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2019.06.26

「X-MEN:ダーク・フェニックス」を観てきました。

X-Men: Dark Phoenix (Original Motion Picture Soundtrack)23日にみてきました。

映画『X-MEN: ダーク・フェニックス』公式サイト 大ヒット上映中!

X-MENシリーズ、少なくともこの配役では今回が最後とのこと。
好きな俳優さんばかりだったので、もうあと何作か続けて欲しかった。残念です。
いわゆる前日譚から始まり、時系列が行ったり来たりの時もありで、これまでのX-MEN関連作品を思い出すのはちょっと難しい...。
と、サラッと流そうとしたら良い資料を発見。
公式で下記のようなまとめが出来ていました。

X-MENタイムラインまとめ
わかりやすい...!

つい先日最終回を迎えた海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」にはここ数年ハマっていましたので、ジーン役のソフィー・ターナー、すごく好きです。
ドラマでの活躍もあるし美人だし、これからも応援していきたい若手女優さん。

しかしやはり、シリーズの中核となる役柄であるジェームズ・マカヴォイやマイケル・ファスベンダーの存在感と演技の上手さは今回も感動ものでした。
(それに加えて今回の悪役、ジェシカ・チャステインも怖い...眉毛ないし..)

X-MENのシリーズは、今まで仲間だったのに敵味方に分断したり、理不尽に重要人物やその家族が犠牲になったりなどの展開が多いです。
その悲しみや後悔が、行動の原動力になってるパターンが定番というか...。
今回もファスベンダー演じるマグニートーが怒り、涙する場面では心揺さぶられました。
超能力者集団の話なので、特殊効果はもうバリバリにすごいです。
そのなかでマカヴォイ+ファスベンダーのコンビが、ど派手なCGに負けないインパクトで人間味を表現できるところに重鎮を感じました。

というわけで、2時間の上映時間もあっという間で楽しく鑑賞出来ました。
また新しいX-MENシリーズが生まれ続けて欲しいし、今回のキャスト陣もひょっこり顔を出すストーリーもあって欲しいなあ。
その時まで楽しみに待つことにします。

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2019.06.21

「海獣の子供」を観てきました。

「海獣の子供」オリジナル・サウンドトラック13日に観てきました。

アニメーション映画「海獣の子供」公式サイト

だいぶ前にいつの間にか(笑)うちの本棚に並んでいたので読んでみた原作漫画にハマってしまった私。
この世界がとうとう映画になるのかー!と、楽しみに待っていました。

もう、絵が本当に美しいです。
出来れば大スクリーンで観て欲しいし、原作も読んで欲しい。
声優さん達の演技(琉花役は芦田愛菜ちゃん)もとても良かった...
主題歌の動画も、この作品の良さがぎゅっと濃縮されているのですごいよ。

米津玄師 MV「海の幽霊」Spirits of the Sea - YouTube


先日地元の大学で、作品のCGI監督である秋元氏によるメイキング講演が行われました。
※写真は公開OKのものです※

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原作を読んでいる方にはわかるとおり元々は、ペンでみっしりザザーッと描き込んでいる、アナログ感が強めな独特の画風であるように思います。

最先端の3DCGに対し、
原画の雰囲気だけでなく、いわゆる"手描きアニメーション"だからこそ味わえるインパクトある動きや表現をどう合わせ、双方からどう追い込んでいくかを徹底的にこだわり応えていった攻防戦については、当事者の体験ならではの緊張感あふれるお話で。
「CGっぽくない表現」「作画的な工夫」という言葉が印象に残っています。
(水族館の大水槽や海の中の魚たちの動きや、人物の目の中を流れていく宇宙(のような何か綺麗なもの)はすごく好きです。)

190603

この作品、5年もの長期をかけて制作されています。
その間にどんどん更新されていくCGの技術水準、公開時バッティングしちゃうかな?と心配していた海洋系の映画(ディズニーのモアナとか。)の数々が入れ替わり立ち替わりで通り過ぎていくことetc.
の"長期ゆえの裏苦労話"なども伺うことができました。


非常に乱暴なくくりでは「海のさかなもの」映画とも言えなくもないのですが、生命についての哲学的な表現も有りで、小さなお子様にはおそらくわけのわからない展開です。
「2001年宇宙の旅」的なものを彷彿とさせる...
高校生以上じゃないと難しいかなあ。
(原作を読んで「わかる。面白い。」と思うなら大丈夫)
大人の皆さんは、是非。

映画「海獣の子供」ARTBOOKアニメーションの背景画を好む皆さまには、こちらの書籍もおすすめです。

映画「海獣の子供」ARTBOOK

海と夏休みと宇宙の超美麗な絵がぎっしりの分厚い画集です。
鑑賞中の
「わー!ここの画面、とめて拡大して見せて欲しい」
と勝手に思った、すごい瞬間がたくさん切りとられて載っているので。
1ページごとにじっくりと観察してしまい、読み終わるのは相当先になりそうですよ。

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