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2017.06.22

「趣味の文具箱 Vol.42」を読みました。

趣味の文具箱 Vol.42[雑誌]趣味の文具箱、感想をここに書くのが久し振りになりますが、毎号(というか創刊以来)欠かさず読んでいます。
このごろ嬉しいのが、電子版と紙版の発売が同日になっていること。
(発売の日付になって間もなくの時刻の真夜中から配信されるので、ボタンをおせばポトッと画面の中に降ってくる感じをいつもフフッと楽しむデジタル派です。)

趣味の文具箱 Vol.42[雑誌] ← Amazon


今号のテーマは国産万年筆ということで、いつも以上に楽しみにしていました。

あくまでも私の場合ですが、ペリカンやモンブランetc.の有名海外ブランドに対しては憧れ混じりの要素も相当に大きく、入手したときの
「とうとう...!」
という感慨は格別なものがあります。

それに対して、国産品(特に、2万円台くらいまでで購入できる定番品)は実用的な道具として定着している率が高いかなあ。
「おお、これ良いな。それなら、いずれ別のペン先も買い足して、あの件で使い分けてみようか」
「区別しやすいよう色違いの軸で買っておこうか」
的に堅実(....?)な理由で着々と増えているというか。怖いですね。

私にとっては、わりと気軽に通販買いを決行できる=良品ぞろいで質にばらつきが少ない ことも魅力!
うちの国産ペンはAmazonから届くものがほとんどですよ...


というわけで今号の表紙、ネット上で画像が初公開された時点では、ああこれ持ってます!逸品ですよねカスタム845。
と頷いたものですが。

違う...今旬なものとして紹介されるならもしかして、845の形状をそのままに巨大化したアレか...?
と我に返りました。

カスタム URUSHI | 万年筆 | 製品情報 | PILOT←パイロット社のページ

このペンを店頭で見たのは去年の9月で、伊東屋でした。
ガラスケースの中に展示されており、カスタム845と並べて置いてあったような記憶があります。
デザインがそっくりなのにサイズが違い過ぎて、遠近感がおかしくなるようなグラグラを感じたのを覚えています。

詳しい方々の情報を調べてみると、モンブランの149よりずっと大ぶりな軸(ペン先の長さはだいたい同じ)とのこと。

170618昨年の伊東屋では
「大きすぎていくらなんでも...」
と若干引き気味の面持ちで眺めただけでした。

しかし今号の特集記事では、各ペン先での筆跡、その丁寧な(多くの手作業も伴う)組み立てから漆塗りの詳細な工程までが詳しく披露されていて。
「良さそう....手にとってなにか書かせてください!」
という気持ちがジワジワと来ています。
(私の手元に置くなら中細ペン先かな!という計画だけならもう完了)

書き心地の独特な柔らかさも、購入済みの方の感想からは必ず出ている件なので
「硬めな149と違う使い心地で楽しめるのではないか」
などという、どうしようもない言い訳なども考えてあるのですが....とにかく、いつか試してみる機会がくるといいなあ。

もちろん、(今回のカスタムURUSHIの縮小版 などと言うには余りに失礼である)完成度の高さを誇るカスタム845は本当に使う度に「良いなあ」と嬉しくなる万年筆です。
漆塗りのふんわりした温かい触感と、シュッと長くて格好良いペン先の書き心地にも惚れ惚れします。

●関連過去記事:黒漆軸の万年筆を使いはじめました。(カスタム845)


国産万年筆各社の、価格帯ごとの商品分布カタログなどはかなり今後の買い物計画に役立ちそうです。
中にはもうなかなか(少なくとも通販などでは)入手できそうもないレアな軸なども紛れていたりしますが、そのあたりの宝探し感覚も良し。

また、来月早々に発売されるプラチナ万年筆の「春暁」の解説ページも。
見開きに渡って横たわる拡大画像をたっぷりと観察することができました。

プラチナ万年筆ニュースリリース

プラチナの透明軸は既に何本か持っていますが、この春暁は"濃いめカラー透明軸"として大いに興味有ります。
WEBをはじめとした宣伝系の画像は、透明度を表現するために光を通した明るい感じの見かけに仕上がっている気がするのですが、実物はもっと落ち着いた暗めの色合いのものなのでは?
と予想しています。
細軟や極太といった、なかなかマニアック(だけど、プラチナならではの魅力ある書き味なのでけっこう癖になる)ペン先も揃っているのも魅力で。

プラチナの銀色ペン先軸はなかなか手強い:書き味もビシッと締まっていて、手に馴染むのがゆっくり:というイメージと実体験もありまして。
6年目の「本栖」が近年になって急激に本領を発揮しているので、違うペン先でもまた味わってみたいんですよね。
細軟なんか、どうかな!と自分に提案中。

●関連過去記事:プラチナの本栖万年筆を買いました。


日本製品を愛する海外のペン好きな方々の記事も良かったです。
最初に載っているBradさんは、かなり以前からInstagramでコメントを頂く機会が何度かあり、本当に万年筆を愛する方で日本のペンやインクを楽しく使ってくださっているなあと思うこと度々でした。
(今度の掲載も非常に喜んでらっしゃる投稿が先日流れてきたばかり。)


・・・といった感じにめくるたびに楽しくて、今号の趣味文は私のツボにいつになく「来ている」感じです。
インクの特集のほうが見た目も華やかだし愛好層も厚いので盛り上がるのかもしれないのですが、私は"軸情報"を今回のように淡々と、しかしググっと掘り下げている号のほうが好き。

まだまだ良いペンがたくさんあることに充分気付かされましたので、しっかり働いてコツコツひっそり愛でていこうと思います。

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