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2021.01.27
ベランダ園芸専用手帳を作っています。
昨年の春頃からベランダ園芸にハマり始めました。
そろそろ体力的にこういうことも出来るんじゃないか?と、(療養中、まっさらに片付けていた)ベランダにチューリップのプランターをヨロヨロしながら置いてみたのが始まりなんですが。
20球ほどが土に埋めこみ済みのが980円くらいだったかな。
買ってきたら水をやるだけ...。
その後、身体能力回復 + コロナ禍で引き籠もらざるをえない流れで、もくもくとアウトドアで(といってもベランダですけど!)何かに打ち込んでいると大いに気が晴れることを発見し、近くのホームセンターで花苗を買い始めました。
育て方ってたくさんネットに上がってるんですよね。
特に、YouTubeでも園芸の動画発信している人がたくさんいるなんて知らなかった。
(生産者さんや園芸店の店長さんなど プロの人から、趣味でやってるだけの素人さんまで幅広い層がチャンネルを開設している....)
学びやすい上に新しい世界を発見した!という思いです。
これもコロナ禍でありがちな流れなんでしょうねー
そんななかで、何かとメモを取ることも増えてきたのですが。
昨年5月頃からいよいよ、園芸活動に特化した手帳を作り始めたのです!
という本題をここから話したいと思います。
手帳、というか園芸日誌ですね。
レフト式のウィークリーが基本レイアウトで、毎日の気温と天気、その日にやった世話、右ページには考察メモなど。
既製の手帳を使うには中途半端すぎる時期だったので、メモティに線を引いて自作したのです。
(メモティは日付入り手帳ではなく、方眼のメモ帳ですが。
7分割できる目印が各ページに入ってますので、レフト式や見開き2週間手帳が簡単に作れます。)
●過去記事:能率手帳70周年限定 デイリーブックとメモティを買いました。
春の終わり頃からは、初心者ゆえ育成情報を集めまくり、春夏の花苗を買っては植え...を繰り返していた時期。
観察日記をつける小学生のように、いろんなことをギッシリと書き込んでました。
やがて書き足りず、この手帳は小さい...と思い始め、システム手帳バイブルサイズに移行したのが11月のことです。
綴じ手帳と違ってページの組み合わせが自在に出来るという利点を使い、バインダー内は現在のところ、下記の構成です。
●日誌
メモティ時代と同じくレフト式週間。能率手帳と同じ定番デザインのBindexリフィルです。
○能率 バインデックス 手帳 リフィル 2021年 バイブル ウィークリー レフトタイプ 011 (2021年 1月始まり) ←Amazon
●不定期更新で画像も貼る、総括メモ
鉢の並べ順などもしょっちゅう変わるので、その記録としても便利かと。
●よく使う肥料の希釈濃度 / 鉢やプランターの号数ごとの土容量 一覧
メーカーや通販サイトなどに掲載のデータを、縮小印刷して貼ってます。
●購入品レシート
リフィルに貼りつけてから、植物名や植木鉢の号数etc.追記してます。
いつ何を買ったかというのは意外とよく見返す情報でした。
個々の植物については、YouTube動画などを眺めながら要点をメモすることはやってます。
NOLTYのデイリーブック、これは結局、手帳としては使いこなせず(ほぼ日手帳と競合)だったので、上記のメモ帳として、何年か掛けて使っていくつもりです。
巻頭の月間ブロックを目次にすると重宝しますね。
というわけで、「趣味の手帳を作るのって楽しいなあ」という話でした。
園芸という性質上、これ2年目から更に便利になると思うんです。
連用日記と同じで、過去の同シーズンに何をやったか がかなり参考になることでしょう。
「植物ごとの育て方まとめ」みたいなものを当初手書きでリフィルを作ろうとしていたのですが。
面倒なので ( ← ここがダメなところだ...)
現在は主にデジタルで関連サイトへのリンク集を作ってます。
昔はEvernoteにWebクリップを送り込んでいたけれど、今はNotionにくら替えしました。
○Notion – The all-in-one workspace for your notes, tasks, wikis, and databases.
植物ごとにブックマークなどのデータを貼ったページを作り、データベースにしている途中です。
もうちょっと形になったらここに詳細をレビューするかもしれません。
ほんっとこういうことにはマメだな自分!
↓ 現在の庭(という名のベランダ) ↓ 夜間はまだ氷点下が続いてますが、昼間の陽当たりに助けられてなかなかの咲きっぷりです。
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2021.01.24
ペリカンの赤い万年筆を買いました。(M600 トータスシェルレッド)
年明けにペリカンの万年筆、M600 トータスシェルレッドが届きました。
秋ごろだったか、限定軸発売のニュースが流れてきまして。
大の赤軸好きとしては
「欲しい!」と、(画面にむかって)身を乗り出したくらいには、心揺さぶられたのでした...
他所様の情報サイトですが、ペリカンから出ている宣伝画像が美しくて、こりゃいいなあと。
○News: M600 Tortoiseshell-Red « The Pelikan's Perch
購入は、いつもの金ペン堂です。
○神田金ペン堂 – 萬年筆の専門店 – SINCE.1920-
発売より少し前の時期に、予約購入が出来るか問い合わせしました。
オンラインショップでは扱う予定がないものの、取り寄せ+配送(振込or代引き)が可能というお返事でしたので、早速お願いした次第です。
今回オマケとして、カバー付メモパッド
(ペンと同じ仕様の立派な箱に入ってました。
型押しでフカフカした表紙のカバーに、うっすらペリカンのロゴが入ったA7メモが入っています。)
とインクを頂きました。
実物は、宣伝写真での印象とは少し違ったかな。
真っ赤というよりは、朱色寄りかも。
パイロット カスタム845の朱漆と非常によく似た赤なのですが、ペリカンのほうが僅かに暗い。
第一印象が和風に思えたのはそんなところが理由なのかもしれません。
●過去記事:朱漆軸の万年筆を昨年末に購入しました(カスタム845)
ホワイトトータス軸でお馴染みのべっ甲調ストライプの内部には、赤い色素のようなものが不均一に散らされています。
くるくると軸をまわすと、金や赤の光沢が入り交じって輝く。
もうほんとに綺麗なんですよー!
ペン先はEFにしました。
以前購入したスタールビーの筆記感が気に入っていて、
今回も同じFにすべきかずいぶん迷ったのですが....
「600型のEF」という、手帳に人気の仕様も使ってみたくて。
今回「やや細め」の調整にして下さったとのこと。
ゲルボールペンで言うと0.5より少々細いかな(エーデルシュタインを入れた場合で。このインクはフローが良いので他より太め)といった感じで、海外ブランドEFとしてはかなり理想的です。
これ以上細い線で使いたければ、国産メーカーのペン先に頼れば良いよね。という考えでいきます。
もちろん全く問題なく、すべすべな書き心地は過去の購入品と同様。
EFの細線なのに、紙の上でインクの盛り上がりがキラッと光るところが目にも楽しいです。
個人的にはM600で書くこと自体が久々で、驚いたのはその軽さです。
今まで使い慣れていたM800に較べると10gも違う。
(量ってみると19gでした。ほぼ空気...!)
というわけで年末年始にかかる時期だったのに、金ペン堂さんにはとても丁寧な対応を頂きました。
本当は、これまでのペンもお手入れして頂きつつ、店頭で入手したかったのです。
こんな世間の状況なので、もうずーっと東京に出ていないのが寂しいな...
●過去記事:金ペン堂でペリカン スタールビーを買いました。
そうそう、インクはエーデルシュタイン オニキスを選びました。
お店推奨色(青=ペリカン ロイヤルブルー / ブルーブラック=エーデルシュタイン タンザナイト /黒=上記オニキス)の中で唯一持ってないインクでした。
こうして見ると、なんとなく紫?っぽい要素が入っていそうですけれど、紙上で見える程ではないかな。
けっこう深みのあるまっ黒で(濃淡も大きめだけどくっきりしてもいる)、味わいがありますね。
ペリカンといえば「まずはロイヤルブルー」という思いもあるのですけれど、今のところしばらくはこの、書きごこち柔らかなインクで書きものをしていこうかと思います。
というわけで、いきなり正月明けから素敵な赤軸がうちに来てしまったわけで。
今年の筆記具買いはこれでもう、いいね!
(という気持ちを持つことが大事...。)
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2021.01.19
今年の手帳、使い始めのこまごま。(能率手帳ゴールドとNOLTY 3年日誌)
1月も半ばを過ぎましたので、手帳への個人的物欲はだいぶ平穏になりました。
(来月あたりから4月始まりの売り出しが始まりますから。
そちらへターゲットが移行するのでしょう...)
能率手帳ゴールドは去年までと同様なカスタマイズを済ませていつも通りに運用中です。
「6時位置の縦線」も極細なボールペン(0.25のハイテックC)で全ページに引き終えました。
時刻情報にはまったく関係なく、単純にこの位置でメモ内容を仕切っているだけです。
(仕事上の発注や着荷や支払い関連を、略語付で書き入れ)
ここ数年同じようにゾーン分けして書き込んでいるので、過去のページをめくるときも目が迷わず、必要な情報が見つけやすいですよ。
ザックリでもいいので
「この内容はこのあたりに固める」
という感じに位置決めして書き込むのは、手帳を長く使うコツのひとつかなと思っています。
●過去記事:能率手帳ゴールド、14年目が届きました。
今年初めてやってみたのは、見返しに綺麗な紙を貼ること。
(以前からSNS上で見かけていた技で、1度やってみたかったのです。
LIBERTY布を貼っている例も可愛かった。)
能率手帳という地味な部屋にいきなり豪華な玄関が出来たみたいで....
開く度に気分が上がって良いですね!
●過去記事:イタリアのデコレーションペーパーを注文しました。
大事にし過ぎてまだまだ全然使い終わってないベルチーニの紙を使いました。
美しい!満足!
薄めの包装紙なんですが、全面に貼ることで能率手帳の表紙がやや硬い感じになります。
この感じは好みが分かれるかもしれません。
そして今年から始めたNOLTYの「3年日誌」、これが予想外に大当たりな日記帳でとても気に入ってます。
もうすこし書きたいかな...と思うくらいには小さな記入欄ではありますが、本当に無理なく毎日続けられる!
●過去記事:1月始まりの3年日記を購入しました。(NOLTY メモリー 3年日誌)
1日あたり、こまかく書いても170文字前後で埋まってしまう小型空間です。
それゆえに出来事の羅列で終了してしまう日もあるけど、
「この文字数の中で、きょう一日をいかに表現するか?」
という、文章修行的な面白みも感じるようになってきました...!
連用日記だとインクが数年経った褪色の様子も同じページで観察できるので、万年筆を使うたのしみが増します。
(インク名やペンの名前なども年号周辺の余白に書くことにしています。
その他、天気の他に夕飯の献立も。)
かつて10年日記をやっていたとき、週や 長いときは月単位で溜めて書くというダメな癖が付いていました...
スケジュール帳を辿れば出来事は事務的に転記可能だけど。
記憶の鮮度が落ちているので、考えや感情までは文章化が難しい。
「過去日記をまとめて書く意味ってあるのかな?」という疑問がうっすらと毎回。
なので、今年からはストレスなく毎日たのしみに書けるようにしたいのです。
現状の自分には、この3年日誌が多すぎず少なすぎずの適量なのかも。
「長く使っていけそうなノートが登場したら使おう」
と温存し続けてもう3年くらいになるのですが、この栞紐はいよいよ使用開始です。
○デザインフィル ミドリ しおり シール 刺繍 星柄 ← Amazon(全部で8柄あります)
☆のデザイン以外にも、万年筆+インク瓶や猫+月、音符セットなど、どれも可愛い刺繍パーツで揃っているんですよ!
愛用の手帳やノートに装着することで、使う気合いも倍増することでしょう。
注意点は、粘着力がけっこう高いので貼り直しがきかないと考えたほうがよいです。
位置決めだけは要リハーサルで。
(A5版までに対応しています。)
カバーは、去年までの単年日記から引き継いで、アシュフォードのルガード ワイン革。
●過去記事:4月始まりのデイリー手帳を買いました2020(日記用:NOLTY メモリー3)
今年の日記も、↑上記のメモリー3と紙は同じだと思うのですが、書き込みスペースは年々小さくなってきました。
しかし、「無理なく毎日」がテーマなのでこれで良しとします。
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