« 2023年1月 | トップページ | 2023年3月 »

2023.02.24

「週間ブロック」の手帳を使ってみることにしました。(NOLTY エクリB6)

買っておいた4月始まりの手帳、いよいよ来週から使用開始が可能!:水曜日に3月になるから:と知りました。
時間の速さに驚くと共に、年度末のあれこれがまだまだ終わっていないことに焦る本日です。

今回の手帳、「週間ブロック」という、今まで一度も使ったことがない罫線のものです。
だいぶ以前から、デルフォニクスやハイタイドといった(Loftの手帳売場でよく見かけるような)オシャレ可愛い表紙デザインの手帳群でこういうのを目撃していたので、どうなんだろうと気になっていました。

それが近年、NOLTYや高橋書店といったお馴染みのビジネス系手帳にも進出しているとわかりました。
世相的にリモートワークなどの日常も増えて、時間軸でガチガチに縛るようなレイアウトでなくとも仕事向けに支持されると判断されたのかな?
(歓迎...!)


230224
B6判のNOLTYエクリのシリーズから選んでみました。

能率 NOLTY 手帳 2023年 4月始まり B6 ウィークリー エクリ 8 ダークグレー 9895 ← Amazonで買いました

システム手帳バイブルサイズとの親和性があるからなのか?
最近の自分は、手帳もノートもA5よりB6を選ぶ傾向にあります。
大判過ぎずコンパクト過ぎずというサイズ感に絶妙な使いやすさを感じます。
つまり、B6のノートカバーが増えるフラグです!

中身はホワイト系の紙で構成されています。
NOLTYのノベルティで貰った無地ノートで使用経験があるので、さほど厚みがあるわけでもないのに万年筆でもばっちり書きやすい手帳用紙であることは認識済みです。


230224

週間ブロックは、こんな感じ。
1ページが田の字に4分割されたレイアウトになっています。
1マス目は週間の総合的なメモに使え、2マス目から横向きに見開きで日付が進んでいく流れとなっています。
日付毎に、1行1件のToDoをザーッと重ねて書いていくのに適した、縦長なデザイン。
カードっぽく使えそうな気がします。
チェックボックス付の行が5段あり、その下は薄いドット罫になっているので、貼りものやイラスト用にしても。


230224


230224

巻頭の月間プランや月間ブロックも使いやすそうです。
B6エクリのシリーズは、もうひとつ、エクリplusという値段がほんのちょっと高い豪華版なグループがあります。
主要な中身ページは普通のエクリと全く同じなのですが、巻末にログなどの付録ページが充実しており(16ページ多いとのこと)、カバーもくすみパステルに金具を組みあわせたエレガントなデザインになっていて店頭で実際手に取りましたがとにかく素敵なんですよ!

能率 NOLTY 手帳 2023年 4月始まり B6 マンスリー エクリPlus 8 ベージュ 9857 ← Amazonではこちら

それでもなお普通バージョンのエクリを選んだ理由は、巻末のメモページがいつも使い切れない罪悪感に悩まされる...
という個人的な事情によります。
徹底的に1冊を使い込むのなら良いのですが、複数併用しているのでどうしても余るんだよなあ。

こちらのエクリのカバーは深めの細かい凹凸が型押しされた、丈夫な合皮です。
濃いめグレーの色といい、太めの軸も入るペン差し付といい、仕事用として文句無しなデザイン。


以前から、週間を8分割したオーソドックスなメモタイプのレイアウトのシステム手帳リフィルを当日ToDo用として使っていまして、
(今回の週間ブロックと違い、1ページを4段に分割して週間見開きにしたデザイン。
どのメーカーからも出してる超基本タイプかと思います)
これがストレスなく便利に使えているので。
同じように運用できそうな新しいレイアウトも試したくなったのでした。


230224

私にとって「当日ToDo帳」というのは...
その日にやるべきことや やり終わったこと、明日以降に忘れてはいけない用事を毎日書いていく、別に手帳じゃなくてチラシの裏でもやっていけそうなざっくりしたメモ張です。

今までの手帳人生で、この目的ではほぼ日手帳を使うことが多かったです。
しかし、ToDo書くだけだったらA6でも広すぎることが判ってきました。
結果、B6くらいを4分割したこれくらいの紙片的な面積が、どんな日になろうとも程々の埋まり具合となり、ちょうどいいなと。

見開きで1週間のやること
(出来るかは別として、やろうと思って書き込んだこと含)
が見渡せるので、1日1ページ手帳よりも行動や自分の頭の中の流れがよく見えてくるのも利点かな。

そんな経緯があり、見開き8分割の愛用者としてはニューフェイスの週間ブロックも試してみます。
このレイアウト、バイブルサイズなどで作ると1日毎が縦長過ぎてしまうかもしれないんですが、システム手帳用でも広まって欲しいです。

わくわくしますよね、来週から新しい手帳。
使用感は追って書きたいと思います。楽しみ!

[文房具--手帳・ノート] | 固定リンク | コメント(0) | ↑top

2023.02.02

「くまのさかだちまくら」を使い始めました。

今年最初の「まぁまぁ深めに悩んで決意した」買いものです。
それは文具でもApple製品でもなく、枕...

これまでのがしっくりきていない理由は、年齢的な件で頭から熱気が立ちのぼるようになったとか、病気が大変だったのときの諸々が原因で体型が微妙に変わってしまったとか?
いろいろと考えられるのですが、とにかく起床時の感覚が近年はスッキリしません。
(ニ○リで数百円の安いのから有名なメーカーの2万円ぐらいのまで、ずいぶん試したのでした。
 これがいわゆる、枕ジプシー?)

・・・というわけで今回、藁にもすがる思いでポチってみたのが『くまのさかだちまくら』です。

くまのさかだちまくら | おきがる寝グルメマガジン ねむれないくまのために


230123

買うと決めた時、家族からはさんざん「可愛い名前に騙されてるのでは?」的な心配をされましたし、自分でもちょっと「そうかもしれない」と感じましたけれど....
発売当時から(枕ジプシーとしてはアンテナが反応し)、かなり試してみたかったのです。
横向き寝に適している枕は他社のも含めていろいろ調べましたが、身体の側面に向かって下がっている(逆U字型)とか、両脇が高くなっている などの要素はそんなに珍しくはないんです。
しかし、そこを「くまのさかだち(クマの頭が逆になったやつ)」とうたうところが、もうね!ほぼ日っぽいよね...

Vol.6 オリジナルまくらデビュー!くまが逆立ちしたらまくらになった。 | おきがる寝グルメマガジン ねむれないくまのために

長さ85㎝×幅44㎝
高さはいちばん低いところが3㎝(くまの顔中央)、高いところが5㎝(くまの耳)
中身は柔らかめのパイプで、重さは約1300gです。

枕の各所が仕切られてパイプの出し入れ調節口があちこちに有ります。
開封直後はずいぶん立体的(凹凸高低差がある形状)ゆえに厚みを感じたので、低い枕信仰が根強い私としては「やっちまったか」と感じました。
しかし実際使ってみると、だいぶ低めの標高3㎝という位置で頭が落ち着くようになっているのです。

なので当初の数日は、肩〜首あたりから上が枕にしっかりフィットするよう、頭の置き場所を慎重に位置決めしました。
横向き習慣がある場合、クマの耳の「山」の麓にある凹みに頭を預ける感じだと安定することも発見。

本体表面はふわふわした柔らかい層が乗っており、パイプ素材特有のザクッとした輪郭はほとんどわかりません。
(別売の補充用パイプを更に詰めると硬さは出てくると思います。
私はどの位置も増減せずデフォルトの封入量で使用。)

230202


最初の起床後は正直、首がだるかったです。
今まで、首元にいったん厚みがあってから後頭部が少し低くなる、凹凸が仕込まれた枕を使ったことがないからかもしれません。
しかし、2日目・3日目と経つにつれてその感じは消えました。

横向き寝は、耳に頭が寄りかかる感じになるのでだいぶラク。
仰向け寝時の凹みよりは高さも上がるので肩も苦しくない。
寝返りもしやすいです。

頭が暑くなるのは体内からの症状なのでどうにもならないのですが、パイプ素材であるせいか埋まるほど柔らかいわけでもなく、枕に籠もった自分の体温がつらいと思うこともなくなりました。
無意識のうちに、涼しい場所を(寝返りで)探しあてて対処出来ている感じもあり...


1万円以上したので値段ゆえの思い込みがないかどうか、無理して褒めるつもりでいないか、慎重に脳内で検証したんですこの2週間ほど。
結果、「全く試さず買ったわりには当たりでは?」というじわじわした嬉しさがあります!
今までの枕と違うのは、横になってから睡眠に入る時間がかなり短くなったのです。
これって、けっこう私に合ってる枕なのでは?

私は、茶色のパイル地のカバーが付属しているものにしました。
当然ながら、クマ型な形状にピッタリと被せられる作りなので満足ですが、それなりの値段はするので洗い替えにもうひとつ買うべきか(次は白?)ちょっと悩んでいるところです。
大きめのタオルを上に敷いたりすれば代用は効くと思うのですが。
きめ細かいマイクロファイバーのような肌触りのパイルなので、これの通気性など込みで枕の機能なんだろうな...と思うとね。

薄めで繊細な感じの生地なので、度々の洗濯を含めた耐久性はちょっと心配。
あと、爪先が荒れていたりすると、ピッと引っかかってそのままツツーと糸が飛び出します。
いきなり初日にやってしまったので「うわあああ」となりました。
(負けない)

230123

寝具系は本当に、ある人には良くても別の人には全くダメ!と評価が割れまくる分野。
身体のかたちも好みも人それぞれだから仕方ない。
だからこれも、文具などと違い「これ良いから!買って損ないから!」と大きい声でおすすめはしにくいです。
あくまでも
「私は買ってよかったです。私の肩と首と頭には当たりでした」
というレビューになりますので、参考にして頂ければと思います。

参考までに
・平均的な人よりは首が細長い
・標準サイズの帽子では苦しいくらいには頭が大きい:後頭部もまぁまぁ出ている
・肩幅は狭く痩せ気味
というのが私の体型です。(E.T.みたいな感じを想像して...)

枕は解決した気がするので。
さて次は、だいぶ硬めのマットレスが何とか出来るかな?
と、相変わらず寝具ジプシーは歩き続けるのでした。

[物欲&オススメ品 その3] | 固定リンク | コメント(0) | ↑top