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2021.02.26
園芸用のハサミが増えました。
昨年末のことですが、園芸用のハサミをひとつ買い足しました。
軽さがとても使いやすいので、これまでのと同じシリーズです。
○高儀 TAKAGI 本刃付ステンレスR刃芽切剪定鋏 200mm ← Amazon
「芽切」と名前があるように、わりと細かいところまで刃が入る形状のものですが、切断能力は12mm直径の小枝までいけるとのこと。
ベランダ園芸で草花を育てる程度なら、充分過ぎるスペックであろうと判断しました。
●過去記事:園芸用のハサミを使い始めました。
前回ここに書いた剪定鋏、その後大活躍したのですけれど...
先端が尖っているせいなのか怪我が絶えず。
(ちょっと手にぶつかったなと思っていたら、いつのまにか流血している・園芸用の手袋にもボコボコ穴が開くetc.)
今回の新しいハサミは、先端がやや丸みを帯びている上、刃を閉じるロック機構がついています。
また、持ち手にバネが入ってる! ← こういう感じの園芸ハサミに憧れていてた という理由も有り。
...なので、シャキシャキと軽い力で効率よくカットできそう。
売場ですぐ隣に吊してあった革製のホルダーも一緒に買いました。
芽切り鋏の細長い刃の形状に合ったもので、1000円ぐらいだったかな?
けっこう分厚いので、危ないところはしっかりとカバーされて安心。
腰のベルトから吊すためのループもついていますが、今のところは保管時のキャップとして使います。
たまたまその時点で食べ終わった菓子缶に入れてみたら、ハサミのセットがぴったりと収納できました。
先頭のピンクのハサミはもともとキャップ付、その後ろの剪定ばさみは缶の直径に引っかかって宙に浮くので刃先が底に届かない。
こういうの誰にも自慢できないのですけど...とても嬉しい...。
下の写真左側のミニバケツとハサミを手に、ほとんど毎日のように花がら摘みの作業でベランダに出ています。
(唯一のアウトドア活動!)
ピンセットは、込み入った場所の花茎を切るとき狙いを付けるのにとても役に立ちますし、土の上に落ちている枯れ葉などをつまみ取るのにも便利なんですよ。
当初はダイソーで買ってきた普通サイズのを使っていたのですが。
水草やハーバリウム用の長いのをAmazonで見つけ、結局こちらばかり愛用しています。
園芸用にひとつ用意するなら遠くのほうまで届く「長いほう」をおすすめしたいです。
(数百円のものでおそらくこれだと思うんですが、先が曲がってるのと真っ直ぐなのと2本セット。
安い..もしかしたらダイソー以外で探せば100均製品として存在するのかもしれない。) → AVIL ハーバリウム用ピンセット 27cm 2種類セット(ストレート・カーブ)
昨年からのコロナ禍で園芸系YouTubeチャンネルなどで学習したのは、園芸において「切りとる作業(花がら摘み・摘芯・切り戻し)」はとても大切だということ。
カットすれば下から脇芽が出て株がこんもり充実するとか、開花が促進される などという理屈は全然知らなかったな...
(数年前のベランダ園芸の写真をみると、春を過ぎてひょろひょろに伸びて先端だけに花が付いたペチュニアや、伸びて真ん中に割れ目が出来たロベリアのプランターなどがいくつもあり、うぅむとなりました。)
だから、バッサリやるときに「可哀想」などと躊躇ってはいけない とのこと。
むしろこういうハサミは、余りにも良く切れるゆえに楽しすぎて「切り戻しハイ」状態に陥るんですよね...
再生不能なまでにカットしてしまうことにも気をつけねばなりません!
2月という冬時期にもかかわらず、既に剪定鋏も大活躍しています。
うちのベランダは、夜間はまだまだ0度前後までいくのですが、陽当たりが大変に良いので晴れたときは温室のようにポカポカになります。
花によっては2ヶ月程度は先行して満開になったり巨大化したものもあり。
日曜ごとに何かしら剪定している状態かもしれません。
切れすぎるハサミを使う喜びを、静かにかみしめながら春本番に備えています。
下記は、非常にオススメしたい園芸関連本です。
剪定や植え方や肥料のやり方など、「なぜ、やったほうがいいのか」という理屈をとてもわかりやすく解説してくれます。
個々の植物についてのHow toではないのですが、初心者にはこれ1冊で園芸全般の常識と言われている件が無理なく頭に入ります。
ちょっとした物知りになれる上、春には美しいお庭(ベランダ)が作れますよ!
○園芸 「コツ」の科学 植物栽培の「なぜ」がわかる ← Amazon
当初Kindle版で読んでいたのですが、有用過ぎる本だったので紙でも購入したのでした。偉い...!
右側は、以前も言及した園芸手帳です。
撮影当時は、夜の気温がマイナス6度だったんだな...
●過去記事:ベランダ園芸専用手帳を作っています。
というわけで、今週末も剪定作業を予定しているので、春に向かってもくもくと頑張ります。
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2021.02.19
机上環境を改装してみるこまごま(2000円デスクマットがなかなか良い!)
最近の「ダメモトで買ってみたら予想外に使いやすくてラッキー」なものです。
スチール机で作業する手の冷えには今年、特に悩んでまして。
こりゃたまらんとデスクマットを探し始めました。
ゲーミング需要が後押ししているのか、「大型マウスパッド」というくくりで探すといいみたいで。
机全体を覆うというよりは手元周辺をカバーする絶妙なサイズ感のものが驚くほど多数見つかりました。
しかも、2000円前後の価格帯から。
検索でなんとか目立ちたいのか、Amazonの例によってアピールポイント積み上げ系な商品タイトルがそれを物語っています。
○キーボードとマウス用の大型マウスパッド、80 x 40 cm、天然ゴム、縫い目、スムースレザー、傷つきにくい、収納が簡単、オフィス/家庭用 (ダークブラウン) ← Amazonで買いました
80×40センチですと、私の机の場合は27インチ画面の手前から机の端までの奥行き=通常作業範囲 はじゅうぶんにカバーできます。
この値段なので、もちろん合皮製なんですけれど。
縁に全周きちんとステッチがかかっているし、四隅はほどよく角丸加工されています。
表面全体には、浅めで細かいシボの型押し加工が施されているのでサラッとしており、肌に貼り付くような感覚はありません。
起毛された(撫でると薄く跡が付くくらいの毛足)面とのリバーシブルになっていて、これを下面にして敷くとピタッと机に吸い付いて固定されるのが非常に機能的。
スエード側を上にして「冬は暖かく」などと説明がありますが、それはちょっとなあ。
表の合皮側は、天然ゴムを使ってあるとのことで、特有の柔らかさというか耐衝撃性を感じます。
紙一枚を置いて何か書くと、筆圧の強い人の場合(とくにボールペン使用)は少々「ペン先が潜る」感触があるかもしれません。
ソフトタイプの下敷きが好きな人ならこのマットはけっこうおすすめかも。
万年筆だとじっくり楽しく書けるので私は気に入りました。
シボの凹凸は筆記の邪魔になるほどの高低差もなく、マウスも確実に操作できるんですが。
MagicMouseの場合ですが動かす際のズザザーという音がちょっとうるさくなって、
摩擦でだいぶ動きが重たくなったというのが正直なところ。
やはり、自分の手に合う革のマウスパッド(下記リンク先にてレビュー)を更に敷いて使うことにします。
●過去記事: ・革のミニデスクマットを使い始めました。(万年筆用におすすめ)
動かす必要のないトラックボールマウスのピタッとした置き心地はとても良いです。
同じように、キーボードもしっかりと机に密着して打ちやすくなり、打鍵時の静音化に効果がある(ような気がする)件もおすすめポイントです。
いつもこんな感じのを選んでいるので、特に迷うことなくダークブラウンにしてしまいました。
全部で9色もあるし、割り切って明るめ系の可愛い色を選択したほうが気分が上がって良かったか?
銀色なんて格好いいじゃんと後から気付いた…
さすがに「革と見分けが付かない!」とまでは言えないですね。
特有のノッペリした質感は隠しきれないのですが、2000円前後とは思えない雰囲気はあるので大満足です。
ウエットティッシュタイプのOAクリーナーでも、少なくともダークブラウンのものでは全く色落ちしませんでしたので、洗剤拭きなども容易かと思います。
昨今の事情を考えると普段から清潔を保っておきたいですし、手汗が気になりがちな季節に掃除しやすいのも有り難いですよね…。
消しゴムなどのこすれにも見た目の影響がありませんでした。
(1度、修正テープが頑固にくっついてしまったので擦り取りました)
ページの説明書きにも「耐スクラッチ性」とあるので筆圧凹みに対する強さにも期待できそうです。
届いたパッケージ内ではヨガマットのように筒状に丸められていて、同じ素材のベルトで留められています。
丸めた癖は、机に敷いているうちに短時間で元に戻りましたよ。
というわけで、80×40というサイズさえOKならば、私が選んだこれはかなりおすすめできます。
ちなみに上写真のマウスは、下記で感想を書きました。
●過去記事:親指トラックボールマウスが疲れなくておすすめです。(ロジクールMX ERGO)
キーボードとマウスのリストレストはサンワサプライのもので、これも今回のマットにピタッと密着してくれます。
インクなどこぼすときもあるので(笑)表面が汚れたらじゃぶじゃぶ洗ってますが、乾燥後は問題無く使えてます。
○サンワサプライ キーボード用低反発リストレスト(ワインレッド) 手首疲労軽減 腱鞘炎予防 TOK-MU3NWR
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凹み傷がだいぶ増えてしまったのですけれど、下記にレビューしたほうの革マットは一生モノに近い感覚です。
ちょっと小さいので今は別な机に置いてるのですけれど。
●過去記事:革のデスクマットがお気に入りです。(100% Leather Desk Mat)
このマットのLサイズ(今回の合皮マットに近い大判)のは27500円!
そこまでの覚悟が出来たら、2000円のと買い替えますね...
というわけで机上環境シリーズは、(いろいろ心地よいものを揃えたので)またいつか続きを話していこうと思います。
[物欲&オススメ品 その3] | 固定リンク | コメント(0) | ↑top