「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」を観てきました。
○映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』オフィシャルサイト
ハリー・ポッター関連は、私はそんなに詳しくない(原作も最初の一冊くらいしか読んでない)んですが。
しかし気付けばおよそ10年にわたって、全作品を映画館で見たんだなあと感慨深いシリーズです。
ハリー達が学校で使った魔法生物を解説する教科書「幻の動物とその生息地」の著者が主人公ということで、今作は、(ハリー・ポッターの時代より)約70年遡った世界とのこと。
この映画の何がすごいってやはり、魔法の生物が入り乱れる世界を再現する視覚効果技術だよなあと思っています。
ハリー・ポッターの1作目の時に較べればもう格段に技術が進んでいるので、 「魔法」の現象の数々が大迫力で美しく描かれていて。
前日譚な話とは思えないほど新しく感じます。
これはTV画面じゃなく映画館で観ないとダメです。
IMAXで見ても良かったかなあ と少々後悔しているほど。
(2D字幕版で鑑賞しました)
今作は、主人公のトランクから逃げ出して大暴れする魔法生物達をポケモン的に"回収"していく件が話の軸になっているのでわかりやすいです。
イキモノ達がもう本当にどれも良い感じに個性的なキャラクターで、重要な役割を果たしていきます。
ヒカリモノを見つけ次第おなかの袋に溜め込むニフラーさん(見た目がカモノハシ)が一番好き。
草木生物のピケットも可愛い!
主人公を演じるエディ・レッドメインは、劇中では二十歳そこそこくらいに見えるのですが実年齢は34歳なんですね。
既に出ている作品でいろんな賞をとっている名優ではありますが、今作での"若見え効果"にびっくり。
個人的に嬉しかったのは
「これもしかして"中身"はロン・パールマンなんじゃないか?」
と密かに思った登場人物
(ゴブリンぽい種族の役なので人間ではない見た目効果が施されている。でもうっすらと「ちっちゃなヘルボーイ」な感じ...)
帰宅して調べたらその通り出演されていました。
良いねぇ。ぴったりです(笑)
この作品、関連書籍や特集された雑誌は現在山のように出ています。
私が今回読んでみたのはpenの先月刊行されたもので、作者/制作者/出演者への関係者インタビューが充実していた大人向けの内容だったのが気に入りました。
○Pen(ペン) 2016年 11/15 号 [ハリー・ポッター完全読本。]←Kindle版も有り
...にも関わらず、肝心の原作翻訳本は販売終了して品切れなんだよなあ。勿体ないです。
上にも書いたとおり、「幻の動物とその生息地 」はハリー・ポッターが学校で使用している指定教科書という体裁
(使用したハリー達の落書きが随所に書き込まれているという凝りよう)
なのでハリー・ポッター開始時から刊行されている本なのですが、今になって定価(税込669円)では手に入らないのは残念に思います。
○Fantastic Beasts and Where to Find Them (Hogwarts Library books)←Kindle版の原書なら安価なので一応メモ。
○Fantastic Beasts and Where to Find Them: The Original Screenplay←こちらはシナリオ版で、来春には翻訳出版されるそう。
こちらのほうが映画の通りなので、後からなら読みやすいかもしれないです。
ファンタスティックビーストの名を冠したシリーズはこれからも続いていくとのこと。
(最後の最後にあの俳優もドドンと出てきたことだし、次作の期待も高まります。)
VFXの更なる進化を見守るにも良い作品群となりそうですが、ハリー・ポッターが回を重ねるにつれて暗く重い展開になっていったのは、ちょっとイヤだったんですよね。
これと同じパターンを踏んで欲しくない気がします。
かわいい魔法生物達と毎回賑やかに騒いで頂きたい!
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