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2019.08.26

夏映画感想まとめ(「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」と「天気の子」)

Fast & Furious Presents: Hobbs & Shaw (Original Motion Picture Soundtrack) [Explicit]夏休み映画、まだあんまり観てないうちに秋になってしまいそうなんですが...7月以降の鑑賞の記録です。

映画『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』 OFFICIAL SITE

8月8日に鑑賞しました。
予想していた以上の面白さで、2時間ちょっとの上映時間があっという間でした。
「ワイルドスピード」シリーズのメンバーであるホブスとショウが主人公です。
スピンオフということで若干コンパクトな話になるのかと思いきや、完全に新シリーズと言ってよく。
今後も続いて欲しい、設定も俳優も実に豪華なアクション作品だったのでした。

シリーズ関係なく初見でも気楽に楽しめる(深く考えなくてもストーリーはわかる)感じです。
基本的にあらゆる場面で格闘しており、敵とすごい勢いで殴り合ってばかりなんですが、流血などリアルな外傷演出は極力控えられていたので痛そうにも見えず、だんだんこちらも麻痺して「あー、なんかじゃれあってるなあ」的な微笑ましい(?)感覚で見守れるようになります。
そんなわけでワイスピシリーズならではのカーアクションのほうにも意識を集中できたのでした。

人物関係は前作ワイルド・スピードの「ICE BREAK」を観ておくと更に楽しめるかもしれません。
ショウのお母さんを演じるヘレン・ミレンが私にとってはかなりツボな役どころだったのですが、今作では更にパワーアップした上に、観客にとっては未知の家族だった妹が登場。
良いですね、ヴァネッサ・カービー好きです。
ミッション:インポッシブル/フォールアウト(ホワイト・ウィドウ役)は出番少なめだったなあと思っていたので今回は嬉しいです。
ドゥエイン・ジョンソンはハリウッドで過去一年間でいちばん稼いだ俳優となったそうです。
あの体格でハードなアクションこなしまくりだけど娘に弱かったりするパパ設定がウケるんでしょう。
(そんな筋書きの別の映画を最近見たような気がする...Amazonプライムで「スカイスクレーパー」。
単独スピンオフその2と言われても気付かないんじゃないかという内容。)

というわけでこのメンバーでの続編、ありますように!


ワイスピ新作どうなる?ホブス&ショウの歴史を振り返り! - シネマトゥデイ

ワイルド・スピード/スーパーコンボ - Wikipedia

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新海誠監督作品 天気の子 公式ビジュアルガイドだいぶ経ってしまいましたが7月19日に行ってきました。

映画『天気の子』公式サイト

新海作品を映画館でみたのは、実はこれが初めてだったのですが。
評判として知っていた"背景画の凄さ"は想像を超えていました。
天空や俯瞰でのビル街などの場面が、シネコンの大型スクリーンの大きさでも「うわあ...」と言いそうになったほどの緻密さで驚愕。

そんなわけで、(アニメーションの背景画好きとしてはとてもとても)勉強になったな!という意味では、お金を払って良かったなーと思いました。
街を覆ってこぼれ落ちる水気の表現。
あれは客席にもしっとり加減が伝わってくるほどで、かなり素敵だと思いました。

・・・が、ストーリーがいまひとつ乗れなかったのが残念です。
おそらく自分なら、大学生くらいまでの年齢だったらけっこう感動して涙してしまったのかもしれない...
こんな展開でいいのか?(と思ってしまう自分はもう、大人過ぎているのか?)というモヤモヤもいくつかあったのですが。
今年の大ヒット作品と言われているだけのことはありだと思いました。

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あと1本、楽しみにして観に行ったのがあったのですが時間の都合で吹き替えしかなく、それがあまりにも酷かったので感想は書けない(怒)。
話題の芸能人が吹き替えに参加するのは構わないんですが、少なくとも主役級に対してはプロの声優さんに演技して頂きたいです。
お願いします(深々)

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2019.08.19

ツイスビーの万年筆が楽しいです(TWSBI GO Stub 1.1)

先週、東京駅前のKITTEに行きました。
かならず立ち寄ることにしている4階のアンジェ ビュローで見つけたのがツイスビーの万年筆です。
台湾のメーカーで、近年ペン好きな方々の間では人気であると(画面上では)知っていたので「おお、実物はこれかー」と初めて眺めたのでした。

TWSBI SAKAI-Japan←日本の取り扱い元サイト


190819


アンジェで販売されていたのはTWSBI GOという、低価格入門ランクの製品です。
ガラスケース内などではなく、ざくっとコップのような容器の中にペン先別でまとめられていて、ペリカーノジュニアなどと一緒のコーナーでした。
本体価格3400円。

ラッキーなことに、いちばん欲しいと思っていたスタブペン先(STUB 1.1)がありました。
スタブは、縦線が太く横線が細く書けるいわゆる"平たいペン先"で、カリグラフィー用やミュージックペン先などと同じ種類の形状です。
しかしそれらよりはちょっと横幅狭い筆記線なので取り回しやすく、普段づかいも容易なのがこのペン先の特徴です。

この店にあったスタブペン先はスモークという軸で、胴軸部分が黒色透明の樹脂です。
(他にこの製品には、青色透明のサファイアや、全て透明のクリアも有ります。)

帰宅後に開封してみました。
軸が隙間無く収まるシンプルな箱や、吸入方法が一目でわかるイラスト入りの取扱説明書など、なかなかお洒落な感じがします。
弾力吸墨式鋼筆というラベルの文字も、まさにこのペンの仕組みを示す意味ですよねー!

軸を外すと、大きなバネに支えられたピストン機構が現れます。
ペン先をインクボトルに浸して、ピストンをひと押しすると、(バネのおかげで)指を離すだけで戻り、インクがびょわっとタンクの中に満たされました。
1.5mlくらい入るそうで、カートリッジなどとは比べものにならない大容量です。
この素早さと簡単さですぐ「書きの体制」に入れるという件が、GOという製品名に込められているとのこと。
手入れもこの方法で水を出し入れすればいいわけですから、ラクだろうなと想像。


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というわけでこのペン先、とても書きやすいです!
既に何本か持っている日本メーカーのスタブやミュージックなどのペン先に較べると「角(カド)がまるい」手応えがあり、許容筆記角が広めなんじゃないかな?
と思いました。
けっこうな速書きでも縦太・横細の線で滑らかについてきてくれる感じがするんです。
柔らかいわけではありませんがほどほどな弾力もあって心地よく、ペン先と紙との密着感も楽しい。

まあ製品個体差もあるとは思いますが、この価格のスチールペン先(現地ならおそらくもっと安価ですよね)でこの書き味というのはけっこうな驚きです。

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インクは、ペリカンのターコイスを入れました。
スタブは小型手帳や五ミリ方眼にこまごま書く用途ではないんですが、既にノートや日記帳に重宝しているため軸内タンク内容量が半分くらいになったかな?
ペンをゆらゆら傾けて、碧色の液体の行き来を観察するのも面白いですよ。

というわけで、私にとっては初のTWSBIペン。
本当は、分解キットなどもセットになっているもうちょっと上級者向け(?)の価格のを狙っていたのですが、思いがけず目にして衝動買いしたGOから入ってしまいました。
これはこれで大当たりの出会いだったので、おそらく今回の1本では済まないであろうことを予感しつつ、今日もスタブでしゃかしゃかと日記書いてから寝よう!の気分です。

○Amazonではこちらで購入出来ます→ TWSBI GO


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2019.08.03

「自立収納できるキャリーケース」をシステム手帳リフィルの収納箱にしています(無印良品)

すこし前に、近くのショッピングモール内にけっこう大型な無印良品が開店しまして
(広さを生かして陳列もかっこいい。壁一面に同じものを積んでみたりとか、春先に覗いてみた銀座の旗艦店を思い出すオシャレさ。)
家の中のモノや服の無印購入率がじわじわと上がってきているところなのです。

これは先日店頭で見つけて、ぱかぱかと開閉まで試させてもらい...まずは1個試してみようと買ってきました。

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自立収納できるキャリーケース・A4用 約縦28(持ち手含)×横32×厚さ7cm 通販 | 無印良品

サイズ等の仕様は上の公式ページ内に詳しくあります。
私のはうっすら半透明の素材ですが、中が全く見えないホワイトグレー樹脂のも同じ値段で有ります。

トランク型のお道具箱、みたいな感じでしょうか。
外見はこれといった特徴のない、いかにも「無印で売ってそうな収納用品」なんですが。
890円出すほどかな? とすら(100円店の収納ケース売場慣れした目には)思ってしまうシンプル形状です。

しかしこれの使い勝手はなかなかのもので、感心したポイント多数。

構造はいわゆる「画材入れ」に似ています。
あちこちの空間にこまかいものをきちんと(動いたりズレたりしないよう)押さえて収納できる工夫がしてあるため、箱内一杯にモノを整理することが出来、箱を立てた状態で扱えるのです。

私は、システム手帳のリフィルを収納する箱としてとても気に入ってます。

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浅いほうの側には、薄いものを差し込んでも倒れないバーが渡してあるため、ケースを立てた状態で開き、ササッと取り出すことが可能。
ガードまんなかの仕切は中蓋のようにしっかり閉じることが出来ます。
そのため、蝶番の両側をそれぞれ独立した箱としてエリア分け収納することが可能。

空間を更に小さな箱で仕切ればコマカイものを分類することが出来るのもよいです。
適当な空き箱を探してもいいとは思いますが、無印内で別売りされている「ポリプロピレンデスク内整理トレー」という商品群が、内部でぴったりとモノがこぼれおちない高さなのです。

ポリプロピレンデスク内整理トレー2 約100x200x40mm 通販 | 無印良品

1〜4まで番号がついたサイズが用意されていて、これらを必要に応じて購入し組み合わせてキャリーケース内を仕切ることが出来ます。
トレー内部に仕切壁をつけられる溝が等間隔でついていて、ここも活用すればかなり細かく収納可能。
(トレーには仕切板は1枚ついていますが、別売りで仕切だけ増やすことも可)

キャリー内の小さなポッチの列や溝は、これらのトレーが位置がズレないように固定する役割もあります。
よく出来てるんだよなあ。
というわけで、専用の内箱として「デスク内整理トレー」を使用するのが是非ともおすすめです。

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私の場合、上写真のように「4」をひとつだけ、仕切板なしで試してます。
バイブルサイズのリフィルを収納するのに都合が良いです。
(「2」だとミニ6リフィルを入れてちょうど良い巾でしたよ。)

今まで、似たようなサイズの菓子缶にリフィルを詰めていて、容器ごと取り出す時にしょっちゅう中身を落として床に散乱させていました。
(中身が重すぎて、持ち上げたとき蓋がすぐに外れてしまうため...)

外見の大きな特徴である、ガッシリと太い取っ手と2箇所でパチッと留めるロック機能は、重いものを運び出すには非常に頼もしい存在だと実感しています。

・・・とこんな感じで、システム手帳リフィルの「一軍」を整理できる適切な箱がやっと見つかって安堵しているところです。
だいぶ整理したんですが、ユーザーとしてはかなり年季入ってますので、まだまだいろんなリフィルが「控え」に待機中....
10年以上前に買ったリフィルやバインダーを発見し
「持ってて良かった!ちょうど今欲しかった!」
となるアイテムが度々発生するのがシステム手帳の世界。深い...


このキャリーケースは、その見た目のシンプルさから、複数使いでファイルケースのように棚に並べる人もいるとのこと。
私のところに集まった、既に使用している方々のコメントだけでも
・4つ購入して各種シール・ステッカーやクリアスタンプ等のデコレーション文具を収納
・1つは裁縫箱、1つは文具箱に
・レターセットと切手を収納して手紙箱に
などなど。
私の場合、今回はリフィル収納のためにこれ以上ないほど適切な箱を見つけてうきうきしていますが、まだまだ、きちんと整理したい紙や小物の数々が待っていますのであと2箱分くらいはすぐ使いみちが浮かぶ状態...
次回の「無印良品週間」を狙いたいと思います。

今回、導入にあたって効率的な仕切り方や「次」の使いみちについて考えた時、大いに参考になったのはGoogleの画像検索でした。
達人の方々の収納術、さっそく真似したいと思います!

自立収納できるキャリーケース - Google 検索

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