他どんどん発売される各種ゲルボールペンを試すのは楽しいし...)
ボールペンは、万年筆と違って筆圧をグイッっとかけて書いたほうが気持ち良い気がするんですが、これをやると、あっという間に革の上が凹凸してきちゃうんですよね。
時間が経つとちょっと戻るのですが、それでもだいぶ貫禄がついてきてしまいました。
今のところ、ガタついて筆記に支障があるというほどでは無いんですが、凹みの中にホコリが入り込むとなかなか取れないということも、気になるように。
革が濃いめの焦げ茶なので、埃の白っぽい粒が目立つ時があるんですよね。
凹んだ谷の底にはまりこんでいるので、指で払ってもなかなか取れないんです。
これを掃除用に、柔らかめの古ハブラシに紐をつけて机の脇にぶら下げてます。
キーボードの隙間掃除にも使えるので便利...
というわけで、「ボールペンの時専用」に購入してみたのがこれ。
柔らかい素材の透明な下敷きです。
○ORIONS 硬筆用ソフト透明下敷 A4 NO.1204←Amazon
硬筆用の下敷きについては、素材や価格も検索してみるといろいろあることに初めて気が付きました。
(これらを使って絵を描くことも含めて)趣味や仕事に使う方も多いのか、非常に詳しいレビューの数々を読むことが出来たのは有り難かったです。
今回は購入しませんでしたが、素材の違うもうひとつのタイプの下敷き(A4判 ソフト下敷き(事務用) NO.1304)のほうに、筆記感や経年劣化具合などの使い較べレビューを長文でまとめた方がいて、これは大変参考になりました。
あちらのほうが柔らかで薄い感じなので、並行して使ってみようかしらとも思ったり。
今回購入品のものは、PVC:ポリ塩化ビニルで出来ており、無色透明です。
もしかして、テーブルに敷いてあるビニールマットと同じ素材じゃないか...と気付きました。
厚みも2mmあるので、がっしりと重めなのです。
(その分、動きにくいので安定します)
ノートのページの間に挟むというよりは、デスクマット的に机へ直で敷くのが適切な使い方でしょう。
書き味は、想像していたより少々硬いかも?と思いました。
ボールペンのペン先がぐっと沈む程にはソフト感はないのでむしろ疲れにくく、紙も凹みません。
革マットに較べるとペンの走りも滑らかで、いかにも"人工素材"的な感触もある。
革には敵わないなあやっぱり...とは思うのですが、理にかなった使いやすさが抜群です。
購入以来3ヶ月、特にボールペンの用事にはガシガシ使っているのですが、凹みや傷が全く付かない!
裏側のインクなどが転写されて部分的に汚れたときは、台所用洗剤とスポンジでサッと洗えばツルピカの新品同様に戻るのも気持ち良いですよ。
A4サイズなので、使わない時はどこかの隙間に仕舞っておけるのも便利です。
というわけで、
「革のデスクマットは敷居が高い」
と感じている方にも、こういう数百円のものを一枚下に敷くだけでも作業効率や筆記の楽しさがグッと高まるのでオススメです。
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