2022.05.18

ScanSnapを10年ぶりに買い替えました(iX1600)

夫が専門書などの昔からもっている本を大量に整理したいとのことで、ScanSnapを十年ぶりに買い替えることとなりました。
基本、電子書籍に存在するならそちらに買い直してもいるようで、同時進行で廃品回収に出す山を片付けている真っ最中です。

紙本から電子版への変更は、省スペース化という目的もありますが、画面で「拡大して読める」ことが嬉しいとのこと。
(それは私も同感・・・これがKindle化されているか? は重要な購買動機になってしまうなー)

ここ数年で、紙と電子の同時発売が増えてきた感はあります。
しかし頑なに紙のままの書籍もあり、PDF化:いわゆる「自炊」:しておきたい本はまだまだあるとのこと。

それならばと最新のScanSnapの機能を調べてみると、今はすごいんですね。
当たり前にワイヤレス...!

フラッグシップモデル ScanSnap iX1600 | スキャナーならScanSnap | 富士通(Fujitsu Japan)

各クラウドサービスやタブレットにも取り込めるようになっているし、上位機種になるとタッチパネルで操作設定出来るのがとても便利!
ひとむかし前の機種(S1500 を持ってました)で煩わしかったあれこれが解決されていそうなので、本体白色のほうを購入してみました。
B08R8YQY17
富士通 PFU ドキュメントスキャナー ScanSnap iX1600 (ホワイト/両面読取/ADF/4.3インチタッチパネル/Wi-Fi対応) ←Amazon

試運転ということで、私の文庫本を電子化してみましたが、読み取りスピードは笑っちゃうほど速いです。
文庫サイズを白黒両面モードでスタートすると、重力でザーーっと紙が流れる落ちるのとほぼ同じ速さで通り過ぎていって、分厚い本があっという間にPDFに。
(重なりの検知も正確かつ素早い!)

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この機種はそこそこ大きめで、筐体サイズは10年前購入のS1500とほとんど変わってません。
しかしそれでも、USBケーブルから解放されて好きなところに置いて作業出来るのは とても有り難い!

ちなみに2014年、下記でレビューした裁断機はクローゼットの中でドッシリと存在感を放ついっぽうで近年はほとんど触ってませんでしたが。
ここにきてやっぱり大活躍中です。
高かったからな!

●過去記事:本の電子化用に、とうとう裁断機を買いました。

数百ページの書籍が、ケーキのごとく美しい断面で(力をかけた一瞬でサックリと!)切れるのは快感...
読み取り機械が進化しまくった今、裁断効率こそが自炊の質を左右するのではないでしょうか!←力説

220518

ScanSnapにはもちろん、もっと手軽でコンパクトな機種もありますから購入時はかなり迷いました。
本の電子化なんて、今後どんどんやらなくなっていく気もするし...

ちなみに、書籍と言えるほどでもない数ページのパンフレットや、1枚ペラの書類や名刺等々のスキャンをしたい用事のほうは結構あります。
そんな時、うちはEvernote Scannableという無料のiOSアプリをiPadやiPhoneに入れてスキャンしてます。

画像スキャナアプリ - モバイル端末から簡単にスキャン、保存、共有

Evernote Scannable クイックスタートガイド – Evernote ヘルプ&参考情報

多少曲がっていたり角度が浅かったりの適当な置き方をしても、自動で探し当ててきちんと解析し、スキャナに入れて読み取ったかのように真っ直ぐな角度で電子化(画像またはPDFの形式を選べます)される機能はすごい。
その名の通りEvernoteへの直送ボタンは便利なので、(毎年Evernoteに課金している私は)重宝していますが。
普通に共有機能でどこにでも飛ばせますし、端末内カメラロールに溜めていくことも可能なので、iOS端末をお持ちなら誰にでもおすすめな感じです。

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2017.08.22

手帳絵日記6-7月編 + 雑誌読み放題サービス愛用継続中

そろそろ来年の手帳の発売話が出始めて(というかもうぼちぼち売ってるのね...)、文具好きな皆様の間で盛り上がりはじめました。
私はと言えば、8月現時点でとっくに挫折して使用を諦めたものから、変わらず愛用中で来年も買うわと決めているものまで...そろそろ一旦まとめてみようかと思っています。
いわゆる「手帳会議2018」が、脳内でも紙上でも開始されました。
どうしようかなー!

6:5-6:11 6:12-18

6:19-6:25 6:26-7:2

7:3-7:9 7:10-7:16

7:17-7:23 7:24-7:31

というわけで、システム手帳に書き続けている絵日記、まだまだ続いています。
試験的にですが、7月終盤から一日あたりの面積を今までの半分にしてみました。
忙しいと1-2週遅れてまとめ書きするのが普通になりつつあったので、それが少しストレスになり始まってました。
もっと楽な量ならば日々リアルタイムで書けるのかなあと。

今までの週間リフィルの罫線を更に中央で区切ったフォーマットを自作し、LIFEの無地のリフィルに線を引いてます。
1ページ8分割、見開き16日分となりました。
これがなかなか良いのです。
ちょっと大きめの切手程度の面積に、極細なゲルボールペンでみっちり詰め込んでいくのが今のところの毎夜の習慣となり。
楽しいのでしばらくこれで続けてみます。


当記事を含めた、今までの絵日記まとめは下記リンクからどうぞ。
Instagramでも公開中です。

手帖絵日記 バックナンバー(2015年4月分〜)


●関連過去記事:「システム手帳STYLE」を読みました(絵日記が掲載されました)+ 手帳絵日記6月編


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170821dマガジンを契約して1年以上経ちますが、雑誌好きな私としては、全く飽きずに有り難く読みまくっています。
このところ新たに配信が始まったもので嬉しかったのは「ELLE DECOR(エルデコ)」と「アンドプレミアム」かな。

エルデコは富士山マガジンサービスのほうで今年いっぱいデジタルの定期購読契約をしていて、dマガジンと配信がカブってしまうのは正直悔しいのですが....とにかくもう来年は余分にお金払わなくて良いので有り難いです。
他の雑誌と同じくジャニーズ所属の人が灰色の塗り潰しシルエットになる以外は、(広告含めて)ほぼ全部読めるし。

アンドプレミアムは、今まで紙版しかなかったけれど、好きな特集の時は買っている雑誌。
早くデジタル版にならないかなあ(実現したら定期購読しても良い)と切望していました。
そうしたらいきなり今月号から電子化され、dマガジンに登場。
これから毎月読めるの?と非常に感動しました。
新刊は発売してから2ヶ月で消えてしまう、いくらか短めの配信期間なんですけれど。
まあ私は古い号を何度も振り返るような読み方はしないので、贅沢は言いません。

そんなわけで、現在うちは雑誌の紙版はほとんど本棚から消えつつあり、大型のiPadやディスプレイの中で読むのが普通になってきました。
これ、紙版で欲しかったなあ...というものにもたまに出会うのですが、出費も古紙廃棄の労力も相当減ったので良いことの方が多いな。

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2016.10.30

KindleOasis、楽しく使ってます。

4月の末頃に発売になったKindleOasisですが
「欲しい....でもすごい値段だ!」
という衝撃で、かろうじて冷静になったのです。

しかし、ぼちぼちと購入者によるレビューをネット上で眺めるにあたり、ふたたびじっくりとAmazonページを見ると。
私の欲しい「メルロー」というワイン色革カバーを使ったものは5月初旬時点で既に「入荷は8月20日」という表示が。
品薄作戦かしらと呆れたのですが、この出荷予定ならば夏までの3ヶ月の間にキャンセルする自由もあるわけで。
一応、購入を申し込んでおいたのです。
(一応ですよ。)

その後、軽く忘れかけていた6月の終わり頃に突然「予定より早くお送りできることになりました」の知らせが!
ヒャー!

Kindle Oasis Wi-Fi バッテリー内蔵レザーカバー付属 メルロー

というわけで、久々にKindle専用機を入手です。
(予定外の早々に到着したおかげで、米国旅行にもこちらを持っていけて快適でした)

それまでは、2013年版のKindlePaperwhiteを使っていました。
電車内で、iPhoneの小さな画面で読んでいて目を回して以来、外出時は必ずKindleを荷物に入れるようにしてるのです。
しばらくは充電しないで済むPaperwhiteの電池もちの良さとクッキリ明るく(拡大文字でも!)読みやすい画面で、読書率もかなり上がりましたよ。
重さに関係なく、好きな本をもれなくどっさり持って歩ける という満足感も多し。

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さてKindleOasisですが、取り外しできる革カバーは外付けの予備バッテリーも兼ねていて、本体とのセット売りです。
(本体にもバッテリーは入っているので、より軽く薄く持ちたい場合は本体のみで使うことも出来ます。
 稼働時間はカバー付きよりはだいぶ短くなるようですが。)

カバーは3色の革で用意されており、質感はなかなか良いです。
茶革:ウォルナットのみ表面が起毛加工されているとのこと。
私が選んだメルローは、うっすらと黒っぽいマーブル模様が入った深めのワイン色です。
全体に小さめのシボが入っており、蓋の中央にAmazonマークの型押しがあります。
硬い機体にぴったりと貼られている感じはありますが、手触りもほんのりと柔らかくて革の香りも。
本体裏側の凹みの中へ、カチリとマグネットではめこむ形状なので、外付けカバーと言うよりは「これで完成形」な一体感があります。

ちなみに、上の写真、右側に置いたのはB6のノートです。
Kindleの他機種と違い、上下の枠巾も狭いので正方形に近いコンパクトな雰囲気が気に入ってます。

本体のみだと下写真のような感じ。
こうしてみるとかなりの薄さですよね。
131gという超軽量設計なのです。カバーをつけると+107g

「読むときはカバーを外して本体のみ。バッグにしまうときは追加充電を兼ねてカバーにつける」
というのが、より軽く持つためのお約束であるようなことをレビューで読みましたが、ちょっとそれは面倒かなあ。
カバー付きでも相当に軽いし、わりと強力にくっつくので、私はそのまま派。

太くなっている部分を利き手側に持つと、こちらに重心が入ることになり、ぺらっぺらに軽く感じて怖くなるほどです!
もちろん、画面ごとクルッと自動でひっくり返せるのでどちら側の手で持ってもOKです。


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このように、画面と枠の段差が全く無いというのも見た目スッキリに貢献しています。
他機種のKindleと同じく、画面を触ることでページめくりも可能ですが。
Oasisの特長として、利き手側に用意されためくり専用の物理ボタンがとても使いやすいのです。
上下位置でページを進む/戻るの各機能が設定されています。
変更も可能ですが、手の大きい私は上側を次ページへ進むほうに割り当てています。
このボタンでライブラリ画面のスクロールも出来ます。

以前の機種(2013年版Paperwhite:212ppi)に較べて解像度も上がって300ppiとなり、文字のエッジがシャープになったように感じます。
うしろのLED灯が10個に増えたので、場所によってほんの少し暗い場所があったPaperwhite時代の画面ムラが皆無となりました。
(ちなみにLEDは現行Paperwhiteで4個装備)
よりぺったりと一様である、アナログの紙的平面さの上に文字が印刷されているかのようで、読み心地はかなり向上しました!

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私が選択したのは「キャンペーン情報(広告)無し」のWi-Fi版です。

月30分の利用で数ヶ月バッテリーがもつそうですけれど、まあ確かに全然減らない感じはありますが、長くなりそうな外出の前にはたまに(自発的に)充電してます。
Oasisの場合、本体側とカバー側、両方のバッテリー残量が表示されます。(カバーを外すと本体のみ表示)

バッテリーの予備やヘタり対策(というよりは、気分を変えて別の革色に付け替えたいという需要のほうだと思う...)の場合のためなのか、純正カバーのみの別売りもあります。


つい最近、Paperwhiteのマンガモデルなる新機種が出て、以前のPaperwhite+2000円で大容量化されたとのこと。
(この機種に搭載されているという、ページめくりが3割ぐらい速くなるというアップデートも待ちきれず手動にて入れてみましたが、Oasisはもともとキビキビ動くのであんまり体感できず...)

私は、雑誌や漫画(いわゆる「固定レイアウト」のデータサイズ大きめな書籍)はiPadかデスクトップ機のKindleアプリのほうで閲覧しているので、現在のKindle機には活字本のみ格納しています。
なので、100冊ちょっと入れていてもまだスカスカなのです。
容量に悩むにはまだまだ早いと言えましょう。
でも、近年中に4GBなんていう現在の容量、笑えるほどの昔話になってしまうんだろうな〜
長めに使うつもりではいますが、一生モノにはなり得ないのがこういう機器類の残念さです。

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レビューで多くの人が指摘しているとおり、Oasisの最大の弱みはその価格だと思います。

解像度も画面サイズも容量も同じPaperwhite機が、たまに開催されるプライム会員向けセールともなると10000円を切ることも。
他の件の仕様差をもってしても、そのお買い得さを考えると
「すごく良い!Oasisしかあり得ない!」とまでは推しにくい金額の開きがあります。

あえて言うなら、その使い心地の良さを体感して「すてきな革手帳や万年筆を持つ」という文具趣味にも似た、ひっそりした喜びがあるということかなあ。
こまぎれの待ち時間にサッと鞄から取り出したり、手に収まったときの絶妙なコンパクト感だとか、机の隅にポンと置いてあるときに"目が合う"ときの楽しみというか。
限りなく自己満足方面ですかね?

でもまあ、本を読むことも好きだからその体験の中に組み込むには充分ふさわしいと思えるし、Kindle機も日本発売前からの長年のファンだから。
(マニアとしては!)よい買い物が出来ました。

私は現在dマガジンで手一杯かつ読書スピードが遅めなので、Kindle Unlimited(読み放題)に加入はしていません。
そちら方面で最近いくらか不穏なニュースが流れたりしてちょっと心配ではありますけれど...Kindle本の販売はまだまだ続くことでしょう。
こういう素敵で便利な機器類の力を借りて、せっせと良い本を読み進めていきたいと思っています!

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電子書籍のこまごま カテゴリーバックナンバー
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2016.03.01

手帳絵日記1月編 + dマガジン試し始めました

うわー(頭を抱える)、今日で2月も終わりです。←と書いている間に日付が変わって3月になってしまいました!!

ばたばたしている間に1ヶ月終わってしまいました。
いよいよ年度末の詰めということで、3月からまた時間が加速するはず...

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というわけで、まただいぶ経ってしまいましたが1月内に作った絵日記をまとめます。
Instagramではだいたい毎週、新しいページを更新しています。
もうすぐ作り始めて1年経つんだ〜早い!

今やほとんど1週間に1,2回の頻度でのまとめ書きになっていて、おやつ休憩の時にお茶を飲みながらザーッと書き込んでいる感じです。
買ったとか食べたとかアレ欲しいとかの、無難かつサラッとしたネタばかりなのですけれど、蓄積するほどに自分で(というか家族で)読み返して面白くなってきました。
デジタル仕事で忙しいときほど、この作業は楽しみにしている感じです。
手書き大事。

当記事を含めた、今までの絵日記まとめは下記リンクからどうぞ。

手帖絵日記 バックナンバー(2015年4月分〜)


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今まではスマホやタブレットでの閲覧しか出来なかったので個人的にはあまり興味が向かなかった、ドコモの雑誌読み放題サービス。
いよいよ2月初旬ぐらいからパソコンでのブラウザ閲覧が可能になったと聞いて、試してみることにしました。

dマガジン | 多彩なジャンルの人気記事がいつでもどこでも読み放題!

今だと最初の1ヶ月(31日間)が無料なのです。
その後は432円/月かかります。
初回申込時からクレジットカードの入力は必要です。

品揃えを見たところ、今まで紙版で買ったり、買わなかったり(店頭でパラッとめくったり美容院で眺めるだけだったりも)含め何十冊も読んでみたいものがみつかり、
「ええーっ、これ月400円でホントにいいの?」
という、雑誌好き歴○十年の私には天国のような一覧。

申込前にざっと見た感じだと

・雑誌によって配信される期間(それを過ぎると読めなくなる期間)がいろいろに設定されており、短いものだと何週間か、長いものだと1年間OK。
 →一定期間後の削除まで自動だと考えればこれはこれで便利かもと思えるものが大半だけれど、複数年の単位で長めにとっておきたい場合は困るかも。

・バックナンバーも閲覧出来る。これも、遡れる号数が雑誌によってまちまち。1号前しか読めないものや、1年分ずらりと揃っているものも。


申込後に何冊か読んでみた感じだと

・dマガジン以外の電子書籍でもほぼ同じことなのでもう慣れましたが、広告は削除されている(空白ページになっている)ものがほとんど。
 あと、ジ○ニーズ事務所所属の方々の写真も灰色に塗りつぶされている。芸能界関係がテーマの雑誌は灰色の世界になってえらいことになってますね。


・「やっぱりな」という感じではあるけれど、全ページ掲載されているわけではない。
 ざっくり分けると下記のパターンになります。

 ○主要特集はほぼバッサリ削除している:経済誌系/月刊ファッション誌系に多い
 →丸ごと読みたければ単品で(Kindleなどで)買うしかないわけで、そのための判断材料としては充分過ぎるページ数は楽しめる。
  この程度読めればOK、というものも数多いので、「損した!」と言うほどではない。
 
 ○逆に、ほぼ全ページに近く、主要特集も問題なく閲覧できて
 (時には「特別編集版」と称して別冊ムックまで巻末に付け足してくれる)大助かりな雑誌も。:ライフスタイル系・モノ趣味系雑誌に多め。
 →予想外に恩恵を受けているのは、「レタスクラブ」「オレンジページ」「3分クッキング」等々、昔よく買っていた隔週〜月刊の料理雑誌。
  バックナンバーも1年分ぐらいひっくり返せるし、この数週間でいくつか新しいおかずを作ってみたりしてかなり活用しています。

 ○主要特集記事は見れるけれど、人気作家や有名人による連載のコラムなどは削除されている
 →わりとこのパターンの雑誌も多い。ちょっとがっかりだけど、読みたい情報はちゃんと読めるので、まあいいか。


今はまだ無料期間中なので、「わーい、タダで読める..」的な感じで楽しんでいますが、有料期間に入っても継続しても良いなと思ってます。
ファッション雑誌などは、自分とは違う年齢層のが広く浅くでもいいから読める ということがけっこう刺激になっていいなと美容院などではいつも思うので。
可愛い雑貨やアクセサリーはやっぱり若い人向けの誌面に多いから...

逆に、dマガジンでの閲覧をきっかけに単品買いしたくなるものも出てくるはず。


dマガジン独自で記事クリッピングの機能もあるし、私は料理レシピなどは誌面スクリーンショットを範囲選択で撮ってEvernoteでiPadに表示して台所に持ち込んだりもしています。
電子なりの便利さはありがたいです。

※スクリーンショットでのスクラップは、クラウドを利用するならEvernote取り込みでの整理と活用、大いにおすすめですが。
 私的利用に限ることが大前提ですよ。

でもまあ、1年しかとっておけないのは困るから、例えば「趣味の文具箱」はdマガジンの中でも読めるのですけど、Kindleで買い続けるしかないかなあ。


こういう便利なサービスがあって本当に嬉しい時代になったなとは思いますけれど、自分はホントに雑誌読みが好きなんだなあと思います。
デジタル版の定期購読しているものが既に複数ありますし、紙版モノもしょっちゅうAmazonから配達されてくるし...。
これからもなんとか時間を作り、読書:雑誌だけでなく。にいそしむ人生を送りたいと思う年度末です。

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2016.02.12

「オデッセイ」を観てきました。

4150120439日曜日に、2D字幕版で行ってきました。

映画『オデッセイ』オフィシャルサイト


昨年ぐらいから原作本がよく売れているのを聞いていたのですが、こういうのは後になってからのお楽しみとして読もう...と思いまして、予備知識少なめのままで鑑賞です。

当初印象としては、宇宙服を着ているマット・デイモンと、更にジェシカ・チャスティンの配役がインターステラーとダブり うっすら困惑していたのですが。
しかもCS放送(AXN)でみたゴールデングローブ賞授賞式で、何故かこの作品が「コメディ部門」で受賞しているのを目撃し、ますますどんな話なのか不安になっていました。


いやー面白かったです。
予想外の方向性で、まあ確かにコメディと言えなくもない...のか?という感じ。

インターステラーの中のマット・デイモンは、惑星にひとりぼっちになっていた点はほぼ同じなのですが、先行きの不安さに心を病みかけ結局自滅への道を辿っていました。
それがこちらの話の中では、ひたすら冷静にものごとを解決しながら、楽天的といっていいほど前向きに努力しているという設定。

やむを得ず火星を離れていった、ジェシカ・チャスティン演じる船長のパソコンに入っていた、懐メロ(70年代ディスコ歌謡)コレクションがじゃんじゃかと流れる中で、火星の地面にジャガイモを植えたり 水を生成したり 手作りグッズを駆使して地球と交信を始めたり で、救出されるまでの日々を生き抜いていくのです。

軽快な音楽と見事な特殊効果撮影のせいもあり、なんだかサクサクと物事が進んじゃってるな〜結構上手く切り抜けてるよなーという印象はちょっとありました。
それにしても今回、「知識こそ力」になるんだ!
という教訓は大きくて。
(地球外には行かないと思いますが)生きていくためにも勉強はし続けて損はない。と思った次第です。

ここで助けてくれる他国は日本じゃないのか?
いつもの大人の経済事情でまたあの国に設定されたのか?
という疑念はあったのですが、これは原作通りの進行なのだと帰宅後に教えてもらいました。
(あと、原作での主人公はもうちょっとサバイバルに苦労するんだって。そりゃそうだよね、火星だし!)

配役はなかなか豪華で、ショーン・ビーン演じる、権威からの圧力に疲弊しながらもクルー達の立場を思いやるフライトディレクター役が印象に残りました。

あと、広報責任者の女の人は、誰だったっけなー見たことあるなーとずっと考えながら鑑賞していたのですが。
帰ってから調べてみると「宇宙人ポール」のお姉さんじゃないか。
(あの映画の印象よりだいぶ大人でした。)

ケイト・マーラは、前回の映画がファンタスティック・フォーでダメージが大きかった(と勝手に考えている私。)ので、今回は評判の良い作品に可愛い役で出れてよかったなあとホッとしました。


160208そして早速、先日原作を購入しました。
火星の人 [Kindle版] ← Amazon 文庫版はこちらです。

今刊行されているマット・デイモン表紙の文庫版は上下巻に分かれているのですが、Kindle版だと以前のデザインのまま1冊にまとまっていて便利です。
まだ最初の数ページなのですが、すごく面白い!
(なんで映画は原作と同じタイトルにしなかったのかな。)

 
2012年末に奮発して買った初代のKindleFireHD、いま使用欲が再燃していて良い感じなのです。
この直後にiPadを新調してしまったため、それなりにいじりはしたものの、Kindleの実質使用日数は1ヶ月もなかったかもしれません。
なので、画面やバッテリーなどの経年劣化も全く感じられず、新品同様の清々しい気分で読書できています。

Kindleを動かす分には今も全く性能に不足はない(けれど、メールだのゲームだのSNSだのは残念ながらやる気になれない)、ある意味優秀な読書端末といえます。
PaperWhiteの、モノクロすぎるストイックさとeインク特有のページめくり点滅が気にかかるときも多少はあるので、家に居るときはこっちで読書しようかなという位置づけになってきました。
今年か来年に新型出たら考えようかな。

●関連過去記事:Kindle Fire HDを使い始めました。

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2015.12.28

手帳絵日記11月編 + 電子雑誌の購読を始めました。(天然生活)

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もう年末なのですが、11月分の絵日記の記録です。
(Instagramでは毎週公開してます。)
大晦日までちょうど1ページ:週半分:が残るのみ!

主に文字部分用ではありますが、これを書くにあたっては、プラチナのカーボンブラックインクを使っています。
今年の実用インクオブザイヤーであると断言できるお気に入り度なんです。

極細や超極細に入れても、すべすべとフロー良く書けるので手放せなくなりました。
(私の所有する組み合わせだと、UEFでシグノ0.28相当の線幅)

顔料なので長期放置しないことと、気密性を保てる軸に入れること
を念頭に置いてますが、購入以来この半年大活躍なのでカートリッジ箱でも買ってしまいました。
”カーボン黒じゃない、他のインクで遊べる用"にもう一本、超極細欲しいんだよなあ...とすら思うように。

ただし、顔料だからと勝手に期待していた裏抜け耐性は、紙によっては普通の染料黒インクと変わらない感じも。
Moleskineなどはスケッチブックで使ってみたいインクではありますが、少なくともレギュラーの紙だと裏抜けしまくります

とにかく細字でも滲まず真っ黒に書けて、光に当てると白っぽい光沢がみえるあたり、が濃いめの鉛筆ぽくて気に入ってるのです。
耐水性に感動できるような件はまださほど味わってないのですが、固形水彩絵具などは近々使ってみたいもののひとつなので組み合わせを試してみようと思います。

●関連過去記事:
手帳絵日記6月編 + カーボン黒インクを使いはじめました。

超極細ペン先を使いはじめました。(プラチナ #3776センチュリー)


当記事を含めた、今までの絵日記まとめは下記リンクからどうぞ。(2015年4月分〜)
手帖絵日記 バックナンバー

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151227昨日発売分から年間購読をはじめた、デジタル版の「天然生活」です。

長いことほぼ毎月買っている雑誌でしたが、本棚スペースを空けるためにいつも真っ先に電子化作業の餌食となっていました。
(薄すぎず、静電気の起きにくい紙質なので自動送りスキャナには通しやすい点は気に入ってます。←先方はそれを意図していないでしょうけれど...)

この作業を今後しなくて済む:というか、最初から電子化してある!:のは実に有り難いです。
紙版が730円に対して、電子版だと400円というのも嬉しいです。

どちらかといえば、資料目的というよりはぼうっと癒やされたいための雑誌。
今月は、デスクトップ画面一杯に美味しそうなケーキの写真が眺められて大事に読み進めてます。
この表紙、すごくいいなあと思って中を読んでみると、ひと切れ1200円だそうです。
詳細な紹介記事に思わず身を乗り出しましたが、こだわり方がすごい。
その名も「スーパーショートケーキ」で、かっちり整った形がフィギュアみたいですよね。
(タブレットやスマホ用の閲覧アプリもあります。本日日付現在ではKindle版はありません。)

天然生活 | Fujisan.co.jpの雑誌・定期購読
ここで売られているデジタル版は、デスクトップならブラウザ上で読めるのがかなりの利点だと思ってます。
この雑誌に限らずですが、一年前ぐらいの号がまるごとサンプル誌として読めるのでどんなものだか知りたければ試してみるといいですよ。

いまこの本屋さんからは「pen」と「エルデコ」の年間購読をしていますが、penは今の号で終わりにします。
毎号のテーマが多岐にわたるので、さらっと眺めて終わり(または長いこと積みっぱなし)のものも増えてきて。
これからは、面白そうだと思った号だけを、必要なら単品購読するつもりです。
過去の購読終了分ももちろん読めます。

今年後半になってから、忙しくて発売日をだいぶ過ぎてタイミングを逸し、結局買い忘れが続いていたファッション雑誌なども
(自分がよく読んでるようなのはだいたいデジタル版がでているみたい。)積極的に電子購読してみようかと...。

やろうと思えばスクラップ的に画面ショットを撮ったり印刷も出来るので。
少なくとも"いつもの雑誌"に関しては、
「紙じゃないと絶対駄目」
と思えるようなことはなくなりました。

『趣味の文具箱』も、最近の5冊ぐらいではもうすっかりデジタル版の発売日を待つようになり、それ以前の号は自分でスキャンしてしまったし...

しかしまだまだ、ぼんやりとした理由で捨てられずにいる古雑誌やムック本が棚に並んでいますので。
この年末年始は、久々にざくざくと電子化作業を進めるつもりでいます。

●関連過去記事:本の電子化用に、とうとう裁断機を買いました。

★ブログ記事内カテゴリ:電子書籍のこまごま バックナンバー

○紙版の天然生活はこちらです(Amazon)→天然生活 2016年 02 月号 [雑誌]
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2015.02.27

新聞を電子版で読み始めました。

1502192月に入ってから、紙の新聞を止めてしまいました。
デジタル版に切り替えることにしたのです。
10年以上洗剤だのお米だのを貰いつつ、ずーっと契約してきたところへ
「今度はもう更新しません。」
とびくびくしながら言ってみたところ、
「はいわかりました、長い間ありがとうございました」
と、実に予想外に、アッサリと終了。
そういう時代なのか?

 
新聞自体をもう読まない
(ネットのニュースサイトや、新聞デジタル版の無料会員分だけにする)
ということも一応考えたし、そうしている人も多くなってきているのでしょう。
それであんまり困らないような気もしますし...

まあしかし、紙版と違って大量に洗剤をくれない代わりに(笑)年間契約する必要もないので、まずはデジタルに移行して様子を見ますかという感じです。


 
★良かった点

・起きてすぐ新聞が読めるようになった!
 大きめのマンションなので、地上階のポストまで取りに行く手間が要らなくなったのは、絶大な有り難さ。
 今までは外出帰り時点での回収だったために、朝のうちに新聞を読んだことがない...

・不要物や家事を減らすことができた快感は大きい。
 古新聞をまとめて廃棄場所に持っていく労力(やはりこれも下階へ行くのは試練!)が無くなりました。
 本体だけでなくチラシの多さと重さにも参っていたので、これらがポストから消えただけでもすごいラクになりました。
 ベランダ花壇作業の敷物やら、非常時含めて何かの資材として? 古新聞が全く無いのもどうだろうと思っているので、現在分はちょっとづつ処分中。

・iPadで読むのが意外とラク。
 紙時代の癖がまだ抜けてないせいか、私はもっぱらリビングで息抜き時間として読むことが多いです。
 上写真のように、紙そのままの見かけで読めるモードがありまして、それをぱらぱらとめくっていくのがお気に入り。

 もう少し画面が大きいといいな(噂の12インチ版が出たら読書用も兼ねて速攻買い替えたい!)と思うのですが、指先でつつけば記事部分が拡大されます。
 retina画面なので現状このサイズでもまあ読みやすい。
 デスクトップなら見開きでもいけます。

 一目で入る情報量が多いので、ぎっちり詰まった紙新聞の配置って好きなんですよ。
 書籍(ゴシップ系週刊誌含)の広告を眺めるのも、紙版ならではの楽しみ。

 通勤仕事だと違ってくる件でしょうが、そういえば携帯では閲覧したことがありません。
 電車の中で読むのは便利かも。
 
・夫はタブレットでなくて仕事機のMacノートで読んでいるようですが、紙時代とは比べものにならないほど新聞を開くようになったとのこと。
 斜め読みで良いので、デジタルになってもまずは紙レイアウトで全面に目を通すことをおすすめ中です。

・紙では朝刊のみの契約だったけれど、デジタルだと夕刊も読めるようになった。
 エンタテイメント系の記事が多めな雰囲気なので面白い。映画や美術館の情報なども。

・たいした頻度でもないけど、今までは旅行に出ると配達を止めて貰わざるを得なかった。
 (その分の料金が減るわけでもない。海外行くと毎度1週間-10日分も!)
 今度からは、行った先からも新聞のサイトから読めるということですよね。


★良くないと思われる点

・朝夕刊読めるとはいえ、3800円/月 って大きいよなーと結構思います。ちょっとしたAdobeだ。
 この金額に値するものが得られているか? を常に注意深く確認しつつ購読していきたいと思います。
 切替直後の今は、体験として新鮮だから頻繁に眺めているけれど...
 「電子の積ん読」は未読の存在が視界に入らない分、紙以上に始末が悪いのは身に覚え多いに有りです。

・紙じゃなくなって寂しい ← 上に書いたことと矛盾しているけど、触感的に。
 記事スクラップはデジタル版でも機能としては存在しますけれど、果たしてここで使うかな?

・チラシがなくなって寂しい ← これも上に書いたことと矛盾してるけど。(買いもしない巨大なマンション広告を眺めるのは嫌いじゃない。)

 うちのほうはスーパー激戦区なので、電子新聞になると各店の特売情報が得られないのは痛いなあと思っていたのは事実です。
 しかし、下記のサイト(タブレット用の閲覧アプリ有り)でチラシの画像が読めることがわかって解決。
 ○チラシ・広告・キャンペーン・クーポン情報満載|シュフー Shufoo! あの店の情報も掲載中
 徒歩圏内のスーパーやドラッグストアだけ選んで登録して、日々、買い物前にiPadで真剣にチェックしてます。
 本当に便利なので、新聞とらなくなってもこれは使い続けよう!

  
「なくても替わりの情報源がたくさんある」時代になりましたから、新聞業界は昔よりはずっと大変なのだろうとは思います。
頑張って欲しいです。

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2015.02.21

最近のKindle読み、新機能のこまごま。

つい先日のことですが、Windows版に引き続き、Mac(デスクトップ)版のKindleでも日本語書籍が読めるようになりました。
ようやくだなあ...!
もう今まで、タブレットやスマホ以外で表示出来なかったのが本当に不便で。
机上の27インチで読みたいときは、不本意にもAndroidエミュレータやら、iPadミラーリングのソフトを使ってました。

Amazon.co.jp: Kindle for Mac ← AppStoreではなくAmazonサイトからの配布になったようです。(対応はOS 10.9.5〜)

Amazon.co.jp: Kindle for PC ← Windows版はこちら

なるべく大きい画面で読みたいという理由で、雑誌等の大判だったりカラー図版が入った電子書籍データは、今まではほとんど他社(デスクトップアプリやブラウザ表示可のところ)から購入していたんです。

しかしこれで、年間の定期で配信購読を申し込んでいるもの以外は 可能な限りKindle買いに集約していけそう!
「趣味の文具箱」なんかも今後はこちらで...。
過去に購入した31号も、早速デスクトップ版にダウンロードしました。
27インチ画面だと紙版よりいくらか大きめのサイズで見開き表示が出来る上、動作も軽く大変快適。

●関連過去記事:・「趣味の文具箱」をKindleで読んでみました。
 
あんまり良いことじゃないとは思うんですが、最近は、電子書籍の選択肢があるかを基準に本を選ぶようにもなってきました。
それでも、うちの二部屋に設けてある壁面本棚は8-9割ぐらい埋まってます。
家族の職業上、本を買うのは控えるという選択肢はとれないんですが、ぎっちぎちという見かけは息苦しいのでこれぐらいで全体量は抑えたいと考えることは常々。
どうなっていくのかなあ。

しかしとりあえず私の場合、部屋の本棚がいっぱいになってしまうという強迫観念(?)から解放されたので、いわゆる「軽めのエッセイ」だとか「映画のノベライズ」だとか「長編なシリーズ小説」etc.
昔は「気になってるけど迷っていた」本を電子版でどんどん読めて満足。

個人的には昔愛読して今は電子データで"買い直し"というパターンも多く、例えばアーサー・C・クラークなどのSFものを最近どっさり購入しました。
それらの紙版は今のところ廃棄はしていませんが、電子で読めればもう手に取ることはないかも。
古い文庫の極小文字から解放されたのは、とてもとても有り難いです。
とはいえ、まだまだ紙でしか存在しない書籍や雑誌も多いので、Amazonの段ボールは届き続けるのでしょう...
村上春樹氏はご自身でもKindleは御愛用とのことなのですけど、著作が頑なに電子化されてないのはまあ、ご本人とは関係なく業界的な事情なんだろうなぁ...ああ残念。

 
150219もう1点、最近のKindleで感動したのが「Word Wise」という、洋書向けの機能。
これはKindle端末で読む場合のみ表示されるのですが、
難しめな単語の上に平易な英訳を添えてくれる というもの。
英英辞書を使って読むようなものなのですが、いわゆる辞書タップ(調べたい単語を指で押して辞書引きする)と違い、単語英訳が最初から強制的に表示されているのがけっこうラクだなあと。

端末上での設定は下記リンク先に。
Amazon.co.jp ヘルプ:Fire & Kindleサポート › Kindle本について› Word Wise - 語学の学習

英訳表示率(単語の難易度)調整や、もちろん非表示にも出来ます。

知っている単語だとしても英訳説明自体がけっこう勉強になる気がするので、私は一番多く出る設定にしているのですが、
「知らない単語を辞書タップ→単語和訳を読む→英語読みに再び頭を切り換える」
という今までの読み方がいかに非効率だったかを知った次第です。

WordWiseをONにすると、左掲載の写真のようになります。
このように全行間が広大に空いてしまうのは微妙ですが...。うぅむ仕方ないのかー

ちなみに、Amazonの販売ページにて「Word Wise: 有効」という表示が出ている本ならばこの機能が使えます。
全ての書籍が対応しているわけではないのですが、よく売れてる本優先で徐々に増えてきているみたい。

先日、Word Wise有効の書籍なのにどうやってもこの機能が出ない書籍があったのでKindleのカスタマーセンターに問い合わせたところ、不具合として確認されたとのことで修正をかけてくれるとのこと。
いつ治るかはハッキリわからないらしい。待ってます。

私は日本語で1度読んで気に入った小説や、好きな映画の原作ぐらいしか読む気になれないんですが。
つまり、あらすじからオチまでがいちおう既知であることが前提...という力量しかありません。とほほ。
今読んでるのも、映画も観たし翻訳版もなかなか面白かったので、その記憶が薄れないうちにと英語版。
The Hunger Games (Hunger Games Trilogy, Book 1)[Kindle版]

しかし、この機能かなり気に入りました。
見上げていた厚い壁がぐぐっと下がってきたような感じ?


そんなわけで、もちろん普段読むのはほとんど日本語本ですけれど、Kindleは楽しいです。
iPhone5sの小さい画面で読むのは(特に乗物内では)気分が悪くなってくるので、可能な限りPaperWhiteを持ち歩くようになりました。
"電子書籍読み対策"が最大理由で、次回のiPhoneは6plus相当の大型画面にしよう!と決意中。


●関連過去記事

本の電子化用に、とうとう裁断機を買いました。

(電子書籍関連カテゴリーを作りました)→ 電子書籍のこまごま バックナンバー

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2014.10.26

「趣味の文具箱」をKindleで読んでみました。

141006旅から帰ってきた後のことなのでいくらか日数が経ってしまいましたが、今号の「趣味の文具箱31」は、初めて電子版で買ってみました。
楽天(kobo)や紀伊國屋書店(kinoppy)等々すでに複数のところから出ているようですが、書籍によって会社を分散させるのはなるべく避けたいのでいつものKindleから。

趣味の文具箱 Vol.31[Kindle版]← Amazon

雑誌の「pen」や「エルデコ」を定期デジタル購読している関係上、雑誌つながりでデジタルの本棚が一緒になるので、Fujisan.co.jpから買ってもよかったかな〜と思ってます。

 
今までもKindleから相当数の本を買ってはいるのですが、国内外の活字本中心で。
雑誌やムック本の電子化されたものをダウンロードするのは初めてかもしれません。

活字本と雑誌本、電子書籍ではどう違うか? というと、
Kindleの場合、文字の大きさや行間や余白 明朝またはゴシックなど設定で自在に変更できるのが、活字本。
雑誌系だと、"スキャンした書籍"のような感じでページ全体が画像になっているので、文字カスタマイズは出来ない。
拡大は可能です。

画面はなるべく大きめの端末が良いだろう、とiPadのKindleアプリで読んでみました。

これが、思っていたよりなかなか良いのです!
ガラス1枚隔てた、独特のツヤ感というか色の深みが万年筆の画像と相性抜群な気がします。

特に、中屋万年筆の軸をぎっしり並べた特集ページなどは、漆特有のぬめっとした透明感をともなう色艶がなんとも鮮やかで。
「おお良いねぇ」
と見とれてしまったほど。
ペン先などの貴金属の輝きもきらきら。
自分が万年筆好きなのはこういうヒカリモノ要素もあるからなんだなーと改めて理解できた次第。

ほぼA4サイズな紙版書籍よりも、iPadの画面はだいぶ小さくなるのですが、なんとかそのままの解像度で読み進められるかな〜
という感じではあります。
文字が込み入ってたりして読みづらいときは、その位置をポンポンと2回指先で叩くと拡大し、再度ダブルタップすると元に戻るのですよ。
(このほうが二本指で拡げるよりラクじゃないかな。)


141026ところでKindleはデスクトップアプリでは日本語書籍が読めない、というのが非常につらいのですけれど、Kindle Cloud Readerを使用すると、上記で説明した「雑誌(画像)系」の本はブラウザ上で表示が出来るんです。
(日本語版は他に漫画書籍もここから読めるとのこと。 洋書は全部OKみたい。)

ただしこのCloudReader、まだまだ発展途上というか速度が不満!
今のところyosemiteにアップしていない環境なのですが:safariでは遅いし虹色ぐるぐるマークが出がちなので、Chromeに切り替えてなんとか使えるかなという感じ。

しかしまあ、iPadサイズでも充分です。
私のは2世代前の型ですけれど、書籍を読むのには全く支障なく速度も解像度も快適。
もっと大きい画面のが発売されれば速攻入手したいところですが、需要ないのかな。出ませんねー

 
発売日が紙版と数日の時差があることに我慢できれば、こういう情報系書籍の場合は電子化されているもののほうがやはり便利に感じます。
最初から綺麗に画像データになっている「趣味の文具箱」をめくったときは正直、感動すらありました。
光沢のある硬い紙なので、複数ページの重送が起こりがちでスキャンがしにくいのです。
(ほんと、"自炊"は勝手にやってることなのでこればっかりは仕方ないんですが!)


電子化すると、積んだり並べたりしてある状態それ自体が「見えない」のが怖いところ。
実のところ、今までせっせと裁断してスキャンしたものの再読率は予想以上に低くて。
単純に「電子の古紙置き場」に移動させてるだけじゃないの?とも思ったり...
(と言いつつそろそろ雑誌棚が手狭になってきたので、今日は久々にたくさん切ってしまった。裁断機便利だ〜)

いまだいろいろ葛藤はあるのですが、電子書籍とは上手に付き合っていきたいと思います。
予想外に読みやすい体験に味をしめたので、「趣味の文具箱」は次号もKindleで買ってしまうだろうな〜
1200円と、値段もいくらか安いのだ。

 
ちなみに、海外旅行の読書環境としては、ここ3旅くらいはKindlePaperWhiteを持っていくのみ(紙本はガイドブック以外とくに持たない)に定着しました。
エッセイなどの軽めのが中心ですが、旅前に5冊ぐらいをまとめ買いしたりもします。
たくさん持っている中からツマミ読みできるのも楽しいのです。
邪道かもしれないんですが、Amazon純正ケースは外してもっと耐衝撃機能が高いスリーブに入れ、普通にトランクの奥深くに埋めてそのまま運んじゃいます。
ELECOM ZEROSHOCKインナーケース (Kindle, Kindle Paperwhite用) ←見た目は野暮ったいですが、とにかく中身を守る機能が高いのでおすすめです。
対応端末も種類豊富なので、手持ちのMacノートにも旅専用でこのシリーズを使ってます。

●関連過去記事:本の電子化用に、とうとう裁断機を買いました。

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2014.03.20

本の電子化用に、とうとう裁断機を買いました。

140320増税前に何か買っておきたいモノは?と思った時に、浮かんだのがなぜかこれ。
脳内欲しいものリストの上位に長いこといたにも関わらず、躊躇期間も長かったのは
「収納場所がない(シロウトに大げさすぎるのでは?)」
ということだったのですけれど...。

DURODEX 自炊裁断機 ホワイト 200DXW ← Amazon

しかしこの機種は、ハンドルが折り畳み出来る上に縦置き収納が可能だとわかりました。
商品説明には、
「収納時は幅400mm、奥行170mm、高さ395mm(縦置き収納時)と幅17cmの隙間に収納が可能」
とあります。
書斎のクローゼットを調べてみたところ、この程度の空間なら大丈夫そうです。

本体色は黒と白から選択できます。
「ハイエンド裁断機(?)としてのかっこよさ」を重視するなら断然黒でしょう。
・・・とさんざん迷ったのですが、壁や机上に視覚的に溶け込めることを念頭に置いて無難路線に走り、白で注文したのでした。

 
サイズ以外に、注意すべきは10kg近い重量です。
「同様機種内では最軽量」と書いてあるのが信じられなかったのですが、他社製品はもっと重いのね!

裁断部周辺が集中的に重いので、持ち運びや位置変更のときなどは、くれぐれもご注意ください(特にギックリ腰方面)。
Amazonのページでは、バケツか何かのように軽々と持ち上げる笑顔の女の子の画像が貼ってありますが、これは無いな...とすぐに実感できることでしょう。
(確かに、あのようにハンドルを持ち手にして運べるのは便利なのですけど。
 毎回、息を殺して机の上に置いてます。)

 
ハンドルの折り畳みだけでなく、安全ロック機構等とにかく間違ってケガをしないようなさまざまな工夫が凝らされていて、値段分の性能はあるなあという感じ。
当然、切れ味はもう怖いくらいに、サックリと分厚い紙束が切れます。
「真っ直ぐでなく、いくらか斜めに切れる」
とのレビューをAmazonで読みましたが、
切れ端をじっと眺めて「ああ...この位のことか..」と気付くごく僅かなレベルです。

140320

ここ数日でかれこれ50冊!程度の古雑誌を切ったのですが、10冊を過ぎたあたりで、適切な力の入れ方や抜きどころがわかってきました。
恐る恐るの感じで体重をかけても3秒程度で裁断できるのですが、一番下の紙を切り終わるプツっという手応えのすぐ後にハンドルを緩めると無駄がない。
(刃を最後に受け止める部分は、樹脂製の棒状のパーツになっていて、これは柔らかいので消耗品。
 少しづつ切り傷がついていって、その溝が深くなると切り残しが発生する原因になるとのこと。
 なので、このパーツも大事に長持ちさせないとね。)

18mm、コピー用紙でだいたい200枚の厚みまで1度に裁断できるのも助かっています。
上掲載の写真で、裁断機の横に並べられた棒状のものは、本体ページから切り離した背の部分です。断面スベスベですよ。

押さえのための定規もしっかりと固定できるので、同判型のものを次々に裁断するとき便利だし、LEDの赤い光で裁断位置をキッチリ示してくれるのも良いです。

刃の交換だけでなく、研ぎ直しやオーバーホールなども有料でやってくれるそうです。
(将来、その類の用事でメーカー送りにするときのため外箱は畳んで取っておくことに。)
上に書いた樹脂製の刃受けは、機会が来れば何本かまとめて買っておこうかしら...。

パーソナル断裁機<200DX> ← メーカーHP

裁断時の最大の注意点は、クリップやホチキス針などが裁断位置に入らないようにすることです。
刃が欠けてしまいますからね。
本そのものが違う綴じ方でも、はさんであるカタログ等の付録冊子がホチキス留めだったりするのがほとんどです。
このあたりは何度かヒヤヒヤしながら事前に発見して取り出しました。
この件に加えて、裁断位置は、背に近すぎる(綴じ糊が固まっている)場所を切るのはとても固くて、刃のためにもあまりおすすめできませんので、中の活字が途切れない程ほどの距離を狙うべきかと思います。


今までずっと「オルファのカッター+カッターマットでシャキシャキと手切り」でいいやと思ってきましたし、実際それで結構な冊数を電子化してきました。
●関連過去記事:文庫本を"自炊"してみました。

しかしもう、裁断機を1度使ってしまうと戻れません...1冊3秒でいいし。
手切りと違うのは、すべての紙のサイズが同じに揃ってビシッと真っ直ぐなことでしょう。
カッター刃を往復させることで発生していた紙粉の汚れがなくなるので、線を引き摺ったようなスキャンの失敗も無く、機械内を清潔に保てます。

わりと高額でしたが、うちは仕事柄、皆が本をたくさん持ってるので今後も愛用を確信です。

 
140207紙で世に出た書籍を自分で裁断してスキャンする電子化作業って、とてもとても不毛だ!
とは心底、思っています。
言ってみれば、美味しく作ったスパゲティーをわざわざ雑に乾麺に戻すような、無駄と効率の悪さ?
本を切ることそのものへの罪悪感もあるし...。
そう遠くない将来、「自炊」なんてことが笑い話になるといいんですけど。

今のところスキャンする書籍は、ここ10年未満で、捨てるには惜しいと保管し続けたけどほとんど読まなくなった雑誌のバックナンバーが中心。
これらがまだ何十冊もあって棚内占有率も高めなので、仕事の合間の時間でザクザクやりはじめてます。

Kindle等で購読する雑誌や読み物は近年かなり増えてきました。
ちなみに左の写真は、自分でスキャンしたものでなく、電子データで購読を契約しているもの。
(「pen」だけでなく、今年からインテリア雑誌の「エルデコ」も年間で読んでみることにしました〜
 両方、同じ雑誌のFujisan.co.jpというところで読んでます。
 ここの良いところは、ブラウザから読めるので機器・OSを問わないところ。
 私のデスクトップの27インチ全画面表示は、とても読みやすいです。
 iOS用アプリも使い勝手良くてiPadでもよく読みます。DLしてオフライン閲覧も可能。)

 
Amazonで買うときは、可能な限りKindleのほうを選択するようになりましたけれど、まだまだ紙でしか売ってないものも多い。
紙で大切にとっておきたい、内容も見た目も素晴らしい本は(今後購入予定含めて)膨大にあるのも悩みどころ。

「天井までの大型本棚」をせっかく実現した以上、なんでもかんでもガツガツと電子化せず、目標としては常に「まだ少し余裕があるなー」程度に本棚を空ける程度でやめておくつもりです。
将来、自身の老化ゆえに、タブレットやPCの光る画面を見ることが目につらくなる時がくるかもしれませんし...。
読書は、可能な限り一生ずっと続ける楽しみにしておきたいですから。
そのあたりは、取捨選択と「ほどほど」を保とうと思います。

それでも、現在進行形でまだ本は増えてますので、どんどんと片付けますよ!

●関連過去記事:「電子書籍のこまごま」カテゴリーのバックナンバー

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2013.01.05

デジタル雑誌の年間購読を始めました (Martha Stewart Living)

本年も当ブログをよろしくお願いいたします。

130103 130103

紙媒体で購入していた時期も長かったし、以前からどうしようかなと思っていた電子版のMartha Stewart Living。
iPadのNewsstand内で読める形式の月刊誌ですが、思い切って1年分の定期購読を申し込んじゃった。
今後通貨事情で変動していくとは思いますが現在、1年購読で1700円。
(六ヶ月購読で1000円。1号ごとの更新契約で1ヶ月170円。自動更新無しの単品購入(バックナンバー含)だと350円/1冊)

Martha Stewart Living Magazine for iPad

現在も、書店やAmazonで紙版を購入すると輸入雑誌ゆえに1冊1000円超え!
それに較べれば感涙の安さと言えましょう。
定期購読すると1冊あたりがぐーんと下がるのも特徴な、本国での値段を素直に円換算した値段なのが有り難いです。
し、しかも、契約してみたら、最初の1冊(ひと月分)はお試し無料という太っ腹なので実質13冊分。わーい。
終了のタイミングで「要らん」と思ったら契約解除しないと自動更新となってしまうのが定期購読の緊張するところですが、今のところはずっと読みたいと思っている雑誌なので嬉しいです。
(契約関連の諸々設定はiTunesStoreに管理ページがあります。)

●公式サイト入り口はこちら→ marthastewart.com

以前1度購入して、電子雑誌としてのクオリティの高さが結構気に入っていました。
無料の見本誌がありますので興味がある方は是非。上に並べた画像も見本誌のものです。
これも年に1~2回くらいは新しいのが出てるみたい。
(TVショーのほうとは内容はほとんど連動してないです。最近見てないなー)

これはそもそもの紙版とも共通することですが、写真(撮り方と、被写体の数々)が非常に美しくてセンスがあると思います。
内容は日本でいう「クウネル」や「天然生活」といった雑誌が近いかもですが、国が違うと雰囲気もだいぶ変わるなあという印象はあります。
ざっくりくくると生活情報誌ですが、特集記事はシーズン行事に合わせたものも多く、料理や住まい(インテリアから庭仕事まで)・家事関連の提案を中心に幅広め。
スクラップブッキング用品などの独自ブランドも展開しているだけあって手工芸ネタも多いので、文具の話もちょこちょこあったり。
ハロウィンやクリスマスで盛り上がる秋~冬の号は特に読み応えありますよ。

130103印刷用のデータと全く同じというよくある電子書籍とは違いまして、表紙からいきなり写真が動き始まるし、記事内にも調理風景やインタビューなどの動画が豊富。
タップすることで写真が入れ替わったり、品名が写真の上に浮かび上がったり、わりとタブレット向けにきちんと作った仕掛けが多いのです。
また、章内で次のページに行くときは縦方向、次の章に移るときは横方向、とめくり方向が違うのも結構面白い。
(タテヨコに階段状に読み進む方法は現在地がわかりにくいので当初とまどいましたが、ページ構成全体をサムネイル俯瞰できるボタンを発見して一件落着。)

iPad画面に最適化されたレイアウトをかっちりと作り込んであるので、指先での拡大やテキストの選択もできないのがちょっと惜しいのですが。
..となるとやはり、なるべく大きい画面のタブレットで読みたくなりますから、KindleFireHDなどのサイズでは厳しめかも。
(現在のところKindle版は販売されていませんが。)

端末から削除しても、購入分はいつでもダウンロードし直せますが、1号あたりのデータの重さは上記のように凝った作りゆえそれなりあります。

そうそう。
今回読んでみてオオっと思ったのは、広告ページもそのまま掲載されているところ。
食品等が中心ですが、これらを眺めるのも大きな楽しみの一つ。
webなどに応用できそうな綺麗なデザインのものが多いです。
(日本の電子雑誌は広告部分が白抜きになっていることが多いのでこの点残念すぎる。)


もしかしたら来週か中旬くらいで2月号が出てしまうかもしれないのですが、ポチった当日がちょうど元旦だったし新年キリのいいところから読み始めたかったので1月号からスタートしました。
読みものページもわりと多いため、電子辞書を引き引き早速楽しんでいます。
(語学力ゆえに)なかなか読み終わらないところもお得感倍増です。

ちなみに電子辞典はジーニアスが入ったシャープのものを長いこと使っています。
iOSアプリで辞書買うのは結構好きなんですが。
しかし実は、物理的にキーボードボタンがついている”専用機”のほうをついつい愛用。

iPhone/iPad用向けだと下記の辞書がかなりわかりやすいので気に入ってます。
コウビルド英英和辞典(米語版) | iPhone | 物書堂 ←販売元サイト
英英もありますが、多少収容語数が少なくても英英和のほうが頭に入りやすく面白いのでおすすめ。
ジーニアスのほうで調べて難解だった言葉でも、コウビルドの簡潔な例文でナルホドと思った件が多いです。


★関連過去記事:デジタル雑誌の年間購読を始めました(pen)
 ↑更新して今も読み続けています。
その間気付いたこと。
自炊書籍も含めて、電子データの「置き場所をとらない」利点は素晴らしいのですが、それは欠点にもなり得るんだなぁと。

リアル書棚ほどには視界に入らないせいか、その存在(雑誌の場合、最新号が出たこと)を忘れてしまったら最後、死蔵の危険性が甚大。
月2回発行の上記「pen」などは、次号や次々号が出てからまとめ読みするなんてことも度々あります。
今回契約した雑誌も気をつけなければ...!

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2012.12.21

Kindle Fire HDを使い始めました。

18日の発売日ぴったりに届きました。わーい。
Kindle Fire HD 16GB ← Amazonの製品解説+販売ページです

121221

このサイズのタブレットは興味津々で、iPad miniも当然ものすごく惹かれたのですが、ここは踏ん張ってみました。
結論から言うと「私にはこれで充分」であります。
こんなに画面が綺麗だなんて感動しました。
小さくてコマカい絵柄や文字も、印刷してあるかのようにクッキリと読み取ることができるし….
スイッチ入れた後のロック画面で表示される背景画像の色鮮やかさにも毎度感動しています。
いつもいろんなのが出て種類もたくさんあるみたい。お気に入りです。

輝度はかなり上げられるけれど、周囲が明るいところでのガラスの反射は結構あるなあ。
黒フチなので指紋も気になる。
(しかしとりあえず、フィルム貼付ナシで使用中。)

箱から取り出した第一印象は、「小さっ。でもわりと重いっ」でしょうか。
それなり薄いんですが、みっちり詰まっている重量感。(395g)
店頭でiPadmini(308g)を持ち上げたときのような、うおー軽っ。というのは正直なかったかも?
贅沢言っちゃいけませんけどね…

121221

専用カバーは柿色を選んだのですが、派手目の朱赤な(昔のポストみたいな)感じで気に入りました。
これだけでも結構な値段がするので、本体を32でなく16GBにした理由のひとつでもあったのですが、さすがなかなかしっかりした作りです。
基本的構造はKindleTouchと同じはめ込み式で、見た目もスッキリと収まってくれます。
電源や音量調整スイッチ部もパーツをかぶせてあるデザインだけれど、KindleTouchのカバーみたいにここだけくりぬいて欲しかったというのが本音。
位置がピッタリ合っているので、付け方や持ち方によっては押下反応が良すぎる時があり。

蓋の縁の中央部分が摩擦係数大きめなゴム素材になってまして、これのおかげで後ろに折り返したときに、机の上などで滑らずに立てかけられるようになっているのです。:上写真参照:

同じレザー素材でも、Touchはすべすべした革が貼ってありますが、こちらは細かいシボがあります。
傷が目立たないし、持ったときの滑り止めになるのが有り難いかも。
欠点があるとすれば、145gある重さです。
本体と合計すると540gって…まあずいぶんですよねぇ。


Kindle本の閲覧に関しては、さすがの専用機で、もうキビキビ・スパスパと動作してくれます。
E-ink版のような、呼吸をするごとき"..フッ"という感じの「待ち」がないし、フォントのエッジも実に美しい!
だったらiOS版でいいじゃないかという話もありますが、ここはモノ好きだからということでお願いします。
Kindleストア直結なのも、立ち読みサンプルがさくさくDLできて便利かつ財政上危険過ぎることは確かです。

121221

ストアにはいろいろアプリも揃っていますけれど、とりあえず、これ一台に何で詰め込んでしまおうとは思っていません。

まずはデジタルの読書が出来て、その合間にメールくらいはチェックできて、さらにその合間に調べ物をしたいときにwebが見れたら充分。
twitterやEvernoteなどのアプリもDL出来ましたので、情報の最低限な連携も大丈夫かなぁ。
欲を言えば、文章を打ち込んでクラウドに上げられるまともなアプリが欲しいけれど、これもそのうち出てくるのかな。
現状はEvernoteでいいか…
このサイズは、両手で持ったまま(左右の)親指でキーを早打ち出来る最適な幅なんですね。結構使えそうです。

今のところ唯一、有料で購入しているのは、自炊データ閲覧用にPerfect Viewer。(本日現在235円)
アンドロイドユーザーの方々の間では既に評判が固まっているようだし、ストアのベストセラーにも上がっていて気付きました。
連番画像をzipで固めたデータなどはコレじゃないと見れないようなので、良い買い物しました。
少しでも大きくして読みたいので、余白を削ってくれる機能など重宝しています。
iPadでいうi文庫HDみたいな役割になると思います。

別途Perfect Viewer PDF Pluginというのを入れないとダメなのを最初知らなくて、肝心のPDF自炊本が表示されず焦ったのですが、ストア内に無料で置いてあります。
(インストール直後に本棚にPDF本が現れなかったら、Kindle本体を再起動するとOKです。)
これで、文庫やら漫画本やら、まだそれほど多くはないですが、本棚画面が埋まる程度の冊数を入れてみてようやく落ち着きました。
また近いうち、じゃんじゃんスキャナに通して作成することにしましょう。


iPadなどがある以上、普段からわざわざKindleFireで鑑賞するかは非常に怪しいところですが、音楽やHD動画も問題なく快適に楽しめます。
(VLCもストア内に発見したので動画用にインストール済み)
とにかく、ひとつ1G前後にはなってしまう映画などのデータを詰め込むのをやめれば、16GB容量でも余りまくることもわかりました。
読み物系優先で調整を心がけていくと相当しばらくは、「足りない」っていう状況に陥らないのでは?と楽観しています。

121124洋書は既にほぼ完全にシフトしていますが、今後は出来るだけ電子書籍、可能な限りはKindle形式での購入をしたいです。
日本語書籍の品揃えももう少し頑張って欲しいんだよなあ!
いつも、紙の書籍を購入前には、(現実世界の)本棚のどこに並べようかと悩むことから始まるんですよ。
この段階から解放されるのはすごくラクだし。

あと、読むときその場に応じて文字サイズや行間が自由に変えられるのは本当に嬉しいのです。
この便利さ、ほんとに愛読書であるなら「紙で持ってるけど電子でも買っておこうかな」と思わせるに充分。
iPhone画面のKindleでも、上手く設定すれば相当読みやすいことがわかりました。:左写真:
このごろ若干roganが気になってきていたのでこういうのって切実だったり。
(先日、近用メガネ作りましたよ…手元が急にクリアになって驚愕。机上での読み書きが楽しい!)


このサイズの機器はとても流行していますが、「アンドロイドタブレットの安いの」と考えて購入することはかなり危険であるような気がします。
基本、Kindle読みに直結している機能が多いし、このスライダーで選択するトップ画面からしてそんなに美しくないし…
(これ、iPhoneみたいなボタン式に切り替えられないのかなあ)
Nexusなどのタブレットはもうちょっといろいろ使いやすいんだろうと想像できます。
電子書籍専用機として割り切れる人のほうが幸せに使える感じも。

※数日経過した感想:私が全くアンドロイド慣れしていないせいもあって、余計、上記のように感じてたのですが....
「けっこう使える」と言ってるガジェット系情報サイトも多いのでまあ、OS独特の癖みたいなのを飲み込めればいいのかもしれません。
サクサクと小気味よいスピード、これは確かに読書のみには勿体ないのであります...。


iOSに慣れていると、各種インターフェースの「うぅむもうちょっと何とかならんのか?」と感じるポイントが散見されるストレスはちょっとだけあります。主にデザイン面で。
まあこれはこれで、"Macっぽいもの"からガラリと世界が変わる気分転換として面白いんですけれどね!

しっかし、こういうのが15000円台で買えるって、すごい時代になったものです。


★Kindle関連の過去記事(新しい順)

 ・ Kindleストア、日米アカウント統合までのこまごま。

 ・ Kindle Fire HDを注文してみました。

 ・Kindle Touchが届きました(カバーも買いました)。

 ・Kindle Touchに辞書を入れてみました(文具画像も沢山入ってました)。

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2012.10.31

Kindleストア、日米アカウント統合までのこまごま。

前回記事の続きです。
Kindle Fire HDを注文してみました。

機器類は発表初日に注文し、次にやるべき件は日米Amazonアカウントの統合作業だな!
と、Kindleストア日本店の準備が整うのをホクホクと待っていた私。

ライブラリ(自分専用本棚のような空間。クラウドになってるのでKindle入りのどの端末にもダウンロード可能)にも、購入した書籍データ以外に、webページや手持ちのPDFから変換した .mobiデータをいくつか送り込んであるので、冊数もまあまあ充実しつつあるといえます。
こういうのを引き続き利用しながら、いよいよ日本語書籍も買えるようになるなんて。
 と、期待しまくりで手続きを開始したわけですが。

しかしなかなか思うように行かず大変だった、という話を備忘録的に。

※スタート間もない10月26日に問い合わせ、翌27日で解決した出来事です。
 現在は、下記で不具合になった過程は解消されている可能性があります。


まず米国Amazon(日本と米国のアカウントはメールアドレスをそれぞれ違うものにしています)のKindle管理ページ「My Kindle」に入ると、居住地が日本で登録してあるので、上部に、登録すれば日本Amazonでお買い物できますよ、しかも円建てで!というバナーが現れていました。
(統合自体は強制ではありません。
また、誤ってor故意にアメリカなどに居住国登録しても、先方につないでる時点で位置捕捉されてますのでご注意を。)
証明書を提出要求の警告メールが来たり、悪質な場合はアカウント凍結も速やかに行われるとか。


というわけで、そのお知らせに沿って手順を進めていくと、日本のAmazonに切り替わるので統合したいアカウントのログイン入力を行います。
・・・しかし、その先が出来ない!
We are unable to consolidate your libraries と出て終了してしまいます。

まずは日本のAmazonに訊いてみようと思ってヘルプからカスタマーサービスに入ってみると、さすがスタート直後の混乱を予想してか、「お問い合わせの種類」がアカウント統合専用の質問欄へ辿りつけるようになってました。
翌朝届いた返信によると


・Amazon.co.jpのKindleストアでコンテンツ(無料コンテンツも含む:機器類も含む)をご購入済みの場合、申し訳ありませんが、お客様自身でウェブ上からアカウントの結合ができません。

・アカウントの結合を行う前に、お客様にMy Kindleから予約中のKindle端末を登録解除していただく必要があります。
お手数ですが、My Kindleから「端末の管理」にアクセスしていただき、「登録済みのKindle」として予約中の端末が表示されますので、「登録の解除」を行ってください。

・端末が届きましたら、お手数ですが、ご自身でご登録くださいますようお願いいたします。
 (↑Kindle上のメニューにIDとパスワードを入れるだけなので簡単。)

(Kindleを買うと既に機械は本人のID登録が済んでいて、開封後すぐに使えるようになってるんですよ。
プレゼント等で自分名義のアカウントを入れて欲しくない人はギフト扱いで購入すると良いです。
それを忘れた人も、今ならMyKindleから登録解除すれば、まっさらのKindleが届けられるんじゃないかな?)

・その後、米国アカウントに登録した情報(ユーザ名とメールアドレスと請求住所)を返信して下さい。
カスタマーサービスにてアカウントの結合を行わせていただきます。


----という文面だったので、言われたとおりに自分のKindle管理ページから、まだ見ぬFireHDを解除。
同様相談で混み合ってそうだから、とりあえず返信前のこの時点でもう一回、米国Amazonから統合を試みてみるか…と操作したら、なんと!
あっさりと成功。
助かった〜

かつて購入した書籍達がアイテムページにドドっと流れ込んできました。
端末管理ページには米国アカウントで購入したKindleTouchや、iPhone等で使用中のiOS版、Macで使用中のデスクトップ版など、いつもの機器類が登録済みとなっており。


これで心おきなく日本の書籍を購入して、ライブラリに加えられることとなりました。
ちなみに、「居住国設定」下部からのリンク先に書いてあったのですが、購入する店舗は日米どちらかで切り替えが効くようです。
「好みのショッピングサイトをAmazon.comに変更」というボタンを押せばいいみたい。
私は米国のほうに50ドル分程のポイントを残したまま統合してしまったので、洋書を買うときに使えばいいのかな?
これはちょっと安心かも。

販売価格は、米国店舗だから安く買えるということでなく、品揃え含めて、上にも書いたように本人の居住国で区分けされています。
日本住まいだと洋書データの価格がだいぶ高くなっている!というニュースが当初駆け巡りましたが、どうもそれはスタート直後の混乱による(ものらしき)現象だったようで、本によってのばらつきはありますが価格修正が入って徐々に元に戻ってきている模様。

実際、円高も手伝ってか私が何ヶ月か前に購入した中には、いま日本支店で買ったほうが安いものもあります。
(あくまでも私が買うような本の分野では、ということですよ。)


まだまだ流動的で、コレだという情報が固まっていない件もありますが(まあ1週間も経ってないので仕方ないかー)、面白そうな世界であることは確かなので、このまま追いかけていこうと思います。
「電子書籍のこまごま」っていうカテゴリも新しく作ったことだし!

※本日現在、JPアカウントでログインして日本語書籍がダウンロード出来るのはiOSとAndroid版のKindleだけです。


●その他の関連過去記事●
Kindle Touchが届きました(カバーも買いました)。
Kindle Touchに辞書を入れてみました(文具画像も沢山入ってました)。

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2012.10.29

Kindle Fire HDを注文してみました。

Macの新製品発表イベントで湧いた(←あくまでも私周辺のネット上)夜が明けて、夕方に帰宅してみると今度はとうとうAmazonのKindle日本版が発売されてさらに大騒ぎ(←これもまた私周辺以下略)になっていました!

Mac関連は、憧れつつも「まずは銀座に見に行こう…」程度には冷静になっていたのですが。
Kindleユーザーとしては、なんというか「うおぉやっとデター」という勢いに煽られてポチった次第。
どの機種も非常にお買い得で嬉しいです。

Kindle FireHDで16GB容量のものにしました。
発売当日内の注文だったので、クリスマス前の日付で届くようです。
32GBのほうにしなかったのは、iPhone等々含め、Kindleが入っているものを”ほかにもいろいろ持ってるから”コレ1枚の容量に頼り切る状況は無いであろうということと、
「どうせ次が出たらまた欲しくなるんだから安い方にしとけば?」
というもっともな助言が家庭内で投げかけられたことに因ります。
ま、あと専用カバーの値段をプラスするとそれなりの金額にもなるということで。

Kindle Fire HD 16GB


Kindleの専用端末を初めて持ってみたいという方にはPaperwhiteシリーズが、値段・機能ともにおすすめです。
活字の読みやすいe-inkなのに、画面が発光するというのはとてもいいなあ。
暗いところでもiPad的に読めるのは羨ましい。

前述したように、今年に入って米国Amazonで購入したKindleTouchがあるので仕方なく諦めた次第。
(でも、Touchは非常〜に気に入ってます!こんどの日本語書籍データに対応していないのが惜しい。)

●関連過去記事
 ・Kindle Touchが届きました(カバーも買いました)。
 ・Kindle Touchに辞書を入れてみました(文具画像も沢山入ってました)。


Paperwhite、とりあえずは必要にして充分と思われる機能のWi-Fi版で7980円という価格は(FireHD注文した今ですら、かなりグラグラするほどの)魅力があります。
※11月7日現在、kobo新機種に対抗してか、Paperwhiteは8480円→7980円へ値下がりが発表されています。
 購入予約者に対しても通知された模様。これは素晴らしい...!
Kindle Paperwhite
Kindle→iPhone等と機械を切り替えても、読みかけ部分が同期されているのは当初とても感動しました。

これがPaperwhite 3G版だと、「いつでも、どこでも」ネットにつながっている状態になるのです。

実はウチには、以前夫が購入した古~い世代のKindleもありまして、これも3G版な(というか確かそれが標準仕様だった)んですね。
最初にセットアップしたとき、「いったいこの通信料はどこから出ているのか?あとから請求されたりしないのか?」と怯えまくっていたのも懐かしい思い出です。

3G版だと、いつでも気付いたときに書籍がダウンロードできるということなので、これはこれで魔法のように便利ではあります。
(私の場合は、衝動買いするほどの語学力は無いので安心。と思っていたけど新機種なら日本語書籍読めるんだよなああ)
この経験から言いますと、ネット接続がタダといっても基本、Kindleストア等の関連システムかwiki位しかつながらないような制限にはなっていたかと思います。

FireHDについてですが、
「iPad(または、間もなく手にする人も多いであろうiPad mini)にKindleアプリを入れた」状態と、どう違うのか?
むしろiOS機器のほうがいろいろ出来てデザインもカッコいいのでは?
・・・という葛藤、うっすらとはあります。
しかしまあ、ここは新しもの好きの条件反射みたいなものだと思って、続くリポートを期待して頂ければ幸いです。


ちなみに、専用カバーが結構イイ感じであることはTouchのほうで学習したので、4000円超えとそこそこ高いのですが注文してみました。
さんざん悩んで、パーシモン(オレンジ)色にしたんですが、黒本体に対して派手かなあとドキドキ。
Amazon Kindle Fire HD スタンド型レザーカバー(Kindle Fire HD 専用)

また、Touchのときもそうだったのですが、本体に同梱されてくるのはUSBケーブルのみです。
パソコンに接続すれば充電はされますが、個別でコンセントにつないだほうが何かと便利な場合もあるので、必要な方は電源アダプターの調達をおすすめします。
(手持ちの同様機器で代用される場合はくれぐれも電流数値方面の対応を確かめてくださいね。)
全モデル対応でなおかつ急速充電仕様だというので、こちらも一緒に頼んでみました。
Amazon Kindle PowerFast急速充電器 (端末には付属していません)
というわけで、なんだかんだで積み上がった総額。嗚呼。


日米アカウント結合や日本語書籍を購入してみた件については、この記事と分けて書くことにします。

それにしても、各種物欲と読み欲が押し寄せる秋で、やれやれです。

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2012.04.10

文庫本を"自炊"してみました。

文庫本の自炊(ページをスキャナで取り込んで電子化)に初めて挑戦してみました。

去年、思い立って60冊くらいの雑誌をPDFにしたのですよ。
ただし、スキャナに通したのは、表紙とメイン特集のページだけ。
資料価値を下げないよう割と高画質でスキャンしたかったので、基本、取っておきたいページだけをカッターで切り離し。
こんなやり方なので情報選択のための読み直しも入れるとだらだらと数日かけてしまったけれど、結構楽しかったです。
(しかしこれだけやっても、たいして本棚の空間が増えたとは思えないんだな...)

120407

今回、作業に選んだのは、文庫のトワイライト・サーガ(外伝入れて全10巻)です。
各冊とも300~400ページ規模の厚いものが大体を占めており、本棚に並べるとわりと場所を取るので購入を迷ってきたもの。
映画は好きなので小説を通し読みして詳細を確認したい気満々なのだけれど、紙で長らく蔵書しておきたいという有り難い位置づけでもない...という、自炊には好適なシリーズ(←あくまでも個人的趣向による判断ですよ)ということで。

掲載写真の、アプリ内本棚に並んでいる表紙ですが、日本版も原書と同じ絵柄とはいえ上下巻に分冊されているために、このように続き絵化されています。
4番目のBreakingDawnに至っては三つに分けられていて、Amazonのコメント欄では非難ごうごう


スキャナ以外に必須だった道具は
・オルファの黄色い大きめのカッター+替え刃
 (大型刃をしっかり固定できる機構のものがいいです)

安全刃折処理器ポキ
 (2冊毎ぐらいに新しい刃にすると裁断効率が全く違います。ここは惜しまずポキポキ。)

・カッター定規
 (30センチ定規の片側に金属パーツがついたもの。刃を当てても削れないので最後のページまでだいたい同じ位置を真っ直ぐに切りとることが出来る。)

・カッターマット
 (下に敷いて机保護。厚めの古雑誌でも代用出来ます。)

・ハンディワイパーやデスクブラシ
 (カッター裁断だと、引く回数もそれなり多めなので粉状の紙屑も出ます。
 机の上や膝の上、そして大事なことですがスキャナ内にも溜まってくるのでこれらで1冊作業するごとにササっとまんべんなく掃除。こんな感じの掃除用品なら何でも。)

裁断機は持っていません。
でも上記の道具でけっこう何とかなるし、厚い文庫でもこれくらいの冊数なら(気合いを入れれば)実はそんなに時間はかからないです。


ちなみにScanSnapでの設定は「スーパーファイン」。
一応、テキスト情報も認識できるようにしてあります。
カバーの表紙部分のみカラー300dpiで読み込み、中身は全て白黒(グレースケールでなく白黒2値)600dpiです。
iPad3までは持ってませんが、これならかなりの高解像度画面でも文字がくっきりして読めるであろう満足な仕上がりになりました。
350ページ前後くらいの文庫が、1冊15MB弱というのも意外に軽量です。

iPadでPDFを読むときのアプリはi文庫HDを使っています。
開き方などのこまかい設定が出来る上に、本棚管理も好きなように出来るし、なによりDropbox経由でデータを持ってこれるのが重宝しています。

文庫をスキャンしたPDFをiPadの画面に映すのは想像以上に快適。
コントラストも上がって文字サイズは目に優しくなり、ハードカバー版に買い替えたかのようです。
とても気に入りました。

・・・まぁ逆に言うと、iPhone等、文庫本より小さい画面の端末で読むのは本末転倒というか、目が悪くなりそうでとても無理!
PDFは ほぼ端末を選ばないから最強だと思っていたけれど、epubやmobiのように文字サイズがその場で自由自在に設定出来ないところは電子書籍としての欠点ではあるなあ。と気付いた次第です。
(毎ページ、手動で拡大・移動しながら読むのは可能ですけれどね。)


実はこのトワイライトシリーズ、私の知る限りでは電子書店パピレスにてXDMF形式の電子書籍が販売されています。
このファイルが読めるのはWindows(ブンコビューアをインストールする)とSony Readerだけだと思っていたのですが。

ごく最近、iOS用(Android用も有)のアプリ「kinoppy」でもXDMFが読めることを、先日のブレイキング・ドーン鑑賞記事コメント欄で教えて頂きました!
紀伊國屋書店の電子書籍アプリKinoppy

紀伊國屋書店のサイトで買ったデータしか無理だと考え違いしてまして、パピレスで無料ダウンロードしてあった試し読みデータがばっちり表示出来た!
もちろん、ちゃんと文字サイズ変更もOK。
あららーiPhoneでも読めるならこっちでも良かったなあ~(パピレスのデータは機器の紐付けや台数限定なども無かったような気がするし)


書籍の自炊、まだそれほどガツガツと作業を進める気はなくて、今回はあくまでも実験的に手動でやってみただけなのですけれど。
ああ意外と便利なんだなあと学習できました。
読書欲は今年に入ってから徐々に上向いてきていて結構新しい本を買っており(積ん読本が増えるばかりですが)、このままだと書棚が手狭になってくるのは時間の問題。

引き続き地道にカッターでこつこつと/バッサリ大量に切れる高性能裁断機の導入/専門業者への依頼etc.
いろんな選択肢を模索したいと思いますが。
せっかく印刷して製本された紙の本をわざわざ切り裂いて廃棄、などという事はなるべくしたくないんで・・・早く世間の市場がうまいことなんとかならんのかな?と思っています。
(で、Kindleの日本上陸はどうした?)

●関連過去記事
 ・収納特集雑誌を読みながらもくもくと。 ←前回自炊時のこと(後半ちょっとだけ)

 ・デジタル雑誌の年間購読を始めました。 ←「pen」はデジタル版に切り替えて2年目。発売の日付に変わった瞬間に案内メールが来るので便利。

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○Amazonで文庫版を買うならこちら→ トワイライト ステファニー・メイヤー
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2012.02.20

Kindle Touchに辞書を入れてみました(文具画像も沢山入ってました)。

120214前回の、Kindle Touchが届きました(カバーも買いました)。に続き、「操作した感じ編」として、新しい内にもうひと記事、書いておこうと思います。


数日使ってみて、予想外に、こりゃイイね!と思ってるのは、デフォルトで入ってる画像の数々が実に素敵なこと。
(eインクの画面は焼き付きが起こらないそうなんで、スクリーンセーバーでなく正しくは「画面に固定表示される絵柄」なんだけどこういうのなんて言うのかなあ)

スリープの度に、並べたペンやタイプライターや鉛筆、鉛活字etc.の、古き良きアナログ道具をテーマにした写真がランダムに表示されます。
いまだに、眺めるたびに違う画像(な気がする)のでいったい何種類入っているのか?日々楽しみにしつつフタをあけては、「おぉ...」と感心しているところなのです。
そのせいなのか、文具の延長のような愛着がじわじわ湧いてきていますよ。
モノクロながらも階調表現豊かなので、好きな絵柄でカスタマイズしてもフォトフレーム的に楽しめるだろうなと思うのですが。
iPhone等でいう、いわゆるJailBreak的なことをしないと、入れ替えは無理みたい。まあいいかー


このKindleは、今までのモデルと違ってキーボードも方向ボタンも無く、ホームボタンと画面タッチのみで操作します。
ということはiPhoneとだいたい同じ要領で扱えることはわかっていましたがなんとなく、白黒ゆえに性能はそこそこ程度なんだろうという偏見がありました。

120219

しかし届いて早速、下部の電源スイッチを押してホーム画面に入ってみると、なかなか心地よい動き方をします。
(写真は、端末内にもともと入っていたKindle User's Manual。
ギラッと光らない画面なためか、目に優しくてとても読みやすいと思います。
取説はけっこう詳しくいろいろ書いてあるんだけど、まあ当たって砕けろですよ!)

スパスパッ!という機敏さというよりも、e-ink特有の「ふわり」なリズムでの反応なのだけれど、予想を超えた感度の良さにびっくり。
ほんのちょっと指紋が接地するかどうかという程度の圧力で確実に動いてくれます。
純粋に読書目的ならば、全く問題なしで実用に足る性能だと感じました。

120216読書中のだいたいの反応エリアはマニュアルに図解されていて、次頁への反応範囲がだいぶ広いことがわかります。

人差し指でスワイプ(実際の紙をめくるように指先で画面を横に引っ張る動作)をするのがいちいち面倒とか、ページ送りボタンの無いところがTouch機の欠点、的な話をどこかで読んだことがありますが、そんな大袈裟な動作は全然必要無し!
本体を持ったついでに親指をのばして、画面を爪先や指の腹で軽~くチョイっとつつく程度の圧力で十分ページめくり出来てます。

注意すべきは、ホーム画面での、いわゆる自分の本棚ページは"上下"にスワイプする動作が必要であること。
本文ページが横方向なので、それに合わせて何度ヒョイヒョイやっても蔵書リストの次ページに行けなかったため、そろそろ故障を疑おうかとしていたときようやく、偶然下方向に指が滑ったとき気付いた次第。


枠上部に近いところを触ると、検索やKindleStoreへの直結ボタンなどのメニュー系、文字サイズ設定や目次移動ボタンなどが画面上下に表示されます。
右上隅を触ると、ページ折り曲げマークが入って、それがブックマークになります。
(もう一回触ると解除)

また、検索などで文字入力が必要なときは、下部からキーボード画面が出てくるところはiPhone等と同じ。
(現状、日本語の表示は出来ても入力は出来ません。これも、いずれ国内売りが始まればアップデートされるのかな?)

文字サイズについてはメニュー操作後の専用ボタンでも変更できますが、読んでいる真っ最中でも、ピンチイン/アウトの2本指動作で即座に大きさを切り替えることができて、かなり重宝してます。
心理的な抵抗も軽減するので(笑)、結構大きい字で読んでいます。
本文フォントのデザインも、小サイズでも読み取りやすいボリューム感があり、ほどよくクラシックな雰囲気であることがとても気に入ってます。

そして、e-ink特有のめくり時(情報書き換え時)の画面の暗転ですが、これがだいたい5ページくらいおき位に出現します。
昔は毎ページだったような気がする!
今後のアップデートで、どんどん非暗転なページ数が増えていくのか?
この画面で読書するにあたって最もストレスだと言われている件だけに、この進化はちょっと驚いたのでした。
書き換えも、紙のサラっとめくる感じのスピードに近いリズムでめくれるので、わりと速いと言えます。

もともとツヤ無し画面だからかもしれませんが、指紋も今のところほとんど気になりません。

--

本文中の単語を辞書引きできることもKindleの特長ですが、現在のところ、日本語の辞書は入ってません。
(いずれ日本のAmazonからもサービスが開始されるならば、英和または国語辞典が選択できるようになるんでしょうかね?)

英辞郎●MOBI/Kindle対応版(K3/K4/KT/MOBI) ←販売元のサイト

ダウンロード販売されているKindle用の「英辞郎」をDocumentsフォルダに格納し、それをデフォルトの英英から変更して辞書設定すると、単語をタッチするだけで日本語訳がポップアップしてくれます。
洋書を読むにはだいぶ助かる機能なのでもちろん購入しました。
(Paypalで支払可能。
 過去のバージョンを買ってアカウントを持っている場合は優待で1000円です。)

私がKindleとほぼ同時くらいに購入した時点でのバージョンは132、mobi版/Kindle3/Kindle4/KindleTouch それぞれ用の4種類を全部ダウンロードすることができます。

詳しくは販売サイトに掲載されたスクリーンショットを見て頂きたいですが、ある程度変化形になっていても正確に辞書引きできますし、そのまま指を滑らせることで複数単語も選択できるので熟語検索もOK。
発音記号も表示されますし、もっと用例の詳細をみたいときは辞書本体のページに飛ぶことも出来ます。
(上記ページのスクリーンショットでは、本文の文字を見やすいようにものすごく巨大に設定してあります。)

単語をタッチして(ページめくりと区別するためか若干の長押しが必要)暗転→訳表示 までは「よいしょ!」程度の間があくので正直、もっと速いといいんだがなあと思うのは確か。
今後のファームウェアアップデートでこの辺りの高速化は期待できるとコミミにはさんでいるので楽しみにしています。

・・・しかしまあ、そんなのは全然許せるほど、「触るだけで意味が出る」のは便利な機能ではあります。
(普段、デスクトップのブラウザでもマウスonで単語訳が出る拡張機能は超愛用。)
あまり辞書をひきまくっていても、動作的にも視覚的にも気が散るし、なるべくこういうものに頼らなくなるような学習努力は並行したいと思っていますが。
むしろ、もともと入っている英英辞典を駆使するくらいになりたいものです。


120214Kindleの書籍は、まずはサンプルのダウンロードが出来ることが気に入ってます。
たいてい最初の一章程度の長さがお試しで読めるので、引き続き買ってもいいか・もうこれで満足か(そういうのも何冊か有り...)がだいたい判断可能。
購入候補はAmazon.comでのWishList(欲しいものリスト)に入れておくと、Kindle端末からも直接閲覧出来るし、サンプルを落としたり購入も容易なので便利です。

Kindleで販売されている作品でも、アジア地域のユーザには販売してくれない制限があったり(意外と多い)、昔は買えたのに今はKindle化されていない(例えばTwilight sagaなど)ものなど、欲しい本がなんでもKindleで読めるわけではないのがつらいところ。
電子化については、作者や版元の意向も関係する件はどの国でも同じなのでしょう。
それでもやはりAmazonの提供する書籍数はすごいです。
あーもっと楽しめるよう真面目に勉強しておくべきだったなあ!


・・・とまあ、届いて以来、ざっとメモしておいたことを記事にしてみました。
Kindleの場合、数年前の登場以来から使っている人も多くて、発信されている様々な試行錯誤やまめちしきの情報にはとてもお世話になっています。
(今回も各種設定でだいぶ助かりました。スクリーンショットを撮るのは「ホームボタン長押し+画面タッチ」というのも覚えた!)


○月にスタートと何度かニュースに出ては、いまだ実現してないKindle日本展開、春からという話はどうなってるのかなー。

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2012.02.15

Kindle Touchが届きました(カバーも買いました)。

先週末、Kindle Touchが米国から届きました。
9日に注文して12日の朝に玄関に到着という素早さ!
(Amazonの画面で荷物のトラッキングができるので、あちらの拠点を移動後に成田空港にたどり着く足跡が刻々と確認できて、待っているのも面白かったです。)

120214

Kindleのサービス自体は、デスクトップ版やiOS版で以前からぼちぼち使ってまして、自分でmobi形式に変換した書類も含めるといま30冊くらい入れてるかな?という感じ。
日本語の雑誌や単行本等のいわゆる"自炊"データは、アプリ等も別の閲覧手段で分けているので、Kindle上で読むのは基本、洋書専用にしようと思っています。
(という理由もあるので、そろそろ「来る」と言われている日本発売は待たなくてもいいかな~と今回踏み切りました。)

学生時代からの過去にペーパーバックで原書を購入したけれど、ぶ厚さと紙質の悪さによる経年劣化も酷く、引っ越しの度に処分していった(昨年の地震の片付けでもだいぶ廃棄)ものを少しづつデータで買い直している分もありまして。
積ん読またはつまみ食い読み気味ですけれど、Stephen Kingの初~中期くらい等が多め。もともと大ファンなのです。

最近だと、ナルニア物語の「The Voyage of the Dawn Treader(映画『アスラン王と魔法の島』の原作「朝びらき丸 東の海へ」)」や、村上春樹「What I Talk About When I Talk About Running(走ることについて語るときに僕の語ること)」を購入しました。

翻訳本や映画で面白かったものは一応原語で読んでみたい主義なのですが、資格の勉強等とは全く関係なくて(ニュース的なものや語数が設定された教材っぽいものはつまらないし...)これは純粋に趣味です。
特に円高の今、洋書が数ドルで手元に一瞬で届くことは、驚異的に便利に感じます。
買いまくって散財に悩むほどのスピードで読めないのが、残念というか効率的というべきか…!
あわせてオーディオブックも買うほうなのですが、Audibleに入会して1ヶ月1作づつの配信を確実に消化する程の力が無い。
だいぶ割高かつ置き場も嵩張るのが悔しいですが、日本のAmazonからCDボックスで年に何作かづつ購入してます。
Kindleにもテキスト読み上げ機能がついてますけれど、とりあえず人間の朗読で楽しみたいです。


Kindleは、iOSのアプリがある以上は操作・携帯性も十分だったので、専用機まで必要かどうかは非常に微妙なところだったのですが...いよいよタッチ画面式が発売になってから物欲が再燃した気がします。
輸入代行業者や出張等を利用して早々に入手した人々のレビューもネット上には多くありますので、けっこう予習も進んでいた今月の初め、ようやく出荷が開始されたのでした。
Kindle Touch: Touchscreen e-Reader with Wi-Fi, 6" E Ink Display

現状、Amazon.com直送のTouchの場合、Wi-Fi仕様かつ広告無し版の1機種(139ドル)しか選択できません。
これに送料を(到着までの日数で2種類の価格が選択できますが、ほとんど違わないので最速:3-4日にて届くほうで)加えたミニマム構成で、現在のレートでだいたい13,000円弱くらいだそうです。

私の場合、カバー(39.99ドル)も一緒に購入したので総額209.75ドル、このときは16,747円でした。
買ったのはこの革張りのもの。色は何種類かありますが、明るい茶色を選択。
Amazon Kindle Touch Leather Cover, Saddle Tan

これはAmazon純正のものですが、他にも「Kindle Touch cover」で検索をかけるとお値段もピンキリで様々な素材やデザインのものがあってもう迷いまくりです!
しかし日本へ出荷してくれない製品もあるので一緒に送ってもらいたい場合はよく注意したほうがいいです。
カバーだけなら(他社メーカーのものなら)日本のAmazonでも購入できるので、値段やデザインを下調べしてからのほうがいいでしょう。
詳細後述しますが今回購入の純正革カバー、使い勝手もデザインも大変気に入ってましてかなりオススメです。

あと意外と盲点ですが、充電時のコンセントアダプターは別売りです。(同梱価格9.99ドル)
付属のUSBケーブルでパソコンから充電できるので要らないっちゃ要らないのかもしれませんが、あれば安心な気もします。
昔は最初からついてたような気がするけどなあ。
(特殊な構造になっているようで、iPhone用等のUSBアダプターでは兼用出来ないそうなのでご注意を。)
電池は、Wi-Fi切ってる状態で使うと2ヶ月(!)もつと書いてあります。
ここがe-ink画面の良いところですね。

120214 120214

本体は、213gと非常に軽いです。
6インチ画面は大きすぎず小さすぎずで、ごく普通の活字読書専用ならば実に使いやすいです。
(字のサイズはいくらでも設定で変えられますから。絵本並みに大型フォントにして読むのが私は楽しい。)

また、昔のKindleのように粒状フルキーボードも無くホームボタン1個だけなので、パッと見は今どきのタブレット端末と何も変わらない印象です。
写真では画面中央下にある4列なスピーカー穴のようにみえるかもしれませんが、単にそういうデザインの1つボタンです。
真下に、給電兼PCとのUSB接続穴・イヤホン穴・電源兼スリープ復帰スイッチが一列についていて、全体的に無駄なくスッキリしたデザイン。

120214 120214

専用カバーですが、樹脂製でスッポリ背面を覆うシェル型の容器に革が張られており、画面側にシンプルな蓋(スナップやベルトも無し)がついている構造。
今までのKindleの純正カバーは、内側の金具で本体の穴に引っかけるタイプだったかと思うのですが、それに較べると外れたり傷ついたりする心配がなくて良いですね。

前述の、スイッチや接続穴群の箇所のみ空いていて、かなりシッカリ・スッポリと本体をはめ込む事が出来ます。
その固定力のせいで、枠に対する「押さえ」が全く必要無いので、見た目がカバーとほぼ一体化。
iPad用にもそういうのがありますが、本体四隅をゴム紐や三角のパーツみたいなので押さえてあるカバーがどうしても好きになれなかったので、今回のシェル型デザイン、とても気に入りました。

革は、これ合皮ですよと言われても納得できるほど質感も一定で(艶は適度に有り)色も鮮やか。
蓋部に、よーく見ないとわからないほど浅く「kindle」の型押しも。
シェルの上にピシっと張り付けられた薄ーい革なので、下の樹脂容器部のコツコツと硬い素材感も、ダイレクトに判ります。
革製品特有の触感や上品な見かけは期待するだけ無駄でしょう。レビューで怒ってる人、きっとそれが原因でしょう...。

しかし革張りであることは意外と効いていて、手のひらに馴染む(ナイロンのように嫌な滑り感がない)し、嗅いでみるとホンノリとそれっぽい香りもします。
発色はだいたい画像どおりだと思います。
赤が無いのは残念でパープルとも迷ったけれど、このサドルタン色は綺麗で良い茶革色ですよ!

フタは、パタンと完全に後ろへ折り返すことが出来ます。
フタ裏は起毛素材で出来ているので、閉じているときは画面に優しく、読んでいるときは手に心地良し。
(なので、画面の保護フィルム的なものは、今のところ必要性を感じないので購入していません。)

120214 120214

約110グラムで、本体(213g)にこの重さを足して許せるかどうかがカバー購入の決め手になると思います。
このタイプでなく、袋状のスリーブケースから取り出したい方もいるでしょうし、実際かっこいいのもたくさん売ってます。
しかし!シェル型つけて心から良かったと思える件がひとつ。

このKindle、背面は透明なラバーみたいな素材で覆われていて、滑り止めとしての機能を狙っているんでしょうが触感は限りなくヌルンとした感じ。
シャープペンシルのラバーグリップが苦手な人には理解してもらえるであろう、この素材特有のねろねろさが強力です。
いやあどんなに薄いのでも良い。手に触れる部分を革で覆うことが出来て良かった!
・・・のホッとした心境であります。

ちなみにこれ、同じデザインでLEDの引き出し式読書灯がついたタイプ(59.99ドル)のもあります。
Kindleの画面はiPad等と違ってバックライトが無いので、寝床や乗り物内等、暗いところで読む環境の人には必須かと思われますが、私の場合どう考えても暗くなったら即寝るであろうと思われるので買いませんでしたっ。

というわけで、この専用カバーはじゅうぶんに合格点。
革とはいえ無駄に高級すぎないところも軽やかで好きです。


長くなりましたので、設定や操作感等については、次回に続けます。

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2011.05.22

収納特集雑誌を読みながらもくもくと。

実行出来ているかは別として、収納インテリアや片付けHow toの特集を読むのが大好きなのですが、今回も立て続けに出ていたのでつい...。

誌面の、サッパリと美しく片付いたインテリア例の数々を眺めていると背中を押されますよ!
というわけで、今週に入って書籍や服の整理が粛々と進みつつあります。
しっかし、ちょっと処分したくらいでは全く減った気がしないなあ。
Casa BRUTUS (カーサ・ブルータス) 2011年 06月号
CREA (クレア) 2011年 06月号


B004WDQ79ECasa Brutusは先月のインテリア特集もたいへん面白かったのです(写真の色づかいに特徴があるからかもしれないけど、どの取材先も海外の部屋みたいな異世界っぽいお洒落さ:つまり、ハードルが高そうだけど見ているぶんには楽しい:が出ていてよかった)。

今号は「美しい収納術」のテーマどおり、仕舞ってある部屋の景色までもが整然とかっこいい例が多数。
載ってるのはどちらかといえば造り付けのオーダー収納がほとんどなので、明日から真似したいというよりは、「見ておけばいつか役立つのでは」と淡い期待を抱きながら眺める写真集みたいな感じです。
(表紙画像の、階段に引き出しを埋め込んであるおうちがすごい。数字デザインの引き手金具がまた可愛いんだ...)
棚の据え方というか、空間の切り方がどの家も特徴あって素晴らしいです。

空き箱大好きな人(私です。「使えそうなの」をためすぎていつも取捨選択に困ってます。)にも必見の箱活用術記事も。
その他、無印良品のキャビネット活用例や、(全然関係ないけど)おいしいドーナツ大特集も良かったです。


B004XCWVZICREAは、さらっと表紙画像だけ眺めてポチってしまったけれどこれはBrutusより実用度が高くて大当たり感があり。
女性向け内容でよければおすすめです。
モノがたくさんあることを前提にした片付け術がたくさん解説されていて、あんまり「捨てなさい」「ものをなくしなさい」と言ってないところがいい(笑)。
"最低限の数"って、人によっていろいろですからね・・・

空間を上手く使って見通し良くものを収める方法がたくさん載っているので非常に参考になりました。
特に、「読書家のための本整理術案内」の記事が好き。
冒頭の、壁面全部を棚にしている部屋は圧巻。
使いやすく見栄えのする置き方解説などはすぐにでも真似したい件がいくつもありました。
収納・整理特集であることの延長として、仕事鞄の中身や机の上、手帳の中身までたくさんの例が覗き見れるページがあったことは予想外の収穫というか、これらも面白かったのでぜひ。


ただ、こういう雑誌の綺麗な部屋例写真を眺めると「これは3/11より前の取材なんだろうか」「このかっこいい棚にびっしり乗っているコレクションは無事だったのだろうか」ということを心配するようになりました。
今回読んだおうちの数々、大丈夫だったのかなー。


110520・・・うちの本棚はもう大丈夫っす!
それどころか懲りずにまだまだ本が欲しい状況。

いわゆる"自炊"をやって棚の隙間を増やしたいです。
3割くらいのスペースがいつも空っぽのほうが見た目も使い勝手も余裕があって気持ちいいんじゃないかなあと。
物色し始めると雑誌類は特に、情報が古すぎて「これ電子化したところで読まないだろうな」と思われる在庫もまた多くて(なんで何年もとっておいたんだろう?)。
自炊じゃなくてふつうに廃棄の作業がまだ多い。

このごろのドキュメントスキャナの高機能さにはびっくりですね。
ガンガン読み込んでデータを作ってくれるので、片っ端から電子化したくなる衝動が!
夫の名刺管理も大量に頼まれているのですが、文字認識できるPDFとしてスキャンすればあとから検索も可能なので殆ど手間なく終わりそうです。
裁断機などは持ってないので(どこにしまっていいかわからないし)、とりあえず雑誌だけを手持ちカッターでさくさくと切っては機械に通していますが、まあ今のところこの道具レベルで十分です。

私はつい近年まで
「PDFになっているマニュアルやチュートリアルを紙に印刷して読まないと頭に入らない(そのあとちゃんと簡易的な製本もして本棚に並べる)」
という実に真逆なことを好んでいたのです。

なので、"自炊"については慎重派だったのですが、電子化で片付く気持ちよさを知ってしまうと時代は変わったなあとしみじみ。
なんでもかんでもバッサリ切り取る勇気はないのですが、面白いのでこの作業、ちょっとづつ進めていこうと思います。

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2011.01.19

デジタル雑誌の年間購読を始めました。

B004FV7QFCもうかれこれ6、7年くらいは読み続けている雑誌、pen。
デザインや写真などの気になる特集号だけ買っていたり、定期購読していた時期も。
でもまあ、だいたい毎号が個人的興味の範囲内なのでハズレ無しの感じがします。
(巻頭に毎回ある世界各都市のトレンド情報をまとめたページも好きなのだ..)
Pen オフィシャルサイト

過去の号は、厳選に厳選を重ねて保管してきたけれど、もうそろそろ、本棚の「ここはpen用」と決めた場所に隙間が無くなってきました。
ぎゅうぎゅうに詰め込みすぎているので引っ張り出すのが面倒なだけでなく、ホチキス綴じ基本の雑誌なので背からは内容がわからない。
資料として貴重なのはわかっているし、だからだいぶ昔のもとってあるのだけれど、その割には手に取る率も減ってきています。
・・・というわけで、いま私の中で"自炊"というとこの雑誌が浮かぶほど、我が家でデジタル化したい蔵書、ナンバーワンといえます。
(PDF化、きっといつかするだろうけど、まだふんぎりがつかない。
でも、そうしないとずっと見ない気がするから、近い時期に決行する予感は有り。
こういう雑誌なら裁断機買ったりする程じゃないと思うし...。)


今回、デジタル版の購読に踏み切ってみたのは、ずばり「最初から紙じゃない(本棚に押し込まなくて済む)」状態だから。
サービス内容をよく調べて、これなら行けそうと思ったので、「ちら見」で機能を確かめたあと、いきなり年間まとめて契約しちゃった。
Pen(ペン)<デジタル>|雑誌のFujisan.co.jp

デジタル雑誌版は、年間23冊で9900円(1冊あたり430円)、単号買いだと1冊450円。
単号買いで試して次号から年間に踏み切ってもよかったかな。
紙で買うと、号にもよりますがだいたい600円台。
デジタルならネットがつながっている限りは買い忘れもないし、お得なのは確かです!


本誌に限りませんが、デジタル雑誌は広告が表示されないのでそれが欠点といえば欠点かもしれません。
penは、ファッション関連のポスターっぽい綺麗な写真の全面広告で掲載されていることが多いので寂しい。
そういうのがあるとおぼしきページは真っ白だなあ。
しかし、この雑誌はそういう空きが気になるほどあちこちにあるわけでないし、ブランドと組んで記事を作る(今号で言えばルイヴィトンのページ)ことも多いので、そういうのは削られずに読めるからいいんじゃないかなということで良しとしました。


総合的には購入したことをとても満足しています。
ちなみに、OS関係なく、デスクトップ以外にiPhoneやiPadでも専用リーダーで閲覧できます。
以下、いいなと思ったところ。

・ダウンロードではなく、購読サイトにログインしてストリーミング的に読む形になるので、今のところは端末の登録や台数制限といった煩わしさの無いのが素晴らしい。
 (出先のモバイルマシンから読んだり、同じくこの雑誌をよく読む夫と情報共有できるのが有り難いと思う。)

・iPhoneとiPad用の専用リーダーアプリがあり(Fujisan Reader)、これもログイン形式で取りに行く形にはなるが、こちらはいったん読み込んだらキャッシュとして残るのでオフライン読みにも対応している。50冊まで貯められるそう。
 かなりの拡大率まで美しく読めるので、iPadで読むのは当然ラクだし便利なのだけど、iPhone4の高精細画面に表示されるこの雑誌ならではの美しい写真の数々、ガラスに直接貼り付けてあるみたいでほんとに綺麗!壁紙にしたいくらい。
これらアプリ版リーダーは、拡大率を維持したままページがめくれるのでデスクトップ版より便利。

・Kindleのように、iPhoneとiPad用の閲覧アプリから直接購入ということができないのは惜しいかもしれない。
 (ログインすると、あらかじめ契約済みの閲覧可能雑誌のサムネイルが表示されている。)

・デスクトップ版のFujisan Readerは、めくり以外にも、検索やしおりなどの基本的な機能はついている。
 可能なページはコンテンツにもよると書いてあるけれど、今号に関しては特に問題なくページごとに印刷ボタンもついている。
 (印刷が出来るということは、プリンタが選べるということなのでページごとのPDF化も出来た。
 私の場合はプリンタ選択にあらわれる「OneNoteに送る」という機能も重宝しそう。)
 同時に他のウインドウやアプリケーションを選択したりすると雑誌閲覧画面がホワイトアウトするような機能になっているが、キー操作でスクリーンショットも撮れるし、矩形選択してショットを撮るようなソフトも動作した。
 OneNoteの「画面の領域の取り込み」で選択して取り込むこともOK。
 つまり、もし必要ならば『私的利用におけるスクラップ(クリッピング)ノート』は工夫次第で作れることは確認できた。

・これは要登録なのだけど、新刊が発売されると目次情報をメールしてくれるので、忘れずに初日から読める。
 購読期間が終わると自動更新されるかについてはデフォルトでONになっているが、とりあえずこれはOFFにしてみた。


Penは、写真や画像の美しさも売りの大きなひとつなので、デジタル版、堪能しています。
デスクトップの大画面にバーンとひろげて(時には、こまかい文字の記事はググッと拡大して)読めるのは、良い時代になったなあと。
紙の本のいいところも、たくさんわかっているつもりです。
でも、今回に限っては、この楽しみ方は魅力的に感じました。
1年よくよく検証して、紙に戻るかデジタルを続けるかを考えたいと思います。

今号の特集も良いですよ。
もちろん紙版でも、是非。
Pen (ペン) 2011年 2/1号(Amazon)
アートな写真の数々(ノルウェイの森に出てた水原希子ちゃんの写真がステキー!)と、歴史的・芸術的・科学的見地からの「女性の美しさ」をわかりやすく解説した記事も面白いです。
絵を描く人にもきっとためになる特集じゃないでしょうか。

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2009.11.13

「Kindle for PC」を使いはじめました。

091113a大いに興味があったので「買った人」のレビューはしょっちゅう読んでいたのですが、いろんな意味で敷居が高いので、いまだに踏み切れないKindle。
(Amazonのトップページで「ただ今出荷中」とか書いてあるバナーを見る度に、うぅむ..、とは思う。)

そんななか、つい先日、PC版のソフトが無料ダウンロードできると知ったので、まずはAmazon.comのアカウントを作り、Kindle for PCを入れてみました。

参考にしたブログはこちら。既にKindle本体も購入、活用されています。
Going My Way: Kindle でつけたブックマークやノートがちゃんと同期する、Kindle for PC

立ち上がり後、一度アカウントを入力してしまえば特に難しいことはなにもありません。
とはいえ、私はこれが最初のKindleなので、所有しているデータはゼロ。
画面には何も表示されていないので、右上の「Shop in Kindle Store」を押して、Amazon.com: Kindle Books: Kindle Storeのページに行ってみました。
(Kindre Store自体のトップページはこちら)

目当ての本をみつけたら、最初の何ページかを収めたサンプル版は無料で提供されているので、まずはこういうのだけでもしばらくいけるんじゃいかと予想。
「Send sample now」を押していけば、インストールしたKindle for PCに連動し(「Deliver to:」で、登録済みのKindleなど場所を選んで送り込むこともできます)、そのなかにサンプルデータが送り込まれるのでとっても簡単。


・・・というような操作を経て、Kindle for PCのHome画面にいくつかサンプル版のデータを並べてみました。
マウスオーバーすれば、完全版を購入するためのBuy Nowボタンが現れますし、Amazonの詳細ページに行くことも出来ます。

そして、中身を読むにはダブルクリックします。
機能は、わりとシンプルです。
でもフォントがかなりの大きさまで拡大できたり、可読範囲を画面いっぱい近くまで拡げられるのは非常に読みやすいですね。
ブックマークは、ページ右上のカドをクリックすると「ミミが折れ曲がる」表示になるのがカワイイ。
表紙など、色つきのデータで入っている場合はカラーで表示されるのはいまのところKindleには出来ないことですが、それ以外の機能は至って簡素。
ぱっと見、昔のAcrobatReaderみたいな感じかも。デザインがおしゃれじゃないことも含めて.....。

今後もソフトウェアアップデートが進んでいくとききましたが、メモ機能や音声読み上げや検索機能や辞書連動など、Kindle並みの機能がついてしまったらそれはそれで売り上げに響くんじゃないかと思うので。
あえてシンプルすぎる仕様にすることで本体購入への飢餓感を煽っているような感じも大いにありますね。
でも、読むための補助としていろいろ語彙系の情報を書き込みたいので、「メモ」はいちばん欲しい感じがします。
他のデバイスにも同期されるというし、便利だろうなと。
(GoogleToolbarのごとく、マウスオーバー辞書なんかが装備されたら素晴らしいけどいまのところ無理だからね~)


とはいえ、私としては、この「Kindle for PC」から読むというそれだけでも、試しにデータ購入をしたくなってきた。
(--というような、Kindle持ってないユーザーからも取り込みたいのが目的でこのソフトが配布されているのだろうとは思う。
ノートパソコンに入れれば、VAIOなどがシンプル版のKindleに変身するわけだから、これはこれで便利だろうと。)

全く未読の小説を購入して楽しむほどの意欲(と英語力)は無いんですが、翻訳で読んで気に入った小説の原作や、好きな映画のノベライズ本に挑戦するのは、実際に読み通すかどうかは別として結構好きで。
でも、ペーパーバックって、やたらと文字が小さく詰まっている上に、厚くて本棚でも場所をとるんです。
紙質が電話帳的に微妙なので軽量なところは利点かもですが。

夫も昔はずいぶんこういうのも読んでいたようなのですが、引っ越す度に厳選処分して、現在残っているものは紙が古びてしまってますます読みにくいという悪循環・・・今は本棚の飾りになっている状態。
私自身は、近年はあまり買ってませんがStephen Kingのモダンホラー小説がすごーーーーく好きで、特に初期の頃の作品は頭に染みつくくらい(翻訳で)読み込みました。
そういうのを、劣化しなくてかさばらないかたちで原書ペーパーバックで揃えられたら本当に理想なんですよね。
この人くらいのベストセラー作家なら、ほとんどの作品でAudio Bookが揃っていて、なおかつ日本のAmazon洋書部門からも買えるので、こういう音声データ+活字の組み合わせでまた勉強のつもりで読んでみようと思っていたところで。

本は紙じゃないとダメだという方も多いとは思いますが、空間占有率的にもデジタルのほうがずっと便利な場合もあるので、使い分けしたいところです。
そして、日本語の本こそ、データでなら購入してもいいけれど本棚に蓄積してまでは欲しくない。っていう分野が自分の中では確実にあるので・・・。
日本版のKindle・・・出版や著作権まわりのいろんな事情を想像すると、まだまだ実現は難しそうな気はしますが。

とりあえず、現状Mac版のこのソフトがないことと、iPhone用のKindleが日本のアカウントからはダウンロードできないという非常に悲しい件は何とかして欲しいです。
(青空文庫リーダーの「豊平文庫」はかなり愛用してまして、「画面で読書」もなかなか快適だと感じています。)


と、サンプル版を何個か入れただけの身でここまで語ってみる。

そうそう、必ずしも大ベストセラークラスでもKindleデータで存在しない本も結構あり、さらに、アジア地域のアカウントには売ってくれないデータというのもあり。
なので、自分が揃えたいと思っている本がダウンロード可能なのか・どれくらいの値段で売っているのか、を調べ中です。
若干、紙の本より高いですが、たいてい10ドル未満だし、円高のお得なときに送料抜きで買えるというのはかなり魅力を感じます。
(Kindle買った場合も、PCをとおしてUSB経由でKindleにデータを入れれば2ドル弱の「国際3G手数料」もかからない、とAmazonのページで解読しましたが違いますでしょうか?)

せっかくのカラー表示なのに、雑誌や新聞系はこのソフトで購読できないのは非常に残念。
まだまだいろいろと制限があるんでしょうね。

日本ではKindle自体まだまだあたらしもの好きの一部の方しか持ってないとは思うのですけれど、アメリカではこれを通勤途中とか公園のベンチとかで、ほんとうに使ってる人いるのかなあ。
現物を一度も見たことがない(というか、電子ブックリーダー専用機を持っている人を見たこともない)ので、どういう感じなのか興味津々です。
Amazon.comみていると、本体用のカバーや保護シールみたいなのがいろいろあって、これもまたiPhoneのカバー選びのように楽しいのではないかと予想。
妄想は尽きません。
どうしようかなー!(それ以前に語学力を高めたい気も...。)

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