映画鑑賞2本分まとめ(ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス と ワイルド・スピード ICE BREAK)
○ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス|映画|マーベル|Marvel| ←公式サイト
2014年の前作は、映画館で見てませんでした。
しかしその後しばらく経ったある時期、BS(スターチャンネル)で「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」が、こちらがテレビをつける度に放映されているという偶然が続き、つい見入ってしまうこと10回近く。
気づいたときにはすっかりハマってしまい...
というわけで、続編は楽しみにしていたのです。
まだ公開直後なのでネタバレしないようボンヤリな感想しか書けませんが...
今回は、制作予算が増えたのか(?)出ている俳優陣も特殊効果もドーンとスケールアップしている感じがけっこうありました。
映像も綺麗で迫力な工夫が多数あり、IMAXのほうでも良かったなあ。
好きすぎて、もう一回見たいんだけど...
基本的にはクスクス笑える箇所がちょいちょい出てくるコミカル系の展開なんですが、そのなかで突然深い発言にハッとしたり、唖然とするような悲しい出来事があったりの緩急で....あっという間に時間が経ちます!
日本の宣伝文句で「最終兵木」などと言われているグルートですが、巨体だった前作ではわりと年が行ったオトナ年齢だったはず。
衝撃的な出来事で文字どおり木っ端微塵となり、鉢植えの小枝から人生(木生?)を再スタートしているのです。
続編ではちいさな子供ぐらいまでに成長していて、何をするにも大変に可愛い...!
(お決まりの「I'm groot」以外に発するちいさな溜息やうなり声もコレクションしたいくらい可愛い。
オープニングシーンなどは一日中みていても飽きない〜)
しかし今作では、主人公と父親、そして育ての父といえる盗賊のヨンドゥとの関係が核になるような気がします。
前回でヨンドゥから長年にわたり「(痩せてて盗みに入らせるのに便利だから)生かしておいてやったんだからな」とさんざん言い聞かされてうんざりしていたピーターですが、その真の理由がここでわかるわけで...。
ヨンドゥのオヤジっぽい言動や外見、けっこう好きなんです。
あの口笛で飛ぶ無敵の矢の動力源についても理解できたので満足!
あと、目玉の中まで全身隙間無く金色なので非常にわかりにくいのですが、ソブリン星人のアイーシャをやっているエリザベス・デビッキさんはすごい綺麗な女優さんなんですよ。
「華麗なるギャツビー」や、海外ドラマの「ナイト・マネジャー」を見てファンになりました。こんな役もやっちゃうんだなあ。
というわけで、(予習でも復習でも)どの順番でも良いので前作も見るとより理解が深まるかと思います。
登場人物がごちゃごちゃと多いので、正直言って初見だけでは関係性がよくわからないかもしれないですけれど。
重要な伏線や小道具、カギとなる台詞を「もしかして、これってアレのことか」と、ちびちび掘り出していく楽しみも有り。
今回もエンドロール含め最後までたくさん仕掛けがあります。
更に続編もあるとのことなので:グルートがどんどん成長していくんだろうな〜!:期待しようと思います。
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○映画『ワイルド・スピード ICE BREAK』 OFFICIAL SITE
ワイルド・スピードのシリーズの中で8作目とのことなんですが、これもやはり今までテレビのほうで見てきたので映画館での鑑賞は初だったりします。
(前作「ワイルド・スピード SKY MISSION」がけっこう面白くて、次は映画館で見よう...となりました。)
今回、時間の都合で吹き替え版で見てみたんですよ。
それがすごく良かったのです。
登場人物が団体でたくさん出てくるシリーズなんですが、主要メンバー達には皆、ベテランの有名声優さんが担当になっていて。
私はアニメ方面にはそんなに詳しくないのですが、海外ドラマの吹き替え版は多数見ているので...
聴き覚えの有る大物キャラクターの声ばかり勢揃いで興奮しました(笑)
あと、今作での新悪役キャラクターであるシャーリーズ・セロン演じる天才ハッカーが田中敦子さんの声だったのもすごく良かった!
もともとこんな感じの強気美女な役柄を吹き替えることが多い方ではありますが、今作は彼女の登場のおかげでワイルド・スピードに攻殻機動隊が混ざったような雰囲気となり、大満足です。
次も見るなら(おそらく続けて登場すると思うんですよ)吹き替え版だな!と決意したほど。
前回が遺作となってしまったポール・ウォーカーさんのことは本当に残念なのですが、今回は違った形でしっかりと受け止められたのが救いかもしれません。
映像はSKY MISSIONから急激にアクションが豪華になった印象があり、今回もかっこいい高級車が飛んだり回ったり落ちたりものすごいです。
ジェイソン・ステイサムが今までとがらりと変わって可愛い(?)キャラクターになっているのも見どころかも。
ヘレン・ミレンが出てるのにも驚いたのですが、クレジットなしのカメオ出演扱いなんだとか。
こういう映画にも意外としっくりくる大女優であることは「RED」シリーズで認識したので、もっといっぱい出て欲しかった!
この人達は結束の固いチームでそれを大事にしてるんだなー
という認識さえあれば、特にシリーズ予習は要らない感じがあり、シンプルに楽しめる娯楽作品であるといえましょう。
今回は、吹き替え映画の良さを堪能できました。
字幕版だったらここまで面白いと感じたかな?というくらいです。
文字を追うエネルギーを、そのぶん映像鑑賞のほうに注げるからラクなんだな。
流行の映画の場合、プロの声優陣のなかにタレントや芸人さんが混じってしまうと、そこだけ棒読みで聞くのもつらい...という事故は多々あります。
しかし今回は本当に安心して、世界に浸って鑑賞出来ました。
声優じゃない方もやっぱり出てはいたことに気付いたのですが...
NY警察(無線):柳沢慎吾
というエンドロールを見たとき、大笑いですよ。
おそらく、NYの街がハッキングで大混乱に陥る場面で聞こえてたのだろうかと思ってますが....ぜんぜん違和感なくて気付かなかった!
それだけウマいということです。
警察(無線)のプロだからか。
こういうハマったキャスティングならどんどん吹き替えで行っちゃうんだけどな〜!
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