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2017.07.31

映画鑑賞2本分まとめ(怪盗グルーのミニオン大脱走 と ザ・マミー)

Despicable Me 322日に行ってきました。

映画『怪盗グルーのミニオン大脱走』公式サイト

最近は、アニメーションCG映画といえば、イルミネーション・エンターテインメントが作っている作品をよく見てるなあという印象。
前回のSINGも良かった!

今回も吹き替え版しかやってなかったので。
シリーズ3回目にもなるとグルー役の鶴瓶さんの関西弁、もうすっかり慣れました。
1作目で引き取った3人の娘達、前作で結婚したルーシーに加わって今度は、グルーの"生き別れの双子の兄弟"も登場します。
黄色い小型生物達のミニオンズもグルー達を助けて動き回る!ほとんどストーリーに関係なく、しかし余興として集団で歌い踊る!

全体に渡るひとつのストーリーというよりは、小さなエピソードが少しづつ重なっていくユルめな構成ではありますが、子供映画としてはほどよく平和で良いのかな。

末っ子のアグネス(吹き替えは芦田愛菜ちゃん)が、森で待ち伏せしてユニコーンを捕まえたけれど実は...という展開があるのですが。
「人生には時々そういうことも起こる」
と"現実は必ずしも理想通りにいくわけではないんだよ"な件を優しく、関西弁イントネーションで諭すところが非常に印象に残っています。

あとは、グルー兄弟が奪還する巨大なダイヤ。
これがあちこちの手に渡りつ光が透けてキラキラする質感が、終始とても良いなあと思いつつ画面を眺めていました。
キャラクターはカートゥーン調にけっこうデフォルメされているけれど、景色や小道具が実に緻密で明るくて綺麗。
このへんの強弱が好きなんですよね、こちらの画風。

というわけで、ものすごく感動とか深く心に残る..的なものはそんなに無いのですが、相変わらずの楽しさと画面の賑やかさで今作も気に入りました。
お子様連れでの鑑賞、夏休みにおすすめです。

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Ost: the Mummy土曜日に行ってきました。

映画『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』公式サイト

「ハムナプトラ」シリーズ(ブレンダン・フレイザーとレイチェル・ワイズ主演)が好きなので、ネタ元が同じ:「ミイラ再生」からのリブート:である今作はけっこう期待していました。

結果として思ったのは「トム・クルーズ映画である割には珍しく、そんなに面白くないかも...」です。

彼がいつも演じる役や年齢に似合ってない気がするからか??
わりと考え無しに行動してしまう(だからといって悪役というわけでもない)設定にいまひとつ深みがなくて。
しかし、ミッション:インポッシブルなどで見たことがあるようなハラハラ系アクションや、服を(限りなく)着ていない場面がたびたび出てくるのはファンサービスなのか?

「キングスマン」で義足のガゼル役だったソフィア・ブテラ演じる王女や、薬で別人格を必死に抑えている博士のラッセル・クロウは結構ハマっている感じはしました。

特殊効果はなかなか見ごたえがあり、ミイラが復活してピクピク動くところだけでなく、現代のロンドンの街が砂嵐やガラス破壊といった形になって呪いで覆われていく場面なども「おおー」というリアルさ。
王女の全身(特に目)が悪に変化していくところも怖い...。←このへんはかなりホラーなのでお子様向けではない感じ。

と、ここまで良い材料が揃っていながらいまひとつ話がぼやけるのは残念。
観客としては、
「遺跡をわざわざ掘り起こすと、バチが当たるよ!」
という思いばかりが頭に浮かぶのでした(笑)

終わり方を見ると、これから先に話は続きそうだし(王女復活しないかな〜)、今後こそがトム・クルーズらしさを発揮できる展開になる予感はあります。
実際「ダーク・ユニバース」という、過去の名作モンスター映画の数々を作り直し(アベンジャーズっぽくたまには同盟組んだりするのかも?な、)シリーズをこれから始めるみたい。

というわけで、トムさんのファンとしては、次作に期待しつつ少々モヤッとする作品ではありました。

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2017.07.26

カクノの透明軸を使いはじめました。(EFペン先)

パイロットの大ヒット1000円万年筆であるカクノ、いよいよ極細のEFペン先が展開され、さらに透明軸も登場!
とのニュースを聞いてからずっと楽しみにしていました。
発売は8月からだと思っていたのですが、普段からいい感じの万年筆コレクションを披露している方々が「カクノは別腹」「これはノーカウント」と言い訳しながら早速楽しんでいるので羨ましくなり(笑)
通販で探したら普通に買えてしまったので、私も!

万年筆『カクノ』透明ボディ発売 | プレスリリース | PILOT

170726

インナーキャップの白以外は差し色もなく、ロゴもごく小さいので、透明感が想像以上にあります。
クリップもないシンプルデザインなので試験管のように見えるのも飽きが来なくて良さそう。
柔らかめの六角軸であることもキラキラと光沢を引き出す作用となって、すごく綺麗なんですよ。

せっかくの透け樹脂軸です。
どんなインクで使おうか?
という悩みを抱えつつ開封し、コンバーターを装着しました。
(パッケージには黒インクのカートリッジが1本同梱されています。)

昨年発売された「con-40」をたまたま買いおきしていたので助かりました。
インクの棚吊りを防止する極小の金属球が4個も入っているんですよね。
入る量は少なめなんですが、ツマミのパーツまで透明樹脂であるところがこの軸向けでしょうか。
(大容量でガンガン使えるプッシュ式のcon-70も入ります。)

コンバーター(万年筆用インキ吸入器) | 製品情報 | PILOT

170726

今度のペン先の"顔"は、舌出してるんですよね!
可愛い....

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EFはカリッとした書き味ですが、こまかくきりりと線が入る感じで良いです。
(より滑らかさを味わいたい場合は、パイロット社製のインクをお使いになることおすすめします。
インクによって書き心地けっこう変わりますよ。)

金ペンの系統と違い、こりこりと硬め。
ボールペンぽい実用さで書き進んでいけそうです。
これもまた「インクによる」のですが、ゲルボールペンの0.38あたりと同等またはちょっと細めぐらいの線巾に感じました。

見た感じの線はFとたいして変わらないかもしれないですが、書き心地がいかにもトンガってるのがいいんですよパイロットのEFは!

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入れたインクは、エーデルシュタインのアベンチュリンです。
極細な線でもパッと存在感が出る、元気なグリーン。
オマケで頂いて以来、実はあんまり使っていなかったのですが...やはり良い色じゃないですか。

●過去記事:ペリカンのアベンチュリンインクを使いはじめました。

濃い色味であるせいか、コンバーターの中では限りなく真っ黒。
しかし首軸内部〜ペン先根元あたりに薄く溜まっているグリーンがなんとも美しいです。
(con-40の吸入が初めてだったので「もっと入るんじゃないか?」と悪戦苦闘した結果、指先がキュウリのように緑色になりましたトホホ)

好きなインクの数に合わせてこの透明軸を色鉛筆のように増やしたいという人、きっといらっしゃるでしょうね。
この可愛い透明軸を、ジャラっとペンケースに何本か放り込んで持ち歩きたい!という誘惑にも駆られますが...
ここは強固な意志で自制したいと思います。

★関連過去記事:
 ・KAKUNOギフトセットに洗浄用スポイトがついてました。←このスポイトは今も大活躍中です。

 ・オレンジ色のカクノ万年筆を買ってきました。←con70が入らない初期のカクノ。

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○Amazonで買いました → カクノ 透明軸
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2017.07.22

映画鑑賞2本分まとめ(ジョン・ウィック:チャプター2 と LOGAN/ローガン)

Digital Booklet: John Wick: Chapter 2先日の連休中に行ってきました。
うちの周囲では上映館が無く、わざわざ車で30分以上かかるシネコンに遠出してみました...。

映画『ジョン・ウィック:チャプター2』オフィシャルサイト

1作目は映画館で見てないのです。
その後、スターチャンネルやNetflixで視聴して「おお..こういうの好きかも」とハマった感じです。

前作の事件から5日後が今回の「チャプター2」冒頭となり、けっこう話がつながっています。
さらっと解説はされますが、前作を鑑賞しておくことがおすすめです。

そんなに深い話ではないです。
「復讐のためにバンバン敵を倒していく殺し屋ジョン・ウィック」
という1行で済むわかりやすい内容なのですが。

凄腕ゆえの殺し屋界(?)での名声や、友人たちとの関係、仕事をするにあたっての「掟」、外国語での会話時に流れる妙にかっこいい英語字幕etc. いくつかきっちりと定型化されたお約束パターンが前作と共通して漫画的に繰り返される気持ちよさがあります。
かなりの数の人々が抹殺されるにも関わらず、(一発必中でサクサクと仕留めていくため、まるでそういう動きの格闘技をみているかのよう...)ホラー的な怖さはたいして感じない不思議映画なので、ちょっと中毒性があり。

続編の今回のほうが敵も増えて武器もセットも豪華になった感じはあります。
前作に引き続き、"新しい犬"もかしこくて可愛い。
キアヌ・リーブスの殺し技もキレッキレで格好いいです。
ローレンス・フィッシュバーンとの共演も(マトリックス以来だそうで)ファンとしては嬉しい組み合わせです。

次作があるとすれば、またきっと今作終了直後の場面から始まるのだと思います。
だとすると相当キツい闘いになるはずで、どう切り抜けていくのか非常に楽しみ!

ところで1作目で、ジョン・ウィックの標的となる一族の長はミカエル・ニクヴィストさんが演じました。
本国スウェーデン版の「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」シリーズで知ったとても好きな俳優さんだったのですが
(むしろ他作品での悪役の数々が印象的...ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコルや今作のような「北欧系マフィア」が世界一似合うと思う...)
先日病気で亡くなったというニュースがあり、本当にショックでした。
まだまだ活躍して頂きたかったです。

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Logan Deluxe (Original Motion Picture Soundtrack)
先月なかばくらいに見てきました。
もう公開終わっちゃったかな。

映画『LOGAN/ローガン』オフィシャルサイト

ヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンの最終編になるとのことで、17年前の「X-MEN」からずいぶん年月が経ってしまったことに驚きです。

ウルヴァリンは今までのシリーズでは一貫して"不死身能力"が武器でもあったのですが。
決してそれは永続的なものではなく他の人間より老化が遅い(今作でだいたい200歳くらい?)ということなんですね。

その能力が年齢とともに衰えてきて、過去に施された超金属骨格にも体が負けてきている....というのがここでの彼の状況。
兵器用ミュータントとして実験施設で育った子供達を救うための、最後の闘いが描かれます。

R-15指定になっているとおり、かなりの流血+暴力シーンがあります。
もうグッサグサに刺しまくります。
「刃物系ホラー」が超苦手な私には(そもそも最初から見るべきではなく)、キビしい画面が多くて正直疲れました....( ´︵` )

ローガンの人生の終章に相応しい、ドラマチックな展開で良い話だったとは思います。
子供達の未来が明るいことを祈りたい...。

思うようにならない加齢の苦しみと哀しみも大きなテーマになっているような気がします。
アメコミのヒーローがこういうことで弱っていくなんて、一番ありえないと思っていたこと。
それを、ここまで詳細に描くことに対してじーんときたし、身につまされました。


 
・・・というわけで、ジョン・ウィックも実はR-15なんだけど、どちらかといえばコメディ寄りな展開とパチンコ玉を撃つかのように(笑)キビキビと敵を倒していくせいで、あちらはぜんぜん怖くない、なかなか対照的な2作を眺めたここ1ヶ月でありました。
7月終盤からまた楽しみにしている作品が続々とやってくるので、張り切って出掛けたいと思います。

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2017.07.15

電動歯ブラシを買い替えました(シンプル機能のイージークリーン)

1707103年前ぐらいに電動歯ブラシに移行以来、けっこう調子がよくて満足しています。

フィリップスのソニッケアー「ダイヤモンドクリーン」という機種を先日までずっと使っていました。

●関連過去記事:電動歯ブラシを使いはじめました。


ダイヤモンドクリーンは商品群の中では一番高級とされているランクのもので、磨きモードも5種類切替が出来、デザインもかっこいい。
(最近のだと、白以外のカラフルな本体やピンクゴールド色パーツづかいのものまで出てきて、こういう品揃えがなぜか高級筆記具と傾向が似ている...?)
専用のガラスコップに放り込んでおくだけで充電も出来ます。
トラベル用の充電ケースまでついていて至れり尽くせり。

でも、ホワイトニングや歯ぐきケアなどの磨きモード、まったく使わないんですよね、うち。
いちばん基本の「Clean」モード一択で磨いてきて、ボタンを変に押し間違って設定が不本意に変わることもあってかえって面倒くさかったりも。


というわけで、ダイヤモンドクリーンを買い替え続けて2台目の本体が動かなくなった今回、機種を見直してみることにしました。

今回購入の「イージークリーン」は、最初からCleanモードひとつしかついてません。
しかしそれ以外の機能(磨きの強さや、30秒ごとにお知らせしつつ2分で振動が止まってくれる←これ便利)は何ら変わりなし。

EasyClean ソニッケアー イージークリーン HX6520/50 | Sonicare←メーカーHP

そして私的に最大の魅力だと思うのは、ダイヤモンドクリーンの三分の一以下の値段で買えるということ!

ソニッケアーだけの話ではないと思うのですが、使用頻度によるとはいえ電動歯ブラシの寿命というのはそんなに長くないです。
動力部や充電池、またはその両方が弱まってきて、今までの経験だと(うちは家族で本体部分は使い回し)1年ちょいぐらいで止まってしまうんですよね...。

Amazonのレビューなど見ていると、特にハズレ個体でなくてもそんなものみたい。
ダイヤモンドクリーン→イージーケアに戻ってきて「コレで充分だった」という声もかなりあるのは、うちみたいに磨きモードが単一固定のご家庭も多いからなんだろうなあ。
(Amazon価格で)約5000円 VS 1.6万円超という買い替え時のコストパフォーマンスの差は大きいです。


そして肝心な件ですが、ソニッケアー製品は2年以内の普通の使用範囲での故障ならば1回限り新品交換に応じてくれるという保証がついています。
保証書に書いてある連絡先に電話で故障の経緯を説明し、現物と購入証明:たとえばAmazonなら領収書ページから印刷したもの。日付・値段・型番がわかるものです:を着払いで送ると3日後くらいに新しい本体が送り返されてきます。

この保証はこれまで毎度のようにお世話になってました。
(つまり、2年の保証期間内で必ず壊れていた....)
交換含めた合計2本分の値段と割り切るべきだなー
と納得してもやはりこの寿命だけには納得がいかず、今回の機種ダウングレードとなった次第です。
もちろんイージークリーンにも2年保証はついてます。


上に書いたとおり、ボタンを押せばCleanモードでしか動かないというシンプルさはなかなか良いです。
ボタンまわりをはじめ、デザインは値段なり。
しかし凝った機能がついてないぶん部品も少ないのか(?)本体が軽いというのも扱いやすくて非常に嬉しい点です
充電台も小さな台座についたポッチの凹凸を合わせるシンプルなもので、ダイヤモンドクリーン時代より汚れる部分が少なくて掃除が楽かも。

ブラシヘッドは全機種互換するので、今までのダイヤモンドクリーンのスタンダードブラシをそのまま使っています。
(相変わらず1本1000円近くする...)
ブラシの種類もけっこう増えてきているので、次は何か違うのを使ってみたいです。

歯磨きジェルはGUMのデンタルジェル(スーパーで300円くらい)をずっと使っています。
スッキリ味だし、飛び散りも少ない。
電動用だけあって歯の削れ過ぎ:しっかり研磨剤が入っている普通の歯磨き粉はやめましょう:も特になく、表面キュルッキュルになります。


なお、ソニッケアー全機種についてると思うのですが、イージースタートという
「最初の14回は弱めのブラッシング」という機能があります。
初めて使う人向けの、徐々に歯磨き振動に慣れて欲しいという親切な設定。
確かに比較的強めなのがソニッケアーの売りなので、磨き中の口の開け方からしてこの間に学習すべきかも。

これはデフォルトでONになっているので、単純に買い替えで使い初めるような場合は機能OFFに出来ます。
(充電台に置いたまま、スイッチを長押しするとブザーが鳴るのでそれで切り替え。)


正直、電動歯ブラシは各社多くの商品が出ていて価格差もピンキリという印象ですが。
長年歯医者のお世話になりがちな夫が明らかに虫歯治療で通う頻度が減ってきているし、「よく磨けている」と褒められたりもしているそうなので満足です。
しばらくこれで使い続けよう。

○Amazonで買いました。
フィリップス 電動歯ブラシ ソニッケアー イージークリーン HX6521/01

フィリップス 電動歯ブラシ ソニッケアー イージークリーン HX6521/01
GUM(ガム)・デンタルジェル (電動ハブラシ用) 65g (医薬部外品)
 ↑いわゆる「合計金額2000円以上のあわせ買い」対象品ですが、このジェルの価格は店頭よりかなりお買い得。
  電動歯ブラシお使いの方は他の買い物のついででも同梱おすすめです。

[物欲&オススメ品 その3] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック | ↑top