革文具のお手入れアイテムをいろいろ入手しました。
KNOXのシステム手帳「オーセン」を購入したのは2017年のことです。
当初こそは勿体なくて"飾ってるだけ"の期間が何ヶ月かあったりして。
しかし今は、ばりばり使っております。
ベルト無しのシンプルなノートのようなデザインは何かと重宝で、(スケジュールリフィル以外にも絵日記的な記録、今は園芸の記録など。)日々手に取って書き込む用事には欠かせないバインダーとなりました。
●新品時代の過去記事:「システム手帳 STYLE vol.2」を読みました。(ノックスブレイン オーセンのバインダーも使ってます。)
知りたいと思っていたのは、革の手入れのことです。
「手に触れることがいちばんのケア」というのはよく聞きますし、実際なんとなく新品時とは違うカッコいい感じにはなってきていたのですが。
近年はコバ(断面)部分がちょっと毛羽立っているのが気になり始めました。
表紙面も爪先の引っかき痕のようなものがしょっちゅう出来るので、もう少し油分を足せば綺麗になるんじゃないかな?
という期待も。
そのタイミングで、kawacoya(カワコヤ)から、お手入れセットが売り出されると知りました。
kawacoyaさんは、オーセンを製作している工房なのです!
塗りこみ系のケアアイテムは、革との相性によっては色やツヤが落ちる危険性も有り得るので、良いものを見つけるのは簡単ではありません。
しかし、ここで売ってるものなら間違いないはず...!
単品でも買えるんですが、ブラシやクロスetc. 全てがセットされた箱入りのものにしました。
最低限これ持ってればOK というメンバーがそもそもわからないから、全部入りでいきました...
取説のとおりに手入れを進めていくと、非常に満足な見かけになりました。
クリームとスリッカーで、コバのモケモケと毛が生えたようにすり減った感じがなくなったことにも安堵。
カワコヤさんに直接コメントを頂いたのですが、レザードレッシング(ケアローション)は、使用前によく振ることが大切だそう。
最後にレザークラフトクロスpro(仕上げ用布)で乾拭きして仕上げると、落ち着いたしっとりした光沢につつまれたオーセンが出来上がります
オーセンだけでなく手持ちの他の革製品(コードバンなど)も同じように綺麗になりましたので、このセットは長く使っていけそうです。
先に書いたとおり、中のアイテムは単品購入も可能なので、買い足しするときも安心です。
そうそう、先日とてもとても久しぶりに伊東屋へ出掛ける機会があったのですが、そこでも以前から欲しかったお手入れアイテムを入手。
レーデルオガワのコードバンに最適化されたケアワックスです。
ブレイリオのコードバン製品を日々愛用している私としては、純正ケアアイテムとして装備しておきたかったのです。
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岐阜県産の蜜蝋を使っていて、革用クリーム特有の化学的な香りが全くありません。
ほぼ無臭ではないでしょうか。
容器の中に、ワックスが硬くみっしりと詰まっていて、指先の温度で溶かした僅かな量を革の上に置いてみました。
布で(先述のkawacoyaさんのレザークラフトクロスで)磨いてみると、驚くほど広い範囲にのびて、良い感じの光沢が!
光るレベルは使う量によっても変わってくるのかもしれませんが...やっぱりこちらもつやつやというよりしっとりな大人質感です。
ますます愛着が増してきましたよ。
(ブレイリオのコードバン大好き...)
伊東屋のシステム手帳売場で購入しました。↓
●関連過去記事:革小物(文具系)をせっせとツヤ出し。
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ただしこういうものは、革によっての合う・合わないはあります。
必ず、目立たない場所での塗り込みを試してからご使用ください。
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