2022.04.19
マンガベのシルバーフォックスを育て始めました。
昨年の春にPWが募集した、ラグランジアブライダルシャワーという新種のアジサイの育成モニターに選ばれた話はここにも書きました。
●過去記事:
・ラグランジア ブライダルシャワーを初めて育てたまとめ記録(3-6月)
・園芸活動専用のシステム手帳を作っています。(ファイロファックス ヘリテージ)
InstagramやGreenSnapなどのSNSを通じて定期的にアンバサダー募集がされているようなので、今年もダメ元で別部門に応募してみたところ。
なんと、当たった...!
私が選んだのはマンガベ部門のシルバーフォックスという品種。
○マンガベ | PW ガーデニング|園芸|花苗|低木|多肉植物|花|植物 PROVEN WINNERS プルーブンウィナーズ
マンガベは上記のページに解説されているように、アガベとマンフレダを掛け合わせた植物です。
PWから出ているこれら6種類以外にも、さまざまな品種が存在しています。
日本でも、昨今の多肉植物(特にアガベの)人気と共に認知度が上がってきている感じかな?
実はここ1年ほどで私のなかでも多肉植物ブームが発生し、じわじわと所有数が増えているのです...
マンガベ自体は未経験ですが その「親」であるアガベは、ごく小さいのを(形の整った人気品種は万年筆みたいな値段がついてるので!)いくつか楽しく育てているのですよ。※記事の終わりに画像載せました
シルバーフォックスは、アガベ側の血が濃い姿(肉厚で、いかつい感じ。マンフレダ特有の斑点も薄くて細かい...)をしているので、以前からカッコいいなと思っていたのでした。
葉の紫がかった銀色は、他の小さな多肉植物のように季節特有なのか、または小さいうちだけなのか...
そういうのも全くわからないので、今後検証していきたいと思います。
近所のホームセンターでも少量の取り扱いはあるんです。
しかし置き場所の気温が低すぎるのか、傷んだバナナみたいになっている株ばかりで。
今回、初めて「ちゃんとした形」のシルバーフォックスの現物を見ることが出来て、ぜんぜん違う...と感激しました。
届いた時点では3号くらいのポットに入っていたので、まずは5号鉢に植え込むことに。
張り切って、ちょっとカッコいい(そして、プラ鉢の割にちょっとお高い...)鉢をホームセンターで買ってきたのでした。
○リッチェル Richell ボタニー ラウンドポット 15型 ブルー 171614←Amazon
ストーン素材っぽい見た目と厚みに反して、軽くて割れることもなくとても扱いやすいので。
私はボタニー鉢のシリーズをいろいろ持ってるのです。
(とっておきの植物はこれに植えたい気分)
『マンションベランダなので、そこそこコンパクトめに育て、締まった株姿を維持する方針で考えています』
なーんて今回の応募要項へ正直に書いてしまいました。
「大きく元気に育てる」が特長の品種が多いPWに向かってそんなことを...!
そういう計画なので、大きい鉢には植えないし、草花向け培養土でなくアガベ等で使用中の水はけ重視の粒状土を選びました。
元々入っていたビニールポットの培養土はミニ熊手で全部落として、みっしりな根っこをほぐしてから植え込みましたよ。
でも、昨年のラグランジアも1年でだいぶ巨大化しちゃったし、多肉も単鉢で成長させるのが好きだったりします。
そういう育て癖(?)があるので、さてどうなるかなぁ。
去年は「枯らしたら申し訳ない」という過剰な責任感でラグランジアを育てていたので肩に力が入っちゃって、疲れてたときもありました。
私にとって多肉方面は1年かそこらしか経験していないので...まだまだわからないことだらけ。
完全に初心者と開き直って、試行錯誤を楽しもうかと思っています。
枯れたらスイマセンの精神で...。
梅雨が最初の関門かなあ。
以下は、去年から育てているうちのアガベ達。
春になってから、ちょっと大きくなってきたなぁ。
そして2年目を迎えた(落葉した冬の間に植え替えをした)ラグランジアブライダルシャワー、最初の花らしきものが出現しました。
楽しみ!
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2022.03.17
システム手帳に作ったベランダ園芸まとめリフィル、1年分を載せてみました。
以前「システム手帳STYLE」にちょこっと載せて頂きましたが、システム手帳に記録する園芸活動は現在も継続中です。
●過去記事:「システム手帳STYLE VOL.6」に園芸手帳が載りました。
今年からは普通の手帳やノートでも構わないかな?と思ったこともありますが。
相性のよい記録フォーマットをメーカーの壁を越えて無駄なく組み合わせたり、好きな期間で区切って束ねられる自由度の高さがなかなか良いのです。
(今年も、毎日のお世話メモはBindexの週間。
それを見開き月間で俯瞰できるよう転記したり次年度への伝言を書いておくリフィルはKnoxの月間ブロックインデックス付 で進行中。
園芸店での買い物レシートは、今までの使い損じリフィルに貼り付けて、セリアで買い溜めした紙製バインダーにスクラップしています。
マメだなあ私。)
そのほかに月1ペース程度で、ベランダ内の植物構成を記録しておきたくて、園芸アルバム のようなものを写真入りで作っています。
記述は私にしかわからないような内容が多いですが、毎月刻々とその季節らしい植物が旺盛になり、花も咲き、の移り変わりを眺めるのがとても楽しいです。
↓ つい最近つくった2-3月号 (多肉植物にややハマりつつある...)
↓ 1月号 (冬越しした2年目のマーガレットが巨大化して満開に)
↓ 2021年12月号(半額セールで大量購入した球根を植えまくった月)
↓ 2021年10月号 (ペチュニアがものすごい勢いで咲いてる)
↓ 2021年9月号 (コメリの折りたたみ式鉢台の便利さに気付いた月)
↓ 2021年8月号 (大きく育って咲いたラグランジアブライダルシャワー、翌3月現在は続々と新芽展開中)
↓ 2021年7月号 (梅雨シーズンの、株元カビに悩まされている)
↓ 2021年6月号 (梅雨入りは6/14。ハサミ大好きゆえに切り戻しをやりすぎ、いくつかの鉢が星になった)
↓ 2021年5月号 (カーネーションやナデシコが好きなので、母の日シーズンは嬉しい)
↓ 2021年4月号 (アンジェリケという可愛い薄ピンクのチューリップ、2022年はプランターいっぱいに植えたよ)
↓ 2021年3月号 (1年前の植物の数がずいぶんスッキリで、水やりもしやすそうなことに驚き...。)
このように眺めていると
「植物の数が今はずいぶん増えて、一年前とはベランダの密度が違う..」
「それなりに蘊蓄がたまったせいか、すぐ枯らしていたあの植物が長生きしてる..」
等、季節感以外に(自己満足で)わかることもあります。
今まで成功したことが無かったのですが、ももいろハートやいちごシェイク:サントリーフラワーズのペチュニア:、そしてマーガレット:これもサントリーフラワーズのボンザマーガレット:が冬を越して2年目の春を迎えようとしています。
普通ならちいさなポット苗を店で買い集めるシーズンに入りましたが。
冬越しを成功すると大株から咲く花を春から楽しむことが出来るので、育てるのがとてもラクです。
●過去記事:11月の園芸話(ペチュニアの花は ほぼ終了) ←ここに写っているペチュニアは酷寒な季節を乗り越えて、ちょうどいま2022年最初の花がポンポンと咲き始めています。
下の写真はサントリーフラワーズの「ももいろハート」というサフィニア。
大鉢に植え替えたばかりですが、いい感じに可愛く開花が始まりました!
園芸は基本、孤独に進めていく趣味ではありますが、SNSやYouTubeといった場所に助けられています。
コロナ禍関係なく、同好の方々の育成状況を見て勉強させてもらったりコメント欄で交流も出来るのが現代のいいところ。
文具だけでなく植物のお友だちもたくさん出来たらいいな...
YouTubeの「カーメン君 ガーデンチャンネル」のメンバーシップ会員(月980円)になってもう1年くらいになるかも。
毎週ライブ配信をやっていて、Instagramでの投稿もとりあげて感想やら助言をもらったりetc.も出来るのですよ。
ゴハンどきとかぶるので、全部通してリアルタイム参加したことはほとんど無いのですが、とても楽しく勉強になる世界です。
○「カーメン君」ガーデンチャンネル - YouTube
園芸はまだまだ未知なことが多く、初心者ですからと開き直りつついろいろと調べては試すのが楽しいです。
私にとっては唯一のアウトドア活動とも言えるし、運動能力維持にも貢献してくれるから、長く続けられたらいいなあ。
そしてこのようにコマゴマと手帳を作ることは、
文具(ペンや手帳)をじっくり使って楽しむ欲も満たされる絶好の機会。
植物を育てることと同等に真剣に取り組みたいです。
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2021.11.25
11月の園芸話(ペチュニアの花は ほぼ終了)
ベランダ園芸、そろそろ超初心者は脱出できたかな?
というくらいの月日は経った気がします。 コロナ禍はじまって以来、意外と飽きてない!
つい先週まで、ペチュニアがわんさか咲いてました。
うちのベランダは、この時期の日当たりがとても良くて。
夏の花がずっと元気だったのです...
しかしいよいよ最低気温が1℃などと連日予報されるようになり、動きが止まってきました。
今週はペチュニアやトレニアなどを、ゴメンネーと声をかけつつざくざく切り戻して小さくしています。
これでいきなり処分というよりは、(このあと新葉が展開してくるくらいに元気ならば)冬越しを祈りつつお世話を続けたいと思っています。
ちなみに、私が春から育てたペチュニアのなかでは、サントリーフラワーズのサフィニアアート「いちごシェイク」がいちばん花付きもよく、株本体がとても大きくなってくれました。
○サフィニアアート 花苗 | ガーデニング・園芸 | サントリーフラワーズ
↑
「るり色風ぐるま」というのが来春の新品種みたいです。楽しみ!!!
その向こうに見える 「サフィニア レッド」も秋になってからじゃんじゃん咲いてとても華やか。
葉も茎もがっしりとして強健なので、夜の寒さを乗り越えてくれると良いのですが...
サフィニアアートの中では不動の人気と言える「ももいろハート」は、春から育てるのは意外と苦労の連続で難しかった...(と去年も思いました)
株元のカビで半分溶けてしまったりで、なんと今年は梅雨を越せませんでした。
いま咲かせている鉢は、「花付き サフィニアアート」という8月売りの苗です。
これすごく良い企画だと思います。
湿気で次々に具合が悪くなっているのを見のはつらかったですし、やる気も減退しましたから。
そんななかで、梅雨以後にプロが管理してくれた人気苗を入手出来るなんて!
とワクワクして買ってきたのでした。
というわけで本日現在、いまだに花をつけているペチュニアは「ももいろハート」の鉢だけになりました。
ベランダは、パンジーやマーガレットetc.これから賑やかになるであろう秋冬構成に変わってきてます。
【番外編】
今年は多肉植物もいくつか育てています。
とくにアガベに興味津々で、栽培している人のYouTube動画やSNS投稿や育成本を片っ端から眺めているうちに(!)だんだんとハマってきました。
今かなり流行ってるんですよね〜
けっこういい値段がついてる植物なので、草花のようには気楽に増やせない状況。
初心者すぎて不安なので、今のところはちっちゃいのを3鉢だけ...
(笹の雪 / ガルシアメンドーサ / チタノタ ブルー)
夜の気温が低くなってきたので、とりあえずこの黒いお盆ごと夕方から部屋に入れてます。
ポカポカと日の当たる昼間は外に。
↓ いまのところ専門書っぽいものは下記のしかないので、付箋を貼りながら読み込んでます。
(毎月のお世話が詳しくわかるシリーズなので、エケベリアやコーデックスなども買っちゃった)
多肉植物 アガベ (NHK趣味の園芸 12か月栽培ナビNEO)
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2021.09.27
「システム手帳STYLE VOL.6」に園芸手帳が載りました。
28日発売の「システム手帳STYLE VOL.6」に、私がバイブルサイズの手帳に作っているベランダ園芸の記録を掲載して頂きました。
○システム手帳STYLE VOL.6 ←Amazon
今号は、多くの方々の実際の使用例がたくさん載っています。
先日まで読者からの情報も受け付けておりまして、私はそこに応募してみたのでした。
前回Vol.1での掲載時とは、システム手帳の使い方もだいぶ移り変わりました。
それではここらで、勝手に第二弾(!)を報告させて頂こう...とアンケートを送信した次第です。
園芸手帳はここでも何度か記事にしているもので、植物写真を貼り付けて作っているバイブルサイズのリフィルです。
私にとってはベランダのアルバムのようなものかな..。
★関連過去記事
・ベランダ園芸専用手帳を作っています。
・園芸活動専用のシステム手帳を作っています。(ファイロファックス ヘリテージ)
去年の11月から毎月見開きで作ってInstagramに投稿しています。
月1回記録する小さなベランダの植物たちは:枯れて存在が消えたり、新入りを育て始めたり様子も含め:季節感が刻々と変化していき....
あとから見返すのはとても面白いんです。
上記の過去記事リンク内にも画像がありますが、
このアルバムページとは別に、レフト式のBindexリフィルへ毎日の栽培記録をつけてます。
(マメだなー...
日々の記録は昨年の夏前から書いているので、昨年同時期の活動を参照できてとても便利なんです。
今日も液肥を施した件を記入。)
ベランダ園芸はコロナ禍ならではの活動なのかもしれませんが。
デジタルを介して同好の人々で集まったり、専門知識を得たり(主にYouTube..)できる時代になっているのは、本当にありがたいです。
↑これはいちばん最近の9月版。
カラーリーフが楽しい季節...
というわけで。
今号はたくさんの使用例以外にも魅力的な新製品の情報が満載されています。
この革はどんな手触りなんだろう...と凝視したページが多数。
私は頑固にバイブルサイズのユーザーですが、今期はM5のバインダーのラインナップにも驚愕です。
(オーセンとか..ピアスとか..プロッターとか..良いじゃないかー)
今年は都会の文具店を訪れたり、そろそろ出来るといいのですけれど。
来年の手帳については現在、脳内会議の真っ最中ですが。
システム手帳は確実に使っていくことでしょう。
これからも日々記録や情報の整理に活用していきたいと思っています。
●過去記事:「システム手帳STYLE」を読みました(絵日記が掲載されました)+ 手帳絵日記6月編
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2021.06.25
ラグランジア ブライダルシャワーを初めて育てたまとめ記録(3-6月)
3月頃の記事に、ラグランジア ブライダルシャワー というアジサイの育成モニターを始めたことを書きました。
●過去記事:園芸活動専用のシステム手帳を作っています。(ファイロファックス ヘリテージ)
→ PW社の品種紹介ページ : ラグランジア® ブライダルシャワー | PROVEN WINNERS (PW)
今は花が終わっている状態なのですが、せっかくなのでブログのほうでもこの時点までの経過をまとめておきたいと思います。
(リアルタイムなこまかい報告は、Instagramのほうで投稿しています。)
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3月20日に届いた苗は5号(直径15センチ)鉢に入っていました。
さっそくホームセンターでもう少し大きめの鉢を購入。
リッチェル製のボタニーというシリーズから選びました。
プラスチック鉢なのですが、かなりの厚地。
表面加工も、石や素焼きで出来ているような質感。
持ってみてその軽さで「あっプラ鉢なの?」と気付くぐらい良く出来ています。
そのかわりプラスチック鉢としてはちょっとだけお値段するかな。
しかし、同じく「石みたいな質感だけど軽い」グラスファイバー製などと較べれば格安なので。
私はボタニーシリーズがけっこう好きでいくつか既に使っています。
今回植え込んだのは、20型の「プレーンポット」で土容量3.3リットルです。
格好いいし、これで一年育てたら見映えするだろう...
公式サイトには、最初の年は小鉢で楽しめると書いてあったし。
と張り切ったのですが!(終盤の記述につづく)
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3週間目、順調に大きくなってきました。
他の植物に較べると、全体的にかなり明るい、蛍光色のようなライムグリーンになりました。
新しく出た葉っぱ特有の色なのか肥料不足ゆえなのか心配に。
(こういうときはSNSでハッシュタグ検索すると、他のお家の成長の様子もわかるので。
この時期はだいたいこんな感じみたい。)
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粒々したつぼみが大きくなってきました。
うっすらですが葉っぱのライムグリーンが普通の緑色におちついてきました。
成長したから?肥料が効いてきたから?
植え込み後に土の上にばらまく置き肥として私は「プロミック 草花・鉢花用」を主に使っています。
○株式会社ハイポネックスジャパン | プロミック 草花・鉢花用
錠剤の形状で、鉢の大きさによって土に置く基本個数が決まっているのでとてもラクです。
(例えばこの鉢なら、7号と考えて4個を鉢の縁に均等に置きます。)
粉や細かい粒の置き肥も持っているのですが、スプーンで量ったりしなくて済むのでプロミックは便利。
鉢花用は花に効くリン酸が多めになってるのですが、その他にも配合比によって観葉植物用やクリスマスローズ用 シンビジューム用などのこまかいラインナップがあります。
○ハイポネックス プロミック 草花・鉢花用 150g ←Amazonではこちら。大容量もあります。
(成分比が均等になっている「いろいろな植物用」だったらダイソーで小さい袋を見たことがあり、お試しにおすすめです。
もちろん花にも問題なく、よく育つと思います)
その他、他の花鉢と一緒のタイミングで週一程度のペースで液肥をあげています。
ハイポネックスを1000倍に薄めたものに活力剤のリキダスを混ぜることもあり。
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もしかしたらこれが花なのかしらという形態を発見。
アジサイなので、花びらでなく正しくはガクなのですが、ライムグリーンの羽のようなものが出現しました。
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急につぼみのまとまりが大きくなってきました。
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葉っぱは濃い緑色に変化してなんとなく安心。
初期の花っぽいものも複数になり、ライムグリーン→白の美しいグラデーションが入っています。
風雨が当たらないようにベランダの奥に置いていたのですが、南向きばかりに茂り、住居側(後ろ側)が絶壁状に何も生えない状態になったのでベランダの中央に近い最前列へ場所を変更しました。
その後すぐに、花のついた枝が後ろ側にもクルッと廻ってきました。
こういう反応も早くて面白い植物です。
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花がかなり咲いてきました。
中心部がライムグリーンで可愛い!
母の日に向けて今年はアジサイがカーネーションに以上にたくさん売っていた印象です。
発売2年目となるこのラグランジアも売場で見かけるようになりました。
この時期にあわせて出荷された開花鉢は、背が低くて花や葉の間も詰まっていて、コンパクトにまとまっている感じ。
プロが育てて整えるとこうなるんだなあ!
と感心しました。
(もはやペット感覚なので「それでもうちのがいちばん可愛い」という心境)
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ヒラヒラした花びらが大きくなって、なかなかの花付きになってきました。
咲き進んだ花は、うっすらですがピンクがかってきています。
(土の状態により、青みがかることもあるとのこと)
咲いたばかりのライムグリーン系の花も混ざってとても綺麗です。
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花も大きくなって、ほとんどが薄いピンク系に。
このころの天気は雨風が非常に強く、風で花びらが飛んでしまうこと多め。
葉っぱは元気に育ちつつあります。
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すっかり花は終了し、変色してしまったものは摘み取りました。
入れ替わりに枝葉の成長が著しくなり、ググッと大きくなって来た感じ。
うしろの花々はサフィニアで、ちょうどこの頃が1回目の満開の時期でした。
その後、日が差して急に高温になった日があり
見るとぐったりとうつむいていたのを発見。
水やりで回復はしますが、そろそろ鉢の大きさが無理なんじゃないかと心配に。
(普通の)アジサイは育てるにあたって剪定などのお約束も多いので、生育旺盛なこの時期に植え替えて良いものなのか?
不安なのでいろいろと調べ始めました。
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9号(土容量5リットル)の鉢へ植え替えました。
PW社の植物を育てている人が集うSNSのコミュニティに参加し、(最初から使ってる鉢に植えた状態の)画像を投稿したところ...
なんと この品種の生みの親である育種家の坂嵜(さかざき)さんからコメントをいただきました。
「(時期に関係なく)鉢が窮屈で、水切れしやすいと思ったときが植え替えのタイミング」
「二回り大きい鉢へすぐに植え替えましょう」
とのこと。
生育状況は良いですねと言って頂けました。肥料が効き過ぎかなとも心配してたのですけれど...!
感激してこのやりとりのすぐ後、ベランダに直行して在庫していた鉢にすぐ植え替えちゃった.
○陶鉢シリーズ | アップルウェアー株式会社
このシリーズは直径と高さが同じ位の輪鉢という深すぎない形状。
軽くて使いやすく、7-10号くらいの大きさでたくさん使用中で、これの号数-容量の一覧表を手帳に貼り付けてあるくらいだったりします。
特筆すべきは底部の構造が非常に水はけ良くなっていて、穴の入れ方もほぼザル並み(笑)、空気の出入りも考慮された凹凸が入っています。
上で紹介したボタニー鉢のリアルさほどではありませんが、遠目に見るとそんなにプラ鉢っぽくない和風な感じも気に入ってます。
○アップルウェアー 陶鉢 輪型 9号 きん茶 ← Amazonでも買えます。
順調にいけばですけれど、
この鉢のシリーズにするかわかりませんがもう一回、10号(直径30センチ)鉢規模へのサイズアップが来春までに必要かな?
とは思っています。
育て方取説には
「花後の7月~晩夏は特に肥料切れに注意してください」
と赤枠で囲ってあるので、まさにいま現在は栄養が必要な時。
○ラグランジア ブライダルシャワーの育て方 | PROVEN WINNERS (PW) ガーデニング|園芸|花苗|低木|多肉植物|花|植物
その後は、剪定せずに枝を針金で誘引して枝垂れさせる or 9月上旬頃までに丸く整えてコンパクトに仕立てる
のどちらかの方針をとるのがよいそうです。
(何にもしなくても または どのあたりを切っても来年咲くというお手軽なアジサイとのことですが。)
私は、「枝垂れゴージャス型」より、すてきな大鉢へ「ドーム状に丸くこんもり」という写真が気に入っているんですけれど、そのほうがベランダ向けかとも思います。
これから夏に向けて大事に育てつつ、まだもうちょっと迷うことにします。
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で、これが今日撮ったばかりの写真なのですが、どうやら二番花が咲く気満々です。
こんなツボミがまたあちこちに出現しはじめました。
取り囲む新しい葉のライムグリーンが輝くような明るい色で。
花のない緑の時期も良いなあと、しょっちゅう眺めています。
・・・というわけで
本日までの育て記録のまとめということで、ここに投稿しておきます。
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※このアジサイもそうですが、品種登録されている植物は挿し芽などで増殖したものを他人に譲渡・売買が禁じられています。
(そういうのがたくさんあるみたいなんですが、メ○カリなどで取引するのも違法です。
- 剪定した枝に根っこが生えたからといってカジュアルに売りさばいてはいけないよ!)
映画や音楽や本をコピーしたものを勝手に売買するのがダメなのと同じく、生産者の権利と利益を侵害する行為なのでどうぞ気をつけて下さいね。
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2021.05.14
「トタン豆バケツ」を買いました。(ダイソーの200円バケツもおすすめ)
つい最近なのですが、トタンで出来た小さなバケツを買いました。
トタンを見慣れていない世代の方もいらっしゃるかと思いますが、亜鉛めっきされた鋼板のことです。
屋根や壁に使われる建材として知られていますが、タライやバケツや保管箱などの実用系アイテムに使われることも多い素材です。
無印良品にもトタンのフタ付きボックスが売ってますよね。おしゃれで丈夫そうなので欲しい...。
大阪の町工場で作っているもので、ひしゃくの頭部分のパーツから閃いた製品なんだそうです。
↓ 下記リンク先(製造元のInstagramアカウント)に詳しく書いてありました。
○「#松野屋荒物図鑑 大阪トタンの豆バケツ」
ふつうの金物バケツと違って、底は継ぎ目がなく丸っこいのが特徴です。
「プレス加工のため、製造上やむをえないヘコミや傷がつく場合があります。
あらかじめご了承下さい。」
というシールが貼ってありましたが、全く気にならず、おそろしいほどスベッスベです!
新しいうちだけとは思いますが、トタンの手触りがこんな滑らかだとは知りませんでした。
丸々した底面を撫でるのが楽しい...
大小の2種類あり、うちのは容量2リットルの小さいほう。
直径が18センチくらいです。
「大」のほうは3.6リットル。直径は少しだけ大きく、高さがある感じ。
(レビューを眺めた感じでは、キャンプ用品として人気みたいです。)
○Amazonではこちら。→ 松野屋 トタン豆バケツ
本体定価は「小」の場合 税込1320円(「大」は税込1650円)です。
私は送料分追加で考えて「小」を1800円で購入しました。
園芸のちょっとした作業、たとえば花殻摘みや軽い切り戻しのときのくず入れ、一時的な水受けとして、ベランダに持ち出して使っています。
植え替え作業の時に、こまかい道具や肥料・薬剤の類をまとめておく場所としても便利でした。
まあ正直言って、そういう用事のためだったら100円ショップに売ってるような容器で充分なんだと思いますし、そのうち探しに行く予定でした。
今回は完全に雰囲気勝ちというか...
たまたまネット上で、ステキな花壇を管理する庭仕事に使っているという場面を眺めてしまい。
「可愛い!これは私も真似させて頂こう」
という思考に陥ってしまったのでした。
自己満足ではありますが、届いて以来 毎日のように楽しくベランダで活用しています。
トタンですから、年月が経つにつれ見た目の変化は出てくるでしょう。
扱いようによっては錆びなども出てきそうだし、手触りスベスベな可愛い雑貨的感覚は今だけかもしれませんけれど。
良い感じに貫禄がつく方向で使っていこうと思います。
ぶら下げて移動するとき、持ち手と本体がこすれるときのカシャカシャという金属音、人によっては少し気になるかもしれません。
まあ(私の住環境で使う場合、)欠点ぽいものがあるとすればそれくらい?
ちなみに、これはダイソーで200円で売っていた10リットル容量のバケツです。
直径30センチぐらいあります。
それなりにしっかりした本体の厚みと、持ち手の丸みが握りやすいのでお買い得な感じ。
大容量かつ可愛い絵柄なのでおそらく人気商品でしょう。
バケツ以外の使いみちも多そうです。
いざという時は非常用にも活躍しそうです。
私はベランダに常駐させて、小さな鉢を重ねて収納したり、この中で培養土を配合したり、大きな袋をかぶせて剪定時のゴミ箱にしたり。
とても重宝しています。(絵柄違いで2個持ってるのだ)
バケツ好きなのかな私...
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2021.03.25
園芸活動専用のシステム手帳を作っています。(ファイロファックス ヘリテージ)
つい先日に届いたばかりなのですが、去年から発売された新品種のアジサイの育成モニターをすることになりました。
雑誌「趣味の園芸」で知って以来、憧れのおしゃれアジサイだったので、Instagram経由で応募してみたのです。嬉しい...
○ラグランジア® ブライダルシャワー | PROVEN WINNERS (PW)
新芽の青々とした小さな苗で届いたので、これからが楽しみです。
(時折の生育リポートをInstagram投稿で行う約束となっていますが、たまにこちらでも記録しておこうと思います。)
というわけで本題です。
以前に、趣味専用の手帳を作り始めたらとても楽しいという話を書きました。
●過去記事:ベランダ園芸専用手帳を作っています。
日々の観察ページ以外にも、肥料希釈倍率や鉢容量などの覚え書き、月間の生育状況まとめetc.
しょっちゅう確認する情報をタブごとに整理し、1冊にまとめて管理していく方法。
・・・となるとやっぱり、システム手帳が向いているよなぁ! を実感中です。
昨年秋ごろの入手になりますが、ファイロファックスのヘリテージというバインダーを園芸用に割り当ててみました。
○ファイロファックス ヘリテージ システム手帳 コンパクト ブラウン 17-026023 正規輸入品 ←Amazon : 定価は税込19800円です。
これ、とてもシンプルなデザインが特徴で、留め具なしはもちろんのこと、ポケットも存在しません。
ペンホルダーやポケットの役割をする革製パーツが付属していますが、6穴があいていてリフィル的に取り外しが可能。
いわゆる「リフィル保存用バインダー」並みに"何もない"仕様が特徴ですから、けっこう多めにリフィルを綴じ込んでも外観が膨れません。
そして嬉しいことに、使い始めて間もなくから水平にぺたんと開きっぱなしに出来ました。
革色は黒と茶があり、大きさはバイブルとA5の2種類。
そしてバイブルは更に、薄/厚 2通りのリングサイズがあります。
(15ミリ径の「コンパクト」と23ミリ径「バイブル」)←商品名がちょっと紛らわしい..
私のは15ミリのほうです。
1-6までの番号付の仕切りタブリフィル、定規目盛り付のページファインダーなど、オマケはそれほど多くありませんが必要にして充分というところ。
「(表紙と同じ)革のリフィル」には、ゴムバンドのような素材で伸縮するペンループがついています。
ポケットは写真のように途中から差し込むことも出来ますが、上辺にも入り口がついているので長くて大きなものも収容可でなかなか便利。
(厚みが出ますが、ペンケースのように筆記具を並べて入れることも出来ました)
そして肝心のバインダー本体の革ですが、バッファローレザーなんですよ。
シボは比較的凹凸大きめですが、カジュアルな雰囲気はあまりなく、特に黒は(店頭で見たとき)大人っぽく渋い印象を受けました。
私が選んだ茶革のほうは、新品のうちから「昔から愛用している革文具」っぽい貫禄を漂わせていて、暗すぎず明るすぎずのちょうどいい茶色です。
今後の経年変化で、刻々と変わっていきそうな予感も。
シボのおかげで傷や汚れは目立ちにくいです。
見た目の割に、すべすべと滑らかで柔らかみもあるのでバッファロー革は好きです。
手のひらに乗せたときの、肌にスッと馴染む背中のカーブもすごく良いな!と思いました。
なので私、システム手帳は丸背派なのです。
「手の上でここちよく収まる感じ」を重視したいというか...
というわけで、このすっきりシンプルなバインダーの使い心地がとても気に入っちゃいました。
リフィルはどんどん増えていくので、23ミリの厚いほうでも良かったなあ...と思っている程。
リフィルの構成は、園芸手帳に関する過去記事(上方にリンク有)のほうをご参照下さい。
春夏の花苗育成がはじまった現在、毎日なにかしら書き込んで楽しくやってます。
●関連過去記事:
・ブレイリオのシステム手帳が増えました(チョコ色のコードバン)
・「システム手帳 STYLE vol.2」を読みました。(ノックスブレイン オーセンのバインダーも使ってます。)
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2021.02.26
園芸用のハサミが増えました。
昨年末のことですが、園芸用のハサミをひとつ買い足しました。
軽さがとても使いやすいので、これまでのと同じシリーズです。
○高儀 TAKAGI 本刃付ステンレスR刃芽切剪定鋏 200mm ← Amazon
「芽切」と名前があるように、わりと細かいところまで刃が入る形状のものですが、切断能力は12mm直径の小枝までいけるとのこと。
ベランダ園芸で草花を育てる程度なら、充分過ぎるスペックであろうと判断しました。
●過去記事:園芸用のハサミを使い始めました。
前回ここに書いた剪定鋏、その後大活躍したのですけれど...
先端が尖っているせいなのか怪我が絶えず。
(ちょっと手にぶつかったなと思っていたら、いつのまにか流血している・園芸用の手袋にもボコボコ穴が開くetc.)
今回の新しいハサミは、先端がやや丸みを帯びている上、刃を閉じるロック機構がついています。
また、持ち手にバネが入ってる! ← こういう感じの園芸ハサミに憧れていてた という理由も有り。
...なので、シャキシャキと軽い力で効率よくカットできそう。
売場ですぐ隣に吊してあった革製のホルダーも一緒に買いました。
芽切り鋏の細長い刃の形状に合ったもので、1000円ぐらいだったかな?
けっこう分厚いので、危ないところはしっかりとカバーされて安心。
腰のベルトから吊すためのループもついていますが、今のところは保管時のキャップとして使います。
たまたまその時点で食べ終わった菓子缶に入れてみたら、ハサミのセットがぴったりと収納できました。
先頭のピンクのハサミはもともとキャップ付、その後ろの剪定ばさみは缶の直径に引っかかって宙に浮くので刃先が底に届かない。
こういうの誰にも自慢できないのですけど...とても嬉しい...。
下の写真左側のミニバケツとハサミを手に、ほとんど毎日のように花がら摘みの作業でベランダに出ています。
(唯一のアウトドア活動!)
ピンセットは、込み入った場所の花茎を切るとき狙いを付けるのにとても役に立ちますし、土の上に落ちている枯れ葉などをつまみ取るのにも便利なんですよ。
当初はダイソーで買ってきた普通サイズのを使っていたのですが。
水草やハーバリウム用の長いのをAmazonで見つけ、結局こちらばかり愛用しています。
園芸用にひとつ用意するなら遠くのほうまで届く「長いほう」をおすすめしたいです。
(数百円のものでおそらくこれだと思うんですが、先が曲がってるのと真っ直ぐなのと2本セット。
安い..もしかしたらダイソー以外で探せば100均製品として存在するのかもしれない。) → AVIL ハーバリウム用ピンセット 27cm 2種類セット(ストレート・カーブ)
昨年からのコロナ禍で園芸系YouTubeチャンネルなどで学習したのは、園芸において「切りとる作業(花がら摘み・摘芯・切り戻し)」はとても大切だということ。
カットすれば下から脇芽が出て株がこんもり充実するとか、開花が促進される などという理屈は全然知らなかったな...
(数年前のベランダ園芸の写真をみると、春を過ぎてひょろひょろに伸びて先端だけに花が付いたペチュニアや、伸びて真ん中に割れ目が出来たロベリアのプランターなどがいくつもあり、うぅむとなりました。)
だから、バッサリやるときに「可哀想」などと躊躇ってはいけない とのこと。
むしろこういうハサミは、余りにも良く切れるゆえに楽しすぎて「切り戻しハイ」状態に陥るんですよね...
再生不能なまでにカットしてしまうことにも気をつけねばなりません!
2月という冬時期にもかかわらず、既に剪定鋏も大活躍しています。
うちのベランダは、夜間はまだまだ0度前後までいくのですが、陽当たりが大変に良いので晴れたときは温室のようにポカポカになります。
花によっては2ヶ月程度は先行して満開になったり巨大化したものもあり。
日曜ごとに何かしら剪定している状態かもしれません。
切れすぎるハサミを使う喜びを、静かにかみしめながら春本番に備えています。
下記は、非常にオススメしたい園芸関連本です。
剪定や植え方や肥料のやり方など、「なぜ、やったほうがいいのか」という理屈をとてもわかりやすく解説してくれます。
個々の植物についてのHow toではないのですが、初心者にはこれ1冊で園芸全般の常識と言われている件が無理なく頭に入ります。
ちょっとした物知りになれる上、春には美しいお庭(ベランダ)が作れますよ!
○園芸 「コツ」の科学 植物栽培の「なぜ」がわかる ← Amazon
当初Kindle版で読んでいたのですが、有用過ぎる本だったので紙でも購入したのでした。偉い...!
右側は、以前も言及した園芸手帳です。
撮影当時は、夜の気温がマイナス6度だったんだな...
●過去記事:ベランダ園芸専用手帳を作っています。
というわけで、今週末も剪定作業を予定しているので、春に向かってもくもくと頑張ります。
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2021.01.27
ベランダ園芸専用手帳を作っています。
昨年の春頃からベランダ園芸にハマり始めました。
そろそろ体力的にこういうことも出来るんじゃないか?と、(療養中、まっさらに片付けていた)ベランダにチューリップのプランターをヨロヨロしながら置いてみたのが始まりなんですが。
20球ほどが土に埋めこみ済みのが980円くらいだったかな。
買ってきたら水をやるだけ...。
その後、身体能力回復 + コロナ禍で引き籠もらざるをえない流れで、もくもくとアウトドアで(といってもベランダですけど!)何かに打ち込んでいると大いに気が晴れることを発見し、近くのホームセンターで花苗を買い始めました。
育て方ってたくさんネットに上がってるんですよね。
特に、YouTubeでも園芸の動画発信している人がたくさんいるなんて知らなかった。
(生産者さんや園芸店の店長さんなど プロの人から、趣味でやってるだけの素人さんまで幅広い層がチャンネルを開設している....)
学びやすい上に新しい世界を発見した!という思いです。
これもコロナ禍でありがちな流れなんでしょうねー
そんななかで、何かとメモを取ることも増えてきたのですが。
昨年5月頃からいよいよ、園芸活動に特化した手帳を作り始めたのです!
という本題をここから話したいと思います。
手帳、というか園芸日誌ですね。
レフト式のウィークリーが基本レイアウトで、毎日の気温と天気、その日にやった世話、右ページには考察メモなど。
既製の手帳を使うには中途半端すぎる時期だったので、メモティに線を引いて自作したのです。
(メモティは日付入り手帳ではなく、方眼のメモ帳ですが。
7分割できる目印が各ページに入ってますので、レフト式や見開き2週間手帳が簡単に作れます。)
●過去記事:能率手帳70周年限定 デイリーブックとメモティを買いました。
春の終わり頃からは、初心者ゆえ育成情報を集めまくり、春夏の花苗を買っては植え...を繰り返していた時期。
観察日記をつける小学生のように、いろんなことをギッシリと書き込んでました。
やがて書き足りず、この手帳は小さい...と思い始め、システム手帳バイブルサイズに移行したのが11月のことです。
綴じ手帳と違ってページの組み合わせが自在に出来るという利点を使い、バインダー内は現在のところ、下記の構成です。
●日誌
メモティ時代と同じくレフト式週間。能率手帳と同じ定番デザインのBindexリフィルです。
○能率 バインデックス 手帳 リフィル 2021年 バイブル ウィークリー レフトタイプ 011 (2021年 1月始まり) ←Amazon
●不定期更新で画像も貼る、総括メモ
鉢の並べ順などもしょっちゅう変わるので、その記録としても便利かと。
●よく使う肥料の希釈濃度 / 鉢やプランターの号数ごとの土容量 一覧
メーカーや通販サイトなどに掲載のデータを、縮小印刷して貼ってます。
●購入品レシート
リフィルに貼りつけてから、植物名や植木鉢の号数etc.追記してます。
いつ何を買ったかというのは意外とよく見返す情報でした。
個々の植物については、YouTube動画などを眺めながら要点をメモすることはやってます。
NOLTYのデイリーブック、これは結局、手帳としては使いこなせず(ほぼ日手帳と競合)だったので、上記のメモ帳として、何年か掛けて使っていくつもりです。
巻頭の月間ブロックを目次にすると重宝しますね。
というわけで、「趣味の手帳を作るのって楽しいなあ」という話でした。
園芸という性質上、これ2年目から更に便利になると思うんです。
連用日記と同じで、過去の同シーズンに何をやったか がかなり参考になることでしょう。
「植物ごとの育て方まとめ」みたいなものを当初手書きでリフィルを作ろうとしていたのですが。
面倒なので ( ← ここがダメなところだ...)
現在は主にデジタルで関連サイトへのリンク集を作ってます。
昔はEvernoteにWebクリップを送り込んでいたけれど、今はNotionにくら替えしました。
○Notion – The all-in-one workspace for your notes, tasks, wikis, and databases.
植物ごとにブックマークなどのデータを貼ったページを作り、データベースにしている途中です。
もうちょっと形になったらここに詳細をレビューするかもしれません。
ほんっとこういうことにはマメだな自分!
↓ 現在の庭(という名のベランダ) ↓ 夜間はまだ氷点下が続いてますが、昼間の陽当たりに助けられてなかなかの咲きっぷりです。
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2020.07.14
園芸用のハサミを使い始めました。
このところ励んでいるベランダ園芸活動ですが、
(週末ごとに地元ホームセンターの植物売場に通ってます....)
梅雨の悪天候続きで今ひとつな生育具合です。
晴れの日がほとんど無くて、なかなか良い感じに花が咲かないんだよね。
というわけで、間延びした茎や葉などを刈り込んだりしつつ梅雨明け待機中です。
五月頃でしたが、剪定用のハサミを初めて購入しました。
これがまたよく切れるのなんの!
今まで愛用していた、お古のキッチン鋏とは雲泥の差です。
「切れてるのに気付かない」くらい切れます(笑)
売場でたくさん較べてみたのですが。
もっと高いのももっと安いのもたくさんあったという、家庭園芸系では中間的な価格のもの。
2000円くらい。
高額な、いわゆる職人向けっぽい感じのものは私の手にはかなり重くて...
今回選んだのは、刃の部分は本格的ながら持ち手が樹脂なので軽快に動かせるのが気に入りました。
ステンレス刃なので錆などの心配もあまりせず洗ったりできるのも良いです。
このシリーズだけで8種類くらいの鋏ラインナップがありました。
硬い枝もほぼ無い草花系を効率よく刈り込む用途で使いたいので、 刃長木鋏という形状に。
○高儀 TAKAGI 本刃付ステンレス刃長木鋏 195mm← Amazon
実際に使ってみた感想ですが、上に書いたとおりものすごい切れ味です。
触っただけのつもりでもスッパリ切れているといっても過言ではなく、生い茂ったペチュニアなどを切り戻すのが短時間で済み大活躍でした。
くれぐれも怪我にご注意を...。
また、付属はしていないので、刃先キャップというかハサミホルダーぽいものを用意することは必須になるかと思います。
(隣の売場にあった革のを買いました。)
欠点があるとすれば、やや大型かつ切れ味が良すぎるほどの刃なので、細い茎1本を狙ってチョイと摘むような作業がやりにくいです。
もうすこし小さいハサミもあれば。という万年筆脳が働き...
(太字と極細は使い分けられるはず!)
買ってきたのがこれ。
○アルスコーポレーション クラフトチョキ プリザ レッド FW-330HC-R← Amazon
いかにもお花用という感じで、小さく軽いです。
ワイヤーも切れるというフラワーアレンジメント向けな機能もついてとても便利。
切れ味の良さはもちろんですが、かなりこまかい場所に刃が入って行く感じが素晴らしい。
先端は尖っていますが、持ち運びにも重宝する樹脂製のキャップも付いていてありがたいです。
現在、このハサミを片手にベランダをうろうろしては何かを切ったり摘んだりの作業が日課になりました。
・・・というわけで、今のところ園芸に使うハサミは3本です。
・刃長木鋏 → 主にバッサリ刈り込んだり、ちょっと太めの茎を剪定したり用
・クラフトチョキ → 咲き終わった花茎を切り取ったり、日々のこまかい仕事用。摘芯にも便利。
(摘芯とは:茎の先端を切って脇芽を出し、その繰り返しで2倍づつ枝分かれさせ、こんもりとした株にする。花もいっぱい咲くようになる。)
・古いキッチン鋏 → 土や肥料の袋を切ったり、鉢底ネットを丸く切り抜いたりetc.、意外とはたらきものな雑用係。
よく切れるハサミというのは本当に楽しいです。
同じ形のものが100円ショップにあるとしても、それは全くの別モノです。
園芸でも文具でも、切る道具はそれなりに良いものを選ぶと作業効率が違うことを実感中です。
●関連過去記事:
・ベランダ用のホースリールを買いました。(Takagi NANO NEXT)
ここのホース関連商品は便利なものが多いです。
先日、ホースの先に取り付けるロングノズル(水やり用)も買ってみたので使用機会をわくわくと待っているところです。梅雨時なのでしばらく出番がなさそう。
・ものすごく切れるハサミを買いました。(スーパーフェクション 事務用ばさみ 18cm)
いまだに切れ味に驚きつつ、だいたい毎日使う用事があります。
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2020.06.17
ベランダ用のホースリールを買いました。(Takagi NANO NEXT)
今のマンションに住んでだいぶ経ちますが、掃除が大変なので水道の蛇口付のベランダだったらいいなーと思ったことが何度か。
とはいえ、汚れがどうしても目につくときはバケツ往復+デッキブラシ、または豪雨の最中にカッパ着て...で何とかやってこれた程度の面積ではあります。
しかし!
この春以降、全国的外出自粛由来の現象としてベランダ園芸に熱心に取り組んだ結果、
いよいよ
「これきっとホースで水まいほうがラクだわ」
と立ち上がった次第です。
鉢植えが増えてくると、ふだんの水やりや植え替えなどの世話で発生する土汚れも加速します。
(写真撮ったりもするので)そこが気になってね...。
今回購入したtakagiのnano nextシリーズ、巻いたホースが収まるケースの小ささは、ホームセンターのホース売場でも際だっていました。
(特に、10m巻きのサイズ感は完全に「これくらいのクッキー缶あるよね」レベル。)
○ホースもみずまきもコンパクトに nano next←メーカーの解説ページ
蛇口とのジョイントも散水パーツも、ホースを巻くハンドルまでもが小さなボックス内へ綺麗に収まる仕組みは、トランスフォーマーのロボットを見ているよう。
箱のデザインも何かの小型家電(コンパクト型デスクトップパソコンの筐体とか...)みたいな感じです。
グレー系とブラウン系の色違い製品があるのもおしゃれ...。
ボックスのサイズ(WxDxH mm)はホース長さ別に以下の通り。
10M:137×226×227mm
15M、20M: 152×271×280mm
これぐらいなら、ベランダなどの隙間や凹みにも存在感を消して収納できますね。
どこにでも延ばせるよう20m巻きにしたのですが、バッグのように取っ手を握って楽に持ち運びできるのは、内径7.5mmとけっこう細めのホース(よくある普通タイプのものは内径12~15mm)だからかもしれません。
○タカギ(takagi) ホースリール NANO NEXT 20m (BR) ブラウン RM1220BR 【安心の2年間保証】 ← Amazon
うちのように蛇口のない場所に水を撒くことも出来るよう、洗濯機蛇口や混合水栓などの泡沫蛇口からの接続アダプターとのセット売りもあります。
(一般的な"外の蛇口"形状に対応するアダプターは、ホースリールにもともと同梱されているので別途買う必要はないです。)
細いホースで心配されるのは水圧です。
大量に付いているAmazonのレビューなど見ても「全然ダメ」から「問題なし」までバラバラ。
お宅の水道事情にも左右される件だから判断に難しかったです。
それに加えてYouTubeで検索した開封レビュー動画などいくつか視聴して、まあ大丈夫じゃないかなという結論に至りました。
購入後、少なくともうちの水圧
(築10年ちょいのマンション。上のほうの階だけど水道が「弱い」と思った経験は特にナシ。)
で判断しますと、このホースは
「洗車に使うにはこの水量では厳しいと言う人も多いかな。
でも小さめの車ならいけそう。
ガーデニングや掃除などには問題ないどころか超快適。」
という感じかな。
たとえば、最も水圧が高いであろう1直線で出る水形状「ストレート」だと3m程度先の壁まで水が届きました。
うちのベランダ程度ならこれでじゅうぶんですよ...。
ノズルはスティックタイプで根本の角度が回るようになっており、握りを1回押して通水/もう1回押して止水。
水の出方は4種類ですが、切り替えの加減によってそれぞれの中間的な水形も出すことが出来るのを発見しました。
水圧が確保できる「ストレート」と、水の拡がりが一番大きい「キリ」の間で切り替えダイヤルを止めると床や窓ガラスの汚れ落としに最も効率的で狙いが定まる形状が得られ、とても便利でした!
鉢植え用には「ジョロ」の弱めな水圧が良い感じ。
細いホースなので、使用中のちょっとした折れなどですぐに水が止まってしまうので。
そのあたり気をつかう必要がありますけれど...
取り回しのしやすさや、20m分の巻き取りも意外とラクだったことは驚きでした。
前述の通り、うちは蛇口のついてないベランダですので、家屋内のどこから水を引くか迷いました。
このホースの会社からはさまざまな接続アダプターが発売されています。
ベランダから同じような距離なので「洗濯機蛇口用」と迷ったのですが、風呂場の混合水栓の蛇口アダプターを購入。
万が一、ジョイント部分から水漏れしたりホースが外れたりで床が水浸しになる場合、風呂場なら被害ゼロと考えました。
(水栓を湯のままではなく水に切り替えるのを忘れてはならない。←自分に言い聞かせる)
○タカギ(takagi) 泡沫蛇口用ニップル 泡沫蛇口にホースをつなぐ G063 ←Amazon
うちの風呂場の混合水栓は、三栄水栓というメーカーの外ねじ泡沫蛇口ですが、説明書通りに蛇口の泡沫キャップを外し、そのまま簡単に付け替えることが出来ました。
その後、ホースリールのコネクターをカチッとはめて通水も成功。
ちなみに洗濯機蛇口用もこんな感じのシンプルなパーツですが、
○タカギ(takagi) 洗濯機蛇口用ニップル 洗濯機用蛇口につなぐ GWA44 ←Amazon
これだと洗濯機を使う都度つなぎ替える必要があるわけで、その手間をも省ける分岐栓(散水用と洗濯用を分水できる)というとても便利なものも売ってました。
○タカギ(takagi) 全自動洗濯機用分岐栓 全自動洗濯機から散水用に分水 G490 ←Amazon
とにかく、ホースに関してはあらゆることが出来るコネクターが存在していると知り(自動水やりキットだとか...)ホームセンターでふむふむと眺めたり、通販ページで物色するのも楽しかったです。
というわけで、ベランダや壁・窓の水洗いが存分に出来る方法を確保できたので大満足です。
バケツで無駄な体力を使っていた年月を思うと、もっと早く揃えるべきでした。
とにかくこのコンパクトさ、かなりおすすめです。
(今までは、じょうろを持って何往復もしていた)私の園芸活動にも威力を発揮するといいな〜。
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2020.04.07
春の花を眺めたり育てたりのこまごま。
自分を心配する程度にはこの一ヶ月程ちょっと元気がない(←ブログの更新頻度含む。)のですが。
非常事態宣言まで出てしまった本日ですから仕方ないですね。
なんとか細心の注意を払って乗り越えたいと思います。
皆さまもどうぞご自愛ください。
体も元気になってきたので、一時休止していたベランダ園芸も小規模進行ではありますが今春から再開しています。
小花密集系が好きなので、いろいろと選んで植えていきたいです。
かわいい紫陽花も欲しいな...
この春はチューリップを育てていたのですが
(ホームセンターの園芸売場に、15〜20球くらいが既に埋められているプランターが売ってるのです。1000円くらい。花色もさまざまに選べます。)
つぼみが出現した時点では茎が短すぎて異常気象のせいなのか、そういう品種なのか....悩みました。
Macのチューリップ絵文字並みに可愛かったけど。
しかし、つぼみ以降の背丈の伸びがめざましく、毎朝水をやるのが楽しみに。
開花時はすらっとチューリップらしくなりました。
人の世界はこんなだけど、花は毎年変わらず元気で綺麗だなあ。
というわけで、まずは園芸ネタをまとめてみました。
物欲系の話はこの次に。
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