ベランダ用のホースリールを買いました。(Takagi NANO NEXT)
今のマンションに住んでだいぶ経ちますが、掃除が大変なので水道の蛇口付のベランダだったらいいなーと思ったことが何度か。
とはいえ、汚れがどうしても目につくときはバケツ往復+デッキブラシ、または豪雨の最中にカッパ着て...で何とかやってこれた程度の面積ではあります。
しかし!
この春以降、全国的外出自粛由来の現象としてベランダ園芸に熱心に取り組んだ結果、
いよいよ
「これきっとホースで水まいほうがラクだわ」
と立ち上がった次第です。
鉢植えが増えてくると、ふだんの水やりや植え替えなどの世話で発生する土汚れも加速します。
(写真撮ったりもするので)そこが気になってね...。
今回購入したtakagiのnano nextシリーズ、巻いたホースが収まるケースの小ささは、ホームセンターのホース売場でも際だっていました。
(特に、10m巻きのサイズ感は完全に「これくらいのクッキー缶あるよね」レベル。)
○ホースもみずまきもコンパクトに nano next←メーカーの解説ページ
蛇口とのジョイントも散水パーツも、ホースを巻くハンドルまでもが小さなボックス内へ綺麗に収まる仕組みは、トランスフォーマーのロボットを見ているよう。
箱のデザインも何かの小型家電(コンパクト型デスクトップパソコンの筐体とか...)みたいな感じです。
グレー系とブラウン系の色違い製品があるのもおしゃれ...。
ボックスのサイズ(WxDxH mm)はホース長さ別に以下の通り。
10M:137×226×227mm
15M、20M: 152×271×280mm
これぐらいなら、ベランダなどの隙間や凹みにも存在感を消して収納できますね。
どこにでも延ばせるよう20m巻きにしたのですが、バッグのように取っ手を握って楽に持ち運びできるのは、内径7.5mmとけっこう細めのホース(よくある普通タイプのものは内径12~15mm)だからかもしれません。
○タカギ(takagi) ホースリール NANO NEXT 20m (BR) ブラウン RM1220BR 【安心の2年間保証】 ← Amazon
うちのように蛇口のない場所に水を撒くことも出来るよう、洗濯機蛇口や混合水栓などの泡沫蛇口からの接続アダプターとのセット売りもあります。
(一般的な"外の蛇口"形状に対応するアダプターは、ホースリールにもともと同梱されているので別途買う必要はないです。)
細いホースで心配されるのは水圧です。
大量に付いているAmazonのレビューなど見ても「全然ダメ」から「問題なし」までバラバラ。
お宅の水道事情にも左右される件だから判断に難しかったです。
それに加えてYouTubeで検索した開封レビュー動画などいくつか視聴して、まあ大丈夫じゃないかなという結論に至りました。
購入後、少なくともうちの水圧
(築10年ちょいのマンション。上のほうの階だけど水道が「弱い」と思った経験は特にナシ。)
で判断しますと、このホースは
「洗車に使うにはこの水量では厳しいと言う人も多いかな。
でも小さめの車ならいけそう。
ガーデニングや掃除などには問題ないどころか超快適。」
という感じかな。
たとえば、最も水圧が高いであろう1直線で出る水形状「ストレート」だと3m程度先の壁まで水が届きました。
うちのベランダ程度ならこれでじゅうぶんですよ...。
ノズルはスティックタイプで根本の角度が回るようになっており、握りを1回押して通水/もう1回押して止水。
水の出方は4種類ですが、切り替えの加減によってそれぞれの中間的な水形も出すことが出来るのを発見しました。
水圧が確保できる「ストレート」と、水の拡がりが一番大きい「キリ」の間で切り替えダイヤルを止めると床や窓ガラスの汚れ落としに最も効率的で狙いが定まる形状が得られ、とても便利でした!
鉢植え用には「ジョロ」の弱めな水圧が良い感じ。
細いホースなので、使用中のちょっとした折れなどですぐに水が止まってしまうので。
そのあたり気をつかう必要がありますけれど...
取り回しのしやすさや、20m分の巻き取りも意外とラクだったことは驚きでした。
前述の通り、うちは蛇口のついてないベランダですので、家屋内のどこから水を引くか迷いました。
このホースの会社からはさまざまな接続アダプターが発売されています。
ベランダから同じような距離なので「洗濯機蛇口用」と迷ったのですが、風呂場の混合水栓の蛇口アダプターを購入。
万が一、ジョイント部分から水漏れしたりホースが外れたりで床が水浸しになる場合、風呂場なら被害ゼロと考えました。
(水栓を湯のままではなく水に切り替えるのを忘れてはならない。←自分に言い聞かせる)
○タカギ(takagi) 泡沫蛇口用ニップル 泡沫蛇口にホースをつなぐ G063 ←Amazon
うちの風呂場の混合水栓は、三栄水栓というメーカーの外ねじ泡沫蛇口ですが、説明書通りに蛇口の泡沫キャップを外し、そのまま簡単に付け替えることが出来ました。
その後、ホースリールのコネクターをカチッとはめて通水も成功。
ちなみに洗濯機蛇口用もこんな感じのシンプルなパーツですが、
○タカギ(takagi) 洗濯機蛇口用ニップル 洗濯機用蛇口につなぐ GWA44 ←Amazon
これだと洗濯機を使う都度つなぎ替える必要があるわけで、その手間をも省ける分岐栓(散水用と洗濯用を分水できる)というとても便利なものも売ってました。
○タカギ(takagi) 全自動洗濯機用分岐栓 全自動洗濯機から散水用に分水 G490 ←Amazon
とにかく、ホースに関してはあらゆることが出来るコネクターが存在していると知り(自動水やりキットだとか...)ホームセンターでふむふむと眺めたり、通販ページで物色するのも楽しかったです。
というわけで、ベランダや壁・窓の水洗いが存分に出来る方法を確保できたので大満足です。
バケツで無駄な体力を使っていた年月を思うと、もっと早く揃えるべきでした。
とにかくこのコンパクトさ、かなりおすすめです。
(今までは、じょうろを持って何往復もしていた)私の園芸活動にも威力を発揮するといいな〜。
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コメント
これは便利ですね。ただ、長いホースをリールに巻き取る時に、片寄りしないように巻かないと、中で大変な事になりますよ^^: ホースが使えるのと使えないのでは雲泥の差が付きますからね、 上手く活用して少しでも楽をして下さい。
投稿: ちゃんちゃんこ侍 | 2020.06.18 22:12
これを撮った次の日に、いっぱいに伸ばして使ったのですが、最初は巻き取りがおだんごになってしまい、やり直しました(笑)
しかしなかなか楽しいですね。小さいのによく出来てるなあと感心しています。
投稿: ほしの | 2020.06.18 23:36