2019.04.19

「生活のたのしみ展」に行ってきました 2019

今年も行ってきました。(17日に行きました)

生活のたのしみ展 - ほぼ日刊イトイ新聞

場所は東京 丸の内周辺です。
去年の恵比寿は遠かったし暑かった(6月だった)ので、今年は比較的ラクに楽しく歩き回れました。
覚悟はしてましたが、なかなかの混雑でした。
でも楽しかったよ。
この写真は、丸ビル内の会場を上から撮ったところ。

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「(web上で見ていたあれの実物が)これか〜」と数々の店で手に取って感動したり遠巻きに眺めたり。
カゴ(籠)ものを売るお店がいくつかあるけど、この系統はどこも大人気みたい。

私は引きだしポーチの店へ。
人が多くてこんな感じのしか写せなかったけど、レギュラーで販売されている以外の柄のポーチも多くあり、で長居してしまいました。
(「姉」サイズのをひとつ買いました。後述します)

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「令和」のスタンプもここで押せるので、さっそく。
(ほぼ日手帳でなく、能率手帳ゴールドに押す!)

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会場は丸ビルだけでなく周辺に点在しているので、地図を片手に歩き回ります。
良い運動になりました。

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TOKIAガレリア内の会場、ここは私にとっては欲しいものが集中しており、非常に危険な場所でした。
(この白い飾りからアロマ的な良い匂いがします。)

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去年、到着するだけでバテ気味だったのでなんとなく買わなかったのがあとからじわじわ悔しかった「金のさんま」。
さっそく昨晩のおかずにしてしまいました。
骨までポロッと柔らかくて、ごはんがすすむ味。
ものすごくおいしかったです!(湯煎で4分)

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あと、web上ではちょっとだけの興味だった「O2」のTシャツ。
実物を触って、その質感の気持ちよさ(すべすべふわふわ)に驚愕。
"5月もの"のラインナップが先行発売されていたので、ベーシックTシャツを買ってしまいました。
Mサイズがちょうど私の体型にぴったり。(試着室あります)

既に色違いや型違いが欲しくなっているので、5月に通販されたら買い足してしまうかもしれません...

2019 SPRING & SUMMER- 〈O2〉BETTER THAN ONE - ほぼ日刊イトイ新聞

というわけで、ホクホクと大荷物をもって帰宅しました。


購入したひきだしポーチはこちらです。

ひきだしポーチ・姉 - ほぼ日手帳2019

上サイトにもあるとおり、ひきだしポーチ系統のなかではミドルサイズにあたる、大型長財布みたいな構造のポーチです。
この絵柄、まあちょっと派手ではあるんですが、今年のほぼ日手帳のジッパーズカバーのラインナップにある、LIBERTY社製生地のものです。
 ↓この布。
LIBERTY LONDON FABRICS / Decadent Blooms - 手帳ラインナップ - ほぼ日手帳 2019

素敵!と思ったんですが、今年はほぼ日手帳使わないし...とスルーすることにしてました。
しかし、このイベントで引きだしポーチとしても製品化されているのを発見し、物欲再燃。

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ターコイスとか赤とか、こういう色がもともと好きなんですよね。
いい大人なので可愛すぎるかなとも思うんですが、外出時の小物ポーチとして使う予定なので、バッグの中で目立って良いです。

(本当はこういうポーチ、革製が格好いいんだろうなとは思うんですが)布やナイロンで構成されているから軽いのも利点。

赤いフサ飾りはやや華奢なので、なにかの拍子で千切れてしまうかもなあという心配はあります。

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中身はこんな感じ。
こまかいポケットがとにかくたくさんついてます。
(外ポケットもひとつ有り)
小型の引きだしポーチと違って、水平には開かず横にマチがつき、箱っぽく立てて中身を探ることが出来るので、バッグインバッグとして重宝しそうです。

真ん中のファスナーつきの部屋にペン類をがしゃっと詰め(廉価万年筆など含む)、周囲のポケットに小さい手帳を差込み(巾的にはWEEKSまで入ります。能率手帳やA6の手帳はもちろん、スリムタイプならバイブルサイズのバインダーもOK)反対側にiPhone etc.
とにかくなかなかの収容力があり、その割には小さめのバッグにも難なく入るサイズのポーチなので、もうさっそく次の外出から持ち出します!

●関連過去記事:
 ・「生活のたのしみ展」に行ってきました。 ← 昨年の記録です

 ・「ほぼ日のキャップレス万年筆」を買ってきました。(生活のたのしみ展) ← 買ってきたもの。


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2019.03.23

伊東屋で買いものしてきました(ノーブルノート10周年記念セットなど。)

金曜日、用事があったので久々に東京に出掛けました。
都会はもう桜が咲き始めているんだなあ。
とても綺麗でした。(この場所は青山)


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銀座の伊東屋にも行ってきました。
相変わらず国内外からの観光客で大賑わいです。


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1階でラミーフェアをやってました。

G.Itoya1階 LAMY(ラミー) クリスタルインク先行販売イベント ~3月28日(木) - 銀座本店 | 銀座・伊東屋

新発売のクリスタルインクがたくさん積んであり、試し書きも出来ました。
「アマゾナイト」という、グリーン強めなターコイス色のインクが欲しいなあ。
自分ちのインク在庫を思い起こすと、既にこういう青緑系の色ばかりなので一応保留...
Amazoniteは紙の上できらきらと映える、鮮やかで美しい色でした。

ラミー インク&リフィル | ラミー・LAMY


今回、ぜひとも買わねばと思っていたのが、ライフの限定発売のノーブルノート(10周年記念)です。
商品群は下記の通り。
・限定ノートセット(方眼,横罫,無地)
 A5 ¥1,700+税
 A6 ¥1,500+税
・A4クリアファイル 4種 ¥250+税
・マスキングテープ 3種 ¥390+税

伊東屋では、別館K.ITOYAの2階に売場があります。

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A5ノートは横罫版、A6は無地で購入しました。
ノーブルノートでA6は、通常版では発売されていないサイズなのでけっこう嬉しいです。

10周年ノーブル、いろいろ使えそうな透明ビニール製ノートケースの中に、ステッカーや下敷き(表裏で違う書き心地が味わえる下敷)が同梱されています。
深い藍色の表紙に、金色に光るLIFEの文字が美しい!

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ノーブルノートは、普段も何冊か使ってまして(システム手帳用の「ノーブルリフィル」含)、発売直後に買いに行ったことを覚えています。
もう10年経つんですね!

通常版の表紙配色、どれも素敵なんですが横罫ノートに使われている 浅葱色:あさぎいろ の青みが非常に好みです。
(今回、クリアファイルとマスキングテープで買えて満足)

200ページもあってなかなか使い終わらないボリュームではあるんですが、「分厚いノート」を前にした時の、どう使おうか...というわくわく感はたまらないものがあります。
今回さんざん迷って各サイズ1冊づつにしましたが、(そろそろ通販で出回ってきているので)油断をすると増えていきそうです...

●関連過去記事:
 ・ノーブルノート(B6)を使い始めました。

 ・ノーブルノート用にB6革カバーを注文しました。


ライフ ノート ノーブルノート 限定 10周年セット A6 方眼 ZE004
↑Amazonでもノートの販売が始まってます。
 各サイズの通常版も混じっているページなので、「10周年記念セット」とついたものからサイズや罫を選択すると今回の限定版になります。


そして本館のほうで買ってきたのがシステム手帳用リフィルです。

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「紳士なリフィル」は、プレミアムCDノート(紳士なノート)と同じ、すべすべな真っ白い紙を使っているリフィルです。
発売はコミミにはさんでいたものの、まさかここで出会えるとは思ってなかったので、7ミリ横罫を。

プレミアムCDリフィル - アピカ総合カタログ

そして、うおぉと思いつつ手に取った、能率手帳ゴールドの用紙を使ったリフィルも買えました。
限定商品なので手帳系の催事でしか買えないと思って諦めていた幻のリフィルだったので、とても嬉しいです。
3.5ミリ方眼なので2列使って7ミリ扱いで書き込んでいけそう。
横罫版もありましたが、今までの能率手帳ゴールドにおまけで付いてきたメモ帳の山(ほぼ未使用)が頭にちらついたのでここは自重しました。

というわけで、久しぶりに伊東屋買いを堪能しました。
まだまだ欲しいものがたくさんありましたけれど、次の機会を楽しみにします!

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2018.08.19

「ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界」展をみてきました。

13日に行きました。
※この記事内に掲載の写真は、撮影可エリア内の宝石実物または写真パネルのものです※

ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界|三菱一号館美術館(東京・丸の内)

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宝石関連の美術展は、上野など他所を含めるとだいたい毎年開催されているような気がするのですが、何故かいつも真夏の酷暑な時期で気力がくじけるのです。
今年は行けた...!良かった〜

東京駅前、KITTEのそばにある三菱一号館美術館です。
前回行ったのはオートクチュール展だったか。
歴史ある佇まいで雰囲気の良い建物なので、ここの展示に出掛けるのは好きです。

三菱一号館美術館 | 新しい私に出会う、三菱一号館美術館


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ナポレオンの時代から美しい宝飾品を多数制作してきたショーメを、8章に分けた内容で丁寧に解説する素晴らしい展示でした。

花や麦の穂をはじめとする植物や小鳥など、自然物をモチーフにした宝飾デザインは実に繊細で高度な細工が施されており、1800年代〜の実物を眺めることが出来たのは本当に貴重な経験でした。
(今にして思うのですが、単眼鏡持って行くべきだった...
 こういう時用にビクセンのマルチモノキュラーを3年ぐらい前に買ってあったのに!)

予想外の感動としては、これら宝飾品のデザイン画の展示も多数あり、その細密な筆致に心底惚れ惚れ。
勉強になりました。
宝石実物と違って、デザイン画のほうは相当近くまで寄って鑑賞出来るのも良かったです。

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撮影OKなコーナーもいくつかあったのが楽しかったです。
ティアラがたくさん展示してあるケースの前は行列になっていたのですが辛抱強く並びました。

しかしまあ、暗所な上にガラス越しなので、スマホのカメラではまともな写真は全然撮れませんね。
巨大な拡大画像をパネルにして壁に掛けてある明るい部屋もあり、結果的にはこれを写したものが一番ピントが合ってて綺麗だった→当たり前か!

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適した環境にセッティングされた上でプロが撮影した宝飾品の素晴らしさは息を吞むものがあります。

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3㎝もの厚みがあるハードカバーなので躊躇するかもしれませんが、図録の購入は絶対におすすめです。
超美麗なクローズアップ写真が大量に掲載されていますし読みごたえある解説で、ショーメ図鑑としても楽しめる内容。
ティアラを横や裏面が見れる状態のアングルから撮ったものもいくつかあり、これは図録じゃないと絶対にわからない情報...
というわけで、税込み2500円というのが信じられないクオリティなので是非。

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画像は図録に網羅されているので迷ったのですが、実物にとても感動しましたので。
「麦の穂のティアラ」のクリアフォルダ
(見開き式になっていて、内側や裏側にも他のティアラやデザイン画がたくさん載っていてお得な感じ)と、「タータンチェックのリボン」←今回の展示物の中で一番好きかもしれない。デザイン画も良かった!の絵葉書も買ってしまいました。

1800年代と同じテーマでつい近年にも作られた宝石(実際に店舗で購入出来るもの含)も展示されていたのですが、時代の隔たりを全く感じないところがショーメの凄さだと思いました。
何百年離れていても、良いわあとドキドキしたり権力の象徴とされる気持ちって一緒なんだなあ。

美術品としての畏れ多さがありすぎるので、庶民の身にはもはや「欲しい」という感情すら湧きませんが
(デパートのショーメに売っているレベルのものすら1つも持ってないですけれど...)
図録の美麗写真を眺めながら展示の追体験をするのも楽しいです。

会期は残り1ヶ月を切りましたので、ヒカリモノ好きな皆様、機会がありましたら是非。

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2018.06.10

「生活のたのしみ展」に行ってきました。

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9日に行ってきました。

生活のたのしみ展 - ほぼ日刊イトイ新聞

昨年開催時に「行きたいなあ」と思っていたのですがタイミングを逃し、今年は頑張ってみました。
恵比寿は本当に久しぶりで、ふらっと遊びに行くにはちょっと遠い場所なんです。
土曜だし天気も良かったので、混雑は覚悟で到着!

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チェックインテントで入場料300円を支払います。

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期間中有効の「5DAYS PASS」が渡されます。
A6サイズの折りたたみ式クリアフォルダになっているので、レシート入れにして歩いてました。
帰宅後も有効活用できそう。
(下部中央の20thステッカーは出店で購入したものです。300円。
 現在は能率手帳ゴールドの見返しに貼付済み。)

会計は店ごとでなく、数カ所に設けられた集中レジで行います。
商品を持ち歩く網状の大きな袋バッグも借り、歩き始めました。

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予想はしていましたが、ものすごい混みようで。
恵比寿ガーデンプレイスがこんなに人口密度高いなんて...都会怖い..!

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有名どころを集めてお店を出してみました、というのではなく。
今まで、ほぼ日のサイトできちんとコンテンツ化して紹介されてきた売りものやその関連が中心ですね。
ほぼ日の文化祭(集まる人も愛読者)みたいな感じじゃないかな。

毎日隅々まで全部読んでる、というほどではないけれど、20年間ずっと読んできた
(私自身のインターネット歴とだいたい一致する!)サイトですから。
間違いなく良いものが揃っている場所、という安心もあったし。
参加できて良かったなー

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しかしとにかく人が多く、気温も高くて大変でした。
日焼け止めを体中に塗ってきて良かった...

辛抱強く待ったり手を伸ばしたりすればなんとか試食や体験はさせて頂けたけれど、売場への密集はなかなかのもので。
(「カレーの恩返し」のポップコーンは美味しかった〜)
たとえば「引き出しポーチ」の会場限定柄などはみるみるうちに無くなっていった感じです。
当初に通販されたレギュラー版よりも、落ち着いた大人っぽい布地柄が多くて素敵でした。
私は、こういう系統のポーチ類はいっぱい持ってるので。
衝動買い自粛の方向で眺めるだけにしましたよ。えらい。

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500円を入れてダイヤルを回すと、「やさしいタオル」のハンドサイズ(約30㎝四方)が入ったカプセルが出てくるガチャガチャ。
絵柄は選べないけれど、とてもお買い得なので。
張り切って夫とともに並んで参加。

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青系が2枚入手出来た!

今やガーゼタオルはいろんなところで買えますが、ほぼ日のは洗濯するとふっくら柔らかになってぽこぽこと可愛い厚みも出て。
肌あたりの優しさは流石のクオリティなんですよ。
特にバスタオルは日々快適が味わえます。

いいお値段なので一気に入れ替えというわけにはいかないけど、大きいサイズをもうすこし買い足したいと思っています。
そろそろ夏の新柄が出るのではないか?
と待機しているところ。

やさしいタオル2018春 大橋歩さんと鹿児島睦さん - ほぼ日刊イトイ新聞

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ガーデンプレイス会場の素晴らしさは、周囲をデパートやらビアホールやらにぎっしりと囲まれていることかな。
人混みや気温がつらくなったら、いったんこういうところで休憩することも容易。
「ビヤステーション恵比寿」にぐったりしながら入って、ここで生き返りました!
冷たいビールのウマさといったらもう...感動しました...!
恵比寿良いところだなあ。


と、いうわけで、長居するだけの根性がなかったのは残念なのですが、それなりに堪能できました。
買いたいモノは買えましたしね!

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生活のたのしみ展 - ほぼ日刊イトイ新聞 - ほぼ日のキャップレス万年筆のお店

あんたキャップレス何本持ってるんだよ... という話にはなりますが、このほぼ日軸も素晴らしい。
買って良かったです。
(会期終了を前に完売したようなのですが、追加生産に入る情報はありますので。)

ペンのレビューは、また次回の更新時に。

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2016.03.31

「PARIS オートクチュール 世界に一つだけの服」展をみてきました。

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東京に出る用事があったので、久し振りに美術館へ寄ってみました。

PARIS オートクチュール 世界に一つだけの服

三菱一号館美術館は建物のクラシックな雰囲気も良く、東京駅から地下でつながっているので行きやすいため、けっこう気に入ってます。
(カフェのビールも美味しいです)

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前日にちょっと調べて「面白いかも」と軽い気持ちで入ってみたのですが、これがなかなか勉強になりまして、二時間くらいかけてゆっくり眺めてきました。

2013年にパリで開催された展示会を、三菱一号館美術館に合わせて再構成したものとのこと。
オートクチュールというのは、「高級仕立て服(顧客の注文に合わせて制作するオーダーメイド服)」のことです。
それに対して、高級既製品としてメーカーから提供される服がプレタポルテ。
↑ 諸説あるでしょうがざっくりな定義でくくるとそんな感じ。

1800年代後半から始まるオートクチュールの歴史を、当時の実物の展示と共に振り返ることが出来る貴重な機会でした。
凝った刺繍や細工が施されたドレスも数多くあり、時代を反映する美術作品と言えるもので、どんな人がどんな場所でこれを着たのかと楽しく妄想しながら展示室を進んでいきましたよ。

一点ものの貴重な服地の保存のためというのもあるのかもしれませんが、絵画展以上に照明が暗い(そして、壁も黒い...)のです。
そのため、音声ガイドのヘッドホンを借りることは強くオススメします。520円です。
こまかい解説文が書かれた表示板も各所にあるのですが、それらを自力で読むのはだいぶ目が疲れますよ。
展示についての説明だけでなく、ファッション評論家の方による時代背景についての解説もチャンネルを選んで聴くことが出来、オーディオブックを一冊読了したかのような満足感がありました。

途中、写真撮影OKの大広間(たくさんのドレスが飾られているのですよ)がありまして、皆さんのスマホのシャッター音が遠くからもパシャパシャ聞こえてくるほど賑わってました。
私も早速撮りまくりであります!

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図録は洋書の大判ファッション写真集のようなデザインになっていて、とても見ごたえあります。
(左写真内の左側は今回の展示会のチラシで、右側の書籍が図録です。
チラシは、売店で握りしめながらわくわくと物色していたので縁がボロボロになってしまいました...)
刺繍やスパンコールの細かい細工が拡大されて載っているので、それらの美しい手仕事をじっくり眺めることが出来るので満足。2300円です。

最後に通り抜けるところにある売店はパリの手芸店がテーマだそうで、フランス製のリボンや刺繍糸や飾りボタンなどがたくさん置いてありました。
図録の他に、ガラス製のペンダントヘッドと、小さなタッセルを購入です。
(赤くて丸いので「さるぼぼ」な雰囲気もある...)
携帯ストラップにするにはあまりにも繊細な質感なので、しばらくは室内にぶら下げておこうかなあ。
バッグチャームにしても可愛いですよね。

オートクチュール - Wikipedia

"現在の各メゾンの顧客の合計総数ははっきりしないが、一説には毎シーズンごとに注文をする顧客は世界中で500人くらいと言われている。
王侯貴族や有名女優、世界各国のファーストレディ達が主な顧客となる。"
とあるとおり、庶民には全く縁が無い世界ではあります。
いま現在で目にすることがあるとすれば、アカデミー賞の授賞式などで大物(または受賞しそうな)方々が着てるようなキラキラしたドレスがそうなんでしょうね。


ファッションだけでなく、美術や生活の歴史を学ぶ切り口としても有意義な展示ですので、興味のある方は是非。
写真鑑賞だけでは得られない、実物を見ることの良さは想像以上でした。

春休み時期ではありますが、平日ならば、午後-夕方近くの時間帯でもなんとかマイペースでじーっと鑑賞出来る程度の余裕はある混み具合でした。

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2015.11.02

手帳絵日記9月編 + 東京モーターショーに行ってきました。

もう11月なのですが、9月分の手帳の記録です...。

9-10月にかけては旅行などもあってかなりバタバタしていましたので、Instagramでも遅れがちな公開でした。
10月末でようやくほぼリアルタイムに追いついたという感じです。
(10年日記に至っては2ヶ月分も白紙を溜め込んでしまい。
 机いっぱいに各種手帳をひろげつつ、先日ずーっとこりこり書いてました。
 これもなんとか埋まったぞー!!次からは月イチ書きのペースに戻すよ!

過去のリンクを1個づつ貼るのも目にうるさくなってきたので、このブログに「手帖絵日記」というカテゴリーを新設しました。

手帖絵日記 バックナンバー

このようにシステム手帳に作り続けているもの以外にも、"絵付きの何か"を公開するときは今後この場所に紐付けたいと思います。

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151101 151101

151101ちょうど最後の週をノルウェーで過ごしていたので、旅先の食事や景色なども書き込んでありますね。

システム手帳の利点を活用して、旅先にも該当期間のページ「だけ」をクリアフォルダに入れて持っていったのですよ。
書くヒマがあるとすればホテルの部屋なので、机にひろげるだけならバインダーも不要と思いまして。
これがなかなか好都合で、荷物も軽くて済みました。
(私が、トラベラーズノートの革表紙をうまいこと使い込めない理由がここにあります。
 レギュラーサイズは特に重くて旅の荷物に入れたくないのです....)

最後の週のは、現地でシグノのキャップ式0.28を使って黒線+文字だけ入れ、帰ってきて(写真を見ながら)色を付けました。

旅先で色まで塗れる気力が起きるまでもう一息です。
次回は色鉛筆を持っていくぞ...
と決意しましたがその後の京都でもまたもや、線と文字だけ書いて帰ってきました。 つ、次こそ!

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

全く話は変わりますが、金曜日に東京モーターショーに行ってきました。
ものすごい混みっぷりで、平日の午後にここまで人がいるということは、土日はどうなっているんだろうと目眩がするほどでした。
でも、素敵な車をたくさん間近に見ることが出来て楽しかったー!

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●会場内で撮った写真はこちらにまとめました
 → Tokyo Motor Show 2015 | Flickr - Photo Sharing!

一応小型デジカメも持っていったのですが、全く出番無しでした。
機種変更したばかりのiPhone6sPlusの重さと大きさとカメラ性能に馴染むには絶好の機会となり、結局こればかり使っていたのです。
今更な話ですが、コンデジがあんまり売れない理由、わかるような気がするなあ。

●過去記事:iPhoneを機種変更しました。(6s plus)

というわけで今はすっかり、6s+に慣れました。
重すぎ/大きすぎで、失敗したかな...と思ってしまった瞬間もあったのですが、現在のところそれらも克服したので(笑)使いやすさの圧倒的勝利であります。
そうそう、「フィットネス」アプリに入ってる万歩計も日々重宝しています。この日もかなり歩いたなあ!

モーターショーに行く気になった理由は、ウチでもそろそろ(といっても近年中のボンヤリした予定で)車を買い替えようかという話をするようになり、いまどんな車が流行っているのか急に気になりだし、ちょっとづつ詳しくなってきたため。
そんな物欲視点から見ると車を眺めるのも楽しいものです。
ぜんぜん買えないけどポルシェ格好いいよねとか、わいわい騒ぎながら歩き回っておりました。
あと、ミニも綺麗なカラーリングのがたくさん展示されてて良かったなあ。

ちなみに、少々気になっていた車種の販売店が近所にあったので、ドキドキしながら冷やかしに行ったりもしたのですが、まさにその数日後に(!)例の排ガス不正問題で世界的にえらいことになってたのがたいへん残念。
そのうち盛り返しますかね?

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2015.07.05

新しくなった伊東屋に行ってきました。

150703金曜日、新装開店後の伊東屋本店へ初めて行ってきました。
ひどい雨だったのですが、なかなかの賑わい。
新しく建て直したビルは、ガラスの外壁がかっこいいです!

「入り口は回転扉になっている」
とだいぶ前にコミミにはさんだので
「こ...これは難易度高かったらどうしよう」
と、若干緊張していたのですが(笑)しっかりと直角に固定された、普通の分厚いガラスの壁でした。

中ももちろん綺麗で、横幅ほっそいながらもちゃんとエスカレーターがある!ことに感動です。
(旧ビル時代、物欲に悩みつつ階段を移動するのがほんとうに大変で、上の方に行くのを諦めたことが何度か。)

ビル内の様子は、ちょうど前夜に放映されたこの番組で予習済みだったのがよかったです。
2015年7月2日放送 東京・銀座で111年 進化を続ける文房具のテーマパーク|カンブリア宮殿:テレビ東京

 
各階の内容、感想まで説明してると巻物みたいにブログが長くなりそうなのでぐっとこらえますが
売場説明ページは公式サイトによるとこんな感じ↓

文房具専門店- 銀座・伊東屋 - より美しく、心地良い空間

階によって混み具合が結構違うのが面白かったかも。

例えば、7階の「竹尾見本帖 at ITOYA」などは、紙見本の美しいディスプレイに圧倒されました。
これを眺めながら半日ぐらいボーッと出来そうです。

「竹尾見本帖 at Itoya」オープンのお知らせ|竹尾 TAKEO

竹尾見本帖 at Itoya - Google 画像検索

しかしある意味、紙単体というプロ仕様なものを扱う場所でもあるせいか、他階に較べれば意外なほどガラガラで。
お買い物には快適でした〜

(竹尾のブランドである「ドレスコ」のサンバレーオニオンスキンのノート、この紙はもう生産してないのだとスタッフの方に伺いまして。
楽しくお話ししつつ、分厚いのから小さいメモ帳までいろいろ買っちゃったよー。
いつ使うことになるか不明ですが、詳細はまたいずれ。
ぱりぱりふわふわのオニオンスキン紙は昔から大好きで、深い思い入れ有り!)

 
150703ざっくり言ってしまうと、
店舗全体が「提案型」で見た目軽やかで視界も広々な、セレクトショップ的な売場に変貌した感じです。
以前と較べると陳列数を相当減らした
という話は本当で、ギッシリとあらゆるものが詰まっていたあの密度感は全然無くなってしまったかもしれません。

しかしその分、実際に試したり手にとって眺めたりすることを、ゆったり出来るんですよね。
ディープな文具マニアじゃなくても、わくわくと長時間滞在して、欲しいものを楽しく探し出せるというか...

この、体験型テーマパークっぽい雰囲気への変更、長年のお客さんにとって賛否両論あるとは思うのですが、
「押し寄せる情報量に疲れ切る」= 超大型のハンズやLoftや旧伊東屋店舗では心身が消耗しまくる
タイプの私には、もうこれくらいの品数で充分!

伊東屋が「良い」と判断して置いてあるんだろうから、これはきっとイイものなんだろう。
という素直な(笑)割り切りで、そこから選んでいきたいです。

 
別館のほうは、1階に以前と同じく万年筆売場があり、そちらも賑わってました。
今回はこの方面を買う予定はなかったので、良い噂をきいて気になっているあれやこれやを、人の隙間からじぃっと眺めて確認して終わり。

2階では、混み具合にもよるけれど
「買い物の最初に預けて帰りに受け取れる」程度(早ければ1時間くらい)でペン先調整も有料でやってくれるとのことなので。
次回は、心当たりのある中から選んで早速お願いするつもりです。
この階、中屋万年筆がたくさん飾ってあって楽しかった〜。

上の画材系の階は密度ギッシリ系で(伊東屋的に)懐かしい感じ。
ここは時間の関係であまり滞在できなかったのが残念。水彩色鉛筆がたっぷり試せるコーナーがあったのに...

 
今回、ある意味一番「これは収穫だな」と思った件は、
同行した夫が、この新しい伊東屋をとても喜んで見て回っていたこと。
様々な値段帯の大量の筆記具がオシャレに飾られている試し書きのコーナーなども、かなり長いこといたかもしれません。
(旧店舗では全くそういうことはなくて、私の買い物中はあっという間にどこかの喫茶店に消えていた)

普段はデジタル中心な人なのでモノ系の趣味は全くなくて、
私が既に、この状態に首まで浸かっているにもかかわらず(!)
夫のほうは文具に関しては
「興味もまだまだ入り口手前:現状ほとんど持ってないけど、良い製品は使い心地も気持ち良く、生産性も上がるらしい」
件を近年やっと知り始めた超ビギナーです。

この層が最も心と物欲を揺さぶられるように伊東屋は作り替えられた!
と言っていい気がしますよ。
伊東屋オリジナルフリクション :← 後日の記事に続く: だとか、一緒にディスプレイされてたデザイン関係の分厚い本まで買ってたからな〜!

150703そういう意味でも非常に新鮮で、わいわい楽しく歩き回れたので、また近いうち行きましょうと話してます。
混んでる時間帯だったので、カフェにも入れなかったし。
(室内レタス畑はじっくり眺めることが出来ました!すごいなー)

私にとっては久々の上京で、完全に「東京あたらしもの観光」っぽいノリで舞い上がっていたのですが、得るものも多くて面白い一日でした。

買った物ネタは、ぽろぽろと今後の記事に続けますね。

 
「ねぎし」の牛タン、前から行きたかったのですが、私はここも初めて。
すっごくおいしかったです(・∀・)

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2014.06.27

代官山の蔦谷書店に行ってきました。

140626 140626

「一度覗いてみたい!」と憧れていた代官山のTSUTAYA、昨日行くことができました!

代官山 蔦屋書店 | 代官山DAIKANYAMA T-SITE

いや〜期待どおり、ステキな本屋さんでした。

上記HPの写真からもうかがえる通り、天井近くまで本が美しくレイアウトされていて、穏やかな照明や木のインテリアの重厚感等々、とにかくお洒落。
文化/アート系各分野が、棚を見つめているだけで芋づる式に(判型の規模や和/洋書関係なく、いくらか独特な視点で)関連書籍を次々に提案しているところが面白く、あっという間に時間が経ってしまう感じです。
Amazonページでいうところの「よく一緒に購入されている商品」とか「この商品を買った人はこんな商品も買っています」が、そのまま可視化されているというか...!

こんな感じに ↓ 三つの2階建てのビルが渡り廊下でつながってまして、いろんな世界に行けるテーマパーク感が楽しい。
施設・店舗 | 代官山DAIKANYAMA T-SITE
どの階も、あちこちに大きめのソファ等々で構成された「ゆったり座れるスペース」があり、調べ物をしたり音楽を聴く人々がくつろいでいました。
(1階に大きめのスタバがあるんですが、それを店内あらゆる場所の休憩どころへ持ち込んでよいとのこと。)

売場ではあっというまに時間が経ってしまって、全体的には実にさらっとしか眺めていないので残念なのですけれど。
それでも何となくのイメージというか直感でAmazonのウィッシュリストに放り込んでいた数々の
「うわーこれ実物みたかった!」
という、(比較的珍しめだったり高額だったりする)本を実際に手に取ることが出来て幸せ。

文具売場は、書斎館のように壁(窓?)面にずらっとペンが飾られていて壮観でした。
予想していたよりは小さいスペースだったけれど、みっちりと詰まっていて。30分はボーッとして居たかもしれないな...
ポスタルコ製品も揃っていたし、好きな色の革ブックカバーや限定インク等々、気になるものはたくさんあったのですけれど、なんとか踏みとどまった!
サファリのコーラル軸はそのうちEFあたりで買ってしまうかもしれない。綺麗な色だね〜

140626というわけで、"都会の洗練お洒落オーラ"にやられてしまった私たちは、2階のラウンジで一息入れる(=ビールを飲む)ことにしたのですけれど、これがまた、椅子といい内装といいどこか外国の高級ホテルのよう。

Anjin | 代官山DAIKANYAMA T-SITE

ほの暗いソファ席に案内されると、メニュー代わりにiPadが静かに手渡されるのです。
壁の棚には、美術品がところどころ置かれていたりan・anなどの雑誌の膨大なバックナンバーがファイリングされていたり。
ビールが注がれるグラスも、触るのを躊躇するくらい薄い硝子で作られていて、もう隅々までかっこいいのでした。
この黒ビールは1杯1000円くらいしましたが!たまらなく美味しかったです...。
一日中ここで本を読めたら天国だろうなあ。

このラウンジだけでなく、店全体が夜中の2時までやっているんですって。
近くに住んでたら(←それ自体とんでもなくハードルは高い。)まいにち通ってしまいそう。
あえて平日を選びましたが、それでもけっこうな混雑ぶりでしたから土日はどんな様子なんでしょうか。
本好きにとっては最高に楽しいところでした。

我が家からはかなり遠い場所であることが残念です。
いつになるかわからないけれど、是非また行きたい!

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2014.05.25

「バルテュス展」に行ってきました。

140523展示終了まで一ヶ月切っていることがわかったので、先日の金曜に行ってきました。
良い天気だったので、上野公園の緑がきらきらしてました。
バルテュス展 ← 公式サイト

正直、これまで予備知識がほとんどなかったのです。
「没後初の大回顧展」ということでこれを機会に勉強したくなりました。
先日、NHKのBSプレミアムで放映されていた特集番組がとても興味深かったのですよ。
バルテュスと彼女たちの関係 - NHK ← 6/1に再放送があります


23日の午後時点では、
「平日でも予想よりは混んでる、でもまだ絵の前の好きな位置に立って好きなペースで見学は可能」
という感じでした。
会場は、全体的にかなり暗くしてあって、絵画や解説パネルを光で浮かび上がらせているような状態。

光線による色の見え方に非常にこだわる画家であることは、後半のアトリエ再現展示や生前のインタビュー番組の上映でわかりましたので、そういう環境に近づけているのかなと思いました。
それゆえに、絵に関するこまかい文章をいちいち近寄って、読み取るのに時間を割いている人も多かったんです。

絵を眺めることに注力できますので、500円かかりますがヘッドホンでの音声ガイドを借りることを(眼球が大人な皆様には特に)強くお勧めしたいです。
解説以外にも、夫人の節子さんによるバルテュス生前のエピソードや絵のモデルになったときの体験等々 の語りも多く入っていて満足!


図録は品切れしているのか、6月に入ってから送ってくれるとのこと。
その送料も込みで2400円なのはだいぶお得と思われる分厚さでしたよ。
美術展では毎度のことですが、帰り道で他に何も買い物できないくらいの大荷物になるので。
購入後に配送を頼もうかな?と計画していた私には、むしろ朗報でした。

特設ショップに並べられていた書籍も手にとってぱらっと中を見たところ、評伝など数冊読んでみたいものがあったので、これも帰宅後にネットで注文しましたよ。
便利な世の中だなー

B00JAKAI3U「美しい日々」や「夢見るテレーズ」などの代表的な作品(どれも結構大型の作品であることにも驚いた!)の実物を鑑賞出来て感激です。

絵の対象の多くが少女の身体だったことで、決して万人から好意的な評価を受けたわけではなく、スキャンダラスな画家としての誤解も煩わしかったのではないかと思うのです。
東洋、特に日本から大きな影響を受けたことも展示から学ぶことが出来ました。
(まさに今の日本のアニメや漫画とも切り離せない世界を感じます。
女の子以外に、猫の絵も多いのですよ。)

また、行く前に入門書的に買ってみたのですが「美術手帖」の5月号、よくまとまった特集なのでおすすめです。


というわけで「平日ひとり美術館」、自宅仕事だからこそ気ままに出来ることですが徐々にハマってきました。
帰りに都会の文具店に立ち寄れるだけでなく、地元の規模とは全く違う巨大デパ地下で美味しいおかずも買って帰れるし、そこそこ運動にもなるしで、(まあちょっと寂しいんだけど)新しい趣味にしようっと。

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2014.02.27

「ラファエル前派展」と「英国の唯美主義展」に行ってきました。

B00HS8S7WU火曜日に行ってきました。
美術展を二つハシゴするなんて(美術館だらけのパリ観光以外では)初の試みだったのですが、朝からはるばる大都会トーキョーへ乗り込んだだけあって、非常に勉強になった1日でした!
こういうの、これからも続けてみよう…
 

単純に、「展覧会が東京でやってるからこの際一読しておこうか、表紙も綺麗だし!」
と、書店で手に取ったこの本が予想外に面白かったのがきっかけです。

美術手帖3月号増刊 ラファエル前派 19世紀イギリスの美術革命 ← Amazon

そもそもルネサンス期のラファエロ本人に関する何かだろうと思っていたら全然違って、1800年台からと比較的近代の出来事であるというのを始めて知りました。

・・・というくらい予備知識ゼロだったのですが、当時としては非常に前衛的な考えで成り立つ美術運動であるということがとてもわかりやすく解説されていました。
ロセッティ、ミレイ、バーン・ジョーンズ、ウィリアム・モリスといった、過去に他の美術館で見かけたり絵柄に馴染みがあったりしてちょっと気になっていた英国アーティストの方々も皆、この一派に属していたのだなあという驚きも。

それに加えて、人間関係の:主に男女関係の:ドロドロ・ゴタゴタとした相関図が実にドラマティックで、まるで昼ドラのHP(登場人物解説ページね)を眺めているかのような野次馬感もありで。

結局、「そのうち行けたらいいな〜」から「これは絶対みてこないと!」の決意に変わった、事前入門書としてはかなり良い仕事をしてくれた本と言えます。
もちろん、各有名作品の制作背景などもきめこまかに解説されていて、これを読んでから実物を見に行ったことで理解が深まりましたよ。

 
テート美術館の至宝 ラファエル前派展 英国ヴィクトリア朝絵画の夢 ← 公式サイト

六本木ヒルズの、森アーツセンターギャラリーでの展示でした。
火曜の午前の状態では「余裕はあるけどほどほどに混み始まってる」感じ。
ゆるゆると進んでいけば、絵に対して最前列ど真ん中に位置することはまだ難しくはないという人出かな?

話題の企画展ともなると、黒山の肩越しから見学もやむを得ない状態になる日本の美術展としては、かなりまだ”すいてる”と言えるランクなのかもしれません。

絵の足下の床にはごく低いバーが据え付けてあって、これを越えて身を乗り出したりするとすかさず係員の人が注意しに来ます。
ラファエル前派の内容は女性受けしやすい面も多分にあるので、平日の今だと中高年のお友達グループで来ていた人が多かった印象。
ハラハラするほどの近距離まで絵に向かって指をさしたり、感想(蘊蓄?)を大きめな音量で言い合ったりする現象がしばしばありまして、そういう場合はその都度取り締まられていたので、ああやっぱりスタッフさんの監視は必要だなあと思った次第…

文章で詳細に記された解説パネルは随所に貼ってありましたが、私は音声解説のヘッドホンを500円でレンタルしました。
絵の脇に番号が書いてあるので、それをポチポチと機械に入力すればそれぞれの説明を聴くことが出来ます。
やっぱり、解説パネルよりも直接絵を眺めつつ耳から知識を入れるほうがラクです。
BSの名画解説番組をみているような分かりやすさでどっぷり浸ることができました。
今回の展示では、石丸幹二さんによるナレーションだったのですが、絵によっては(例えばミレイの「オフィーリア」のなら)ハムレットの朗読や、クラシック音楽が流れたりとオマケのコンテンツも多くて楽しかった!

最後にたどりつく売店では、立派な展示図録とオフィーリアの絵入りクリアフォルダ(実用的だし印刷は綺麗だし、カード等と較べれば、大きさの割に安い..。)を買いました。

140225 140225
次は東京駅に移動して、「英国の唯美主義展」へ。
背景としては、先程のラファエル前派展とつながっていて第2世代的な感じなので、連続してこの内容が鑑賞できるのはとても贅沢なことです。

ザ・ビューティフル 英国の唯美主義1860-1900|三菱一号館美術館 ← 公式サイト

4756243363丸ノ内線で移動したので、解説を出て地下道どんどん歩くだけで到着することができました。
三菱一号館美術館、はじめて行きましたが本当に素敵な建物ですね!
東京の中心って、駅も含めてですが、こういうクラシックな様式のビルが大事に守られている場所が意外に多くて、行くたびに感動します。
今回の展示場も、つやつやと磨かれた木の床や各部屋の古い暖炉を眺めているだけでもうっとりです…

家具調度品等、ヴィクトリア&アルバート博物館(ここはフランスの装飾博物館みたいなところなのだと思う…イギリスに行く機会があれば絶対に行こう…)の収蔵品も多く、アートが生活の中に浸透していく様子がよくわかる展示でした。
ちなみにここでも音声解説装置を500円でレンタル。良かったよ。

図録もたいへん立派(値段の割にはとても豪華!図鑑みたいな作り)だったのでもちろん購入しましたが、2展分だとバッグは相当な重量になり、疲労困憊で帰宅したのでした。

 
それにしてもとにかく、絵が精密で美しい。
当時としては、常識とされた教科書的なお手本をいっぺん捨てて新しい方向性を打ち立てよう!という前衛的な運動だったわけですが、現代の文化にしっかりと影響を与えて根付いていることがわかりました。

 
自分では既に持っている
(綺麗だから、図案資料集として役に立つかな?くらいの感想で去年買ったけど、積ん読グループのなかに入りかけていた)
本の中では、
ウィリアム・モリス - クラシカルで美しいパターンとデザイン-
がラファエル前派〜唯美主義の関連本として
(ある程度背景知識を頭に入れた今になって目からウロコが落ちるように!)
とても面白く読み進めています。
絵柄見本が主になっている構成ですが、解説文や豆知識コーナーも非常にわかりやすいです。
そういえば売店にはモリスの壁紙や布製品がいっぱい並んでたなあ。私は「イチゴ泥棒」の絵柄がいちばん好きです!

デジタルの表紙画像では全くその良さが表現できていませんが、シルバーの箔印刷のうえに散りばめられた美しい絵柄のカバーは、所有満足感もたっぷりと味わえます。
(カバーをとると、黒字に金印刷になっていて、これもまた「モリスの作った本」っぽくて豪華なのだ。)


そんなわけで、作品だけでなく、その人間模様方面もじゅうぶん魅力がある世界なので、勉強ついでに関連本を読み進めていこうと思った次第です。
まだ一度も行ったことのない「イギリスへ、アートな旅」の憧れも強まりましたよ!

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2013.08.14

Summer Sonicに行ってきました(Linkin Park Meet&Greet+Special Performance観覧)

8月10日(土)に幕張メッセ+マリンスタジアムで行われたTokyo開催のほうへ行ってきました。
(前日の別イベントについての過去記事はこちら↓)
 ●Linkin Park Underground Meetups Tokyo に行ってきました。

130810 Summer Sonic Tokyo
 
「2000年以来、一番暑い日」「日中は40度超えなので必要の無い限りは外に出ないほうが」
等と恐ろしい話が次々飛び込んで来ていましたが、意を決して昼前に出発!

いずれおすすめアイテムなど別記事で後述したいと思いますが、ライブ慣れしている方々から日射病対策に持っていくと良いものなど親切なアドバイスを前日までにたくさん頂いておりましたので、本当に助かりました…
買い出ししたものを大きめのバッグに詰め込んで、乗り換えるたびに飲料補給しつつ、酷暑のなか幕張へ。

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今回、大変運が良かったことに、公演前のMeet&Greet(ファンクラブ主催の、Linkin Parkメンバーと談笑しつつのサイン会のようなもの)に当選していました。

指定場所に集合すると、身分証明書と名簿のチェックが行われて首から下げるパスを貰い、スタッフから説明を受けます。
・メンバー本人のみを狙って撮影してはいけないが、自分と一緒に写るのは有り
・メンバーへのハグとキスは禁止 ←他国だとやっちゃうファンもいるのかもだけど、日本人はあんまりそういうことしないよねー?(驚)
・サインを書いて貰える一品だけを持って待機

我々が1列に並んでいる前を6人がサイン用マジックペンを持って巡回してくれるという態勢のようです。
幕張メッセ屋外(!)の搬入口みたいなエリアで、「この暑いのに一体何を?」と言いたげな通行人の怪訝な視線を浴びつつじーっと待っていた約40人だったのでした…。
緊張と気温で目が回ってきた頃にポカリスエットが配布されたので一気飲み。
公演の時間も迫ってきたので大丈夫かなーと言っていた位の頃にスタートしたのでした。

 
もう!とても楽しかったです。
今回もご一緒させてもらったMさんはファミリーで参加なので、パパさん手作りのLPスパンコール付きTシャツを着た小さなお嬢さんがメンバー達に大人気。

私はその傍らに並んでいたので役得!とばかりに、じっくりニコニコとやりとりを観察させてもらいましたよ。
子だくさんな上に、初めての女の子(双子)が生まれたばかりのチェスターの反応はもう限界メロメロで、コレは予想通り…
マイクは、彼女のカラフルな髪飾りの可愛さに目を留めてふわっと撫でてたし、フェニックスは「ウチにも6歳の娘がいるんだよね〜」とニコニコ。
クールな感じの印象があるブラッドやロブまでもがohh…と目線を合わせて話しかけているのがもう意外というか感動でした。
ちなみにハーン先生は、プレゼントされたガンダムフィギュアの箱を眺めるのに夢中でした。←これもまあ予想通り…

昨年のミュージックステーション観覧のときも思いましたが、ライブ映像等の画面から想像するより実際のところは皆さん体格が大きくて圧倒されてしまいます。
このへんはさすが"外人さん"なのだなわと素直に感心したのでした。

急ぎめなスケジュールだったのでお話自体はひとことふたことという感じで、私自身はもう満足。
というか、彼らが日本公演サイン会時に連発するのでそれなり理解しているのだろうと思われる「コンニチハ」と「アリガトウゴザイマス」の日本語の往復で乗りきった(英会話ゼロでいけた!情けない!)のでした…

サインは、手帳の内側などにも書いて貰おうかと初は考えていたのですが、一品指定だったのでサマーソニックのチケット購入時の特典布バッグの裏側に6人分もらっちゃった。
掲載写真は、スタジアムのライブ終了後にラウンジのテーブルで撮影した物なのですが、今はちゃんとシワを伸ばしてとりあえずジップロック内にて丁寧に保存中であります。

最後に、メンバー+参加者の集合写真を撮って楽しく解散しました。
ご一緒の皆さん、どうもありがとう!

 
と、ここでスタッフさんから謎の発言が!
「夜9時半から皆さんにスペシャルプレゼントがあるので集まって下さいね」
(とっくに山奥へ帰ってる予定だったけれど即刻残留決心して家にメール発信。)

・・・と和やかに余韻に浸っているヒマも無く、次はマリンスタジアムでの公演に移動です。
わりとギリギリな時間までMeet&Greetがあるので、これに参加してしまうと、ライブへ早めに行っての場所確保は諦めないといけません。←まあ仕方ないですね…。

 
130810 Summer Sonic Tokyo 2013

今回初めての野外ライブゆえに、体力および生命力消耗を心の底から恐れていた私は、今年から導入された「プラチナチケット」を大枚はたいて購入しておりました。
上記リンクの下部にあるとおり特典の数々は、こんな暑い日だからなおさら値段分の価値はありましたよ。
球場へは、普通のシャトルバスよりは来る頻度が少なくてちょっとやきもきしたのですが観光バスみたいな立派な車を回してくれましたし、野生の勘(?)でスタンド席からアリーナのほうに飛び込んでみたら、プラチナ優待エリアの後ろのほうならじゅうぶん(大荷物のままでも)空間がありまして。
地面に座り込んで休んでる人もいたほどのゆったりさだったのでした…

上写真は、開始直前くらいで位置取りをして後ろを振り返って撮影した景色です。
夕方5時近くでも猛暑で、なんの水分だか考えたくないですが、薄青いモヤまでかかっていたスタジアムでした...

前方エリアとはいえ、陣取ったのはだいぶ端になるので横顔を遠くに眺めるような感じでしたが、彼らが4曲以上歌う公演自体も初経験だった(昨年のVMAJの3曲が最長だった)ので、ええっこんな名曲も生で聴けちゃうの?と驚きまくり。
とても公演中に書き留めている体力は無くてファンサイトからの転載になりますが、セットリストは以下の通りです。

・A Place For My Head (Extended Intro and Extended Outro)
・Papercut
・Given Up (Extended Outro)
・New Divide
・With You (Extended Intro and Scratch Outro)
・Somewhere I Belong (2012 Intro)
・LIES GREED MISERY
・Points Of Authority
・Waiting For The End (Apaches Intro and Wall of Noise Outro)
・Breaking The Habit
・CASTLE OF GLASS
・Leave Out All The Rest/Shadow Of The Day/Iridescent (Medley)
・LOST IN THE ECHO (2012 Intro)
・Numb (Numb/Encore Outro)
・What I've Done
・BURN IT DOWN
・In The End
・Bleed It Out (Extended Bridge with Reading My Eyes and Extended Outro)
・Faint (Extended Outro)
・One Step Closer (Extended Outro)

溶けかけの凍りタオルを頭に乗せ、水ボトルと腕を振り回しながら、なんとか元気に乗りきりましたよ。
私の居たエリア付近は、熱中症でバタバタ倒れて運び出される人が続出でサバイバルゲームみたいな様相になりましたけれど、事前の、体調維持に感する情報収集の大切さを思い知った次第です。


さて、プラチナ専用ラウンジ(これがなかなか快適!)でビールをいただきながらiPhone充電し、夜9時半の再集合待機です。
先刻の公演中、マイクが「キテネ」と日本語のカンペを読み上げたのでなんとなくわかったのですが、他のイベントでコラボ曲を発表する模様。
Meet&Greetが若干慌ただしかったので、これでじゅうぶん補填されたなあとホクホクして参加会員の皆さんと再会です。

結果、DJのスティーブ・アオキとチェスター+マイクのコラボ曲「A LIGHT THAT NEVER COMES」のお披露目時に最前列ご招待という、ものすごい特典が待っていました。
(そしてショー開始前に再びじっくりと入場パスをチェックされた後、1本づつLinkin Parkロゴ入りスポーツタオルを頂いた。
Meet&Greetがまさかの屋外開催だったからだったからなのだろうか?すごいサービスだ。)


アオキ氏の単独演奏時は私たちはステージの横に貼り付くように並んで待機していたのですが、大音響と人々のものすごい盛り上がりぶりに驚愕。
ケーキやゴムボートを客席にぶん投げたりする面白いステージでした。

チェスターとマイクが登場した後はもう、正面に引っ張り出された私達の騒ぎ放題の場として大盛り上がりしたのでした。
撮影も公式から完全にOKが出たのでこれもまた、デジカメ新調しておいた甲斐があったということで。
踊りながら撮ったのでまともな写りのモノは予想の半分以下くらいに少なかったのですが、掲載以外のものも入ってるので以下のリンクから写真セットをご覧下さい。
これ以外にも、アオキ氏のFacebookには高画質な写真が大量に掲載されていたので探せる方は探してね。

Summer Sonic 2013 Tokyo - Mike Shinoda + Chester Bennington Special Performance with Steve Aoki
a set on Flickr

130810 Summer Sonic Tokyo

というわけで、ギリギリ終電で帰宅できました。
もう徐々に体の痛みもおさまって(翌日は全く肩が上がらず…)、
生活は以前のように静かになりつつあり、仕事も再び。
ああ楽しい夏だったなあ。←すでに私の中ではひと区切りついた気分。さあ次は来年の手帳を選ぶシーズンだ!

 
私の場合、Linkin Parkの中心ファン層である学生〜20代の方々とは、おそらくまた違う感じで好きなのだと思うんですが
(歌詞から自分の苦悩を投影し共感するような、もうそういう多感な年齢ではないから。
 学生時代はわりと、ニューミュージックと言われるジャンルへ傾倒していましたが。)

しかし、いい大人なりの新境地が面白いので、これからもファンの方々との交流含めて楽しもうと思います。

次の来日はいつだろう。それまでもくもくと頑張りますよ。

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●前日イベントの記事:Linkin Park Underground Meetups Tokyo に行ってきました。

●昨年の関連記事:
 - ミュージックステーションを観覧しました(LINKIN PARK)

 - VMAJ2012を見てきました(LINKIN PARK 2日目!)

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2013.08.12

Linkin Park Underground Meetups Tokyo に行ってきました。

1308098月9日(金)に行ってきました。

内容説明丸投げで恐縮ですが、下記の記者会見を見学出来るというファンクラブのイベントに参加してきました。

Linkin Park : リンキン・パーク×ハードロックカフェ、チャリティTシャツをコラボ / BARKSニュース

リンキン・パークが「ハードロックカフェ」と制作したチャリティTシャツを初披露 | EVENT | FASHION | WWD JAPAN.COM

Linkin Parkの設立した団体であるMusic for Reliefは、災害や貧困により生活が困難な世界中の地域への支援を行っています。
今回もその活動の一環で、チャリティTシャツをハードロックカフェとのコラボで販売したのです。
東日本大震災の年にも、募金だけでなく石巻への学校訪問等、多大な援助を頂いたのですよ。

 
さて、このイベントへの参加は、ファンクラブ内でのエントリーで先着80人の招待だったのでした。
(いつものごとく結構遅い時間に起きたので無理かな〜と思ってたんですが平日ということもあり大丈夫だった!)
六本木自体ほとんど行ったことがない私は、ハードロックカフェなんてところは当然未体験。
しかしとりあえずこういう催しにはLinkin ParkのTシャツでも着ていけば間違いないはず。
と、以前ファンクラブのセールで買ったものを着込んでいったら意外と「普通の服装」の方が多かったのでちょっとだけ焦る。

130809 130809

私たちは記者会見席と同じフロアではなく、二階の(会場となっているフロアが見渡せる窓がついた)テーブル席に案内されました。
ガラスの壁で隔離された側できゃっきゃとザワついてる我々の感じはちょっとだけ動物園を思わせるものがありました(笑)けれど、なかなか楽しい。

普段もSNS上で日々おしゃべりと情報交換している間柄ですし、ミュージックステーションの観覧やMTVのVMAJなど昨年のイベントで知り合いになった方々も多かったので、もうわいわいと。
忘れずに、Tシャツも入場受付と同時にお買い上げしました。

撮影は、動画は禁止ですが写真はOKと言われたので、買ったばかりの小型カメラ:いずれ近々に別記事にてレビュー予定:の20倍ズームの機能を駆使して撮りまくりました!
このガラスの壁はなかなかのクセものでして、中に細いハリガネが格子状に入っているもの。
このハリガネにピントが合っちゃうこと多々だったので失敗写真も大量生産するハメに…とほほ。
でも、みんなの頭の上から必死に構えて頑張りましたよ。

ここに掲載以外も含む写真セットは下記リンクからどうぞ。
Linkin Park Underground Meetups Tokyo 2013 - a set on Flickr

130809

会見場の上のガラスの壁の向こうで、二人の顔がちょっとこちらに向くたびに(私たちが)あまりにも必死に手を振りまくったりのアピールをしていたので、最後にマイクとチェスターは階段を上って一瞬こちらのスペースに来てくれました。
(この間、室内が狂乱状態になったのでブレまくり、まともな写真は無し…)

最後に、ファンクラブスタッフの代表の人が
「一人だけTシャツをプレゼントします」
と、(全員が入場時に購入した→)食券のとある番号を読み上げたのですが、それをポケットから出してから私の数字であることに気付くのに5秒くらいかかりました。
…sixteenて16?13だったっけ?とかなんとか馬鹿なことを考えていたのを覚えています。

Tシャツは、自腹購入したものと同じ色柄だったので「うわー2着目ですな…ハハハ!」という感じで受け取ったのですが
この私の反応が「ずいぶん冷静な人」である印象を周囲に与えたらしい(笑)サイン入りって運営の人は言ったのかもしれないけど、英語力的に聞き取れなかったんだよ!!
拡げてみると、なんと両肩にチェスターとマイクのサインが入ってました。
この記者会見写真(下)でマネキンが着てる黒のほうです!
会見中に二人が書き込んでいたもので、それに気付いた私は心の中で静かに鼻血を出していました。

翌日のサマーソニックのときも「Tシャツ当たった方ですよね」と複数の方に声をかけて頂き感無量。
今、どのように保存しようか思案中です。
(とりあえずサインがよく見える位置で丁寧に畳んでジップロックに入れた)

夕方からは渋谷のA BATHING APEでこれまた違うコラボTシャツの発売+リンキンのメンバー全員来店のサイン会があるということで、体力がある方々はそちらに移動していきましたが。
私は翌日の公演参戦に備えて山奥へ帰宅しました。
いやはや、アツい一日でありました。

 
次回記事はさらに猛暑のサマソニ報告へ続きます。
いや〜ファンになって以来、こうしてかならず何かのイベントに集中出席するパターン、今年もだなあ!嬉しい。

●昨年の関連記事:
 - ミュージックステーションを観覧しました(LINKIN PARK)

 - VMAJ2012を見てきました(LINKIN PARK 2日目!)

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2012.11.05

銀座でいろいろ見てきたこまごま。

1211074なんと、トーキョーの文具店は、春の万年筆祭り以来になります。
久しぶりの銀座は、さらに賑わっていてびっくり。
(日曜だったからね...)


つい先日のiPad mini発売の件もあり、AppleStoreの混みようは大変なものでした!
せっかくだから寄ってみようかと店前まで来たのですが。
(おそらくiPad miniが置いてあるのだろうと思われる)中央の台の辺りで、二重・三重に人々がぎっしり取り巻いておりまして、
隙間をみつけて一歩だけ入店してみると、心なしか酸素が薄い…
これでもう諦めて伊東屋に向かったのでした〜。


iPad miniについては、実家近くにあるヨドバシカメラ店頭で前日に体験済みです。
人だかりはしてたけど、地方の大型店なので、在庫もそれなりにあったような雰囲気。
発売間もないのに他社製品のケースやカバー類の品揃えが、どっさりとあったのもすごかったなあ。
こういうのはだんだん早め早めに出してくるものなんですね…

小さくて軽くて、今のiPadってこんなに薄いんだ?!と結構驚きましたよ。
その気がなかったのに実際に見ると買ってしまう人が多い、というのも頷ける質感。
液晶がレチナじゃないという件は、まあ言われてみればという程度にしか気にならないけれど...
(というか、そもそもレチナのiPad持ってないのでよくわからないのだった。
 最新の普通サイズiPad、見るの忘れちゃったくらいのインパクトはありましたから...)

しかしまあとりあえず、”自分にはまだ必要なし"部門に分類。
電子書籍を7インチ系で読んでみたかっただけなので、KindleFireHDで今のところOKなのです。
日頃の移動範囲が極めて狭い私には、機能も価格もこれで全く充分。
Kindleユーザとしてのオタクごころ、というか好奇心のほうが今回はMac製品を上回って大きいのでしょう。
カラーのKindleがどんなものなのかよくわからないのですけれど、今回はそちらを楽しみにして、うまく使う工夫をしようと思います。


と、こんな具合に、iPad miniを「買う理由」「買わない理由」を多くの人が力説してしまう辺りが社会現象なんですかねぇ。
いち早く購入した方々のリポートを現在もネット上でたくさん読んでいまして、わりと疑似体験となりつつあるので羨ましさ半分+非常に楽しい日々なのですけど。


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さて伊東屋です。
混雑する日曜午後とはいえAppleStoreに較べれば、人が流れるスペースがあるだけ快適と感じました。

万年筆売り場が別ビルに移動になって相当変わりましたよ!オススメですよ!と沢山の方に教えてもらっていたので非常にわくわくしてました。
本館の入り口を、そのまま裏手まで突き進んで(エレベータ待ちの行列がすごいんですね…)建物を抜けて行くことが出来ました。

おなじみの赤クリップは来る度にいつも写真を撮っているような気がしますが、万年筆デザインの看板は今回初めてです。
自動ドアをぬけて中に入ると、今までの本館売り場の様子からは全く違う、ゆったりと落ち着いた世界がっ。
フロアの両脇に大きな万年筆売り場が出来ており、先端は、入って左側ケースがモンブラン/右側がペリカンという布陣になっています。
(その後ろに他社メーカーがずらりと続く。レジへ向かう奥の両カドが、ペリカーノなどの廉価万年筆やインクのコーナー。)

121104売り場が広大になったせいで、かなり多くの本数が並べられているように感じました。
暗さにスポットライト(書斎館・丸善)系とはまた違って、採光充分に明るいけど、内装の雰囲気込みで画廊のような落ち着きと高級感を出している展示、っていうんでしょうか。
いかにも銀座っぽさがあって素敵だと思いました。

うおぉと感動しながら2階にも上がってみると、そこはナミキや中屋万年筆などの漆塗りブランドや、宝飾軸などの高額限定ペンと、オルゴール(かなり高価で大きな製品も有り)の売り場になっていました。
それなりに人がいても静かに眺められて、まるで小さなミュージアムのよう…。

窓際には、ガラス張りの大きなスタジオルームのような空間がありまして、そこがなんとペン先調整コーナーとなっておりました。
白衣を着た方が作業のところを、外から眺めることが出来るようになっています。
料金も1500円くらいからと聞いてますし、気になる不具合を確実にみてもらえそうなので、今後利用する機会がありそうです。

海外観光客対応と思われる、英語と日本語をぺらぺらに操る店員さんもおりまして、いやはや、なんだかとっても「買いたくなる」感じが…!

(なにしろ本館含めて、こまかい文房具を沢山買ってしまっので。
 小出しの飛び飛びになるかもしれませんが、しなもの記事は今後の更新に続けます。
 とにかく、誌面やネットの画像でしか知らなかったたくさんの文具の実物を手に取れて感激。
 都会の人はいいなあ!)

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2012.07.01

VMAJ2012を見てきました(LINKIN PARK 2日目!)

もう1週間経ってしまった...
というわけで、6月23日土曜日の出来事です。

前日金曜日の夜はミュージックステーションの観覧だったわけですが、帰宅するともう足腰からギシギシ音がするかってほどのくたびれ具合。
・・・なのに気分が昂揚してしまって全然寝れなかったので。
諦めて(いつもどおりに)かなり遅くまでパソコンに向かってました。

そこで飛び込んできたのが、その夜までミュージックステーション見物で一緒だったmさんから、同伴予定のお友達が病気になってしまいVMAJ2012が一席空いたので行きませんかというお誘い。
まさか、二日連続でリンキン・パークのイベントに参加出来るとは思ってなかったので、夜3時過ぎにして驚愕。
これも応募に励んでいたけど、韓流の方々を初めとして出演者も多い催しだったので競争率が高いっ...(ノ∀`)

起床後の全身の筋肉痛といったらここ10年以上経験してないほどの酷さでしたが、ホクホクと幕張メッセに向かった私だったのでした。

MTV VIDEO MUSIC AWARDS JAPAN 2012 ←詳しい公式情報はこちら


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海浜幕張の駅前からVMAJのポスターがたくさん吊られていて、大勢の人がそれに沿って会場に向かっていました。
(最終的に集まったのは、6000人だとか!)

これだけの人混みでしたが、忍耐強く列に並んで待てばいいだけで、Mステと較べれば緊張も運動量も少なめで(笑)やっと本当にお客さんという感じに楽しめたのでした。

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開幕にはだいぶ早い時間に行ってみたのですがそのおかげで、出演者のレッドカーペット取材を(人混みの頭の向こうな後ろから)見物することが出来てラッキーでした。

リンキン・パークの皆さん、レッドカーペットにはチェスターとマイクとフェニックスの3人が出てきていたのですが、こういう場には本当に慣れているようで。
全くセカセカすることなく、LPファンとみるや近づいていって丁寧にサインや握手に応じてくれ、周辺の警備スタッフがうろたえるほど時間を掛けて交流してくれていました。

そうそう、楽屋ではきゃりーぱみゅぱみゅにお願いして写真撮ったり、の楽しげな情報も次々流れてきて面白かったです。

レッドカーペット優先入場の券もあって、それに当たれば最前列くらいのエリアに通されます。
スペシャルエリアに当選したお友達(やっぱり前日いっしょにMステ観覧をした人々)のサインGET品、撮らせて貰いました!

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黄色いアフロの絵は、これはメンバーのツイートを普段見てないとわからない面白内輪ネタではあるんですが、それをわざわざ色紙化して持ち込んだyちゃんもファンの鑑。
彼らは大ウケしてサインしてくれたそうです。

入場待ち時間の間にユニクロで買ってきた無地のシャツにさらさらっと描き込みをして即席のファンTシャツに仕上げるkちゃんを横から見物とかとか。

6時からのライブにむけて、整理番号順に群衆が分けられて、いよいよ少しづつ入場が始まりました。
その間にまた、twitterでお話ししたことのある人とTL上で探りながら声を掛け合ってやっとご対面したりして。
こういうのもなかなか楽しいですな。
(リンキン・パークのファンはだいたい、黒っぽいLPロゴ入りのTシャツを着たあっさりした恰好なのですぐ見分けがつくのです。
他のアイドルの人のファン集団はどちらかといえば小旗っぽいものなどの持ち道具に工夫を凝らしている人が多かったような。
あと、女の子はコスプレに近いくらい、うんとおしゃれしている人もいた!)

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リンキンが演奏すると思われるメインステージからは遙か離れたエリアに誘導されたのでアチャーと思ってたのですが、出っ張った島のように舞台が突き出たところが意外と近くて、これはこれで良い思いをしました。
今回の司会担当でもある、オープニングのPerfumeのダンスもかなり間近だったんですよ!
かっこよくてぼうっとなりました。
いかにも日々の鍛錬がわかる、しっかりまっすぐな手足のキビキビした動きがとても印象的だったのでした。

・・・と思ってるうちにいきなりの一発目プログラムがリンキンだったのでもうびっくり。
LIES GREED MISERY → Numb → BURN IT DOWN
というまさかの3曲構成で大感激でした!

言い忘れましたが、椅子無しのスタンディング観覧。
遠くで見え隠れするステージとレーザーの閃光に向かって私たちのエリアのお客さんもピョコピョコと大盛り上がり!
さすが音楽専門のMTVです。
きらめくセットのデザインも、光演出も未来っぽくて超かっこいいし、お客の頭の上まで行き来するクレーンカメラもぐるんぐるんと大迫力。
あちらからは絶対見えないだろうけど、こぶしを振り回しながらちからいっぱい合唱しているうち、あっという間に終了してしまいました~


結局彼らのライブはそれっきりだったのですけれど。
その後一気に退屈して疲労に泣くかと思いきや、最後まで楽しかった!
(TVで見ている人にとっては)CM放映中にトークをする担当のBOOという人(自称「男版マツコ」)、面白いなあ。

あと、歌じゃない、受賞者紹介という感じの喋りをやるだけのゲストも豪華。
ローラ、可愛くて惚れました。
ウフフ☆とかほっぺ膨らましとか、短いトークの間に例の芸をしっかりとやってくれた。この目で見れて感動。

名前もうっすらとしか知らないような方々も多かったけれど、やっぱり生の歌と踊りを眺めるのって楽しい。
それぞれのファンの人たちも一生懸命だしね~。
久々だったので、あらためてライブの良さを強烈に思い出した次第。
私は、日本のアーティストだと必ずCD買うのはポルノグラフィティなんだけど...行けたら楽しいだろうなあ!

B007UQ5Z1Gその後の筋肉痛ときたら、実に今週前半くらいまで消えず。
彼らを目撃できた夢のような二日間でした。
英語の勉強にもなってるし、これからも"情報の追っかけ"だけは続けようかと。
そうそう、MTV局でいまも度々やっている中継の再放送を眺めるのも楽しい。真上から等々、客席では絶対無理なカメラアングルがいいのだ。


というわけで今はすっかり、新しい本と新しい万年筆を開封してはにやにやと眺める、いつもの静かな日常に戻っております。
感想ネタ、いっぱいたまってます~。

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2012.06.26

ミュージックステーションを観覧しました(LINKIN PARK)

1206196月22日 金曜日に行ってきました。

新アルバム発売のため、超短期スケジュールで来日のリンキン・パーク。
リヴィング・シングス ←Amazon

ミュージックステーションの初出演を知って以来、ずーっと楽しみにしていました。
ネットからの観覧応募も必死にやってたけれど、まあこういうのは若者優先になっちゃうんだろうなあという諦めもだいぶあったのは事実。

しかし大変有り難いことに、ファンクラブつながりのお友達のご厚意で行くことが出来ました!やっほい。
二人ひと組の当選のため直前までの各種協力と調整もありまして、普段ネット上でお話ししている多くの方々が当日揃って初対面することに。
たった1曲とはいえ、私にとっては初ライブ。いやーほんっとに貴重な経験になりました~

現場での演奏、大成功でしたよ。
Linkin Parkも我々も、多いにノリノリだったことは強く明記しておきたいと思います。
( ↑ 放映された音響に不整合があったのは非常に残念ではありますが。
 御本人達がもうそれを望まない以上、怒るのは大人としてやめておきます。)

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既に番組観覧を経験した方々の(対象アーティストはそれぞれながら)、ネット上の体験記は今回非常に参考になりました。
私も誰かの役に立てるよう、ここに書いておきたいと思います。
興奮していたので、コマカい出来事の記憶間違いはお許しを。
なお今回は番組全部の一般観覧ではなく、リンキン・パークの演奏のみを、ライブ客として盛り上げる為の参加です。

整理番号から推測するに、だいたい300人程度は集まったのでないかと思われます。
多くの皆さんが、ツアーやファンクラブ限定のTシャツを着ていて、ある意味、服装準備は迷うことなくラクだったのでした。
私は、6月はじめに発表された米国公式サイトの新柄Tシャツを、ずうずうしくも万が一、当選したとき間に合うようにと(!)ちょいお急ぎの送料で購入していたため、恐らく誰とも模様がカブらず。ふふふ。
カラフルなアフロかつら持参の子もいて大笑いですよ。 ←邪魔になるような持ち道具でなければ大丈夫みたい。


●16:40が当選メールに記載された集合時刻でした。思ったより遅くてよかった...
場所は、テレビ朝日 ロータリー横の滝の壁があるスぺース。ちょっとした人数が集まれる程度の広場になっています。
当選時点で既に番号が通知されているので、50番づつに並び、係の人が名簿とメール(印刷物or文面の画面)の確認を進めていきます。
ペア当選なので、登録された二人が揃って入る必要があります。

テレビ局でのセキュリティのため名前を申請する必要があるそうで、同伴者を変えるときはできる限り連絡を(今回の場合はワーナージャパンの担当部署)しなければいけません。
しかし、間に合わずにいきなり違う人を連れて行っても、その場で身分証明を出したりすれば大丈夫な感じではありました。
私は、可愛い大学生のyさんを同伴して49・50番という比較的早めの番号をもらってありました。ラッキー。
ここはもう、気分だけは、私もおそろいの10代で!!気分だけな!!

整列と確認が済むと、ラミネートされた番号付き通行証のようなものを順番に渡され、下の階のスタジオ入り口方面へ案内されます。


120616●今回、控え室はありませんでした。
出来るだけ少ない荷物で来て下さいと最初から注意事項にありましたが、さすがに何もナシで自宅出発いうわけにもいかず、いったいどうしてよいか迷っていた件です。

屋根のある場所の駐車場地面にブルーシートが敷かれており、スタジオ入り口前に整列する時点でそこに順番にバッグ等を置いていきます。
そのまま持って入って良いのは財布や携帯など最低限の貴重品のみ。
このとき用に、ウエストポーチ等の小型バッグを用意している方も。
私は、腰だけでなく腿の部分にも大きな蓋付きポケットがついたチノパンを(前日、ジャスコのバーゲンでget!)履いてきました。
100円ショップでみつけたミニポーチ内にカードやお金などの最低限を収納し、iPhone含めて全部ポッケ内に収めることに成功。
靴は、いつものメレル ジャングルモックを履いていきました。(運動靴必須です)

携帯も、スタジオ入り時点までに電源オフにしなければなりませんが、屋外での整列待機時は操作してても構わなかったです。
twitterを使っての情報収集にはとても役立ちました。
その代わり、スゴイ勢いで電源が減ってしまい、何らかのバッテリー充電機器を持ってきてない(というか、防災用に買わねばと思いつついまだに持ってない)ことを猛烈に後悔。

楽屋にいるのであろう、マイク・シノダからのツイートもぽちぽちと入ってきており、ねんどろいど(後述)で遊んでる写真なども見ることが出来て和んでいたのですが、ギター担当のブラッド・デルソンが病欠して彼らの技術スタッフが代演することになったという書き込みが。
そこでザワザワと不穏な空気に。
どうやら来日自体も無理だった様子。嗚呼、お会いしたかった...。


●最初の動作訓練。
当初の番号順に、4列並びで収録スタジオに入ります。
てっきりリンキン・パークだけ別のスタジオでライブをやって、そこから1曲だけ中継するのかと都合良く考えていたのですが、予想が全く外れました。

私たちが群がるよう指示されたのは、同じ室内の、タモリさんや出演者や一般観覧の人が座るであろうおなじみのひな壇セットのすぐ向かい側。
そこに歌唱のためのセットが設けられており、それが出演者の順番どおりに、装備やら含めてモノスゴイ勢いで世界が入れ替えられるのです。
生放送ならではの、秒単位の仕事...!

我々もいわば「リンキンのライブにノリまくる観客」役の大道具みたいなもの。
とにかくちゃっちゃと番組進行を妨げず動くことを何度も指導されます。
CM明け2秒前あたりからワーワー言う練習とか←本人達を前にせずにコレをやるのはとても難しい...
移動は基本小走り、騒ぐときは縦ノリ推奨との指示も。

この時点で私とyさんは、ななななんと、ほぼセンターな最前列の立ち位置を獲得。
たまたま、入った順番と列内での位置の偶然がもたらした奇跡でした!
身長差があるので小さめのyさんを柵前に押し込み、私達はマトリョーシカのように重なってスタンバることに成功。

もう「近い」なんてもんじゃないです。
ステージもたいして高さがないので、お互い手を伸ばせばボーカルのチェスター・ベニントンと余裕で握手できるくらいの、普通のライブでは絶対得られないであろう(教室でバンド演奏してるのをすぐ前で眺めてる的な)すさまじい近距離!

しかも、この位置を忘れずに、リハーサルと本番でも同じところに立つように何度も言われます。
驚喜しましたが、まあ我を忘れちゃえばそんな秩序が保たれるかどうか?軽い疑問も湧きました。 ←実際、本番は前に割り込まれちゃったー(涙)


●そして再び列になってザザザッと小走りでスタジオから退場。
全力疾走と言うほどでもないけど、歩いたら怒られるであろう緊迫感。

我々のスタジオ入り直前には前田敦子さんが歌っているので扉の外で待ち、あっというまの退場後は少女時代が歌う。
・・・という進行にあわせて、景色ごと総入れ替えになるのです。
(・・・このスケジュールの急かしよう、彼らはアメリカで経験したこともないだろうな・・・)

走り終わりでゼイゼイ言いながらふたたび同じ駐車場に集合。
いよいよさっきの動きを繰り返しつつ、出演者を交えたリハーサルを待つことに。


●わりとすぐにリハーサル。担当係員の念押しの各種注意と携帯電源OFF。
そして再び無言で走り込む!
前田あっちゃんの「君は僕だ」が向こうからきこえてきて(これ今、映画館の上映待ちでしょっちゅうかかるので覚えてしまってたよ)ド緊張。

扉が開いていよいよ中へ。
リハなのでまだ皆は落ち着いていて、さっきのセンター前列を二人で再確保成功。

こっそりと振り返ると、(歌唱ステージ対面にトークひな壇セットがあるため)タモリさんがにこにこして他の人たちと座ってる!
更に、リンキンのメンバーがひとりづつ裏から入ってきてひな壇席に座り始めると我々側も騒然。慌てて静止するスタッフ。
ホ、ホンモノだー!!全員かっこよすぎ。
とにかく普段から映像でみてるのと、目の前で眺めるのとでは全然別人かってくらいに感じるんですよ。
立体感をともなうからなのか!

ここでおそらく台本どおりのトークの流れをチェックしてた模様。

そして「CM入り」と仮定する時間帯になり、サイドからこちら側のステージにメンバーが移動してくる。
チェスターはすぐそこに立って、やっぱり近ーい!
マイク・シノダ(以下、マイクと書いた箇所は録音機械のことでなく、彼を示すと思ってください)は少し引っ込んだ位置でキーボードの前にいるけれど、結構体の大きい人なのだなあ。
二人とも、スタンバる私たち集団を見回して、すごくいい笑顔でニコニコ。
ブラッドの代役の人は、パーカーのフードをかぶってサングラスまでかけて、人相がほとんどわからず。
極力、存在感を消す工夫をしていたのかも(涙)
Bギターのフェニックスとドラムのロブ・ボードンは私たちの逆側のかつ機材に隠れていた位置なのであんまりよく見えない~
更に高い段の上に居るジョー・ハーン(ハーン先生!)もキリリと真面目な面持ちで演奏機材の前でスタンバイ。


●その後の展開はもう超模範的というか、きっちりCM明け直前のカウントで大騒ぎ開始。
バーン・イット・ダウン(BURN IT DOWN)のイントロ、ドラムの入り辺りからズンズン足下に音が響いてきて一挙に盛り上がりました。

リハなのにチェスターの声が全力。
マイクも鍵盤を弾きながら、大きく手を振ったりでこちらもブワーっと煽られる!
これぞプロの仕事なんだと感動...している暇もなく、一生懸命やらせて頂きました!
サビに入る時に光の演出もカッと赤くなったりして、こちらもノリ方の度合いを切り替えやすかったです。

たった一曲分(しかもまだリハ)なのにもう全員汗だくになって演奏終了。
チェスター深々とお辞儀。
なんと更に一歩踏み出して近いところの観客とにこやかに握手を開始。
スタッフが軽くオロオロしてたので、空気を読んだマイクは速やかに退場にかかってました。
yさんもチェスターに握手して貰い、私も便乗してさらっと指先を"接触"させて頂き感動。(ふわふわしてましたー)
もう本当に、歌い方の激しさと相対して、終始、折り目正しく柔らかな雰囲気出しまくりの方だったのでした。

やがて引き剥がされるように、再び列になって走り去らざるを得ない私たち。
もう全員からホカホカ上がる湯気が見えてきそう。
こんなんであと一回、本番大丈夫だろうかとかなり自分が心配になるほど消耗。←このへんの状況は、当選する前からの予想的中。体力作り全く間に合いませんでしたから...


120622●本番前の休憩(約30分程度だったか)
ちなみにトイレはリハ後の30分程度の休憩時にしか、基本行けないと思った方がいいです。
トイレも行列するし、食事するようなヒマはないのですが、各待機時にガブガブ水を飲んでしまうことは全くオススメできません。
(休憩時、ここでいったん地面に置いた荷物も回収できるので、私は駅で買ったペットボトルの残りの水をyさんとちびちび分け合った程度。まさにサバイバル...)
この人数なので「どうしても行きたい人」は待機時などにも連れてってもらえたようですが、かなりギリギリなタイミングなので、最悪、入場できないことを覚悟したほうがよさげ。


★いよいよ本番。直前の整列。
(この時点で既に番組は始まっており、自宅でテレビをつけているファンの方々のツイートでだいたいの放映状況が流れてきている。)
さっきの休憩で、yさんから手のひらにしっかりとLPマークを油性マジックで描いて貰う。う、上手い...
前に向けて手を振った時にメンバーに見てもらおう。←必死
リハまでは大きめの石がついた指輪もしていたのですが、頭の上で手を叩く時に邪魔すぎ・勢いで石が外れる可能性すらあったので、付けるのやめました。

一応、進行の動きはさっきのリハと同じはずだったけど、やっぱ皆さん目の色が変わってしまい(笑)ドドド・・という勢いで雪崩れ込み。
割り込まれて当初より後ろに行かざるを得なくてカーッとなったんですが!
まもなくCM明けということになり、直後、イントロもはじまって怒濤の大騒ぎが始まったのでした。

リハーサルと違ったのは、とにかく後ろから凄まじい勢いで押されまくる!
これ柵前だったら肋骨がどうにかなってそうじゃん、と一瞬でポジティブに気分を持ち直し。

チェスターはリハーサルと全く変わらない安定度で熱唱し、手を上下に振りまくるマイクの動きは先程の演奏以上にノリノリ!

間奏時点で既に溜息が出てくる位ギュウギュウに圧縮されてたのですが、そのまま飛んだり跳ねたり大合唱しているうちに曲が終わってしまいました。
いやはや、完璧です。
お辞儀後のチェスターとまたもや握手大会になりそうだったのですが、こんどは速やかに退場。
生演奏と生歌の素晴らしさに震えながらスタジオを走り去りました。

疲労よりも、うわーすごいもの聴かせてもらっちゃった!という喜びが遙かに勝って良い気分でiPhoneを開けてみると。
例の音声でテレビ鑑賞した人たちと、今の自分たちの興奮状態との温度差に困惑しつつも、誘導スタッフの方々の「大成功です!ご協力ありがとうございました!」の言葉に一斉に拍手。
最後の整列後に荷物を各自回収して、解散となったのでした。

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B008B5RZIQさて帰宅後、夫に頼んでおいた録画を怖々と眺めてみましたが。
とりあえず客席側は、にょきにょきと上がった手のシルエットだけで顔まではとても判別できず、安心~。

トークでにこやかにアリガトウゴザイマスというマイクも素敵だ。
彼らがタモさんにプレゼントしてたねんどろいどは、私もAmazonで速攻予約しましたよ。9月末発売!
LINKIN PARK ねんどろいどぷち LINKIN PARK set (ABS&PVC製塗装済みトレーディング可動フィギュア)

というわけで今回の慌ただしさにめげず、どうか今度は単独ライブでまた来日して頂きたいと思います。
プロ魂というものを目の当たりにして、(私の日常とは全く違うベクトルですが)とにかく各方面のやる気、出ましたよ。

世代を超えたお友達もたくさん出来て、ほんっと楽しかった!また会おうねー!

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2011.12.31

今年もお世話になりました(2011)

111231久しぶりに自宅で年末年始です。
今日は一日ばたばたと買い出しや掃除など。
ここは田舎なので、お客さんを迎える系の正月食材がばんばん売れまくっていて。
お店はクリスマス以上に活気ありでした。

今年もいろいろと有り難うございました。
当ブログも年々大勢の方々に訪問して頂けるようになり、アクセス解析で検索ワードを眺めているとまるで文具店のよう...。

購入後のレビューが追いついていないものもわりとありますし、この路線はまだまだ続くかと思われますが、基本、分野を絞り過ぎずに、私の興味と"俺様情報"を綴る場所であるまま9年目に入りたいと思います。
ココログのスタート日から始めたから長いね!

今年は心身ともに疲れすぎないようにあえて放置していた件も多かったのだけれど、来年から(って明日だよ)本気出す。
ちゃんと動こうと思います。
大人だから、結果が全てってことで。

2012年もよろしくお願い致します。
皆様にとって楽しい年でありますように。

写真は、明日から開くまっさらの能率手帳ゴールドの新旧交代風景。
なんとか欠かさず続いてきた10年日記も、4ブロック目(4年目)に入ります!

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2010.08.29

夏祭りが終わりました。

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この土地に住んで10年になりますが、毎年の祭りは人混みがそりゃあものすごいので、我が家的には"ちょこっと昼間に露店を物色する"程度の参加率でした。
昼間に屋台で買って飲む生ビールはウマイ!!

しかし今年は盛り上がり方が尋常でない感じがびりびりと窓越しに伝わってきます。
(太鼓の地響き?とかピーヒャラな音響がかなり遠くまできこえてくる。)
30回目の記念大会なんだそうです。

暗くなってから出掛けてみたのはこれが初めて。
いや~大迫力で感動しました。
ねぶた美しい!
これ、青森のを運んできたんだそうです。超巨大です。

100829 100829

ばしばしと撮影しまくっていたらいつのまにかほぼ最前列まで押し出されていたので堪能しました。
パレードは昼間も行われますし、遊歩道脇には露店がぎっしり(地元のレストランやホテルからの出店も多いのでかなり本格的かつ美味しいのです)。
普段は駅前も比較的静かめな場所なんですが、いったいどこからというほど大勢の人々が集まってきます。

電車も便利ですので、お近くの方々は来年はぜひともお越し下さい。
・公式サイト:まつりつくば

100829

今回の写真はFlickrのPhotoセットのページにまとめました。
Matsuri Tsukuba 2010 - a set on Flickr

まだまだ暑い日が続くのでしょうけれど、これが終わるともう気分は秋なんだよな~

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2010.07.12

沖縄に行きました2010!

100708 Okinawa

先週は沖縄に出かけていました。

常宿、とカッコツケるには間隔が開いてますけど今回もブセナテラスです。
これで沖縄は3回目になりますが、往復航空券+レンタカー+クラブフロア宿泊という、毎度全く同内容のJALのフリープランパッケージを申し込んでいます。

こういうツアーは夏休みに向けて値段がどんどん高くなっていくのですが、寸前ギリギリでなんとか手が届く値段帯の日程に滑り込みました!
クラブフロア宿泊だと専用ラウンジでの飲食が自由にできる(朝食に加えてティータイムやカクテルタイムなど時間ごとに内容が変わる)のが素晴らしいので、このオプションは外したくないのだ...。
しょっちゅう行けるわけではないので、そのたびに部屋のアメニティ内容が変わっているのも楽しみ。今年はロクシタンでした。
香りはレモンバーベナで統一されていて、すっかりファンになりましたよ。
ロクシタンと言えばお花のイメージがありましたが、こちらも爽やかでいいですね!

初回は2005年の3月
前回は2007年の9月--その2
に行ったのですが、お天気は今回がいちばん雨雲率が高かったです…
ちらりとでもいいから、海に沈む綺麗な夕焼けが撮りたかったのでしたが、それも叶わず。
しかしさすが沖縄の7月で、普段の引き籠もり肌には曇りでもじゅうぶんな強度で。
後半はアロエ入りの日焼け鎮めジェルと室内プールのお世話になってました。

このホテル、食事や娯楽含めて「敷地内完結」が可能なほど設備が充実していることが(行動力すくなめな我々にとっては非常に!)魅力です。
今回はホント、帰りに昼食がてらDFSにちょこっと立ち寄ったくらいで。
前に気に入った「石垣牛チーズバーガー」に再会することが出来ました!
DFSのフードコート、なかなか気に入ってます。

というわけで、ひたすらのんびり(飲・食・泳・撮)してました。
Flickrで写真セットを作りましたので、よろしければご覧ください。
天気は微妙でしたが、美味しいものにたくさん出会えた毎日だったので悔い無し!

OKINAWA :: July 2010 - a set on Flickr


100709 Okinawa 100708 Okinawa

この時期の暑さ自体は覚悟していましたが、予想以上だったのは湿気と鼻炎でした。
朝、ベランダに出てカメラを開けるとレンズが一気にブワっと曇るのでびびります。
そして、松の木(←おそらく。杉ほどじゃないんですけど。)に反応する傾向の自分には初日の夜、鼻呼吸不可能になって大変なことに。
「沖縄は花粉症にならないってコミミにはさんだけど、まあ念のため」と2粒だけ持ってきていたコンタック600、ありがとう!
まあこれだけ南国ならば、植物は勢いよく育つのは当たり前です。
再訪時の荷作りで忘れないよう、「次回に備えること」と赤字でメモ書きな用件となりました。


100708 Okinawaそうそう、今回はじめてトラベラーズノートのパスポートサイズを文字どおりの旅行用に使ってみました。
カバーの前後にポケットシールをつけ、ジッパーケースを1枚、リフィルはキャンパスノートのB7サイズを入れていきました。
書き込んだり挟み込んだり用の持ち歩きには非常に便利!
大きさも重さも邪魔に感じることはありませんでした。

レギュラーサイズのほうは、いつものように部屋のデスクに常駐して、夜にスクラップ作業していました。
まだ貼りきれていない資料も、自宅でぼちぼち片付け中です。
短期間の日程ではありましたが、いろんな手続きに紙類が発生している(のが日本ならではだ)し、ホテル内のキャンペーンなどお知らせで配布された類も積極的にもらってきたので、いつものごとく丸1冊埋まってしまうのではないかと考えています。

というわけで、
3年後くらいには再び行けるように頑張らないと~!

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2010.06.07

「ZED」を観に行きました。

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2008年のオープン以来、行きたい(・・でも今は混んでて無理そう)!とずっと思ってきたZED、ようやくそのチャンスがきたのではるばる舞浜まで出かけてきました!
シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京「ZED」オフィシャルホームページ ← ドンドコと音が出ますのでご注意を。

いやー素晴らしかったです。
夫の家族も金沢から上京してくれたので大奮発して前から4列目まんなかの席を取ったのですが、ここまで間近だと大迫力ですよ。
出演者の表情や筋肉の感じがわかるのはもちろん、空中ブランコ(とか、ヒモ状の布一本でぶら下がるような人々)が、ヒュンヒュンと風を切って頭上すぐを通り過ぎていくのがすごい!

これから行く方々のためにも詳細は控えたいですが、重力の方向等々がわからなくなってくるような(いったいどういう練習をしたらああいうことが出来るのか?)、すごい場面がどんどん続いていくので90分はあっというまです。
音楽も素晴らしくて、奏者の人々や演奏しているステージ後部のブース自体もセットの一部として演出されているので、それも見どころの1つです。

セットのデザインも非常に凝っていて、さすが専用劇場です。
空中芸が多いのが特徴ですが、そのための仕掛け類や鉄骨までもがクラシックな雰囲気の見かけに仕上げられています。
劇場内の全体的なイメージ、「すごくmystっぽいわ~」と思っていたのですが、当たらずとも遠からず、古代の天文観測儀(アストロラーベ)がヒントになっているんだそうで。

どの位置の席でも(たとえ真横くらいからでも)楽しめるような形状になっているのも面白いです。
むしろ次は正面でなく、ステージサイドや上のほうからのアングルで鑑賞したら違う発見があって新鮮だろうなという期待も。
特に空中ブランコはもう少し遠くから全貌を見渡しても面白い予感がします。
(ステージ近い席は、天井の遙か上のほうで、セットや安全装置をさばきつつ黒子のように動くスタッフの様子がちらちら見れるのが特典。こういう風景も感動しますよ。)

東京ディズニーリゾート内にある劇場は、あれだけのセットが組んであるせいか高さも含めて相当巨大です。
ガラスの壁のうえに乗っているのテント屋根っぽいデザインなのもいい感じ。

・おすすめな読みもの:ほぼ日刊イトイ新聞 - シルク・ドゥ・ソレイユからの招待状。


シルク・ドゥ・ソレイユは、代々木のほうでの特設開催なども含めると、何年かおきですが定期的に訪れているような気がします。
サーカスやミュージカルや音楽コンサート等々のいろんな要素が混じっているので非常にお得な感じがするのも好きです。
海外ですと、2002年にオーランドのディスニーリゾート内の劇場に行ってとてもよい思い出です。
いつになるかわからないけれど、ラスベガスのショーも観たいのです。
とても人気があるんだそうですが、舞台がプールになっているという「O(オー)」をぜひとも!


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帰りは、イクスピアリをぶらぶらして食事+飲みで終了。
(上写真はビールのテイスティングセット。あっさり淡麗系からまったりと濃い黒ビールまでのグラデーションが綺麗!これを2人で飲み干して、ぐだぐだになりながら山奥へ帰還。)

ここのモールは出来てからもう10年経っているのだそうですけれど、相変わらず迷路のような構造なので、地図を片手に歩いていてもなかなか目的の場所まで辿り着けない不思議な場所です。
美味しいお店の充実度が高く、ぜひとも行きたいところがいくつか。
映画とか、沿線のIKEA買い出しなども兼ねて、またそのうち!

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2010.01.04

新年のご挨拶と、恒例犬正月や苺和菓子など。

2010年になりました!
ことしもどうぞよろしくお願いいたします。

大晦日、北陸方面の空は大荒れで、羽田空港は遅延や欠航のアナウンスばかりでどきどきしていたんですが、なんとか金沢に辿り着きました。

1時間足らずの飛行時間でも結構揺れてぐったり気味だったところ、いよいよ到着ということで窓の外すぐ下に小松空港の建物看板が見えた瞬間、機体は上昇!
なんというがっかり!

風が強くてそのときのタイミングでは着陸できなかったらしいんですが、30分くらいは旋回を続けてジェットコースター状態。
周囲の小さい子達は悲しげに泣き叫ぶし(これは同感)、具合の悪い人続出だし、こちらももう、口が閉まらなくなってきて目の前がむらさき色になってきた!という瞬間に着陸が達成されたのでした。
同じく顔面蒼白の夫から、次回は「乗り物酔いの薬持参」って手帳に書いといて欲しい。との要請をうける。
早速もう書いたよ!赤インクでな!

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それ以外は毎年恒例に各種イベントをこなし、楽しく過ごしました。
(酔って早々に寝てしまい、紅白どころか年越し系番組をほぼ全部見損なったのは初めてかもしれないんだけど....
おかげで全くカウントダウン感を味わってません。起きたら自動的に正月。)

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いぬ:キャバリアのラブちゃん:もうすぐ6歳:は会う度に無茶な顔面抱擁の頻度が減ってきていて大人になってるんだなあと思います。
(けど、人の鎖骨に全体重をかけて起こしに来るのは変わらない。濡れた鼻が5ミリ先まで迫ってくる!)
とくに背中の毛並みがどんどん巻き上がってきて、そりゃもう見事にロココ調の渦巻きを形成しています。かーわいい。

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今回、羽田空港で買った帰省用のお土産菓子の中で最も気に入ったのは、築地ちとせの「春摘みいちご」です!
ミニサイズのカゴにひとつづつ入っている見かけも素晴らしいのですが、桜を練り込んだ餡とふわふわのお餅との相性がね.....(涙)
生の苺が搭載されているので日持ちはしないのがご注意なんですけれど、そりゃもう新年の「特別なおやつ」に相応しいウマさだったのでした。

帰りの飛行機は晴天の中順調に到着。
毎日雪が降っていたところから帰ってくると、乾燥が鼻の穴に染みます。


空港では何も買い物しませんでしたよ。←えらそう

それにしても、書斎館のディスプレイってなんであんなに美しくみえるんだろう。あぶないあぶない。
キラキラ光るペリカンのホワイトトートイス軸とガラス越しに見つめ合っていたら、2回くらい「よろしかったらお試しできますよ」と声を掛けられた....。
試したら最後、手ぶらで帰れないからダメー。

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2009.12.21

冬の横浜は青空でした。(シーグラフ・アジア09')

091219 091219

夏にだいたいいつも出掛けているシーグラフですが、2008年から毎年12月にアジア部門が開催されるようになり、今回は日本の横浜なのです。
SIGGRAPH Asia 2009
ちなみに、昨年はシンガポールでした。
1年経つのがなんと早いこと...!(涙)

091219 091219

外国じゃないシーグラフなんて。
と思ってましたけれど、うちからは十分に遠くて、ちょっとした旅でした。日帰りするともうぐったり。
会場はパシフィコ横浜で、ここまで来たのは私は初めてです。
写真のとおり、土曜日はよい天気でしたね~。

091219展示会場くらいしか写真撮影ができませんでしたが、Flickrに写真をまとめました
ちなみに、私がExhibitionで感心したのは、ビクターの3Dディスプレイでした。
メガネかけて立体映像が見れる製品ですが、かなり本格的にちゃんと鑑賞できました。欲しい…
家庭に置ける程度の画面サイズだからなのか、「飛び出て」見えるというよりは、背景が「うんと後ろにある」ようにみえる度合いが大きい。
ディスプレイの奥に「どこでもドア」的に別の世界があるかのような、不思議な感覚。
ちなみに「U2 3D」を流していました。

さすがに夏の米国開催とは規模も活気も全然違うのですけれど、昨年の冬よりは人も多く盛り上がっていた感じがします。
CG・ゲーム業界の方が集合する絶好の機会なのだとは思いますが、名刺交換しながらペコリとお辞儀している光景を何度も見かけて、日本開催ならではだなあとしみじみ。
海外からの方ももちろん多かったのですけれどね。
(ここで初めて「KindleやBlackberryを持ってる日本の人」も目撃しました。
iPhone所有率の多さも驚き~。)

いろいろ見たりきいたりして廻ったあとの午後四時くらいから、メインホールでElectronicTheaterの上映を観てきたのですが、選び抜かれたたくさんの短編(CMからミニドラマ程度までいろいろな長さのを、立て続けに!)を約2時間に渡って鑑賞することが出来ました。
毎度のことながら目と脳に強烈な刺激になり、当然長旅の疲れも吹っ飛んだ、素晴らしい体験でした。
Pixarの「Tokyo Mater」が最後に上映されて、これは前から観てみたいと思っていた作品(「カーズ」からのスピンオフ短編です。)だったので大感激。
ここに今回の上映プログラムがありますが、根気よくさがせばネット上でたいていのものは見ることができるかも、とは思います。
Electronic Theater


091219シーグラフは、制作や開発や研究の各場面において「コンピュータグラフィックスは今、地球上でここまで出来るんですよ」を示す最先端見本市みたいなものです。

私程度でも、そういう中にちょっとでも触れることが出来ると、自分のなかのちっさく低~い固定観念を突き崩して、新しい場所を空けることができるので。
年に1回くらいはこういう、強制的サビ落とし体験が絶対に必要だと感じています。

そんなわけで今年は夏(ニューオーリンズ開催)に行けなかったので、とても新鮮でした。
来年は、夏はロサンゼルス、冬はソウルなんですが、どっちかには行ってみたい。
というか当然、祭りを見物に....というよりはきちんと「参加」することができるよう、もちろん語学含めて、各種研鑽を積む日々でありたい、と思います。

もっと専門的なレビューを期待していた方、すいません....
TEDさんのシーグラ日記のシリーズは10年ほど前からいつも読ませて頂いてますので、ぜひともこれらのような記事をご参考下さい!!

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左写真は、クイーンズスクエア内の巨大クリスマスツリー。
帰りがけに通りかかったら偶然イベントがはじまったので、じっくり見物してきました。
周囲施設の照明が落とされた中で、音楽にあわせてちかちかとイルミネーションが早変わりしていきます。
どんどん現れるハートやリボンなどの電飾デザインがとっても可愛い!

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2009.10.13

ハプスブルク展をみてきました。(+おすすめの服飾史本)

買い物用件でもほとんど行くことのない六本木方面。
夫が仕事の用事があるというので、これを機会に未見のいろいろを制覇しておこうと思い、かなり久々に出掛けてみました。
(これは連休前の話。休みの日に田舎からトーキョーに出てくるのは心身疲労しまくるので避けたい傾向に....)

東京ミッドタウンとか、お洒落ですわねー。
地元のショッピングモールとは何もかも違いすぎる。あたりまえか...。

下のほうの階は高級品が多くてぶらぶら外からみてまわるだけだったのですけれど、伊東屋やファーバーカステルがある階は、その他キッチン用品や雑貨のお店もあって、ようやく「おみやげ買って帰るかー」モードに。

結局、なぜか(地元でも買えると思うんですけど)、「白雪ふきん」の友禅染(鹿柄バージョン)を色違いで2枚、これで満足。
店員さんにきいてみたんですけど、これ、漂白剤のお手入れをしても模様の色が落ちないんだそうで!
今まで白無地を使っていたけれど、それなら今後は柄入りで買っていこうと決意。可愛いのが多い。
3年前に購入以来、ずっと愛用しています。
買い足しもしましたけれど、一番古いのでもクタクタなりに現役。

091009 国立新美術館

091009 国立新美術館金曜日は夜8時まで開催しているというので、夕方から行ってみたのが、ミッドタウンから近い場所で開催のTHEハプスブルク(ハプスブルク展)
会場である国立新美術館も行ったのは初めてでした。
おお。これか~!とカッコイイ建物デザインを眺めまくったのですが、「思ってたより小さいんだな..」という感想が頭の中をぐるぐる。
雑誌などの写真でこの内部の景色は知っていたのですが、どうも私の脳内では、(ガラスの曲面壁施設=)有楽町の国際フォーラムとごっちゃになっている感じ。・・・似てない?

今年は、オーストリア・ハンガリー二重帝国と日本の国交樹立から140周年、ということらしいです。
ウィーン美術史美術館、ブダペスト国立西洋美術館に収蔵されている、絵画と美術品が展示されています。
ハプスブルグ王朝は1200年代の終わりから約600年以上続いた家系で、世界史に詳しくなくても、「マリー・アントワネットもこのなかでの生まれ(そしてフランスに嫁いだ。)である」といえば、あーなんとなく...程度の雰囲気はわかるかも。
一族各君主を描いた宮廷肖像画以外にも、熱心に収集された1500-1600年代が主の欧州各地の名画の数々、が主な内容になります。
明治時代に日本からフランツ・ヨーゼフ皇帝へ贈られた、日本の年中行事や歳時記を描いた画帖や蒔絵調度の数々も里帰り展示されていました。

連休前の平日であったこともあり、まあまあ鑑賞しやすい客入りでした。
巨大な作品がゆったりめに展示されていて優雅な気分に浸れます。
そしてもちろんここは日本なので一切の写真撮影は禁止だったのですが、肉眼に焼き付けるべくひっしに見るようになるのでこれはこれでいいよな!と思い直しました。

より深く絵画の背景を理解しつつ眺めたければ、入り口でヘッドホン付きの解説機を借りればよいと思います。
絵画ごとに番号札がついているので、機械にそれを打ち込めば対応したナレーションが流れます。
今回、日本の美術館だから解説は(壁のパネルで短めのが)読めるからいいやと借りなかったのですけれど、いい絵が多かったのでやっぱり使いたかったかもと軽く後悔。
(パリではそもそも絵の名前すら読めなかったので、どの美術館でもこういう解説マシーンの日本語版を借りて鑑賞してました。
確かにこれをじっくり1点づつ最後まで聴きながらという方法は深すぎるので、ルーブル廻るのに1週間かかるとか言われるのも納得はできます...。
とはいえ、ぱっと見の鑑賞だけで絶対わからない、構図や色についての裏話や時代背景の解説が聴けるのでかなり面白いんです。
・・・とか偉そうなこといいつつ、絵の名前だけ画面で確認してどんどん早送りしてしまうのがデフォルトだった私...)

会場は、展示以外にも、「世界遺産」的な美麗映像ドキュメント番組を放映する部屋がありまして、ハプスブルグ王朝時代を理解するのに大いに助けになると思います。
幼児の頃から結婚の取り決めがされていたので定期的に肖像画が嫁ぎ先に届けられていたマルガリータ王女(今回のチケットにもその絵が印刷されてます)のことや、美貌のオーストリア皇妃エリザベート(肖像画がとても美しいです。必見。)の悲しい事件のエピソード等々、椅子に座れる休憩も兼ねて興味津々で鑑賞。

ここで売られている図録は2000円ですが、絵も解説文もボリュームたっぷりの画集として考えるとかなりお買い得なのでおすすめです。
オルセー美術館展のチケットも1枚付いてました!(←10/23までに行くと無料、それ以降は100円の割引券として使える)
せっかくなのでぜひ行きたいのですが、招待券が有効のうちにド田舎から出て行く気になるかなぁ.....。
(本家のオルセー美術館については、たいへん有意義に過ごせたので、ここにも旅行記の1つとしていずれ近々レポートしておきたいと思います。)


ファッションから名画を読む (PHP新書)今回のために買ったというわけではなくて、パリで美術館をいろいろ見てきた → さらに映画「ココ・アヴァン・シャネル」を鑑賞、という流れでなんとなく影響され(笑)、興味が深まってきて読んでいたのが
ファッションから名画を読む」という本。
結果的に、今回鑑賞の肖像画やその他人物画を鑑賞するのにとても大きな助けになりました。
(本当は、こういうのこそ旅行前に予習として読むべき本だったなあ。)

西欧の美術史をファッション(服飾)をテーマに解説してくれるもので、図版もオールカラーで美しい。
携帯しやすい新書なので通勤のお供や、息抜き時間の細切れでちょこちょこと読みつないでいくにも、ほどよくアカデミックな気分に浸りつつ難しすぎない内容かと思います。

女性の貴族階級の服装の変遷に重点を置いていて、ドレスの構造や素材の流行などの小話の数々が、実際の絵画を前にするとけっこう蘇ってきてためになりました。
時代ごとの文様や織布の歴史、化学染料が開発された時代を境に変貌した流行色の解説なども興味深いです。
各掲載図版の収蔵先の美術館なども巻末に一覧で載っており、旅先の美術館を訪れるときの助けになると思います。
もちろん、今回のハプスブルグ展で来日している何点かの作品についても解説があります。
(そのひとつ、「エリザベート」の肖像のドレス、うっとりするほど綺麗でしたよ。
実作品を、絵の具の立体感もわかるほどの間近で見れてよかったです。すごく大きい絵でした。)

肖像画において豪華な服装をきちんと描くということは、その対象の権威や富裕度を表現するための大きな手段のひとつでもあるのですね。
実際、絹の光沢やレースの繊細な文様など、ドレスの布地の写真並みにリアルな描写がされた数百年前の絵画を今までたくさん観てきましたが、ほんっっとうにこれは驚異的で、美術館に行く度にいつも感動しています。
こういうわかりやすい本で、アクセサリー観点の歴史解説本も欲しいなー。

というわけで絵画鑑賞だけでなく、ファッション雑誌が普段からお好きな方にも、読んで損はないと思いますのでぜひ手にとってみて下さい。

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2009.07.29

実物大ガンダムをみてきました。

090728 Full-Scale Gundam

でっででーん。(効果音)

昨日東京に出る用事があったのではるばる見てきましたお台場ガンダム

あいにく今にも降りそうな曇天だったのが残念なのですけれど、駅からは地図を見る必要もないくらいに、人々がここに向かって流れ込んでいて、すっかり観光気分でした。
しかしとにかく蒸し暑かったこともあり、ガンダムを眺めながら飲む生ビールは格別。

私はガンダムには全然詳しくないです。
まだ生まれてなかったとか嘘をつく気は無いけど(笑)テレビでもほとんどみたことがないかも。
でもやっぱり圧倒された!
「実物大」があんなに大きいとは思わなかったし、コマカイところまでよく作り込まれていて、ハリボテっぽい感じは全く無い完成度でした。
ずっと前から楽しみにしていた夫はたいへん嬉しそうでした。
限定プラモは売り切れてましたが、記念パンフレットみたいなのをお買い上げ...。この年代はみんなそうなんだなあ。

携帯のカメラで撮っている人も大勢いる一方、三脚+巨大レンズをつけた高級カメラを持ち込む方々もたくさん。
晴天や夕焼けが綺麗だったりする状況ならばなおさら、これほど楽しい被写体もないのかもしれませんね~。
カメラが趣味の方々のページを眺めていると、それはもう見事な映像がたくさんみつかりますので、"いちばんいいとき"のちょっとした疑似体験ができるのも楽しいです
クマデジタルさんとかすごいよー。動画も必見。

今まで、低解像度でぱちぱちとスナップしていただけだった私のちいさなCybershotもこの日は、ウィンウィン言いながら頑張ってくれました。
それまではほとんど使ったこともないような巨大サイズモードや、限界寄りまくりまでのズーム等々。
指が触れる箇所のメタル加工が若干ハゲてきてるんですけど、まだまだいける。
物欲に負けないよ!(涙)


このガンダム、30分おきにちょっとした演出がかかるのですが、首を回したりカッと光ったり煙を吐いたりするそのときどきで、「ぉぉぉぅ...」と、下界で見上げる群衆の皆さんが小さく呟く(ので集合結果的にけっこうどよめく)のも臨場感あり。

あと、地面は土なのでところによってはかなりぬかるんでます。
大都会なのに、牧場にいるような感覚にすら陥ります。
雨が続く今の時期は、泥がついても気にならないものを履いていくのがおすすめ。
090728 Full-Scale Gundam

★その他の写真はこちらにまとめました。
Full-Scale Gundam 09' - a set on Flickr

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2009.01.04

わんこモフモフお正月。

081231 081231 090102
今年もよろしくお願い致します。
昨日金沢から帰ってきてお正月終了。

飲んだり食べたりのあいだにいったい何をしていたのか記憶がボンヤリなほどゆっくりしてしまい、なんだかあっというまでした。
いぬは、すこし大人になったので顔面のしかかり締め付け率(フェイスハガー化)が減ったように思います。膝上主体。
相変わらず甘えんぼちゃん。

年末年始、ほとんどお料理・ときどきわんこ、な写真は今まで通りこちらにて更新中ですのでご覧下さい。
Flickrにて活動中の皆様は、日々の写真をテーマ関係無しに毎日1枚づつ投稿できるProject 365 JAPAN -2009-が今年も始まりましたので、ぜひご加入を。
日記感覚で使えるのでお気に入りなのです。

期間中の唯一の知的活動は、年末に駆け込み購入してみた世界の万年筆ブランドを読破したことか…
(いやーAmazonプライムってすごいですね。当日に届いちゃった。癖になりそうだ..)
この本、ブランド別のスペック比較カタログに徹した本ですが、面白かったです。
「趣味の文具箱」シリーズの濃縮版として便利に使えそう。
いままでの趣味文にも度々掲載されてはいましたが、巻末のインク色チャート表は重宝するので、お持ちでない方にはぜひ。

さーて、本日(正確にいうと昨晩)からお仕事マシン「でるのすけ」がうなりをあげて稼働中。
しっかりと頑張る1年でありたいと思います。

皆様にとってすてきな2009年でありますように。
090101 Happy New Year ! 090102 090102

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2008.01.05

わんこ正月から帰宅。

さて本日からいろいろと回転および開店ということで。
今年もよろしくお願いいたします。

金沢(夫実家)に帰省していました。
この地ならではの美味しいものをたくさんいただいて、わんこに熱烈顔面抱擁されつつ年越し、は毎年恒例。
初詣にておはらいもしてきました。
日本のお正月!
080101 080101
080101 080102
080102 080103

昨日は、竜宮城から帰ってきたように脱力して、12時間も睡眠するも内臓(消化器系)がお疲れ気味。

とりあえず、Dellのページをじっと眺めて構成を考えはじめている本日。
(なにごとも、まずは道具から。)
「クアッドコア」って名前からもう、カッコいいよね!とか妄想中。

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2007.10.10

花火大会でした。

いろいろと忙しかったのですけれど、なんとかヤマを越えた気がっっ。
こっちはうちの屋上 こっちはテレビ
土曜日に隣の町で大きな花火大会がありました。
住んでいるところの屋上から鑑賞することができたのですが、花火のケムリがもくもくと流れてくるし、三脚も無しで小さなデジカメしか持っていかなかったので、撮った大半が「真っ暗」「ぶれまくり」という悲惨な結果に。
ちなみに、東京湾の花火祭もなんとか部屋から見えて感動したのですが、肉眼では小指爪の先くらいのサイズで花火が丸く開いてかわいいのなんの。
私の撮影技術では光の点すらも映らず、全部の写真が真っ黒に終わりました(涙)

花火撮るのって難しいですね。
こういうときにデジ一眼とか憧れちゃいますが...。
普段は、景色よりは文具とか料理を撮ってるのがほとんどなので、背中をドカンと押してくれるような動機に乏しいのでまだ踏みとどまって(なんとか踏みとどまれて...)います。

「屋上は寒いねえ」
とか言いながら部屋に帰ってきてテレビをつけたら、実に美しい映像で大会直後の総集編が放映されており、音楽や解説まで付いているわけなのでよっぽどこれを電灯消して鑑賞のほうが幸せだったかもなあ。
思わずテレビ画面撮影しちゃったし...
(言われなくてもお判りかと思いますが右側の写真がテレビのほうです。
最近の花火デザイン(?)ってスゲー綺麗なんです!)


話は変わりますが。
花火が打ち上がっているとはいえ田舎の山奥なのですっかり秋な空気になってます、夜は特に。
今年もリピートで申し込んだ布団の丸洗い+預かりサービスが今月下旬に返却予定です。
超フカフカになって戻ってくるのですっかり気に入ってまして、既にちょっと待ち遠しい。
(気温的にはまだ早いか。とりあえずかなりオススメなサービスですよ。
夏期の収納スペースが節約できるし。)

暖房器具などもネットで物色し始めました。
安い深夜電力を活用したいので、オイルヒーターなどを検討中。どうなんでしょ。

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2007.04.16

引っ越しました。

"最後の段ボールをたたみ終えるまで"が引っ越しです。
をモットーに超人的な活動を日々続けているのでヘトヘトです。
まだまだ道半ば、といった状態。

しかしとにかくなんとか、12日をもって移住には成功しました。
以前からよく知ってる場所ですし、いわゆる「電話番号を変えなくていい」距離なので、見知らぬ土地に来てしまったという不安が無いだけ相当ラクではあります。

引っ越し会社はかなり健闘してくれたと思います。
梱包をおまかせのプランにしたのですが、あれだけの荷物(主に書籍類と機器類が一般家庭より相当多いんじゃないかと...)の量を箱詰めしまくり、夕方には新居に運び入れてくれたのです。
結婚記念でもらった高級ケーキ皿を1枚粉々にしたり(涙)、今回多量に出した廃棄家具群のなかに「これも捨てるんですよね!」とアーロンチェアを突っ込まれそうになったり(驚)etc...のハプニングはありましたが、それでもまあ、総合的には満足です。


当日、実家から応援部隊が駆けつけたお陰で相当なスピードでとりあえずの片づけは目処がつきましたし。
とはいえ、普段通りにゴハンが作れて普段通りに寝れるようになった、という程度。

どうしても最初にやらないと生活が機能しないので台所や寝室等の作業を優先していた結果、先日ご紹介の本棚部屋兼デジタル作業部屋はいまだ惨憺たる状態です。

前回記事のすっきりした写真では想像出来ないとは思いますが、運び込み当日はすさまじい数、というか常識外れな標高までの段ボールで倉庫のように埋まったのです!
とにかく箱を取り除く作業(本ならとにかく機械的に本棚へ放り込み、箱をたたむ)をすすめていかないと、部屋の奥に置いてあると思われるパソコン類が全く見えない状態。
なにかの掘り進み系ゲームのよう。
いま、例の壁面本棚は既にぎっしりです。
(もちろん、本以外の雑貨や、ここに置かない予定のものも多量に突っ込まれているからなんですが。早く整理したい!!)

ちなみに、これは引っ越し前に持ち込んだMacBookとAirMacのセットにて、食卓で書いてます。
先ほど、書斎部屋の最深部に到達できたので本日こそ、メインマシンを覚醒させますよ(宣言)

多めの敷金返却に繋がった便利補修系グッズや、引っ越し作業にあたり「あって良かった」お助けアイテムなど、ネタには事欠かないのですが、各種原状復帰までは乞うご期待。
今日は深夜まで孤独に肉体労働続行の予定です。

はやばやに自主梱包で持ち込み退避させられている万年筆やキラキラした雑貨達はしばらく開封できません。
引っ越し前後のホコリだらけの手と空気の中に晒したくないんです。
でも、そろそろ会いたいなあ。

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2007.01.03

おせちといぬ天国から帰ってきました。

070101 070101
070101 love
今年も飛行機で里帰っていました。(夫実家。)
毎回感動するのですが、美味しいものがありすぎてスゴいところだ金沢!

睡眠時以外は、食べているか酔っているか犬が顔面に貼り付いているか、がほとんどの正月だったので。
「万年筆片手に年頭の思索にふける」なーんて出来なかったよーん(笑)。

もう早速に取り掛からねばならないことも多いので、正月気分は自宅に帰ってきた時点で抜けたつもりなのだけれど、どうかな?

前回も書きましたがリアル住居の引っ越しを春に控えているので、要らないものを極力捨てまくり、無駄を省いてすっきり暮らす(←どこぞのHow-to本の宣伝文句のようだ..)ことに尽力する一方、頭の中だけは引き出しの数と容量を増やしていろんなことにつなげていきたい。
この先の2.3ヶ月なんかは特に、ぼうっとしていたらあっというまに終わっていくでしょうから、特に気を引き締めていきたいと思っています。


立ち寄ってきた羽田空港の書斎館は楽しかったです。
意外と物欲は静かだった...というか、見学で終わることができました。(なんとか。)
今までこういう場所で眺めて、すごい欲しいっ!と思ってきた定番品、去年はけっこう着実に入手してきたからなあ。
昨年購入のペン達は、今後もずっと机上の中心メンバーになっていく予感がします。
(それくらい、毎度手にとる度に新鮮に楽しい。これって幸せなことだね。)

住居系をはじめとしていろいろとモノ要りなので、今年は特に「勢い」とか「気分」とかましてや「ネタ作り(笑)」で買い物しないように気をつけたいです。(と自分に言い聞かせる。)
文具類は特に、道具として時間を割いてやれないことが一番可哀想だしね。
さらなる厳選を楽しみつつ、良いものが手元にやってくる1年にしたいです。

さてさて!今年もよろしくお願いいたします。

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2006.12.21

ランチ会+美術館の午後でした。(Mac系忘年会日中の部)

いつも美味しいものアンテナが冴えわたるおさ姐さんとカエルさんによる「四谷ランチ会」にいつか混ぜてもらって山奥から出掛けて行きたいものだわ(都会に行ける電車が開通したことだし。)..と念を送っていたところ、とうとうその夢が叶いましたー。
折しも、九州から上京中のあさひな。さんも集合、という楽しいイベントになりました。
ネット上のお友達、としては私たちはかなり長いのです。5年とか6年とか、いやもっとそれ以上だったかと。
ウェブログはもちろんSNSなどが世間に普及するずっと前から、HP上で淡々と日記を書いていた繋がり、といいましょうか。
Mac系のそんなページを集めたいぬリンクが長年にわたって粛々と運営されているおかげです。
私も、インターネットというものが生活に入ってきてすぐくらいから、ここに載ってる数々のサイトさんへあそびにいきました。
結果、勇気を出して知り合いになったり、自分の趣味をウェブ上に有意義に放流する方法などを学ばせてもらいましたからねー。
というわけなので、サイト運営に関するおもてやうらのいろんな密談をしつつ(笑)も、このあつまりの起点になった場所の主、いぬ(敬称略)は素晴らしいよね。と食事中みなで讃えました。
ちなみにここのブログはみろくたんに捕捉され中です。

麻婆豆腐が名物とのこと アンニンドーフもうまい
というわけで、今回の四谷ランチ会は、新宿御苑の中華のお店、礼華でした。
お昼どきは、続々と人が集まってくる人気のお店のようで。
時節柄なのかもしれませんが、昼からコース(ランチは3000円からの模様..)の予約もたくさん入っていて、飛び込みだと待ち時間覚悟です。
我々は1000円くらいのランチメニューをそれぞれ頼んでみたのですが、すごーく美味しかったです。
(デザートの杏仁豆腐なども素晴らしいんだこれが。てんごくのように甘い。)
値は張りますが、コース料理とかもかなり興味ありなので、いずれまたこんどは夫婦で行ってみようかな?(いつだ)とか考え中。

061220その後、会社に戻っていったおさ姐さん以外のメンバーで東京都現代美術館へ。
大竹伸朗「全景」が開催されていました。
ものすごく勉強になったし興味深かったです。
とにかくその作品量に圧倒され、エネルギーを吸われた!というのが観覧後の実感。
スクラップブック類が特に心惹かれました。
冊数も厚みも構成もふつうじゃなく。
すごいなあ。
この方と、1ミクロンくらいは同じ脳みその使い方ができたらいいのにと切に思ったのでした。

で、あまりに心身疲れ切ったので、もう1ギャラリー行く予定を変更して、上階のカフェでお茶しましたよ。
そしたら、あさひな。さんが電話してくれてアツーシさんが登場。
感動しつつぺこぺこと超長年のお仕事の御礼を。

そんなかんじで、ひさびさ深め(←従来比)のデジもの話題に興じ、会いたいと思っていた方々に遭遇(今年でいちばん名刺が消費できた1日。ひきこもってちゃいかんね....)でき、その刺激で今後のやる気をあたためた日、だったのでした。感謝。
気持ちのおもむくままに今年はほぼ開店休業にしてしまった(けれどそのぶん、今後の方向とボリュームを頭の中では絞り込めた)HP運営でしたが、来年はこちらにも動力を入れていろんなことに繋げます。という決意。

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カエルさんによるこの日のレポート
おさ姐さんによるこの日のレポート
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2006.12.17

恵比寿で忘年会でした。

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年末恒例、恵比寿で友人(お仕事ばりばり系)と大宴会だったのでした。
今年の東京、この時期にしては気温高くてびっくり。
紅葉も余裕で鑑賞できてしまうし。

2006年末のガーデンプレイスは、おちついた電球色基本で構成されたイルミネーション。
近年のシャープに光る青白系LEDを見慣れていると、ほんわかとアナログな雰囲気の灯の色が、実に趣味良く感じるんですが。

名物のバカラ製超豪華シャンデリアもみてきましたよ。
今年は、大シャンデリアのうしろにバカラのちいさな売店のテントができていて、オーナメントやアクセサリーなどの、いかにも「その場の勢いやおねだり(?)で買ってしまいそうになる」のかもしれない、絶妙な価格帯の小物たちがきらきらと置いてありました。


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しかしヒカリモノ欲をふりきって我々が向かったのは、もうずっと何年続きかで「本会場」に定められているやまどりという料理屋さん。
メニューに値段表記がなし…
(お任せコース等なら何段階かの価格が決まってますが、それ以外は基本的に写真のような感じ..怖)

いつもは「ちょい贅沢..まあいいか...」程度でおさまっている出費でしたが、つい気が大きくなって頼んだ素晴らしいカニのせいで、会計金額が嵐を呼ぶことに!!
(上記、「ゴチになります」実況風に読んでいただけると臨場感がでます。)

と、こんな感じで(..あっさり流す)大満足の飲み食いでしたが、飲み過ぎて胃の調子が~。
だいぶ回復してきたところです。
新宿のサザンタワーに一泊して、高島屋で買い物してお開き。

その後丸善にて、ひとりもくもくと買い物の仕上げをして山奥に帰ってきたのでした。
(後日レビュー乞うご期待..)

さー今年も、あともうひと仕事でっす。

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2006.09.22

誕生日周辺のこまごま。

わー、またひとつ年齢が大きくなりました。
本日は意外とフツーに、各種作業を進めつつも過ごすつもりですが、夜はどこかに食べに行っちゃう予定...
風瀬さんの解説によると、今日は星回りもOKな感じだ!

今年も万年筆を何か。という話を有り難くも頂戴しているにもかかわらず、(早々と夏から空港で146をゲットしていた昨年と違い)ぜんぜん選べていません。
堅実な用途で活躍してくれそうなペンは自分でコツコツと買い続けてしまっているので、誕生日の記念品ならば逆に、メモリアル感..?のあることを優先にしてもいいかも(限定モデルとか?)等々、考えてはいます。

とりあえず、モンブランの巨大な直営店が銀座にオープンする来月(なかばくらいの予定らしいです)を待ってから選ぶことにしました。
別にここじゃなくてもモンブランブティックは存在しているのですけど、まあ、見物+買い物が出来た方が面白そうですし、なにか特殊なものが出たりするのかな(ただし、買える値段で..)とも思うので、開店をかなり楽しみにしているのです。
もしかしたらそのまま真っ直ぐ歩いていって伊東屋あたりで全く違うブランドのものに決めてしまうかもしれないんですが。
今はそんな感じの計画を原動力のひとつにしてもくもくと、はたらいたり学んだりの秋を頑張りたい所存であります。

誕生日が来るのがこんなにあっという間ならば、今月、いや今年なんて光の速さで終わってしまいそう。
ああTodoリストばかり長くなる今日このごろです。

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060921 lunch21日から近所のデパートで北海道物産展がはじまりました。
ここで楽しみなのがイートインコーナーのスープカレー。
春の同じ物産展ですっかり大好きになったので、まずはチラシでチェックすると「ばぐばぐ」という店でした。
もちろん初めてです。
これは、「チキンベジタブルカレー」。
土鍋に入っているのが特徴です。
出された時などはボゴボゴ煮立っていてスゴイ。
辛さが10段階もあるんですけれど、私は最下位の「1」でじゅうぶん、顔中から液体が出まくったので大変なことに(惨)
あーでも、この「滋養がある」って感じ満点で、スープカレーって美味しいですねえ。
こういうのがいつもいろんな店で食べられて、いいなあ北海道のひと。

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060921 : today's sphere駅前街灯の先の球がこんな形。
上半分がぴかぴかに鏡面加工してあっていつも気になってました。
駐車場の通路から、ひとつ見下ろすことができるんです。
時間や、天気や、季節によって映るものもかわっていくんだろうなあ...と、写真に撮ってみたらすっかり気に入りました。
これ、定点観測的にやってみようかと思います。
写真も正方形に切って、アイコン的にするのがポイントかな?
ちなみに、こっちはCGです。いつ出るんだVue6!

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CowParade Tokyo丸ビルの本屋さんの脇に立っていた花牛。
東京の丸の内でもカウ・パレードが始まりました。
あいにく、通りかかったときは天気が悪くてほんの何頭かしか目撃できませんでした。
夏にボストンでこれでもかというほど写真捕獲してきたので、すごく好きなイベントです。
皆さんも丸の内方面にお越しの際はぜひ探してみてください。
思わぬところに牛がいて驚きますよ。

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2006.01.03

犬正月とか、物欲の羽田空港とか。

Cavalier King Charles Spaniel Cavalier King Charles Spaniel
金沢帰省から帰ってきましたー。
今年もよろしくどうぞ!
年明けの瞬間は、写真のこのコが私の顔面にしがみついていました。
(視界全部干支動物。めでたすぎ。)
1年ぶりの再会でほんの少し落ち着いたような気もしましたが、まだまだ甘えんぼちゃんなのです。
顔がまさに、(・ω・) だ!
金沢ならではの美味しいもの(蟹とか。)をたくさん食べて、たのしい正月でした。

JALで往復したにもかかわらず、新しくなってからまだ行ったことのなかった羽田空港の第2ターミナル(こっちはANA)にも足を伸ばしました。
面白かったです。
書斎館の支店ですが、
小さめの店舗なのに、じーっと立ってるだけでどんどん時間が過ぎていく恐ろしさですよ。
場所柄、万年筆よりはボールペン中心の品揃えではあるのですが、それでもスタンダードなものはじゅうぶん揃ってるし。
複合ボールペンやメモ帳類のラインナップ(リング綴じながら背表紙があるPOSTALCOのノートなどひととおり。これの、クオバディスのカバーもかっこよかったです。エグゼクティブにサイズが対応していて、うっとりするほど柔らかい革でできた背と、太めのペンホルダーがついています。)も空港ならでは。
ストラップに下げられそうなアンティークの鍵なども売っていたなあ。

書斎館特有の照明効果で浮かび上がるイタリアブランドのペン達の、きらきらと美しい色彩と言ったら!
こりゃもう、旅前後の高揚した気分でうろついてしまうとかなりまずいです。
あと3分長居したら予定外の万札が消えるところでした。
年初の銀座行脚を予定してなかったら、やっちゃうところだった..

レストラン群もなかなかでしたよ。
今日は「アカシア」(新宿の、ロールキャベツで有名なところの支店がこんなところに!)でランチして帰宅しました。


明日から普通の日常に戻るなあ。
さっそく納品予定のお仕事もひとつあるので、粛々と歩みつつ引き続き前向きに1年を送りたい。
しかしまあ、健康第一ですよ。

年末ジャンボ300円当選キター(もう買うもんか)

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2005.12.31

東京ミレナリオで年の瀬。

TOKYO MILLENARIO年末だ!というわけで30日、今年最後の都会歩きと買い物(いずれ後述..)を兼ねて東京ミレナリオ見物。
それはもう美しかったのですが、すっさまじい大混雑で。
とても中央直下をくぐる気になれず、脇道から斜めに見上げて撮影...というのがウチの毎回のパターンだなあ。
東京駅内から行列がはじまっており、7時前に通りかかった時点でで既に「いま並んでも最後(9時で消灯)に間に合わない可能性が高いです」というアナウンスが入り始めていた程だったのでした。

そして、東京駅内のおでん屋さん羅かんで、忘年会(ホシノ家の)ですよ。
出汁と味噌の2種類のおでんが楽しめます。
ごくごく汁だけ飲みたいくらいに美味しかったー!
牛すじの煮込みは、ワインとすごく合うー!

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
比較的ぼんやりしがちな今月でしたが、さすがに今週から急にばたばたしてたら(みんなそうだよね普通..)あっというまに大晦日になってしまいました。
うわっぜんぜんHP更新しなかった。もういろいろ間に合わん!

今年の反省点は多々ある反面、貴重なたくさんの収穫と繋がりを振り返って陳列してみても良いけれど。
まだまだこれから盛り上げたいから、立ち止まって区切りはつけないことにしよう。
支えていただいた皆様に感謝。
来年もどうぞよろしくお願いします!

本日から飛行機にのって帰省です。
正月明けから早速、いろいろと頑張りますヨー。

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2005.12.11

忘年会でした。

毎年恒例、豪華忘年会。
同じメンバーと同じ場所で。しかも泊まりがけだ!(新宿センチュリーサザンタワー)
でも、毎回づつトシはとっているので、刻々と取り巻く状況が変わっていくわけで。
そんなようなことも酒の肴にしつつ。

Ebisu051209 Ebisu051209
今年は、恵比寿ガーデンプレイスでは巨大シャンデリアの展示がないようで、ちょっと残念。
しかし相変わらず、光がくるくるまわったり地面に文字を書いたりして美しい風景でした。

恵比寿 やまどり 恵比寿 やまどり
恵比寿のやまどりでお食事。
左はふぐの白子のてんぷらですよ。右は鰆とまぐろのおつくり。
お酒もたいへん美味しいです。
(最近は焼酎が好きだよ!)
素晴らしいお食事どころですが、メニューに金額が書いてありません。要資金。(またはお金持ちのお友だち)

Shinjuku051209 Shinjuku051210
新宿サザンタワー付近のイルミネーションです。
今年は青LEDが強烈です。
そして、一夜明けたホテルの部屋から。まだまだ秋の景色なのにはびっくり。
東京は気温高いなあ。
サザンタワーは朝ご飯ビュッフェが美味しいので、忘年会時の定宿にしてますよ。

というわけで、山奥の自宅に帰ってきたのでした。
国が違うんじゃないかと言うほどに寒い!
新宿のデパートで宝石やアクセサリー(の、パンフレット)を山ほどもらってきて楽しんでいるところです。
資料用ですよ(笑)
今年はなんとか、貴金属類の衝動買いはしないで済むかも...。

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2005.03.07

基調講演にジョージ・ルーカスが。

......というお知らせがちょっと前に来てたのでビックリですよ。
ニュースリリースはこちら。
SIGGRAPH 2005

ほとんど同時に、もうサイト経由でホテルの予約が始まっている時期だと気がつきました。
(ああ今年は油断したっ。(゚Д゚;)ノシ)

いずれ時期がもう少し近づいてきたらそれなりにまとめた記事を書くつもりですけれど、今年の開催は7/31~8/4です。
で、レジストレーションはプレが30日から始まるので、近年ぎっちり詰まった日程になってる会期を無駄なく過ごすには30日から会場に行っておいたほうがよい。
ということは29日にLAに着いてたほうがいいわけで...と逆算。
(去年はプレレジストの日を計算に入れ忘れて渡航計画を立ててしまったで、会場に行ってみたらいきなり各種スケジュールが始まっていてすごく損した気分に。)

ホテル検索&予約のページはいくらか便利に改良されたみたい。
Travel & HousingのOnline Hotel Reservationsをクリック。)
予約したい期間中に空きが今のところない場合は「WaitlistOnly」の表示が出るようになってます。
(上記の、ベストと思われるスケジュールで予約すると今はもう軒並みコレが出ちゃってるんで、つまりはもう、キビしいということですなあ。
ただし、サイト経由でホテルが取れなくても、HIS等の旅行代理店経由で比較的直前でも何とかなる場合もある、というのは昨年いろんな人からの報告で知ったので、他にもいろいろ手段はあると思います。
現時点で行くって決められる人のほうが少ないでしょうしね...。)

会場から道筋最寄ということで人気のホテル、フィゲロアが今年はリストにないのはどうしてでしょうね?
掲載ホテルのなかでは、ホリデイインが(フィゲロアに負けないくらい)近いのでおすすめですが。
でも、安いホテルほど遠いのってつらいなあ。

私の場合は昨年にひきつづきWestin Bonaventureにしてしまいました。
居心地・寝心地・風呂心地が良かったし、周辺地域の食事どころもお気に入り。
LA開催のシーグラフ自体がもう3回目だし、知ってるところで過ごすほうが何かとくつろげそうかなと。
プチ贅沢だけど1週間過ごすおうちになるのでな。

で、ジョージ・ルーカスの基調講演ですが。
うっわーコレはすごい、さすがシーグラフ。
スターウォーズ並みに徹夜で並ぶ人とか出ちゃったりして。
とドキドキしたんですが、レジストレーションのページの一番下にConference Select and Exhibits Plus attendees will have access to the Keynote Address via closed circuit TV. って書いてあるジャーン。
えーと、これは最低でも800ドル前後払わないと生で拝めないってことなのか?….(去年より50ドル値上がってるし)…
参加価格については、6月半ばまでレジストレーションの第一段階値引き期間なので悩むことにしよう。

どのような形で聴けるにしろ、この講演は楽しみです。
スターウォーズの、技術的な裏話については、ちゃんとILMのひとたちによる専門クラスが今年はいくつか行われるんじゃないかと思うんですが。
デジタル映画の歴史を総括して語ってくれるいつものパターンだとしても、かなり濃い話が聞けるんじゃないかと期待。


*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
今週中にやらなければいけないことを考えると動悸が激しくなるほどに忙しい(けどたっぷり寝ている)んですが、楽しい作業にもかかわらず脳内が少々煮詰まり中でスピード落ち気味。
どうしようどうしよう。
と思いながら日記を書いてしまうテスト。うああああ。

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2005.02.07

葉山に行ってました。

オレの海この週末は、友人宅(新築!)へ。
ヨットが浮かぶ海がベランダから眺められる、素晴らしいおうちでなのでした。

というか、この町自体がスゴイ。
歩ける範囲でも美味しいところがたくさんあるし、海へのお散歩も自由自在。
(いかにもお金のかかっていそうな毛並みのよい大型犬が優雅に歩いてらっしゃいます。ステキー。
弾丸のように突っ走ってフリスビーをキャッチするボーダーコリーもいたよ!)
空気もホンノリあったかくて潮の香りのする、住むんだったらこういうところだろうよ。という見本のような場所でした。
2歳児のメープルちゃんは会うたびに知能が進化していてもうびっくりだ。
ときどき保護者による翻訳が必要だけど(笑)会話がだいたい成立するし。
歌い踊る以外の時間はだいたい食べまくっている恐るべき幼児なんだけど、とにかくお人形のようにミラクルに愛らしい。
(あまりにもカワイイので写真が載せられない。私のココロの姪に認定されました!)

コップでプリン。てくてくと歩いてプリンを買いに行きましたよ。
ここ、マーロウのプリンは結構大きくて、立派なパイレックス製の耐熱ガラスのコップに入ってるんです。
丈夫なグラスとして重宝するからいくらでも欲しいんだけど、目盛りがついてるから計量カップとしても再利用推奨。
レンジやオーブンももちろん対応。
(別売りでこのコップにつけられる密閉蓋もあります。保存容器として使える!)
私はウイスキー入りのを頂きましたが、全体的にはほんのりと香りがついてる程度なので酔っぱらいはしません。
カラメルのほうに、より濃厚にお酒が入っていて美味!
その他売り切れ御免な限定プリンとか、ウマそうなのがいっぱい。
小麦粉じゃなく、アーモンド粉を使っているという、くるみのケーキもしっとりしてていいよ~。

と、いうわけでサイトからお取り寄せできるみたいなんで、早速品定め中。
コップ仕様の生チョコレートなんか最高においしそうだった。シャンパン入りだって。
バレンタイン用にもおすすめかと。
プリンのコップはひとつ持って帰ってきたので、今のところ目の前でペンたてにして使ってますが、もちろんふつうに調理用や保存容器用にも確保したいんで、楽しみ~。

翌日お昼は夏至南風へ沖縄そばを食べに行きました。
(かーちばいと読むのは今検索して初めて知った...。)
初めて食べたんだけど、あまりの美味しさに感動しました。
二日酔いの胃にもやさしいダシの味。
お水を入れてくれた琉球ガラスのグラスがとても綺麗~。
店内はガラスなどの沖縄土産のコーナーもあるし、沖縄関連本もたくさん置いてあって、もう別世界。
店を出る頃には、そうだちかぢか沖縄に行こうよという話が夫婦でまとまってしまったほどですわ(笑)

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

久々に飲みすぎてしまいまして(反省。もう学生時代と体が違うことを忘れてたよ)胃壁崩壊状態?かと思うほど荒らしてしまい、たいへんな思いをしました。しくしく。
横須賀線の中では犬のようにハァハァとなってきて、結果、過呼吸気味に。
(指先が痺れてきたのでこれはもしやと思い、息を止めると楽になってびっくり。)
東京からの帰りの高速バスでは1000回くらい「もうだめたすけて」という文字が頭の中をグルグル。(無事到着)
何か食べるとまだ目が回る状態なんですけどいまはだいぶ良くなりました。

まあとにかく手の震えもおさまったので(わははは)今日からしばらくはゴリゴリとお仕事に集中の予定!

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2005.01.17

結婚式でした。

ウエディングケーキ!弟の結婚式でした。(15日)
昼の披露宴だったので、宇都宮に前泊したのですけど(ほら、なにしろ新郎の姉ですから。張り切って朝からヘアメイクの予約とかばっちり入れてたわけだ。)心配したドカ雪は結局降らなかったので助かりました~。
宇都宮よりむしろ、バスしか交通手段のない自宅方面が雪で交通遮断になったらと思うとゆっくりできず、式後に餃子も買わずにあたふたと新幹線に乗り込んだのが悔やまれます。
ギョーザの石像が駅前にあるなんて恐るべし!

地元民憧れの式場と言われているとおり、実に素敵な、トレンドのつぼをおさえた(レストラン系っていうの?仲人とか立てないやつ。いまどきは田舎でもゴンドラに乗ったりはしないんだ。)結婚式でした。
ちゃんとお金をかけてプランナーの人に練ってもらっただけあって、感動の演出が次々に繰り出され、号泣する親族続出。

仲が良いとか悪いとか定義する以前に、我々は昔からあまり交流のないヘンなきょうだいだったんですが、なんか、嬉しそうな場面をずうっとみていると、幼児の頃とかいろいろ思い出してしまって久々、姉っぽい気分になりましたよ。

きらきらのアクセサリーをつけまくれるし、ウマいものは食べられるし、セレブ系の仮装(笑)もできるし、結婚式は楽しい!
またこういうイベントないかしらとわくわく。
実際のところ、前夜の寝不足とか、両親の荷物持ちとか、撮影役とかで駆けずり回ってて結構疲れたですよ。
帰宅後13時間寝続けたけれど、まだ眠い...。(=_=)
明日から通常営業に戻らなければ。

そうそう、なにかと荷物が増えたり、分けて持ったり、の状況が多い冠婚葬祭ごとにおいて、ほぼ日永久紙ぶくろはすごく役に立ったのでした。とメモ。

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2004.12.27

バカラのペンダント、ふたたび。

結婚7周年ということで。
先日、丸の内のバカラにてペンダントを買っていただきましたー。わあい。
はい、前回の自腹買い以来すっかりバカラのビジューファンになりました。

それにしても、丸の内仲通りに並ぶお店のラインナップは素敵ですね。
来るたびにオシャレになっている気が。
バカラも、ちょっとしたガラス博物館のようなたたずまいの美しい大型店舗があります。
折りしも目の前の場所でミレナリオの点灯が始まったものですから、キラキラのガラスだらけの店内は、クリスマスだというのに私たちと、フランス人(と思われる。奥さんはグラスを選んでいて、旦那さんは、ちょろちょろ走るなフランソワーズ!(←想像)と幼児を説教しつつ追いかけていた。)家族だけでした。

今回はボエーム(Boheme)という名前の、ルビークリスタル+イエローサファイヤのペンダント。
先日購入したタリスマンよりひとまわり小さいのですが。
ガーネットのように濃くて深い赤(かなり好きな色!)のクリスタルに、18金とペアシェイプ(しずく型)の黄色サファイヤがあしらわれているので、今回のほうがジュエリーっぽさ全開。
すっかりお気に入りです。
大ぶりで、印象の強い(色が変わってるという意味で。)タリスマンより出番が多いかもですね。
これにも、カジュアル仕様で楽しめる、黒い紐チェーンがついてます。
金属の色を考えると、これはタリスマンとは鎖が兼用できなくて残念。
というわけで、手持ちのゴールドのチェーン(まあなにしろこういうのはいっぱい持っている...。)で使うことになるかなー。
ヒモにつけるのはもったいない雰囲気。

前回はかなり買う気満々だったタリスマンとおそろいの指輪なのですけれど、実際につけさせてもらったら、ボリュームが縦・横・高さすべてにありすぎて、手が決して小さいほうでもない私でも、正直びびりました。
ぶつけて割ってしまう悲劇もじゅうぶん想像できました。
(うーん、ペンダントも気をつけないと。)
わっか部分も含めて、全部がガラスなので薄く作れないのはわかるんですが、他のリングも、どれも厚みがありすぎて購入は断念したのですよ。
飾って、光を当てておくぶんには、本当に綺麗なんですけどねー。

今回は、これの綺麗さを再現できる、よい写真が撮れなかった。
ヒカリものは、撮るのも作るのも難しいね...。

最近、ディスプレイ周りには、フィギュア系オモチャより、石屋さんで買ったクリスタルとか、ガラスの置き物の率が増えてきたんですけれど。
このペンダントもしばらくはいつでも眺められる場所に箱をおいておくつもりですよ。

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2004.12.25

東京ミレナリオを見てきました。

東京ミレナリオ - 公式ウェブサイト
ミレナリオ!(ちょっとピントが....?)
 
ミレナリオ~♪
クリスマス(24日)は、千葉の実家に帰るついでに都内へ買い物に出ていたのでした。
山手線で有楽町への移動中に車内吊りをぼうっと眺めてたら、ミレナリオ初日だとそのときはじめて知ったわけです。
今までちゃんと眺めたことがないので、せっかくだから夕方寄ってみようと。
物欲渦巻く銀座を歩き回ったあとに(いずれいろいろ後述!)、点灯直後の夕方から、私たちは丸の内の仲通りを東京駅にむかって歩くコースをとったので、つまりは、ミレナリオとは逆の流れになってしまいまして。
真下をくぐって行けなかったのは残念なんですけれど、お客さん集団や取材のテレビカメラ達とぎちっと固まって移動するよりは、それらも眺めつつ脇の歩道をのんびり歩くのも楽しかった!

もー本当に綺麗。
模様の造形もすごいし、ポイントで入ってる緑とか赤の電球の存在感がとても良いんだな。
点滅しない電飾って、下をあれだけざわざわしながら人が歩いていても静かな風景になってしまうから不思議ですよ。

おなじみの、いつも持ち歩いてるちっちゃな青Cybershot U20でばしゃばしゃ撮って、実家のテレビで皆で見ましたよ。
ソニー製のテレビって、メモリースティックのスロットが当たり前のようについてるわけです。
すごく簡単に大画面でスライドショーが出来る(ぶれぶれの写真も含めて..。)のねー。
感動しました。

電飾の下をいく人々の大多数が、携帯や小さいデジカメを片手に高く掲げて、一方通行でぞろぞろと動いていくわけです。
(立ち止まるのは危険なので監視員が大勢見張ってるのです。)
片手撮影しながら歩く皆さんは、見事にほとんど同じ姿勢。
まるで、聖火ランナーがぎっしり歩いてるみたいでよくみると変だ~(笑)。

こんなんじゃなくて、もっと美しい写真を見せてくれよ!
という方は、掌上都市觸覺さんの宝石のような風景を堪能することを忘れてはいけませんよ。

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2004.12.12

きらきらクリスタルのペンダント購入。

Baccarat Talisman今年の、自分ねぎらいとして(ねぎらうほど働いたかはともかく。)昨日、新宿の高島屋で買ってきた、バカラのペンダント。
バカラのお店は、ディスプレイもきらきらしていて、ある意味宝石屋より引き寄せられる景色がひろがっていますよね..。

コロンとした厚みがあって、ほどよく大きめサイズです。
タリスマン:Talisman:護符・お守り・不思議な力のあるもの:という名前も気に入ったよ!
(アイコンのタイトルに使いたいくらいだ。キングの小説にもこんな名前のがあったな。)

色は他にもこんな感じでいろいろあるのですが、今回購入したのは、イリゼクリアという、日本限定発売の色味であるらしいです。
(限定、とかにことさら弱いわけではないのですが、とにかく綺麗だったので!)
お店の人が言うには、クリスタルの中に特殊な反射をするフィルムが挟み込まれているらしいです。
そのおかげで、下にくるものの色によってびっくりするほど本体の色が変わるのです。
写真では、白地に乗せているので青みが強いですけれど、正面からみるとけっこう赤みがさしてなんとも説明がつかない色に。
黒地などの、色の暗いものの上に乗せると、ロゼワインのような赤味に変身して輝きます。
肌の上だと、赤味の強い虹色。
店舗のハロゲンランプの下ではかなり強烈に色が変わって光るので、かえってアクセサリーとしては合わせにくいかなとも思ったのですが、蛍光灯や自然光の下では若干マイルドに。
でも、玉虫変化はとても綺麗!

カジュアルな感じで使うときに重宝する、ロープ状のヒモも付属しているのですが、オメガチェーンという、固めのワイヤータイプのネックチェーンも買い足しました。
(そう、読んで字のごとくギリシャ文字の「Ω」のように丸くしなった形で首から下がるので、ふつうのチェーンよりお上品に見えます。大きめのものや、細長いデザインのトップをつけたほうが映えるでしょう。)
私は指輪よりペンダントヘッドを集めるのが好きなので、このタイプのチェーンは、使いまわしのためにも近年欲しいなと思ってました。
うれしいことに、3センチくらいのアジャスターがついていたので、ちょっと長めの感じで下げたいときにも使えます。
このチェーンは、折り曲げ厳禁で管理する必要があるので、箱もたいそう大きなサイズのものに入れてくれますよ。
開けなければ、超高額品が入ってそうな(笑)すてきな赤い箱です。

というわけで、とても気に入っています。
これと同じクリスタルを使ったおそろいの指輪を店員さんがしてましてねー。
かなーり欲しいですよ。きっとまた買いに行ってしまうかも。
ペンダントと同じく大ぶりで、中指とか人さし指につけたらたいそうカッコイイでしょう。

この色はほんとに面白いので、いずれなにかのかたちで再現制作してみたいですね。
デスクトップでも使いたいでしょ?皆さん。

恵比寿の夜だ。そしてこれは、恵比寿ガーデンプレイスの夜景。
この道のつきあたりに飾られているシャンデリアも、バカラのクリスタルです。
そりゃもう、美しいっ。
部品の1個だけでも頂いて(無理)目の前に下げて眺めていたい~。

キラキラしたものを眺めていると癒されるのは私だけじゃないと思います。
今年は特に、ラインストーンやジルコニアなどの模造宝石アクセサリーも流行しているみたいで、そういう売り場を見ているのもとても楽しい!
いくつでも欲しくなっちゃいますよ。
装飾品のはやりって世間の景気にそこそこ密着しているもんなんだと習った覚えがありますが、これはどう読みとるべきなんでしょうかね?

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2004.12.11

都会で忘年会。

人も場所も食べたものもデジカメに写したものも昨年とほとんどウリふたつな状況なので既に説明する気をなくしていますが、宿泊付き忘年会を新宿で行って帰ってきました。
要約すると、恵比寿「やまどり」でフグのから揚げ食べて(超絶ウマー)焼酎を3杯もロックで飲んで(黒糖焼酎が好きなんだ。)ぐるぐるまわる世界の中心で、センチュリーサザンタワーに泊まって来たのでした。

去年とぜんぜん違うのは、10日早いとはいえ、東京があまりにポカポカ陽気だったことでしょうかね?
いまひとつ、冬!という空気になっていない感じもするのですが。
しかしもちろん都会の土曜日は、ボーナスもらったばっかりかつクリスマス前という最大の商戦がくりひろげられておりまして、空前絶後な(個人感覚比)人ゴミでした。
すごいよ。
電車の切符買うだけでもみくちゃにされて、もー命がけですよ。
田舎に住んでいるのが長くなればなるほど、東京のこんなときに出てくると生命力が薄くなる感じがします。
去年の記録によると、その後13時間寝続けたくらい疲れてたそうなんですが、今年も同様なのか?
やってることは同じでも、あれから確実に時間は過ぎていて、会話はそれなりに。
またひとつしみじみとおとなになっていたのでした….。

それでも、きらきらしたものや、いきあたりばったりに欲しくなったものなど、いろいろ私も都会のデパートをねり歩いて買いこんできました。
(それらについてのリポートは、も少し疲労回復してから。)

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
ああ!今、CATV(スターチャンネル)でソラリス やってます。
この映画、その後いろいろ言われてはいるけれど、私は好きなんだ。
観にいったときの感想と、気に入ってる理由であるCGについてちょこっと。
それにしても私がほめる雑誌って、どうしていつもその後になって休刊しちゃうんだろう...。

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2004.09.22

誕生日に力説するくだらないこまごま。

雷雨で豪雨の誕生日。
mixiやらメールやらブログやらにいっぱいおめでとうを送ってくれてありがとうございましたー!
こんなにすごく大人なのに。感動。ネットを泳ぐ趣味も悪かないねー。

午後の奥様向け情報番組で、水泳の北島選手や岡田真澄やボブサップと同じ日に生まれたことを知る。ふふん。
それにしてもここ数年、そういう意識が必要な環境にないので自分が何歳かなんてのはぜんぜん考えなくなってました。
いや、考えちゃいかん!
人間ミソジからだと思うんですよ。(←今日で30歳、という意味にとらないこと(笑))
これまでの苦難(てほどのもんでもないのかもしれないけどまあそれなりに。)は今に至るまでの筋トレみたいなもんだと思って。
しっかしまだまだいろいろ頑張るぜー。落ち着いてるばあいじゃないよー(゚∀゚)

今年は、ぜんぜん都会(の宝石屋とかとか)に出かけていないので欲しいものをまだ決めてない!
手ごろなところでとりあえず、来月発売のXファイルのファイナルシーズンのDVDボックスくらいしか思いついていない!
早くしないとクリスマスになっちまうよー。

夜は、炭火串焼き屋で腹いっぱい。
おめでたいことがあってもなくてもここで食べるのが頑固に好きなの。

というわけで、いつもの物欲情報に戻ります。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

最近のお気に入りマウスパッドは、以前試験的に購入してみたコクヨのカッターマットです。
マウスパッドジプシーをしていた時分、イイ!ときいていたダイソーのカッターマットにいいサイズのものがなくて、それならば高級品のコクヨでいこうと思ったわけですが。
しかし性能よすぎで。
細かくて加工も良質ながらも表面のザラザラが、摩擦が強すぎてマウスが全然滑らなくてあっというまに使用を中止したんです。
しかし本日突然、ふと思い立ってみると、快適に操作できるようになっていることに気づきました!

どうも夏を過ぎて湿気が少なくなったから?
それともマウスの底が、いままでの過酷な使用によってすべすべに磨り減ったから?
すごく不思議なんですけれど。
どうも後者の影響が強く感じられます。
いまの摩擦感は、人によっては「もう少し滑ったほうが」と思うレベルかもしれませんが、止めたい所できちんと止められるので、いろいろと都合がよいです。

とにかく、異常に「マウス圧」が強いんだろうかというくらい、このマウス(MSのワイヤレスオプチカルマウス2.0)を使い出してから、いままでの普通のマウスパッドがすりきれてどんどん駄目になっていくんです。
ふつうに手のひらのっけてるだけなんだけど….。

裏側でどこか、圧力が集中する箇所があるとしか思えない。
高額かつ高品質で知られる数千円のシリコン製マウスパッドですら、なんだか挙動が変になってしまいました。
専用のシリコンシールを貼らなかったのもマズかったかもしれないけど。
とにかく、擦り切れることで盤面の一部分がツルツルになると、カーソルの読み取り速度がその部分だけ微妙に変わるのがキモチワルイのなんの。

とにかく急に、カッターマットが素晴らしいマウスパッドに生まれ変わったので。
これなら、文字どおり刃物に立ち向かえるほどにきちんと方眼とドットのプリントが、なにかの樹脂でコーティングされてる硬質な仕様だし、900円くらいだけどいつでも同じものの買い替えがきくからね。
このままなんとか、ベストな状態で維持できればなあ...。
もうマウス換える気にならないし。

...今、今、じっくりコクヨのページ見て気がついたんだけど、これ、両面に同じ加工がしてあるから2倍長持ちするー!!(゚∀゚)!!

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

先月号のMdNと微妙に付録が付録がダブる(Illustratorハンドブック だった。)んだけど、10月号のDTPWorldの付録もなかなか気にいりました。
PhotoshopとIllustratorとInDesignの、ぶあつい豪華なリファレンスブックがついてます。おすすめですよ。

いままでの特集記事を冊子にまとめた感じだけど、こういうのは、毎号のスクラップ保管の手間が省けるのでとっても便利。

(どっちにしろ切り抜きなんかやってもなんか、見ないんだよねー。ぺらぺらしてるからか?
最近はこういう、MdN系が得意とする、ネタTips記事再編集系の書籍も買ってしまうようになりました。
案外、初出からこの時点くらいまで寝かせておいた昔のネタのほうが好きだったりします。
デザインアイデアの紹介特集は面白く読むけれど、だからといっていきなりそのまま何かに転用するのはあまりにも丸わかりで恥ずかしい。という乙女心。

っつうかこんなにあからさまに大々的に全国誌?に掲載したらもう「アイデアのネタ帳」にならないじゃん!という矛盾をぼんやり感じながら、でもたのしくMdN読んでます。
そうだよね、賢いクリエイターのひとなら、これを「アイデアの引き出し」にするんだよね。
いちばん大変なのは、毎回、ネタを考えて作例をつくるライターの人だとしみじみ思うし。)

あれっ。最後はMdNの話になってしまった….

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

最近新型になった、花王キッチンワンダー 排水口用ヌメリとり プラスチックタイプのCMで、
「まるでリフォームしたみたい!」
とオクサマが大喜びして叫ぶんだけど。

「ははは、たかが排水口のフタのかたちが変わっただけじゃん!」
こんなCM商業主義には負けるもんかとは思ってました。
今までこの商品は、たしかに黒いゴム状のひらひらする普及タイプで、どこの台所でも見慣れている形状とはいえ、かっこよくはなかったのです。
ちなみに、ヌメリとりの効果は、中性なので塩素ガスなんかが発生しない分、ちょっと弱め。
もちろん、つけないよりはマシなんだけど。
取り付けた錠剤が減ってくると、確実にヨゴレがこびりついてきて、黒いひらひらタイプは掃除しにくかったのです。

で、新型のプラスチックタイプですよ。
やばいです。かなりの改良で便利かつかっこいいです。
見慣れてくると、CMのオクサマの気持ちがわからないでもないのです。
ダルメシアン柄iMacに見慣れてたけど大福iMacワイドスクリーンを見せ付けられた!くらいの衝撃があります。

次バージョンで材質のステンレス化を期待します。
(そしたら、板状iMacくらいの進歩を感じてあげたいと思います。)

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2004.08.13

シーグラフ5日目。

<<8月12日の記録。最終日。>>

日程が余裕に長かった時代は、最終日なんて人が引いちゃって閑散としていた印象があったのですが、今年は最後までぎっちりとどこへ行っても人が歩き回っている感じ。
Exhibition等も夕方ぎりぎりまで続いているせいですね。


そろそろ醤油っぽい味が恋しくなってきたので、早めの昼食をリトルトーキョーで食べてからタクシーでコンベンションセンターへ向かいました。
ここへ行ったのは初めてなので結構感動。看板も日本語だったりするし。
日本人むけ食材・雑貨が揃うスーパーなんかもあったりして住むには便利そうですよ。
ニューオータニの裏です。

「SHABU-SHABU HOUSE」へランチのしゃぶしゃぶを。(゚∀゚)
肉の枚数により、MiddleとLargeがあるけど、Largeでも10ドルしない。
ごはん(おかわり自由:カリフォルニア産だと思いますが美味しいお米でびっくり)・野菜・うどんまでついてるんですよ。
カウンターで目の前で一人用小鍋が沸騰しているので、アクをちょびちょびすくいつつしゃぶしゃぶ。
お肉は見た感じいかにもアメリカ牛な赤身多めだったりするのですが、とても柔らかい。
ゴマだれ大好きな私はほとんどこれでうっとりと食べきりました。

ランチは11時半からなんですが、もうそれを狙って行列ができてます。
カウンターを囲む24席しかないので、残念ながら、開店第一陣に仲間入りできず。
だいたい30分くらいでいっせいに皆食べ終わるので第二陣の開始を辛抱強く待ちましょう。
名前と人数と注文を書けば、そのへんにちらばってても呼び出してくれます。

もちろん日本人のお客ばかりでなく、話しているのをよく聞くと中国の人だったりするのですが。
私の隣に座っていたおじさんのしゃぶしゃぶ鍋の中が赤茶色かつ肉が最初からいっぱい入っていて、台湾風な見かけになっていたので、ほほうそういうメニューもあるんだなあとちらちら眺めつつ、自分の肉をしゃぶしゃぶしはじめたのですが。
私の食べ方を眺めて顔面蒼白になってました。(一瞬の沈黙の後、☆※~???!!、とまくしたてつつ隣の人と焦りまくっていた。)
どうやら食べ方がわかんなくてタレも肉も一気に投入してしまった模様。
でも、あれはあれでとても美味しそうでした。味が薄いかもしれないけど。
(とにかく、隣の人たちの混乱ぶりに気を取られているうちに、こちらも無意識に生肉をポン酢のなかに漬け込んでしまって、オイ違うよ!と制止されたのは失敗。)


コンベンションセンターに到着後は、Exhibitionの最終視察を。
出発前から話題になっていたことで名前だけはちょっと覚えておいた、Luxologyのmodoが、Appleのブースに展示されていたG5のうちのひとつに入ってました。
操作説明はかなりの人だかりで、にょきにょきと人の頭部を作っていくさまを興味深く見物させていただきました。
まず、インターフェイスがすっきりとかっこいいです。
粘土的に、カーソルを動かすままにしゃきしゃきとめりはりのある造形ができるのには感心。
(うまい人が繰ればどんな3Dソフトもそう見えるものなのかもしれないけれど。)
デモ版とかはこれから出るのかもしれないけれど、使ってみたいものだなあ。
しかしそんなことの前に、個人的にはLightWaveを8にアップグレードしたい!
しかしそんなことの前に…とどんどん個人レベルな事情は繰り下がっていくのだった。

こういうことも含めてExhibitionの写真は各所撮りまくり、浅いながらもなんとか全部眺められたので、あとは帰国後に写真つきの旅行記ページを別途作ってフォローしたいと思ってます。

AnimationTheater、あと数編だけれど観こぼしたものがあるので上映会場に向かったら、やっぱり同じ考えの人々なのか、大行列。
Exhibitionをひととおり見終わった学生さんなんかも多くいて、もうこりゃ諦めるしか。と鑑賞断念。
ElectronicTheaterとカンファレンスのDVDは買い揃えたので、これで良しとしよう。

後は真面目にSketchのハシゴをして今年のSIGGRAPHを〆ることにしました。
そして結局夕方まで、DIGITALDOMAINの人によるデイアフタートゥモローの水流シミュレーションについての講演を聴いて帰りました。ああ最後まで今年は真面目に過ごしたなあ
あの、摩天楼の谷間を洪水が駆け回り、高波が迫りくるシーンは、あまりにもリアルなので「模型の間に水流して撮影してるんだろう」程度にしか一般のひとには思われないかもしれないんですが。
あのシーンの、水の爆発的な流れと衝突の表現は、今年のシーグラフではTheater上映も含めていろんなところでフィーチャーされてました。
(あと、竜巻のうずまく雲のシーンも。ハリウッドとか、ほんとにこの場所から近いところがバラバラになるので、しゃれにならんなあ夏に行くのに。と思いつつ映画をみていたのが記憶に新しいです。)
こういう、誰もが見慣れた自然界の動きこそ、デジタルで計算するのが難しいし、まだまだ開発途上な技術として研究する価値があるということですね。


・・ということで、日暮の景色を眺めつつ、全日程を自分なりに(あいかわらず今年もユルめで)終えて、ホテルの部屋でこれを書いてます。
帰国自体は明後日の飛行機ですんで、明日はどうすっかな!
ああこの机、天板がしっかりしててマウスもよく反応して使いやすいなあ。もって帰りたい。
部屋環境はほんとに気に入ったので、来年もボナベンチャーに泊まろうかしら。
(ふはは。来年もLA開催だって。なんてこった。何度目だLAという感じ。ちなみに再来年はボストン。これは未知なのでたのしみ。)

旅中のこまかい小ネタは今後の更新でだらだらと書いていくつもりですが。
確か今日までしか接続を契約してなかった気もするので、もう一日分を延長する気がなければ、15日の帰国までさよなら、さよなら。
(=゚ω゚)ノ

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シーグラフ4日目。

<<8月11日の記録。ほぼElectronicTheaterのネタ。>>

今日はようやく朝まで寝れたので気分良し。
Exhibition朝イチは(もらうものもらったし)もういいや。
昼からElectronicTheaterの観覧を入れてあるので、朝ごはんはコーヒーだけにして(部屋備え付けのコーヒーまでスタバ製だ..)早めのランチへ。
昼か夜で毎日通っているような気がする「ZUCCA」へ。
本日のスープ(トマトとかぼちゃかなあ)、ラザニア1人分を2皿に分けてもらう。
感動的に美味しかったですよ。
いい店みつけちゃったなあ。
フィゲロア通り沿いなので、コンベンションセンター帰りはもちろん、周辺のホテルからはどこからも(頑張って)歩いていけるんじゃないかな。
ミートソースの味付けがとてもあっさりしていて、ゴハンにかけても美味しいんじゃないかってくらいに食べやすい。
それにしても、2人分にシェアしてもなお、日本で食べる1人前より多い...。

Exhibitionをちょっと眺めてまたトートバッグをもらったあと(嬉)ElectronicTheaterへ。
(ちょうどその時間帯にディスクリートのブースでイノセンスの日本語デモをやるんだよなあ確か。聞けなくて残念。)
今年はバスで劇場に連れて行かれるんでなく、大展示場の一角を区切って、そこが上映会場になってました。
(以前は確かこの敷地部分もExhibitionに使われてたんじゃないかしら。寂しいなあ。)

スタート前の巨大スクリーンには、PreShowとして、ヘリウムガスのバルーンがなんたらかんたら(読めねぃ)と書いてあり、首とか肩がなんたらかんたらな人は身体的にヤバいのでこのあいだは参加しないでねと警告がある。
??天井からなにか降ってくるらしいと解読したものの、事情飲み込めず。

やがて場内が暗くなり、係の人が身長くらいの直径があろうかというバルーンを担いでどんどん入ってきた!
しかもそれを客席に投げる!
スクリーンではゲームスタートの表示が出てレベルや得点表示が立ち上がり(いったいなにをもって得点になるのかわからないようわああん)途端に、狂乱の、でかバルーン打ち合い大会が開始。
終盤で顔面に直撃して目から☆が出たりしてたいへんだったのですが、とりあえずそんな余興を経て、次は今年のSIGGRAPH全体をダイジェストで紹介する、なかなか便利な番組が流されました。
特にPaperやEmergingTechnologiesのラインナップをざざっと説明してくれたのはよいね。

そして、いよいよ本上映がはじまったわけです。
2時間にわたって、コマーシャルや映画のメイキングや短編ストーリーもの等30に及ぶムービーがどんどん流されます。
もーほんとこれのときは毎回、アメリカまで来てよかったなあとしみじみする大好きな催しなんだよねえ。
(ナニを、すらもわからないけど)頑張るわ!という気持ちで満ち満ちるいちばんのイベント。

ElectronicTheaterはDVDで一応買えるのだけれど
(会場でも、ACMの通販でも買えます。年に2回くらいはどうやったら買えますかという質問メールを頂きますよ。)
版権とかの関係でCMや映画関連の映像は、全部は収録してないのがウマ味に欠ける点です。

トップバッターは「イノセンス」の祭りシーンでした(゚∀゚)。ウヒョー。
しかし画面も音楽も荘厳すぎて外人さんたちの反応は「..…。」という感じ。
(今回の旅においては、パソコンの壁紙をタチコマにしているおいらです!)

ピクサーのBoundin'というアニメがサイコーに好き。跳ねるヒツジ!歌うモグラ!

鬼武者3のムービーはスゲースゲー(←貧困なほめ言葉)

全体的に映画メイキングが多めになってる感じがします。
シュレック・スパイダーマン2・ロードオブザリング等々。
あと、デイアフタートゥモローの洪水・竜巻シーンも長々と。
水とか雲がこんなにリアルに表現できるようになったのは最近だよね。

とにかく、最近の映画は、実写であるものを探すほうが難しい。
(とわかるのは、ワイヤーフレームとかモーションキャプチャの時点から完成版までの成り立ちがバシバシ見れたから。えええーこれCGだったの?という発見多し。)
人間以外は(いやときどき人間も)合成ですらなく、ぜんぶゼロからデジタルで作ってるんだなあと。
最先端の技術がいちばんに映画に還元されている、というか映画にするために開発がすすんでいるといってもよいのが、アメリカのCGというものなのだと思いました。
(もちろん、これがやがて近い将来、グラフィックソフトの描画機能なんかにも搭載されたりしていくのです。)

短編の隙間に、BBCのコマーシャルキャラクターの毛虫(コレなんだけど。
)が話すシーンが各所にアクセント的に入って、なに言ってるんだかわかんないけど楽しい!

あと、AnimationTheaterで比較的長編な本編が流されているもののダイジェスト版もいくつか。
やばいなー、観てないのがいくつかあるんだよな...。うまく時間が取れるかどうか。

そんなかんじで、2時間はあっというまに終わったのでした。うーん素晴らしい。(←そんなことしか言えない。)

その後は、夕方までSketchを聞きに行ったりとか。今年はまじめに過ごしてるなあ。
残りはあと1日なので取りこぼしのないように展示系も回る予定。

持ち歩くにはスタバもいいけどレモネードも美味いとわかった本日でした。

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2004.08.12

シーグラフ3日目。

<<8月10日の記録。ほぼExhibition(展示会)のネタ。>>

ピクサーこれがいちばん「祭り」っぽいし。
と思うのでExhibitionは毎年のように、初日のスタート前からの混雑を孤独に(まあいつもひとりなんだけど)味わいに出かけます。
Exhibitionを主に視察する人用のリーズナブルな入場料が設定されているので、この日から会場内の人口がぐぐっと増加します。
5分前くらいだともう、エントランスは黒山の人だかりになって、それを珍しげに取材するメディアの人なんかにもレンズを向けられてるのを感じるのですが、頭の中は、どのルートを通ってPIXARのブースにたどり着こうかと考えているのも毎年恒例。
(私だけじゃないと思うんだけど。)

●10時になって扉が開くといきなり目の前がディスクリートのでっかいブース。
とりあえずずんずん人の流れに沿って進みました。
PIXARは、The IncrediblesのPRで赤い楽しげなブースですよ!
ポスターが入った紙筒が山になってるのを発見。既に長蛇行列。
1筒ゲット。わあい。
皆、ポスターをもらったあとに各所にちらばって見物を始めるという感じかも。

この日は昼から用事が入っていてほんとにザッとしかまわれなかったけれど、以下、箇条書きで。

●有名スタジオ系はどこも、作品の持ち込みをして就職希望する人を相手にするのがとても忙しそう。(もちろんちゃんと受け付けている。すごいな。頑張れ若者。)

●非売品だろうけど、各社スタッフの人のユニフォームはとてもかっこいいデザイン。
PIXARとか、Aliasとか。欲しいなあ。
NewTekは、貝殻模様の青いアロハシャツだった。これはダサいなあ。いつもの黒いシャツにすればいいのに!

●Poser(キュリオスラボ)のブースでShadeのデモをやっていてびっくり。
7から英語版出すんですよと日本語で話しかけられたのもびっくり。
飛飛の本(ははは、うちにあるよ。)も飾ってあってわりと人を集めてました。
PoserのImporterが装備されてるとか。(日本語版はプラグインでサポートするそう。)

●Appleは今年は去年より大きいブースを出してます。講習会も大きくやってましたが、機器展示もやってました。Tigerの説明もやってました。30インチのデュアル、はじめて見たです。でかい。画像美しい!
今年はPowerbookをシーグラフに持ってきてる人がとても多い気がします。
あちらの人にとっては、モバイルしやすい最適かつぎりぎりなサイズなのかもしれません。
そういえば、PIXARは今年もブース裏でG5で1シーンレンダリングして見せてくれました。

ニューテック●NewTekは例年のようにどーんと大きいブースでデモ。サイトで中継が見れるので興味がある方はアクセスするとよいです。
かなり大掛かりなセットを組んでネットに流してるみたい。
朝イチはLW8のデモだったのだけれど、次に通りかかったとき、イノセンスの映像やってました。
流れる「フォローミー」にうっとりですよ。

●巨大なディスクリートではmax7など。デモも盛況。去年確か6が新登場してたよなあ。
毎年シーグラフにあわせて出してる?こんなに頻繁てのは大変ですね。使う(買う)人が。
でも、それだけ、必須ツールとしてかなりの勢いがあるということを。シーグラフ内のいろんなところで感じます。

PixologicのブースでZbrush2のデモを見る。
ほとんど大道芸に近い。面白い。これ、日本語化されたらいいのに。
ロードオブザリングのクリーチャー作った実績もあるよ。
控えめながら、SIGGRAPH特価で100ドル引き(389ドル)のビラが貼ってあるのを見逃さない。
しかし売ってる様子はないなあ。(基本はダウンロード販売なソフトなので。)
とりあえずレジストしてデモを見物し、立派なキーホルダーをもらう。わああ嬉しい。
他所をひとまわりして通りかかったら、カウンターでCDROMを受け取ってる人を発見。
どうやら「買います」と言われる度に秘密の場所の鍵をあけて大事そうに取り出す模様。
すぐ後ろに並ぶ。
とうとう買ったよ!(゚∀゚)またキーホルダーももらっちゃった!!頑張って修行しよう。うひー。

Savannah College of Art and Designでは今年も立派なトートバッグを配っているよ。今年は赤くてカワイイ!
ブースも大きいし着ぐるみもいる。写真とらせてもらった。
毎年、スクール系はわりと大きくブースを出している気がする。
やっぱり、世界中から人が来るから、生徒を集めるにはよいアピールになるのだろう。
私ももう少しいやうんと若くて資金と英語力と時代および興味および才能のサイズとめぐり合わせが合致したら(書いててむなしい)こういうところに留学してピクサーみたいなところに入社してシーグラフでポスター配ってみたい。


….とまあ、この日はこんなようなことを頭の中にメモったところでいったん会場を出ました。
まだあと2日間あるので、講習関連に出たりして落ち着いて参加する機会を設けたいものです。

AnimationTheaterも観にいったのですが、ちょうど今日行ったところは、ストーリー性のある短編特集みたいな回。
わりと感動するもの多し。
千手観音がハエ叩きするムービーがすごく印象に残ってたり。金属音効果もとても絶妙。拍手。
(ハエを追っ払うストーリーのものが毎年入選してるのね。なんでだろう。)
リアル劇画系より、子供向け絵本の世界をそのまま(絵のタッチも生かして)立体化、という感じのかわいいお話が好き。
結構勉強になったです。DVD買って帰ろうかなあ。


荷物があまりに多くてナデ肩に食い込んで泣きたくなってきたので、いったんホテルに置きに。
シャトルの日中の運行がないのは信じられないくらい不便だ。
毎日雲ひとつない炎天下および微風なわけで、空気の乾燥もものすごいです。
食事や休み時間のたびに、超大量(個人従来比)な水分を摂っているんだけど、全くふつうに体に吸収されていくみたい。
とにかく常に売店で買って水飲んでないと危険な感じがします。
コーラとか飲みたいけれど、どんどん入っちゃうから避けたいところです。
アメリカの人が巨大化する理由がわかる気が。

夕方、SpecialSession。パペット関連。

そういえば今年はほんとにパーティとか出てないけど(最初の2・3年目くらいほどにこういうものに興味がない。うちはユーザーミーティングに出るような感じのことやってないしなあ。)食事情はホシノ家的には充実しているのでいいや。

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2004.08.10

シーグラフ2日目。

<<8月9日の記録>>

前の晩は、夕食後ばったりと寝てしまい(毎年恒例。)夜中に復活。
3時過ぎまでお風呂に入ったりネットを見たりしてすごした後に再び就寝。
起きたのはなんと10時過ぎという暢気さでしたよ。
それにしても、ウェスティンのベッドとシャワーのレベルは特筆すべきものがあると感じました。
今までずっとアメリカではマリオットにしてたからなあ。

支度が整った頃にはもう会場までのシャトルバスも長い昼休みに突入していて(不便だなあもう)てくてくと歩き出しました。
ホテル脇のアルコプラザの地下にあるデリで、ターキーと野菜がたっぷり挟まったサンドイッチを食べたのだけれど、これがなかなか美味しかったのねー。
ビジネスマンが上のビルから降りてきてもぐもぐと昼食をとっているような小さな店なのですが。
今回は「まだ」一回も食べ物をハズしていない。ぐう。

会場に到着後は、水のボトルを買った後に、長袖のデニムシャツと、さらに厚手のGジャンを着込んで戦闘体制を整えてAnimationTheaterに挑みました。
(これでやっと普通の精神状態で観覧できました。)
Commercial部門を見たのだけれど、とても楽しかったです。
以前から顕著になりつつある傾向だけれど、もういかにもデジタルっていうのは入選しなくなりましたね。
よーく目を凝らすと、もしかしてCG?っていうほどに精緻なものか、思いっきりアナログ表現に徹したものか、が面白いと思われている模様。
こういうところへの入選は、(もはや巧いのはあたりまえなので)使い方・組み立て方のセンスで決まるんだろうな。

アメリカはやっぱりCG大国だなと思うのは、普段のTVに流されてる、なにげないコマーシャル(そこそこ大手企業に限るけど。)に使われてる各種CGがとてもリッチな感じであること。
よくできているし、そこそこお金もかけてるんだろなという。
だからテレビをぼうっとみてるだけでもとても楽しいのです。


SpecialSessionひとつづき見終わった後、Sketchを聴講。
I've Seen Fire and I've Seen Rainというタイトルで、ものごとが凍りつく様子や、
(デイアフタートゥモローの、超寒波襲来でぴしーっとあっというまに氷結がすすんでいくシーンを思い出していただければ。)
降雨や降雪、嵐や雷で空が荒れる様子、炎の表現など、そんな自然現象をCGであらわすときの理論解説でした。
ILMの人が「VanHelsing」の画像を出しつつ嵐の空を解説してくれたのは面白かったなー。

Poster(各種研究の過程を大型の紙にポスター状にレイアウト・出力して貼り付けてあるものです。これも選考を経て展示されます)をぶらりと眺めた後、夕方から、SpecialSessionに顔を出してみる。
3分間制限で繰り出されるゲームなどのデモ映像を、観客がイケてるかイケてないか判定する変なイベントでした。
イベントの前に小さなレーザポインタが先着順で客に配られて、上映後にいっせいにスクリーンのyesとnoの枠内にむかって照射すると、明かりの数で勝敗?が判定される仕組み。
発想は面白いんだけど、上映中からふざけてムービーにむかって照射する客が続出で、ぐるぐるまわる赤い光をみているうちに気持ちが悪くなってきて早々に退散(・A・)。


コンベンションセンターからの帰り道にあったイタリアンレストラン「ZUCCA」で夕食。
建物の内装も外装もすっごくオシャレ。
「地球の歩き方」によると、仕掛け人が手がけた系らしいのだけれど、とてもいい雰囲気。
イタリアのビールを飲みながら、パスタとステーキを1皿づつ分け合いながら(それでも多いんだけど)頂きました。
野菜のポタージュもすっごく(゚д゚)ウマー。
厨房に見えた、景気よく燃えるピザ用石釜がすごく気になったので、翌日にでもランチでピザを食べに行こうと思ってます。

ガイドブックに「要予約」とか「ドレスアップして行きたい」とか書いてあるような店にも、ばんばんと首から名札を下げたジーンズ・Tシャツないでたちの人が飛び込みで入って食事しているのはシーグラフ開催期間ならではの特例かもしれないんですが、これはこれでどさくさにまぎれられて有り難いです。
もちろん食事のためのドレスアップした服なんて元から持ってきてるわけもなく。
まあお店の人もヤレヤレ..とは思ってるでしょうが、特に昼どきのたいへんな混雑具合はあちらもそれなりにハッピーな筈。
もちろん、ほんとに高額なところは通常営業かとは思いますが。

のんびり食事していたのですっかり暗くなった中を徒歩帰宅しました。
このあたりのオフィスビル群は、斬新なデザインとぴかぴかのミラーガラスで、昼間もそりゃあカッコイイ眺めなのですが、明かりの灯った様子もすばらしく美しい!
写真をぱちぱちとって満足して部屋に帰りました。

速攻就寝。
もう翌日からExhibition(展示会)かー(´Д`)ノ

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シーグラフ1日目。

<<8月8日の記録>>

無事到着しました。
成田空港は大混雑(ユナイテッドなので久々の第一ターミナル。記憶よりはお店も増えていて、明るい感じになりましたね。
どこを歩いても混んでいたので、VISAカードのラウンジでぼうっとしてました。
ゆったりはできるものの、BGMがうるさくて、コーヒーが激マズ。)、飛行機も満席。夏の旅感満載。
機内ではそこそこ寝れましたけれど、やっぱり10時間もエコノミー席に座っているのって疲れる...。
いつかは、と思いますがマイルも資金もなかなか貯まらず!

考えてみれば、3年前の同じ開催地のとき以外にも、昨年もサンディエゴの帰りに国内線をダブルブッキングされたおかげで一泊足止めをくらっているので、空港近くのホテルに滞在しているのですね。
そんなわけで、やあやあまた来ましたよという感じ。

LAでも入国審査の大混雑やらなにやらで、予想外に時間がかかってしまって、やっとのことで空港からの乗り合いシャトルバンに乗ってホテルへ~。

ウェスティンボナベンチャーダウンタウン地区は、(シムシティの「高密度商業地区」そのまんまな)超近代的オフィスビルの立ち並ぶところです。
ウェスティンボナベンチャーホテルの奇抜な外観も、周囲の建物にすっかり埋もれて違和感なし。
ロビーを眺めていると、「昔は超近代的ホテルとして有名だったんだろうなあ」という名残はあるんですが、くたびれ感が漂ってます。
(3年前に泊まったビルトモアも近所にあるのですが、年のとり方が、あちらのほうが上品ですな。)
部屋自体はすっきりとリニューアルされていて、すごく快適。
ダブルベッド2つの部屋なのですが広くてよいなあ。
(寝心地もびっくりするほどよいベッドでした。さすがウェスティン系列。ヘブンリーベッドというのだっけ?)
机も広かったりしてビジネス用途にも申し分なし。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

コンベンションセンター昼から歩いてコンベンションセンターへ。
シーグラフ自体はばりばり朝から始まってるんですが。
レジストレーションだけ夕方からあった、昨日から来ているべきだったなあ。

(なんと今年は11時から時までシャトルサービスがないのでした。ああ予算削減...(・A・))
しかし案外歩ける距離だと気づきました。むしろいい運動になるというか。
ほとんど1本道だし、空気が乾いているせいで、昼ひなかでも日陰を選べばそこそこ快適なのです。

日曜だからこんなに人がいっぱいいるのか、と思うほど街が混雑して盛り上がっていたのは、すぐ脇で開催されていたX Gamesというイベントのせいでした。
道々に屋台が出ていたり。日本の夏祭りと同じ感じ。
周囲の建物(フィゲロアホテルの壁面とか。3年前は確かAppleのCMのワンシーンがペインティングされていたっけ。)にもそれ関係の宣伝ペインティングが施されていてものすごく派手。
仮設の客席が組まれていて、道を歩いてるだけで、信じられない高さまでスケボーでジャンプする選手のひとびとが見える!


レジストレーション、既に第一のピークは終わったようですいすいと進みました。
今年はさらにグレードアップして、名前の入力だけで自分のエントリーを検索できるようになってるし。
完了ボタンを押すと、横の機械で名札を印刷して、ストラップに取り付けて手渡してくれます。
なんと今年は紙バッジじゃなくてプラスチックカード製。

その後は6時近くまで、ハイライト的にぐるぐる見物してまわってました。
同じ会場だけど、前のときよりそれほど広く感じないのは、慣れからくる錯覚でなく、ほんとうに多少は縮小になっているみたい。
ElectronicTheaterもどうやら今年は敷地内で開催するみたいだし。

Emerging TechnologiesやArtGalleryなどをざっと歩き回り。
今年も相変わらず日本発の展示が多いです。
やってることの傾向もそれほど変わらないかなあ面白いけど...
体感モノもいくつかやらせてもらいたい!
なんとなく写真が撮りにくい雰囲気なので、もうすこし混み合って他の人に紛れられるようになってきたら独自取材敢行予定。

AnimationTheaterにもなんとか潜りこめました。
が、冷房がすごすぎて15分くらいしか居られない。
レジストだけで一旦帰るつもりだったのでTシャツ一枚で入場するのは命の危険すら感じます。
(だんだん血が冷えていくのが体感できます。うっすら眠くもなってくるし。怖い...。)
しかも、私が入ったときに「ゲゲゲの鬼太郎ザムービー(のCM映像)」がやっていて、そのおどろおどろしさに、皆黙りこくって眺めていたのが印象的でした。
(楽しげな作品にはみんな大笑いしたり、傑作には手をたたいたりして客席は賑やか。
わけのわからないものには素直に「ハァ?(゚Д゚ )」的な反応があります。)

夕方になったので、すっかり凍えた体でホテルへ。帰りはシャトルバスに乗れました。
ここで時差ぼけに負けて寝てしまうと例年のように夕食をふっとばすことになるので、頑張って外に出ましたよ。
ガイドブックに書いてあったのだけれど、ビルトモアホテル脇のWatergrillへ。
有名かつけっこう高級と思われるシーフードレストランです。
いかにもシーグラフ帰りな服装で予約もせずにのこのこ入っていってしまったのだけれど。
生牡蠣とビールに感涙。おいちい。
ぶあついステーキとか食べてるくらいなら毎日牡蠣とビールでいいよ!
帰るまでのあと一回くらいは食べに来ようっと。

ボナベンチャーホテルにもフードコートみたいな食事どころが集まった場所はあるけれど(売店等も豊富)、閑散具合からして、どうもちょっとなあという感じ。
とりあえず、一歩外に出た周辺に食べるところが多いから大丈夫そう。

そんなわけで、その日はあっというまに寝てしまい、1日目は無事終わったのでした。
明日は着るものを余計に持ち込んで頑張るしか。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

….というような文章を、2日目の本日、空き時間をみつけては細切れに書き溜めました。
窓際とか適当な場所に座り込んで。(気分転換というよりはほとんど「暖をとっている」に近い。)
接続状況はなかなかよいです。

ブログでは、TEDのおもちゃ箱さんが非常に専門的な説明を含めてシーグラフな毎日を中継されているようなので、そちらもおすすめ、というかむしろココに来ちゃった人を誘導したいです...(と最後に言う。)

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2004.07.01

SIGGRAPH2004忘備録。

一応、この時期にもなると検索で増えてきたりもするので、それ用に、ご案内というか素人なりのコツというかずらずらと。

★公式サイト(英語)
SIGGRAPH 2004

8/8-12開催。
すばらしく飛行機高そうな時期にやってくれます。
(昨年より2週間遅いんですねー。)

レジストレーションは7/2までに行うのがお得です。
直前や、会場でも出来ますが値段がぜんぜん高いですからね。
ホテルの予約もここから行ったほうがいいです。
開催時期は既に参加者の宿泊枠でおさえられている状態なので、他の手段では予約しにくいと思います。
予約ページは春からオープンされているので、今の時点でとるのは困難なホテルが増えてきていると思いますのでお早めに。空き状況は検索できます。

ホテル-会場間をシャトルバスが巡回しているとはいえ、会場からなるべく簡単に行けるホテルをおさえたほうが何かと便利です。
ただし、今年のLA会場は、今までの何回分かと違い、隣接して建っている大きなホテルが皆無(だった記憶が。)なので、気軽な徒歩手段が選べるホテルはわりと限られてます。
フィゲロアホテルなんかが確か一番近かったですが、おそらく今はいっぱいのはず。
ホテルが固まっている地区までは、気合を入れればなんとか(歩けるけどバスでしょ基本的に)、という距離。
会場からの距離順でホテル一覧もソートできるので、わりとコレも重要視したほうがいいです。
もっとも、朝一度きたら一日いる覚悟なスケジュールな方もたくさんいらっしゃるかと思われますので、思い切ってテーマパーク寄りの場所をとってみるのも手か?

レジストレーションは近年はオンラインで全て行われます。
確認メールやレジスト終了画面なんかはプリントして会場に持ち込むべきです。
あと、身分証明用にパスポートのコピーは携帯しておいたほうがいいです。

去年の例ですと、会場についたらずらりと並んだマシンに自分のシリアルナンバーを自分で打ち込むと、バッジに入れ込むチケットがずるずる印刷されて出てくるので、それを係りの人にみせると冊子等の持ち帰り物を用意してくれるという感じになってました。
レジストしたからといって事前に日本になにか送ってくれるということはいつのまにかしなくなったようですので心配しないようにね。

予算少な目?な前々回の場合は、バッジを首からつるすストラップがもらえないという悲劇がありました。
LA会場の場合は大丈夫な予感大、ですが一応念のため、もし持ってたらネックストラップは荷物に忍ばせておいたほうがいいかも。
いずれExhibitionで広告がついたやつをもらい放題だったりしますが、服にピンを突き刺したくない人は、それまでの策として。私はもっていくよ。
要らなかったらカメラ下げちゃうもんね。(onobori

レセプション(広義のお食事会みたいなもの)は、一番高いチケットを買うと自動的に入場券がついてきますが、それ以外のランクのレジストでも、別売りで買えます。
50ドル近くしたかと思いますので考えどころですが。
今までの経験だと、会場や景気(いやホントに。)によって大きく豪華さ・満腹度が変わります。

しかし!2001年の同じLA会場のレセプションはかなり「当たり」だったのが記憶に新しいです。
ユニバーサルスタジオ貸し切り(ごく一角ながら。)は良かった!
だからといって今年がどうなのかは今のところ謎。

シーグラフの場合、レセプション以外でも、ユーザー会や日本人会(仮名)で、毎年有名なパーティ・お食事会は存在するので興味のある人は、国内外関係サイトにて事前情報のチェックは欠かさないことですよ。

そうそう、LA会場はかなり広いです。そして、冷房のすさまじさ及び外の暑さは大変なものでした。
歩きやすい靴と調節の効く服装と飲料水は心がけましょう。


★便利な情報サイト(日本語)
SIGGRAPH MANIA
参加するまでの手続き等のHowToが細かく書いてあるので、初心者の方はかならず一読(現地でもなるべくアクセス)をオススメします。
(が、日付や手続き等、若干情報が古い箇所があるので、今年のためだけのものと思わないほうがいいです。
心配なこと・確かめたいことはBBSで質問できるのでそちらを。
大御所な方々のレポートも順次リンクされていくので随時チェックですよ。
昨年もそうだったのですが、私も期間が終わるまでこのサイトを見ていきたいと思っています。
昨年は確か私のド素人旅行記もリンクして頂いていたなあ(笑)。)

★私が書いたもの。観光度高めなので参考になるかどうか(笑)
2003年(サンディエゴ)

2002年(サンアントニオ)

2001年(ロサンゼルス)

2000年(ニューオーリンズ)

私は一応、2000年のニューオーリンズから毎年行っているので、そのときのレポートやら日記やらをまとめてある入り口のページです。
旅行記のページ本体はしょっちゅう移動させているので、この記事の日付から半年は経っている場合、直リンクするとたぶん入れません。
他の旅行記と混ざっていて見にくいんですが、そのときはこのページ(★<<海外旅行記の目次>>)から入ってください。

ちっさく「SIGGRAPHレポート」と書いてある回がそうです。
写真付レポートの他に現地で書いてた日記なんかも併設してあります。

2001年の会場が今年と同じLA会場なので、会場内外の雰囲気を知るにはおすすめです。
今年も日々の記録をこのウェブログに現地から書いていったり、帰国後は旅行記を作ったり、の予定です。

★質問にはお答えできますが(コメント欄でもBBSでも)、私は専門的にそっちの業界のヒトとして参加しているわけではないので(いつも「カンファレンス・セレクト」で入場してます)、視察にだけは来慣れている学生さん、みたいなものだと思って頂いた上で!

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