映画鑑賞2本分まとめ(バンブルビー と ダンボ)
トランスフォーマー映画シリーズの中ではもともと、かわいい(時もある)担当のバンブルビーでしたが、とうとうスピンオフが作られて楽しみにしていました。
90年代後半に地球にやってくる設定になっており、音楽を始めとしてその頃のちょっと懐かしめな世界が眺められるのも良かったです。
(若者たちはもちろんスマホなど持ってない)
バンブルビーがおなじみの"ラジオの声"で話すようになった経緯もここでわかります。
この時代のバンブルビーは、黄色いワーゲンへの変化を行ったり来たりするのがメインなので、体格パーツがどれも丸っこい。
文字どおりバンブルビー(マルハナバチ)で、日本的に言えばゆるキャラに近い親しみやすい雰囲気。
目玉の上についているまぶた的なパーツ、これの角度次第で喜んだり悲しんだりの感情がけっこう多彩に表現できることに感心です。
一家に一台あって欲しい可愛さ。
主役のヘイリー・スタインフェルドちゃん、可愛いので「トゥルー・グリッド」をみて以来ファンになりました。
(歌も上手いのだ。)
それにしても、映画設定当時の18歳ってまさに私が同年代なのだわと気付きました。
チャーリーが今ごろどんな大人になっているのかを考えるのも楽しい。
本家のトランスフォーマー映画は、もうずいぶんと規模も大きくなって地球の運命を揺るがす程の話になりました。
アメリカの小さな街で、(まずは)ひとつの家族を巻き込み、恋愛要素もほんのり...というコンパクトな感じは、ごく初期のトランスフォーマーを思い出させる懐かしさで。
なかなか楽しい話でした。
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ダンボの実写(というかCG)版ということで、それはちょっとどうなんだろう...という微妙な感じが(個人的には)先行していたのですが、夫がティム・バートン映画のファンなので出掛けることに。
しかし、予想以上に感動してしまいました。
象ならではのしわしわ皮膚もリアルな立体ダンボなのですが、話がすすむにつれて、丸くて澄んだ目と薄ーい巨大耳がどんどん可愛らしくけなげに思えてくる不思議。
ダンボ含めて登場人物たちは皆それぞれ悲しい事情を抱えていて、そのつながりがあるからこそ互いを思い合って日々を乗り越えています。
そんな事情が透けてみえるので、絢爛豪華なサーカス場面ですら
「ああこれは虚構だなあ、金の亡者のエゴだなあ」
という感じがして。
このシーンを素敵〜!という気分ばかりで眺められなかったのは、ダンボの不安感が強めに伝わってきてしまって、とにかく可哀想だったからかも。
(でも、泡が次々に変形して踊るところ、すごいー)
とはいえ後半の、エヴァ・グリーンの美しさと心持ちの強さにはホッとして救われるものがありました。
サーカス団の発展とともにいつか幸せになってね。と、勝手に願う私。
というわけで、2作品とも親子で鑑賞おすすめなお話ですので春休みに是非。
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