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2019.05.26

手帳絵日記 春からゆるっと再開編

システム手帳ネタのなかでたびたび言及していますが、Bindexの見開き1週間リフィルを長年のあいだ買い続けています。

bindex

スケジュール用にしたことは実は一度もなくて。
使い方はそのときどきによってバラバラで、絵入りの日記用だったり、病気治療が大変だった時の体調メモであった期間も。
日付関係なく「調べたことメモ」を書き込むリフィルにしてた時も楽しかったけど、もう全くなんにも書かないのに"とりあえず買っておく"として白紙のまま過ぎた年もあったっけ....

工夫次第でどのようにも使えるレイアウトも好きだし、紙色も書き心地も文句ナシに良い(そして、毎年同じものが買えることも有り難い)。
私のシステム手帳づかいを強力に支えてくれる相棒であるとも言えます。

体調とともに意欲も増してきて(何ヶ月か未使用状態だったのだ...)年明けのタイミングからぼちぼち書き始まって、上写真のとおり4月スタートのリフィルも購入しました。

1

そんな流れで、最初は日記(文字だけびっちり)だったのが。
春ぐらいからは、貼りもの多めのユルいスクラップ日記に変貌しました。
文字も多めで気が向いたら絵入り、日付もその週内であれば一日ごとの境界は気にしない。
特筆すべきネタがある時は3日分ぐらいのスペースを占有することも。

3 4

5 6

7 8

9 Pen

とこんな感じに、
(他力本願で)商品タグだのチラシ切りぬきだのを貼ってしまうスクラップ混じりのほうが、続けるのも読み返すのも楽しいかも、現在のところ。

気まぐれに作らない週もあるかもしれませんが、こちらではある程度まとまったら:Instagramのほうでは出来次第で:公開していますのでよろしければ!

●関連過去記事:「書くだけ」で夢を引き寄せる! 家事ノート&手帳術 に掲載されました + 手帳絵日記復活編(9-10月)

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※コメント投稿機能、なんとか直しました※

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2019.05.21

無印良品の片手鍋を買い替えました。

GW中の「無印良品週間」でフタ付きの片手鍋を買い替えました。
味噌汁を作るのに一番多く使ってきた直径16㎝のもので、今回も無印で買うことに。

10年以上愛用してきましたが、前モデルは取っ手が黒い樹脂パーツになってまして、ここの素材劣化がストレスになってました。
(乾くと白っぽく粉が浮き出るようになり、手触りもわるく見た目の清潔感も低下。)

経年による原因もあるかもしれませんが、食洗機にいつもかけてるからなあ。
熱だけでなく、洗剤成分の強さは手洗い用の比ではないので...

190510

調べてみると現行モデルの鍋は持ち手も含めて全部金属製であるとわかりました。
しかも、業務用っぽさを醸し出しつつすっきりシンプルでとても格好いいじゃないですか。
ヨーロッパ製のブランドメーカー鍋みたい...いつのまに!


と、更に検索してみるとジャスパー・モリソンのデザインとのこと。
Jasper Morrison | Saucepans

なんと、ラミーのアイオンと同じです。
たしかになんとなく金属の材質感というか、形状のシンプルなまとめ方にデザインの共通を感じる(...気がする...)!

●過去記事:ラミーのアイオンを使いはじめました。

というわけで、万年筆と鍋なのに遠縁の親戚みたい!面白いなあ。

製品詳細は下記リンク先です

ステンレス アルミ全面三層鋼・片手鍋・フタ付・16cm約1.5L/約幅33×高さ11cm 通販 | 無印良品


使い勝手自体も非常に良くて、全面三層ということでがっしり厚め。
(そのぶん、前の鍋よりちょっと重いかな。)
素早く沸いてその後ずっととろ火でも煮込める、IH熱源での効率がとても良いのも満足ポイントです。

持ち手は充分な長さがあるせいで不思議なほど熱くならないです。
正確には、ほんのり温かくはなるのですが鍋つかみが必要というほどではない。

ただ気をつけるべきはお揃いの蓋のほうで、こちらもつまみ含めて全て金属のすっきりしたデザイン。
お皿のように平たいので食洗機で洗いやすい形状。これ大事。
汁物をサッと作ったり玉子を茹でる程度なら手でつまめる程度の温度です。
しかし煮込み系の調理時間になるとかなり熱くなるので危険です。

ものすごく大きな太い文字で「必ず鍋つかみ等を利用し、幼児の手に触れないように」と書かれた取説がペラで入っているので、既になにか起こってしまったゆえの注意喚起かもしれず緊張します。

菜箸を差し込んで持ち上げることも出来るんですが、怖い場合は16㎝直径対応の樹脂つまみ付きガラス蓋などを備えておくのがよいです。
(デザイン性より皮膚を大切に。Amazonなどでも数百円から売ってます)


そんなわけで当然総金属製ですので、食洗機でもぴかぴかに洗い上がっています。
私がずーっと無印の片手鍋(旧型の雪平鍋も持ってるんですが)を使っている理由は、内側に水量の目盛りが刻んであるからなのです。
味噌汁のときは人数×200mlとか、これで素早く入るので有り難い。


16㎝サイズがあまりに気に入ったので、もう一回り小さい「ミルクパン」もその後に買い足しました。
(こちらは20年ぐらい使ってきた無名メーカーのを買い替え)

190520

ステンレス アルミ全面三層鋼・ミルクパン約0.9L/約幅31×高さ10cm 通販 | 無印良品

2人暮らしまでのレベルならほぼ全部これくらいでまかなえるかも。
食洗機内のスペースも小さくて済むし、ミルクパンのほうが活躍するかもしれません。
16㎝片手鍋と少し違ってフチが外側にクルンと開いている形状も可愛い。

もちろん内側に目盛りも入っています。
お揃いのフタは無い(別売りも無い)のが唯一残念。
ミルクパンてそういうものなんでしょうか。

14㎝用のガラス蓋で問題無く代用出来てますが、これだとジャスパー・モリソン感は限りなく薄まり、"日本の小鍋"ぽくなるのね...。


というわけで、「ペンと(デザイナーが)お揃い」と嬉しく思ってるのは私だけなんですが、良い買いものが出来ました。
今度こそ経年劣化しないはずなので、これはもう一生モノとして使っていきたいと思います。


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3月後半からのココログのリニューアル時点からのようなのですが、ご感想・ご連絡はメールまたは各種SNS上にて頂ければと思います。
(その一方で、ようやくスマホ対応になってくれたのは嬉しい。
ココログの有料モードなので、広告バナー無しでけっこう快適に読めますよ。)

コメント投稿についてはNIFTYからは対応を検討中とのメールを貰っているのですが。
機能不全が長く続くならココログから引っ越すかもしれません。
他サービス移動または自力or他力でのWordpressへの移転を:以前よりやや真剣に:検討しています。うぅむ。

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2019.05.12

ラミーのアイオンを使いはじめました。

lamy aion fountainpen

発売時から気になっていたペンではあったのですが、見かけがずいぶん地味...と思っていたので遠目に見ていた感じだったLAMYのアイオン。

ラミー アイオン | ラミー・LAMY ← ラミー社のページ

地方の文具店では、サファリは普通に置いてあってもそれ以外のラミー社製はなかなか出会えずでしたから、まあいつか観察できる機会があれば。程度に思っていました。

4月に丸善に立ち寄った時、なんとアイオンが売場にぶら下がっていました。
吊しで売っていたとかそういう意味ではなく、ほんとうに、釣竿(のような感じのワイヤー)からぶらーんと宙に浮くような仕組みのディスプレイで、サンプルのボールペンが吊られていたのです。

あらーこれなら触り放題。
というわけでちょっと書いてみたりもしたのですけれど、その硬くてずっしりの、金属の塊のような持ち心地にけっこうびっくりしました。
見た目からLAMY2000に近い感じかと予想していたのに重さも触感もずいぶん違う....どちらかといえばスクリブルのほうに近いかな?

軸表面全体はマットな感じですが、加工はとても精緻で手にほどよく吸い付いてくる気持ちよさがあります。
首軸あたりでほんの僅かにふっくらしているのも、指馴染みを手伝っている感じで。
実はなかなかすごい形状なんだなあと驚きます。
ジャスパー・モリソン氏のデザインとのこと。

Jasper Morrison | Aion


LAMY2000のようなヘアラインが施されているのですが、2000が縦方向にかかっている(ので買った当初は木軸なのかなとすら思った。軽いし...)のに対してアイオンは横方向なんだとか。
みっしりとこまかすぎてroganではタテヨコ把握が難しい。

首軸はサーキュラーブラッシュ加工という、均一な質感のマット加工がかかっています。
(胴軸のヘアライン加工とは光の反射が違うのでここで継ぎ目だとわかるのですが)
きゅっとシメてしまうと段差は皆無となり、この精度は本当に見事でうっとりですよ....
"首軸との境界が消える"のは2000の4色ボールペンをお持ちの方には覚えがあるはず。

ということで、こんな軸なら万年筆はどんな書き心地なんだろうと興味津々に。
実際に試したわけでもないのですが、その後まもなくポチってしまいました(Amazonがとても安かったので....。)
こういうデザインでLAMYならまずは黒軸から入るべきであろうという心の声にも従い、手帳にも使いたいのでEFペン先にて購入しました。

190512


ペン先はサファリやアルスターと同じものなのかなと思っていたら、「肩」の部分の曲線が膨らんでいてちょっと違う。

書き味はかなり硬いです。
(直後に使い較べるとサファリのほうがふんわりに感じるくらいに)がっちりハードな手応えでうわあ疲れそう...となるんですが、何故かぎっしりノートが埋まるくらい楽しく書けてしまう。
微少なしなりが効いているんだと思われます。

また、これ以上1gでも多かったら重すぎるかなというくらいの絶妙なズッシリ感もちょうど良いんですよ。
カートリッジ付で本体のみなら23g、キャップ付なら35gでした。
うしろに付けるとかなり引っ張られるし、キャップ自体もクルクルまわって安定しないので私は本体のみで使用。

ちなみにキャップは引っ張ってあける勘合式です。
クリップはわりと大きめに開くので、バインダーの表紙ぐらいでも大丈夫。

EFはサファリ並みの線巾(国産よりは太め)だと思いますが、この黒軸はわりとインク出が渋めの個体でした。
当初は純正のターコイスインクを付けていましたが途切れる寸前の薄さになる時がありまして。
エーデルシュタインのタンザナイトを詰め替えてみたら気持ち良く書けるように。
フロー渋いペン先にはエーデルシュタインが万能!
(コンバーターを使用の場合、サファリで使う赤色でなく黒ツマミのほうがアイオン用です。)

というわけでとても気に入ってます。
どれくらい好きになったかというと、数週間後にいつのまにか赤軸が増えている...!


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先日伊東屋に立ち寄った折、混雑する万年筆売場でぼうっとラミーのコーナーを眺めていたのですが、(そのときは1階で開催のアルスターのキャンペーンで入っていた思われる)LAMY社のバッジを付けた方が通りかかったので。
思わず「これ見せて下さい」と言ってしまい、その後の展開は伊東屋スタッフの人に頼むより早かった(笑)

同じEFなんですが、こちらはさすが伊東屋直売クオリティと言うべきなのかフローはとても良く、黒軸とはまた違った個性を感じます。
純正の青カートリッジをつけて日記などにも多用中です。
最初は一瞬、硬くてボールペンみたいだなと思ったアイオンですが、この楽しさはやっぱり万年筆だよなあ。

この軸、朱赤っぽい第一印象はあるんですが、光線の当たり具合で暗くなったところにややパープルがかった雰囲気を感じることもあり、なんとも不思議で素敵な色具合なのです。


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長々と書きましたが、(予想外に。しかもスチールペン先なのに。という意味で)こんなに良いなと思ったペンは久々。
自分でも驚いているところです。
ひんやり重い金属軸が楽しい季節になってきたということでもあります。

平成の一番最初に買って手元に現存(!)している万年筆ってサファリの赤軸なんです。
奇しくも、平成最後の万年筆もラミーの赤になっちゃった。
面白い...
今年は私にとってラミーyearになるのかもしれないです。
パステルカラーのsafariも気になってますもちろん!


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○Amazonではこちら。ペン先によっては半額以下の時も。→ ラミー アイオン 万年筆

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