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2019.07.29
手帳絵日記:こまごま書いてるスクラップ帖的なもの。
前回の記事からちょっと経ちますが、システム手帳の絵日記は休まず続いているのです。
●過去記事:手帳絵日記 春からゆるっと再開編
しかしもう「絵」日記じゃないな...時々らくがきも混じる、スクラップ帳みたいな感じなのですけれど。
こういう作り方のほうが読み返すのも面白くて。
すきまに万年筆でこまごまと書くのも(拡大メガネ必須だけど)、細字のペンをみっしりと使い込む貴重な機会として、けっこう楽しみにしているのです。
そのわりには毎日コツコツではなく、1週間ぶんをまとめて作ること多め!
これらを綴じる用は、当初は薄型のブレイリオのバインダーだったのが分厚くなってきたので、今では15mmリングのオーセンに移行されました。
これでまだまだ大丈夫なはず...!
●関連過去記事:
・「システム手帳 STYLE vol.2」を読みました。(ノックスブレイン オーセンのバインダーも使ってます。)
・コードバン革のシステム手帳バインダーを購入しました。
というわけで、もくもくと作成は続いています。
普段は出来次第でInstagramに載せています。
この作業にもよく使うようになったのですが、今年発売されたクリッカートというカラーペン。
水性のフェルトペンのような感じではあるのですが、キャップではなくノック式なのです。
○ZEBRA | ゼブラ株式会社 |クリッカート←メーカーのHP
「空気中の水分を吸収する」という新しいインクなのでキャップの開け閉め不要、という画期的なサインペンなのです。
ラクするのが大好きな私としては、ときめく新製品でした。
全36色のなかで、明るめでパステル系のライトカラーの12色セットを使っています。
線巾はけっこう細く、(使いすすめていくと変わっていくかもしれませんが)芯先は硬め。
見出しなどのすこし目立つポジションの文字や、アンダーライン用途としても重宝するでしょう。
未開封時点では栓のようなパーツで密閉されているのですが、それは使い始めたらもう不要。
シャッター的な仕組みが穴の入り口にあるわけでもないんです。
それでもって、普通のキャップ式の如くみずみずしい書き味なのがすごい。
(空気中に水分が特に多い今の時期だからこそ、なのかもしれないので...通年で観察したいと思います)
軸の外見のデザインもなかなか気に入っています。
ノックボタンの色で明確にインク色がわかる(つまり、真上から見ても判別出来る)のに加えて、クリップの無い軸は収納効率がとても良いです。
私は、100円ショップで買った細身のコップに立てています。
というわけで、キャップのつけ外しの手間がないぶん、手持ちのカラーマーカー類の中ではクリッカートばかりに手が伸びがちになっているかもしれません。
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2019.07.23
ガラスペンを使い始めました。
先月、丸善の本店で初めてガラスペンを購入しました。
ずーっと使ってみたかったのですが、自分のことだから(筆圧の強さとか、手先の粗さでうっかりどこかにぶつけるetc.の理由で)あっという間に壊すんじゃないか...と、怖くて近寄らなかったんです。
なんとなく「私そんなにインク持ってないし」と自分に言い聞かせてもいました。
確実に2桁数のボトルがある時点で言い訳は無駄だ!
箱を開けた状態で陳列してあったのを眺めているうちに、キラキラ輝く美しさに吸い寄せられてしまい。
1本目として買うには高すぎるかもしれぬと悩みつつ、レジに持って行ってしまいました。
ガラス工房 まつぼっくり のもので「モール」という種類の軸です。
首のところに色が付いているものを含めて何種類か有ったのですが、私は無色の「透明 銀雲母(細字)」を選びました。
※上写真、ペン全体に透明感がありすぎて、色の濃いものの上に置かないとよく見えないのです。
○ガラス工房 まつぼっくり ガラスペン モール 透明 銀雲母 ml-cl F(細字) ← Amazon
楽天ではこちらで購入できます ←ペンハウス
軸の内側に微細なきらきら加工が入っており、ペン先は先端に向かってきゅっと溝がひねられています。
輝く銀雲母の粉がちょっとだけ中空の軸の隅に溜まっており、透かして動かすと、お砂糖のようにサラサラ流れていく景色も実に美しいです。
使用の感想ですが、まずとにかく(その長さから想像するよりずっと)軽い!
ガラスの管を高温の酸素バーナーで加工している製法なのだそうですが、このペンは内部が空洞なのです。
首軸というか指先がちょうど当たる部分は、緩やかな六角形の枕のようになっています。
そのまま机に置いてもインクで汚れないし、転がり止めの役割も果たしているんです。
細字で0.2-0.3ミリとのことですが、かなりの極細線が出ます。
しかも、ちょっとだけシャリっとした書き味がつけられていて、筆圧で僅かに返ってくる(しなるというほどではないのだけれど)ここちよい弾力も。
ガラスでここまでの「筆記具っぽさ」が出せるものなのか!と驚きです。
あと、1度インクに浸すと継ぎ足さなくても大量に書ける長持ち仕様です。
(原稿用紙一枚分ぐらいは書けてしまうそう。これにもびっくり。)
用が済んだら水道の下で3秒くらいザーッとやるだけで跡形もなくペン先は透明に。
この素早さはラクですね〜
手持ちのインクの色見本も簡単に作ることが出来ますし、古典だろうが顔料だろうがラメ入りだろうが(万年筆との相性を気にして手を出しにくかった)面白いインクも試し放題です。
私も早速、インク収納箱の奥地にはまりこんで長期にわたって休眠させていたインクを思い出すべく、「持ってるインクをガラスペンで試してみるよ」シリーズを孤独に続けています。
(ここに載せてる画像がそうなんですがSNSに投稿後は、切り抜いてシステム手帳に貼り付けています)
購入後だいたい1ヶ月経ちましたが、壊さないように気をつけているけど今もけっこうビクビクしてます。
買ったときについてきた細長い箱に入れて、万年筆といっしょに並べていますが、複数になった場合← 増やす気満々、どうやって保管しようかな。などなどのんびり計画しはじめました。
以前から憧れの制作元は他にもあり、川西硝子 や、菅清風 さんのペンもいつか。と思っています。
近年になって数多くの万年筆インクが登場しているので、ガラスペン需要もきっと増えているんだろうな。
ここもまた深そうな沼なのでしょう...しかしなにぶん1本しか持ってない初心者であります。
とても良いものを入手出来たので、長く楽しく使っていこうと思っています。
○ガラス工房 まつぼっくり←同社その他のガラスペンはこちらです。(Amazon)
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2019.07.19
ノートパソコン台(主に猫背防止用)がけっこうおすすめです。
これは2月頃に居間のテーブルでノートパソコンやタブレットを使う時用に購入してみたのですが、かなり快適な良いものだったので現在は夫の仕事机に据え置きになっているPCスタンドです。
私は胴が長い長身なのでノート画面を見るとき猫背になりがちで、背中や首の疲労も大きかったのですが、こういうものを使うことで本当にラクになりました。
似たようなものを検索するとそう高額ではないのですが、主に中国などのメーカーから非常に多くの似たような製品が存在するので結構迷いました。
これは、見た目がシンプルな割に簡易な感じがしなくて安定感ありそうというのが購入理由。
実際、想像していたより重厚な金属素材で高級感あり良かったです。
色は、うちのMacBook Proがスペースグレイなので、「銀」ではなく「灰」にしました。
確かに濃いグレーでかなり格好いいのですけれど...Macのほうとはちょっと違う色調です。
(やや青みがかっていて暗い。黒系の筐体とも合うクールな感じ。)
脚の角度をテーブルと垂直にすることで最大11㎝程度に画面が上昇し、目の高さに無理のない位置に来ます。
これが非常に快適!
しかもここまで斜めになると外付けしか無理かなと思っていたのですが、特に問題無くそのままキー入力いけるのが嬉しいポイント。
スタンド下部の「立ち上がり」の部分、ここは他社同様製品よりかなり抑えめの曲がり方になっているので手首にイヤな感じで当たらないんですね。だから普通に打鍵できるのかも。
脚先だけでなく、PCが当たるところにはきちんとシリコンのパーツで保護(+滑り止め)されているのも安心です。
空気穴があるわけではないので放熱対策としてはまあ、金属板に乗ってますし机ベタ置きよりは効率良いんじゃないかなという感じはあります。
耐荷重は10㎏なのでかなり重めかつ大きめ(17インチまでokとあります)のノートでも安定して置けると思います。
写真のは15インチのMacBookProですが、手首ごと置いてキーを直接打ち込んでもしっかり固定して安置できてます。
ただその安定と引き換えに、脚の角度調節はかなり力が要ります。
ロックする機構はなく無段階で回せるんですが、容易とは言い難い腕力が必要。
パタパタ折り畳んで平面的に収納できるような解説がついてますけれど...
スタンドを曲げるのが硬くて面倒なのでそのまままの状態で(引っ掛けたり立てたりして)仕舞う場所を作るか、基本 机据え置きのほうがおすすめの使い方じゃないかなあ。
というのが非力ユーザーとしての正直な感想です。
覚悟を決めれば(笑)畳んですっきりたいらになるのは確かなので、これは筋トレだと思って平面収納すべきなのかも...
というわけで、安定感あるシンプルな作りなので、自然な姿勢で使える書見台(手での書き込みも可能な傾きに調整できるので参考書やノート置きとしても。)や、デジタル・アナログ問わずの絵描き台としてもかなりおすすめな感じです。
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2019.07.12
無印良品の「アクリルスマホ小物スタンド」が便利です。
日頃から無印良品のアクリル製収納アイテムにはお世話になっていますが、先日購入した「スマホスタンド」は春頃に出た新製品だったかと思います。
シンプルで便利。こういう"iPhoneを立てる何か"をちょうど探していたので嬉しかったです。
○アクリルスマホ小物スタンド・小約幅8.4×奥行8.4×高さ9cm 通販 | 無印良品
これは「小」サイズなのですが、横幅2倍の「大」もあります。
角度は変更不可ですが、絶妙に使いやすい立ち上がり具合で、なおかつ横置きも容易に出来るので充電しながらの閲覧や視聴にも向いています。
よほど厚みのあるカバーでもない限りは問題無く使えると思います。
(後ろをシェルで覆うフタ付き仕様のカバーを着けたiPadPro 12.9インチでもタテヨコ安定して置くことが出来ました。)
上の写真のiPhoneは8+で、立ち角度はこんな感じ。
いま現在、後ろにけっこうたくさん筆記用具を立ててます。
こういうアクリルのペン立て、ボールペンのインクなどで底がすぐ汚れるので、紙などで底敷きを作って入れておくことをおすすめします。
(このシリーズのペンスタンドも持ってるのですが、昨年の夏に油性ボールペンが漏れて大変なことに。
洗剤に浸け置きしたりして、隅までまわったインクの塊を落とすのに苦労しました...。)
このペン立て部分、内寸巾は7.7㎝ほどで、A7サイズのメモなど筆記具以外のものを入れておくにも良いです。
特に、5×3の情報カードを縦収納するとジャストサイズで感動です。
手前のスタンド部分も底が平らな幅広の溝なので、写真のようにペンレストとしても都合良しで。
なかなか良い買いものしちゃったなあ。
ちなみに、これ以外にも「置くだけ充電」のスタンドを愛用しているのですが、あまりにも性能が良いので
(ケーブルに繋ぐより反応が良く、そこそこ厚みのあるカバーをしていても問題無く電気が送り込まれてくる)
ずっとここに置きっ放しにして常時満タンていうのはどうなんだろう...?
というのが素人的な感想としてあるわけです。
なので定位置はアクリルスタンドの方にして、充電スタンドは「iPhoneのお食事処的」な感じで時々乗っけてます。
充電速度も速く、スタンド型で場所もとらないのでおすすめです。
最初に使ったときは、置くだけでいいなんてすごい時代になったなあとびっくりでした。
○Anker PowerWave 7.5 Stand←Amazonで買いました。白色も有り。
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2019.07.09
アレックスの小さなハサミを使い始めました。(ALLEX スリム140)
ペン類ほど意識はしていなかったのですが、「そう言えば毎日使う用事があるなー」という文具がハサミなどの"切る文具"です。
スクラップ的な趣味に加えて家で事務仕事などもしておりますので、日々、何らかの切り込みを入れたり切り裂いたり切り抜いたりetc.の作業がある感じ?
下リンク先の過去記事に書いたコクヨのペーパーナイフとハサミは、書斎や今など各所に増殖して現在も大活躍しています。
(100均文具で妥協を試みた時もありましたが、結果は全然ダメです。切れなさすぎて別モノです!)
●過去記事:
・ペーパーナイフを使い始めました。
・チタン色のはさみを買いました。
そして今回、ペンケースに入れたりの持ち運びも容易で手元のすぐ届く場所に置きたい、小さめのハサミを探しました。
確かな性能とデザインの良さで選んだのがこちら、林刃物の名品、アレックスはさみの「スリム140」というサイズのものです。
○【林刃物株式会社】家庭用刃物、事務用はさみ、食品加工用刃物から医療器具の分野まで幅広く製品開発を行っております|岐阜県関市
○アレックス(ALLEX) はさみ スリム140 フッ素コート レッド 11164R←Amazon
これは、フッ素加工されていて本体色が黒。
とてもカッコいい。
そしてものすごく細くてシュッとしています....
コート無しの銀色本体のを店頭で見たことがありまして、コンパクトなサイズ感に驚いて(アレックスはさみは結構大きいイメージがあったので...)それ以来気になっていたハサミでした。
その名の通り全長は140ミリで、多くの筆記具類とだいたい同じ背の高さ。
ペンケースにも入れやすく、トレイや引き出し収納でも飛び出しません。
穴は小さめなので指先を入れて、シャキシャキこまかく切っていく使い方になります。
軽いので疲れないのも良いところ。
この指穴のパーツは、いろんな色があったけれど私はやっぱり赤で。
一番格好いいのは黒な気がしますが、イエローも旧サファリっぽい配色で好き。
切れ味は素晴らしく、この小ささからは想像できなかった使いやすさに感動しています。
フッ素コートのおかげで、作業中もテープ類が全然くっつきません。
マスキングテープやシール類をシャキッと美しく切りたい方にも是非使って欲しいハサミです。
この小さくほっそいハサミ、先端はけっこう尖っていますのでちょっと怖いし周囲の何かを傷つけないかな?と心配になること、実はあります。
お子様が取り扱うにあたってはご注意を。
私も、なにかカバーっぽいものを自作しようかと、切ったストローの穴に差し込んでみたりして。
まあ見た目は微妙だけど(笑)5秒で作れたし、マステ巻いたりすればいいかもな〜などと考えていました。
ここに装着するカバー、革製の鉛筆キャップがおすすめだとコミミにはさんでいました。
しかしそのようなお洒落アイテムは持ってないし。
と手元の引き出しを探したところ...
もうピッタリの、メーカー純正かしらと思えるような入れ物を発見。
カランダッシュの、XSサイズのペンシルを買った時についてきたペンシースです。
●過去記事:エクリドールの小さなシャープペンシルを買いました。
このケースはずっと使ってなくて勿体なかったのですが、7年ぶりに日の目をみた!
専用寝袋みたいに長さもぴったり合うので、活用していこうと思います。
○フッ素コート加工の有り無しと、指穴の色が選べます。→ アレックス スリム140:Amazon
●その他の関連過去記事:ライヨールのペーパーナイフを使いはじめました。
↑ これも手の届くところにおいて、毎日のように使ってます。
購入当初はコツが掴めなかったのですが、セミ(蜂?)のところに親指を置いてシャーッと動かすと素早く綺麗に切り裂くことが出来ると学習しました。
握りの柔らかい触感とバランスが絶妙なので、いまだに毎度うっとりしてます。
というわけで、切る文具って良いものを使うと楽しいなあ。と実感中です。
[文房具--その他のモノ・本] | 固定リンク | コメント(0) | ↑top