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2022.01.28

「ミドリ70周年限定 MDブロックメモ 3種入」を使い始めました。

すてきな文具・紙ものアイテムでお馴染みのミドリさん、70周年だそうです。

ミドリ70周年スペシャルサイト

限定の記念商品もたくさん出ていまして
70周年を記念した限定アイテムセット | ミドリ70周年スペシャルサイト

そのなかで、心惹かれたもののひとつをAmazonで買ってみました。

ミドリ メモ MDブロックメモ 3種入 ミドリ70周年限定 11816006


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10センチ四方の無地・横罫・方眼のMD用紙がそれぞれ500枚づつのメモ用紙なのです!
天糊加工でペリッと剥がすようになっているもので、この500枚ブロックのまとまり感、ほぼ「豆腐」です。
(トーフ呼びはSNS上で何人か見かけて、ホホウ...と納得)

MD用紙は付箋などの形式で持っていますが、ノートとしては近年出番がありませんでした。
「あぁ良いなあ」と、ペン先から実感できる、しっかりと目が詰まった紙。
目にやさしい淡クリーム色も好きです。

今なら500枚綴りで傍らにある!
という"紙束所有満足感"がたまりませんね。

10センチ四方ですとA6サイズのノートや手帳に貼り込んだりするには、数ミリの余白を取って非常に都合良く収まってくれます。
(バイブルのリフィルだと、インデックスとして使えそうなはみ出し具合...まぁ切ってもいいですけど。)


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○○用 と使いみちを決め込み過ぎず、なんとなくでも「ちょっと書き付けておきたい」と思った時に気軽に消費していくことにします。

この、幅10センチの紙片をカード的に管理するならば...と手持ちの箱類などをみていたのですが、良いものを見つけました。
無印良品に立ち寄ったときに買っておいた、透明アクリルの仕切りスタンドです。
とても小さなもので、お値段も250円。
(100均に売っているようなものとは違い、きちんとした厚みと透明度があります。
無印のアクリル収納のコーナーはみていて飽きない...)

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仕切りは3つあります。
横幅を遮る壁はついてないので、厚み15ミリ以内に収まるものなら何でも立てられるんです。
透明アクリルですから、中身も丸見え。
買った直後は、iPhoneや能率手帳ゴールドなどを立てていたのですよ。
写真のように、メモ用紙を蓄積しておく場所にしても面白いと気付き、今はとりあえず毎日ここに1、2枚づつ放り込んで、見える場所に置いています。楽しい!

まずは、無地のブロックから開封しました。
罫線が無いので見た目がまさに豆腐...

3種類(1500枚!)並べて気の向くままにめくるか、少しづつの厚みで切り取って積んで並行使いするか...という方法もありますが、私は1種類づつブロック単位で使い倒す方針でいきます。

そうそう、紙のブロックの一片を固めている天糊のクオリティも高いです。
ピラーッと剥がすのはなかなかの快感で。
最初の1枚を取るのは勇気が要りましたが。
これからは楽しくMD紙にメモする毎日にしていきたいと思います。

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MD用紙の隣は、3Mのポップアップ付箋です。
重量感あるディスペンサーとリフィルのセットで買ったのですが(Amazonでは安いです。1000円しなかったような!)
ティッシュのようにシュッと強粘着付箋が取り出せることが便利すぎて、その後リフィルをまとめ買いしました。
これもまた、日々に欠かせない紙束です。
並べて置くならば、使用上も相性が良いはず。

Amazon | ポストイット 強粘着 付箋 ポップアップ ノート イエロー 75×75mm 30枚×1パッド WD330-WH-Y

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2022.01.18

「たのしみノートのつくりかた」を読みました。

2005年に発売された杉浦さやかさんの「スクラップ帖のつくりかた」は、当時の書きもの好きなお友だち間ではバイブル的な存在になっていた記憶があります。
そして今でも「イイよねー」とたびたび話題にしている本です。

私もけっこう表紙が擦り切れるほど読み込みまして、その後の自分の記録ノート作りに大きな影響を受けました。

●過去記事:「ぺたぺた日記帖」が作れるステキな本。 ← 2005年当時の感想。このブログも私も、この頃は若かったなー...

以来、引っ越しや旅行や植物育成に至るまで、けっこうマメに記録(というかスクラップ)してきましたが、この本からヒントを沢山もらっていることを改めて感じています。

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というわけで今回、16年経って内容が更に増えたリニューアル本が発売されました。
嬉しい!
Kindle版もありますが、これはやはり紙で買ってビニールカバーなどをかけ大切にしていきたい...

たのしみノートのつくりかた (単行本) ←Amazon :試し読みできます。(Kindle版もあります。)

これはいわゆる手帳・ノートのHow to本ではありませんし、人生を前向きに..云々を目指すものでもありません。
子供の頃からノート作りが大好きだった著者の、小中学生の頃から始まる「こういうふうに作ってるんですよ」を見せてくれている展覧会みたいな内容かな?
この本自体が、杉浦さんの可愛いイラストと手書き文字で構成されているのがとても素敵なんです。
そのおかげなのか、さまざまな使いみちや著者の年代ごとで紹介されているにもかかわらず終始まとまり感がある:この本自体が1冊の分厚いスクラップブックみたい!:なのも大きな魅力...

最初の「スクラップ帖のつくりかた」が出て16年の間に、杉浦さんご自身も、仕事をするなかで引っ越しや結婚で家族が増えたりetc. の多くのアップデートがありました。
その分の記録ノートもまた増えて、その紹介が本書のページ増強部分となっています。

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SNSなどで他の方の魅力的な事例を多く見ることが出来て、素敵なノートや手帳製品、筆記具がたくさん手に入る今だからこそ
「○○さんのように上手に使いこなしたいけど...」「長く継続していきたいけどなかなか...」「買うばっかりで使ってない...」
等々という、モヤッとした気分に覚えがある人がいるんじゃないかと思うのです。
そういう、肩の力が抜けてラクになれる内容なんじゃないかな?
ただ「自分はこうやってるんですよ」と楽しみ方をおすそわけされているからこそ、誰にでも入りやすく 長く読み込める内容になっているのだと思います。

いつの間にか自分なりの「私はこれでいいや、楽しいし!」のヒントがじわじわ見つかってくるというか。
だからまずは
いちばんお気に入りの道具とノートと一緒に、この本を開いてみて欲しいなあ...と、長年の愛読者としてはおすすめしたいのでした。

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