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2017.08.30
ポスティングペン先の万年筆を使いはじめました。
先日、「ポスティング(PO)」というペン先の万年筆を購入してみました。
軸はパイロットのカスタムヘリテイジ912です。
細字好きとしては以前から興味があったものの、その形状から非常に特殊なペン先という第一印象がありました。エラボーやフォルカンといった同社の軟式仕様ニブより手が出しにくい気がしていたので。
どんな感じだろう...いつか書いてみたいかもなー と遠巻きに眺めていた感じです。
個人ブログや通販サイトのレビューをよく読み込んでみたのですが、
「使い勝手がとても良く、常用できる」
「手帳や日誌にこまかく書くには最適なのでおすすめ」
「主流となっても良い。このペン先を知らないのは損」
といった意見が特に印象に残り、これは結構好きになれるかもしれないな!と考え直しました。
○パイロット 万年筆 カスタム ヘリテイジ912 FKVH-2MR-B-PO ブラック ←Amazonで買いました。
開封してまず目を引くのが、グイッと下向きに曲がった先端です。
万年筆をまっさかさまに床へ落とした結果の絶望感を連想させるので、ちょっと心臓に悪いというか。
見慣れてくると、鳥の嘴や猫の爪先のようで。なかなかの曲線美と言えます。
この「先端曲がり」のおかげで紙へ真上から接地することにもなり、万年筆ならではの“筆圧による線の抑揚(ペン先の開き)”がほぼ無くなります。
ゲルボールペンや製図ペンのような、一定の太さで濃く書き続けられる感覚と言いましょうか。
また手帳向きと言われる理由のもう一つでもありますが、かなりの細字で書けるペン先。
EFと遜色ないか、更にもう少し細いかな?という気がします。
愛用のゲルボールペンSignoで言うと0.28以上0.38未満と言ったところです。
(これは、万年筆の製品個体差 および 入れるインクによって大きく違う件なので参考程度にして下さい。
私は、オマケの黒色カートリッジインクをそのまま入れて使用中。
パイロット純正品よりフロー拡がりやすいインクもそう多くは無いですし。
ちなみに、コンバーターcon70も同梱されていますよ。)
ボールペンと似たような筆跡が欲しいなら、ボールペンを使えば良いのでは?
という論もありますが、このポステイングならではの書き味、なかなか癖になるんです。
極細系ペン先特有の、薄板金属っぽいデリケートなしなりや、カリッとした針先感は皆無。
みずみずしく滑らかに紙面で動かすことが出来、いかにも頑丈そうな手応えなのです。
しかし、こういう線が出るからと言ってガチガチに硬いわけではなく。
通常タイプのペン先とは違った不思議な弾力が返ってくるのは、こんな変わった形状だからなのか、金ペン(14k)ならではの材質が理由なのか?
弾むように書ける!
というのは言い過ぎかもしれませんけれど、速書きが身についている手にも向いていると思います。
(後押ししてくれるようなポワンポワン感もうっすらと有り。)
疲れることなくあっという間にノートや手帳が細かい文字で埋まっていくのは、紛れもなく万年筆ならではの快感だよなあ!
パイロットのペン先一覧解説ページにおいてポスティングは「立てて持つ方」向きであるような記述がありますが、特に関係なく“普通に書いてもペン先が立ってくれる”程度の解釈で良いと思います。
というわけで購入以来の日々、ほぼこれしか手に取ってないのでは?な、超実用ペンになってます。
ポスティングニブがついた(通常売りで入手しやすい)パイロット製品は、カスタム742・カスタムヘリテイジ912・カスタム743の3種類です。
912にした理由は、(ブログやAmazonなどでも)レビューが特に多く、このペン先では主流な軸だと感じたため。
銀色ペン先だし、パイロットおなじみの丸っこいデザインと違って軸の見た目もクールでかっこいい。
15号の大型ペン先も非常に好きなので743とは非常に迷いましたが、まずはスタンダードから攻めてみようという気分でこちらにしました。
↑すごい言い訳ですね。
しかし、912は事務目的も兼ねて黒インク専用となる予感もするので、ブルーブラックなど他の色に使用の手をひろげたくなったら、次は743でいこうかと。
もう少しフロー渋めのインクでこりこりと使ってみたいという気分も別に有り。
わりと早いうちの次回ターゲットかもしれない!
カスタムヘリテイジ912は、既に6、7年前にスタブペン先で所有しており、現在こちらもけっこうな使用度です。
全く違う筆跡ながら外見からは区別がつかないので、キャップ頭にきらきらしたしるしをつけることにしました。
(これがやりやすいデザインなので912を選んだとも言える。
偽物のモンブランみたいになっちゃいましたが、わかりやすいから...)
というわけでこれから、来年むけの手帳や日誌の販売戦線も過熱化するシーズンとなりますが、そんな皆様に強力な愛用道具になるであろう、このコマゴマ書ける万年筆を、ひっそりとおすすめしておきたいと思います!
そうそう、私はイラスト描くにも向いてると思います。
デジタルで言うと、入り抜きのはいるブラシ描きよりベクターっぽい一様な線が好きな傾向ならば、ほんとに使いやすいです。
通常のFやEFとは、似たような細さでも(しなりやフロー度など)書き心地の差がわりとあります。
ときどき持ち替えてみると、それぞれお互いの良さがくっきり実感できるのも面白いですよ。
★パイロット万年筆の関連過去記事(今さらだけど、学生時代からここのペンにはずいぶんお世話になってるよなー)
・キャップレス デシモが10年ぶりに増えました。
↑これも手帳専用で、なおかつ黒インク常駐になってます。
・黒漆軸の万年筆を使いはじめました。(カスタム845)
↑これのおかげで15号サイズの大きめペン先のファンになりました。これで特殊ペン先で味わってみたいのですがEFすら無いのが惜しい...。
・パイロットのエラボー万年筆を使っています。
↑ 一見、横から見るとポスティングとほんのちょっと似ている曲線ではあります。出る線は全く違うのですが。パイロットのペン先はどれも美しいなあ。
・パイロットのフォルカンペン先、楽しいです。
↑今回のペン先とは真逆路線をいくフンワリなしなやかさ。これもまた良し!
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○パイロット万年筆 ポスティング←その他の軸で選びたい場合はこちらから。(全3種)
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2017.08.26
映画鑑賞2本分まとめ(ワンダーウーマン と スパイダーマン:ホームカミング)
近年のDC系アメコミ映画
(スーパーマンやバットマンのシリーズ。スーサイド・スクワットもそうですね)
が比較的、人の暗黒面で苦悩するような描写が有るのに対して、今作は久々に王道路線な感じです。
小学生でもおすすめな位の構成のわかりやすさと勧善懲悪の爽快さがあります。
昨年鑑賞した「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」のなかで、バットマンが発見した100年前の写真は今作でも重要な小道具となります。
この写真ではダイアナが当時の戦闘仲間と一緒に並んでいるのですが。
隣に写ってるのはクリス・パインじゃないかなあ...と気付いて以来、これがどうつながるのかモヤモヤ考えていました。
今回、相棒として共演してるんですよね。
なるほどー!
(それにしても、トシとらないって良いですね)
予習の必要は特にないのですが、ワンダーウーマンがとつぜん現れて大活躍する、この「バットマンvsスーパーマン」は見ておくと今作のヒントにもなり、楽しいかもしれないです。
ここで流れたワンダーウーマンのテーマメロディが、主役の今作では、もうずーっと彼女の行動にスイッチが入る度に鳴り響く!
こういうわかりやすさも良いです。
機関銃の弾をバシバシ跳ね返しながら激戦地を突っ切る場面は見どころです。
主人公が人間界にやってきたばかり(という設定)の、世間知らずというかあんまり他人の話を聞かない感じにちょいとハラハラするので。
作風に大人っぽい深みを期待している人には若干もの足りないかもしれないな。
ダイアナ演じるガル・ガドットは、ワイルド・スピードのシリーズで「綺麗なおねえさんだなあ」と気になっていた人。
ミス・イスラエルとして世に出た女優さんとのこと。
幼少時からダイアナを鍛える戦士としてにロビン・ライトが出ているのですが、こういう役もけっこうハマるのねぇと感心しました。
(Netflixで「ハウス・オブ・カード」にのめりこんでしまった...新シーズンはもったいないのでまだ見てないのだ。)
シーアが歌うエンディングテーマ曲も良かったです。
今年の末には、バットマン達とチームになって闘う「ジャスティス・リーグ」も公開されるとのことで、楽しみにしています!
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○映画『スパイダーマン:ホームカミング』 | オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ
2002年の作品から順にみてきて、主演がトビー・マグワイア→アンドリュー・ガーフィールドと変わり、今回トム・ホランドになりました。
(彼が歴代のなかでいちばん初々しくて子供な感じがするのは、私がトシをとったからだよね?)
今作のスパイダーマンは、昨年公開の「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」のなかで、アイアンマンであるトニー・スタークによるスカウトでヒーローデビューした設定になっています。
今回もロバート・ダウニー・Jr演じるトニーが何かと心配して見守っては、彼なりのぶっきらぼうさで世話を焼く話にもなっていて。
トニー専属運転手兼のハッピーさんなどアイアンマンチームおなじみの面々のなかで(久し振りにペッパー役のグウィネス・パルトローが出てくるのも嬉しい)、高校生であるピーター少年が成長していく過程が面白かったです。
悪の親玉として後半、主人公に複雑な感情を見せるマイケル・キートンも好演でした。
こちらもワンダーウーマン以上に、若い人向けな仕上がりになっていて、爽やかな夏休み映画だったなあ。
日本ではトムホなどと言われつつ大人気のトム・ホランド君、とっても素敵な俳優さんだと思います。
歴代のスパイダーマンと同じく、何作も続くシリーズとなってこれからを見せて頂きたいと思います!
(と、こちらもすっかり保護者な気分...)
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2017.08.24
「ほぼ日手帳公式ガイドブック2018」を読みました。
今年は、ほぼ日手帳全く使ってなかったにもかかわらず毎年恒例でガイドブックを買ってしまいました...。
○ほぼ日手帳公式ガイドブック2018 LIFEのBOOK←Amazon
来年版、9月からの発売に向けて予告ニュースが毎日のように更新され、盛り上がってる感じ。
品揃えも下記で見ることが出来ます。
○「ほぼ日手帳2018」全ラインナップ発表! - 「ほぼ日手帳2018」よこく - ほぼ日刊イトイ新聞
と、ここまで詳細にネット上で情報が得られるけれど、あえてガイドブックを買って読んでしまうのは...ユーザー取材ページがものすごく充実しているからなんですよね。
手帳の紙面の写真も大いに参考になるのですが。
書き込むときの心持ちや、その人の生活のなかのきっかけのようなものが、非常に丁寧に文章化されていて。
(今までも他社から数多く出てきた手帳やノートの紹介本とは数段上のレベルで)読みごたえある記事が多い。
そこが気に入りました。
ページの最初に、その人独自の"マイルール"(「寝る前に一日を振り返りマルを書く」といったような独自規則)が3行で小さくまとめてあるのも、読み返しやすい!
今号は42人分載っていて、文字のパワー(「びっしり」とか「ぐいぐい」な感じで書き連ねてあるの)が目立つ、使い込んである人が多かったなあ。
自分にも
「こういう考え方をすれば、こういう書き方が出来るのかもしれないな」
と思わせる、地味だけど大いに参考になる景色の手帳が多かった。
夫婦や家族、部活や職場のチームで書いている、というような団体ワザあってこその手帳の良さも知ることが出来ました。
貼りすぎて1冊が2kg超えするという、丸々とボールのように太った手帳を何年分も並べている方のインパクトはすごかったけど、これも真似は無理(笑)....
流行言葉になってますけどいわゆる「インスタ映え」する手帳も、見ていてそれはそれは楽しいし、やる気を向上させます。
実際文字どおりインスタ上で探し当て、ずーっと観察させて頂いているすごい方、何人もいらっしゃいます。
とはいえ、紙面デコレーションやイラストがウマい、美しい書き方ばかりじゃなくてもいいわけですよね...?
という件で勇気づけてもくれる、
今年は「なんか楽しそうで良いなあ」「使いこなし方って、人それぞれでいいんだよなあ」と感じることが多い素敵な構成のガイドブックでした。
私はと言えば、2017年の今年はシステム手帳回帰ということでフランクリン・プランナーに入れ込み中です。
10年目の能率手帳ゴールドもそろそろ革表紙がいい感じにクッタリしはじめている時期。
そのまま来年もこの構成ですんなり更新していけばいいのですが、あえてこのガイドブックを読むことで、
「すべての計画をぶち壊して(?)ほぼ日手帳へ回帰!」
という可能性はゼロではない。
むしろそうなっちゃったら面白いかもとすら思うんですが....
まだ8月です。ここはギリギリの年末まで自分に猶予をあげたいと思います。
ちなみに、来年版で素敵だなと思っているカバーを挙げると
・WEEKS版ならファインクラシック / ワインレッド
・オリジナル版なら鹿児島睦 / 鳥花柳
・Planner版ならARTS&SCIENCE / argilla
・カズン版ならLIBERTY FABRICS / Fluttering
です!書き並べるだけは無料....。
●関連過去記事
・ほぼ日手帳ジッパーズ、3年を経て使用復活しました(カバーだけ)。
↑ 便利です。家族分の診察券や保険証をまとめておくケースとしてもおすすめな収容量!
・ほぼ日手帳WEEKSを試し始めました。
↑この年のWEEKSは最後の週までなんとか完走できました。
そして2018年のワインレッド革装の誘惑はすごいんだけど、能率手帳ゴールドというライバルを打ち破れるのか(or平行使用などということは可能なのか?)自信が無いのです。
メモページが3倍に増えた「MEGA」なんてのも出るけれど、そもそもレギュラーボリュームの70ページ分すら使いこなせないのも使用を躊躇する材料のひとつ...。
・ほぼ日手帳の革カバー、10年ぶりに買いました。
↑ほぼ日手帳 or A6サイズの手帳やノートを今後使うとしたら、このカバーが再び活躍するんだろうなと思ってます。
ヌメ革は薄茶色に成長し、栞紐にインクの染みなどついてますが。
気に入ってるので、この年のこのカバーは買っておいて良かった。
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2017.08.22
手帳絵日記6-7月編 + 雑誌読み放題サービス愛用継続中
そろそろ来年の手帳の発売話が出始めて(というかもうぼちぼち売ってるのね...)、文具好きな皆様の間で盛り上がりはじめました。
私はと言えば、8月現時点でとっくに挫折して使用を諦めたものから、変わらず愛用中で来年も買うわと決めているものまで...そろそろ一旦まとめてみようかと思っています。
いわゆる「手帳会議2018」が、脳内でも紙上でも開始されました。
どうしようかなー!
というわけで、システム手帳に書き続けている絵日記、まだまだ続いています。
試験的にですが、7月終盤から一日あたりの面積を今までの半分にしてみました。
忙しいと1-2週遅れてまとめ書きするのが普通になりつつあったので、それが少しストレスになり始まってました。
もっと楽な量ならば日々リアルタイムで書けるのかなあと。
今までの週間リフィルの罫線を更に中央で区切ったフォーマットを自作し、LIFEの無地のリフィルに線を引いてます。
1ページ8分割、見開き16日分となりました。
これがなかなか良いのです。
ちょっと大きめの切手程度の面積に、極細なゲルボールペンでみっちり詰め込んでいくのが今のところの毎夜の習慣となり。
楽しいのでしばらくこれで続けてみます。
当記事を含めた、今までの絵日記まとめは下記リンクからどうぞ。
Instagramでも公開中です。
●手帖絵日記 バックナンバー(2015年4月分〜)
●関連過去記事:「システム手帳STYLE」を読みました(絵日記が掲載されました)+ 手帳絵日記6月編
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dマガジンを契約して1年以上経ちますが、雑誌好きな私としては、全く飽きずに有り難く読みまくっています。
このところ新たに配信が始まったもので嬉しかったのは「ELLE DECOR(エルデコ)」と「アンドプレミアム」かな。
エルデコは富士山マガジンサービスのほうで今年いっぱいデジタルの定期購読契約をしていて、dマガジンと配信がカブってしまうのは正直悔しいのですが....とにかくもう来年は余分にお金払わなくて良いので有り難いです。
他の雑誌と同じくジャニーズ所属の人が灰色の塗り潰しシルエットになる以外は、(広告含めて)ほぼ全部読めるし。
アンドプレミアムは、今まで紙版しかなかったけれど、好きな特集の時は買っている雑誌。
早くデジタル版にならないかなあ(実現したら定期購読しても良い)と切望していました。
そうしたらいきなり今月号から電子化され、dマガジンに登場。
これから毎月読めるの?と非常に感動しました。
新刊は発売してから2ヶ月で消えてしまう、いくらか短めの配信期間なんですけれど。
まあ私は古い号を何度も振り返るような読み方はしないので、贅沢は言いません。
そんなわけで、現在うちは雑誌の紙版はほとんど本棚から消えつつあり、大型のiPadやディスプレイの中で読むのが普通になってきました。
これ、紙版で欲しかったなあ...というものにもたまに出会うのですが、出費も古紙廃棄の労力も相当減ったので良いことの方が多いな。
[電子書籍のこまごま手帖絵日記] | 固定リンク | コメント(3) | トラックバック | ↑top
2017.08.19
マッサージチェアを買いました。
先月末、思い切ってマッサージチェアを購入しました。
夫はだいぶ前から興味あったようで、体験調査(?)を地道にやってたみたいなんですが、今年に入って私が急に乗り気になりました。
いよいよこういうのが欲しくなる年代になってきたのだなあ...としみじみ。
かなりの高額品も見たり試したりしたのですが、この機種になりました。
○ロースタイルマッサージチェアH AS-LS1|マッサージチェアのパイオニア フジ医療器 ←メーカーHP
機能的にはけっこう入門機だと思います。
値段も、安いところを探せばひと桁万円と(マッサージチェアにしては)リーズナブル。
しかし、見た感じがなかなか格好良くて。
ああこういうのもあるんだねぇ!と感心しました。
マッサージチェアならではの渋すぎる存在感を極力消したデザインがとても良いです。
これなら居間にソファっぽく置いても馴染む!
レトロモダンな雰囲気は、「2001年宇宙の旅」にも出てきそう。
我が家はこの映画のファンなので(上写真のポスターは20年近く飾っているもの)、これも決め手になりましたよ。
飛行機の"ちょっと高い席"とか、いまどきの長距離高速バスの椅子もこんな感じですよね。
おそらく、これを企画するときエッグチェアとか、ボールチェアの感じを参考にしたんじゃないかと思われます。
ちなみに、調べてみたところ2001年〜に使われているのはジン・チェアという椅子。
いや〜実物は博物館みたいなところでしか見たことがないんだけど、ちょっと座ってみたいなあ。
入門機とはいえ、首〜腰までのもみ玉マッサージと骨盤〜座面のエアー押しを組み合わせた自動のコースも3種類あり、またそれぞれを個別に組み合わせたカスタマイズで自分なりにプログラム出来ます。
この季節なので未使用ですが、腰と座面にヒーターがついているのも楽しみなところ!
あと、なぜかこの機種にはBluetoothスピーカーが頭部の位置についていて、当初は「....使うかな?」と思っていたのですが、実際にiPadなどから音を飛ばしてみるとけっこう面白い。
(とはいえもみ玉やらエアーやらの動作音がない、普通にソファとして座ってるとき用と考えたほうがいいかもしれないです。)
購入最初の2、3日はモミ玉のごりごりとした圧に不慣れで、なんとなく体を浮かしたりして怖がっていたのですが、今はすっかり朝晩「やすらぎ」コースのボタンを押して椅子の上でグッタリするのが楽しみになりました...
座り仕事や冷房などで固まった背中や腰がだんだんほぐれてくるのが快感であります。
詳しい動作レポートなどは下記のような記事をご参考ください(感想丸投げ)。
○これ1台で極楽の世界へ! フジ医療器のロースタイルマッサージチェアが早くも進化 - 価格.comマガジン
○これ欲しいです!フジ医療器の10万円「ロースタイル・マッサージチェア」 | 生活家電.com
○「マッサージチェア=ゴツい」を完全に覆す! 高さを抑えて音楽も楽しめるポップなモデルが新登場!! | GetNavi web ゲットナビ
パステルカラーなモデルもあるようなのですが、即納可能な配色は、うちが購入した側面オフホワイト:座面茶色のと、全面黒の2タイプです。
うちは、もともとある革のソファが茶なので色を合わせたつもりですが、こういう"若い"デザインなら黒も良いのかも...としばらく悩みました。
○Amazonではこちら。→ AS-LS1
○楽天ではこちら。 → AS-LS1
こういうものにしてはコンパクト寸法なので小さな部屋にも似合いますが、それでも重量は35kgあります。(箱も巨大だった...)
当然ながら必ず複数人数で運ぶか、搬入・設置サービスを付けた上での御購入をおすすめします。
ちなみに、この椅子にはフットマッサージ機能はついていません。
うちには、下記リンク先の機種の前モデルのを数年前に購入し、ソファ前に置いてけっこう愛用してまして。
これがあるから今回は、足先まで網羅するタイプのマッサージチェアじゃなくても、とりあえずいいかなあ...となりました。
足裏やつま先からも押してくれて、疲れ脚に効きますよ!
○山善(YAMAZEN) エアー フットマッサージャー エアーフットラウンジ PASSION パッション YGF-200
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[物欲&オススメ品 その3] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック | ↑top
2017.08.14
「トランスフォーマー/最後の騎士王」を観てきました。
○映画『トランスフォーマー/最後の騎士王』←公式サイト
シリーズ5作目にあたるわけですが、
(シャイア・ラブーフからマーク・ウォルバーグ主演に切り替わった前作は、個人的にうぅむちょっと微妙....と思っただけに)
今作の面白さには大満足でした!完全に盛り返した!
2007年の1作目以降、CG技術の発展に比例してロボット達の部品の細かさや動きがどんどん進歩していくさまを見守るのもトランスフォーマーシリーズの見どころじゃないかと思います。
そういう、ある意味"特殊効果の見本市"みたいな映像が連続するなかに、今作ではイギリスの古い伝説や歴史を(かなり無理矢理ながら)ストーリーに絡めてくるのがメリハリ効いてて面白かったんです。
大昔に地球にやって来たトランスフォーマーに代々協力し、その騎士団の生き残りである貴族役がアンソニー・ホプキンスというのも非常に贅沢で、ほぼ主役とも言える存在感を残してくれました。
代々仕えてきている執事ロボットもまた、なかなかいい人(ロボ)なのでファンになってしまいました。
C-3POのニセモノ、などと劇中で罵られていたような気もするけど(笑)、確かに性格もちょっと似ている!
ヒロイン役の女優さん、ポスターの絵柄で見た感じでは「ミーガン・フォックスがまた出るのか?」と一瞬思ったくらい雰囲気が似ていたんですけれど、要するに監督はこういう雰囲気の美人がお好みなのね...と納得です。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのピーターのお母さん役でもある、というのは知らなかったー!
いつものようにオプティマス・プライムとバンブルビーが要となるロボット構成ではあるのですが、(毎度のパターンだと敵に潰されたりetc.ですぐやられてしまう小道具的な脇役であった)家電サイズのミニロボット達も今回は大活躍するのが楽しいです。
来年はバンブルビー主役のスピンオフ映画が公開されるそうです。
1980年代が舞台だそうなので、前日譚なストーリーになるのかな。
これは行かないと。
というわけでお盆シーズンのゆるゆる進行な毎日ですが、楽しい夏休み映画でした。