« 能率手帳ゴールド、11年目が届きました。 | トップページ | 「スケジュール帳がつくれるカレンダーシール」が便利です。(100円ショップ) »

2017.09.22

デロンギの全自動エスプレッソマシンを買いました。

うちはほぼ毎食後にコーヒーを飲みますが、ここ2年ほど全自動(豆を挽く→抽出までやってくれる)の機械を使うようになりました。

それ以前は電動ミルで挽き、口の細いポットで湯を沸かしてドリッパーに注ぐ淹れ方。
●過去記事:ハリオのコーヒーポットを使い始めました。

これはこれで美味しく頂いていたけれど、便利調理家電大好きなコーヒー淹れ担当(夫)がどこから聞きつけたのか即買いしたのがPanasonicの全自動コーヒーメーカー。

パナソニック 沸騰浄水コーヒーメーカー 全自動タイプ ブラック NC-A56-K←Amazon

これ、現在に至るまでモノ系の雑誌や通販サイトのレビューでも全自動機ではベスト評価ばかりで、よい選択だったと思います。
調理台の隅などにも置きやすい小型サイズだし、いつも一定に美味しい。
価格もこなれてきていてAmazonでも1万円台なのも魅力で、リピート購入のレビューも多くついているのも良い感じ。

でも稼働音がちょっと(いや結構...)ウルサめなので集合住宅住民かつ超夜型家庭の身には、微妙に気になってました。

170922

というわけで、7月末に全自動機2台目として、デロンギのマシンを使ってみることに!

デロンギ マグニフィカS 自動エスプレッソマシン ECAM23120BN/WN ←メーカーHP

Amazonではこちらです


憧れメーカーだったのでいつもうっすら「いいなあ」と思っていたのですが、値段がそれなりするので検討にはだいぶ時間をかけました。
実際に秋葉原のヨドバシの売場へ試飲させてもらったり。美味しかったです。

価格以外で最も心配材料だったのは設置場所でした。
ドリンクバーのコーヒーマシン的なデザインなので、以前のPanasonic機より奥行きがドーンと大きいのです。

幅×奥行×高さ 
・パナソニック NC-A56-K :  22.0cm × 24.5cm × 34.5cm
・デロンギ ECAM23120BN:  23.8cm × 43.0cm × 35.0cm

20㎝も前方に出っ張ることになるので、もう今までのように調理台と同居は無理な感じ。

しかも、取説をダウンロードしてみたところによると、背面を更に5cm空けることが推奨されている...!
(コンセントも、いかにも外国製品という感じのゴツいものがついてます。)

ネットで画像検索しまくり←意外と便利だったのはInstagramの投稿写真をタグ検索: こういうのを買う人はどんな場所にどのように設置しているのかを調べてみました。
結果、惜しいことに1.5㎝ほど、カップを置くトレイ部分が空中にはみ出しますが稼働には問題ない範囲で食器棚下のカウンター(いわゆるレンジ置き場)内に収まることが判明。

170922

Panasonic機よりデロンギのほうが使いやすいと実感するのは、「ほとんど全ての作業が前面から出来る」ことです。
(豆補給は上部奥の蓋を開けてザーッと入れ、水補給は前面からカセットタンクを引き出し、挽き豆のかすや水受けも前面からトレイを引いて取り出せる)

Panasonic機ではコーヒーの紙フィルタをセットするにはパーツを右横に開き、水タンクは背後から引き出さなければならない(これが毎回必要な)ため、設置面積以外にも周囲の空きがけっこう必要な感じです。

ちなみにこれは、デロンギ以外にも購入の選択肢であった、いま話題の無印良品の全自動コーヒーメーカーでも同様。
プロのハンドドリップを再現したコーヒーメーカー| 無印良品

ドリッパーが左に開き、水タンクを右から引き出すという、「両側」に大きめの空間が必要になるんですよね。
うーむ...なんで? と熱が冷めた一因ではある。


そしてもう一点改善できたのは、稼働時の音。
Panasonic機、私はどうしても豆挽き時の爆音に慣れることが出来ませんでした。
電動工具っぽいギュイーンという甲高い音なのです。
時間帯によっては「これ、お隣まで聞こえてないかな?」と結構ストレスでした。

デロンギもまあ小さくはない音量なのですが、筐体の構造のせいなのか籠もった感じの低い音で「ジョワー」と挽き上げる:5秒もかからない:ので全然違う感じ。


豆は上部奥の蓋をあけて結構な量を蓄積しておくことが出来、必要量が勝手に減っていきます。
このへんはドリンクバーetc.でお馴染みのコーヒーマシンと一緒です。

挽き終わった豆かすは、正面の抽出口のうしろにある引き出しの中に少しづつ溜まっていくので、一日の終わりに、数回の抽出分をまとめて取り出して捨てています。
大きめのキャラメルぐらいの塊に圧縮された、土のようなものが溜まっている感じです。
比較的パサッと乾いている状態なので捨てやすいですよ。

水タンクも同様で、正面から細い板状のタンクを引き出して補給し、必要量が吸い出されるので不足しないように気をつけ、やはり一日の終わりに内部をよく洗うぐらいか。

ただし、抽出ユニットなるパーツが水タンクの奥についているので、1ヶ月に1度掃除する必要があり
(この時用の蓋を開けるので20cmくらい右横に空間が要るけど、月イチで物をどかせばいいので常時空けておくこともなさそう。)
これは月間のToDoに入れたいと思います。

Panasonic機では、豆や水を毎回量り、市販の紙フィルターも入れなければならなかったので。
この手間がなくなったのは有り難いかも。

170922

ちなみに、ミルク泡立ての機能が抽出口の横についていますが、意外と難しくてコツが要るようなので...
せっかくなのでカフェラテ用に以前購入したものの、近年は休眠していた自動ミルク泡立て機、「エアロチーノ」が使用復活しました!

●過去記事:「エアロチーノ」を買いました。(ミルク泡でふわふわ!)

これだと、アイスコーヒー向けの冷たいものから熱々の泡立ても可能だし、砂糖やシロップをちょっと加えた味付けも出来る。
パーツを替えることで、ラテ用のゆるめ泡なホットミルクも作れます。

とにかく絶対に失敗なくフンワリこんもりとした牛乳泡を盛ることが出来るので。
アナログ手淹れ派の方にも、コーヒー以外のドリンク作りにもおすすめな泡立てマシンなのです。

まだちょっと暑い時もあるので、氷入りのエスプレッソに少しだけ砂糖を混ぜたcold仕様の泡をのっけて頂くのが毎日の楽しみです!

エアロチーノ← Amazonではこちら。私の持ってる銀色のは旧型デザインです。

つけくわえると、名前は「エスプレッソマシン」ではありますが、カフェジャポネというレギュラーコーヒーを淹れるボタンも有るんです。

でもコーヒー牛乳好きな私には、やっぱりエスプレッソで「カフェラテ」にして作るのがコクがあって美味しいんだよなあ!
というわけで、購入後2ヶ月近く経ちますが、これといった不満点もなく愛用しています。
大変満足な買いものでした。

|

« 能率手帳ゴールド、11年目が届きました。 | トップページ | 「スケジュール帳がつくれるカレンダーシール」が便利です。(100円ショップ) »

コメント

長年、万年筆や旅行関連等、参考にさせて
いただいています。
来年は能率手帳ゴールド2年目とするか、
ほぼ日手帳に戻るか迷いましたが、
こちらを拝見し、1冊に絞ることは
ないのだな、と(*^_^*)

デロンギのエスプレッソマシン、素敵ですよね!
デロンギのキッチン家電は外観もまた
惚れ惚れしますが、複数置くには広いキッチンが
前提だよなぁ、と、日本の住宅事情を考えてしまうので、今回のレポートはとても楽しく拝見しました。

私はシンプルなコンベクションオーブンを
愛用していますが、オーブンはコンパクト
なのですよね。エスプレッソマシンの存在感は
別格のように感じます。

これから温かい飲み物が似合う季節ですから、
ますますおうちカフェを楽しめますね。

投稿: もも | 2017.09.22 13:41

デロンギのコンベクションオーブンのデザイン、可愛くて好きです!いいなぁ・・・
このコーヒーマシンは本当に長いこと置き場所で購入を悩んでいて、ギリギリな空間に いちかばちかで結構無理やり突っ込んでみたら(笑)ちょっとはみ出すけど意外と大丈夫だった!という感じで解決したんです。よかった〜!

現在もそんな感じですが私の来年の手帳はおそらく、能率手帳ゴールド含めて3種類くらい並行して使いそうですよ。
ほぼ日手帳方面も毎年のようにすごく迷うので、まだまだ油断できません!

投稿: ほしの | 2017.09.22 14:20

コメントを書く

コメントは一度保留され、管理者による承認の後に掲載されます。
書き込みから閲覧可能な状態になるまではお時間を頂きますことをご了承下さい。



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: デロンギの全自動エスプレッソマシンを買いました。:

« 能率手帳ゴールド、11年目が届きました。 | トップページ | 「スケジュール帳がつくれるカレンダーシール」が便利です。(100円ショップ) »