「キャプテン・マーベル」を観てきました。
とても良かったです。
当初、「ワンダーウーマン」みたいな感じなのかな?
と思っていたのですがけっこう違って、メッセージ性が強いし、(主人公の)蘇る記憶とともに転換していく人間関係もありで、後からじわじわ「こういうことだったかー」と気付ける面白さがありました。
「女なんだからおとなしくしてろ」的な方面で抑制されたり後回しにされたりという扱いを受けていた立場を変えるべく、倒れても倒れても立ち上がって闘う強さに圧倒されます。
(むちゃくちゃ強いです)
でもって、来月公開の「アベンジャーズ/エンドゲーム」へつながっていくエピソードの数々も「おぉ...」と感慨深いものがありました。
昨年亡くなったスタン・リー氏への追悼と感謝も込められている、記念すべき作品なのではないかと思います。
時系列としては、アベンジャーズ計画が誕生するその瞬間が本編のラストシーンとなりますし。
主役のブリー・ラーソンさん目力あって素晴らしいのですが、この作品はけっきょく茶トラの猫グースにいいところをバサッと持ってかれちゃってるかもしれない(笑)
合計4匹がかりで演じたとのこと。
体内に異次元が拡がっている設定と聞きました。....うん、そうだろうね!
キャロルの子供時代を演じていたマッケナ・グレイスちゃんがそりゃもう可愛いんですよ。
野球の試合中、土ぼこりの中から悔しそうに立ち上がるシーン、それだけでもう泣けてきます。
(先日スターチャンネルで放映されていた「ギフテッド」という映画で知った子役さんなのですが、こんな美少女が地球上に...!と感動しました。
これからの活躍が楽しみ。)
とまあそんなわけで、性差の不平等に対する抗議であったり、バキバキにすごいCG(主人公が体から放つエネルギーを表す光のフレアのような効果が好き)が飛び交ったりと、まさに今この時代だからこそ作れて時代的にも映える、見せ場の多い作品であります。
次のアベンジャーズ映画の前に絶対におさえておくべき、重要なカギになる展開もたくさん詰まっていますよ。
最初に親切な注意書きは出ますが、最後の最後まで重要場面映像が続くので席を立つのは損です。
もう一回くらい見ておさらいしたいなー。
そうそう、アベンジャーズと言えば、去年ディズニーから解雇されたジェームズ・ガン監督が再雇用でカムバックを果たしたとのニュースを聞いたばかり。
とても嬉しかったです。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのシリーズはもう続きが無さそうだなあ..と悲しんでいた私としては、今後のマーベル世界に分厚さが戻ったこと、安堵しております!
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