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2023.03.29
マンガベ シルバーフォックスの1年まとめ(SwitchbotでLED育成中)
あっという間に3月も終わろうという時期で、もう完全に春ですね。
例年ならば、今がいちばん各種の苗を買い込んで忙しいシーズンなのですが...
建物の外壁工事はまだまだ続いており、ベランダは使用禁止です。
部屋の中で少量育てている植物たちも、こんな良い季節に電球の下では可哀想な感じ。
●過去記事:ベランダ園芸休業中...(アガベなどLED栽培はじめました)
LED電球は、朝7時から夜7時までの12時間つけています。
予算的な問題もあり、全ての植物が適正な光量を浴びている状況ではないのですが、今のところほとんど問題無く育っています。
電球から遠めな棚の多肉植物はヒョロヒョロと徒長気味になってしまい、一度切り戻したところ、再び新芽が再生中です。
アガベ他、わりと近めに照射しているグループは元気です。
LEDの時間制御については、昔ながらのダイヤル式タイマーなコンセントをホームセンターで見かけたのでそちらを買いそうになっていましたが、同じ時期にAmazonのセールでちょっとお買い得になっていたSwitchbotの「プラグミニ」を選択。
(見た目が圧倒的に小さくてシンプルなため。)
iPadに入れた専用アプリでタイマー設定しています。
時刻だけでなく、当日の「日の出〜日の入り」までの時間帯なども可能なんですよ。すごい。
Alexaアプリとも連携させて「ライトを消して」などと声でお願い出来るようにもしてみました。便利。
関連の装置を駆使すれば、いろんなことが自動化出来るみたい。
カーテン開けてくれる装置など、試してみたい気がします。
○SwitchBot(スイッチボット)| Japan公式サイト – SwitchBot (スイッチボット)
○SwitchBot プラグミニ スマートプラグ Alexa タイマー付き ←Amazonで買いました。2コセットもあるよ。
うちに来て1年になろうとしているシルバーフォックスですが、
今回の「冬からベランダに出せない」という特殊事情を考慮して、春夏はとにかくあまり巨大化しないように気を付けて育てていました。
●過去記事:マンガベのシルバーフォックスを育て始めました。
↓ ※5月頃の様子。となりの草みたいなちいさな鉢もPWのマンガベで、ラベンダーレディ。
シルバーフォックスを知る以前から憧れの品種でした。ホームセンターで買えると思わず本当に嬉しかった!
マンガベは水や肥料しだいで育ち方がかなり違ってくる植物のようで、雨嵐に晒してしまった翌日などは、ニョキッと大きくなっているのが明らかにわかるほど。
↓ ※6月の終わり頃。
春の赤っぽさが抜けて青白い特有の葉色が出て来ました。背が伸びてきてパイナップルみたいになってきました。
販売元のPWのサイトにも「大きく育てたい場合」と「小さくキープしたい場合」の説明が載っています。
○マンガベ | PW【植物の国際ブランド】|多肉植物 届けたいのは育つよろこび
特にこのシルバーフォックスは葉が硬く肉厚な品種です。
水も肥料も少なめ環境にもかかわらず、過酷なマンションベランダの猛暑にも耐えてくれました。
↓ ※7-8月の真夏の様子。元気にしてましたが、周囲の鉢が猛暑で次々に枯れていった中、9月に入ってからちょっとだけ葉焼けしました。
その後は真冬まで、5号鉢にそのまま植えっぱなし状態で育てていましたけれど....
日々のLED照射と部屋の空調に勢いづいたのか、株元が下葉や新しい子株たちで大混雑に!
地面も見えなくなり、ジョウロを差し込む隙間が無くなってしまったのでした。
そんなわけで2週間ほど前に、室内で二回り大きい鉢へ植え替えを決行です。
使用した鉢はリッチェルのボタニー プレーンポット20型。
(今までは15型。数字は直径です。石っぽい表面質感と厚みですが、軽いプラスチック鉢なのでおすすめのシリーズ)
これは、ピタッとスノコという鉢底にはめる網状の製品です。(園芸系YouTubeで知った)
○ピタッとスノコ | 新製品情報 | アップルウェアー株式会社
底面の形状によりますが、23型タイプで6-8号くらいの植木鉢に使えます。
昨年ためしにペチュニアなどに使ってみましたが、鉢底石不要になるってすごくラクなんですよね!
何シーズンでも使い回せるし、平らにして収納できるし、鉢も軽くなるので全ての鉢植えにこれを使いたいくらいなんですけれど。
ホームセンターの鉢売り場にたくさんありました。ちょっとづつ買い足していこう...
アップルウェアー ピタッとスノコ 23型 2P ホワイト ← ちなみにホームセンターではこのサイズ2枚組で300円くらいですのでご参考に。
春のうちにはベランダ園芸も解禁になると思われますので、
それなりに大きく育ててやりたく、肥料のほかに培養土など少量混ぜて水もちを良くした配合にしています。
子株は、今までの親株の犠牲になって斜めに潰されたヒョロヒョロも含めて5本 収穫できました。
多肉用の土に植えて見守っているところです。
1本でも良いのでうまく根付いて次の世代を増殖できればと思っているのですが、どうでしょう。
昨今のエケベリアやアガベ育成の流行に隠れがちですが、マンガベは観葉植物的に成長していく楽しみを味わえる、美しい多肉植物です。
2年目も元気でいて欲しい。
購入当初はヒョロッと草っぽくて、私が知っているあの美しい品種とは違う植物なのか?
と心配したほどのラベンダーレディも、電灯の下で元気に可愛く育っていますよ。
残念ながら子株は見つからず、小さいままなので5号鉢のまま観察中。
今年はこのコも外で大きく育てたいです。
というわけで
そろそろお店の下見と春(というより初夏になっちゃうね)の予習を始めないと、お花の育て方を忘れてしまいそう。
室内メンバー達と楽しみに待ちたいと思います。
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2023.03.19
ゲルボールペン「ユニボールワン P」 を買ってきました。
先月くらいに発売されて話題になっていたボールペンです。
久々の外出と重なったので早速1本買ってきました。(税込み定価 550円)
ゲルボールペンのユニボールワンから、短め・太軸になった新製品です。
店頭で手に乗せてみると、コロコロな雰囲気がネットの画像で見るより遙かに上をいく可愛さ!
※上写真の手帳バインダーはミニ6サイズです。
くすみパステル系が中心な軸色も素敵。
私が購入したのは0.38の芯が入ったうすみどり色の「はっか」です。
線幅0.38と0.5の2種類がありまして、軸色は下記リンク先のように分かれています。
(インクの色は全て黒です)
○ユニボール ワン P|日常の中で癒やしを感じられる、ぽてっと愛おしい軸形状
短寸ながらも持ちやすく書きやすい、最適形状を目指しました。
もともと、ユニボールワンは
主に普及型の白軸タイプ
○ユニボール ワン 三菱鉛筆株式会社
と、
ユニボールワン F というオシャレな軸色+ラバーグリップの無いデザインの
○ユニボール ワン F|ボールペン|三菱鉛筆株式会社
に分かれています。
私は既に「F」の0.38 消炭 と、0.5 茜空 を使用してます。
今回の「P」は、このFタイプの流れをくんだものですね。
ツヤ無し表面のサラッとした触り心地も一緒です。
新しい「P」の何に感動したかというと、レギュラー軸(長いほうの軸)と同じ芯が使えるということ!
ミニ軸用の芯を別途用意しなくても済むのがとても親切。
ひねると、軸の中央付近で分離して芯の出し入れが出来ます。
(締まっている時の継ぎ目のわからなさ、けっこう驚きます。)
先端からノックボタンまでの、軸の中をみっちり活用して芯が入ってるのでした。
ついでに言ってしまうと
レギュラー軸のユニボールワン芯が入るということは、他のゲルボールペンの芯(単機能ノックタイプの軸)もたいてい換装出来てしまう
ということも見逃せません。
私が試したところだと、何年も前から愛用で芯を箱買い済みのシグノRT-1、それ以外にジェットストリームやエナージェルも入っちゃった。
他にもいろいろいけると思いますので、近いかたちの芯に心当たりがあればやってみて下さい。
(ジュースアップは駄目でした)
ユニボールワンそれ自体も、限定含めてかなりの多色展開です。
それらの芯をP軸に入れて楽しむのも新鮮かと思います。
M5手帳にもピッタリ合うコンパクトさが評判のP軸ではありますが、太い直径のおかげで手の中でもしっかりと安定する書き心地。
持ち歩き用や小型手帳用 など、ミニペンにありがちな使いみちに絞ってしまうのは勿体ないです。
レギュラー軸(F)を使い始めた時も質感や書き心地に感心しましたが、Pもなかなかすごい。
これは1本じゃ済まないであろう予感。
ユニボールワンは、ゲルボールペン界隈で群を抜く「まっくろけな黒インクの濃さ」に定評があります。
いい意味で目と記憶にささる濃さなので、勉強用にも推奨されているゲルボールペンなのです。
今回購入のP「はっか」軸は0.38ですが、試しに上記F軸の茜空に入っていた0.5芯に付け替えてみたところ、細字ぐらいの万年筆でカーボンインクをフロー良く使ってるような...
みずみずしいまっ黒けな筆記になりました。
0.38だともうちょっとキリッとした真っ黒けなのですが(?)、私は0.5のたぷっとした筆記感がすっかり気に入っちゃった。
というわけなので、
まずは純正の芯でくっきりな黒を味わい、2本目以降で中身を遊んでみるというのも良いですよね〜
(パステル系の軸色同士で上下を組み替えたりしたら...きっと可愛いですよね〜)
と、次の買いものを楽しみにしているところです。
※能率手帳ゴールドとの大きさ比較は下のような感じです。
(唐突に写されたアガベは、室内でも良い感じに育っている笹の雪です)
○ユニボールワン ← Amazonでユニボールワン(のいろんな種類)はこちらです。
限定軸色・限定インク色・多色セットなど。
Pは本日現在 発売したてなので品薄かも。
○ユニボールワンP ← 楽天では取扱がぼちぼち始まっています。
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2023.03.17
「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」を観てきました。
なかなかユニークな作品であることはコミミにはさんでいましたが、アカデミー賞を7冠獲ったと聞いて(それ以外の予備知識はほぼ無しで...)早速出掛けたのでした。
○映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』公式サイト
いやーもう全然、こういう感じだとは予想してませんでした。
話の大筋はそんなに変じゃないし、パラレルワールドものは日本のアニメなどでも浸透してますよね。
しかしこのエブエブ ←略称、ひたすらものすごいエネルギーで投げ飛ばすが如く物語をバシバシ進めていくのです。
まあ上品とは言い難い表現も多いし、人によっては気絶するかもしれないくらい絵がチカチカ入れ替わっていくところもあるので要注意だし(私は薄目で見たよ)、人を選ぶというか、賛否両論はありそう。
私も正直言って「なんでこれがアカデミー賞?」と引き気味で見てました。
ただ帰宅後、時間が経つにつれて頭の中でおさらいすると、景色が混沌過ぎたゆえにすぐには受けとれなかった件に気付いて。
実はけっこうメッセージ性はあるよな...という感想です。
でも、ホント変わってるし、嫌いな人は嫌いだろうから。無理して見なくてもいいよ!とは言っておきたい)
アジア系移民としての境遇の厳しさだとか、世代によってはまだまだ受け入れられないので家族間でも衝突が起こるジェンダー関連の問題など。
あの選択肢をとらなければあり得たかもしれない(幸せになっていたかもしれない・夢が叶っていたかもしれないetc. それに比べて今は?)という考えに捕らわれてしまうことのラクさと弱さについても、ずいぶん考えさせられました。
マルチバースに生きる自分に夢を預けたいというのは人間みんな思うことなのかな。
こんな時代だしね。
などなど。
ミシェル・ヨーは、強く賢く美しい!という方向のリーダー的な役柄でしか見たことがなかったので、今作のキャラクターはとても新鮮でした。
あと、あんなおっかない感じ+ダルダルなおばさん的見かけに徹してるのに、ジェイミー・リー・カーティスは素敵。
私、ファンなのです
あと、石!
脳内で(?)hahaha! などと語り合う石の場面は心安らぎました。
動眼シール買ってきてそのへんの小石ですぐに作れそうですけれど、制作会社のA24で公式販売されてます。
○Everything Everywhere Pet Rock™ – A24 Shop
人の世の儚さについて考える時にじっと見つめたい。