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2021.08.30
キッチンの水栓を交換しました。
自分の家の設備更新について、備忘録として書いておこうと思います。
先日、キッチンの水栓を交換しました。
入居して十何年か経ち、毎日使う水回り環境についてはちょっと気になることが増えてきました。
入居時から使ってきた水栓は、ワンホール混合栓というもので、浄水と原水に切り替えても使用できます。
浄水カートリッジは蛇口の中にはめ込むタイプの筒状のもの。
蛇口は内部からつながるホースで繋がっているので、引き出して使うことが出来、シンク内を掃除するのに便利です。
機能は全く不満は無かったのですが、近年の症状は
カートリッジがなかなかうまくハマらず、水漏れしやすいだとか(内部のどこかが割れているか欠けているかしている手応えも有る)
蛇口を締めていても突然ポタポタッと水が落ちる瞬間が多い だとか。
いちばん困って交換に踏み切る決断になったのは、浄水/原水の切り替えスイッチが動かなくなってきました。
毎日カチカチ何度も切り替えてきたので、疲労骨折みたいなものかも。
うちのほうは水道水の質が微妙で、消毒が濃いめな感じ。
風呂場などにカルキ汚れもつきやすいし、(業者さん曰く)湯沸かし機のパーツが他地域より腐食しやすい。
浄水カートリッジを通さないと、飲用には使いたくない薬品ぽさがあります。
というわけで、まずは同じメーカー(三栄水栓)の同じ機能を持つ水栓の最新バージョンを調べてみました。
開口のサイズだとか、パーツのおさまり具合などの工事的な相性もいいだろう...と素人考えですが、次回も三栄水栓製品で継続することに。
○シングル浄水器付ワンホールスプレー混合栓 | シングル浄水器付ワンホールスプレー混合栓
品番:K87128ETJV-13 | SANEI
うちの水栓の機能を引き継ぐものだと、上記の機器が最新型のようです。
十年以上の距離が開くとこんなにデザインが未来っぽく変わるのか...と感動です。
最寄りのホームセンターのリフォーム売場へ行ってみると、現物の水栓が操作体験できるように見本設置してありました。
置いてあったパンフレットにもトップ掲載です。
いわゆる「いちばん推してる」状態。
他社の見本も一応試しましたが、手先が馴れているという意味でやはりわかりやすく、この機種への更新で問題なさそう。
デザイン以外で「新しい!」と思った点は
水/湯 の切り替えでレバーを回すとき、カチっという小さな音と手応えが切り替え時に返ってくる仕様になっていること。
パンフレットによれば、これは「エコ位置クリック」というもので、湯に切り替わる位置が明確になることで無駄な給湯器の着火を防止できます とのこと。
これ以外にも、流量などいろんな場所の切り替え時にクリックが仕掛けられてあって、自分なりの調整が意識できるようになっています。
(この軽快なクリック切り替え、経年でも維持できるのか観察していきたいです)
機能面で最も良いと思われた件は、流水の切り替えで「シャワー」の時。
旧水栓より、シャワーの1本1本の水流が細く多くなりました。
繊細で圧はそれほど感じない(ので飛び散ったりはしない)にもかかわらず、食器などの汚れを落とす力が非常に良くなったんです。
1週間経った現在でも毎度「おぉ...」と感動しています。
これはやっぱり、現在、三栄水栓が風呂用のシャワーヘッド単体をかなりの数で商品展開している(うちも何年か前にAmazonで節水型のを買って自分で交換しました)ことと関係しているように思います。
シャワー水流に関しては、十何年かで培ったこのメーカーならではの技術力が投入されているに違いない。
浄水カートリッジは、旧水栓と同じような筒状のものを使用しますが、4ヶ月で1本を目安に交換するようにとあります。
ただし、パンフレットをよく読むと、カートリッジ1本につき1200リットル分の浄水能力があるとのこと。
大人2人暮らしと、子供が何人も居る家族とは飲用水の量が全く違うはずです。
(夫が)計算してみたところ、うちだと半年以上は交換時期を延ばしても問題なさそう。
○浄水器付混合栓交換用カートリッジ適合表 | 家庭の水まわりトラブル解決なら【水まわり解決帖】
浄水時に除去できる物質の数で「標準」と「高除去」の2階級に分かれており、最初からついてきたのは「標準」でしたので、もちろんそれを使っていきます。
標準タイプが税込み定価3850円、高除去タイプが4950円
と、なかなかの値段...
(新型であるせいなのか、通販でもまだそんなに見かけない。)
○【標準タイプ】浄水カートリッジ 1本 | 水栓を確認する | SANEI浄水カートリッジ 定期便サービス
○【高除去タイプ】浄水カートリッジ 1本 | 水栓を確認する | SANEI浄水カートリッジ 定期便サービス
標準タイプでも、水が美味しくなる除去能力はじゅうぶんにあるので不満ナシですが、高除去タイプは\発がん性物質除去/ と強めに書いてあるので、そう言われると動揺します。
来年になりますが次回、奮発して高除去のほうを買ってみて「もっと美味しくなった」などの明確な利点があるか、試してみる予定ではあります。
というわけで、ウルトラマンの頭みたいなデザインになりましたが、水栓の交換はとても満足です。
毎日使う環境が新しくなるのは気分が良いですね。
やはり同じ三栄水栓なのですが、風呂の水栓も最新版に替えてみたらどうだろう?
...という気分にはなりましたが、故障ポイントは特に見つからないのでもうちょっと頑張ってもらいます。
というわけで今回の水栓 K87128ETJV-13 への付け替え、下記の税込み価格でした。
(ホームセンターで頼むのは初めてなのですが、本体が意外と安かったなという印象。)
・本体: 18,800円
・工事費:10,000円
・旧水栓引き取り:2,000円
合計30,800円でした。
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2021.08.24
能率手帳ゴールド、15年目が届きました。
毎年のように「えっ もうそんな時期?」と驚き焦るのですが、2022年版の能率手帳ゴールドが届きました。
名入れした中では第一陣の発送かと思います。
早すぎるのはわかっているのですが、どうせ毎年のものなのでこの時期から(自分を)盛り上げよう...という感じも有りです。
あと、毎年この集合写真を載せると、SNS上でいつもよりほんのちょっとだけ人が集まる状態になって「このひと、今年もまたやってるなぁ」と呆れてくれるのが楽しい、というのも本音。
それにしても、新しい手帳の黒々と濃い色が際立ちますね。
革の表紙なので、「店頭在庫から自分の目で見て選びたい派」だったときもあるのですが。
通販で来る革もとても美しいのです。
シボの並び具合や深さなども年々の僅かな違いはあれど、それ自体が楽しみになってきて。
「中の人に選んでもらおう」「どんなのが来るかな」の心境に落ち着きました。
うちに届いた2022年の革は、今年のものによく似ているけどタテヨコ均一にシボが走っているのが特徴かな!
こんなご時世だから、今年の手帳は外界への携行もほとんど無く(ましてや旅行なんてしばらく無理)、綺麗に使えそう...と思っていましたけれど。
ほぼ机上だけの使用でも意外と傷だらけになってますね。
毎度言ってますが、新品の革にしか見られない(使っている早々なうちに消えてしまう)赤っぽい光沢:焼き海苔光と私は頭の中で呼んでいる...:が今回もほどよく乗っており。
それが革の黒さの深みを手伝っている感じです。
年月が経ち、古くなるにしたがって、やや青っぽくなってきている気がするなあ。
ちなみに、名入れは毎年交代で「カーシブ」と「パークアベニュー」の字体を使用し、2022年はパークアベニューの番です。
ピンク色などで可愛らしく入れてみたいと毎回悩むのですが、超オーソドックス金文字に落ち着いてしまう運命。
☆とか*なども刻印可能にならないかしら。
今のところの使い方は、手帳として本当にごくごく普通の書き込みです。
左ページに公私のスケジュール、行った家事の記録(簡単な略号で)
右ページに買ったもの(食品以外)のメモ、今後のために残しておいたほうが良さそうな備忘録など。
巻末のメモページには診察時に話すことなどをまとめた医療関係の記録。
緊急連絡先などの一覧は、ページごと切り取って次の手帳に移動しています。
ガントチャート罫の「月間予定表」が今年は使いみちが定まらず、長いこと空白です。
季節系家事が早見できるようにこっちへ書き込みを移すか、趣味のベランダ園芸のメモにするか?
いまだにふらついているうちに次の手帳が来てしまった...!
デコレーションもしないし、ToDoや目標も別の手帳に任せているし、事務仕事を手伝っているので夫のスケジュールもけっこう書き込むので。
SNSでほとんど披露もしてないんですけれど、他人様の投稿はいつも見入ってしまいます。
びっしりと整った、文字だらけの使い方が憧れなんですよ。
○同じ手帳を同じ方法で長く使い続けるということ | みんなの手帳部 | 日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)
↑ 2014年に掲載いただいたのでだいぶ経つのですが、今年もやっぱり考えること一緒かなあ。
公私にわたり、去年や一昨年の同じ時期はどんなことをしていたか? は、けっこう役に立つので、直近2年分くらいは手元の引き出しに入れています。
(残りは箱に立てて本棚へ。)
とはいえ10年くらい前の手帳をめくり、買った文具や本の名前がぽつっと書いてあるだけの日でも意外と鮮明に記憶が蘇ることがあり。
そういうのが面白くて同じ手帳を使い続けているのかもしれないなぁ。
「これを書いておけば、来年以降の自分が助かるだろう」
という伝言板のような役割もお願いしたいので、自然と他の手帳との書き分けが出来るようにもなりました。
このように、能率手帳ゴールドだけは使い続け、過去の分も全て保管すると決めていますが。
それ以外の、ToDoを書いたりするような手帳は、流行と物欲に流されるまま片っ端から試しては半年も経たずに他のが気になったりもして。
なかなか長期維持できません。
今度は何にしようかなぁ、と そろそろ本格的になる手帳商戦の情報をワクワクしながら眺めている状態。
まぁそれでもいいか、と放浪を許しています。
記録するのが好きで、それによって自分が助けられてるなら何を使っても良いし、ずっと同じものじゃなくても全然構わないと思います。
手帳の「使いこなし」なんて、目指すところは人それぞれ。
自分が楽しい状態に持っていければ、それでヨシとしちゃいましょう。
○Amazonでは下記になります。2サイズありますのでご注意を。
(私は大きいほうのを使ってます)
・2022年 能率手帳ゴールド 黒 3121 (2021年 12月始まり)
・2022年 能率手帳ゴールド 小型 黒 3111 (2021年 12月始まり)
○公式通販ではこちらになります。
NOLTY ゴールド 2022年1月始まり | JMAM eショップ手帳の店
●能率手帳ゴールド関連の過去記事●
・2021年能率手帳ゴールド、14年目が届きました。
・2020年能率手帳ゴールド、13年目が届きました。
・2019年能率手帳ゴールド、12年目が届きました。
・2018年能率手帳ゴールド、11年目が届きました。
・2017年能率手帳ゴールド、10年目が届きました。
・2016年能率手帳ゴールド、9年目が届きました。
・2015年能率手帳ゴールド、8年目が届きました。
・2014年能率手帳ゴールド、来年で7冊目です。
・2013年「一番欲しい手帳を早々に購入」という対策が効きますように。
・2012年・能率手帳ゴールド、6冊目を買いました。
・2011年・能率手帳ゴールド、5冊目を買いました。
・2010年・能率手帳ゴールド、4冊目を買いました。
・2009年・能率手帳ゴールド、3冊目になりました。
・2008年・はじまりは、能率手帳ゴールド。
・2007年・手帳買い、とりあえず終了(と誓う)。
・手帳を問わず、の手帳本。
↑おすすめな手帳本「能率手帳の流儀 」のレビューです。
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2021.08.18
「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」を観てきました。
今回でシリーズ9作目になるとのことで、さっそくみてきました。
平日の昼下がり、入り口で検温など対策されつつまたもやガラガラのホームシアター状態です。
○映画『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』 OFFICIAL SITE
とても面白かったです。
ワイルド・スピード内でこれまで展開されてきた人物相関図のようなものをホンノリで良いので知っておくと、(セリフの端々で「ああ、あの時のことね」という理解も得られるので)更に楽しめます。
しかし!
基本的にずーっと車で走りまくってるか爆発してるか殴り合ってるかの(笑)とにかく派手な見せ場が続きます。
なにも考えずに鑑賞してもスカッとして帰ることが出来ますよ。
私が楽しみにしていたのは、前作「アイス・ブレイク」やスピンオフの「スーパーコンボ」にも出てきたヘレン・ミレン。
もっと長尺欲しかった気がしますが、他作品で元スパイを演じていたREDシリーズを彷彿とさせる活躍ぶりで満足です。
今回は、これまで一度も話に出てこなかった主人公の家族が出てきたりして。
あと、過去に死んでしまった :という設定の :チームメンバーが登場したりして。
もうこれ以上の危険地帯は出てこないだろうと思ってたら、地球の外まで飛び出したりして!
(こんな装備で真空に出て大丈夫なのか?というツッコミを入れたいけれど、「宇宙兄弟」と名付けたい2人のやりとりは必見)
・・・9作目にもなると話の広げ方がちょっと無理矢理だなあ
という呆れ感はちょっとだけあるんですが、それもまたお約束の1つとして数えて良いのかも。
故ポール・ウォーカーが演じてきたブライアンを、(姿こそ見せないものの)最後まですぐそこに居るかのような展開にしているところもジーンときました。
これから続く話でもそんな感じになるのでしょう。
存命であるならば主人公の相棒として長く活躍したであろう彼を、制作陣が大切に想っていることをひしひしと感じることが出来たのでした。
ワイルド・スピードは11作目で完結するそうなのですが、残り2作で盛り上がると予想される未回収な事件や人物たちが存在感を出し始めて、次作がとても楽しみ。
知られざる家族がどんどん登場してくれていいから、スピンオフも是非また作って欲しい...
というわけで、世界的なコロナ禍で公開が控えられていた作品群もちょっとづつ予告が始まっているものの。
日本はまだまだこんな感じなので不安が募ります。
映画鑑賞くらいは外出レジャーとして続けたいんだよなあ...