« 2020年9月 | トップページ | 2020年11月 »

2020.10.29

ガラスの「フタなしティーポット」を使っています(HARIO)

ハリオの耐熱ガラス製急須、このブログの記録によると2005年から3代(割ったりヒビが入ったりすると買い替え続けて3個目。)に渡って使い続けてきました。

●過去記事:ガラスの急須を買い替えました(3代目)

手が滑って、3代目急須を流しのフチにぶつけて破損したのが...しくしく...、今年の春頃でした。
懲りずに、次もまたこれにするかなあ。
と思っていたちょうどそのタイミングで、同じハリオから新発売になったのが「フタなしティーポット」だったのでした。

201029

ハリオのサイト内ページは下記です。
フタなしティーポット・クリア -HARIO株式会社

201029

当時SNSでも話題になっていたので、さっそくAmazonで購入してみました。
HARIO(ハリオ) フタなしティーポット・クリア 450ml FNC-45-T 実用容量:450ml

これがなかなか良い製品で。
あたたかいお茶を毎日のようにいただくようになった今の季節になって、本格的に重宝しているので感想を書いておこうと思います。

水差しのような、非常にシンプルな形状の耐熱ガラス容器にパッキン付のフタ(のようなもの)が取り付けられています。
フタ、付いているじゃない...と、よく見てみると上部に穴がたくさん開いており、フタではなく「茶漉し付注ぎ口」の役割でした。

ふつうの急須やティーポットにある金属製の茶漉しがなく、本体にダイレクトに茶葉を投入します。
上からお湯を注ぎ入れてフタを取り付け、広々した空間のなかで葉がぐるぐる泳ぐのを観察しつつ、美味しそうな色になったら傾けて注ぎます。
その際、茶葉はフタ部分の穴で留まってくれるという、シンプルな仕掛け。

茶漉しパーツはパッキン付なので、かなりの角度まで傾けても心配なくお茶を注ぐことが出来ます。

201029

凹凸も必要最低限といった感じのデザインなので、お手入れはラクです。
基本的には、ザーッと流すだけ。

こういうガラス製のポットの構造上、最もぶつかりやすく=割れやすい位置が注ぎ口の出っ張り。
「フタなしティーポット」ではこの部分が樹脂製になったことがとーっても有り難いです。
(この件だけでも買う価値があったなあという満足。)

耐熱ガラス容器も樹脂パーツも両方、最後は夕食後の食洗機にかけています。
これも問題なしです。

穴は天面全体に点在しているのですが、淹れ終わった茶葉がいちばん溜まるのは、お茶の注ぎ口となるくちばし状の尖った部分になります。
使用後に洗うときは、フタと本体を合体させたままの状態で、まずこの先端部分の空間へ蛇口を向けると効率よくくちばし内がカラッポになりますよ。
その際、手首をすこしユラユラさせつつ流し入れると、茶葉が綺麗に本体内に落ちますので。
「ここに葉っぱが溜まって掃除しにくいんだよね!惜しい!」
と思っている方には、ぜひお伝えしたい大事なコツなのです。

201029

欠点かもしれないところですが。
シンプルすぎるゆえに、見た目が実験器具みたいな感じではあります。
どの方面のお茶にも合う。
という言い方も出来ますし、キッチンに出しっぱなしでも視界のストレスにならない(というか「見えない」に近いシンプルさ!)です。
しかしその味気なさが好き嫌い分かれるところかもしれないな。

また、あくまでもフタではなく穴がたくさんあいた茶漉しなので密閉は出来ません。
水出し茶を作るというときは一応、茶漉しフタと本体のあいだにラップを挟みこんで冷蔵していました。
(100均に売っているようなマグカップ用のフタなどもいいですし、なんと先代のガラス急須のフタもそれほど違和感無くかぶせられた...さすが同じメーカー。と感心。)

今までと同じ450ml容量を選択しましたが、ややたっぷりめの700mlサイズも有ります。

というわけで、お家でのおやつタイムや食後タイム(?)に、この冬かなりおすすめなガラスポットのご紹介でした。

201026

関連過去記事:●この夏も、水出しポット使い始めました 2012
 ↑これもハリオ。
  デロンギのコーヒーマシンを買ってから
 (「エスプレッソを氷の上に注ぐ」という技がラク過ぎて)水出し珈琲の出番が消えてしまったけれど....
  水出しほうじ茶や、水出しジャスミン茶はこれで毎年作っています!

[物欲&オススメ品 その3] | 固定リンク | コメント(0) | ↑top

2020.10.21

親指トラックボールマウスが疲れなくておすすめです。(ロジクールMX ERGO)

201018

ここ20何年かのマウス遍歴(?)ですが、順に並べてみますと
・Windows環境メインで、ごく普通の典型的Microsoft型
 ↓
 クリック連続強打による腕〜指の腱鞘炎ぽい痛みが深刻
 (仕事でもAdobe Illustrator多用でマウス操作が中心)

・おにぎり型に盛り上がった、手のひらに密着する新型
 ↓
 デザインも使い心地もなかなか良かった。
 ボタン周りがラバーで覆われているものが大半なので、経年劣化(加水分解)でベタつきやすいのが難。

・完全にMac環境に切り替えたのでApple純正のMagicMouse
 ↓
 デザイン良し。ラバー部分が無いので溶けない!
 でも薄い本体をカチカチ押すのは疲れてくる。

・Kensington SlimBladeでトラックボールを常用開始
 ↓
 Linkin Parkのマイク篠田氏も曲作りで使っているのでときめいた...という理由も大。

 デザインも使い心地も最高。そしてこれもラバーが無いので溶けない!
 とはいえ仕事での制作作業では無理だったので、MagicMouseと使い分け。
 チャタリング(というクリック不良動作)がどうにも直せなくなると買い替えたりしつつのヘビーユーザーでした。
 
201018


・Logicool MX ERGO(MXエルゴ)で親指トラックボールへ移行で現在に至る。
昨年あたりから、主に年齢的な理由で指関節の痛みが出始めまして...。

SlimBladeの大きくて重い玉をつまみながらぐりぐり回す動作がけっこうつらくなってきてました。
(最も無事な)親指で操作出来るものの中でデザインが格好いいなと思った本品を選択です。
ガジェット愛好の方々から見れば、定番品と呼ぶに近い人気のものだそうですよ。
現在のところとにかくこれに救われてます!

ロジクールMX ERGOワイヤレス トラックボール←メーカーの公式ページ

ロジクール ワイヤレスマウス トラックボール 無線 MX ERGO Unifying Bluetooth 8ボタン 高速充電式 MXTB1s windows mac iPad OS 対応 ブラック 国内正規品 2年間無償保証←Amazonではこちら


201018


トラックボールに慣れていれば、親指型への移行はさほど難しくはないです。
中央にホイールボタンがあるので、スクロール操作でボールをぐりぐりやらなくなったのが手に優しいし。
logi optionsという純正のソフトを使ってさまざまに動作を割り当てられます。
(基本設定ではありますが、左側の上ボタンを「進む」、下を「戻る」で便利に使ってます。)

このマウスの一番特徴的な件ですが、筐体全体をガコっと外側に20度傾けることが出来ます。
この傾斜モードが、「(体の中央前に置いた)キーボード、その右側にマウス」というときの手のひらと指の位置に自然にフィットして疲れない。
長く使っても手首が凝り固まらない超おすすめデザインであることに感動しました。

残念ポイントとしては、手のひら部分にラバーが使ってあること...は、もう諦めます。
溶けたら買い替えよう。
そして、全体がグレーでとても地味。
ボールの性能は申し分なかったのですが、SlimBlade赤玉の深い色味が気に入っていた私としては、灰色玉かぁ...となっていました。

しかし、このボールだけを他社製のものに交換出来ると知り興奮です。
34ミリ直径の規格の製品が親指トラックボール系に使われており、Amazonなどで1000円程度で単品購入可能。
マウスの穴へスポっとはめ込み直せばOKとのこと。
そして今、久しぶりに販売ページを見て驚愕したのですが10色もの色展開になってる...!
(ピンクやパープルなんて初めて見た気が。可愛いかもしれない...)

ぺリックス PERIPRO-303 GR 34 mm交換用トラックボール 光沢仕上げ スピード型 PERIMICE-517/717またはロジクール/エレコムトラックボールマウスと互換性有り【正規保証品】 ← Amazon

ボールの性能は、表面のツヤ具合や模様の粒子的テクスチャによるところも大きいので、ペリックスのボールとロジクール純正のボールは、当初、操作感がほんのちょっと違う感じもしました。
良い悪いではなく「手が慣れるまで」の僅かな差、程度です。
SlimBladeと同じ(ように見える)綺麗な赤玉なので気分も上がりますし、操作感も良好。

仕事時のMagicMouseとの使い分けは相変わらずなんですが、親指トラックボールの「動き最小限」な感じ、今いちばん自分の手に合っているかも。

現在は、下記でご紹介の革マットの上に乗せて使用中です。

●過去記事:革のミニデスクマットを使い始めました。(万年筆用におすすめ)

201018


トラックボールは本体の移動が無いのでどこに乗っけても使い心地は一緒なのでは?
とお思いかもしれませんが。
このような機器だからこそ、手首の乗せ心地は快適でありたいので、革製も良いんだよなあ。

ちなみにnankaさんのを買う前は、下記のを使っていました。
(もうひとつ上の画像にある、茶色い四角いマウスパッドがそうです。)

サンワダイレクト 【姫路レザー】 マウスパッド 本革 日本製 ←Amazon
コンパクトなサイズですが革質・作りともにしっかり堅実で、マウスの形式を問わずこちらもおすすめです。

MXErgoの前に使用していた大玉のトラックボールはこちら。
デザインはとにかく格好いいです。

ケンジントン 【正規品・5年保証付き 日本語パッケージ】 SlimBlade Trackball 72327JP←Amazon

というわけでマウスもキーボードも、万年筆と同じ楽しい表現道具だと私は思うわけです。
沼の深さも、たぶん同じ...

[物欲&オススメ品 その3] | 固定リンク | コメント(0) | ↑top