夏映画感想まとめ(「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」と「天気の子」)
夏休み映画、まだあんまり観てないうちに秋になってしまいそうなんですが...7月以降の鑑賞の記録です。
○映画『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』 OFFICIAL SITE
8月8日に鑑賞しました。
予想していた以上の面白さで、2時間ちょっとの上映時間があっという間でした。
「ワイルドスピード」シリーズのメンバーであるホブスとショウが主人公です。
スピンオフということで若干コンパクトな話になるのかと思いきや、完全に新シリーズと言ってよく。
今後も続いて欲しい、設定も俳優も実に豪華なアクション作品だったのでした。
シリーズ関係なく初見でも気楽に楽しめる(深く考えなくてもストーリーはわかる)感じです。
基本的にあらゆる場面で格闘しており、敵とすごい勢いで殴り合ってばかりなんですが、流血などリアルな外傷演出は極力控えられていたので痛そうにも見えず、だんだんこちらも麻痺して「あー、なんかじゃれあってるなあ」的な微笑ましい(?)感覚で見守れるようになります。
そんなわけでワイスピシリーズならではのカーアクションのほうにも意識を集中できたのでした。
人物関係は前作ワイルド・スピードの「ICE BREAK」を観ておくと更に楽しめるかもしれません。
ショウのお母さんを演じるヘレン・ミレンが私にとってはかなりツボな役どころだったのですが、今作では更にパワーアップした上に、観客にとっては未知の家族だった妹が登場。
良いですね、ヴァネッサ・カービー好きです。
ミッション:インポッシブル/フォールアウト(ホワイト・ウィドウ役)は出番少なめだったなあと思っていたので今回は嬉しいです。
ドゥエイン・ジョンソンはハリウッドで過去一年間でいちばん稼いだ俳優となったそうです。
あの体格でハードなアクションこなしまくりだけど娘に弱かったりするパパ設定がウケるんでしょう。
(そんな筋書きの別の映画を最近見たような気がする...Amazonプライムで「スカイスクレーパー」。
単独スピンオフその2と言われても気付かないんじゃないかという内容。)
というわけでこのメンバーでの続編、ありますように!
○ワイスピ新作どうなる?ホブス&ショウの歴史を振り返り! - シネマトゥデイ
○ワイルド・スピード/スーパーコンボ - Wikipedia
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
新海作品を映画館でみたのは、実はこれが初めてだったのですが。
評判として知っていた"背景画の凄さ"は想像を超えていました。
天空や俯瞰でのビル街などの場面が、シネコンの大型スクリーンの大きさでも「うわあ...」と言いそうになったほどの緻密さで驚愕。
そんなわけで、(アニメーションの背景画好きとしてはとてもとても)勉強になったな!という意味では、お金を払って良かったなーと思いました。
街を覆ってこぼれ落ちる水気の表現。
あれは客席にもしっとり加減が伝わってくるほどで、かなり素敵だと思いました。
・・・が、ストーリーがいまひとつ乗れなかったのが残念です。
おそらく自分なら、大学生くらいまでの年齢だったらけっこう感動して涙してしまったのかもしれない...
こんな展開でいいのか?(と思ってしまう自分はもう、大人過ぎているのか?)というモヤモヤもいくつかあったのですが。
今年の大ヒット作品と言われているだけのことはありだと思いました。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
あと1本、楽しみにして観に行ったのがあったのですが時間の都合で吹き替えしかなく、それがあまりにも酷かったので感想は書けない(怒)。
話題の芸能人が吹き替えに参加するのは構わないんですが、少なくとも主役級に対してはプロの声優さんに演技して頂きたいです。
お願いします(深々)
| 固定リンク
コメントを書く
★コメントは一度保留され、管理者による承認の後に掲載されます。
書き込みから閲覧可能な状態になるまではお時間を頂きますことをご了承下さい。
コメント