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2018.04.11

映画鑑賞2本分まとめ(トゥームレイダー ファースト・ミッション と ヴァレリアン 千の惑星の救世主)

ちょっとばかし身体を壊してしまい、半年以上も映画館に行けませんでした。
なんとか大丈夫そうなので(鑑賞できる体力がついたような気がする...)、今月からまた通い始めましたよ!

Tomb Raider (Original Motion Picture Soundtrack)1日に行ってきました。
前述の、映画館ブランクが長いものですから。
シンプルな娯楽作品かつなんとなく話が(もうだいたい)わかってる系のものを選択。

映画『トゥームレイダー ファースト・ミッション』オフィシャルサイト

アンジェリーナ・ジョリー版の2作品は、2001年と2003年に公開だったのですね。
観に行ったの、ずいぶん昔だったんだなあ。

今回は、アリシア・ヴィキャンデルが主演ということで、雰囲気がガラリと変わった気がします。
謎解き・宝探し的な要素を経て最終的には世界を救う(or悪の組織と闘う)
というストーリーは同様なんですが、アリシア版ではものすごく身体能力が上がった感じです。

ここはもう、映像効果技術の進歩なんだろうなあ。
終始アクションシーンが多くて楽しめる展開になっています。
(「本筋とはあまり関係ないけれど運動神経の良さを見せつける」展開が前半に多くて、正直ちょっと間延び感は有り。
後半過ぎからようやくトゥームレイダーぽくなってくる...。)

なぜ日本の卑弥呼があのような感じに!
とか、
お父さんなんてこった!
等々のツッコミどころも含めてまあ意外と悪くないアリシア版でした。

大人女性のむちっとした雰囲気を漂わせていたアンジー版と較べると、子鹿がぴょんぴょん跳ね回っているようなエネルギッシュかつ応援したくなる感じが出ていて。
あの体力は羨ましいなあとつい考えてしまう...
ので、病み上がりに選択するのは失敗だったか。

あとから知ったのですが、ニック・フロストが質屋のおじさん役(wikiによるとクレジット無しで出演)だったのかー
全然気付かなかった...
印象に残る、面白い登場人物ではありました。

終盤の感じですと、いよいよ続編で身近に迫る陰謀に気付いて悪の組織を殲滅していく展開になるのではないかと思われます。期待!


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Valerian And The City Of A Thousand Planets7日に行ってきました。

映画『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』 | オフィシャルサイト

リュック・ベッソン監督のSFものということで、フィフス・エレメント大好き(ああこれも20年以上経ってるのかー)な私としてはとても楽しみにしてました。

ヴァレリアンはもともと漫画原作があり、フィフス・エレメントとは全然ちがう話のはずなんですが、何故か進行の大枠というかオチまでもが共通で安心(笑)
ストーリーはとてもわかりやすいSF+軽めの恋愛展開で、とても気楽に眺められるものです。

視覚効果方面がとにかく素晴らしいので、そこを味わうだけでもあと何回か見ても良いなと思ったほど。
人間以外にさまざまな宇宙生物が登場するのですが、その視覚的印象が驚異的なのです。
「○○は、△△する能力が特徴なのです」程度にさらっとナレーション説明が入るくらいの時間しかとられていない生物もいるんですが、思わず画面を止めたくなる(笑)作り込みようで。

フランスの漫画がこういうものなのかリュック・ベッソンの好みが昔からこうなのかは私にはわからないのですが、エイリアン生物達の見かけがフィフス・エレメントのDNAちょっと入ってるよなー(とはいえ技術は20年分飛躍!)というのが多くてまあそれもニヤニヤというか嬉しかったです。

劇中の重要イキモノであるコンバーター(という小動物)を見たとき「ああ、武器商人ゾーグが飼っていたアレっぽい...」と思ったのは私だけじゃないはず!
アレにはピカソという名前があります。

ギュインギュインと狭い空間を宇宙船で通り抜けていくような激しい浮遊場面の多さも見どころなので、IMAXなどで見たほうがほんとうの面白さを体感出来るんだろうなとは思います。
三半規管が弱い人は2D画面がおすすめ...

ヴァレリアンとローレリーヌを演じる2人(デイン・デハーンとカーラ・デルヴィーニュ)がそりゃあもう漫画のように整って美しい俳優さんなので、こういう非現実系作品にぴったり...

実は吹き替えで見たのですけれど。
常に3人一緒の運命共同体(?)として行動する情報屋のような宇宙生物がいるのですが、エンドクレジットで確認したところTHE ALFEEがそれぞれ吹き替えをやってました。面白かったー!

というわけで、今の視覚効果技術レベルがあってこそ実現したのであろう、とにかく目に楽しい作品です。
スター・ウォーズのような深みでなく、まさに「ポップコーン片手に」の感じをSFに求めたい人へおすすめ。
高等生物を自認したいなら、未来になるにつれて宇宙レベルでの多様性を大事にしなくちゃいけないんだなあ。などと掘り下げて考えるも良し、です。

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うわー前回の映画、8月末のワンダーウーマンだったのか。
復帰鑑賞にはあえて軽めのを選んでみたけれど、このままいろんなのをまたみれるようになれたらいいよなあ。

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