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2022.04.27

セーラー万年筆「ブラックラスター」を使い始めました。

今年のはじめに購入した万年筆です。
2022年、まだこれ1本しか買ってない奇跡...
SNS上で良い感じの投稿を見かけていたことと、何故かAmazonが繰り返しおすすめしてくる(!)アイテムだったので、以前から検討を重ねていました。

セーラー万年筆に関しては、あくまでも個人的好みの要因で「買うなら21Kペン先の製品で」となんとなく決めて、その内でいくつか持っているのですが。

●過去記事:
「プロフィット21」が届きました。
↑ 今の季節にピッタリな「藤姿」のカートリッジ入れて現役使用中です。実用系パープルインク!

ペンクリニックで買ってきました。 ←当時、マルン軸でEFの製品は無かったのだと思います。
これに入れるなら川口さんおすすめの純正ブルーブラックしかないよな〜という考えがあり、最近カートリッジポチったばかり。そろそろ使用再開かと。

その代表格である「プロフィット21」と「プロフェッショナルギア」だと、バランスや手への収まりなど使いやすい!と感じるのは前者、見た目だと後者を選びたくなるかなあ。
シュッとして、とても美しいかたちのペン先だと思います。
しかし、両軸とも非常に軽いです。
特に私はキャップを後ろにつけない派なので...。

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そこへこの「ブラックラスター」、首軸(セーラー社的にパーツ名を言うと 大先)が金属製になっていて重りの役目を果たしているとのこと。
軸が前方重心にもなり、疲れにくさや書き心地の良さを更に加速しているとの評判がとても気になって。

プロフィット ブラックラスター万年筆 | セーラー万年筆 ←セーラー万年筆サイトの製品紹介

実物を見てみると、予想した以上にツヤッツヤでガンメタリック的な光沢感。
ペン先だけでなく、キャップリングなど含む金属パーツにもブラックIP塗装というめっきが施されているので、樹脂部分と一体化した黒の格好良さが際立ちます。

ラミーsafariなどで黒めっきペン先の所有満足感は体験済みですが。
やはりセーラーの21kシリーズのサイズと形状でもって黒めっきだと、もっとカッコいいです。
軸を持った指先が白く綺麗に見えるという情報も加えておきましょう。

字幅は、超スタンダードに細字を選びました。
(このようなペンでこまかくぎっしり書き込みたい..という欲もあったので極細と最後まで迷った)

Amazon買いですが、書き味滑らかでとても良い個体でした。
硬めではありますけれど、細字なりに紙へ接する「面」の吸い付きが感じられるクリーミーさ。素晴らしい。

プロフィット21より5g重くなった原因である金属製首軸ですが、このおかげでキャップ無しで使う派の私の手には格段に安定して本当に書きやすい!
まぁ 総金属軸ではないので「ズッシリ」というほどの重量感ではないんですよ。
しかし、疲れにくいままにどんどん書けてしまう加速をつけるなら、これくらいがちょうど良いんだろうな〜という絶妙な感じはあります。
かつてペンクリニックで川口さんに、「自重だけでインク出ないとダメなんですよ」と何度も言われたものです。
親指と人差し指の間にペンを立て掛け、ススーと紙の上を滑らせると、この軸ではもう当たり前のようにしっかりと濃い線が出てきますから。

後ろからグッと押してくれるような前重心は正直、もしかしたらこういうの好き嫌い分かれるかもね...と思われるほど極端です。
「気がついたらノート1ページ埋まってた」などという現象、このペンなら絶対にあると思うのです。
全く知らない世界ではありますが、大量に手書きするという司法試験用におすすめされるのはそのせいなのでしょう。
私の場合、サッと書き上げたい日記帳用にはちょっと線巾細いかな?と思いつつ使い始めるのですが、いつのまにか終わっている不思議ペン。
「匂菫」のカートリッジを入れたばかりなのに、使用頻度高くてもうインク切れしそう...。
この記事の写真を撮った頃は「蒼天」だったなあ。
これもお気に入りブルー。

そうですね、あえて難点を述べるとすれば「指先が冷えるので冬に向いてない(※個人の体質です)」かな〜!
金属の首軸が結構ヒンヤリするので、そのような感じが苦手な人は冬期使用はつらいかもしれない。
年明けに買ったにもかかわらず、3月位からやっとエンジンかかった感じでこのペンの書き良さに開眼しました。
この春、皆さまにも広くお勧めしたい実用万年筆と言えます。

○Amazonで買いました
セーラー万年筆 万年筆 プロフィット ブラックラスター 細字 11-3048-220

その他に極細と中字があります
セーラー万年筆 ブラックラスター
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2022.04.19

マンガベのシルバーフォックスを育て始めました。

昨年の春にPWが募集した、ラグランジアブライダルシャワーという新種のアジサイの育成モニターに選ばれた話はここにも書きました。

●過去記事:
ラグランジア ブライダルシャワーを初めて育てたまとめ記録(3-6月)

園芸活動専用のシステム手帳を作っています。(ファイロファックス ヘリテージ)

InstagramやGreenSnapなどのSNSを通じて定期的にアンバサダー募集がされているようなので、今年もダメ元で別部門に応募してみたところ。
なんと、当たった...!
私が選んだのはマンガベ部門のシルバーフォックスという品種。

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マンガベ | PW ガーデニング|園芸|花苗|低木|多肉植物|花|植物 PROVEN WINNERS プルーブンウィナーズ

マンガベは上記のページに解説されているように、アガベとマンフレダを掛け合わせた植物です。
PWから出ているこれら6種類以外にも、さまざまな品種が存在しています。
日本でも、昨今の多肉植物(特にアガベの)人気と共に認知度が上がってきている感じかな?

実はここ1年ほどで私のなかでも多肉植物ブームが発生し、じわじわと所有数が増えているのです...
マンガベ自体は未経験ですが その「親」であるアガベは、ごく小さいのを(形の整った人気品種は万年筆みたいな値段がついてるので!)いくつか楽しく育てているのですよ。※記事の終わりに画像載せました

シルバーフォックスは、アガベ側の血が濃い姿(肉厚で、いかつい感じ。マンフレダ特有の斑点も薄くて細かい...)をしているので、以前からカッコいいなと思っていたのでした。
葉の紫がかった銀色は、他の小さな多肉植物のように季節特有なのか、または小さいうちだけなのか...
そういうのも全くわからないので、今後検証していきたいと思います。

近所のホームセンターでも少量の取り扱いはあるんです。
しかし置き場所の気温が低すぎるのか、傷んだバナナみたいになっている株ばかりで。
今回、初めて「ちゃんとした形」のシルバーフォックスの現物を見ることが出来て、ぜんぜん違う...と感激しました。

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届いた時点では3号くらいのポットに入っていたので、まずは5号鉢に植え込むことに。
張り切って、ちょっとカッコいい(そして、プラ鉢の割にちょっとお高い...)鉢をホームセンターで買ってきたのでした。

リッチェル Richell ボタニー ラウンドポット 15型 ブルー 171614←Amazon

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ストーン素材っぽい見た目と厚みに反して、軽くて割れることもなくとても扱いやすいので。
私はボタニー鉢のシリーズをいろいろ持ってるのです。
(とっておきの植物はこれに植えたい気分)

『マンションベランダなので、そこそこコンパクトめに育て、締まった株姿を維持する方針で考えています』
なーんて今回の応募要項へ正直に書いてしまいました。
「大きく元気に育てる」が特長の品種が多いPWに向かってそんなことを...!

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そういう計画なので、大きい鉢には植えないし、草花向け培養土でなくアガベ等で使用中の水はけ重視の粒状土を選びました。
元々入っていたビニールポットの培養土はミニ熊手で全部落として、みっしりな根っこをほぐしてから植え込みましたよ。

でも、昨年のラグランジアも1年でだいぶ巨大化しちゃったし、多肉も単鉢で成長させるのが好きだったりします。
そういう育て癖(?)があるので、さてどうなるかなぁ。

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去年は「枯らしたら申し訳ない」という過剰な責任感でラグランジアを育てていたので肩に力が入っちゃって、疲れてたときもありました。
私にとって多肉方面は1年かそこらしか経験していないので...まだまだわからないことだらけ。
完全に初心者と開き直って、試行錯誤を楽しもうかと思っています。
枯れたらスイマセンの精神で...。
梅雨が最初の関門かなあ。


以下は、去年から育てているうちのアガベ達。
春になってから、ちょっと大きくなってきたなぁ。

↓ ガルシア・メンドーサ
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↓ 笹の雪
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↓ 王妃雷神錦
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↓ チタノタ・ブルー(とてもちっちゃい仔苗です)
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そして2年目を迎えた(落葉した冬の間に植え替えをした)ラグランジアブライダルシャワー、最初の花らしきものが出現しました。
楽しみ!

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