映画鑑賞2本分まとめ(ワンダーウーマン と スパイダーマン:ホームカミング)
近年のDC系アメコミ映画
(スーパーマンやバットマンのシリーズ。スーサイド・スクワットもそうですね)
が比較的、人の暗黒面で苦悩するような描写が有るのに対して、今作は久々に王道路線な感じです。
小学生でもおすすめな位の構成のわかりやすさと勧善懲悪の爽快さがあります。
昨年鑑賞した「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」のなかで、バットマンが発見した100年前の写真は今作でも重要な小道具となります。
この写真ではダイアナが当時の戦闘仲間と一緒に並んでいるのですが。
隣に写ってるのはクリス・パインじゃないかなあ...と気付いて以来、これがどうつながるのかモヤモヤ考えていました。
今回、相棒として共演してるんですよね。
なるほどー!
(それにしても、トシとらないって良いですね)
予習の必要は特にないのですが、ワンダーウーマンがとつぜん現れて大活躍する、この「バットマンvsスーパーマン」は見ておくと今作のヒントにもなり、楽しいかもしれないです。
ここで流れたワンダーウーマンのテーマメロディが、主役の今作では、もうずーっと彼女の行動にスイッチが入る度に鳴り響く!
こういうわかりやすさも良いです。
機関銃の弾をバシバシ跳ね返しながら激戦地を突っ切る場面は見どころです。
主人公が人間界にやってきたばかり(という設定)の、世間知らずというかあんまり他人の話を聞かない感じにちょいとハラハラするので。
作風に大人っぽい深みを期待している人には若干もの足りないかもしれないな。
ダイアナ演じるガル・ガドットは、ワイルド・スピードのシリーズで「綺麗なおねえさんだなあ」と気になっていた人。
ミス・イスラエルとして世に出た女優さんとのこと。
幼少時からダイアナを鍛える戦士としてにロビン・ライトが出ているのですが、こういう役もけっこうハマるのねぇと感心しました。
(Netflixで「ハウス・オブ・カード」にのめりこんでしまった...新シーズンはもったいないのでまだ見てないのだ。)
シーアが歌うエンディングテーマ曲も良かったです。
今年の末には、バットマン達とチームになって闘う「ジャスティス・リーグ」も公開されるとのことで、楽しみにしています!
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○映画『スパイダーマン:ホームカミング』 | オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ
2002年の作品から順にみてきて、主演がトビー・マグワイア→アンドリュー・ガーフィールドと変わり、今回トム・ホランドになりました。
(彼が歴代のなかでいちばん初々しくて子供な感じがするのは、私がトシをとったからだよね?)
今作のスパイダーマンは、昨年公開の「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」のなかで、アイアンマンであるトニー・スタークによるスカウトでヒーローデビューした設定になっています。
今回もロバート・ダウニー・Jr演じるトニーが何かと心配して見守っては、彼なりのぶっきらぼうさで世話を焼く話にもなっていて。
トニー専属運転手兼のハッピーさんなどアイアンマンチームおなじみの面々のなかで(久し振りにペッパー役のグウィネス・パルトローが出てくるのも嬉しい)、高校生であるピーター少年が成長していく過程が面白かったです。
悪の親玉として後半、主人公に複雑な感情を見せるマイケル・キートンも好演でした。
こちらもワンダーウーマン以上に、若い人向けな仕上がりになっていて、爽やかな夏休み映画だったなあ。
日本ではトムホなどと言われつつ大人気のトム・ホランド君、とっても素敵な俳優さんだと思います。
歴代のスパイダーマンと同じく、何作も続くシリーズとなってこれからを見せて頂きたいと思います!
(と、こちらもすっかり保護者な気分...)
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