能率手帳ゴールド、11年目が届きました。
2018年版も届きました。
来年も「必ず使う」と断言できるのはこの手帳くらいなのです。
他の手帳類はじっくり年末までに検討しよう....と購入自制中。ってまだ9月だよ!
昨年購入の過去記事はこちらです。
●能率手帳ゴールド、10年目が届きました。
2017年版、名入れで注文して気に入ったので、公式オンラインショップにて同じように頼んでみました。
ただし、今回は「パークアベニュー」という書体に。
昨年の「カーシブ」書体は華やかな印象ですが、パークアベニューの落ち着いた感じも捨てがたく。
だったら毎年交代で入れれば良いのでは?という結論で。
○2018ゴールドネーム入れについて | JMAM eショップ手帳の店
通販で買うようになってから、こういうのも有りだよなあと毎回楽しみにしているのが
「どんな感じの革で来るか?」
ということ。
山羊革であることには変わりないのですが、シボや光沢などの僅かな個体差が毎度さまざまで....おみくじ的に期待するようになりました。
箱をあけて店頭で選びたいと思った年もあったのですが、偶然の出会いに任せるのも良しです。
2017年が比較的シボ大きめかつツヤツヤの光沢で、けっこうワイルドな質感であるのに対し、今回届いた2018年版は非常にきめ細かい手触りのものが届きました。
シボもこまかく凹凸もほとんどわからない一様さなので....
一瞬「革じゃないバージョンの能率手帳を頼んじゃったかな?」と触ってみたほどです。
(ふっくら柔らかで安心....)
去年のようなテリのある表面と違い、びろうどのような柔らかいツヤなのも面白い。
というわけで、今回の出会いもまた個性的で満足!
柔らかめの革で繊細そうに見えますが、酷使しても割れたりヨレたりしない作りの良さは絶大に信頼しています。
-----
○能率手帳ゴールド 2018←Amazonではこちらです。(名入れ無し。小型版も選択できます。1000円台のは合皮表紙版で、紙質もちょっと違います)
-----
使い方は長らく変わらずでしたが、実は8月あたりでちょっとだけ変更を試みました。
この手帳を試し始めた初期の頃(10年近く前)、多くのことを一元化しようと記入項目を詰め込んでみたのですが、このサイズの手帳ではとても足りないことに気づきました。
それ以来、週間ToDoや行動目標などは別手帳に分けてきたのですが。
10年も経てばそれなりに洗練(?)された記入が出来るようになっているのかもしれない...
と、再び週間ToDoのコーナーを右ページ三分の一ほどに縦線を引いてゾーン分けして使いはじめてみたのです。
(下写真のような感じ。もともと、こういうエリア分けを前提にしたポッチが右ページに印刷してあるんですよ。)
正直、このレイアウトはとても便利でした。
週間の用事がここに全て集まっているせいで「これ1冊を開けば」確認できるし、字を小さめにして詰めていけば面積が足りないという程でもなく。
わーいこれからはますます手放せない密度の濃い手帳になった!
と喜んでいたのもつかの間、開く度に「目が疲れる」という異変に襲われて。
この方式、あっけなく挫折となりました。
字があまりにも小さく詰まりすぎていたことにより、開いたときの焦点が一瞬合わなくなるのです...。
この顛末をSNS上で告白してみたところ
「手帳を書く者にとって一番の天敵は、ペンでも紙質でもなく、roganなのです」
という名言コメントを頂き、深く頷いた次第。
いやもう、ほんとそうです。
という短い挑戦を経た後はいつも通りの、「長持ちする内容のメモ書き」中心な使い方に戻り快調です。
以前載せて頂いた下記ページもご参考ください。
○同じ手帳を同じ方法で長く使い続けるということ | みんなの手帳部 | 日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)
今回、ユーザー専用のゴールドメンバーズクラブなるものが開始されるようなので、(金色の会員証欲しさに!)さっそく入会もしてみましたよ。
※必要な申込番号は手帳に同梱されています。
というわけで、毎度の"扇形にずらっと並べた記念写真"も撮り終え、いよいよ11冊目に突入です。
表紙の革も金色断面も、新品の艶やかさ(通称:焼き海苔光)が眩しいばかりですが。
使用中の2017年版の表紙もいよいよふっくらに磨きがかかってきたばかりの時期です。
(それにしても今年は貫禄ある爪傷が大量についちゃいました。
ボールペンのクリップをザクッと差してあちこち持ち歩く機会も多いので、まあ仕方ないか...)
まだまだ年末ギリギリ迄、使い込みますよ!
●能率手帳ゴールド関連の過去記事●
・2017年能率手帳ゴールド、10年目が届きました。
・2016年能率手帳ゴールド、9年目が届きました。
・2015年能率手帳ゴールド、8年目が届きました。
・2014年能率手帳ゴールド、来年で7冊目です。
・2013年「一番欲しい手帳を早々に購入」という対策が効きますように。
・2012年・能率手帳ゴールド、6冊目を買いました。
・2011年・能率手帳ゴールド、5冊目を買いました。
・2010年・能率手帳ゴールド、4冊目を買いました。
・2009年・能率手帳ゴールド、3冊目になりました。
・2008年・はじまりは、能率手帳ゴールド。
・2007年・手帳買い、とりあえず終了(と誓う)。
・手帳を問わず、の手帳本。
↑おすすめな手帳本「能率手帳の流儀 」のレビューです。
------
| 固定リンク
コメントを書く
★コメントは一度保留され、管理者による承認の後に掲載されます。
書き込みから閲覧可能な状態になるまではお時間を頂きますことをご了承下さい。
コメント
こんばんは。
10年分も揃うと圧巻ですね~。
まさに継続は力なりで、続けた人だけが見られる風景ですね。
また、メーカーが同じ商品を継続して作り続けてくれたことも、使う側にとっては有り難いことです。
こちらのブログも、僕が万年筆熱が出るたびに立ち寄ってましたが、いつも変わらぬスタイルで地道に更新を続けていて偉いなぁ、と感心しておりました。
それと同時に、人間の人生で、十分に使えるモノには限りがあるということも感じていまして、モノを買ったり集めたりするのは簡単でも、それを長く使い込んで育てていくことは大変だと思うようになりました。
万年筆なんて、特に長持ちするモノですもんね。
買う時は最高の1本をと言う考えに夢中になっていますが、それはあくまでもスタートにすぎず、そこからどれだけ長く付き合えるかで最高の1本に育っていくのだと今は考えています。
これからも楽しいブログが長く続きますように!
投稿: MEMO | 2017.09.18 00:33
こんばんは!
今年も能率手帳ゴールドの集合写真を撮る時期がやって来たなあという感じです(笑)
同じ手帳を長く使っているからこそわかる良いこともたくさんありますし、今後も同じものが発売されていくのだろうという安心感も加わって、この手帳だけはずっと飽きずに使い続けていくのではないかと思っています。
(その代わり、他の手帳や日記帳はコロコロ変わっていきます....)
万年筆は、もうこれだけ手元に集まったのだから、これが最後の1本でもいいな!と毎回のように思うのですが、フッと呼ばれてしまうことがいまだに続いているのには自分でも呆れてしまいます。
仰るとおり、使い込んで育てることはとても大変です。
増やせば増やすほど一本にかける愛着が相対的に少なくなるわけですからね....
という、解決のつかない葛藤ばかりのブログになりますが、マイペースで続けていくつもりですのでこれからもどうぞよろしくお願い致します!
投稿: ほしの | 2017.09.18 01:09
ほしのさん、こんにちは!
同じ手帳を使いつづけるというのは、
とても魅力的ですね。
丸善さんで触ったことがあるのですが、
気持ちの良い革で人気なのもうなづけます。
赤革もでないかなぁ。
手帳の使い方が定まらず試行錯誤してる身としてはまだ手を出す勇気がないです(笑)
NOLTY用紙が好きなので、
いつか挑戦したいなと思っています。
最近、トモエリバーの薄さが苦手になってしまい、
ますます能率さんに頼りたい気持ちでいっぱいの日々です。
投稿: haru | 2017.09.19 16:33
こんにちは。
値段が値段なので、使うと決めるまでには勇気が要りますよね!
この手帳は、何十年も基本仕様は変わらないことと、これからも同じものが売られ続けるのが大きな強みの1つなので、赤革とか月間ブロック版はまず出ないんだろうなと想像しているんです。
それもまた良し!と達観できるようになったのはこの冊数まで使い続けたからかも(笑)
表紙は革でも中身は普通のNOLTY系の手帳と同じだと思ってる方も多いのですが、紙質もゴールド独自の仕様なのでご存知のNOLTY用紙よりは、やや摩擦係数多めな和紙っぽいテイストの書き心地なんですよ。
ボールペンやシャーペンでも抜群の書き心地なので是非味わって頂きたいです!
いつかお揃いで使える年が来るのを楽しみにお待ちしています!
投稿: ほしの | 2017.09.19 17:13