2022.12.31
新年の能率手帳ゴールドへ引っ越し準備をしました。
年末ギリギリまで使用中の能率手帳ゴールドですが、2023年版へ引っ越し目前となりました。
表紙の革もふわふわに成長(熟成?)して手に馴染んみ、楽しくなっていたタイミングで、ちょっと勿体ないんですけれどね。
●過去記事:能率手帳ゴールド、16年目が届きました。
ここ数年繰り返している作業ではありますが、2023年版も「6時のところ」に薄く縦線を引きました。
0.3ミリ芯のシャーペンを使ってみました。
この6時以降の四角いエリアは、行ったお店や通販で届く予定などを簡単にメモしておく習慣が定着です。
その他は、至って普通に真面目なスケジュール帳となっています。
仕事の進行や経理的な金額メモも多め。
将来「あの件どうだったっけ」「今と同じ時期の○年前は何やってたっけ」となったときにパッと開いてなるべく困らないよう、大事なことを置いとけたらいいな〜という方針で。
今年はなんとなくフカフカと厚みがあるんですが、右ページにちょこちょこと貼りものしてるからですね。
いわゆる手帳デコではなく、圧倒的に多いのは植物の苗や鉢についてた値札シール。
「サンスベリア 498円」とか書いてある...
あのときこれ買ったなあ とか、このとき買ったあのコは暑さで枯れちゃったなあ等々、記憶が値札とともに蘇るので。
(ボールペンなどの筆記具についてる小さなバーコードシールも入手した日の横に貼ったりしてます。)
今年も見返しの部分に貼り付けているのは、竹尾の通販で購入したイタリアの美しい紙、ベルチーニです。
入手は10年近く前ですが、厳重保管中なので特に劣化はしてない感じ。
色違いや絵柄違いでたくさん持ってますので、これからも活用し続けます。
●過去記事:イタリアのデコレーションペーパーを注文しました。
というわけで、来年もまたお世話になります。
その他の手帳やリフィル類は、気が向くままに しかし可能な限りミニマム構成で(なるべく手持ちのノート在庫を消化したいので...)運用していく計画です。
さてどうなるかなー
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2022.08.12
能率手帳ゴールド、16年目が届きました。
毎年恒例、能率手帳ゴールドの2023年版を購入しました!
8月に入ってすぐ「そろそろかなー」と公式サイトを覗いたら、もう売ってました...早い...
○公式通販ではこちらになります。
2023年1月始まり 手帳 NOLTY 能率手帳ゴールド(黒)[3121] | 手帳,手帳 |NOLTY 能率手帳・書籍・通信教育のJMAM eショップ
○日本能率協会マネジメントセンター NOLTY 手帳 2023年 ウィークリー 能率手帳ゴールド 黒 3121 (2022年 12月始まり) ←Amazonでも販売が始まりました。
普及版 / 小型版と判型が2種類ありますのでご注意下さい。
私は毎回大きいほうの普及版ですが、小型もいいなぁ。色違いで出てくれないかしら...
さっそく注文したら、2日後に届いたのでした。
今回、名入れ版のほうのURLに書かれていますが、いつもの業者さんが廃業されたとのこと。
今回こそピンクやグリーンでやってみようかと思っていたので、あらら〜...残念。
数年ぶりに名無し版で買うのも新鮮かもしれないと考え直しましたよ。
金色の明朝体文字では可能です。購入から届け日の一覧も掲載されています。
年末までだいぶ期間がありますので、いつもどおり、(無駄に派手な)見返し側の装飾で名入れっぽい工作もしてみようかと計画しています。
というわけで、今度で16年目なのです。
集合写真も恒例。
SNS投稿したらちょっとだけ盛り上がったのも恒例...うふふ
開封して毎回驚くのは、革の表面や金塗りのコバがピッカピカなこと。
古いほうの手帳のくたびれ加減に気付かされます...
使用開始して8ヶ月を過ぎた2022年版、表紙が早くもフワフワ化が始まってます。
こんなご時世なので旅行もしてないし、たいして外に持ち出してないのですけれど...
でも、かかりつけの病院では毎度のように「たくさん書き込みのある黒い手帳を眺めながら症状を話す患者」として認識されているような気がします。
限られた診察時間を有効に使いたいので、うしろのメモページに問診時のアピール事項?を毎回通院前日にまとめているのです。
右ページに通販など含めて買ったものの詳細メモを書いているのは、ここ数年に定まってきたきたことです。
あと、左ページの6時の位置に縦線を入れて、書き込み内容のゾーン分けをしているのも、引き続き来年もやろうと思ってます。
6時というのは、あくまで線を引く目安で。
(時間軸は活用してないのです。)
あとは、もう本当に普通に手帳っぽい使い方しかしていないです。
予定や仕事の進行具合や家事のメモ。
そんな雑記だけでも意外と10年前の手帳を開いて「こんな日だったなぁ」と思い出せることもあるので、日記帳とたいして変わらない役割になるのかも。
今年からちょっと変化が加わったとすれば、買い物についてメモすると同時に小さなラベルを貼り付けるようになりました。
ほとんど園芸関連のもので、苗ポットに貼ってあったりする品種名入りのバーコードシールですね。
後から見返すとそのとき買った植物がひと目でわかるし、季節感あるスクラップとして妙に気に入ってしまい、ベランダ園芸への熱意に比例してけっこうな数に蓄積中。
これが例年になく早まった手帳のフワフワ化を手伝っている気もします。
能率手帳ゴールドを毎回こんなに早く買っているのは、来年間違いなく「使う」と決めているからです。
自分の歴史記録としてずっと捨てない唯一の手帳だから。
(過去2年分くらいは手元の引き出しに入れますが、残りは本棚に格納。)
その他の手帳類は年末までのんびり時間をかけて、他の方の動向や感想も参考にしつつで決めていこうと思ってます。
去年あたりからいろいろなメーカーで見るようになった「週間ブロック」という、1ページを田の字型に区切る見開き8分割レイアウトの手帳も使ってみたい。
綴じ手帳の誘惑に負けず、システム手帳も継続したいし。
それ以前に、ストックしているノートやメモ帳をなんとか活用しなければ。
と、課題は多いですが、楽しく悩みたいと思ってます。
お揃いの皆さま、来年もどうぞよろしくお願いします!
●能率手帳ゴールド関連の過去記事●
・2022年能率手帳ゴールド、15年目が届きました。
・2021年能率手帳ゴールド、14年目が届きました。
・2020年能率手帳ゴールド、13年目が届きました。
・2019年能率手帳ゴールド、12年目が届きました。
・2018年能率手帳ゴールド、11年目が届きました。
・2017年能率手帳ゴールド、10年目が届きました。
・2016年能率手帳ゴールド、9年目が届きました。
・2015年能率手帳ゴールド、8年目が届きました。
・2014年能率手帳ゴールド、来年で7冊目です。
・2013年「一番欲しい手帳を早々に購入」という対策が効きますように。
・2012年・能率手帳ゴールド、6冊目を買いました。
・2011年・能率手帳ゴールド、5冊目を買いました。
・2010年・能率手帳ゴールド、4冊目を買いました。
・2009年・能率手帳ゴールド、3冊目になりました。
・2008年・はじまりは、能率手帳ゴールド。
・2007年・手帳買い、とりあえず終了(と誓う)。
・手帳を問わず、の手帳本。
↑おすすめな手帳本「能率手帳の流儀 」のレビューです。
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2022.03.17
システム手帳に作ったベランダ園芸まとめリフィル、1年分を載せてみました。
以前「システム手帳STYLE」にちょこっと載せて頂きましたが、システム手帳に記録する園芸活動は現在も継続中です。
●過去記事:「システム手帳STYLE VOL.6」に園芸手帳が載りました。
今年からは普通の手帳やノートでも構わないかな?と思ったこともありますが。
相性のよい記録フォーマットをメーカーの壁を越えて無駄なく組み合わせたり、好きな期間で区切って束ねられる自由度の高さがなかなか良いのです。
(今年も、毎日のお世話メモはBindexの週間。
それを見開き月間で俯瞰できるよう転記したり次年度への伝言を書いておくリフィルはKnoxの月間ブロックインデックス付 で進行中。
園芸店での買い物レシートは、今までの使い損じリフィルに貼り付けて、セリアで買い溜めした紙製バインダーにスクラップしています。
マメだなあ私。)
そのほかに月1ペース程度で、ベランダ内の植物構成を記録しておきたくて、園芸アルバム のようなものを写真入りで作っています。
記述は私にしかわからないような内容が多いですが、毎月刻々とその季節らしい植物が旺盛になり、花も咲き、の移り変わりを眺めるのがとても楽しいです。
↓ つい最近つくった2-3月号 (多肉植物にややハマりつつある...)
↓ 1月号 (冬越しした2年目のマーガレットが巨大化して満開に)
↓ 2021年12月号(半額セールで大量購入した球根を植えまくった月)
↓ 2021年10月号 (ペチュニアがものすごい勢いで咲いてる)
↓ 2021年9月号 (コメリの折りたたみ式鉢台の便利さに気付いた月)
↓ 2021年8月号 (大きく育って咲いたラグランジアブライダルシャワー、翌3月現在は続々と新芽展開中)
↓ 2021年7月号 (梅雨シーズンの、株元カビに悩まされている)
↓ 2021年6月号 (梅雨入りは6/14。ハサミ大好きゆえに切り戻しをやりすぎ、いくつかの鉢が星になった)
↓ 2021年5月号 (カーネーションやナデシコが好きなので、母の日シーズンは嬉しい)
↓ 2021年4月号 (アンジェリケという可愛い薄ピンクのチューリップ、2022年はプランターいっぱいに植えたよ)
↓ 2021年3月号 (1年前の植物の数がずいぶんスッキリで、水やりもしやすそうなことに驚き...。)
このように眺めていると
「植物の数が今はずいぶん増えて、一年前とはベランダの密度が違う..」
「それなりに蘊蓄がたまったせいか、すぐ枯らしていたあの植物が長生きしてる..」
等、季節感以外に(自己満足で)わかることもあります。
今まで成功したことが無かったのですが、ももいろハートやいちごシェイク:サントリーフラワーズのペチュニア:、そしてマーガレット:これもサントリーフラワーズのボンザマーガレット:が冬を越して2年目の春を迎えようとしています。
普通ならちいさなポット苗を店で買い集めるシーズンに入りましたが。
冬越しを成功すると大株から咲く花を春から楽しむことが出来るので、育てるのがとてもラクです。
●過去記事:11月の園芸話(ペチュニアの花は ほぼ終了) ←ここに写っているペチュニアは酷寒な季節を乗り越えて、ちょうどいま2022年最初の花がポンポンと咲き始めています。
下の写真はサントリーフラワーズの「ももいろハート」というサフィニア。
大鉢に植え替えたばかりですが、いい感じに可愛く開花が始まりました!
園芸は基本、孤独に進めていく趣味ではありますが、SNSやYouTubeといった場所に助けられています。
コロナ禍関係なく、同好の方々の育成状況を見て勉強させてもらったりコメント欄で交流も出来るのが現代のいいところ。
文具だけでなく植物のお友だちもたくさん出来たらいいな...
YouTubeの「カーメン君 ガーデンチャンネル」のメンバーシップ会員(月980円)になってもう1年くらいになるかも。
毎週ライブ配信をやっていて、Instagramでの投稿もとりあげて感想やら助言をもらったりetc.も出来るのですよ。
ゴハンどきとかぶるので、全部通してリアルタイム参加したことはほとんど無いのですが、とても楽しく勉強になる世界です。
○「カーメン君」ガーデンチャンネル - YouTube
園芸はまだまだ未知なことが多く、初心者ですからと開き直りつついろいろと調べては試すのが楽しいです。
私にとっては唯一のアウトドア活動とも言えるし、運動能力維持にも貢献してくれるから、長く続けられたらいいなあ。
そしてこのようにコマゴマと手帳を作ることは、
文具(ペンや手帳)をじっくり使って楽しむ欲も満たされる絶好の機会。
植物を育てることと同等に真剣に取り組みたいです。
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2022.02.24
4月始まりのWEEKS、今年はエバーグリーン革を使います。
あっという間に今月も終わっていくと同時に、4月始まり手帳ユーザーの皆さんにとっては切替のシーズンに入りました。
ほぼ日WEEKS 4月始まりの場合、2/28の週からが新しいページなのです。
もちろん、ギリギリ3月いっぱい現在の手帳を使って その名の通り4月はじまりで新調するのも有り(というかそれが普通か...?)なので、新品の手帳を前に悩むところかもしれませんね。
現在はワインレッド革のWeeksが終盤に入っているところですが
●過去記事:ウォーターマン カレンについての感想1年目 + ほぼ日手帳をワインレッド革で使い始めました。
次からは同じくほぼ日Weeksのエバーグリーン革で更新していくことに決めました。
さんざん悩んで結局ここに帰ってきたという感じですが、2022年もとてもすてきな革色でお気に入り!
革装のファインクラシックシリーズは、Weeksの商品群の中では値段もハイエンドになるので...だいぶ勇気が要りました。
価値に見合うような使い方したかなぁという反省点、毎回あります。
○ファインクラシック / エバーグリーン [weeks] - 手帳ラインナップ - ほぼ日手帳 2022 ← ほぼ日サイト内での製品詳細ページ
エバーグリーンの暗めで濃い緑...私の場合、万年筆インクではいつもこういう色を買ってしまう癖があるので(笑)非常に既視感があります。
ベランダ園芸に励む立場として、今年の気分にピッタリでは? と嬉しくなったのでした。
質感ですが、ワインレッド革のほうは指で押すと僅かにフンワリするのですが、エバーグリーンはけっこうピシッと薄い革で覆っている感じ。
浅くこまかいシボ感はあるけど、ツヤっとした光沢があるんです。
「2022」と押された箔の金色が映えて上品です。
毎回言ってますが、私の場合、革装丁手帳のいいところをリスト化した末尾はかならず「革カバーに悩まなくて済むし」になるんですよね。
純正の透明ビニール製にするという選択肢もありますが、革の本格的なものをどこかで探すかをさんざん調べ、検討しまくるあのエネルギーが節約(というか、先送り)できます。
先に書いたとおり、2/28の新しいページから使ってしまおうかな。
今年に入ってから主に体調管理で躓いてしまったから、気分を一新したいのです。
おそらく今まで通りに、主に週ごとのToDo + やり終わった事項の整理などで毎週のページを埋めていくのだと思います。
淡々と地味だけど、それがいちばん必要な書き方だからな。
○Amazon | ほぼ日手帳 2022 weeksファインクラシック/エバーグリーン 4月始まり 週間手帳 ←Amazonではこちらです
もちろん、ワインレッド版の空きページも生かしたいので、しばらくは手の届くところに保管します。
(特に後ろのメモページは75ページ中で20ページしか消費出来ませんでしたから、このあたりも毎度の反省点)
いまだに2018年の茶革の空きページに未練たらたらで、何か書き付けて消化している状態なので、ワインレッド革もそうなるでしょう。 無駄にはしませんよ!
というか、もう来週で2月が終わるなんて。
春がもうすぐですね。
●2018年の茶革weeksを買ったときの過去記事:
・4月始まりの手帳をようやく購入しました(ほぼ日WEEKSエスプレッソ革)
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2021.12.29
2022年は文庫サイズの1日1ページ手帳も使ってみます。(フランクリン・プランナー オーガナイザー A6)
2022年の手帳、いつもの能率手帳ゴールドは、きっちり元旦スタートの予定で控えています。
●過去記事:能率手帳ゴールド、15年目が届きました。
その他、ToDoを週ごとに練るための ほぼ日Weeksは、4月始まりのものなのでまだ途中。
気に入ってる革装なので、春までの完走はおそらく大丈夫...
●過去記事:ウォーターマン カレンについての感想1年目 + ほぼ日手帳をワインレッド革で使い始めました。
これだけあればもう大丈夫だな!
と自分の中では納得していた筈なのですが、12月に入って1日1ページ仕様の手帳が加わってしまいました...
十年以上前から何度か使ってけっこう慣れているフランクリン・プランナーです。
いつものシステム手帳リフィルではなく、「オーガナイザー」という綴じ手帳のほうで、このタイプは初めてです。
A6サイズがある(他にB6とA5判も。)ということで、以前から「ほぼ日手帳」の代替として使ってみたいという興味があったのでした。
内容は、下記の公式ページが詳しいです。
○フランクリン・プランナー オーガナイザー A6サイズ〈2022.1〉|フランクリン・プランナー
○フランクリン・プランナー オーガナイザー 1日1ページ カバーなし 2022年1月 A6 65408 ←Amazonで買いました
最初にフランクリン・プランナーの説明書を兼ねたワークシートのページが32ページあります。
(B6やA5だと、この部分は分冊になります)
メインである1日1ページレイアウトは、フランクリン・プランナーを(リフィルタイプでも)使ったことがあればお馴染みのもの。
タスクに優先順位や記号をつけて書き込むことが出来、その下は時間軸(7-22時)と3ミリの方眼メモで構成されています。
私は例によって時間軸など無視して使いそうですけれど、工夫次第で自由度高く書き込みが出来そう。
これは良いなと思ったのは、毎週月曜の前に1ページ、週のまとめが必ず設けられていることです。
タスクや行動計画などを一覧にして書き込めます。
細分化してしまうとA6ではおそらく足りないので、内容を絞る必要もありますが...そうすることによって見えてくることもあるでしょう。
または、その週に読んだ本や鑑賞したもの、学習や趣味の進捗etc.
自分流に作り替えたまとめのページにしても、ちょうどいいサイズかもしれませんね。
綴じのクオリティは問題無く、このページ数でも完全に水平開き可能です。
紙は、後ろのほうでさっそく試し書きしてみましたけれど、限りなく「ほぼ日っぽい」というか、万年筆のインク抜けは(私の使用の範囲では)特になく、しかし薄いので裏からは多少は透けます。
シャーペンを多用する最近の好みから言うと、もう少しざらっとした繊維感が欲しかったところ。
検索してみたところ、トモエリバー紙であろうとのことで「あぁやっぱりね!」と。
ほぼ日の系列は毎年使っていることになるので、既に勝手がわかっている安心のいっぽうで、たまには違う紙の手帳も良かったか?
..という贅沢な思いもちょっとだけ(笑)
さっそく初日のページである今週月曜から使い始めていますが、ToDo以外にメモ書きもそれなりの量を書けて、先の日付の位置にも外せない予定を入れられますので。
日付が最初からはいっている1日1ページ手帳は便利だよなあと実感中。
この手帳はA6なので文庫本用のカバーを使えるのも楽しいところでしょう。
ただし、先に述べたワークシートや週のまとめなどのページ数が加わっていますので、「ほぼ日手帳オリジナル」より4ミリほど多い18ミリ厚であることは知っておくべきです。
ほぼ日純正のカバーはおすすめですよ。
ただ、バタフライストッパーにペンを差し込む場合、ほぼ日を入れていた時に入っていた太軸がフランクリン・プランナーではきつくなったりすることは有り得るので、厚くなった分の使い勝手はちょっと変わるかも。
文庫本用のカバーを使う場合、表紙の幅を調節できるタイプもおすすめです。
私は、愛用のgentenのカットワーク革のがぴったり。
十年以上は使っていますけれど、とても良い感じに育ってます。
●過去記事:gentenの文庫カバーを買いました。← 2010年かー!
とはいえ、このフランクリンオーガナイザーA6は、カバー無しとカバー付の販売価格の差が(Amazonでは)数百円からの範囲。
フランクリンならではのビジネス向けに使えるシンプルデザインだし、この厚みに合う純正カバーを一応確保しておくのも良かったかな?
と今になっては思ってます。
というわけで、書店の手帳コーナーを覗いたり、他人様のレビューをネットで読んでしまったりで、予定外の手帳類が増えるのが年末年始です。
もう仕方ないね〜!
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2021.11.17
革文具のお手入れアイテムをいろいろ入手しました。
KNOXのシステム手帳「オーセン」を購入したのは2017年のことです。
当初こそは勿体なくて"飾ってるだけ"の期間が何ヶ月かあったりして。
しかし今は、ばりばり使っております。
ベルト無しのシンプルなノートのようなデザインは何かと重宝で、(スケジュールリフィル以外にも絵日記的な記録、今は園芸の記録など。)日々手に取って書き込む用事には欠かせないバインダーとなりました。
●新品時代の過去記事:「システム手帳 STYLE vol.2」を読みました。(ノックスブレイン オーセンのバインダーも使ってます。)
知りたいと思っていたのは、革の手入れのことです。
「手に触れることがいちばんのケア」というのはよく聞きますし、実際なんとなく新品時とは違うカッコいい感じにはなってきていたのですが。
近年はコバ(断面)部分がちょっと毛羽立っているのが気になり始めました。
表紙面も爪先の引っかき痕のようなものがしょっちゅう出来るので、もう少し油分を足せば綺麗になるんじゃないかな?
という期待も。
そのタイミングで、kawacoya(カワコヤ)から、お手入れセットが売り出されると知りました。
kawacoyaさんは、オーセンを製作している工房なのです!
塗りこみ系のケアアイテムは、革との相性によっては色やツヤが落ちる危険性も有り得るので、良いものを見つけるのは簡単ではありません。
しかし、ここで売ってるものなら間違いないはず...!
単品でも買えるんですが、ブラシやクロスetc. 全てがセットされた箱入りのものにしました。
最低限これ持ってればOK というメンバーがそもそもわからないから、全部入りでいきました...
取説のとおりに手入れを進めていくと、非常に満足な見かけになりました。
クリームとスリッカーで、コバのモケモケと毛が生えたようにすり減った感じがなくなったことにも安堵。
カワコヤさんに直接コメントを頂いたのですが、レザードレッシング(ケアローション)は、使用前によく振ることが大切だそう。
最後にレザークラフトクロスpro(仕上げ用布)で乾拭きして仕上げると、落ち着いたしっとりした光沢につつまれたオーセンが出来上がります
オーセンだけでなく手持ちの他の革製品(コードバンなど)も同じように綺麗になりましたので、このセットは長く使っていけそうです。
先に書いたとおり、中のアイテムは単品購入も可能なので、買い足しするときも安心です。
そうそう、先日とてもとても久しぶりに伊東屋へ出掛ける機会があったのですが、そこでも以前から欲しかったお手入れアイテムを入手。
レーデルオガワのコードバンに最適化されたケアワックスです。
ブレイリオのコードバン製品を日々愛用している私としては、純正ケアアイテムとして装備しておきたかったのです。
○LEDER OGAWA CORDOVAN CARE WAX | LEDER OGAWA ← レーデルオガワのサイト
- Amazonでの購入はこちらです(送料かかります)
岐阜県産の蜜蝋を使っていて、革用クリーム特有の化学的な香りが全くありません。
ほぼ無臭ではないでしょうか。
容器の中に、ワックスが硬くみっしりと詰まっていて、指先の温度で溶かした僅かな量を革の上に置いてみました。
布で(先述のkawacoyaさんのレザークラフトクロスで)磨いてみると、驚くほど広い範囲にのびて、良い感じの光沢が!
光るレベルは使う量によっても変わってくるのかもしれませんが...やっぱりこちらもつやつやというよりしっとりな大人質感です。
ますます愛着が増してきましたよ。
(ブレイリオのコードバン大好き...)
伊東屋のシステム手帳売場で購入しました。↓
●関連過去記事:革小物(文具系)をせっせとツヤ出し。
↑ ここで紹介しているコロニルのクリームの後継が下記Amazonリンク先の製品になり、なにかと使えておすすめです。
○[コロニル] 靴磨き 1909 シュプリームクリームデラックス 革 クリーム 靴クリーム 革靴 手入れ シューケアセット シューズケア 100ml オリジナルクロス付 LUXE CLOTH [並行輸入品]
ただしこういうものは、革によっての合う・合わないはあります。
必ず、目立たない場所での塗り込みを試してからご使用ください。
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2021.09.27
「システム手帳STYLE VOL.6」に園芸手帳が載りました。
28日発売の「システム手帳STYLE VOL.6」に、私がバイブルサイズの手帳に作っているベランダ園芸の記録を掲載して頂きました。
○システム手帳STYLE VOL.6 ←Amazon
今号は、多くの方々の実際の使用例がたくさん載っています。
先日まで読者からの情報も受け付けておりまして、私はそこに応募してみたのでした。
前回Vol.1での掲載時とは、システム手帳の使い方もだいぶ移り変わりました。
それではここらで、勝手に第二弾(!)を報告させて頂こう...とアンケートを送信した次第です。
園芸手帳はここでも何度か記事にしているもので、植物写真を貼り付けて作っているバイブルサイズのリフィルです。
私にとってはベランダのアルバムのようなものかな..。
★関連過去記事
・ベランダ園芸専用手帳を作っています。
・園芸活動専用のシステム手帳を作っています。(ファイロファックス ヘリテージ)
去年の11月から毎月見開きで作ってInstagramに投稿しています。
月1回記録する小さなベランダの植物たちは:枯れて存在が消えたり、新入りを育て始めたり様子も含め:季節感が刻々と変化していき....
あとから見返すのはとても面白いんです。
上記の過去記事リンク内にも画像がありますが、
このアルバムページとは別に、レフト式のBindexリフィルへ毎日の栽培記録をつけてます。
(マメだなー...
日々の記録は昨年の夏前から書いているので、昨年同時期の活動を参照できてとても便利なんです。
今日も液肥を施した件を記入。)
ベランダ園芸はコロナ禍ならではの活動なのかもしれませんが。
デジタルを介して同好の人々で集まったり、専門知識を得たり(主にYouTube..)できる時代になっているのは、本当にありがたいです。
↑これはいちばん最近の9月版。
カラーリーフが楽しい季節...
というわけで。
今号はたくさんの使用例以外にも魅力的な新製品の情報が満載されています。
この革はどんな手触りなんだろう...と凝視したページが多数。
私は頑固にバイブルサイズのユーザーですが、今期はM5のバインダーのラインナップにも驚愕です。
(オーセンとか..ピアスとか..プロッターとか..良いじゃないかー)
今年は都会の文具店を訪れたり、そろそろ出来るといいのですけれど。
来年の手帳については現在、脳内会議の真っ最中ですが。
システム手帳は確実に使っていくことでしょう。
これからも日々記録や情報の整理に活用していきたいと思っています。
●過去記事:「システム手帳STYLE」を読みました(絵日記が掲載されました)+ 手帳絵日記6月編
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2021.08.24
能率手帳ゴールド、15年目が届きました。
毎年のように「えっ もうそんな時期?」と驚き焦るのですが、2022年版の能率手帳ゴールドが届きました。
名入れした中では第一陣の発送かと思います。
早すぎるのはわかっているのですが、どうせ毎年のものなのでこの時期から(自分を)盛り上げよう...という感じも有りです。
あと、毎年この集合写真を載せると、SNS上でいつもよりほんのちょっとだけ人が集まる状態になって「このひと、今年もまたやってるなぁ」と呆れてくれるのが楽しい、というのも本音。
それにしても、新しい手帳の黒々と濃い色が際立ちますね。
革の表紙なので、「店頭在庫から自分の目で見て選びたい派」だったときもあるのですが。
通販で来る革もとても美しいのです。
シボの並び具合や深さなども年々の僅かな違いはあれど、それ自体が楽しみになってきて。
「中の人に選んでもらおう」「どんなのが来るかな」の心境に落ち着きました。
うちに届いた2022年の革は、今年のものによく似ているけどタテヨコ均一にシボが走っているのが特徴かな!
こんなご時世だから、今年の手帳は外界への携行もほとんど無く(ましてや旅行なんてしばらく無理)、綺麗に使えそう...と思っていましたけれど。
ほぼ机上だけの使用でも意外と傷だらけになってますね。
毎度言ってますが、新品の革にしか見られない(使っている早々なうちに消えてしまう)赤っぽい光沢:焼き海苔光と私は頭の中で呼んでいる...:が今回もほどよく乗っており。
それが革の黒さの深みを手伝っている感じです。
年月が経ち、古くなるにしたがって、やや青っぽくなってきている気がするなあ。
ちなみに、名入れは毎年交代で「カーシブ」と「パークアベニュー」の字体を使用し、2022年はパークアベニューの番です。
ピンク色などで可愛らしく入れてみたいと毎回悩むのですが、超オーソドックス金文字に落ち着いてしまう運命。
☆とか*なども刻印可能にならないかしら。
今のところの使い方は、手帳として本当にごくごく普通の書き込みです。
左ページに公私のスケジュール、行った家事の記録(簡単な略号で)
右ページに買ったもの(食品以外)のメモ、今後のために残しておいたほうが良さそうな備忘録など。
巻末のメモページには診察時に話すことなどをまとめた医療関係の記録。
緊急連絡先などの一覧は、ページごと切り取って次の手帳に移動しています。
ガントチャート罫の「月間予定表」が今年は使いみちが定まらず、長いこと空白です。
季節系家事が早見できるようにこっちへ書き込みを移すか、趣味のベランダ園芸のメモにするか?
いまだにふらついているうちに次の手帳が来てしまった...!
デコレーションもしないし、ToDoや目標も別の手帳に任せているし、事務仕事を手伝っているので夫のスケジュールもけっこう書き込むので。
SNSでほとんど披露もしてないんですけれど、他人様の投稿はいつも見入ってしまいます。
びっしりと整った、文字だらけの使い方が憧れなんですよ。
○同じ手帳を同じ方法で長く使い続けるということ | みんなの手帳部 | 日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)
↑ 2014年に掲載いただいたのでだいぶ経つのですが、今年もやっぱり考えること一緒かなあ。
公私にわたり、去年や一昨年の同じ時期はどんなことをしていたか? は、けっこう役に立つので、直近2年分くらいは手元の引き出しに入れています。
(残りは箱に立てて本棚へ。)
とはいえ10年くらい前の手帳をめくり、買った文具や本の名前がぽつっと書いてあるだけの日でも意外と鮮明に記憶が蘇ることがあり。
そういうのが面白くて同じ手帳を使い続けているのかもしれないなぁ。
「これを書いておけば、来年以降の自分が助かるだろう」
という伝言板のような役割もお願いしたいので、自然と他の手帳との書き分けが出来るようにもなりました。
このように、能率手帳ゴールドだけは使い続け、過去の分も全て保管すると決めていますが。
それ以外の、ToDoを書いたりするような手帳は、流行と物欲に流されるまま片っ端から試しては半年も経たずに他のが気になったりもして。
なかなか長期維持できません。
今度は何にしようかなぁ、と そろそろ本格的になる手帳商戦の情報をワクワクしながら眺めている状態。
まぁそれでもいいか、と放浪を許しています。
記録するのが好きで、それによって自分が助けられてるなら何を使っても良いし、ずっと同じものじゃなくても全然構わないと思います。
手帳の「使いこなし」なんて、目指すところは人それぞれ。
自分が楽しい状態に持っていければ、それでヨシとしちゃいましょう。
○Amazonでは下記になります。2サイズありますのでご注意を。
(私は大きいほうのを使ってます)
・2022年 能率手帳ゴールド 黒 3121 (2021年 12月始まり)
・2022年 能率手帳ゴールド 小型 黒 3111 (2021年 12月始まり)
○公式通販ではこちらになります。
NOLTY ゴールド 2022年1月始まり | JMAM eショップ手帳の店
●能率手帳ゴールド関連の過去記事●
・2021年能率手帳ゴールド、14年目が届きました。
・2020年能率手帳ゴールド、13年目が届きました。
・2019年能率手帳ゴールド、12年目が届きました。
・2018年能率手帳ゴールド、11年目が届きました。
・2017年能率手帳ゴールド、10年目が届きました。
・2016年能率手帳ゴールド、9年目が届きました。
・2015年能率手帳ゴールド、8年目が届きました。
・2014年能率手帳ゴールド、来年で7冊目です。
・2013年「一番欲しい手帳を早々に購入」という対策が効きますように。
・2012年・能率手帳ゴールド、6冊目を買いました。
・2011年・能率手帳ゴールド、5冊目を買いました。
・2010年・能率手帳ゴールド、4冊目を買いました。
・2009年・能率手帳ゴールド、3冊目になりました。
・2008年・はじまりは、能率手帳ゴールド。
・2007年・手帳買い、とりあえず終了(と誓う)。
・手帳を問わず、の手帳本。
↑おすすめな手帳本「能率手帳の流儀 」のレビューです。
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2021.05.30
ロロマクラシックのB6ノートカバーを使っています。
システム手帳と、いわゆる普通の綴じノート。
この10年以上、使用の主軸が一定せず「やっぱりこちらが良いな」と気の向くままに行ったり来たりしています。
2021年5月の現在は奇跡的に、半々くらいの使用率+興味率です。
7月始まりのデイリー手帳がじわっと気になる時期ではある。
ほぼ日avec後期版とか...フランクリン・プランナーとか...
綴じノートは近年、B6サイズをよく使うようになりました。
A5ほど大判ではないので机に置きやすく、A6ほどコンパクトでもないのでたくさん書ける...という、いいとこ取りの感じで。
いつも使うシステム手帳(バイブルサイズ)と大きさも近いのです。
見た目だけでなく、綴じ←→バインダーの"使い勝手境界"をさほど感じない...
という理由もあるかもしれないなあ。
ノートカバーについては、以前に下のような記事を書き現在もライフのノーブルノートを入れて愛用を続けているのがブラン・クチュールのものです。
私が注文時に寸法の確認を入れていた当時と違い、現在はノーブルノートなど代表的なB6版の手帳やノートの各選択肢が用意されており、ぴったりのものが手に入るみたいですね。
●過去記事:ノーブルノート用にB6革カバーを注文しました。
そして去年の購入になるのですが、これはレイメイのロロマクラシックのカバーです。
クラシックな雰囲気で、システム手帳界隈でとても人気があるロロマ。
さまざまな革色や、ミニ5穴からあるサイズ展開も魅力ですよね。
一方でこのB6ノートカバー、ロロマクラシックの要所(?)とも言えるベルトパーツが無くなっているデザイン。
そのためちょっと違う感じにも見えるのですが、革装丁の古い本のような雰囲気でけっこう気に入ってます。
表紙にふっくらした厚みと結構な硬さがあるので、文字どおりのハードカバーなノート(または手帳)となります。
意外とボリュームのある中身が入るのも嬉しいところで。
ライフのノーブルノート : 200ページ、厚み11ミリくらい : ですらギリギリ収まってしまうので、けっこう何でも入る気がします。
若干、微妙に使いにくい点があるとすれば表紙を差し込む部分の革に厚み+縁にステッチがあるため、段差がけっこうあります。
左側のページを使用時、しばらくは厚紙etc.を当てて下敷きにしたほうが良さそう。
私は現在、無地のNOLTYノートを入れて使用中です。
(市販されているものではなく、SNSでのキャンペーンで当たったもの。NOLTYで使われている白やクリームやゴールド用紙まで、何種類かの手帳用紙が順番に綴じられているのです。)
ノートには、レギュラーの日記帳であるNOLTYの3年日記のスペースでは小さすぎて足りない件を、気が向いたときに書き込んでいます。
ボヤッと頭に浮かんだことや予定している件、備忘録のような事項を淡々と文章にして整理している感じ?
こういう書きものは、システム手帳より綴じノートのほうが似合う気がします。
日付以外、あえて分類もせずつながっているということに意義がある...というか。
●過去記事:1月始まりの3年日記を購入しました。(NOLTY メモリー 3年日誌)
行やマージンが透けて見えるよう、Illustratorで自作した下敷き紙を使わないと真っ直ぐ書けない。
方眼も作ろうかな...
無地のルーズリーフにもこういう下敷が付いていて、学生時代に愛用していたのを思い出しました。
○ダ・ヴィンチ グランデ システム手帳:Davinci GRANDE Roroma Classic:ロロマクラシック
ロロマクラシックについてメーカーのウェブサイトは上記なのですが、なんと今回のノートカバーが載ってません...
通販サイトなどみても、何故か赤革だけしか在庫が見つからず。
廃番になって、残ってるのが赤だけということなんでしょうか?
赤のロロマクラシックはシステム手帳を店頭で見たことがあり、けっこう好きな色味なので茶革とギリギリまで迷ったくらいなのに...
○レイメイ藤井 手帳カバー ロロマクラシック B6 レッド 牛革 NV8102R← Amazonではこちらです。
とにかく昔から、常用ノートには必ず革カバーつけたい!
という希望があるためこれまでA5もいくつか入手してきましたが、B6もあと1冊分くらい欲しい感じ。
のんびり探してみることにします。
●関連過去記事:以下はA5の手帳・ノート用カバーを入手の履歴。現在もほとんど稼働中かな。
・4月始まりのデイリー手帳を買いました2020 ← アシュフォードのルガード、これで3個目に。(現在は3年日記入れてます。)
・チョコレート色革のノートカバーが届きました。 ← 薄型仕様。現在は仕事のスケジュールやラフスケッチを書き入れるノート(ライフのシェプフェル)を入れてます
・赤革の手帳カバーが届きました(カズン用):前編 ← これはかなり厚みのあるノートや参考書カバーとしても便利です。
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2021.03.25
園芸活動専用のシステム手帳を作っています。(ファイロファックス ヘリテージ)
つい先日に届いたばかりなのですが、去年から発売された新品種のアジサイの育成モニターをすることになりました。
雑誌「趣味の園芸」で知って以来、憧れのおしゃれアジサイだったので、Instagram経由で応募してみたのです。嬉しい...
○ラグランジア® ブライダルシャワー | PROVEN WINNERS (PW)
新芽の青々とした小さな苗で届いたので、これからが楽しみです。
(時折の生育リポートをInstagram投稿で行う約束となっていますが、たまにこちらでも記録しておこうと思います。)
というわけで本題です。
以前に、趣味専用の手帳を作り始めたらとても楽しいという話を書きました。
●過去記事:ベランダ園芸専用手帳を作っています。
日々の観察ページ以外にも、肥料希釈倍率や鉢容量などの覚え書き、月間の生育状況まとめetc.
しょっちゅう確認する情報をタブごとに整理し、1冊にまとめて管理していく方法。
・・・となるとやっぱり、システム手帳が向いているよなぁ! を実感中です。
昨年秋ごろの入手になりますが、ファイロファックスのヘリテージというバインダーを園芸用に割り当ててみました。
○ファイロファックス ヘリテージ システム手帳 コンパクト ブラウン 17-026023 正規輸入品 ←Amazon : 定価は税込19800円です。
これ、とてもシンプルなデザインが特徴で、留め具なしはもちろんのこと、ポケットも存在しません。
ペンホルダーやポケットの役割をする革製パーツが付属していますが、6穴があいていてリフィル的に取り外しが可能。
いわゆる「リフィル保存用バインダー」並みに"何もない"仕様が特徴ですから、けっこう多めにリフィルを綴じ込んでも外観が膨れません。
そして嬉しいことに、使い始めて間もなくから水平にぺたんと開きっぱなしに出来ました。
革色は黒と茶があり、大きさはバイブルとA5の2種類。
そしてバイブルは更に、薄/厚 2通りのリングサイズがあります。
(15ミリ径の「コンパクト」と23ミリ径「バイブル」)←商品名がちょっと紛らわしい..
私のは15ミリのほうです。
1-6までの番号付の仕切りタブリフィル、定規目盛り付のページファインダーなど、オマケはそれほど多くありませんが必要にして充分というところ。
「(表紙と同じ)革のリフィル」には、ゴムバンドのような素材で伸縮するペンループがついています。
ポケットは写真のように途中から差し込むことも出来ますが、上辺にも入り口がついているので長くて大きなものも収容可でなかなか便利。
(厚みが出ますが、ペンケースのように筆記具を並べて入れることも出来ました)
そして肝心のバインダー本体の革ですが、バッファローレザーなんですよ。
シボは比較的凹凸大きめですが、カジュアルな雰囲気はあまりなく、特に黒は(店頭で見たとき)大人っぽく渋い印象を受けました。
私が選んだ茶革のほうは、新品のうちから「昔から愛用している革文具」っぽい貫禄を漂わせていて、暗すぎず明るすぎずのちょうどいい茶色です。
今後の経年変化で、刻々と変わっていきそうな予感も。
シボのおかげで傷や汚れは目立ちにくいです。
見た目の割に、すべすべと滑らかで柔らかみもあるのでバッファロー革は好きです。
手のひらに乗せたときの、肌にスッと馴染む背中のカーブもすごく良いな!と思いました。
なので私、システム手帳は丸背派なのです。
「手の上でここちよく収まる感じ」を重視したいというか...
というわけで、このすっきりシンプルなバインダーの使い心地がとても気に入っちゃいました。
リフィルはどんどん増えていくので、23ミリの厚いほうでも良かったなあ...と思っている程。
リフィルの構成は、園芸手帳に関する過去記事(上方にリンク有)のほうをご参照下さい。
春夏の花苗育成がはじまった現在、毎日なにかしら書き込んで楽しくやってます。
●関連過去記事:
・ブレイリオのシステム手帳が増えました(チョコ色のコードバン)
・「システム手帳 STYLE vol.2」を読みました。(ノックスブレイン オーセンのバインダーも使ってます。)
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2021.01.27
ベランダ園芸専用手帳を作っています。
昨年の春頃からベランダ園芸にハマり始めました。
そろそろ体力的にこういうことも出来るんじゃないか?と、(療養中、まっさらに片付けていた)ベランダにチューリップのプランターをヨロヨロしながら置いてみたのが始まりなんですが。
20球ほどが土に埋めこみ済みのが980円くらいだったかな。
買ってきたら水をやるだけ...。
その後、身体能力回復 + コロナ禍で引き籠もらざるをえない流れで、もくもくとアウトドアで(といってもベランダですけど!)何かに打ち込んでいると大いに気が晴れることを発見し、近くのホームセンターで花苗を買い始めました。
育て方ってたくさんネットに上がってるんですよね。
特に、YouTubeでも園芸の動画発信している人がたくさんいるなんて知らなかった。
(生産者さんや園芸店の店長さんなど プロの人から、趣味でやってるだけの素人さんまで幅広い層がチャンネルを開設している....)
学びやすい上に新しい世界を発見した!という思いです。
これもコロナ禍でありがちな流れなんでしょうねー
そんななかで、何かとメモを取ることも増えてきたのですが。
昨年5月頃からいよいよ、園芸活動に特化した手帳を作り始めたのです!
という本題をここから話したいと思います。
手帳、というか園芸日誌ですね。
レフト式のウィークリーが基本レイアウトで、毎日の気温と天気、その日にやった世話、右ページには考察メモなど。
既製の手帳を使うには中途半端すぎる時期だったので、メモティに線を引いて自作したのです。
(メモティは日付入り手帳ではなく、方眼のメモ帳ですが。
7分割できる目印が各ページに入ってますので、レフト式や見開き2週間手帳が簡単に作れます。)
●過去記事:能率手帳70周年限定 デイリーブックとメモティを買いました。
春の終わり頃からは、初心者ゆえ育成情報を集めまくり、春夏の花苗を買っては植え...を繰り返していた時期。
観察日記をつける小学生のように、いろんなことをギッシリと書き込んでました。
やがて書き足りず、この手帳は小さい...と思い始め、システム手帳バイブルサイズに移行したのが11月のことです。
綴じ手帳と違ってページの組み合わせが自在に出来るという利点を使い、バインダー内は現在のところ、下記の構成です。
●日誌
メモティ時代と同じくレフト式週間。能率手帳と同じ定番デザインのBindexリフィルです。
○能率 バインデックス 手帳 リフィル 2021年 バイブル ウィークリー レフトタイプ 011 (2021年 1月始まり) ←Amazon
●不定期更新で画像も貼る、総括メモ
鉢の並べ順などもしょっちゅう変わるので、その記録としても便利かと。
●よく使う肥料の希釈濃度 / 鉢やプランターの号数ごとの土容量 一覧
メーカーや通販サイトなどに掲載のデータを、縮小印刷して貼ってます。
●購入品レシート
リフィルに貼りつけてから、植物名や植木鉢の号数etc.追記してます。
いつ何を買ったかというのは意外とよく見返す情報でした。
個々の植物については、YouTube動画などを眺めながら要点をメモすることはやってます。
NOLTYのデイリーブック、これは結局、手帳としては使いこなせず(ほぼ日手帳と競合)だったので、上記のメモ帳として、何年か掛けて使っていくつもりです。
巻頭の月間ブロックを目次にすると重宝しますね。
というわけで、「趣味の手帳を作るのって楽しいなあ」という話でした。
園芸という性質上、これ2年目から更に便利になると思うんです。
連用日記と同じで、過去の同シーズンに何をやったか がかなり参考になることでしょう。
「植物ごとの育て方まとめ」みたいなものを当初手書きでリフィルを作ろうとしていたのですが。
面倒なので ( ← ここがダメなところだ...)
現在は主にデジタルで関連サイトへのリンク集を作ってます。
昔はEvernoteにWebクリップを送り込んでいたけれど、今はNotionにくら替えしました。
○Notion – The all-in-one workspace for your notes, tasks, wikis, and databases.
植物ごとにブックマークなどのデータを貼ったページを作り、データベースにしている途中です。
もうちょっと形になったらここに詳細をレビューするかもしれません。
ほんっとこういうことにはマメだな自分!
↓ 現在の庭(という名のベランダ) ↓ 夜間はまだ氷点下が続いてますが、昼間の陽当たりに助けられてなかなかの咲きっぷりです。
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2021.01.19
今年の手帳、使い始めのこまごま。(能率手帳ゴールドとNOLTY 3年日誌)
1月も半ばを過ぎましたので、手帳への個人的物欲はだいぶ平穏になりました。
(来月あたりから4月始まりの売り出しが始まりますから。
そちらへターゲットが移行するのでしょう...)
能率手帳ゴールドは去年までと同様なカスタマイズを済ませていつも通りに運用中です。
「6時位置の縦線」も極細なボールペン(0.25のハイテックC)で全ページに引き終えました。
時刻情報にはまったく関係なく、単純にこの位置でメモ内容を仕切っているだけです。
(仕事上の発注や着荷や支払い関連を、略語付で書き入れ)
ここ数年同じようにゾーン分けして書き込んでいるので、過去のページをめくるときも目が迷わず、必要な情報が見つけやすいですよ。
ザックリでもいいので
「この内容はこのあたりに固める」
という感じに位置決めして書き込むのは、手帳を長く使うコツのひとつかなと思っています。
●過去記事:能率手帳ゴールド、14年目が届きました。
今年初めてやってみたのは、見返しに綺麗な紙を貼ること。
(以前からSNS上で見かけていた技で、1度やってみたかったのです。
LIBERTY布を貼っている例も可愛かった。)
能率手帳という地味な部屋にいきなり豪華な玄関が出来たみたいで....
開く度に気分が上がって良いですね!
●過去記事:イタリアのデコレーションペーパーを注文しました。
大事にし過ぎてまだまだ全然使い終わってないベルチーニの紙を使いました。
美しい!満足!
薄めの包装紙なんですが、全面に貼ることで能率手帳の表紙がやや硬い感じになります。
この感じは好みが分かれるかもしれません。
そして今年から始めたNOLTYの「3年日誌」、これが予想外に大当たりな日記帳でとても気に入ってます。
もうすこし書きたいかな...と思うくらいには小さな記入欄ではありますが、本当に無理なく毎日続けられる!
●過去記事:1月始まりの3年日記を購入しました。(NOLTY メモリー 3年日誌)
1日あたり、こまかく書いても170文字前後で埋まってしまう小型空間です。
それゆえに出来事の羅列で終了してしまう日もあるけど、
「この文字数の中で、きょう一日をいかに表現するか?」
という、文章修行的な面白みも感じるようになってきました...!
連用日記だとインクが数年経った褪色の様子も同じページで観察できるので、万年筆を使うたのしみが増します。
(インク名やペンの名前なども年号周辺の余白に書くことにしています。
その他、天気の他に夕飯の献立も。)
かつて10年日記をやっていたとき、週や 長いときは月単位で溜めて書くというダメな癖が付いていました...
スケジュール帳を辿れば出来事は事務的に転記可能だけど。
記憶の鮮度が落ちているので、考えや感情までは文章化が難しい。
「過去日記をまとめて書く意味ってあるのかな?」という疑問がうっすらと毎回。
なので、今年からはストレスなく毎日たのしみに書けるようにしたいのです。
現状の自分には、この3年日誌が多すぎず少なすぎずの適量なのかも。
「長く使っていけそうなノートが登場したら使おう」
と温存し続けてもう3年くらいになるのですが、この栞紐はいよいよ使用開始です。
○デザインフィル ミドリ しおり シール 刺繍 星柄 ← Amazon(全部で8柄あります)
☆のデザイン以外にも、万年筆+インク瓶や猫+月、音符セットなど、どれも可愛い刺繍パーツで揃っているんですよ!
愛用の手帳やノートに装着することで、使う気合いも倍増することでしょう。
注意点は、粘着力がけっこう高いので貼り直しがきかないと考えたほうがよいです。
位置決めだけは要リハーサルで。
(A5版までに対応しています。)
カバーは、去年までの単年日記から引き継いで、アシュフォードのルガード ワイン革。
●過去記事:4月始まりのデイリー手帳を買いました2020(日記用:NOLTY メモリー3)
今年の日記も、↑上記のメモリー3と紙は同じだと思うのですが、書き込みスペースは年々小さくなってきました。
しかし、「無理なく毎日」がテーマなのでこれで良しとします。
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2020.12.28
1月始まりの3年日記を購入しました。(NOLTY メモリー 3年日誌)
先日、数ヶ月ぶりにちょっと大きな文具や書籍の売場に立ち寄る機会がありました。
やっぱり気分が上がりますよね、リアル店舗。
Amazonなど通販サイトで日々、欲しいものリストをこまめに眺めたりしている(そして時々ポチッとやる...)んですが所詮は画面の中。
肉眼で確認し、手に取って初めて「良いなあ」がわかるものってありますよねー
毎年言ってますけれど、この時期の "書店内日記帳/カレンダー売場" は非常に物欲をそそられます。
素通りするのは難しい!
今回購入したのは、NOLTYの「メモリー 3年日誌」です。
○能率 NOLTY 手帳 2021年 A5 メモリー3年日誌 ネイビー 7330 (2021年 1月始まり) ← Amazon
療養気味な生活だったので、連用日記(いわゆる「○年日記」)は終盤で挫折したままお休みしてました。
そろそろ再開してもいいかな?
という恐る恐るの気持ちで手に取りましたが、これ、手帳としても便利そう。
まずは期間の短い3年分の紙面。
それが俯瞰できたら楽しいのではないかと考えました。
このシリーズ:3年版と5年版:は人気商品のようで、「売れてます!」の看板付で平積みしてあったし、表紙色も豊富。
ちなみに、3年版はエンジ / ネイビー / ピンク のカバー色があります。
(どの色も中身は全て同じです)
エンジとピンクは
2021-2022-2023 THREE YEARS DIARY
と洒落た感じの表示になっていて、なかでもエンジが一番人気とのポップがついてました。
しかし!ネイビーだけ『 3 年 日 誌 』という大きめな日本語金文字が。
ザ・業務日誌という感じの超実用本位なデザイン。
こういうのも格好いい...と思いつつ、
最終的に購入の決め手となったのは背からみた景色です。
クラシックな飾り枠に入ったタイトル含めて、ハードカバー帳簿のような佇まい。
本棚に差し込んだとき、(そして何冊か並んだとき)の事を想像すると、いちばん地味なネイビー色カバーがいちばん欲しくなったのです。
1日あたりの書き込み面積はだいたい 6.5センチ四方。
2センチ程度の空きの下に、5.5ミリの横罫が8行です。
月の初めには、それぞれの年の分のホリゾンタル(横1行)カレンダーやメモなど。
冒頭には見開きで1年分の月間ブロックもあり。
50ページを超えるメモ欄も最後に付いています。
栞紐は2本。
いわゆる「手帳」として事務的に用事を記録してもいいし。
純粋に「3年日記」としても充分に機能的(こまかく書こうと思えばわりとたっぷり書ける)構成。
紙は、NOLTYのA5判手帳で長年にわたって馴染んでいるダイアリー用紙です。
万年筆での書き味が素晴らしい。
インク抜けや滲みで悩んだことは一度もありません。
これをどう使うかは年末まで迷っておこうと思います。
現在、下記リンク先でレビューした日記帳が進行中で、寝る前に書き記すのが日課に。
●過去記事:4月始まりのデイリー手帳を買いました2020(日記用:NOLTY メモリー3)
この単年日記を思い切って「3年日誌」のほうへ移行するか?
それとも全く違う役割(園芸活動や体調の記録とかいいかも。)で3年分見渡せるようにするか?
まだ決められません。
検討しつつ視界内に数日積んでいるうちに、なんだか愛着が増してきました。
ルガードの革カバーを掛けようかと思っていたけれど、このままで使うのも良いな...
連用日記(手帳)の面白さは、過去の同時期に起こったことが一目でわかり、比較できること。
ただし、これを使い終わるまでの長い期間内で、何かが起きたら...という怖さもあるのね。
こんなご時世ですし。それなりの年齢だし。
しかしまあ、何を書いても面白そう... という気持ちのほうが強いかな。
希望をもって使い始めたいと思います。
●NOLTY関連の過去記事:
・能率手帳ゴールド、14年目が届きました。
↑ ぎりぎりまで今年の分に書き込んで育て上げるつもりですが、来年用の準備もそろそろ。
・2020年の週間手帳もNOLTY ベルノを続けようと思います。
↑ 紙はこの手帳と同じだと思います。クリーム紙。間違いのないおすすめクオリティ。
以下、Amazonページの画像をもってきてます。
○月初めのページはこんな感じ。3年分の毎月が見渡せます。
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2020.11.21
手帳絵/貼日記 7月-10月編 + 100均システム手帳アイテムもおすすめです。
前回のつづき、7月の終わり頃から10月の終わり頃までのページを並べておきます。
(まだ飽きてない!)
スクラップを混ぜると面積が稼げてラクではあるのですが、貼りものでリフィルがかさばるのが悩みどころですね。
厚みのある材料は、可能な限り「層」を剥がす...などの技術を駆使して貼り付けています。
というわけで例によって
Instagramのほうには出来次第ペースで、もうちょっと解像度高め かつ 使用筆記具などいろんなタグをつけてアップしていますので覗きに来て頂ければ幸いです。
(ブログでは備忘録的な小さめ画像ですみません。)
今までの、同じテーマのページは下記にまとめてあります。
●カテゴリー:手帖絵日記 バックナンバー
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ダイソーでリフィルを買うのは毎年恒例になりつつあります。
つい安さ(とはいえ紙質も、裏抜けないという意味ではとても優秀!)に感動し「予備」「予備の予備」「使わないかもしれないけどミニ6サイズも!」と買ってしまうパターンだったのですが。
来年用は、確実に使うであろうバイブルの1セットだけに。
ようやく我慢を覚えて、私も成長したな...
(ダイソーには「システム手帳用下じき」というのもありまして、バイブルサイズの樹脂板が5枚くらいで1セットになっていたかと思います。
穴に切れ込みが入っている取り外し可能な仕様。
凸な部分があるので栞やインデックスとして使えるのですが、あえてここを切り取ってリフターとして活用したり。
使い切ってしまったので
また探さないと....非常におすすめです!)
さまざまなサイズ展開がされている、シール型の月間カレンダー(貼るだけで、ノートがスケジュール帳になる!)とともに見つけ次第確保をおすすめしたいアイテムですよ。
もうひとつ、こちらはセリアのほうで買ったバイブルサイズのバインダー、なんとこれも100円です。
19ミリの金属製リングが付いたもので、これこそ「見つけ次第ぜったい買う」と思い続けて1年近く経っていたのです。
(私の買いもの圏内にはセリアが無い...)
ようやくたくさん売っている店舗に行き当たりまして、3個ほど入手出来て大満足。
表紙もほどほどにしっかりとした厚紙で出来ているので、リフィルのストック用にも長く活躍するんじゃないかな。
私のスクラップ絵日記リフィルも、19ミリのバインダーなら1年以上入ります。
背ラベルなど貼って並べることが出来るし、これは買えて良かったなー。
無○良品そっくりな配色のラベルを貼るのはちょっとやめて欲しい感じはあります。
(というか、本家で昔まさに同じものが売っていた記憶。100円ではないけれどね...
リフィルなどはまだ持ってます。システム手帳の再流行に乗じてまた商品展開して欲しい!)
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2020.11.16
「システム手帳STYLE Vol.5」を読みました。
初日から大盛況と聞いている伊東屋のシステム手帳サロンですが、限定品やイベントが目白押しでとても楽しそうです。
詳細は以下のページです↓
○銀座 伊東屋システム手帳サロン2020|趣味文CLUB
いくつかのトークイベントはSNS上でライブ中継などされているのが今年の特徴で、ありがたく画面から見学させてもらっています。
私自身は、今年もまた不参加になりそう。
昨年は12月に入ってからのちょっとひっそりした売り場には行けましたけど
(限定リフィルなどまあまあ買えましたし、欲しかったバインダーも入手出来たのが下記の件です。)
●過去記事:ブレイリオのシステム手帳が増えました(チョコ色のコードバン)
画面のなかに続々と流れてくる、皆さんの購入報告やら使用レビューやら眺めつつ。
「なんとなく自分も行ってきた感じ」を味わうべく、「システム手帳STYLE」を熟読するのが恒例になってきました。
○システム手帳STYLE Vol.5[雑誌] エイムック ← Kindle版で買いました。
前号からの1年の間で、システム手帳界隈の旬の流れに乗っかってみよう!と試してみたミニ5穴(いわゆるM5)は、結局いまだに手に合いません。
いや、「目に合わない」と言うべきか... ←roganには紙が小さすぎる気が。
M5については比較的早いうちにそんなことを思い始めて、きちんとした革のバインダーを買うには至ってないため、傷は浅いと言えます。
しかし!
本誌の記事中にあった
ブレイリオとナガサワ文具センターのコラボ製品である、ミネルバボックス革 11ミリリングのM5バインダー...
これ素敵だなあ。
もしかしたら、こういうのだったら私にもM5を常用出来るのかもね!
と夢見させてくれる商品情報だったのでした。
(相変わらず、バインダーは留め具なしデザインが好き。)
M5以上に、おおこれは!と思ったのは
「ナロー」という、バイブルより幅の狭いノックス社の規格。
特集記事を熟読しました。
バイブルのバインダーに綴じることは出来るので、まずはリフィルから使い心地を試そうかな?
(バイブルの巾を15ミリ詰めれば良い話なので、手切りすれば今日から可能)
という敷居の低さも魅力です。
シュッとした細長さが格好いいナロー用バインダーも、シンプルなノート型デザインが基本。
既にバイブルで持っている「オーセン」で揃えるのは気後れする...にしても、バッファロー革の「ピアス」なんて良いよなあ。
買ったのは昭和だか平成だか記憶もおぼろげなほど!
に古くなりつつも、いまだに現役で働いてもらっているバイブルの「ピアス(の前身モデル?)」バインダーが手元にあるんです。
ナロー型と触り較べるのも楽しそうです。
その他、SNSでもお馴染みでバリバリ使いこなしている方々の使用例や、リフィルを効率よくバインダーにまとめるための豆知識はとても参考になりました。
「小技・ウラ技」のページは、おお、これは遙か昔の学生時代に読んだシステム手帳本で知ってた古典技!とニヤニヤした件もあり。
定番リフィルの筆記テスト一覧も、
「これ万年筆で使えないじゃん(怒)」
の失敗をリフィル購入前に回避できるし、ライターの小日向さんならではの筆記感表現もとても参考になります。
(電子書籍版の拡大機能を使って、個人的に「まあこのくらいの抜けなら許せるかな」の判定をするのもおすすめです。)
M5の半挫折状態はあるものの、私の場合、全体的にはシステム手帳回帰となりつつあります。
週間手帳も、NOLTYのA5では大きすぎると感じるようになりまして、フランクリン・プランナーの週間リフィルに秋から変更してしまいました。
使い方はNOLTY時代と同じにしているのですけれど。
やや幅広のバイブルサイズ紙面なので専用のバインダーがおすすめではありますが、1週間2枚(見開きのバーチカル面とToDoやメモを書き連ねる面で合計4ページ)という、他社に無いユニークなレイアウトはかなり使いやすいです。
そのときどきの生活習慣事情だとか机上占有感(の好み)が反映されて、私の場合は2ー3年ぐらいの周期で綴じ手帳かフランクリン・プランナーか を行ったり来たりしている気がします。
週間リフィル買うのも3度目くらいかな〜
(デイリーのメモ要素は、今年はほぼ日手帳で完走出来そうです。
でも来年は普通のノート+日付スタンプというバレットジャーナルぽい進行でいきたい気分。)
そんなわけで、
システム手帳は大好物なんですが、綴じノートや綴じ手帳も使いたいのです。
ついでに言えばデジタルな手段を使うのも好き。
日常の記録を放出するだけでなく、頭に取り込んだことのまとめを書くことも大事だと思う。
うまいことバランスを取りつつ、良い買いものをしたいんだよなあ。
...と贅沢な悩みに溜息をつきながら、システム手帳STYLEをめくっている次第です。
これの1巻目(システム手帳STYLE vo.1)が出た頃は、システム手帳ってまだ
「昔から使ってる人もいるけど、これから盛り上がるといいよね」
な空気が濃くあったきがします。
その後、若い人が関心をもつような商品展開がどんどん拡がり、SNSのインフルエンサーと呼ばれる方々も連なり、で。
今年なんて、イベント開催初日に何時間も並んでしまうような旬な分野になったんだなあ...
と感慨深いものがありました。
(でもね、限定品の高額転売はやめましょうよ!)
私のシステム手帳暦、うっすらな時はありつつも、つなげれば30年は経ってます。
今どきのカワイイと言われる使い方は全く出来ないんですが、マイペースで愛でていきますよ。
vol.1に載せて頂いた絵日記っぽいリフィルも、今はラクさ優先でスクラップ+ちょっとした手書き主体となりましたが。いまだに毎週楽しくアップしています。
そろそろこちらにもまとめ記事を作ります。
●関連過去記事:
・来年版のフランクリン・プランナー(1日1ページ版)のリフィルを買いました。
↑「1日1ページ」は、ほぼ日手帳とフランクリン・プランナーのどちらかを使うことが多いです。
・「システム手帳STYLE」を読みました(絵日記が掲載されました)+ 手帳絵日記6月編
・フランクリン・プランナー(ウィークリー)を10月から使いはじめました。
↑この時もだいたい同じようなことを考えていたんだなあ。
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2020.04.24
ブレイリオのシステム手帳が増えました(チョコ色のコードバン)
今となっては、銀座の買いものや、街の活気ある大混雑は....遙か遠い昔のようにも思えます。
『買いものレビュー』もどんなテンションでやっていいのかわからないゆえに、ブログの更新も捗ってないのが正直なところ。
これは「ザワザワした、人が密集して楽しげな文具店(伊東屋)の感じ」を懐かしく思い出しながらお読みください。
昨年12月に、伊東屋でシステム手帳のバインダーを買いました。
11月中に行われた「システム手帳サロン」というイベントに行きそびれてしまって残念に思っていたのですが。
その跡地ではまだ売場や他の催しが小規模継続されていると聞いて、早速10階へ行ってみました。
これの現物を見てから決めたいな!というぼんやりした目当てのバインダーはありました。
しかし実物は予想に反して、うぅむとうなる感じ。保留。
欲しかったのと似たような、厚めボリュームの各社サンプルを手に取って吟味していったところ、ブレイリオのコードバン(19ミリリング)の革手触りがもう飛び抜けて好みで。
●過去記事(既に持ってる薄いの):コードバン革のシステム手帳バインダーを購入しました。
厚いのもやっぱり良いわねぇ。
と撫で回していたら、後ろから近づいてきたブレイリオの方に話しかけられました。
なんということか、その日はブレイリオの販売イベントの初日でありました。
私は、いい感じに閑散時のタイミングで訪れた美しい言葉で言えば→得意客だったようです。
決めたのは下記リンク先のもの。
ベルトと、ペンホルダー付(←キャップリングが分厚いのは入りません。細身向き。)のしっかりした作りのものです。
詳しいサイズなどは下記でご確認ください。
試しましたが、フランクリン・プランナーのリフィルには不向きです。
タブ無しリフィルでもはみ出します。
○ブレイリオ/Brelio コードバン バイブルサイズ システム手帳 6穴19mm No.581 | ブレイリオ公式ウェブサイト|brelio.jp
伊東屋の会場では、10年以上前に買おうか迷ったことのある廃番名品の数々も別コーナーに並べられて、販売もされてました。
赤や緑などの派手色な染めのコードバンもあったんですよね。懐かしい。
●過去記事:コードバン革の文庫カバーを買いました。←いまもツヤピカで、愛用中です。
しかし結局、価格とのバランス含めて現行モデルが結構気に入りまして。
在庫の中から色味など見せて頂き(色つや的におすすめなのをプロの目で選んで頂き)つつ、チョコ色のを購入しました。
このバインダーは、他にネイビーや黒があります。
チョコ革はわりと暗めの焦げ茶で、ほぼ黒にも見えるほど濃いです。
(既に4年ほど、比較的ヘビーに使っている薄型バインダーのほうは色味が明るくなってきているので)新品ならではのブラウンなのかも。
指先には堅めでサラっとした触感ですが、掌など広いところで触ると、吸い付くような不思議な心地よさと温かみがあり。
背の、しっくりと握りに沿う丸みも本当に気持ちが良い。
(この、手のひらに乗せてそっと握る体験が嬉しいので、革バインダーは丸背が好き!)
独特な感触に加えて、とても丈夫で見た目の変化もゆっくりなのがコードバンの好きなところなんです。
お手入れ方法も質問したのですが「とにかく使うこと」が一番、革に良いとのこと。
内側には明るいベージュの革が使ってありまして、こちら側は柔らかくしっとりした触り心地です。
(伸縮性もある感じ。)
それでも購入当初はピンと張っていて、バインダーがあまり開かなかったのですが。
半年近く経った現在は、そんなに頻繁に開閉しない使用度でも:160度くらいは開くように。
薄型のほうも似たような感じで、現在は水平開き問題なくますます快適に使えています。
このバインダーは、今まで作ってきた絵日記リフィルをずっと綴じていまして、19ミリリングなら1年半分くらいは入りそうです。
でも、蓄積専用にするにはちょっと勿体ないな。
もっと日常的に手に取っていきたいという思いが強いので、使い方を考えてみます。
バイブルサイズに関しては、今回のブレイリオで「バインダー増やしたい」という欲がピタリとおさまり、これが一応のゴールかな(?)という満足が大きいです。
リフィルや使い方については、SNSでまとまりなく日々投稿しているので、それらが整理できる次元になったらこちらに書いていこうと思います。
自分がそれなりに気持ちを入れて選んだ道具って愛おしいですね。
なにかとドキドキすることが多い今、手元に置くと安心します。
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ブレイリオ公式の他、下記サイトで購入できます。革色はネイビー/ブラック/チョコ。
○Amazon → システム手帳 バイブル コードバン リング径19mm ベルト【チョコ】 581-20
○楽天(ナガサワ文具センター) → 【非売品リフィルプレゼント】Brelio/ブレイリオ システム手帳 バイブルサイズ 本革 コードバン リング径19mm ベルトタイプ No.581 ブラック(黒)/チョコ(茶)/ネイビー(紺)
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コードバンつながりで、夫の財布も新しくなりました(GANZO)。良いね。
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2020.04.10
立て掛けるToDoメモを使いはじめました。
これは、(写真のとおり)3月はじめ頃に思いついたのですけれど、便利なので今も続いていることです。
その日のToDoを手帳やノートへ書き並べるよりも、「いつでも目に入るよう立て掛けておく」と、かなり効率よく、もの忘れ(主に家事的な件)が無く動けるようになりました。
単純なことですけれど、机に平置きするよりも角度的に視界に入りやすいからなのかもしれないです。
週単位などの総合的なToDoやスケジュールは手帳(NOLTY ベルノや能率手帳ゴールド)にまとめていますけれど、
●過去記事:2020年の週間手帳もNOLTY ベルノを続けようと思います。
当日用に下ろしてくるときは、掲示板のようにこの場所へ。
(前の晩に寝る前や当日の朝などにパパッと書き出します。)
使っているのは、A7程度のメモ用紙が挟めるほどの小型クリップボードとスマホ用スタンド、それにセットしているのはenikkiiさん制作のミニ5穴デイリーリフィルです。
○enikkii|note←PDFデータを購入して自分でカットすれば今日から使えます。
○enikkii's STORE
↑ 人気なので売り切れになりやすいですが、私はミニ5穴システム手帳で使えるリフィルのセットを1年分購入しました。
紙質は万年筆インクにも問題なく快適に使えます。
このごろのシステム手帳好きの間では、持っていて当たり前!的に大流行のミニ5穴(マイクロ5:M5)のシステム手帳。
しかしインドア傾向な私にはどうも「小さすぎて使い方がよくわからない」というのが本音でした。
このやり方だと小さな日めくりカレンダーや日付シートのようで、毎日便利。
ちなみにクリップボードは、ハイタイド(penco)から出ているミニサイズのもの。
大きめでレトロなデザインのクリップが可愛いです。
取っ手上にペンを横置きもできるのが地味に便利だったりします。
挟む力は強めで、クリップが金色と銀色の2種類あり、壁掛けも可能。
(偶然ながらこのリフィルの日付が隠れないギリギリの位置で留まります。)
板は軽くて硬いMDF材で、ボードを持ったまま書きこみやすいです。
シャーペンは、この時に感想を書いたもの。3B芯を入れてます。
●過去記事:黒いドクターグリップ、毎日使ってます。
意外と、極小なクリップボードは100円ショップでも見つからない(A5以上ならよくあるんだけど...)のです。
ダブルクリップや目玉クリップと、ある程度強度のある板状の何かで手作りするのも良いと思います。
日めくりリフィル自体も、A4のコピー用紙を半分の半分の更に半分に折ってA7サイズを作成し、日付もチェックボックスも自分で書いたりハンコで押してしまえば良いのですよね。
シンプルに「やること」を書き出すならM5リフィルくらいの大きさでも充分ですけれど、お仕事がリモートに切り替わって、自分の時間割を把握したい場合もあるかと思います。
その場合、例えば時間軸付のフランクリン・プランナー1日1ページ版なども「立て掛け」におすすめなリフィルです。
100均でも手に入りやすいA5のボード+タブレットスタンドが合いますよ。
リフィルは、自作や、無料のダウンロードサイトから自分に合う感じのを探すのもよいと思います。
このサイトは私も数年前からお世話になっているところです。
○pdf de calendar 2 | 無料でダウンロードできる、カレンダー、手帳リフィルのpdfファイルが、400種超。リクエストも受付しています。
というわけで、おうちでオフィス環境を整えたい方へのご提案でした。頑張りましょう。
----使っているもの、Amazonでは下記にあります。---
○HIGHTIDE クリップボード オールドスクール(ペンコ) ミニ 【ゴールドクリップ】 DP169(銀色クリップバージョンもあり)
○サンワダイレクト スマホ・タブレット用 アルミスタンド 折りたたみ式 軽量80g iPhone iPad 対応 無段階角度調節 200-STN027S
↑ とにかくシンプルで、丈夫。iPad mini程度までは快適に使えますが、A5に近いサイズだと後ろに倒れやすいです。
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2020.02.29
手帳絵/貼日記 12月-2月のはじめ編 + ファイロファックスのコットンクリーム紙がおすすめです。
もうすぐ、再開から1年になろうとしているシステム手帳の記録作りです。
万年筆やインクで実験的に遊べる良い機会にもなっているので、もくもくと続いています。
貼りものも増えてきたので(私の場合は可愛いマステやシールetc.でなく、生活感溢れる切りぬきが多め)、まとめるとかなりふっくらしてきました。
例によって
Instagramのほうには出来次第ペースで、もうちょっと解像度高めかつ使用筆記具などいろんなタグをつけてアップしているのですが。
ここでは備忘録的な小さめ画像ですみません。
今までの、同じテーマのページは下記にまとめてあります。
●カテゴリー: 手帖絵日記 :バックナンバー
この1年、これを作るのに使用してきたBindexの週間リフィルが4月始まりでは終売とのことで、けっこう残念なのです。
長いこといろんな使い方で買ってきたリフィルなので、来年1月始まりのタイミングでまた入手しようかと思います。
これと同じレイアウトでおすすめなのが、ファイロファックスのコットンクリーム紙の週間リフィルです。
○ファイロファックス システム手帳 リフィル 2020年 1月始まり バイブル ウィークリー コットンクリーム 20-68424 正規輸入品 ← Amazon
Bindexのすべすべした紙と較べると書き心地に紙っぽい繊維感があり。
インクが中まで染みこんでいく程よい柔らかさもありで、かなり気に入りました。
まだ一度も裏抜けも無しで万年筆用としてもおすすめできます。
コットンクリーム版は他の白いリフィル紙のセットよりいくらか高価なのですが、この使い勝手なら納得です。
bindexと並行に(絵日記で使ったら、そのときもう一方はメモ用にする...という感じで)使っていこうかと思っていたのですが、4月以降はこのコットンクリーム一択となりそうです。
ひと昔近く前に横罫のリフィルを買い、(罫の細さゆえに)死蔵していたのでもういちど使いたい...。
無地やA5なども興味があるのでそのうち、伊東屋あたりで確認したいところです。
↑システム手帳関連品は、10年どころか20、30年前のものでも平気で復活出来てしまうのがスゴイと思う。
紙色は、クリームと名がついてはいますし、上掲載を含めた通販画像ではどれも黄色っぽいのですが。
実物は、Bindexやライフのクリーム紙と較べるとかなり白いと思ってください。
アイボリーという感じで目にも優しく、ペンのインク色が紙の黄色みで邪魔されない絶妙なクリーム加減。
小さめな数字フォントは紙色によく合っている控えめなブラウンで、ここもセンスが光るところ。
というわけで、
肺炎流行のニュースはまだ終わりが見えず、心が暗くなったり引きこもらざるをえない生活になっている方も多い現在かと思います。
しかし本と紙とペンがあれば、まずは大丈夫。
頑張りましょう。
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2020.02.08
4月始まりのデイリー手帳を買いました2020(日記用:NOLTY メモリー3)
年が明け、4月始まりの手帳も売場に並び始めました。
昨年から使い始めた日記帳、いくらか迷走した時期があったものの、4月始まりで使い始めたNOLTYの手帳がとても気に入り、1年完走できそうです。
2冊目もいけそうな気がしたので、同じ「メモリー3」を注文しました。
○能率 NOLTY 手帳 2020年 4月始まり A5 デイリー メモリー 3 ブルー 9621←Amazon
詳しい仕様は過去記事に書いていますのでご覧下さい。ありがとう去年の私!
●関連過去記事:4月始まりのデイリー手帳を買いました(日記用:NOLTY メモリー3)
上にも書いたとおり、「日付がきちんと印刷してあること」は、私には日記を継続する上でとても大事だということもわかりました。
一日あたりにするとA6サイズ程度の書き面積で比較的すぐ埋まること
(足りない気がするときもあるけど、その割には後ろのメモページを補充に使うほどでもない。
たぶん適量なのでしょう...)
と、見開きで4日分を眺めることが出来る
(ので、内容だけでなく、ペンやインクをいろいろ変えて俯瞰できる)
面白さもありまして。
寝る前の習慣としてほとんど毎日書き続けることが出来ています。
忙しかったりで当日書けなかったとしても、翌日ぐらいには必ずなんとか出来てるかなー
紙の書き心地が本当に好きなんですよ。
この手帳に使われているNOLTYのダイアリー用紙、もちろん万年筆にも無敵ですべすべと書き進められます。
(これでハードカバーの日記帳やノートが出てくれたらなあ。)
コース←極太 やスタブ、ミュージックといった、普段づかいするには太すぎるペン先を楽しめて、好きなインクを鑑賞しつつどんどん消化できるわけですから。
ペン好きにとってアナログの日記帳は大事な場所です。
紙の上で発散できてれば、ネット上で余計なことをぼやかずに済む効能もあり。
とにかくもうこれで「日記帳ジプシー」を卒業できましたから、たぶん毎年買うことになりそう。
業務日誌やToDoなどを書き込むスケジュール管理手帳としても充分使える横罫レイアウトなので、たぶん廃番にはならないだろうなと思うのですが。
1月始まりのほうに統合されたらどうしよう、とか今から心配しています。
そうそう、この手帳には、アシュフォードのルガードのカバーをかけています。
昨年の4月頃、伊東屋のノート売場でワイン色の革で購入したのでした。
ルガードは、アシュフォード製品を代表する革のひとつで、さまざまなサイズのシステム手帳に多く使われています。
○ルガード ダイアリーカバー A5 [8218] ダイアリーカバー ASHFORD←アシュフォードの販売ページ
しかし私の場合は、ルガードといえばこのダイアリーカバーなのです。
2012年から数えて3個目になるのですが、現在に至るまで、どれも仕事用ノートや週間手帳(ベルノA5)のカバーとして毎日手に取っている活躍ぶりなのですよ。
●過去記事:
・赤革のダイアリーカバーを買いました。←2012年12月
・青革のダイアリーカバーが増えました。←2014年1月
ほとんど手入れはしていないのですけれど、変わらず、色目くっきりツヤツヤのままです。
赤革や青革の時代より、持ち主がだいぶ大人になってしまったせいか、今はワイン革の落ち着いた感じが一番お気に入りと言えるかなあ。
買ってまだ1年経っていないので、革の触り心地もうっとりするほどのすべすべ具合。
これも毎日書きたい原動力になっているかもしれません。
購入時にもとからついている青い合皮カバーは、4月始まりの場合は毎年同じデザインのようですね。
(私にとっては、書き終わって蓄積するときしか着けないカバーではありますが、)何年ぶんか並べることが出来れば統一感が出て格好いいのではないか?と期待。
○ルガード ダイアリーカバー ←Amazonでの購入先はこちら。
●迷走の原因となった過去記事:新しい日記帳の仕様変更に驚いた話。
↑万年筆民としては残念ながら、博文館は今年版も同じ紙を使っているとのことなので...
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2020.01.24
10年ぶりのトラベラーズノートはふわっとしていて可愛い革でした。
トラベラーズノート、寂しいことにもう3年くらい旅に出ていないので...スクラップブックとしての活用がほぼ止まっています。
●過去記事:トラベラーズノート、アナハイム編できました。←こんな感じのノートをひと旅1冊づつ作っています。
しかしこのごろは丸の内への用事の際、トラベラーズノートファクトリーの存在に気付いてから頻繁に立ち寄るようになりました。
(東京駅 丸の内地下北口改札のすぐ前です)
店舗面積はかなり狭いのですが、海外からの観光の方々も多めでいつも盛況です。
スタンプ台も順番待ち状態の時がありますし、売場を眺めたいときは人混みのすき間にうまいこと入り込まねばならない時もありました。
近年は次々とコラボレーションアイテムを発売していて、カバーの色数も増え華やかな商品展開になりましたよね。
トラベラーズファクトリーは内装も含めてどの商品もあの独特な世界観でがっちり固められていますから、テーマパークを覗いているような楽しみもあるんです。
私が最初にトラベラーズノートを購入したときは10年前なのです。
その頃は黒と茶の2色展開のみでした。
レギュラーとパスポート両サイズを持っていますけれど、たいして使い込めないまま何年も経ってしまって。
発売当時のトラベラーズノートの革は、分厚く硬い!という結構ワイルドな質感でした。
その重たさもあって私の場合、実際の旅行には
「リフィルのみでカバーは持っていかない」
という、非模範的ユーザーなのです。
旅のスクラップブックを作るためにリフィルは毎度買い足しても、カバーにはあまり関心が向かないままでした。
しかし!
つい最近、半年以内のことなんですが、上記の東京駅店舗に見本で飾ってあるカバー
(キャメル。発売以来、明るくて可愛い色だなあと思ってました。)
を初めて実際に手に取ってみたのです。
なんだかほわっとしたあたたかい手触りと軽さ。
厚みのわりに、力を掛けるとクニャっとしなる程度には柔らかい。
しかも、うっすらと起毛している?
撫でると指の跡で毛並みが変わるというか....スエードのような触感です。
とにかく10年前より全然あか抜けて可愛くなってる!!
欲しかったキャメル色がこんな感じだったので嬉しくて、パスポートサイズで即決してしまったのですが。
他の革色もそうなのでしょうか?
(詳しい人の話だと、どれもそういう触感の革が多いらしい....トラベラーズノートの方針なのか、製造時期の傾向なのかは謎。)
とにかく現在発売中のキャメルは、てざわりが可愛い!
いきもの的な愛着が湧いてきて毎日なんとなく手に取りたくなるのです。
触っていればそのうち光沢が出てきて、つるりとしてしまうかもしれないのですけれどね。
昔、自分がつけていたペンダントヘッドなどをゴム紐に通してチャーム化したり、わくわくと使い始めた次第です。
気をよくして、その後に東京駅を通りかかる度に、ポケットリフィルやクリップなどの関連アイテムを1、2品づつ買い足して"装備強化"を楽しんでいます。
なかでも一番気に入っているのは、シェルボタンチャーム。
(オンラインショップでは見当たらないので店頭販売のみかもしれません。)
光り方や浮き出ている模様の個体差が大きくて選ぶのが楽しかったです。
つるりとしているけれど温かみのある貝の手触りと、ボタンそのまんまな形状がとても可愛いのですよ。
ミャンマー製とのこと。
2つのボタン穴を通るまんなかに、小さな☆型のペンダントトップを通してみました。
今のところ、ポケットシールや、過去に成田空港で購入したレザーホルダーなどを内部に組み込んでいます。
システム手帳絵日記に貼り付けるスクラップ素材を収納するおサイフのような使い方。
(2020年の週間手帳リフィルなども買いましたけれど、やっぱりカバーとリフィルは別々に使ってしまう癖が...。)
しかしこの感じだったら、いつかレギュラーサイズのカバーも同じキャメル革で新調したいです。
旅に出たいなー
●過去記事
・トラベラーズファクトリーのオリジナルレザーホルダー(成田空港限定柄)を買ってきました。
↑ 新品の頃と較べると、ちょっとだけ飴色革に育ってきました。
・トラベラーズノートのパスポートサイズを情報カードホルダーに。
↑10年前の記事。 情報カード、このころたくさん使っていたなあ...今は能率手帳ゴールドのポケットに何枚か入れています。
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○トラベラーズノート|トラベラーズファクトリー オンラインショップ
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2019.12.28
手帳絵/貼日記 10-11月編 + 新年から試したいリフィルのことなど。
万年筆で書くスクラップ絵日記、現在も進行中です。
春から始めて年末まで続いた!
嬉しい...
前回の続き、10月〜11月分を記録しておこうと思います。
1年分続けられれば、リフィルがかなり厚くなりそうです!
SNSのほうには、もうちょっと解像度高めかつ使用筆記具などいろんなタグをつけてアップしているのですが、ここでは備忘録的な小さめ画像ですみません。
今までの、同じテーマのページは下記にまとめてあります。
●カテゴリー: 手帖絵日記 バックナンバー
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2020年版の中で、けっこう面白そう...と買ってみたものがあります。
ノックスブレインの、フリーフィールドという週間リフィル。
○ノックス システム手帳 リフィル 2020年 バイブル ウィークリー 見開き1週間フリーフィールド 52100820 (2020年 1月始まり)← Amazon
メモのスペースが占める割合がかなり大きいのが特徴で、方眼を上手く使えばバーチカルのように区切って使える一方、日付を限りなく無視した1週間単位のメモ帳(や、スケッチブック)としても重宝しそうなレイアウト!
綴じ手帳でこんな感じのは見たことがあるのですが。
書き足りなければ「見開きの間にリフィルを綴じ込んでページを増やす」という技も気軽に使えるのは、システム手帳ならではと言えます。
私の場合、きっちりしたスケジュールやToDoは綴じ手帳のほうが担当なのです。
システム手帳は比較的自由な感じに、どちらかといえばノート感覚で使いたい...
という希望があるわけで、このリフィルは新年からの使用を楽しみにしています。
15ヶ月分入っているのも嬉しいですよね。
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2019.12.07
能率手帳70周年限定 ワイン色革のメモティを買いました。
能率手帳70周年の記念商品、来年1年限定というのが本当に惜しい....
使いやすそうで素敵なものばかりです。今までの買いものは以下に書きました。
●過去記事:能率手帳70周年限定 デイリーブックとメモティを買いました。
限定品には、更にその上を行くプレミアな手帳がありまして、能率手帳ゴールドの会員サイト(能率手帳ゴールドメンバーズクラブ)で先行発売され、現在は有名大型文具店で入手出来るというカラー革の能率手帳ゴールドなどがあるのです。
写真が見れるのはこのページくらいかな?ネイビーは伊東屋限定だとか。
G.Itoya10階 <NOLTY・能率手帳70周年記念> スペシャルイベント 11月2日(土)、3日(日) - 銀座本店 | 銀座・伊東屋
関西ではナガサワ文具センターなどが取扱あるみたいです。
現在日付時点では、能率の通販より店頭のほうが手に入りやすい在庫状況なので、伊東屋など取扱店に問合せをおすすめします。
私の場合、定番の黒革版を発売直後にサッサと買ってしまったので、やや遅れて告知されたカラー版の発売情報に触れて「ええー...?!」となりました。
しかしまあ13年目ともなると、統一感優先でいいかなとすばやく開き直った次第です。
2,3年目のうちは「茶革出ればいいのに」「ワイン色あれば即買いなのに」などと思っていましたよ。
今それらの願望が実現しているにもかかわらず、黒革でOKとなっている自分の意志の強さを褒めてあげたい。
その代わりと言っては何ですが、同じカラー革のメモノート版であるメモティを購入しました。
こちらは、内部は全ページ方眼レイアウト(800円のメモティと違い、カレンダーのページも無い)。
表紙も、年号でなくNの文字が押されていてかっこいいです。
つまり「いつの年でも使えるメモ帳」ですから、とりあえず使いみちは思いつきませんがカラー革の高級メモ帳として記念に欲しくなりまして。
色のラインナップはゴールド手帳と同じで、私は「ワイン」の革を選びました。
赤みが美しい綺麗な色です!
(ペリカンのスタールビー軸と合う...)
ページ数は普及型のメモティと一緒かと思います。
しかし能率手帳ゴールドの紙であることもポイントが高く、何に使うか考えるだけでもボーッとなる作りの良さ。
無傷な金塗りのコバの光沢ときたらもう、目が眩むほどピカピカです。
革装のノートや手帳は、最初の1ページを使うまでのハードルがとてつもなく高くて困るのですが。
(挫折などしようものなら罪悪感もかなり。過去にWEEKSでちょっと懲りました....)
使い込み、読み込みつつ長く手元に置いたらその歴史が表紙にあらわれて素敵だろうな〜...
という夢をみてしまうんですよね。
このメモ帳もきっといつかね!
箱をあけてわくわくと眺めては、仕舞い込む。
というのが現状ではありますが、見た目が好きすぎるので大満足な買いものでした。
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2019.11.22
2020年の週間手帳もNOLTY ベルノを続けようと思います。
新しいものの誘惑は多いのですけれど
(ネットの徘徊は情報のアップデートや交流に欠かせないけれど、その反面で、粛々と自分の手帳構成を続けたい時の敵にもなってしまう...という気付きもあり。)
「今のところは」意外とブレずに、これまでと同じ手帳で2020年版の準備をすすめています。
NOLTYのベルノもそのひとつです。
何度か(2014 / 2015年版で)使った経験があるとはいえ、この1年で飽きて失速するのだろうと思ってましたが。
なんといまだに濃いめな密度で書き込んでいて、机上に欠かせない手帳になっています。
○能率 NOLTY 手帳 2020年 A5 バーチカル ベルノ 1 限定 レッド 6302 (2019年 12月始まり) ← Amazon
来年用は赤のカバーに即決です。
明るめの鮮やかな赤で、元気が出ます。
型押しの質感も上品で、ペンホルダーもついていて良い感じ!
他にキャメルやブルーなど公式オンラインショップや店頭でもあまり見たことがない表紙色がいくつかあるので、Amazon限定なのかもしれません。
●過去記事:今年のToDo手帳、久しぶりにNOLTYベルノです。 ←2019年版手帳の記事
今年、ベルノに合わせて7ミリ間隔のチェックボックスや行頭マークのハンコを入手して以来、それなりに整って作れるようになり使用愛着度が増しました。
●過去記事:ToDoリスト用のチェックボックスはんこを使いはじめました。
ベルノは、使う度に感動するほど書き心地が良いのです。
この手帳の紙が好きだから離れられないと言っても良くて(笑)。
厚みもあるのでNOLTYのダイアリー用紙というものだと思いますが、万年筆ユーザーとしては、この紙でハードカバーの日記帳なども作って欲しいほど惚れ込んでます。
ほんのりオレンジ系なクリーム色の紙で、ロイヤルブルーのインク色がパキッと映えるところも好き。
巻末のメモページは60ページほどあり、「手帳やノートをたくさん使いたい」という特殊な趣味の人でない限り、ここを駆使することで充分に用が足ります。
私は残念ながらここを毎回余らせてしまうので、年末に手帳を終わりにする際に未使用のメモページを切り取っています。
6穴をあけてA5システム手帳のリフィルとして使ったり、単なるメモ用紙としてその後の年月で消費していくことを決めて以来、ここを使いきれなかったという罪悪感も減りました...
(今年も、40ページくらいまでは使えたので、残りはシステム手帳に綴じちゃおう...)
ToDoリストの管理帳として使うというのは一貫して変わりません。
バーチカルレイアウトは、時間軸でなく罫線として使うので「リストを書くための細長いメモ欄」の毎日と、週の目標をまとめる大きめなメモ欄の構成の紙面にすっかり慣れてしまいました。
こういうバーチカル欄をリストや日記欄に変換する使用法はそれほど珍しくないとは思います。
このごろは、7日間等幅でたっぷり書き込めるバーチカル手帳も増えてきたので手帳の選択肢は多め。
ベルノの良いところは、罫線の細線と太線の使い方や空白の取り方が絶妙で、ジャンル分けのリストが書きやすい
(私の場合は、仕事や家事や趣味などの内容でリストを書き分け、下段の空白で一日の総括メモなども書いてます)。
そして、バーチカル以外の総合的なメモ欄が比較的大きくとられているので、1週間の目標を立てる+行動や考えを俯瞰する などの用事が見開きで効率よく行えることも特徴的です。
●あえて、バーチカル手帳として使わない | みんなの手帳部 | 日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)
↑ 多くの方に読んで頂きありがとうございます。
巻頭の月間ブロックページも、今年は家事の記録(家電を買ったとか、歯ブラシを交換したなど含めて何かをリニューアルしたというメモも大いに役立ちます)欄として重宝しました。
来年もこの使い方になりそうです。
毎日のバーチカルへ広々と書き込むこと優先で(日々のリストやメモをとにかくたっぷり書けるほどに!)あるならば、「エクリ3 A5」の広々等幅レイアウトもおすすめな感じです。
○能率 NOLTY 手帳 2020年 A5 ウィークリー エクリ 3 ブラック 6317 AZ (2019年 12月始まり) ← Amazon
というわけで、来年も密度濃くベルノを使えればいいな〜
(出来ればうしろのメモ欄も完全活用できるように...。)
NOLTYの手帳の多くは、早くも来週ぐらいから2020年版のページが始まるようです。
手帳選びの気持ちがぐらつかないよう、私のベルノも早々に引っ越してしまうかも!
●関連過去記事:
・来年の週間手帳も引き続き同じもので。(NOLTYベルノA5バーチカル1)←2015年版手帳の記事
・来年の週間手帳を買ってきました。(NOLTYベルノA5バーチカル)←2014年版手帳の記事
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2019.11.16
「システム手帳Style 4」を読みました。
今月、伊東屋で開催中の「システム手帳サロン」がなかなかの盛り上がりとコミミにはさんだのでいろいろと調べているうちに(売場の様子やトークショーの実況配信や、お友達の購入報告の数々を山奥の住まいでじっと眺めたりしているうちに...)疑似的にでも参加した気分が味わいたくなりまして。
Kindle版ですが購入しました。
○システム手帳Style 4 ←これは紙版です。
(各種リフィルの実寸比較ページなどありますので、そういう記事は電子版だと正確さが損なわれますので紙のほうをおすすめ)
イベント限定で発売されるリフィルやバインダーも多く、どれも非常に魅力的です。
それらが解説されているページを画面でめくっていると... この売場にハマったらひと財産飛ぶんじゃないか?(ついでに他の階で万年筆なども見ちゃうと確実に。)という予感に怯えてしまいます。
○G.Itoya10階 システム手帳サロン じっくり選べる18日間 11月8日(金)~25日(月) - 銀座本店 | 銀座・伊東屋
伊東屋のリーガルパッドやマルマンのニーモシネ、コクヨのキャンパスノートをリフィル化したものなどが限定で出ているそう。
いいなー!
システム手帳もそれなり普及してきているので、イベント限定と言わず、そろそろこういうのをレギュラーで売ってもいい時代に来てますよと言いたい..!
ブレイリオのコードバン、ファイロファックスのマルデンやオリジナル(どの革色も可愛い。)なども興味有りです。
ノックスのオーセンの愛用者としては、これのカラー版が限定で出る(しかもリングの色まで選べる)というのが今回のイベントで一番の衝撃でした。
値段も衝撃なので、まあとにかく「わー実物を見てみたい」という気分のほうが大きいですけれど...いいなぁ。
ちなみに上の写真のバインダーは、20数年は経っている古いノックスのもの。
どこも故障していないので、まだまだ現役使用中です。
○AUTHEN/オーセン | KNOX記念モデル システム手帳←これはノックスのページで解説されているレギュラー色。
この20年くらい、バイブルとA5サイズを使ってきました。
ミニ6もリフィルやバインダーが古いものならありますが、外勤の仕事をしなくなってから留守番状態です。
それ以外のサイズも、となるともうキリがないので。
(バインダーは良いの買ってしまうと10年単位の経過が当たり前になってきます。
一生モノをいくつ持ってるんだ?という話にもなっちゃうし)
最近の盛り上がりもちょっと遠くから目線で踏みとどまっていたのですが。
ここにきて素敵なバインダーがたくさん出ているとわかってしまった以上、micro5穴(いわゆるM5)サイズに自分がいつ手を出すことになるのか...時間の問題では?
と、自分のことをハラハラしつつ見守り中(笑)
ROGANは気にしないことにする。
ここ1,2年の動向で気付くのは、「可愛いくて手軽(値段も安い)」なバインダーやリフィルの商品群がやっと出てきたなあということです。
たまにLoftなど行くと、学生でも買える数千円範囲内でのバインダーの売場があったりして、間口が拡がってる実感があります。
はじめは、(心理的ハードルも値段も高い)革製じゃなくても全然okだし、SNS映えでシールやテープ貼りまくっても楽しいし、勉強に使っても良いでしょと思いますし。
私自身は、昔のシステム手帳大流行時代を経験してはいますが学生でしたから、ファイロファックスなんて高価過ぎて「働く大人が使うものだ」と、全く縁もなく。
ソニープラザあたりで購入した、ビニール表紙の可愛いバインダーをウキウキと使っていた思い出があります。
そんな程度でじゅうぶん楽しかったなあ。
アナログの記録の楽しさを知るきっかけになるような手軽な製品が、今以上にたくさん出て欲しいなと思います。
無印良品でポリプロピレン製やクラフト紙のバインダー、復活しないかな。
というわけで、
綴じ手帳/ノートと、システム手帳の使用ブームは私の中ではいつも交代でやってきます。
今までどちらかといえば「ノート期」だったのですが。
そろそろあっち側に軸足を移すべきか?(両方使えば良いじゃない...!)
と、この本を何度もめくってしまうのでした。
既に4号目の出版となり、役立つ情報も大量。
良い意味で「深めのカタログ」として手元に置いて楽しむことをおすすめします。
●関連過去記事:「システム手帳STYLE」を読みました(絵日記が掲載されました←これは第1号の話。
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2019.10.23
能率手帳70周年限定 デイリーブックとメモティを買いました。
発売したての9月末には注文してわくわくと待っていた、能率手帳70周年の記念手帳です。
○能率手帳限定商品のご紹介|70周年特設サイト|NOLTY®|JMAM 日本能率協会マネジメントセンター
上記サイトに掲載されている、1日1ページタイプの「デイリーブック」と、方眼メモ主体の「メモティ」、"手帳のお友達界隈"...とても狭い世界だけど...では騒然となりました。
いま現在では、通販よりは店頭のほうが入手しやすいようです。
(もうちょっとAmazonなどに廻して欲しい)
デイリーブックは、黒と赤の2色あります。
私は、能率手帳ゴールドとのお揃い感(?)を出したかったので黒を選んでみました。
総ページ数は414ページあり、厚みは18mmです。栞紐は2本付。
見た目とタテヨコ寸法は同じものの、使い慣れた「能率手帳」とは全く違う、小型辞書のようなボリューム感が新鮮です。
私は数年前に、ほぼ日手帳のアンケートに、(A6判より)もっと小さい1日1ページも作って欲しいと書いたことがあるのですが。
デイリーブックを知ったときは「これだよ私が待っていたのは!」という気分になりました。
Moleskineのポケットサイズ デイリーダイアリーがかなり近いサイズではありますが、万年筆使用者には選択肢としてやや難しい紙質なので..。
月間ブロックのあとにデイリーのページが続きます。
非常にシンプルなレイアウトで、工夫次第でどのようにも使っていけそうです。
上部の小さな時間軸は6時から24時まで。
方眼は3.5ミリでかなり薄〜い線です。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
メモティは、表紙色が5色(黒・緑・黄・赤・青)もありまして、非常に悩んでこの色にしました。
濃いめターコイスで、くっきりとした発色がとても好きです。
デイリーブックと同じく、表紙と同じ色でコバが塗られていてカドの部分の若干深めな塗り加減などがなかなか味わい深い。
個体差かもしれませんが、デイリーブックよりシボが浅くてつるっとした触感な気もします。
私自身はこのサイズの能率手帳はゴールドしか使ったことがないのですけれど、メモティの合皮表紙、けっこう好きになりました。
素材の耐久性は革よりは落ちると思うのですが、気軽に使える感覚(革装の手帳って、途中で挫折したときの罪悪感が大きいんです...)と色出しもパキッと華やかに決まっているところが良く、今回の発売色はどれも欲しくなります。
年間のカレンダーが最初にある以外は3.5ミリ方眼のメモページとなっていて、174ページ、厚み11ミリとあります。
レギュラーの能率手帳が全てメモページになったに等しいので、「持ち歩くメモ帳」としても絶妙にしっくりくるボリュームと言えますね。
70周年記念商品ということは、2020年用にしか売られないわけなので、毎年色違いで買っていくことも出来ないのがとても惜しいです。
デイリーブックなどは今後定番化すれば、能率手帳製品の信頼度や品質が味方になっているので、ほぼ日手帳的に育つことが出来る製品だと思うのですが...来年1年分しか出ないのはかなり残念に思います。
実際のところ、今後の長期使用を見越して複数冊を買う人がけっこう多い(私のまわりの小さな手帳界隈では、メモティ全色コンプリートする人も珍しくない)です。
表紙に年号があるのを気にしなければ、メモノートとしてずっと使えますからね。
自分、今のところ1冊(1色)買いだけで我慢出来るのかしら...
デイリーブックもメモティも、まだ使いみちは決めていないのですけれど。
手帳として長らく親しんできたこの大きさなので、使い始めが楽しみなのです。
●過去記事:能率手帳ゴールド、13年目が届きました。
公式サイト含めて通販ではだいぶ品薄なのでいま現在は即納難しい状態ですが、Amazonでの購入リンクは下記からです。
○能率手帳メモティ
70周年記念手帳は、他にB6判の「4年日誌」があり、メモティと同じ5色展開です。
いやー迷うなあ。
年末までの2ヶ月、手帳商戦の誘惑を乗り越えることができるのでしょうか。
というわけで、能率手帳の70周年 おめでとうございます。
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2019.09.08
能率手帳ゴールド、13年目が届きました。
今年もまた早々に届きました。
2020年版で13年目。早いなあ。あっという間の年月でしたよ...
名入れをしたかったので、公式通販のほうから頼みました。
いっしょに壁掛けカレンダー頼むのも恒例で。
(わりと大判なカレンダーなのですが。
厚い段ボールを平らな板状にした梱包なので折れたり曲がったりせず安心なのです。
もちろん手帳も一緒にサンドイッチされて届きます。)
名入れ書体は、今回は一昨年に使った「パークアベニュー」にしました。
「カーシブ」との1年づつ交代の金文字で入れていくパターンなんだろうな...
という感じで特に迷いもなくこのようにしたのです。
しかしイニシャルだけなら、金以外の色付文字でもそんなに変な目立ちかたにならないのではないか
(ワンポイントのマークのようで、むしろ可愛い。
そのような注文例をお友達の投稿で発見。)
という考えもあり。
21年版を頼むときに検討してみようかなー ....思い出せれば。
表紙の革については「店頭でじっくり選びたい」派の方も多くいらっしゃるでしょう。
しかし私の場合、「(運試し というかおみくじ感覚で)どんなものが送られてくるのかなー」という完全受け身の態勢で待機しています。
2020年版、ほどよいシボが目視出来ますが、(全体がすべすべした触感で)浅めに入っている感じ。
何年か前の荒々しい ← 従来比ですが シボと、赤い光沢:焼き海苔っぽい光:が懐かしく思えるほど優等生な感じです。
私が店頭で選び取るとしてもこれより上はムリでしょう。
金のコバも指先が映るほどピカピカに無傷なのは新品ならでは。
今年の買いものも満足です。
使い方はぜんぜん変わらず、一貫して極めて事務的な用途:スケジュールやそれに関するメモ。近年はお届け情報と買いもの検討記述も多め:で書き続けています。
外出時に持つのもこれ1冊だけです。
日記もToDoリストもデコレーションも入れないので、SNSにも載せるネタ無し、で。
最も「手帳」らしい使い方をしている手帳と言えますね。
それでも、そのときどきのいろんなメモが蓄積されているせいか日記以上に私の歴史がわかるものになったなあと思います。
●同じ手帳を同じ方法で長く使い続けるということ | みんなの手帳部 | 日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)←過去に書いたものですが、使い方が毎年同じなので自分でも参考にしてしまう自分の記事...
というわけでこのように、能率手帳ゴールドだけはずっと手元に蓄積していくつもりです。
(逆に言うと、これ以外の手帳はどんどん迷う!
使って合わないときは潔く挫折する!
という方針で。)
9月に入って「手帳2020」と題するAmazonの"欲しいものリスト"を作りました。
他人様の買いもの報告で目撃し、気になったものは放り込むということを繰り返しているため中身が日々増えているところ。
しかしとりあえずこれは仮のリストなので。
気合いを入れて大型Loftなどへ選びに行くつもりではあります。
この手帳は確かにそんな値段ではありますが、増税前タイミングで。などと焦ると良い買いものが出来ない予感がするので、じっくり考えますよ!)
○商品詳細ページ | JMAM eショップ手帳の店 | 名入れ 能率手帳ゴールド(黒)←公式通販で、名入れ有りです(2020年 普及版サイズ)
○能率 NOLTY 手帳 2020年 ウィークリー 能率手帳ゴールド 黒 3121 (2019年 12月始まり)←Amazonで、名入れ無しです(2020年 普及版サイズ)
こうやって使ってますよという記事は、少しづつ書いていこうと思います。
今のところ来年版の確保はこれ1冊なのですが、それで終わるはずがありません。←力強い宣言
年末に向けてじわじわ増える予定ですのでそれもこちらで、また。
●能率手帳ゴールド関連の過去記事●
・2019年能率手帳ゴールド、12年目が届きました。
・2018年能率手帳ゴールド、11年目が届きました。
・2017年能率手帳ゴールド、10年目が届きました。
・2016年能率手帳ゴールド、9年目が届きました。
・2015年能率手帳ゴールド、8年目が届きました。
・2014年能率手帳ゴールド、来年で7冊目です。
・2013年「一番欲しい手帳を早々に購入」という対策が効きますように。
・2012年・能率手帳ゴールド、6冊目を買いました。
・2011年・能率手帳ゴールド、5冊目を買いました。
・2010年・能率手帳ゴールド、4冊目を買いました。
・2009年・能率手帳ゴールド、3冊目になりました。
・2008年・はじまりは、能率手帳ゴールド。
・2007年・手帳買い、とりあえず終了(と誓う)。
・手帳を問わず、の手帳本。
↑おすすめな手帳本「能率手帳の流儀 」のレビューです。
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2019.09.01
A5システム手帳バインダー、2代目はパープル色が綺麗です。
システム手帳、バイブルサイズほどの稼働率ではありませんが、ひろびろな紙面に記録をとるのも便利なのでA5サイズも長年使い続けています。
初代バインダーのレビューは下記リンク記事。
留め具などのパーツが無いのでシンプルにノート的に使え、立てても鞄に入れても取り出しやすいデザイン、革製なのに通販で6000円前後というお買い得さで「最初のA5システム手帳」としては私のいちおしバインダーです。
★過去記事:A5のシステムバインダーを使い始めました。
8年ちょっと経ちましたが特に壊れているわけでもなく、革もツヤが増してきています。
背の部分が、日焼けしたように褪色してきたのが気になっているぐらいかな。
今回の購入も、買い替えと言うよりバインダー2個あっても使い分けできそう(リフィルもたくさん持ってるし...)という考えでした。
というわけで、新しく昨年末に購入したA5のシステム手帳バインダーです。
アシュフォードのイシューという製品で、リング径は15ミリ。
初代と同じく、留め具のないスッキリデザインで探していて、パープルの革色がとにかく好みだったのでこれに決めました。
たいていのこういう革製品は、ワインやボルドー等の名で赤系統はあるのですが、実物はネットの写真で見るよりちょっと暗いぐらいの地味な革色であることが多いです。
しかしイシューのパープルは、とっても綺麗な「ぶどう色」なんですよ。
全面に薄い雲がかかったような、ほんのりだけど濃淡ムラもあるので、可愛いくて華やかな感じも。
※上写真、左側は初代のダヴィンチです。
イシュー、革自体はとてもしっかりと厚みがありますけれど(パープル革のコバはグレーっぽい色で、これもけっこう厚塗り)、表面の触感はややフンワリしていて手に取ると自然に吸い付くように馴染みます。
ペンループ、私はキャップレス万年筆やシグノ単色を差しておくことが多いです。
(ゲルボールペンは、単色〜3色ぐらいまでの複合軸なら入る直径なので便利かと思います)
私はいまA5のバインダーでは、確定申告用の経費管理と体調日記それぞれの記録用に2種類の月間ブロックリフィル + LIFEのノーブルリフィルや、(中途半端にページが余ったA5ノートを解体して6穴を開けたりもする)メモ罫のリフィルを使ってまして。
15mmリングでちょうどぐらいの厚みになってきたところです。
そこで内容別にバインダーを分けるつもりでアシュフォードのバインダーを買い足したのですが...
あまりに気に入りすぎて、結局これ1冊に丸ごと引っ越し、日々愛用しています。
棚から取り出すときの、手のひらにふんわりしっとり馴染む革の丸みがお気に入りです。
イシューはA5だけでなく、さまざまなシステム手帳サイズで品揃えされていて、最近はアシュフォード独自のHB×WA5(横幅はA5と同じバイブル)サイズでも人気のバインダーだそうです。
手帳やノートに掛けられるダイアリーカバーも各種あるのでシステム手帳派でない方にも使ってみて欲しいなあ。
○ASHFORD 手帳 A5 イシュー 15mm パープル ← Amazon
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2019.08.03
「自立収納できるキャリーケース」をシステム手帳リフィルの収納箱にしています(無印良品)
すこし前に、近くのショッピングモール内にけっこう大型な無印良品が開店しまして
(広さを生かして陳列もかっこいい。壁一面に同じものを積んでみたりとか、春先に覗いてみた銀座の旗艦店を思い出すオシャレさ。)
家の中のモノや服の無印購入率がじわじわと上がってきているところなのです。
これは先日店頭で見つけて、ぱかぱかと開閉まで試させてもらい...まずは1個試してみようと買ってきました。
○自立収納できるキャリーケース・A4用 約縦28(持ち手含)×横32×厚さ7cm 通販 | 無印良品
サイズ等の仕様は上の公式ページ内に詳しくあります。
私のはうっすら半透明の素材ですが、中が全く見えないホワイトグレー樹脂のも同じ値段で有ります。
トランク型のお道具箱、みたいな感じでしょうか。
外見はこれといった特徴のない、いかにも「無印で売ってそうな収納用品」なんですが。
890円出すほどかな? とすら(100円店の収納ケース売場慣れした目には)思ってしまうシンプル形状です。
しかしこれの使い勝手はなかなかのもので、感心したポイント多数。
構造はいわゆる「画材入れ」に似ています。
あちこちの空間にこまかいものをきちんと(動いたりズレたりしないよう)押さえて収納できる工夫がしてあるため、箱内一杯にモノを整理することが出来、箱を立てた状態で扱えるのです。
私は、システム手帳のリフィルを収納する箱としてとても気に入ってます。
浅いほうの側には、薄いものを差し込んでも倒れないバーが渡してあるため、ケースを立てた状態で開き、ササッと取り出すことが可能。
ガードまんなかの仕切は中蓋のようにしっかり閉じることが出来ます。
そのため、蝶番の両側をそれぞれ独立した箱としてエリア分け収納することが可能。
空間を更に小さな箱で仕切ればコマカイものを分類することが出来るのもよいです。
適当な空き箱を探してもいいとは思いますが、無印内で別売りされている「ポリプロピレンデスク内整理トレー」という商品群が、内部でぴったりとモノがこぼれおちない高さなのです。
○ポリプロピレンデスク内整理トレー2 約100x200x40mm 通販 | 無印良品
1〜4まで番号がついたサイズが用意されていて、これらを必要に応じて購入し組み合わせてキャリーケース内を仕切ることが出来ます。
トレー内部に仕切壁をつけられる溝が等間隔でついていて、ここも活用すればかなり細かく収納可能。
(トレーには仕切板は1枚ついていますが、別売りで仕切だけ増やすことも可)
キャリー内の小さなポッチの列や溝は、これらのトレーが位置がズレないように固定する役割もあります。
よく出来てるんだよなあ。
というわけで、専用の内箱として「デスク内整理トレー」を使用するのが是非ともおすすめです。
私の場合、上写真のように「4」をひとつだけ、仕切板なしで試してます。
バイブルサイズのリフィルを収納するのに都合が良いです。
(「2」だとミニ6リフィルを入れてちょうど良い巾でしたよ。)
今まで、似たようなサイズの菓子缶にリフィルを詰めていて、容器ごと取り出す時にしょっちゅう中身を落として床に散乱させていました。
(中身が重すぎて、持ち上げたとき蓋がすぐに外れてしまうため...)
外見の大きな特徴である、ガッシリと太い取っ手と2箇所でパチッと留めるロック機能は、重いものを運び出すには非常に頼もしい存在だと実感しています。
・・・とこんな感じで、システム手帳リフィルの「一軍」を整理できる適切な箱がやっと見つかって安堵しているところです。
だいぶ整理したんですが、ユーザーとしてはかなり年季入ってますので、まだまだいろんなリフィルが「控え」に待機中....
10年以上前に買ったリフィルやバインダーを発見し
「持ってて良かった!ちょうど今欲しかった!」
となるアイテムが度々発生するのがシステム手帳の世界。深い...
このキャリーケースは、その見た目のシンプルさから、複数使いでファイルケースのように棚に並べる人もいるとのこと。
私のところに集まった、既に使用している方々のコメントだけでも
・4つ購入して各種シール・ステッカーやクリアスタンプ等のデコレーション文具を収納
・1つは裁縫箱、1つは文具箱に
・レターセットと切手を収納して手紙箱に
などなど。
私の場合、今回はリフィル収納のためにこれ以上ないほど適切な箱を見つけてうきうきしていますが、まだまだ、きちんと整理したい紙や小物の数々が待っていますのであと2箱分くらいはすぐ使いみちが浮かぶ状態...
次回の「無印良品週間」を狙いたいと思います。
今回、導入にあたって効率的な仕切り方や「次」の使いみちについて考えた時、大いに参考になったのはGoogleの画像検索でした。
達人の方々の収納術、さっそく真似したいと思います!
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2019.03.23
伊東屋で買いものしてきました(ノーブルノート10周年記念セットなど。)
金曜日、用事があったので久々に東京に出掛けました。
都会はもう桜が咲き始めているんだなあ。
とても綺麗でした。(この場所は青山)
銀座の伊東屋にも行ってきました。
相変わらず国内外からの観光客で大賑わいです。
1階でラミーフェアをやってました。
○G.Itoya1階 LAMY(ラミー) クリスタルインク先行販売イベント ~3月28日(木) - 銀座本店 | 銀座・伊東屋
新発売のクリスタルインクがたくさん積んであり、試し書きも出来ました。
「アマゾナイト」という、グリーン強めなターコイス色のインクが欲しいなあ。
自分ちのインク在庫を思い起こすと、既にこういう青緑系の色ばかりなので一応保留...
Amazoniteは紙の上できらきらと映える、鮮やかで美しい色でした。
今回、ぜひとも買わねばと思っていたのが、ライフの限定発売のノーブルノート(10周年記念)です。
商品群は下記の通り。
・限定ノートセット(方眼,横罫,無地)
A5 ¥1,700+税
A6 ¥1,500+税
・A4クリアファイル 4種 ¥250+税
・マスキングテープ 3種 ¥390+税
伊東屋では、別館K.ITOYAの2階に売場があります。
A5ノートは横罫版、A6は無地で購入しました。
ノーブルノートでA6は、通常版では発売されていないサイズなのでけっこう嬉しいです。
10周年ノーブル、いろいろ使えそうな透明ビニール製ノートケースの中に、ステッカーや下敷き(表裏で違う書き心地が味わえる下敷)が同梱されています。
深い藍色の表紙に、金色に光るLIFEの文字が美しい!
ノーブルノートは、普段も何冊か使ってまして(システム手帳用の「ノーブルリフィル」含)、発売直後に買いに行ったことを覚えています。
もう10年経つんですね!
通常版の表紙配色、どれも素敵なんですが横罫ノートに使われている 浅葱色:あさぎいろ の青みが非常に好みです。
(今回、クリアファイルとマスキングテープで買えて満足)
200ページもあってなかなか使い終わらないボリュームではあるんですが、「分厚いノート」を前にした時の、どう使おうか...というわくわく感はたまらないものがあります。
今回さんざん迷って各サイズ1冊づつにしましたが、(そろそろ通販で出回ってきているので)油断をすると増えていきそうです...
●関連過去記事:
・ノーブルノート(B6)を使い始めました。
○ライフ ノート ノーブルノート 限定 10周年セット A6 方眼 ZE004
↑Amazonでもノートの販売が始まってます。
各サイズの通常版も混じっているページなので、「10周年記念セット」とついたものからサイズや罫を選択すると今回の限定版になります。
そして本館のほうで買ってきたのがシステム手帳用リフィルです。
「紳士なリフィル」は、プレミアムCDノート(紳士なノート)と同じ、すべすべな真っ白い紙を使っているリフィルです。
発売はコミミにはさんでいたものの、まさかここで出会えるとは思ってなかったので、7ミリ横罫を。
そして、うおぉと思いつつ手に取った、能率手帳ゴールドの用紙を使ったリフィルも買えました。
限定商品なので手帳系の催事でしか買えないと思って諦めていた幻のリフィルだったので、とても嬉しいです。
3.5ミリ方眼なので2列使って7ミリ扱いで書き込んでいけそう。
横罫版もありましたが、今までの能率手帳ゴールドにおまけで付いてきたメモ帳の山(ほぼ未使用)が頭にちらついたのでここは自重しました。
というわけで、久しぶりに伊東屋買いを堪能しました。
まだまだ欲しいものがたくさんありましたけれど、次の機会を楽しみにします!
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2019.03.16
4月始まりのデイリー手帳を買いました(日記用:NOLTY メモリー3)
今年は「日付スタンプ+良質なノート」で日記をやっていこうという件、下記のページに書きました。
●過去記事:NOLTYノートで日記を続けることにしました。
当初は良い感じに淡々と続いていたので「年に2冊位は消化できるのでは?」などと意気込んでいたのですけれど、年度末の繁忙期に入って行くにつれてあんまり書かなくなってきちゃった...
理由は簡単で、日付スタンプでその都度に加えていく方法だと、書かない日=空白ページ というものが存在しないことに甘えちゃってるんですよね〜
日記を続ける意欲自体はありまして、"この出来事は書いておきたいなあ"という取材的心境になる機会は日々の中で何度かあるのです。
しかし、ついつい「今日はもう面倒だからいいや」と「明日そのぶん書けばいいし」の連続となってきてまして。
自由すぎるのも考えものです。
あくまでも私にとっては、ですけれど
『年月日が最初から印刷されている』
ということが、日記帳として非常に大事なことだったのでは?とじわじわ気付き始めた次第。
そんなわけで、4月始まりで何かないかな?いうことになり、行き着いたのがNOLTYの「メモリー3」です。
レイアウトは1ページに2日の横書き(見開き4日)の、A5版手帳です。
○商品詳細ページ | JMAM eショップ手帳の店 | 4月始まり NOLTY メモリー3(ブルー)
○能率 NOLTY 手帳 2019年 4月始まり デイリー メモリー3 A5 ブルー 9621←Amazon
デイリーで書ける手帳が欲しくなった時、ほぼ日手帳にするか このメモリー3にするか?(1日あたりの面積はだいたい同じ。)と今まで何度か候補にしてきました。
店頭で迷った結果、僅差でほぼ日に負けてきた経緯があったのですけれど....
ここにきてようやく採用です。
1日分はA6サイズ相当で、本文は7ミリ横罫が11行です。
これまで日付スタンプ+ノートで書いてきた経験から言うと、私には多すぎず少なすぎずの続けやすい量。
開いて4日分が見渡せる、デイリーの割に一覧性が高めなレイアウトなのも面白いですし。
各月初めに、横罫メモ(6ミリ×32行)1ページと月間ブロック1ページがありますので、ここを何かのまとめとして活用も出来そうです。
紙は、NOLTY大判手帳でおなじみのクリーム紙なので心配なし。
更に、罫ページ数:37+方眼罫:6ページの巻末メモがあります。
...果たして、ここも使い切れるのか?
ちなみに高橋書店にも全く同じ大きさの見開き4日な手帳がありまして、これもまた候補のひとつでした。
日付フォントのちょっとした好み差と、
「使い勝手を知ってる紙だから(←これ重要。あちらもきっと良い紙だとは思うのですが)」
ということでNOLTYに決めた感じかなあ。
ほんものっぽいシボの凹凸に2019の数字が入ったペンホルダー付合皮カバーですが、ブルーグレイ色が大人な雰囲気で良いです。
取り外しは出来ます。
中の本体は厚みが約12ミリ程度。
革カバー好きな自分としては、手持ちの中のどれをここに持ってくるかor今回を理由にして何か調達しようかetc.で悩ましかったりも。
印刷されている開始日は3月29日からです。
正月以降こんなに回り道をしてきたことを思うと、1月始まり版で始めたかったですが、まあこれもご縁。
春は書きもの欲が高まるので使い始めをけっこう楽しみに待っているところですよ。
今までのNOLTYノートも、ざっくりと使い分けつつ引き続き大事に書いていくつもりです。
先に書いたとおり、いわゆる「1日1ページ」タイプと較べると複数日一覧の機能も高く、日々のToDoメモや業務日誌的をそれなりの量で書きたい用途に向いている優れた手帳だと思います。
NOLTYのなかで4月始まりのデイリータイプはこれだけみたいなので、なくならないといいなー。
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2019.02.26
ToDoリスト用のチェックボックスはんこを使いはじめました。
前回の手帳話から続きます。
●過去記事:今年のToDo手帳、久しぶりにNOLTYベルノです。
日々の縦長バーチカル領域に、(時間軸は完全無視して)毎日分のやることリストを直接どんどん書き込んでいく方式で使いはじめたベルノ手帳です。
今回、主にこの手帳用に使おうと調達したのがリストの頭に入れるマーク類のハンコ。
このチェックボックスはんこは、□が7mm間隔で4つ並んでいます。
(ベルノは時間軸もメモ欄も、7ミリ罫で構成されているのです。)
○Todo スタンプ v3 7mm幅 4口タイプ ←Amazon
こういうの、オーダーメイドじゃないと入手出来ないと思っていたのですが、売ってるお店あるんですね。
○OSANPO Shopping | 手帳に役立つスタンプ雑貨の通販 ←公式オンラインショップ
さまざまな手帳に合うサイズや並び間隔の、かゆいところに手が届くような「手帳ハンコ」の品揃えなのです。
(Amazonでも取扱ってます)
チェックボックス(□)ぐらい自分で書いたほうが速いのでは?
という話もあるかと思いますが、何行も続けて書いていると行頭が揃わなくなってきたり台形になってきたりして...意外と乱れやすいんですよ。
これでペタッと押すだけで、よく見ると右下にドロップシャドウがついているかっこいい□が整然と並ぶのです。
太めの枠なので塗りつぶしやすく、「これ、やり終わったぜ!」という存在感が出るのも気に入ってます。
ひとつの□は3mm四方くらいです。
7mm間隔なのだからもっと大きくても良いのでは?
と最初は思ったのですが実は、このサイズだからこそ余裕ある空間が確保出来、わりと適当に押しても各行内にはみ出ずに収まるのだ!
と気付きました。
(ハンコの横から覗き込むような感じで確認しつつ、サッと押すのがコツ)
柔らかめのゴム印なので、押した圧力でムニュっと僅かに印影が揺らぎ、そのたびに表情が違うことも。
手書きに良く合うアナログっぽさが出てなかなか良しです。
というわけで今回、チェックボックスと★の行頭マークはんこを購入しました。
○リストスタンプ:星のマーク:7mm幅 ←Amazon
ベルノにぺたぺた押しては箇条書きメモやらToDoリストやらを作りまくって楽しいです。
上写真のように無地のメモ用紙に押しても書きやすい間隔ですし、もともと7mm横罫ノートは他にもたくさんもっているのでそちらにも使えて便利でしょう。
応用編になりますが、浸透印(インク台無しでそのまま押せる)タイプで1列あたりの□数も多めな「たくさんToDoスタンプ」という種類もありまして、5〜13mm間隔までこまかく品揃えがあるのが魅力です。
○たくさん ToDo スタンプ 浸透印・5〜13mm行間隔まで | OSANPO Shopping | 手帳に役立つスタンプ雑貨の通販
LIFEのノーブルノート用だと8mmだなあ、とか10mm間隔なら5mm方眼に1行おきに押せるのかーetc. ゆめがひろがる!
いずれは浸透印の長いのもほしいのですが、まずは4個並びの入門編を使いこんでいきます。
4つの□ごとに段落が作れる(←1行空けることで)というのも、分野別にToDo管理したいベルノ上ではけっこう使い勝手良いです。
というわけで、いわゆる手帳をデコるのはあんまり得意じゃないので関心を寄せなかった分野なんですが。
地味な紙面にも役立ちそうなハンコもたくさんあることを知りました。
じわじわ増えていきそう...。
これ以外のスタンプの話もそのうち、ここでまた。
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2019.02.24
今年のToDo手帳、久しぶりにNOLTYベルノです。
過去記事を検索したところ、A5版のベルノを使ったのは2015年版でした。
光陰矢のごとし!
しかし、その後もたびたび気にかけていた手帳ではありました。
近年手帳に関しては、こまごまと種類/冊数を増やすより、多くのことを総合的にまとめられる場所へ一元化したいという方針に傾きつつあります。
(こういう「方針」も、そのときの生活習慣や仕事状況や体調で大きく変わる件ですが。)
あと、個人的なシステム手帳ブームも落ち着いた反動で綴じ手帳に関心が行くのも毎度のパターンで。
そんなタイミングで読んでみたのが、下記のページです。
●あえて、バーチカル手帳として使わない | みんなの手帳部 | 日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)
↑いやこれ、私が投稿したものなんですが!
離れている今だからこそ過去の自分になんとなく説得されてしまい(笑)「ベルノまた使おうかな」という気になったのでした。
というわけで、1月始まりから久々に再開しています。
●関連過去記事
・来年の週間手帳も引き続き同じもので。←2015年版
・来年の週間手帳を買ってきました。←2014年版
使い方は基本的には今までと同じで、幅の広いバーチカルレイアウトを生かし時間軸(時刻管理)でなく、これを短冊形のメモ罫としての活用です。
バーチカル手帳は各社からたくさん販売されていますし、NOLTY手帳のなかでも数多く存在します。
このベルノの良いところは、右側と下部エリアに広々としたメモ罫や無地欄がレイアウトされていることです。
(方眼ベースではないので視界もスッキリ)
週全体を俯瞰したToDoや覚え書きが自分なりのやり方でたっぷりと書けるところがとても便利なのです。
バーチカルとレフト式を合わせたような使い方も出来るわけです。
あと、ベルノについては毎回言ってますが紙が良いです。
(過去に使い残した巻末メモページを切り取って再利用したくなるくらいには。)
2015年当時までの使い方と2019年版、いくらか進化した件があるとすれば
「毎日(未来日付も含)のこまかいToDoをチェックボックス付でどんどん書いていくようになった」
ことかな。
以前はどちらかというと、"やり終わったことを書きまとめて今までの行動を俯瞰する"業務日誌のような使い方でした。
右側の横罫欄には週間のToDoをこまかく書いていましたが、毎日のメモは他にデイリー手帳を用意して書き出していました。
それを今年版から、日々のバーチカル欄にも"これからやるべきこと(ToDo)"をどんどん書いて、終わったらチェックボックスを塗りつぶすやり方に変えました。
自分の時間を予約するという手帳の宣伝文句をきいたことがありますが私の場合、「自分のやることを予約する」という感じか?
当然、未達のものも出てくるのですがそれはまたしつこく翌日の欄に書き込んで自分に促したり、また次の機会を後日に設けたり。
ToDoばかり欲張ってごちゃごちゃ混み合う日もありますが、チェックボックスをレ点でなく塗りつぶしにすることで計画達成度が視覚的に捉えやすくなりました。
そしてかつての挫折の一因でもあった「うしろのメモページがたくさんありすぎて使い切れない」ですが....今のところ10ページくらいは使った...
月間目標のこまごましたまとめなどもこちらに書くようにしたらなかなか便利です。
せめて前回の倍レベルの30~40ページくらいは消化することを目標にします。
冒頭のYearlyPlanのページは夕食のメイン献立を記入、次の月間ブロックは毎日のおおまかな家事まとめ欄として機能しています。
下写真は、昨年末近くの多忙な週の書き込み具合です。
バーチカル下の無地欄にも、家事雑誌から得た情報ネタや自分に対する提案など本来なら手帳を別に用意して書いていたような件までメモしてまして、後日の読み返しで「あの日はこんな用事があったからこんなこと調べてたんだなあ」と気付くこと多し。
好きなのでいろいろ買っちゃいたくなるのは毎年のことですが、大きい場所1冊に何でもまとめるほうが私には向いているかもなあ。
というわけで、今年も頑固に『あえて、バーチカル手帳として使わない』というタイトルは変わらず。
しかしちょっとだけ「(手帳らしい)攻め」の姿勢で使っていきます。
幸い、ベルノは4月始まりも発売されます。
1月はじまりとは雰囲気が違うデザインのカバーで、キャメルとネイビーの2色あるようです。
そしてなんと!
4月はじまりといいつつ、3月1日を含む週から開始とのことです。
つまりもう今度の月曜から(えぇえもうそんな時期?)はじまりなんですよ。
○能率 NOLTY 手帳 2019年 4月始まり バーチカル ベルノ A5 キャメル 9631← Amazon
書き込むための便利な小道具などの話もありますので、近々の更新にてまた。
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2019.01.29
手帳用にマグネットペンホルダーを使いはじめました。
外出時に持ち出すことの多い能率手帳ゴールド、これに筆記具をどうくっつけるか?
という長年の課題に答えが見つかった気がします。
情報カードとマスキングテープで手作りしたものを使っていたのですが、1年経たないうちに裂けてしまったので(まあ紙製だから仕方ない…)もう少しちゃんとしたものを探さないと。
というタイミングで、良い感じの製品をSNS上で教えて頂いたのでした。
デルフォニックスのマグネットペンホルダーというもので、磁力で表紙に挟む仕組みのペン差しです。
後ろ側の平たい部分をぱくっと開いてぺたっと閉じるだけです。
取付位置を筆記具のクリップなどに合わせて自由に変更出来、挟む面が広いので表紙に挟み痕も残らない(革の上にも安心して使えますし、勉強用の参考書などに装着するのも意外と便利)のが良いです。
○デルフォニックス マグネットペンホルダー←Amazonではこちらです。
意外としっかりくっつくので、能率手帳ゴールドのような革装手帳はもちろん、Molesekineのような感じのハードカバー表紙の厚みにも問題無く機能します。
(机上で”いつものメモ帳”となっているGlyphyノート、これもかなり丈夫に製本されているクロス装ハードカバーなのですが。
気付いた時にメモが取れるよう、ここにシャーペンでも良いから筆記具をくっつけておきたい時がありまして、それ用にもう1個このペンホルダーを常備しておこうかなと考えているところです。)
目的によっては欠点なのですが、手帳の真横でなく「上」に重なるかたちで装着するため、バッグ内や棚などの薄い隙間に差し込もうとすると邪魔になってしまいます。
仕方ないので、鞄内にそのスペースがない時は手帳から分離してペンシース化して持ち歩いてます。
また、予想以上にがっちり付くのには驚いたのですが、磁石なのである程度の強い力がかかると外れたりズレたりは有り得ます。
あと、今のところ私の使用環境で問題は起きていませんが、磁力のせいでおかしくなるもの(カード類や精密機器類)の近くに置かないようにという注意書きが有ることは念のため書いておきます。
というような状況を我慢できるならばなんですが、ほぼ最適解として「能率手帳ゴールドのペンホルダー」としておすすめできる気がします。
持ち歩きの省スペース性はやや劣るんですが、
「この手帳とこのペンを、いつもくっつけておきたい」という目的ならばとても使いやすいです。
ペンホルダー自体は合皮製ですが手触りも良く、この部分を握ると良い感じで丸みが掌のなかにフィットする「手帳のグリップパーツ」にもなることは、使っていて初めて気付いた利点。
ラインナップは現在8色もあります。
能率手帳に最も馴染むのは黒ですが、あえてパステルカラーを合わせる等、自由に配色を楽しめる選択肢が魅力です。
(私はいつもの通りこういうものは即決で赤)
また、ループの直径もシングルとダブルがあります。
私が購入したのはシングルなのですが、わりと余裕があるサイズですよ。
細身かつラバーグリップが無いタイプのボールペンならば2本並びますし、ペリカンの万年筆基準で言うと、M800も入ってしまったのです(が、だいぶ窮屈ですから)快適に出し入れできるのはM600までかな…
もちろん、上写真のようにキャプレス万年筆もレギュラー軸で全く問題なく使えます。
ということは、ダブルだったらかなり太軸でも大丈夫なんだろうな。
色だけでなく、次に買う時のサイズをどちらにするか悩み中です。
★関連過去記事
・「グリフィー」というノートを使いはじめました。
・能率手帳ゴールドを装飾 + ペンホルダーを工作してみました。
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2019.01.19
NOLTYノートで日記を続けることにしました。
先日の「日記帳ショック」から一刻も早く立ち直りたかったというのもあるのですが。
同様の品を試行錯誤してまた探すよりも、私の場合は手持ち在庫としてどっさりと存在する高品質ノート(いわゆる「積みノート」...)を使う良い機会なのかも!
と方向転換してみることにしました。
●過去記事:新しい日記帳の仕様変更に驚いた話。
採用したのは、NOLTYノートです。
昨年、今年版の能率手帳ゴールドと一緒に注文しました。
○NOLTY notebook|NOLTY®|JMAM 日本能率協会マネジメントセンター
○能率 NOLTY ノート A5 方眼 NHGNB1201 ← Amazonのほうが送料かからないし、ちょっとだけ安いです。
黒のハードカバーの、金色(ホンモノの金!)の小口。
かちっとした緊張感と上品さがある、とても格好いいノートなのですよ。
私が購入したのは5ミリ方眼です。
罫線はこまかいドットで構成されており、薄〜い色で印刷してあるので方眼の存在感は限りなく低め。
非常に使いやすいです。
万年筆との相性については、既にとても良い評判を聞いていたので心配はしていませんでした。
どんな感じの使い心地なのだろう、と興味津々でパッケージを開封。
これだけの規模の手帳製品を展開する会社の紙ですので、ひとくちに「オリジナル手帳専用紙」と言ってもさまざまに存在するはず。
たとえば同じA5サイズの同社製品を、綴じ手帳だけでも何種類か使った経験がありますが、
紙色や、ペンの走り具合、触り心地も、微妙に差がありました。
そういう、製品ごとのチューニングも大事なんだろうなあと感心した次第です。
そして今回のNOLTYノート、今まで私が使ったことがある手帳のどれかと同じなのか、それとも初対面な紙なのか?
というのは正直よくわからないんですが....
楽しく使いはじめています。
淡めのクリーム紙で、
(それに較べると能率手帳ゴールドの紙はけっこう濃いイエロー寄りな色に感じます)
めくる感触はペラっとして意外と薄紙なのに、モチッとしっかりな書き心地もあるのが嬉しいです。
トモエリバーよりは繊維感があってインクも紙に入りやすいので、発色も柔らかめ。
いつもの日記ペンもすべすべと書けて、ほらこのとおり裏抜けなーい!
(わりと日に透かしている角度で撮ってます)
先に述べたとおり控えめな薄色方眼罫なので、大きめな文字 : 私は、方眼3行分の高さの中に2行書き入れる感じのペースでざくざく書きます : でも視界が混み合わず、目安としてうまく機能するのが嬉しいです。
書き出し位置を揃えて箇条書きや、ちょっとだけ空間を入れて段落化するレイアウトがとれるのも、こまかくタテヨコに線があるからこその利点なので、バレットジャーナルを気合いを入れて始めたい方にもおすすめしたいノートです。
黒一色の装丁は、ある意味デコり放題とも言えますし、逆に整然とナンバーだけ打って棚に何冊も並べるのも大人っぽくて良し。
などと夢が広がります。
私は、ここにはスタンプで日付を入れて使うことにしました。
下記でレビューしたものです。
軽くて扱いやすいので、いまだにしっかりと愛用中です。
●過去記事:シャイニーの回転日付印を使いはじめました。
いわゆるふつうの日記帳と違い、日付が印刷してないということは「書きたい時だけ書けばOK」。
なるべく毎日書いてこそ、という心積もりはあるのですが....
忙しかったり眠かったりすると、まあいいやとなってしまうので1,2日おきは普通になってきてるんですよねぇ。
そういうムラのあるものを日記と呼べるのか?と若干モヤッとするのですが、気分が乗っている時に大量に書き上げるとその自由度が爽快だったりします。
192頁あるこのノートがいつ完了できるのか今のところ全く予測出来ないのですが、良い感じに使い込んでいけたらなあと思います。
この形式を続けて行くべきか、次年度から(または早くも4月始まりで?)何か良い「日記帳」と出会えるのか?
そういう成り行きまかせも楽しみにしていきたいです。
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2018.12.26
能率手帳ゴールドの新年版移行を開始しました。
能率手帳ゴールド、来年版へ書き込む用事も増えてきましたので、正月を待たずに移転作業を進めています。
年末の現在、18'年版の革表紙はふわふわに成長しました。
手がよく当たる部分はつやつやと滑らかになり、吸い付くような感じも。
全体的にシボが浅くなった馴染みっぷりは購入当時とは全く違う手触りです。
このままあと何年かすればどうなるのだろうという期待もあるのですが、とりあえず1週間以内で第一線からは撤退の運命。
お疲れ様でした...
●関連過去記事:能率手帳ゴールド、12年目が届きました。
上記記事にもあるとおり、「6時のところに線を引く」も一気に完了しました。
私のROGANには残念ながら、線が細すぎてまるで実用にならない
(そして、その名に反してバキボキと芯が折れる個人的な筆圧問題もあり)
毎年この作業にだけ取り出す0.2mm芯のオレンズシャーペン、今回もありがとう!
毎年大改装を施す部分ですが、今年の増設うしろポケットは、無印良品のポケットシールを活用することに。
○ポケットシールカードサイズ 1ポケット×2枚組 通販 | 無印良品
カードや名刺を入れておくのにちょうど良いサイズで、粘着力も充分あります。
マチはなくけっこうピッタリな大きさなので、1枚だけ入れる程度でも落ちることはないです。
これをスマホケースに貼っておサイフケータイ化している人もいるとのこと、なるほどなあ。
ごちゃごちゃ紙片を入れたい私の使い方だと、もう少し容量があって欲しかったけど...貼ってみるとなかなか可愛い。
ここにA7サイズの情報カードや名刺などを2,3枚...という使い方になりそうです。
ポケットシールは2枚入ってました。2020年版で使おう!
見て楽しく、景気と縁起が良さそうな雰囲気でいくのが毎年のテーマなので、キラキラのラメ入りシールばかりになります。
(ほとんどミセスグロスマンのもの。
コストコには1000枚セットの詰め合わせが売っているそうで実に羨ましいのですが、伊東屋に行くたびにちびちびと"切り取り買い"するのも楽しみなのですよ)
革ポケットのほうには、フセンの束を貼り付けた5×3の情報カードなど便利に使えそうなグループが入ります。
情報カードとマスキングテープで工作したペンホルダーも入れていたのですが、この一年で酷使したせいで裂けてしまいました。
2代目を作るか、良さそうな既製品にするか
(SNS上で良い感じのペンホルダーを使っている例を発見。注文するかも...)
迷い中です。
装飾のあとは、いくつかの覚え書き
(緊急連絡先各種と、ボールペンの替え芯対応表)
を切り取って新しい手帳にマステで貼り付けました。
今年は病院通いが中心の日々になりましたけれど、診療相談用に質問や報告の事項を毎回書いていたので(主治医の前でひたすら手帳を読み上げるのです...)うしろのメモ欄、ほとんど埋まりました。
「お医者さんにも欠かさずついてきてくれた保護者」的な愛着もあり、18'年版は特に思い出深い存在となりそうです。
(何かと確認の用事も多いので過去の手帳は3年分ぐらいは、すぐに取り出せる手元引き出しに格納しています。
まだまだ働いてもらいますよ。)
というわけで年末直前の現在ですが、だいたい来年使う手帳は決まったかなー。
システム手帳派は継続だけど、やや"綴じ手帳回帰"な感じもあり。
要するに今年末は「とりあえずだいぶ体力と気力が戻ってきたので、迷わずに試す!」を実行中です。
導入の手帳については、続報をまた今度。
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2018.12.09
来年も同じ日記帳を続けることにしました(横線当用日記)
昨年末に購入して、元旦から書き始めた日記帳。
なんと、本日まで1日も欠かさずに続いてしまいました。
買った時点では、挫折の予感のほうが大きかったんですけれど...(でもちょっと使ってみたかったのだ)
というわけで来年もまた、お世話になろうと思います!
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※2019.1.3と1.6に追記:残念ながら今年版、万年筆ですさまじく裏抜けする紙質になってしまったようです。
縦書き版ユーザーさんからも同様のことをきいており、今年から何かが変わったみたい。
いやほんと、めくってみてびっくり...
(現時点、私は使用を止めてしまいました。万年筆で書きたい方には全くおすすめできません。)
いったい何があったのだろう!と怒っているところです。
伊東屋から発売されているプレミアムレザー版の10年日記も同様の改変がなされているため、万年筆では使用困難とのことです。
※2019.1.8に、自分で検証した写真などをアップしました。
●新しい日記帳の仕様変更に驚いた話。
穏やかめにさらっと書くように心がけましたが本当はもっともっと悲しんでいます。
万年筆ユーザーの方々も多く読んでいて頂いていますし、当ブログの方針としてはおすすめできないので2019年版につけていたAmazonへの商品リンクは外しました。
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●前回2018年版購入時の記事:博文館の「横線当用日記」を使ってみようと思います。
上リンクの過去記事のとおり、現在使用中の2018年版は水色がテーマカラーです。
今回購入の2019年版は、綺麗なオレンジ色。
その他のデザイン(シンプルな数字だけの箱絵や、ハードカバーのクリーム色装丁)は毎年統一されているようで、配色が毎年違うんですね。
スルスルとペン先が走ってくれる紙質は、本当に素晴らしいです。※追記注:2018年版までは。
これがあったからこそ毎日ページを埋めるのが楽しみだったとも言えます。
ほとんど、専用と決めた万年筆(今年前半は、ブルーアワーインクを入れたモンブラン149の中字、それ以降はウォーターマンのブルーブラック+ペリカン800の中字)を使いましたけれど、ときどきシャーペンやシグノのボールペンも試して、やっぱり書き心地良い紙だなあと惚れ惚れしました。
案の定、日記欄以外の、金銭出納やメモなどなどの巻末ページは手つかずで1年終わりそうです。
心残りがあるとすればそこなのですが、埋めるネタも思いつきません。
なので、もうちょい軽装なソフトカバー版や小さめのA6サイズに切り替えるのも有りだろうか...と悩んだのも確かです。
しかし、このいかにも「本」て感じの佇まいは魅力。
頑丈だし...!
極力淡々と、(あとから読み返してどんな日だったか思い出せるように)起こったことや考えたことを記録していくと、だいたい下のほうの行まで書き上がる習慣に。
体の絶不調に悩んできた1年、これを日々ひらいて自分の頭の中をすこし遠くから眺められたからこそ、崩れることなく
(たとえばですけれど、ネット上に愚痴って鬱憤晴らしを求めるとかの、愚かで無駄なエネルギーを使うことなく!)
にそこそこ冷静にやってこれたんじゃないか?
と、思っているわけです。
それに将来、何冊もこれが棚に並んでたら格好いいじゃないですか。
とりあえずは、年々の積み重ねを大切にしたいです。
まずは来年も、飽きずに続けられることを目標にできたらいいな。
・・・というわけでまだ、年始に更新するか迷っている手帳もあるし、うっかり買っちゃおうかなと思っている計画外の手帳もあるし、それに反して
「おいおい、クローゼットにどれだけノートが在庫してると思ってるんだ、そっち使えや」
と叱ってくれる自分もいるしで脳内忙しくて。
早いところ新年になって手帳商戦一段落つかないかなあと考えているところなのです。
○1月始まり商品←博文館のHP
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2018.09.13
能率手帳ゴールド、12年目が届きました。
今年も届きました。
12冊か、あっという間だな〜
名入れしたかったので、自室の壁掛けカレンダーなどと共に公式サイトから購入しました。
19年版の書体は17年版と同じ金文字カーシブに。
(昨年はパークアベニュー。この2書体を行ったり来たりすることになりそう)
カーシブのほうがクルッとして華やかな感じなので、まさにこういう元気さで頑張る2019年にしたい...という希望も込めて。
○商品詳細ページ | JMAM eショップ手帳の店 | 名入れ 能率手帳ゴールド(黒)←公式通販で、名入れ有りです(普及版サイズ)
○能率 NOLTY 手帳 2019年 ウィークリー 能率手帳ゴールド 黒 3121 (2019年 1月始まり)←Amazonで、名入れ無しです(普及版サイズ)
毎度「通販担当さん、どんなのを選んでくれたのかなー」と箱を開けるのが楽しみになっている山羊革表紙の様子ですが。
19年版はいろんな要素
(革のシボの深さや表面の柔らかみetc.)
が、ほどほどにちょうど良く盛り合わせになっている、よいこな感じの個体が届きました...。
もちろん傷ひとつ無い、新品ならではの濃い色ツヤではありますが、開けて間もない時期だけ味わえる赤い表面光沢 通称”焼き海苔光”は今回かなり控えめ。
そういえば18年版、昨年の購入時はこれまでになくシボも浅い革で(ちょっと”合皮感”すらあった)きらきらと輝く姿でした。
しかし今ではところどころ、いやけっこう派手に、表紙革だけでなく金のコバにも爪傷がつきまくり、手にも馴染んでふんわり化が進行してきている成長ぶりです。
今年はなにかと持ち歩き率多めなせいかも。
↑ 毎年これを撮るの、家族の集合写真みたいに恒例になってきました。
そろそろ横幅が足りないですね。
普段は、過去2年分くらいを手元にの引き出しに常備し、それより前のは箱のなかに立てて本棚に置いてます。
(下写真。12冊だとぴったり一杯になるなあ。)
使い方は毎年、基本的なことは変わってないのです。
私にとって唯一、出掛ける時に持っていく手帳なので。
(家から出た時に)書いておくと便利なこと
を中心に淡々と。→となると、お金の出入りや家事関連、欲しいものについての仕様メモなども多めになってきます。
うしろのメモ欄は、愛用ボールペンの替え芯型番一覧から、バスの時刻表、病院診察時に先生に話すことを箇条書きにした長文に至るまで、やはり「(持っていくその場所で)役立つ記録」で埋まってきています。
毎年言ってますが、「能率手帳ゴールド以外の手帳(主にToDo系)は気の向くままにいろいろ試す」方針になってます。
綴じ手帳からいきなりシステム手帳になったり、もうコロコロ変わる。
それがまた楽しかったりもするのですけれど。
能率手帳ゴールドという「核」が存在するからまあいいやという感じになっているのです。
そして、そろそろ新しい投稿をさせて頂くべきなのかもしれませんが、いま書くとしても特に内容変わらずな気もするのでこれでいいかなあというのが下リンク先の記事。
○同じ手帳を同じ方法で長く使い続けるということ | みんなの手帳部 | 日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)
一時期、ToDo管理なども全部ここに一元化してみようかと思ったのですけれど...
ちょっと試したら途端にギッシリ(字が込み入りすぎていて自分でも読めない)となってすぐやめてしまいました。
時間軸も特に使ってないかなぁ。
下写真のように「6時のところに線を引く」は昨年から続けていまして。
この線の右側の空間に支払い金額や届くモノの予定などを書いておくとページ内の景色が整理され、新しく引き出しをつけたような感じとなり気に入ってます。
今年の表紙の裏はこんな感じです。
思い入れがあったりなかったり、な適当さで「おぉ」と思った何かを貼っていたら、既に隙間がないので次のページも使うことになりそう。
裏のポケット側の工作は下リンク先の記事に書きました。
●過去記事:能率手帳ゴールドを装飾 + ペンホルダーを工作してみました。
というわけで今回もまた、愛用者の皆様、お揃いでよろしくお願いいたします。
●能率手帳ゴールド関連の過去記事●
・2018年能率手帳ゴールド、11年目が届きました。
・2017年能率手帳ゴールド、10年目が届きました。
・2016年能率手帳ゴールド、9年目が届きました。
・2015年能率手帳ゴールド、8年目が届きました。
・2014年能率手帳ゴールド、来年で7冊目です。
・2013年「一番欲しい手帳を早々に購入」という対策が効きますように。
・2012年・能率手帳ゴールド、6冊目を買いました。
・2011年・能率手帳ゴールド、5冊目を買いました。
・2010年・能率手帳ゴールド、4冊目を買いました。
・2009年・能率手帳ゴールド、3冊目になりました。
・2008年・はじまりは、能率手帳ゴールド。
・2007年・手帳買い、とりあえず終了(と誓う)。
・手帳を問わず、の手帳本。
↑おすすめな手帳本「能率手帳の流儀 」のレビューです。
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2018.04.27
「グリフィー」というノートを使いはじめました。
発売のニュースを聞いてからずっと気になっていたノートです。
こういうのは大都会の文具店にならありそうだから、実物を見てからだな...
などとうっすら考えていたのですが。
隣駅のショッピングモール内の売場で発見。
試し書き出来る紙見本の束が並ぶ専用什器に収められており、実際に手に取って開いたりすることも出来て。
わあぁ...と感動したのでした。
上記サイト内にて仕様詳細を知ることが出来ます。
筆記用紙、画用紙、アンチークレイド紙(高級クロッキー紙)と中身が3タイプある、ハードカバー製本のノートです。
このノートについてはおそらく、まずは画用紙やクロッキー紙タイプのほうに「使ってみたい」という関心が集まっているのではないかと思われるのですが、私はまっしぐらに筆記用紙仕様のほうへ。
昔から好きなんです、マルマンのノートの紙の書き心地。
製品により規格はさまざまなんですが、どれも私の手と相性がよいというか...。
今はもう売ってないけどボストンノートは大好きだったし、カバーノート(の本体)は常用+ストック継続中ですし、ニーモシネのメモ帳は旅中に欠かせません。
今度はどんな感じなんだろう、と本当に楽しみにしていたんですよ。
これはB6変形サイズ5ミリ方眼ノートですが、袋と帯状の説明書きを外すとかなり地味な雰囲気ではあります。
分厚くて頑丈、かつ高級感ある製本ですよ。
この、ましかくっぽい感じはノートブックとして新鮮で、ちょっと可愛いなあとすら思いました。
スケッチブックの規格サイズから割り出した形状だそうですが、わりとテンポ良く消化できる普通のB6サイズノートよりも横に広い分、書いていて"たっぷり情報を積み込める"感じがするのです。
『マルマンのオリジナル筆記用紙のなかで最もクッションの効いた柔らかな書き心地が特長です。
どんな筆記具でも書きやすく、特に万年筆との相性は抜群です。』
とある通り、90g/m²の厚みにも関わらず、ガチッとした硬さを感じないので書いていて疲れません。
文字どおり「筆が進む」というのを体感出来て、どんどん書き綴れるので楽しいですよ!
凹凸摩擦少なめなので滑らか系の質感ではあるのですが、書いてみるとそんなにツルツルした感じもなく、程よく調整されている感じ。
極細のペン先でも滑りすぎず止まってくれてエッジの効いたインク乗りなので、よりおすすめなのは細字(小文字でぎっしり書きたい)派の人かな。
万年筆使用にあたっては、インクの抜けや滲みは心配要らないと思われます。
下の写真ではモンブランのミッドナイトブルーを使っているのですが、EFペン先でも結構ブルーグレイ色の濃淡が確認出来(写真ではわからなくてスイマセン...)、なかなか良いインクだなあとあらためて思っているところなのです。
PUR製本という、接着剤を使った綴じなのですが予想していたよりずっと開きが良くて安心しました。
糸綴じの高級ノート的な、「自重でパタンとたいらになる」感じではないのですけれど。
普通に(ちょっと押せば)綴じ目近くまで開ききることが出来るので私は全く気にならないです。
栞ひもがついてなかったので、いつものように:この工作のためだけに箱いっぱいに収集している:幅広リボンをマスキングテープで後方の見返しに貼り付けました。
(リボンの先にアラビックヤマトをちょいと塗りつけるとほつれないことを学習。
能率手帳ゴールドの紐先にも施しています)
今回で何年かぶりに方眼のノートを購入したのですが、罫線はかなり薄く細いので視界の邪魔にならず使い勝手が良いです。
(最近流行ってる気がする→)バレットジャーナル的な手帳にするにも向いていると思われます。
B6変形と比較すると、小さいほうのA6のほうはかなりコンパクトな手のひらサイズに感じたのですが、同様にハードな製本で普通のノートとは全く違う頑丈さがあります。
持ち歩きの書き(描き)ものにも向いてそうです。
というわけで、早くも「廃番にならないうちにあと何冊か買っておくべきだろうか」などとノートマニア特有の思考が出現しているのですが、余計な心配ですよね...!
マルマンといえば現在「図案シリーズ」のさまざまな製品群で盛り上がっているところなので(スケッチブック60周年おめでとうございます)、グリフィーのノートはいくらかひっそりめに展開されている新製品に感じますが、ここはしっかりと愛用して応援したいと思います。
●関連過去記事:ボストンノートを使い始めました。
↑ 迫力ある厚紙でちょっと硬い書き味だったのですが、良いノートでした...(残念ながら今は見かけず。)
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○Amazonでは各種こちらです→ マルマン グリフィー
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2018.03.30
4月始まりの手帳をようやく購入しました(ほぼ日WEEKSエスプレッソ革)
かなり滑り込みな時期ではありますが、4月始まりの手帳を入手です。
さんざん迷いましたが今回はほぼ日WEEKSに決めてみました。
主に週間のToDoを管理する手帳は毎年必ず買っていて、大判の分厚いものからシステム手帳リフィルまで、その時ごとにいろんなものを選んできたような気がします。
WEEKSは2016年版が初めてでした。
1年飛ばしたので(笑)今回の購入で2冊目となります。
●2016年版の過去記事:ほぼ日手帳WEEKSを試し始めました。
昨年はシステム手帳に注力していたせいで綴じ手帳にほとんど目が行かなかったのですけれど...。
WEEKSは過去になんとか1年間使い通せたゆえの慣れと懐かしさもありまして、また書き込んでみたいなあという気分になったのでした。
そんなわけで今回はいよいよ革張りバージョンを選択。
エスプレッソという茶色革です。
1月始まり版が発売された昨秋にLoft店頭へふらっと見物に行ったのですが、(いかにも、いつもの私が選びそうな)ワインレッド革よりも茶革のほうに惹かれるものがあったのでした。
赤革と較べるとずいぶん地味な感じはしましたが、こういう茶色も好きだわ私!という感じで。
既に持っているいろんな革製品たち(バインダーやノートカバーやペンケースなど)と混ざっても、すんなり視覚的に溶け込んでくれそうな色味ですよ。
詳細は以下で解説されています。
○ファインクラシック / エスプレッソ - ほぼ日手帳 2018
手触りは、予想していたよりずっとすべすべと滑らか。
かなり薄い革を使っていると思うので、フンワリとかシットリというような感じはないのですけれど。
届いて数日の現在はまだほんのり革らしい香りもするし、なんだか嬉しい満足感なのでした。
○主な特長 - 週間手帳のweeks - 全ページ徹底解説 - ほぼ日手帳 2018
中身はいつものWEEKSです。
2016年版使用時の反省点
(メインの週間のところは活用できたけれど、後ろのメモページが全く使い切れなかったので年末にモヤモヤした問題etc.)
を踏まえつつ、いろいろ書き込んでみようと思います。
ボールペンで書くとけっこうポコポコと凹凸しやすい薄紙なので
(まあそれも味として楽しみたい気持ちはありますが)
前回で購入した下敷きも役立ちそうです。
写真のミントグリーン色のボールペンは、ドクターグリップのなかでは新製品で、0.5の芯が入っているのです。
○ドクターグリップ Gスペック 0.5極細 | 製品情報 | PILOT
アクロ300と同じ0.5ですが、がっしり太軸のドクターグリップで細字を書くのも楽しいんだよなあ。
(と、すっかりアクロインキ贔屓になりつつあります。万年筆はどうしたんだ!的な状態。)
●過去記事:ボールペン「アクロ300」がお気に入りです。
革装のWEEKSなんて、他の表紙のと較べるとコストパフォーマンス的にどうなのよ(中身は一緒だし。)という葛藤もありました。
・・・しかし。
ここでシンプルに1000円台のWEEKSにした場合、私は今回まちがいなく
「専用革カバーをどこかで注文 (例えば、今までバインダーやノートカバーをオーダーしてきたいろんな店のサイトをを彷徨いまくる。)」
などといった買い物にウキウキ走っていくと思うのです。
それに較べれば!
最初から革と一体化しているWEEKSの安上がりなことよ....!
○ほぼ日手帳 2018 weeks spring ファインクラシック/エスプレッソ 4月始まり ウィークリー 革←Amazonで買いました。(送料がかからないから)
というわけで、4月からよろしく頼むよの気分で頑張って活用していこうと思います。
既に、衣替えだとか、それに伴う断捨離予定の物リストなどなど、家事中心のメモで順調に埋まり中。
うしろのメモページどころか、2月末から今までのページも未使用なわけで、その空間もどんどこ書き込もう。←という、手帳購入時特有の過剰な意気込みだけは有る!
年末年始のシーズンは健康方面がイマイチでToDoや目標を練るような気力もなく、ダイソーで調達した見開き2週間(1ページ1週間)レイアウトのシステム手帳リフィルを使っていました。
今回のWEEKSは、そこからのバージョンアップということになるかなあ。
(ダイソーリフィル、100円とは思えないほどの使いやすさとなかなかの紙質で、シンプルに予定を書くだけだったらこれ本当にオススメです。
月間ブロック+週間ページのセットになっていて、バイブルとミニ6の2サイズ有り。
10月〜翌年1月まで入っています。
来年版、売り出されたらまた買わなくちゃ。)
と、このようにシステム手帳も引き続き活用します。
毎年購入しているBindexの週間リフィルも4月始まりで更新。
絵日記から日誌まで1年でコロコロ使いみちが変わるのですが
「とりあえず、バインダーに入ってないと寂しい」
の域に入ってきたほど私的な定番となっています。
今はちょっとした体調日記のような使い方。
これを入れているオーセンのバインダー、最近さらに艶が増して良い感じの革に育ってきてます。
●過去記事:「システム手帳 STYLE vol.2」を読みました。(ノックスブレイン オーセンのバインダーも使ってます。)
○能率 バインデックス 手帳 リフィル 2018年 4月始まり ウィークリー メモ バイブル BD022
↑ リフィル、Amazonではこちらです。
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2018.01.14
今年からの書きもの状況(まだ14日だけど...)のこまごま。
1月もなかばの時期なので、「年内の手帳構成はコレで行けそう!」となるかはとても怪しいのですが。
春始まりの発売を待ってフラフラしそうな予感は大あり。
とりあえず、順調に2週間の日々を飽きずに続いているもののひとつが、年末に駆け込み購入した博文館の日記帳となっています。
●関連過去記事:博文館の「横線当用日記」を使ってみようと思います。
B6判という、
"そこそこまとまったことを書き込める面積だけど、筆がノッてくると1ページでは言い足りないんだよなあ"
という絶妙なサイズ感が良いのだろうと思います。
(今までの経験上、手帳でも「ほんの少し狭いのでは?」と思う大きさのほうが長続きするような気がする...
この中でなんとかうまく埋めていこう...という挑戦も明日に繋がる意欲の1つ...なのかもしれない。)
紙面内、上部「摘記」の無地空間には、とりあえず毎食の献立は必ず書くようにし、右端に天気、本文の欄外コーナーとしてひと言メモのようなものを入れることにしました。
使用2週間ほどはずっと、ロイヤルブルーインクを入れたモンブラン149のM字、ときどきミッドナイトブルーを入れたEF字を使っています。
紙の書き心地はたいへん良くて、この件が最も「毎日書きたい」欲につながっている気がします。
柔らかいとはお世辞にも言い難いことで有名な149のペン先であるにもかかわらず、スッと繊細に吸い付くような筆記感があり。
ペン先を立て気味に走り書きする私の書き癖との相性もなかなか良いなあと。
●関連過去記事:万年筆をほぼ全部洗って1本から再出発した話。←今年に入って稼働中の「2本目」は149のMになったけれど、3本目はどれにしようかなあ!
という疑似的な増殖気分を満喫中。
そろそろ国産メーカーもいきたいところ...。
特にモンブランの中字ですと、国産メーカーの同ペン先に較べればだいぶ太めの線が出ますので、紙の上でインクが光りながら盛り上がる、多めのインクフローです。
その割にこすれて困ることもない良い感じの吸収具合の紙面であることもまた気に入っています。
そんなこんなでインクの消費も順調なので、このままロイヤルブルーを堅実に続けるか、ブルーアワーやグレーなどのレギュラー外で変化を付けてみるか?
なども楽しい悩みではあります。
博文館の日記の中でも横書きレイアウトの製品群は、西洋風または若い人向けっぽい雰囲気のデザインが中心。
縦書き版の渋みある日本画の箱や背皮の装丁などが、大人ユーザーとしてはちょっと羨ましかったりします。
こういうものの良いところは、どんなことを記しても他を巻き込まず「炎上」しないことかな(笑)
もちろん、あとから読み返して楽しいような件を中心に書いてますが、まあいろいろありますし。
幸いなことに、年齢的にもこういうデジタル世界の"慣れ年数"的にも、「ネットの知らん人たちにまで何でも打ち明けることはなかろう」の心境には到達しているので。
自分の環境の中だけでパーッと吐き出して静かに消化するアナログ日記帳の良さが今にしてわかるようになってきました。
実は、この当用日記より少し早くほぼ日手帳のプランナーも購入していて、こちらを日記帳として使おうと思っていたのです。
優柔不断なままほぼ"合わせ買い"してしまった博文館が勝利したせいで(笑)
正月からいきなりPlannerのほうがお蔵入りするか?
と危ぶまれましたが、読んだ本の感想や日々のToDoリストなど、ふらふらと書き方は変わりつつ雑記帳っぽく楽しんでいます。
単純に、トモエリバー紙の束が手帳構成に入っていると毎年安心するという「紙欲」的なものもありそうです。
過去数年に途中放棄したほぼ日手帳も、あとから「白紙を切り取って6穴あけて無理矢理システム手帳に綴じたもの」がいま現在けっこう重宝しているので。
薄さと軽さが「ちょっと補助的にメモを書いて挟み込んでおくページ」として便利なのです。
ちなみに下写真の左端のペンは、呉竹の「手紙ペン」です。
cocoiroのブルーブラック芯を入れています。
筆ペンというよりはほぼサインペンに近い使い勝手なので書きやすく、特にこの軸は冬っぽくて本当に綺麗です。
●関連過去記事:雪柄の蒔絵軸が増えました。(手紙ペン)
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2017.12.23
博文館の「横線当用日記」を使ってみようと思います。
毎年言ってるような気がしますが、12月頃からの手帳売り場の誘惑はなかなか抵抗しがたいものがあります。
特に、書店に特設された日記帳のコーナーは季節感があって好きです。
立派な装丁の箱入り仕様や、3~10年分が書ける分厚い連用日記etc.
普段の手帳と見分けが付かないようなカジュアル系から 昔ながらの重厚デザインまで、日記帳っていろんなのがあるのだなあと。
新年からここに向かって粛々と文字を埋めていき、一冊の自分史が出来上がる喜び。
・・・そんなはげしい妄想がいちばん盛り上がるのが、新年直前の今なんですよ!!←皆さん覚えがありますよね
いやあ、こんなにド直球な形式の1年型日記帳は大人になってからは初めてなので。
果たして本当に使うかな?と直前まで悩み、
(けっきょく今も半信半疑なままですが)
思い切って入手してみたのが、博文館の当用日記です。
正確には「中型横線当用日記〈上製〉」といいます。
○博文館新社|当用日記(よこ書き)-1月始まり ←博文館の日記帳ページ
サイズはB6で1日1ページの横書きレイアウト。
箱入りの頑丈ハードカバー製本で「そんなに大きくないね」という第一印象だったものの、手に取ると辞書のようなずっしり密度感に驚きます。
外箱は掲載画像のように主に年号が書いてあるだけなので、干支絵で装丁されているA5版(大型横線当用日記)のほうが可愛いなあという思いはありました。
とはいえ、さすがにこの大きさは自信がないわと断念...
しかし、筺を外してみると象牙色地にDIARY2018と金文字が押されたシンプルな本体が現れ、その上品さに心惹かれます。
見返しと栞紐の、ティファニーブルー的な淡い水色も紙色に馴染んでいて良いなあ。
(この配色は年によって違うんでしょうか?)
メインの書き込み部分は、上段に設けられた摘記空間の下に7ミリ罫が18行。
B6のLIFEノーブルノートや、サイズ感がだいたい同じフランクリン・プランナーのリフィル(コンパクトサイズ)を普段から使っている経験上、これは
「"勢い"があれば埋めるのは呆気ないほど簡単。しかし、そうでない時はなかなかね...。」
という、絶妙な筆記面積と言えます。
なんだかんだで、半分くらい埋まれば超上出来。
程度に目標を下げて使っていくことに決めました。
紙質は、中性紙「200年ペーパー」とあり、僅かにクリームがかっています。
さすが、日記帳老舗の博文館の紙、ものすごく書きやすいです。
ペン先が軽やかに走る良い音がしますよ。
(既に後ろの補遺ページから筆記を始めています。)
後ろには「住所録」「出納録」をはじめとする各種のクラシックな覚え書きから、「世界各国要覧」などの付録ページもそこそこのボリュームでついてます。
折角なのできちんと活用したい....
とまあそんなわけでまだ1ページも埋めてない、やる気だけはキラキラしている現在ならでは。
のレビューでした。
さてどうなることやら。でも、楽しみよ!
○Amazonで買いました。→ 博文館 日記 2018年 1月始まり 中型横線当用日記 上製 B6 No.011
○縦書きや連用日記など、その他はこちら。→ 博文館 日記帳
★関連過去記事:
・来年は「懐中日記」を使ってみようと思います。
↑これは春頃に日記としての使用はフェードアウトしてしまいました…..。
コンパクトさゆえに日々のネタ帳っぽい使い方となってしまい、他の手帳と役割がダブってしまったのが敗因。
・10年日記を買いました。(伊東屋プレミアムレザー版)
↑9年目が終わろうとしています。毎日少しづつやればラクなのに。
といつも反省しつつ一気に大量まとめ書き….
この日記帳も博文館製です。
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2017.12.15
能率手帳ゴールドを装飾 + ペンホルダーを工作してみました。
10年目が終わろうとしている能率手帳ゴールド、月末ぎりぎりまで使い切るつもりでいますが
(表紙の革が、傷だらけではありますが良い感じのふかふか柔らか仕様に育ってます。
年末ならではのお楽しみ。)
さすがにそろそろ来年版へ引っ越しの準備を始めています。
同じ色のインク、しかも黒やブルーブラックインク系統でページを埋め尽くすのが好きな私の手帳やノートは、普段からものすごく地味です。
しかし!
何故か、能率手帳の裏表紙だけは気合いを入れて賑やかに飾り付けるのがここ数年のパターンになってきました。
毎回似たような感じではありますが、左側のポケットが丈夫なビニール製になってちょっと進化です。
これおそらく、2016年版ほぼ日WEEKSの付属品だったんじゃないかな?
使わないまま取っておいたんだと思います。
ポケット裏の粘着力も抜群なので、うっかり曲がって貼り付けるとそれでおしまい、びくともしません(涙)
手作りポケットだった以前はしょっちゅう剥がれ落ちていたのですが、今回は大丈夫そう...。
以下は、過去記事にアップした画像の再掲になりますが、昨年と一昨年の後ろポケット。
左側に使っているのは、半透明のグラシン紙です。
そして最近、能率手帳ゴールドの後ろポケットに差し込むだけの、簡易式ペンホルダーを工作したら非常に使い勝手良くて。
5×3サイズの情報カードを土台にして、名刺サイズの情報カードで輪っかを作ります。
お好みのペンの直径に調整したらホチキスで留め、補強を兼ねて全体をマスキングテープで覆うだけ。
名刺サイズのほうはあらかじめテープを貼って置いた方がいいです。
使うペンに合わせたクリップ位置に輪っかを付けますが、あまり下のほうにするとポケットの高さにに干渉するのでご注意を。
2種類の情報カードを持っていればハサミすら要らないのです。
マスキングテープの直径は太めのほうが作業は早めに終わります(笑)
もちろん厚紙を切って作成するとよりしっかりしたものが作れると思います。
土台は5×3カードよりもう少し大きい、:例えば手帳付録のメモ帳くらいの:ポケット内にピッタリはまるサイズの方がぐらつかないかと。
この手帳、柔らかい革なのでボールペンのクリップを直接挟んでしまうとけっこう凹み傷が出来るんですよね。
(愛用のSignoRT1、唯一の不満はクリップ内側の軸側にも、向かい合うように出っ張りがあるのです。
ここが当たって革が凹むのだ....)
というわけで手作り感満載ですが、よくあるクリップ式のペンホルダーと違い本体の革に傷がつかないし、不要時に取り外せるのも良いし、来年の手帳へ引っ越すのも簡単。
(まだ17年版をごりごりと使用中なので。)
これはボールペンに合わせた小さめ直径ですが、万年筆が入る位のサイズも作り足そうかと思ってます。
鉛筆サイズからモンブラン149に至るまでの太軸仕様まで、好きに作成出来るのも良いのです。
材質的に、通勤に日々持ち歩くようなハードな運搬には寿命が短そうな気がするんですが...
(樹脂板+革みたいな仕様の製品版がいつか出ないかな)
いつも使うペンが必ずくっついているというのはなかなか便利であると、使用10年目にして初めて気付いたのでした。
★関連過去記事:能率手帳ゴールド、11年目が届きました。
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2017.12.08
「システム手帳 STYLE vol.2」を読みました。(ノックスブレイン オーセンのバインダーも使ってます。)
昨年に続き2号目になるわけですが、期待通りとても面白かったです。
○システム手帳 STYLE vol.2←Amazon(紙版/Kindle版それぞれあります)
システム手帳なんて、昭和の流行遺産←....ひどい言い方だな!みたいなものなんだろうと思っていた時もあったのですよ。
しかし!
ここにきてどんどんいろんな製品や使い方の提案が出てきて。
このような"専門本"も刊行されるし、若い年代の文具好きな人たちのステキで楽しい使い方をSNSやブログでたびたび見せて頂いてるし。
自分自身も、(学生時代の懐古以上の)新鮮な気持ちでなんだかハマってる....
というわけで、確実かつ嬉しい盛り上がりを感じている近年なのです。
本誌から得た情報のひとつで
「えっ、そうなの?」
と目からウロコかつさっそく実践した件が、
最小のミニ5から最大のA5に至るまで、ちょっとした工夫で全部同じバインダーに綴じることが出来るということ。
知らなかったの私だけか?
全サイズのまとめ方が図解で丁寧に説明されていたので非常に役立ちました!
というのも最近、ミニ6のダイアリーリフィル
:まさかダイソーで月間と週間のセットリフィルが買えるとは思わなかった!安すぎてなんとなく紹介しにくいけどとても使いやすいものです....:
にまとめていた日誌的記述がどうにも面積が足りなくて。
バイブルサイズの同様なリフィルに移行したらちょうどよく快適だと気づき、バインダーを引っ越したのです。
とはいえミニ6時代の情報を見返す頻度も多いので
「これバイブルの方にまとめて綴じたら便利だろうなあ。でも余計な穴を上から空けないと駄目だろうな」
と考えていたところでした。
早速、うまいことミニ6のリフィル達をバイブルのほうに引っ越しさせることが出来て重宝しています。
こういう"合わせ技"が出来ると知った今、いろんなサイズのシステム手帳を使うことに対する意欲がぐっと増してきました。
(「違うサイズのをごちゃごちゃ使っても、リフィルがばらけちゃうからなー」という思いが原因でバイブルサイズ以外に物欲を向けない傾向にあった気が...)
そして今まで何度も
「一度も使ったことないけど、どうしようかなあ」
と思ってきたミニ5のシステム手帳、実はすごーく気になってます。
上記の合冊ワザの件を読んでだいぶ気持ちの敷居が低くなってきて。
使いこなしている方々も楽しそうだし、魅力的なバインダーがたくさんあるのだと知りました。
ああどうしようかなあ。
(踏み切れない理由のひとつはROGAN。ミニ6すら手が離れがちなのに...。)
バインダーだけでなく「最新リフィル研究」の特集も、これは保存版とすべき貴重な資料になりました。
特に、ダイアリー部門(日付入りのもの)は、各社のものがレフト式やバーチカルなどレイアウトごとに網羅されていて。
見本を触ることこそ出来ませんが、店頭でじっくり見較べて検討するに近い体験を得ることが出来てとても便利!
自作派の方々にも、参考にすべき使いやすいレイアウトの見本として必ず役立つと思いますよ。
私は、リフィルはかなりBindex贔屓ではあるのですが、話題のPLOTTERや老舗のFILOFAXも理想に近いデザインだと気付いた次第です。
この方面で残念に思うのは、1日1ページの日付入りバイブルサイズリフィルを作っているところが少ないこと。
結局、無難かつ展開度の高さで(ただし、フランクリン専用またはバイブル幅広型バインダーじゃないと綴じるの無理な)フランクリン・プランナーを選ばざるを得ないのがちょっと惜しい...。
というわけで、この流れでシステム手帳話を(無理矢理)続けます。
これは銀座の伊東屋で昨年購入した、ノックスブレインのオーセンというバインダー。
○AUTHEN/オーセン | knoxbrain30周年記念モデル システム手帳←ノックスブレインの解説HP
ずーっと憧れて物欲をあたためてきたものだったのですよ。
余計なパーツが無いシンプルなデザインも革の触り心地も、ものすごく気に入っているのです。
背を下にして手のひらに乗せると、その丸みと相まってフンワリすべすべの触感がまるで肌に溶け込んでいくかのよう。
素敵な革なんです。
スナップ留めのくるみタイプのデザインもあるのですが、こっちの見た目は何の飾りもない最低限な形状なのでかなーり地味。
しかし!
所有欲を満たすに相応しいクオリティがあります。
ついているペンホルダーはどちらかといえばクリップを掛ける程度の直径のもので、とても小さいです。
でもここに、たとえばペリカンやモンブランの金属製クリップを差し込むと、「きゅるっ」と良い音が鳴るのですよ!
金色のクラウゼ製リングは15mm径のもの。
クラウゼのパーツを使ったバインダーはいくつか持ってるのですが、ゴールド仕様は初めてなのです。
シンプルなバインダーにキラリと光るリングの豪華さにもワクワクするのでした。
ちなみに、フランクリン・プランナーのリフィルは残念ながら5ミリほどはみ出す巾です。
※下画像、青いリフターは別途購入しました。これもノックスブレインのものです。赤色と使い分けてます。
そんなわけで
購入1年以上経った今も(大事にし過ぎて)ほぼ飾っているというか、撫でるばかりであまり使いこなせていない状態なのを反省中....
さてどうすればいいかとなった時に今回の「システム手帳STYLE2」のページを読んだのです。
(システム手帳STYLE2の8-9ページにあるのと同じバインダーなので、開いた感じはここをご参照下さい。
きちんと使い込んでるとこういう雰囲気になるんだなー!追いかけるぞ。)
情報の取捨選択を常に行うことで「情報漉し器」として生きてくるというお話に深く頷く私。
現在、今までのリフィルをストック用の箱と現役のバインダーに分ける作業からゆるゆると始めており、これが完了した暁にはオーセンも主力バインダーに仲間入りしている予定!
EvernoteなんかはwebクリップやスキャンデータやPDFをバンバン放り込むだけで全然整理してません。
「必要なものは検索すれば勝手に探してくれるからそれで良いさ」
と割り切り、実際それでストレスなく使っているんですよね。
しかし、システム手帳は電気を必要としないぶん、情報の再構築やレベルアップも手動で行うことが必須。
そんな作業こそがアナログの道具を楽しむ醍醐味のひとつなのかもしれません。
○KNOX ONLINE SHOP - AUTHEN←ノックスブレインの公式オンラインショップです。
★関連過去記事
・コードバン革のシステム手帳バインダーを購入しました。
現在のメインはこのバインダーなのです。
薄めのジャストリフィルサイズって、ちょっとした記録をつけるのに本当に便利なのです。
酷使しても美しさを堅牢に保つブレイリオのコードバン、やっぱり好きだよ....
・「システム手帳STYLE」を読みました(絵日記が掲載されました)
1冊目(vol.1)も是非!
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2017.10.25
手帳絵日記8-9月編
8-9月分の絵日記です。(まだ続いてる!)
一日あたりの面積を半分:リフィル1ページを8分割:に小型化したおかげで、数日おきに書き入れてもすぐ埋まることや、シンプルにちょうど4ページで1ヶ月が見渡せることなど、なかなか良いことづくめです。
無地のリフィルに線を引いて作っていますが、ここ一ヶ月程、Pen and messageで購入したリフィル「筆文葉」を使っています。
○Pen and message. 万年筆 & ステーショナリー
○筆文葉のある生活 | システム手帳ブランド「筆文葉」のオフィシャルサイトです。
どれも使いやすそうなので、いろんな罫線のものをひと揃い購入してみました。
無地のものですと、ページ内をいくつかに等分するためのマークがサイドに小さく入っており、これを使って定規だけで絵日記の分割罫線もラクに引けるので気に入ってます。
紙は、ちょっと硬めでしっかり厚く、凹凸も大きめな感じ。
私は、こういう紙は万年筆よりむしろボールペンやペンシルで書きたい気がするので、シグノRT1愛用の現在、非常に心地よく使い進んでいます。
(絵日記用は太さ0.28を。)
いくらかクリームがかった地色ですが、色鉛筆も楽しい描き心地です。
当記事を含めた、今までの絵日記まとめは下記リンクからどうぞ。
Instagramでも公開中です。
あちらでは、片面づつ埋まったら公開しています。
●手帖絵日記 バックナンバー(2015年4月分〜)
●関連過去記事:「システム手帳STYLE」を読みました(絵日記が掲載されました)+ 手帳絵日記6月編
システム手帳STYLE、もうすぐ2冊目が出るそうですよ!!
↓
○システム手帳 STYLE vol.2
システム手帳熱、ひきつづき全く衰えていない
(いずれ後述しますが、とっておきのバインダーもこれから使いたいし。来年は「能率手帳ゴールド」以外の綴じ手帳は興味なし...)
ので、vol.2の発売を楽しみに待ちたいと思います。
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2017.10.09
来年版のフランクリン・プランナー(1日1ページ版)のリフィルを買いました。
日々のメイン書き込み用として現在順調に書き進んでいるので、フランクリン・プランナーの1日1ページ版、2018年版のセットも購入しました。
来年もまだまだシステム手帳メインでやっていきたいので。
各種綴じ手帳の誘惑をなんとか振り切りつつ(笑)続けていきたいなあと。
●関連過去記事(昨年購入時):来年の1日1ページ手帳はフランクリン・プランナーでやってみます。
上リンク先でも書いたとおり今年版から1日1ページ版リフィルがすっきりシンプルなデザインに変更され、そこがとても気に入っています。
1日2ページ版も含め、今やデイリータイプのリフィルではフランクリン・プランナー以外特にライバルが存在しないというのもあるのですが。
もちろん、紙質や書き心地も好きだからこその愛用です。
相変わらず時間軸は無視して、その欄は箇条書きメモに使う自分勝手な使い方なのです。
1週間コンパスだとかミッションステートメントだとか、フランクリン・プランナー特有のフォームに沿って何かを書いたこともほとんど:いや、全然:無いのですけれど....
だからこそ10年来、つかず離れずで使用が続いているのだとは思います。
もちろん、ToDoの組み方や領域の切り分けなど、それなりに要点は身につきました。
でも、あのルールに日々厳格に従っていたら会社の研修やってるみたいで、私はおそらく疲れてしまうはず...と予想します。
ほぼ日手帳とさほど変わらない気楽さでも付き合える(超自己流運用を許してくれる)懐の深さも、フランクリン・プランナーの魅力であり、システム手帳の利点だと思うんですよね!
フランクリン・プランナーの特徴のひとつでもあるタブ付きの月間ブロックも使いやすいです。
見開き1ヶ月、というよくある構成でなく裏表あわせてたっぷりと書き込める「2枚で1ヶ月」という月独立型の仕組みであることもよく
(このタイプの月間リフィルは、バイブルサイズならノックスブレインで展開されています)
このリフィルのおかげで、月単位のToDoを綿密に書き並べる習慣もついてきました。
そこから、週間や日々のToDoに落とし込んでいくのが便利なのですよ。
バインダーは、しばらく控えに廻っていたフランクリン・プランナー純正のオイルクロコを秋から使っています。
まだまだ綺麗なので10年選手には全然見えない...
年初に届いた赤革バインダーと半年交替くらいで着せ替えていこうかと計画。
このオイルクロコバインダーのいいところは、ペンがたくさん差せることかな〜
(ループにクリップを掛ける方式なら、片側に3本づつくらいシグノが装着できる!)
●関連過去記事:フランクリン・プランナー用の赤革バインダーが届きました。
専用のリフィル保管バインダー+ケース(外箱)は、たっぷり入る容量と堅牢さでバイブルサイズユーザの方にもおすすめです。
(コンパクトサイズのリフィルとは穴位置互換。
上写真のように、バイブルのリフィルと混ぜて保管できるのがなかなか便利なのです。)
時折、本国アメリカのフランクリン・プランナーで展開されている可愛い系というかクラフトふうのパーツが数量限定で販売されることがあります。
花柄のページファインダーはなかなかのお気に入りです。
背景透明なので幅広な割に使いやすく、両面から花柄が楽しめます。
表面に保護ビニールが貼ってあるのを購入後1ヶ月近く気付かずに使っていて、剥がしてみたらその色鮮やかさに嬉しい驚き...
日本では特にお堅い印象のフランクリン・プランナーですが、システム手帳が(なんとなく)盛り上がろうとしている今、こういうラブリーな路線も良いよなあ。
というわけで、今のところは着々と「来年の手帳」が決まりつつある感じです。
年末駆け込みや、ネット上でコミミにはさんだ勢いでなんとなく買ってしまった日記帳や慣れてないレイアウトの手帳は、やはり早々に挫折してしまうことを(今年も)学習しました。
こんどこそ、堅実かつ無駄のない手帳構成で新年を迎えたいと思います...
○フランクリンプランナー オリジナル1日1ページ デイリー リフィル 2018年 1月始まり コンパクトサイズ 63853←Amazonではこちら。
○フランクリン・プランナー 2018年
↑1日2ページや週間バーチカルなどさまざまな種類が。綴じ手帳版(フランクリン・プランナー オーガナイザー)もあるのですよ。
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2017.09.28
「スケジュール帳がつくれるカレンダーシール」が便利です。(100円ショップ)
いちばんよく利用するスーパーの中に昨年ダイソーが出店して以来、しょっちゅう覗いています。
昔のイメージとは違って、最近の店舗は明るくて整頓されていて、お洒落な雰囲気!
「ああこんなのもここで買えるのかー....助かる」
と驚くことも多く、低価格帯のホームセンターとか文具屋的な役割もあるような気がします。
dマガジンを契約してからよく読むようになったのですけれど、商品レビュー系や主婦向け生活雑誌の「使える(おしゃれな)100均グッズ」の特集記事、最近とても多いです。
SNSで他の方がアップする写真を眺めて「おぉ買いに行かなければ」と決意する時があり、これもその1つ。
「スケジュール帳がつくれるカレンダーシール」
は、以前からこういうのが欲しいなと思っていながらも、ネットでフリー素材になっているPDF形式のカレンダーをダウンロードして印刷して切り抜いて貼り付けて...という作業を経て、まあここまで自分でやれば無料だから我慢しようかという感じでした。
(有名どころだと、こちらを昔からよく利用しています。
○pdf de calendar 2 | 200種超のリフィル(.pdf)を無料でダウンロード
根気強く印刷する気があるなら、一日1ページの手帳リフィルなんかも作れてしまう。
特定の市販手帳を使ってみたいけれど、自分に合っているかわからない...という時ありますよね。
ここで似たようなレイアウトのデータを見つけて数ページ分印刷して試すetc.などの用途にも重宝しますよ。)
これを売場で見つけたとき
「100円で買えるの(・∀・)」
と、かなり嬉しかったのでした。
私の場合、仕事の制作メモ用にはスケッチやメールの記録を貼ったりするので日付入りの手帳より普通のノートのほうが都合良く、月の頭にこのようにカレンダーを貼って進行管理をまとめる習慣になっています。
今まで長らく上記のように自作貼り付けしていたのですが、間もなくの10月分からダイソー購入のこれに切り替えることに。
(店舗によって違うかもしれませんが、文具でなくカレンダーの売場で見つけました。)
サイズはこれ1種類で、15×10㎝です。
写真のノートはA6ですが、B6やMolesekineラージでギリギリぴったりぐらいの横幅かも。
紙は思っていたよりしっかりした硬さがあります。
それでいて、「貼ってはがせる」のが売りの粘着力なので。
裏紙をはがすときに本体が丸まってしまったり、すこし反ったノート面に貼り付けたりたりすると端っこからじわじわと剥がれてくる確率は高めかも。
(まあそこは仕方ないと割り切って、更に糊付けしちゃいました。)
レイアウトのデザインは、特に安っぽさもなくごくごくプレーンなものです。
薄い罫線が引いてあって、3行ほどのメモも書き込めるようになっています。
10月〜来年12月分までの15枚が入っているのもお得。
日付入りのスケジュール帳でなく、普通のノートを手帳化している方(例えば Bullet Journal:バレットジャーナル など)にも、 取り入れおすすめなアイテムと言えます。
というわけで、まあモノによるとはいえ100均の文具もすごいなと思っているところです。
(マンスリーの薄い手帳類は特に種類も多くて絵柄の可愛いのが多い。
100円よりちょっと高い値段がついてるんでしょうけれど、システム手帳バインダーとか、トラベラーズノートっぽいものもあるんだそうで...!)
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2017.09.15
能率手帳ゴールド、11年目が届きました。
2018年版も届きました。
来年も「必ず使う」と断言できるのはこの手帳くらいなのです。
他の手帳類はじっくり年末までに検討しよう....と購入自制中。ってまだ9月だよ!
昨年購入の過去記事はこちらです。
●能率手帳ゴールド、10年目が届きました。
2017年版、名入れで注文して気に入ったので、公式オンラインショップにて同じように頼んでみました。
ただし、今回は「パークアベニュー」という書体に。
昨年の「カーシブ」書体は華やかな印象ですが、パークアベニューの落ち着いた感じも捨てがたく。
だったら毎年交代で入れれば良いのでは?という結論で。
○2018ゴールドネーム入れについて | JMAM eショップ手帳の店
通販で買うようになってから、こういうのも有りだよなあと毎回楽しみにしているのが
「どんな感じの革で来るか?」
ということ。
山羊革であることには変わりないのですが、シボや光沢などの僅かな個体差が毎度さまざまで....おみくじ的に期待するようになりました。
箱をあけて店頭で選びたいと思った年もあったのですが、偶然の出会いに任せるのも良しです。
2017年が比較的シボ大きめかつツヤツヤの光沢で、けっこうワイルドな質感であるのに対し、今回届いた2018年版は非常にきめ細かい手触りのものが届きました。
シボもこまかく凹凸もほとんどわからない一様さなので....
一瞬「革じゃないバージョンの能率手帳を頼んじゃったかな?」と触ってみたほどです。
(ふっくら柔らかで安心....)
去年のようなテリのある表面と違い、びろうどのような柔らかいツヤなのも面白い。
というわけで、今回の出会いもまた個性的で満足!
柔らかめの革で繊細そうに見えますが、酷使しても割れたりヨレたりしない作りの良さは絶大に信頼しています。
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○能率手帳ゴールド 2018←Amazonではこちらです。(名入れ無し。小型版も選択できます。1000円台のは合皮表紙版で、紙質もちょっと違います)
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使い方は長らく変わらずでしたが、実は8月あたりでちょっとだけ変更を試みました。
この手帳を試し始めた初期の頃(10年近く前)、多くのことを一元化しようと記入項目を詰め込んでみたのですが、このサイズの手帳ではとても足りないことに気づきました。
それ以来、週間ToDoや行動目標などは別手帳に分けてきたのですが。
10年も経てばそれなりに洗練(?)された記入が出来るようになっているのかもしれない...
と、再び週間ToDoのコーナーを右ページ三分の一ほどに縦線を引いてゾーン分けして使いはじめてみたのです。
(下写真のような感じ。もともと、こういうエリア分けを前提にしたポッチが右ページに印刷してあるんですよ。)
正直、このレイアウトはとても便利でした。
週間の用事がここに全て集まっているせいで「これ1冊を開けば」確認できるし、字を小さめにして詰めていけば面積が足りないという程でもなく。
わーいこれからはますます手放せない密度の濃い手帳になった!
と喜んでいたのもつかの間、開く度に「目が疲れる」という異変に襲われて。
この方式、あっけなく挫折となりました。
字があまりにも小さく詰まりすぎていたことにより、開いたときの焦点が一瞬合わなくなるのです...。
この顛末をSNS上で告白してみたところ
「手帳を書く者にとって一番の天敵は、ペンでも紙質でもなく、roganなのです」
という名言コメントを頂き、深く頷いた次第。
いやもう、ほんとそうです。
という短い挑戦を経た後はいつも通りの、「長持ちする内容のメモ書き」中心な使い方に戻り快調です。
以前載せて頂いた下記ページもご参考ください。
○同じ手帳を同じ方法で長く使い続けるということ | みんなの手帳部 | 日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)
今回、ユーザー専用のゴールドメンバーズクラブなるものが開始されるようなので、(金色の会員証欲しさに!)さっそく入会もしてみましたよ。
※必要な申込番号は手帳に同梱されています。
というわけで、毎度の"扇形にずらっと並べた記念写真"も撮り終え、いよいよ11冊目に突入です。
表紙の革も金色断面も、新品の艶やかさ(通称:焼き海苔光)が眩しいばかりですが。
使用中の2017年版の表紙もいよいよふっくらに磨きがかかってきたばかりの時期です。
(それにしても今年は貫禄ある爪傷が大量についちゃいました。
ボールペンのクリップをザクッと差してあちこち持ち歩く機会も多いので、まあ仕方ないか...)
まだまだ年末ギリギリ迄、使い込みますよ!
●能率手帳ゴールド関連の過去記事●
・2017年能率手帳ゴールド、10年目が届きました。
・2016年能率手帳ゴールド、9年目が届きました。
・2015年能率手帳ゴールド、8年目が届きました。
・2014年能率手帳ゴールド、来年で7冊目です。
・2013年「一番欲しい手帳を早々に購入」という対策が効きますように。
・2012年・能率手帳ゴールド、6冊目を買いました。
・2011年・能率手帳ゴールド、5冊目を買いました。
・2010年・能率手帳ゴールド、4冊目を買いました。
・2009年・能率手帳ゴールド、3冊目になりました。
・2008年・はじまりは、能率手帳ゴールド。
・2007年・手帳買い、とりあえず終了(と誓う)。
・手帳を問わず、の手帳本。
↑おすすめな手帳本「能率手帳の流儀 」のレビューです。
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2017.06.27
シンフォニーノートを使い始めました。
だいぶ前に近所の文具店のセールで発見して長いこと仕舞い込んでいたのですが、最近から使い出しました。
ライフから出ているシンフォニーノートです。
楽譜の表紙を思わせるような素敵なデザインで、とても気に入ってるのです。
(花型装飾活字というものだと思うのですが)ぐるりと囲む細かい模様や、タイトル文字の部分は普通の印刷ではなく黒箔押しとのこと。
うっすらと艶もあり凹凸がしっかり指で確認出来ます。
横罫はこのチャコールグレー色の表紙で、その他5ミリ方眼の赤、無地が紺色です。
サイズはA4・B5・A5・B6の4種類あり、これはA5版。
100枚綴じのホワイトライティングペーパー製ということでつまり、「ノーブルノートをリングノートで使いたい」という発想で作られたものなのだそう。
(ノーブルのほうはクリーム色ですが、こちらは紙色が白。)
●関連過去記事:ノーブルノート(B6)を使い始めました。
ノーブルノートだけでなく、システム手帳用リフィル(ノーブルリフィルやホワイトヴィンテージリフィル)で使い慣れている、万年筆でもストレスの無い紙質なので非常に安心感があります。
横罫は8mmのゆったり巾で、太字の筆記具でも楽しむことが出来ます。
上下に大きめの余白があるところも好み。
(ここに日付スタンプやページナンバー、使用のペン等の補足事項を入れるのだ...。)
※上写真では、裏表紙に幅広のリボンをくっつけて栞紐として使っています。
内側にマスキングテープで貼り付けるだけの簡単な工作。
栞の付いてないノートには、必ずやってるかも。
リングノートの良いところは、完全に折り返せるのでコンパクトにも使えることと、どのページでも水平にぺたりと開くことができる点だと思います。
方向によっては段差で書きにくくはなるのですが、1枚だけ引き出して革マットの上で書くなんてことも出来るのはリングノートならでは。
完全に個人的な趣味ですが、実用を狙ったスマートな仕様よりも「分厚い紙束を大型のダブルリングでまとめてある」という佇まいが好きなんですよね。
海外の学生用ノートみたいな雰囲気に憧れがあるのかもしれないです。
もう全然手に入らなくなってるので買い置きすべきだったと悔やんでいるんですが、マルマンのボストンノート、特に新版のデザインは好きだったなあ。
あの面影を追いかけているとも言える...
こんなふうに筆記具を収納できるのもなかなか便利で。
だたし、クリップの押さえが強めなものだと、抜き差ししている間に最上部のリングが曲がってくるんですね。
掛けるという用途には充分ですが、バネなどの付いていない、シグノRT1のペラッとした樹脂クリップぐらいの非力さが最適...。
リング式でもあるし、デザインも好きなのでカバー無しで使っていくことになるとは思うのですが、使っていくうちにちょっとづつ風合いが変わっていきそう。
もうすこし頑丈で硬めな厚紙のほうが良いような....。
という点が気になるぐらいかなあ。
とはいえ、横罫ノート好きの私には、紙色・罫線含めてかなり理想的と言えます。
このノートの主な使いみちは、日付スタンプを押しつつ雑文をマイペースで綴っていく用です。
調べ物などの真面目な使い方ではなく、「○○が欲しいけど無駄づかいになるからやめたほうがいいかねぇ」「そろそろ○○を片付けなくては」etc. 私的な脳内議事録を文章化して吐き出すような場所か。
く、暗い....!でも、誰にも迷惑かからないから楽しい...!
普段の手帳(スケジュール管理やメモ)的な用途はシステム手帳ばかりとなっていますが、気分を変えてゆったりと文章を書ける太め罫線の場所も欲しくなり。
A5のシステム手帳にすべきかだいぶ迷いましたけれど、手持ちの大量なノート在庫を活用するよい機会と判断。
8mmの横罫は、手持ちの大型/太字ペンを生かす使い方が出来て良いですね。
「地味だけどみっしり」な景色が好きなので、1ページのなかでインク色を替えず、ばーっと書いていくのが好きです。
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○シンフォニーノート←Amazonではこちらです。
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2017.04.21
システム手帳リフィルの保管用バインダーを買いました。
昨年末に、システム手帳リフィルのある程度まとまった枚数を保存するバインダーを探していることを書きました。
●手帳絵日記10-11月編 + リフィル保存用バインダーを検討中です。
現在これらの絵日記がとうとう、今までのバインダー(25ミリ)に入らなくなってしまいました。
正確に言うと、「リング内にはもうちょっと収まりそうだけど、外す度にバラバラに散ってしまい出し入れが困難」という状況。
上リンク先記事にも書いたように、かなり大量に入る箱付きのバインダーならあるのですが。
もう一段階薄めの扱いやすいボリュームのものが欲しくて。
(リングサイズは20-30ミリくらい。)
このノックスブレインの保存用バインダーにしたのは、見かけが気に入ったからです。
布貼りで、背にラベルを入れるフレームがついています。
縁に補強金具もついていて、レビューでも「保管用というよりはじゅうぶん普段づかいに使える」という書き込みがある通り、しっかりとした作りなのが良いです。
(ポリエステル製の布地なので、汚れの手入れもしやすいかと思われます)
バインダーの横幅は、バイブルサイズの場合、フランクリン・プランナーだとちょうど月間タブが飛び出します。
フランクリン用にしたい場合、月間リフィルを使わないか、あえてタブを外に出して使いたいという需要向け。
背のフレームに内のラベル上には透明の樹脂板もかぶせてあります。
試しに、テプラの9ミリテープでラベルを入れてみたのですが、ぴったり巾なのでイイ感じです。
マスキングテープなど使ってもう少しカラフルにも作れそう。
複数冊並べても非常に分かりやすいし、時系列で集めればアルバムのような雰囲気も出せそうです。
というわけで、値段重視で保管向きのならば数百円からあるとは思うのですが。
15ミリくらいなら100均にもあったりするのかな?
見た目の付加価値を考えるなら20ミリ厚で1620円というのはお買い得じゃないかと思いました。
●関連過去記事:無線対応の新しいテプラ(SR5900P)でトラベラーズノートの背ラベルを作ってみました。
これは「シルバー」という色味ですが、
かなり明るめの"白っぽいグレー"といえる布地です。
織り目の光沢で涼しげな銀色に見え、なかなかスタイリッシュな気がします。
他に黒地もあり、この質感ならばどちらの色にするか非常に迷うところです。
私の絵日記リフィルの場合、約2年分を収めることが出来ました。
通常のスケジュール管理などの事務用途な使い方ならもっといけるでしょう。
下記ページによると、20mmなら180枚入るらしいのです
(...が、これはきっと新品に近い状態の真っ直ぐな紙で換算していると思う。)
○システム手帳初心者の方へ(システム手帳について):KNOX
この保存用バインダー、バイブルだけでなくリフィル各サイズ用に同デザインで20ミリ厚が揃っているのも魅力です。
リフィル保管だけでなく普段の机上づかい用途としても使える作りとデザインなので、私の場合「A5をもうひとつ増やすならこっちでもいいんじゃないか?」という感じも。
ミニ6やナローで20mmのボリュームというのも珍しいので、このリフィルサイズをお好みの方にはたっぷり綴じるサブ用としてもかなりおすすめです。
ノックスブレインの公式オンラインショップからだと、この保存用バインダーに限っては送料無料(他のアイテムと同梱可)と知り、私はそちらで頼んでみました。
丁寧な梱包を開封すると手書きのメッセージまで添えられていることに感激しました。
○ノックスブレイン ファイリングバインダー:公式オンラインショップ
○ノックス システム手帳 リフィル ファイリングバインダー シルバー バイブル←Amazonでは各サイズ/色 こちらです。
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2017.04.11
手帳絵日記2-3月編 + 4月始まりの週間リフィルを使いはじめました。
今回も2ヶ月分のまとめ記事です。
あっという間に冬が終わってしまったなあ!
Instagramではほぼ毎週公開しています。
最近は、あんまり溜め込まなくなりました。
日記は記憶が新鮮なうちに書いたほうが楽しい...とようやく気付きつつあります。
終盤、(4月直前から)リフィル紙をBindexの日付入りのものに切り替えた件、下段に書きましたのでそちらもご覧下さい。
当記事を含めた、今までの絵日記まとめは下記リンクからどうぞ。
Instagramでも公開中です。
●手帖絵日記 バックナンバー(2015年4月分〜)
●関連過去記事:「システム手帳STYLE」を読みました(絵日記が掲載されました)+ 手帳絵日記6月編
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半年ほど、LIFEのノーブルリフィル(クリーム紙)やホワイトヴィンテージリフィル(白色紙)でこの絵日記を作ってきましたが、4月からふたたびBindexの見開き週間リフィルに戻ってみることに。
LIFEの無地リフィル紙には全く不満は無いのです。
単に、準備段階として無地の紙に日別の罫線を引いたり数字を入れたりするのがちょっと面倒くさい時があり(←書きものが好きな人々の間で「日付シート」なるものが人気の理由がわかってきた....)
だったら最初からそれらが印刷してある紙にすればいいよねぇ!という考えに行き着いた次第。
毎年買っていたBindexの週間メモ、うまく使いこなしたくて、この絵日記を始めるきっかけになったようなリフィルです。
「2017年版は珍しく買わずに済むのかも」と思っていたんですが。
やっぱり寂しくなっちゃったー
やっぱりこのレイアウトのデザインや薄クリームの紙色が好きだから、4月始まり版も存在していたなんて嬉しい誤算!
3月末ギリギリで届きました。
以前書いたように、使うインクやペンによっては裏抜けるのですが(と言っても、フロー多めのエラボーでカーボンブラックを使うなどの特殊組み合わせじゃない限りは全く大丈夫...)そこは上手に付き合っていきたいと思います。
また気分を変えて無地に戻ったりするかもしれないけれど、今後も、Bindexの週間は毎年なにかしら書き込んでいく愛用リフィルにしたいです。
●能率 バインデックス 手帳 リフィル 2017 4月始まり ウィークリー バイブル BD022←Amazonではこちら。
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2017.03.19
ムーンプランナーをA5システム手帳に印刷して使っています。
ぽつぽつしか書かないときや空白期間もあったりしたのですが、この手帳とはだいたい3年目くらいのお付き合いになります。
そろそろ「2017春夏版(3/28〜10/19)」を購入しておきたいタイミングとなったので、記事に書いておくことにしました。
ぱっと見では、開くと約2週間分のブロックレイアウトの手帳です。
しかし、よくあるカレンダー通りではありません。
新月と満月の期間を区切りとしている配列が特徴。
各日付とともに刻々と変化する月齢のマークが記してあります。
書き込み欄は、先頭に位置する満月や新月の日が他の日の3倍ほどになっていて、上弦/下弦の中間日は2倍サイズ。
と、こんな変わった手帳ですが使い方は人によりいろいろだと知りました。
私自身も、日々の献立や読書の記録をつけていたことがあるし、仕事の進行状況を淡々とメモしていた期間も。
ムーンあんまり関係なし....
しかし、このムーンプランナーならではの一番おすすめかつ観察の効果があると思われる使い方は、やはり体調(心身)由来の関連事項を書いておくことかな。
月齢に行動ペースが「影響」される度合いは、性別や年齢層によってもかなり違いそうだし、個人差も大きいとは思います。
しかし2,3ヶ月続けて記入しているうち意外なほどに、多くの行動や心持ちが、だいたいこの周期で波をもっていることがわかりました。
そして年齢由来の(なんとなくレベルの)不調や気分の上下なども、「次はこのあたりでこう来るね!」とざっくり予測もできるように。
たまたま使いみちを思いついた10月位から、そういう内容で熱心に自分観察日記をここに書き入れてます。
読み返すのもイヤになるような悲惨な日もないわけではありませんが、後々も役立っているし、面白いです。
勉強や習い事やエクササイズetc. 自主的に続けていることの、毎日の達成推移などをつけていくのも良いですよ。
(天気や気温、やる気の割には行動が伴わなかった・いつもより進んだので楽しい などの一言も添えるのがおすすめで。)
こういうのもやっぱり、記録していくことで自分のパターンが見え、それによって今後の予測や改善すべき点が見えてくるというわけで。
こういう記録は、他の手帳やノートでやっている方も多いとは思います。
しかし、ムーンプランナーならではのレイアウト、けっこう好きになってしまいました。
満月や新月の日の書き込み欄の時点でこれまでの総括をしてみると、なるほどここのブロックが他の日より大きいのは理にかなっているな!
などと愛用者目線で感心したりも。
冊子版(B6判:税込み1512円)以外に、自分で印刷できるPDF版(648円)も販売されていて、私がいつも使っているのはこちらになります。
○ムーンプランナー(データ版) | オンラインショップ | MOON PLANNER 【ムーンプランナー】
PDFなので、出力する紙のサイズが自由に設定出来ることが都合良く、自宅印刷することで好きな紙質や仕様(システム手帳リフィルやルーズリーフなど)のものが使えるというのも有り難い。
PDF版の場合、紙版の見開きの状態(紙版2ページ分:新月-満月の間隔分)が1ページになっています。
私は、上の写真のようにA5のシステム手帳リフィルに見開きをそのまま両面印刷して記入蓄積中です。
使用は横向きになりますが、リフィルいっぱいの面積が使えて快適。
紙はLIFEのノーブルリフィル無地です。罫線が薄いので方眼にしても良かったかも。
こういう印刷は、各自のプリンターの設定でも違うので、そこらの裏紙で何度か印刷を練習してからにしましょう。
1ページがB6の紙版よりはいくらか小さいサイズとなりますが、この「A5に縮小して印刷」はわりとおすすめな設定です。
ちょうど中央で切ったり折ったりして分けることで、紙版の1ページづつに相当する範囲となります。
更に周囲余白を切り取れば、ほぼ日手帳などのA6の手帳や測量野帳、バイブルサイズのリフィルに貼り付けるのに最適なサイズとなるのです。
単語や記号を使えばまだまだけっこう情報量が入る判型です。
貼り加工の場合は、本体の膨れを抑えるためにもなるべく薄い紙を選んだほうがいいです。
私はオキナのプロジェクトペーパーに印刷していました。
左の写真は使いはじめ当時に撮ったもので、土台は測量野帳です。
下部の余りはメモ欄としても使えるので、なかなか便利でした。
というわけで、私にとっては「ちょこっと書きする日記帳」みたいなものですね。
あまり使いみちが定まらなかったA5システム手帳も現在これで頻繁に手に取るようになり、楽しく使っています。
●関連過去記事:A5のシステムバインダーを使い始めました。
↑ 2011年に購入したダヴィンチの薄型バインダーをずっと使っています。
スケジュール類もシステム手帳を常用している現在、A5のほうもいくらか重厚感のあるものに新調すべきかとしょっちゅう考えるのですが...
リフィルぎりぎりのジャストサイズと軽さに愛着があり、変えられず。
最近は、いい感じの光沢も出てきてるんですよ。まだこれでいいや!
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2017.03.04
システム手帳のクリアフォルダリフィルを自作してみました(フランクリン・プランナー用)
フランクリン・プランナーには「1週間コンパス」という、けっこう便利な基本パーツがついています。(単体売りもあります)
リングを開かなくても着脱可能で、今日のページを開くときのインデックスとしても機能します。
硬めの素材のクリアフォルダのような仕様になっていて、中に細長いカードを差し込んで使うのです。
このカードはフランクリン・プランナーで専用のレイアウトのものがありまして、長期的な行動目標や、目指す心構えのようなものを書き込む欄がついています。
このパーツをリング位置に挟み込んでおくことで、当日分のデイリーリフィルを使っているときにも常に目に入るというわけです。
○「一週間コンパス」の秘密|フランクリン・プランナー・ジャパン株式会社
○「一週間コンパス」の記入例|フランクリン・プランナー・ジャパン株式会社
私の場合、この手帳に出会って10年過ぎようとしていますがいまだに"正しい1週間コンパスの書き方"は良くわかってません...。
「役割」「知性」「肉体」などといった見出しの単語の重みに恐れを成している気もする...。
このカードの裏側は、メモが書ける普通の横罫線になっているので、専らこちらに書くのが私の使い方なんです。
カードを収納する「栞とクリアフォルダを兼ねている」パーツ(正式名称:コンパス・ポーチ・ページファインダー)、とても使いやすいんですよ。
普通のバイブルサイズのバインダーを使っている時にも活用したくてわざわざ別売りで追加購入したほど。
:「コンパクトサイズ」用ならバイブルと6穴位置は互換です。
○コンパス・ポーチ・ページファインダー|フランクリン・プランナー・ジャパン株式会社
→Amazonではこちらです。
カードだけ別売りのを買ったこともあるので、(バインダーのポケットに差込み)ブログのネタ一覧を作るのは今もやっているし、近日内の重要な締め切りまでのToDoを書き並べてファインダーに挟んでおくのも便利な場所です。
いくらか幅広かつ丈夫な素材なので、付箋を貼る台としても重宝。
と、こんなふうに適当自己流ですが、便利だしまあこんな使い方でヨシとしています。
この、コンパス・ポーチ・ページファインダーにもっと大きい紙が入れば、週間のToDoを仕事から家事まで全分野ひとまとめに書いておけるのに。
とは、何度か考えていました。
デイリーのリフィルを広げているときに常に目に入る位置なので、週間+当日のToDoが一目で同時に確認出来るではないですか。
簡単着脱式なので、日々のページを変えるときに紙を裏返したり、付け替えて移動もラクにできます。
↓
こうして合体すれば、わざわざ週間手帳を分冊(分バインダー...?)したり、別位置のリフィルをめくって見返す必要がなくなる!
ということに気付きました。
「大きい紙も入る1週間コンパス」、売ってないなら作るしかありません。
幸い、こういうことをとても器用かつ美しく工夫できる方々とネット上で交流があるため、ヒントとやる気を分けて頂きました。
なんのことはない、クリアフォルダーをフランクリン・プランナーのリフィルの大きさに合わせて切り、6穴を空けて出来上がりました。
着脱しやすいように穴部に切り込みを入れ、紙片を入れやすいように開放部を外側にします。
(紙2,3枚入れる分にはこぼれ落ちたりしません。)
マスキングテープを貼ってから穿孔し、切り込みを入れたらフチの見た目も可愛く穴回りの強化になるなあ。
二個目を作ることになったらやってみます。
フォルダーの中に収める紙は何にしようかと思っていたのですが。
バイブルサイズのリフィルがそのままぴったりであると気付いたのは本当に嬉しかったです。
ちょうど穴の列分くらいの十数mmほど、フランクリン・プランナーのほうが幅広だということなんですが。
リストとして使用後、保管が容易(別な場所に綴じて蓄積することが可能)になるんですよね。
バイブルサイズでこのホルダーを作る場合も、穴の場所を確保した紙片を手作りしても良いなあ。
フランクリン・プランナーでも、この1週間コンパスの「カード」をどう保管するかは課題であるらしく、蓄積・閲覧する専用のクリアファイルもあるんです。
Loftで発見したとき、ああーこういうのあるといいよねと感心。
○一週間コンパス・ホルダー|フランクリン・プランナー・ジャパン株式会社
というわけで、この方式(自作クリアフォルダリフィルに週間ToDoを挟む)にして1ヶ月程度過ぎたのですが、日々快適です。
ここを見ながら「毎日のやることリスト」を1日1ページリフィルのほうに作っているのですが、取りこぼしなく組み立てられて良い感じ!
内容の違う手帳同士を自在に合体できるという、これがシステム手帳の良いところなんだ!
という、わりと当たり前のことがようやく理解できたような気がします。
20mmリングというせっかくの厚いバインダーなので、効率の良い組み合わせをどんどん工夫して、スケジュール系はバシッとここ1冊にまとめてみたくなってきた...。
クリアフォルダ内には今のところ、普通の方眼リフィルにToDoリストを書き並べていますが、入れるリフィル紙も自分なりに(もっと週間を俯瞰できるものになるよう)これからいろいろと試してみようと思います。
ちなみに、フランクリンの「コンパス・ページ・ファインダー」に似ているものとして、レイメイから出ている下記のもの、これもずいぶん購入を検討しました。
中に入れる紙片は、名刺サイズがピッタリ入るとのこと。
専用のものでなくても名刺大情報カードなどが手に入りやすくていいと思います。
○ダヴィンチ 手帳用リフィル タスクファインダーホルダー 聖書 DR4501→Amazon
というふうに市販品もこのように存在はしていますが、安く上がって好きなサイズに仕上がるという利点もありますので、クリアフォルダを使ったパーツ手作りはおすすめです。
●関連過去記事:
・フランクリン・プランナー使用(ほぼ)1ヶ月目の感想 + シグノ307がお気に入りです。
・来年の1日1ページ手帳はフランクリン・プランナーでやってみます。
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2017.02.23
ほぼ日手帳ジッパーズ、3年を経て使用復活しました(カバーだけ)。
2014年版のほぼ日手帳に、革製:シャンパンゴールド色 のジッパーズカバーがありました。
光るものに引き寄せられる野生の本能(?)でつい、勢い込んで注文してしまったのですが。
案の定あんまり、いやほとんど使わずに3年が経過してしまいました。
●関連過去記事:ほぼ日手帳(2014)が届きました。
喫茶店のテーブルで手帳を広げる格好良い写真の数々をSNSで眺めて憧れは増していたものの、
基本、外で書きものも描きものもやらない(能率手帳とボールペン1本を持ち歩くのがせいぜい...の)私には、このような収納タップリなカバーは使いみちがなかなか思い浮かばなくて。
勿体ないことしたなあ。
しかしここにきて、”通院用ポーチ”として大変便利であることを発見。
「何故もっと早く思いつかなかったのか!」というほど使い勝手良いです。
左側、ポケットには診察券と保険証、予約確認証の紙片などを入れて出掛けます。
さらに病院に到着すると診察から会計まで、番号入りのレシートをその都度で発行されて順番を管理するシステムなため、それらもすぐ確認出来るよう、各ポケットに収納。
後ろの水色の冊子は「お薬手帳」です。
診察時に現在の症状を説明するためのメモも情報カードに書き込んでこのあたりに挟んでます。
右側の差し込みには能率手帳ゴールド、ペンホルダーにはだいたいいつもsignoのボールペンを入れてます。
後ろ側の札入れのような(大きめの書類を折り畳んで入れられる)ところには、会計後に発行される明細や領収書、処方箋などを。
このように使うにあたり気をつけている点は、カバーにもともとくっついているほぼ日手帳用の栞は邪魔なので後ろの札入れポケットに回して外に出ないようにしています。
あと、やはりこれも栞ヒモ関連ですが、能率手帳ゴールド側の2本がジッパーの金具に巻き込まれやすいので、これもやはり下にはみ出ないように畳んで差し込んでいることでしょうか。
そして極めつけは、「外ポケットにKindle Oasisがそのまま入る!」
待合室対策まで網羅している万能ぶりです。
1時間待ちぐらいはしょっちゅうの大型病院であるため、本棚が丸ごと入っているように選択自由度が高いKindleは、とても便利。
(他の機種の場合、カバーを外した本体のみのサイズなら入ると思います。)
必要物がこれに何でも入るので、行き帰りのバッグの中もスッキリ片付いて良い感じです。
もともとジッパーズのケースは、本来の「ほぼ日手帳の入れ物」にする以外も、さまざまな方法で活用できることが知られていて、下記のような特集も過去に組まれています。
収容力を生かして上手に使いこなしている方、多いんですよねぇ。
:「このまま、以前のほぼ日手帳のページを見る」を押すと見ることが出来ます。
○おしえて、あなたのジッパーズ!〈結果報告編〉 - 特集 - ほぼ日手帳 2015
上の写真をSNSに最初に上げたときも、「通帳や小型のメモ帳etc.を収納して金銭管理用に」「母子手帳をはさんで育児ノートポーチとして」「シールやマステやハサミなどの手帳ページをカスタマイズする文具を詰め込んで」などと皆さんの応用術を教えて頂き感心した次第です。
通院用ポーチなどという用途が要ること自体が残念ではありますが、年齢なりに使う機会もこれから増えそう...(しくしく)
必要がなくなればそれなりに、手に馴染んできた今度こそは楽しい使い方を模索したいんだよなあ。
それにしても、このフワフワな金色の革は使っていくとどういうふうになるんだろう。
可能な限り綺麗なまま、長持ちしてくれるといいのですが。
●その他の関連過去記事:KindleOasis、楽しく使ってます。
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2017.01.27
フランクリン・プランナー使用(ほぼ)1ヶ月目の感想 + シグノ307がお気に入りです。
年初からスタートしたフランクリン・プランナー(1日1ページ版)、そろそろ1ヶ月近い経過になりますが快調に使い進めています。
●関連過去記事:来年の1日1ページ手帳はフランクリン・プランナーでやってみます。
1月始まり版から、従来よりかなりサッパリめにデザイン変更された件は上の記事にも書きましたが、これがとても書き込みやすいのです。
罫線が非常に細いので目にうるさくないし、下部の空白部はいわゆるドット罫線なのですがこれまたじっと目をこらさないとよくわからないほど薄ーい印刷。
ページ上部の"偉人の名言"も、たいへんに小さく控えめなフォントサイズなので、目からちょっと離して(←rogan)読んでみては「いい言葉だ」と感心してみたり...。
あとこれはもともとのデザインの時からそうだったのですが、右ページと左ページ、書き込み欄の位置が対称になっているのも面白いです。
同じ1日1ページでも、綴じ手帳版(オーガナイザー)のほうでは左右対称ではありません。
システム手帳リフィル版ならではの工夫なのだと思われます。
当初は、手や目が混乱して使いにくいんじゃないか?と予想していたのですが。
1日のタスクを書き込む側
:=考えを練りつつ、最もじっくりと書き込まなければならない位置:
が、左右ページとも綴じリングから遠い場所にあるのはなかなか合理的だと気付きました。
「金具が手に当たって邪魔」
というシステム手帳が避けられてしまう永遠の課題が、こういうところで(可能な限り)回避されていることにホホゥと思い、すっかり慣れてしまいました。
用紙は、以前も書きましたが
「薄過ぎず厚過ぎずのOA用紙っぽい」紙質が特徴です。
手帳用紙特有の"薄く軽く"をそんなに熱心には目指していない
(ので、一年分をバインダー1冊に綴じるのはまず無理。入替が効くシステム手帳だからこその)、厚みとコシがちゃんとあります。
万年筆も無難にこなせるのがいいところなんですが、それ以上にボールペンの使用率が上がりました。
ゲルボールペンなども滑らず裏抜けず気持ち良く書けます。
いろいろ試した中で今いちばん「良いねえ」と思っているのがシグノ307という"新しめのシグノ"で、比較的最近出た0.38という線巾のもの。
○『ユニボール シグノ 307』 極細0.38㎜|2016年|プレスリリース|三菱鉛筆株式会社
○ユニボール シグノ 307 | 商品情報 | 三菱鉛筆株式会社
普段からシグノ RT1というノック式のシグノを愛用していますが、「307」は新配合のインクのもの。
もうスルッスルに滑らかに書けるのです。
ざっくり感想で言うと、ジェットストリームがちょっとみずみずしく柔らかくなったような手応え。
今までのシグノとはまたちょっと違う感じです。
同じ0.38でもRT1より更に黒色が濃いのが良いです。
書いた線も若干太めに、しっかりとインクが出る印象です。
ラバーグリップの上に更に凹凸がつけられているクドさで、正直さほど格好いいとは思えないデザインなのですが
(0.5や0.7の黒ベース軸のほうが見た目は良い感じがします...)
これがけっこう手指が滑りにくく書きやすいのでした。
いずれ他のシグノと同じように0.28の超極細が出るのかもしれませんが、このインクの濃さと滑らかさなら快適に使えるんじゃないかと期待もしています。
もちろんこれも他のシグノ(ノック式)と同じく、多くのゲルボールペン軸と換装可能ですので、まずは替え芯だけでもお試し推奨な気がします。
おすすめな換装軸は、当ブログでも何度かご紹介のリバティ(すべすべとローラーボールに近い筆記感なので0.5や0.7芯でもおすすめ)、
パイロットのカヴァリエ(持ち歩きしやすい高級感あるコンパクト軸)でしょうか。
どちらも問題なくそのまま付け替えできます。
●関連過去記事(換装系):
・オートのリバティ(水性ボールペン)を使っています。
・エナージェルのボールペンが最近気に入ってます。(リバティ軸へ換装+3色軸を買ってみました)
・カヴァリエのゲルボールペン軸が気に入ってます。(東急プラザ銀座で買いました)
僅かな書き心地の違いではありますが、RT1と気分によって使い分けられることも楽しいです。
というわけで、最近はシステム手帳のペンループに常駐で差しておくことが多いボールペンなのでした。
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2017.01.11
フランクリン・プランナー用の赤革バインダーが届きました。
年末近い時期の入手でしたが、フランクリン・プランナー用のバインダーをひとつ新調しました。
1月始まりのリフィル(1日1ページ版)で現在快適に使用中です。
今回は、昨年にノートカバーで注文したことがある楽天のブラン・クチュールでオーダーしました。
さまざまな要望に応えてくれる
(各社手帳やノートに合わせたサイズで相談に乗ってくれ、ポケットや栞や色違い革etc.のカスタマイズも多様に提案されているのでわかりやすい。)
割には価格もリーズナブルで、丈夫なヌメ革製なのが良くて。
下記の過去記事にて詳しく感想を書いているので、ご参考頂ければと思います。
納期は、下記ノートカバーの時は3-4日で届いてその素早さにけっこう驚いたのですが、手帳切り替えシーズンの現在はさすがに「3週間」となっています。
●関連過去記事:ノーブルノート用にB6革カバーを注文しました。
○手作り革雑貨 ブラン・クチュール←楽天
フランクリン・プランナー用のコンパクトサイズリフィルの場合、システム手帳(バイブルサイズ)の「ワイド」という、いくらか横幅が大きめになっているバインダーがそれに該当します。
○システム手帳 バイブル 革 19mmリング ワイド / フランクリンプランナー / 国産フルタンニンドレザー バイブルサイズ
これを、ずっと欲しいと思っていた「ベルト無し」のデザインへ変更してもらうことが出来ました!
(差額無しでやってもらえました。)
外出に持ち歩くこともなく主に机上で使い、本棚に立てたり他の手帳と一緒に積んだりする使い方が多いので、私はシステム手帳はベルト無し派になりつつあります。
表紙の赤色は、上記過去記事で、茶色のノートカバー裏側用に控えめに使ってみたところ、予想外に深く大人っぽいボルドー赤だったので。
次に何かお願いする時は赤革メインで作ろう!と決意した非常に良い色なんです。
ということなので、この赤気に入りました。使うにつれてもっと濃く暗くなっていく予感もします。
リングサイズは19ミリのまま。
(これでもフランクリンのバインダーの割にはスリムに使えるので有り難いです。
1日1ページ版で快適に使えそうなのは半年分+といったところでしょうか。
レビュー欄を読んでみると、15ミリに変更している方も複数。
純正バインダーは多くが25ミリ程度なので、薄く軽く使いたい気持ちはわかる〜)
ペンホルダーも元々の規格の伸縮式のものです。
(サイズ要望可能な件かとは思いますが、細身の多色ボールペンくらいなら入る程度には直径が引き出せます。
万年筆だと、146のキャップ部分も通せました。←革が厚いのでクリップに掛けず、写真のセルロイドキンギョと同じく内側へ回した状態で。)
別料金カスタマイズでお願いしたのは、内側の革を表紙とお揃いの赤でなく、ナチュラルというベージュ色のものに変更したことです。
ほぼ日手帳時代に使っていた赤革(Rosso)カバーと同じ配色になりました。
開いたときパッと明るくて、これがなかなか良いです。
まだ元旦からの使用開始なので、新品そのもののピンとした硬い手触りですが、ほんのり柔らかい感じも表面にあってこれが楽しいです。
開き角度は、現在時点で完全水平とはいきませんが、近い角度まではいけてます。
そう遠くないうちにぺったりになりそうなので期待。
むしろ、革が厚く硬いので現在時点では、机に置くとちょっと半開きになってしまう...(上写真のように。)
まあこれも、ベルト無しデザインが新しい時にありがちな現象なので、革の馴れを楽しみに待ちたいと思います。
大型リングであるためか、かなりしっかりガチっ!と閉まるので若干怖いのですが....緩くて隙間が空いてるよりは安心感が違います(笑)
フランクリン・プランナー純正よりはいくらか巾も狭いので、無駄のないサイズであることも良いです。
あえて言っておきたいという点があるなら、ここの製品の場合、
縫い目ピッチが大きめかつ糸が太め、更にベージュ(濃いめの革色には限りなく白っぽく見える)糸で、これは何を選んでも共通の仕様です。
このあたりの雰囲気が好きかどうかで評価も違うかなという気がします。
(糸色が革に合わせて選べたりして、目立たないタイプを好む方もいると思うので...
今回内側を、元々の赤でなくベージュ色の革に変更したのもうひとつの理由は、裏側に見える糸目の存在感をやわらげるためだったりします。
わりと成功したように思いますよ!)
以前から持っているオイルクロコのフランクリン純正バインダー(2007年購入なので現在廃番です)も、ここ数ヶ月に渡って書き散らしたシステム手帳リフィルをまとめて格納する場所として便利に使っています。
25ミリのサイズは、インデックスをつけて整理すれば、かなりの枚数放り込んで自前データベースとして管理できます。
ジャストリフィルや小型リングにこだわるのとは対極に、こういう分厚いのもいいんだよなあ。
と、再評価しているところです。
フランクリン・プランナーの使い勝手など、新しい手帳類の感想はまた別の更新に分けようと思います。
●過去記事:来年の1日1ページ手帳はフランクリン・プランナーでやってみます。
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2016.12.31
今年もお世話になりました2016(能率手帳ゴールドの切替とおすすめのペンケースと1年の御礼)
そろそろ年も変わろうとしています。1年早いなあ。
わーどうしよう!
この一年、当ブログをお読み頂いた皆様に御礼申し上げます。
ここをきっかけにして、書籍掲載を初めとして今年も楽しいことがたくさんありました。
というわけで、明日から新しい手帳です。
お仕事の日程など新品のほうにも既に書き込みは始まっているのですが、本日までは16'年版メイン使いです。
●関連過去記事:能率手帳ゴールド、10年目が届きました。
けっこう育ちましたね。
下写真右側のくたびれた感じ(しかし決して破れたり擦り切れたりしない!)
どうもありがとう。
対して、新しい左側は金の鏡のように顔が写る美しさです。
内ポケット装飾も、来年は下のような感じに。
17'年版は今回、表紙に名入れをしたのでイニシャルシールは貼りませんでした。
左側の半透明ポケットは、毎年グラシン紙を加工してくっつけています。
シール類はほとんどいつも「ミセス・グロスマン(Mrs. Grossman's Sticker)」のキラキラしたのが好きで、伊東屋の売場で入手しています。
ロールからちぎって少量安価から買えるのも良いのです。
革の上にはまだまだ新品特有の赤っぽい色のツヤ(名付けて、焼き海苔光)があり。
使い出すといつのまにか消えてしまうんですよね...
これ以外は、今まで綴じ手帳やノートにつけていた件を一斉にシステム手帳へ移行します。
今年思い切っていくつか新調した新しいバインダーのことなども、今後の更新にて感想を書いていく予定です。
下写真は、Instagramのほうにアップした今年1年のベスト9枚ということらしいです。
(ここで自動生成してくれます→2016bestnine - 2016年あなたのInstagramベスト9を作成しよう)
手帳とかノートとか、見事にいつもの感じですね!
ちなみに右上のペンケースは、旅行前の準備文具ということで紹介した
リヒトラブ コンパクトペンケース スマートフィット アクタクト レッド(←Amazon)です。
4色あり、汚れにくく丈夫な素材。
「つくしペンケース」的なデザインで、とても使いやすいんです。
軽くて見た目もコンパクトな割に収容力があり(ペンだけでなくメモ用紙や定規/ハサミなども収まり)外出先でとても役立ちました。
今後も定番の旅荷物となりそうです。
※追記:スマートフォンも収納できます。iPhoneの6s+が入りましたよ。
というわけで、沈みたての大晦日の夕陽。
どうぞ良い年をお迎え下さい。
14年目の当ブログを今後ともよろしくお願いいたします。
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2016.12.22
手帳絵日記10-11月編 + リフィル保存用バインダーを検討中です。
年末も近づいて何かとバタバタしています。
と、そんなタイミングですが10-11月日付で作ったシステム手帳絵日記をここにまとめます。
現在もInstagramにて公開中です(たくさんの方に見て頂き、ありがとうございます)
が、こんな時期なので作成が若干遅れペースになっており...
年内の仕事の山場も一段落して安心したところですので、これから数日掛けて2週分くらい作って現在に追いつこうと決意中です。
当記事を含めた、今までの絵日記まとめは下記リンクからどうぞ。
●手帖絵日記 バックナンバー(2015年4月分〜)
現在、絵日記のリフィルは、25mmリングのバインダーに蓄積しています。※下画像※
ちょうど10年前に購入したフランクリン・プランナーのスターターキットに同梱されていたものです。
光沢のあるリサイクルレザー製で、(その後に1年程度で本格的なバインダーに買い替えたこともありまして)経年劣化もほとんどなく、このようにまた再生利用出来て嬉しいです。
留めベルトの無いシンプルなデザインなので、本のように立てて保管が容易、出し入れもスムーズなんですよね。
こういう大型リングのバインダーではあまり見かけない形状なので重宝しています。
これで約20ヶ月分の見開き1週間分のリフィルが入っているのですが、あと半年分くらいは収まるかなーという感じ。
ここが一杯になった後どのようにまとめようかとうっすら考え始めました。
いわゆる「リフィル保存用のバインダー」で私が持っているのは、フランクリン・プランナー用のものです。
厚みが7センチ近くもあり、600枚前後のリフィルが入るとのこと。
質感もよく、その収容力の割に安価。
「コンパクトサイズ」の穴間隔ならバイブルサイズと同じなので、たくさんのリフィルを保存したい方にはかなりオススメなんですよ。
保管用バインダーに対して更に別売りの箱型ケースを加えると、図鑑のようにきっちりと美しく保存出来るのも魅力です。
とはいえこのボリュームは、見開き週間規模のリフィルを綴じるには相当な年数かかりそうで少々オーバースペックな気もします。
フランクリン・プランナーの見開き1日版ならば1年分の蓄積に丁度いいのでしょうけれど、この半分くらいの厚み(20〜30mmリングくらい)の保存用がまずは欲しいところです。
「システム手帳STYLE」内にリフィル保管バインダー特集があったのでいくつか候補はありますが、あと半年以内に入手しておこうと思います。
●関連過去記事:「システム手帳STYLE」を読みました(絵日記が掲載されました)+ 手帳絵日記6月編
○フランクリン・プランナー 保管用←Amazonではこちら。
バイブルサイズのリフィルが入るのは「コンパクトサイズ」です。
もちろん「保管用ケース」無しでも保存には支障なく使えます。
ケースは、保存期間中のリフィルへホコリ避け目的や見た目の格好良さ(?)を求める場合におすすめ。
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★もう少し前の記事に書くべきでしたが、2003年12月2日に開設の当ブログも無事13年間を走り抜けました。
ここを見ている全ての皆様に御礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願いします!
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2016.12.12
来年の1日1ページ手帳はフランクリン・プランナーでやってみます。
フランクリン・プランナー、この10年ぐらいでいつも、微妙な距離でつながっている手帳です。
ぎっしり書き込むのが何年か続いたり、短期間でフェードアウトしたり...
をつかず離れずで繰り返しているという感じでしょうか。
今までここに書いた"言い訳"を振り返ってみると、「綴じ手帳に何らかのストレスを感じる」と、フランクリンに戻りたくなるパターンが多い!
下記は去年の記事です。
●過去記事:フランクリン・プランナー(ウィークリー)を10月から使いはじめました。
当時、久々に使ってみたくなった週間版のリフィルです。
順調だったのに今年1月ぐらいまでしか使用が続きませんでした。
バインダーを使うこと自体は楽しかったけれど、土日スペースの狭さに慣れるのがちょっと大変だったことが原因です。
だったらレフト式はどうなのかな?とついうっかり(!)
年始に ほぼ日WEEKSを試してしまったことで挫折が決定的になりました...。
「べつにバーチカルにこだわることはなかった。
能率手帳で長年使い慣れているレフト式でもToDo管理は出来る」
と気付いてしまったのです。
そんなわけで、週間管理については今年いっぱいでWEEKSを使い切り、
新年からは、システム手帳に移る予定なのでBindexの週間(能率手帳レイアウト)リフィルを買ってあります。
さてどうなることやら!
●過去記事:手帳絵日記9月編 + 来年のリフィル構成
と、前置きが長くなりましたが、来年用に「今度こそ」と注文したのがこちら。
1日1ページ版です。
以前このレイアウトのリフィルを使ったのは2009年頃だった記憶。
その後の年はしばらく綴じ手帳派になってしまったのよね...
通年がっつり書き込むというより、たまに気分を変えて他社製のメモリフィル(+日付スタンプ)と混ぜるも良し。
という、システム手帳の都合の良さを最大限に生かす緩いルールを課して運用の予定です。
フランクリン・プランナーは、気分が前向きなときは本当に使い心地良い手帳なのですけれど...
まあそういう時ばかりじゃないのが現実というもの。
気分に合わせて綴じ替え/使い替え前提でここのリフィルを使ってみようかと思ってます。
(目標消費率「半年」以上を目指そうかと!)
○オリジナル・1日1ページデイリー・リフィル (1日/1ページ)|フランクリン・プランナー・ジャパン株式会社←公式サイトの解説
実は来年1月始まりから、この1日1ページ版リフィルはデザインが変更になっているんです。
いい感じのリニューアルだったので、使ってみたかったのも理由のひとつ。
「オリジナル」の名がついたリフィルは、全体的に青みがかったグリーンが使われているのが長年の特徴でした。
フォント色だけでなく、周囲余白もこの色が薄く印刷されているんです。
来年からはその"みどりの塗りつぶし"が無くなって白地ベースとなり、罫や数字や月間のタブの色が落ち着いたブルーグレイに!
メモ部分のこまかい横罫が、ドットに変更。
全体的に視界がスッキリしてクールな見かけに変貌しました。
(1日2ページ版はこのデザイン変更が無いようなので、もしかしたら)
1ページ版のほうを、よりビジネス用途として印象転換したいのかもしれません。
付録の空白で試し書きをしてみたところ、紙質の方は特に変わっていない気がします。
万年筆インクにはよほどの太字でも使わなければ心配が要らない使い勝手の良さもあります。
薄過ぎず厚過ぎずのOA用紙っぽい書き味も、この「オリジナル」リフィルの魅力なのです。
というわけで、2007年購入のオイルクロコバインダーもまだ現役バリバリで使えるので、デイリー用はこちらに綴じます。
(さすがにジャストリフィル型のブレイリオのほうには、2センチぐらい飛び出してしまい、フランクリンのリフィルは使いものにならず。
素直にバイブルサイズ専用とします。)
いつかベルト無しで、こういう厚めののバインダーが出てくれないかしら...。
○フランクリンプランナー オリジナル1日1ページ デイリー リフィル 2017 1月始まり コンパクトサイズ 63202←Amazonではこちらです
というわけで、もう来年の手帳は揃った!
と終結宣言したいと思います。
春あたりにまた、4月始まり版の何かに向けて心が揺れる可能性はありますが
(今年の夏までは順調だった、ほぼ日手帳方面に帰りたくなる可能性もゼロではない...)
まあその時はその時ですよ。
●関連過去記事:
・ワニ柄のバインダーにしてみました。←2007年の記事
・コードバン革のシステム手帳バインダーを購入しました。←これはフランクリンはみ出すスリム型。
・来年は「懐中日記」を使ってみようと思います。
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2016.11.27
来年は「懐中日記」を使ってみようと思います。
昨年から「書きやすくて良いですよ」「オススメです」との声が多くて気になっていたのが、この小さな日記帳。
○博文館新社|懐中日記←発売元のページ
今年から使ってみたかったのですけれど、年末年始の買い時を逃してしまいました。
2017年版は秋のうちに確保しましたよ。
上記サイトにて日記帳の老舗である博文館が「原点」と述べる通り、日本最古の手帳と言えるのがこの懐中日記なのだとか。
明治時代から始まっているそうです。
B7サイズなので、けっこう小型です。
ざっくり感覚で言うと能率手帳またはMoleskineポケットサイズと、巾は同じで高さが1cmほど低いです。
片手でひょいと掴める真四角(に近い)可愛い感じもある。
紙のカバーを外すと同じ朱色の布貼りの冊子になっていて、年号の金文字がスッキリと美しいです。
最初からこの状態で使ったほうがお洒落かも?と迷います。
(わーどうしようかな!)
1日あたりの書き込み欄は名刺の4分の3程度のコンパクトさです。
それに加えて、罫線が入っていない無地欄なのでタテヨコどのようにも書き込めるところも気に入りました。
上手な使い方例の画像をネットで見ることが多く、とても参考になっています。
日記として以外にも、書籍の抜き書きや、小さなイラスト集、毎日の献立メモや、アイデア帳として楽しく運用している人も。
紙は薄いので裏から文字が透けることはある(これはほぼ日手帳も同じですね)と思うのですが、万年筆インクの抜けや滲みは無いですよという愛用者の方々からのアドバイスを頂き、安心しました。
月はじめに、季語や月齢、全国の平均的気候数値など、小さなページにぎっしりとまとめた情報欄があるのも「古き良き時代からの日記帖」という雰囲気で、使用に有り難いです。
(もちろん、日々記入欄にも控えめながら必要な数々の情報が、目にうるさくない程度にさらりとレイアウトされています。)
巻末には、同じような縦レイアウトで「重要記録」「購書目録」「贈答品控」「住所録」等々のクラシックなメモページが少量づつ付いており、これなら何かに使える(or 使いこなせず空白多めでもそんなにストレスにならない)感じがします。
この時期ですと、書店内に特設された手帳(日記帳)コーナーで見つけることが出来るかもしれません。
私も先日初めて実物を店頭で眺めることが出来たので、購入を決意できました。
来年の干支であるトリ親子の表紙絵が可愛いかったのも、背中を押した決め手のひとつ。
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○Amazonではこちらです。994円というお値段なのも良い(うっかり買いやすいの)ですよね。
博文館 日記 2017 懐中日記 B7 No.050
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博文館の日記帳は、2008年から使いはじめて現在8年目を順調に進行中の10年日記(上写真、懐中日記の下のもの)を持っています。
紙や綴じの高品質さはこちらで早々に実感できているので「やっぱり日記帳ならここのだよなぁ」という安心もあり。
ちなみにこの10年日記は、博文館で発売されているハードカバー版を伊東屋コラボで革装にした「プレミアムレザー」という商品で、来年開始版も発売中です。
8年経過の今も、銀色の三方はピカピカと輝いているし、手に取ったときの革のあたたかみも毎度嬉しいので、これにして良かったなあと。
(たびたび手に取る割には、革傷もほとんど目立たずしっかりと丈夫な仕立てです。)
○伊東屋 17 プレミアムレザー 博文館←Amazonではこちら。2017-2028年版。
今回購入の懐中日記、まずは普通に「日記」として使う予定です。
絵日記カテゴリーの当ブログ記事にて何度か書いている件ですが、
無地のライフ社のリフィルへ自分で枠線を引いて作った方がカーボンインクが裏抜けないとわかったので、長らく愛用のBindex(システム手帳リフィル)の見開き1週間を絵日記用途で使わなくなってしまいました。
年末までの残りのページを、どうしようかと思っていたのですが。
せっかくだし再利用してみるか、と、10月終わりぐらいから自分の体調観察中心の記録を簡単につけていたら、良い感じに「寝る前の習慣」となりつつあります。
もう、日によっては書くことが足りないくらいネタがあるんですよね、この歳になると...!
こういう記述を、来年から懐中日記に移行しようかと考えているんです。
10年日記は、家族/イベントや家事の記録(を月末に一気にひと月分書く!)中心なので、内容的には使い分けられそうです。
・・・と今のところは志高く計画しているのですが、どうかな〜。
早々に9月で能率手帳などを揃えてしまう私にとって、「11-12月に買う手帳」というのは、衝動や気の緩み(?)に任せてウッカリ購入というのも少なくない→つまり、年間使用成功率がとても低い。
というのがここ数年の経験で身に染みて判っています。
でも,手に取りつつ来年の計画するだけでも楽しいんですよねぇ。
まだいくつか残る、宙ぶらりんに検討しているあれこれも果たして年内、我慢することが出来るのかなーと不安。
しかしこの場所にこうして書いてしまったからには、うまく使おうと決意しています。
ご愛用の皆様、来年からお揃いでよろしくお願い致します!
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2016.10.26
手帳絵日記9月編 + 来年のリフィル構成
システム手帳に作り続けている9月分の絵日記をまとめます。
最近は1週間分まとめて作ることがほとんどなのですが、今まで、ここに描けそうな題材を見つけたら小さなメモ帳に書き溜めていました。
(○○を食べた、○○を読んだ などの1行程度のメモ)
このごろそれもやらなくなり、ほとんどiPhoneかiPadのカメラで「とりあえず撮る」が簡単だと気付きました。
後日、撮りためた画像が時系列で集約されている場所(MacのマイフォトストリームかGoogleフォト)を、デスクトップやiPadの画面で見ながら作成しています。
撮れない状況の時は手帳の隅にメモしておきますが、これでだいぶ手間いらずになりました。
便利な時代になりましたよねー
9月分あたりから日付入りのスケジュールリフィルではなく、無地のリフィルに線を引いて作るようになりました。
ライフのホワイトヴィンテージリフィル(クリーム紙が良いならノーブルリフィル)なら、カーボンブラックインクやマーカーで塗りつぶしてもほぼ裏抜けないので。
そんなわけで、9月以降の絵日記用Bindexリフィル:ウィークリー メモタイプ 022 : の使いみちが宙に浮いた形となりましたが、現在、ここに細字の万年筆でビッシリと日記的なメモを書き込むのが個人的流行となっており、ようやく(買い始めて約10年目くらい?で)本来推奨される使い方が身についた!と言えます。
やっぱり好きなんだなこのリフィル...
カラーマーカーのセットは、ファーバー・カステルのものです。
スタジオボックスの箱は、紐を引き出すと階段状にせり上がるところなどとても使いやすいんですよ。
このタイプでは、呉竹のZIGクリーンカラーリアルブラッシュのほうが人気だと思うのですが、それよりブラシが硬めでコシがあります。
筆ペンぽいマーカーが苦手な人にも使い易い描き心地です。
発色はどれもクッキリめなので、これもあればいいのに...と感じる薄淡い色はリアルブラッシュのほうで数本買い足してます。
○PITTアーティストペン←メーカーHP
○ピットアーティストペン←Amazon
当記事を含めた、今までの絵日記まとめは下記リンクからどうぞ。
Instagramではだいたい週1程度のペースにて公開中です。
●手帖絵日記 バックナンバー(2015年4月分〜)
●過去記事:「システム手帳STYLE」を読みました(絵日記が掲載されました)←掲載頂いて以来フォロワーさんがドドンと増えました。ありがとうございます!システム手帳もっと流行るといいな...
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「これからはシステム手帳派になる!」
と決意した夏以降、新たに購入したリフィルです。
それまでにも度々、システム手帳と綴じ手帳の間をウロウロしていたので...
買い集めた様々なリフィルが、数年がかりで小さな箱いっぱいに溜まりつつあります。
今年はこのあたりで、そろそろやめておかないとね。
来年、赤革装丁版が出るにもかかわらず比較的アッサリと
「2017年は、ほぼ日WEEKSお休み!」
と決めてしまったのは、やはり10年来の憧れだったブレイリオのコードバン革バインダーを入手したからだろうなあ。
●過去記事:コードバン革のシステム手帳バインダーを購入しました。
WEEKSは、いつかまた綴じ手帳が恋しくなったら真っ先に手に取ってしまいそう。
今年いっぱいは週間ページをギッシリと使っていますが、どうしてもどうしても、後ろの数十ページあるメモ欄の使いみちが定まらず。
これまでの経験から思い起こしても、どうも私は
「手帳の後ろにたっぷり付いているメモページが使い切れない」
という理由でその手帳にストレスを感じてしまい、挫折することが多いみたいです。
好きな(自分が確実に使う)要素だけで手帳を構成できたらいいのに!
というストレスが、私をシステム手帳に走らせたのだとも言えましょう...。
というわけで、来年の週間手帳はBindexの「週間ダイアリー1」です。
ほぼ日WEEKSと同じ週間レフト式です。
(というか、典型的な能率手帳のリフィル版がこれなので、人気商品じゃないかな?)
使い方もWEEKSからと全く同じく、週単位のToDoと実績ログの流れをまとめた記述になると思います。
せいぜい3-6ヶ月程度の期間分を綴じれば良いかなとも考えていますし、
薄いバインダーの中で柔軟に「必要な分だけ」の手帳構成を練っていこうという計画です。
月間リフィルは、仕事の帳簿付けに必要であるお金の出入りに関するメモを書きます。
今年はWEEKSに入ってる月間ブロックのほうで行っているのですが、そもそも日々の数値を蓄積記録していく件
(まあ正直言ってお小遣い帳みたいなレベルです)に対して、ブロックのレイアウトって適してるのかな?
と思い至りました。
1日1行のホリゾンタル式、こちらのほうが金額+メモ込みでスッキリまとまりそう。
青色申告を始めた年は、記帳知識など含めてA5サイズの月間ブロックへ大量に書き込んでいましたが。
そろそろ各方面に慣れてきたので「帳簿メモ」は年々シンプル化しています。
このレイアウトはBindexにもあるのですが、空きの左右バランス等の雰囲気等の僅かな違いでノックスブレインのほうが好みとなりました。
あとは、いろんなレイアウトのメモ用リフィルで興味があるものをいろいろ。
ノックスブレインからは、方眼や罫線など6種類10枚づつの便利なお試しセットなども出ており、こういうのは有り難いですね。
ここに写っているBindexは3.5ミリの方眼で、ほぼ日手帳と似た規模のこまかさであることが使いやすいです。
2行(7ミリ)単位で書くサイズ感も好み。
ノーブルリフィルは、好きすぎてとうとう全種(無地・横罫・今回は5ミリ方眼で)揃っちゃいました。
ノックスはパリッとしてサラサラ系の書き味。クリーム紙に改良されて、薄さの割に裏から透けないところが特に優秀だと思います。
Bindexは手触りがモチっとしていて筆記感すべすべ系。定番として捨てがたい。
ライフはしっかりコシがあり、万年筆との相性も抜群なので今のところ最も消費スピード速め。
そういう個性を味わいつつ、気分でリフィルを取っ替え引っ替えしつつ日付スタンプを押しながら使うの、楽しいですよ。
●過去記事:シャイニーの回転日付印を使いはじめました。
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2016.10.01
システム手帳用ペンホルダーを使いはじめました。
●過去記事:コードバン革のシステム手帳バインダーを購入しました。
記事中で検討していた「リフィル型のペンホルダー」を、装備の1つとして入手しておくことにしました。
ノックスブレインには、「ルフト」というシステム手帳のシリーズがあり、発売時から話題になっていました。
トラベラーズノートの雰囲気にも似た、1枚革に金具を組み合わせたごくシンプルなデザインのバインダーなのです。
○LUFT/ルフト|knoxbrainの軽くて薄いシステム手帳 日本文具大賞グランプリを受賞
○ノックスブレイン ルフト←Amazonではこちらです。バイブルとナローの2サイズ有り。
お揃いのリフィル型ペンホルダーも発売されていると知りました。
ルフトのカラフルな革色に合わせてそれぞれあり、なかなか可愛いなあと。
ホルダー部分に革を使ったこういうシステム手帳リフィル、かなり昔から売っていた記憶があります。
安い樹脂製のペンホルダーを愛用していた時代、"大人が持つ高級品"として憧れていました...
というわけで、先に購入した同社製のリフター(前記事に写真有)の色に合わせて、赤革ホルダーにしてみました。
このブレイリオのバインダーのように、リフィルに対してジャストサイズの巾だと、ホルダーの見え方はこんな感じ。
普通サイズだともう少し筒が引っ込むと思います。
パッケージのラベルにあるように、「太さ12mmまでのペン」に対応しています。
ざっくり言うと、単色軸のゲルボールペン程度の太さまでならだいたい大丈夫です。
万年筆はかなり細軸じゃないと、キャップと軸の段差が革を圧迫して(入っても、見た目が)苦しい...
私の手持ちのものですと、プレピーやペリカンのM400はなんとか、クリップを外に出した状態で入りました。
また、写真のようにキャップレスのデシモがスルッと入り、これは外出時の組み合わせとしても重宝しそうです。
スムーズに出し入れできる細軸としておすすめなのは、パイロットのカヴァリエもおすすめな感じです。
(この軸で万年筆や油性BPやペンシルもあるんですよ。)
●関連過去記事:カヴァリエのゲルボールペン軸が気に入ってます。(東急プラザ銀座で買いました)
もちろんこんな派手配色でなく、バインダーと色を合わせたほうが実用的かと思います。
ノックスのサイトでは数量限定とありましたが、現在のところAmazonでも入手出来、全色選択できます。
(ルフトと同じく、ナローサイズも多色で有ります。A5とミニ6の同様品は黒のみ。)
このバインダーの、すっきりと余計なパーツがついてないデザインが気に入っているので。
その印象をガラリと変える存在感のあるパーツは、常用まではしないかもしれません。
まあ「たまに、必要なときだけ」というカスタマイズが出来るところもシステム手帳らしさだと言えますね。
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2016.09.25
コードバン革のシステム手帳バインダーを購入しました。
10年ほど前に購入してお気に入りだったファイロファックスの薄型バインダー、ここのところシステム手帳愛用度が再燃すればするほど「崩壊」が進んできていまして...
まあもともと下記のような事件が早々にあり、これを"一生モノ"とするのは難しいのかなという感じではありました。
●過去記事:革のひび割れを発見して動揺のこまごま。
現在は、内面のリングの当たる箇所に穴があきはじめ、二つ折りになっているペンループの革の角からぽろぽろと粉状の染料らしきものがこぼれ落ちてきています。
(真新しいリフィルの上に時々点々と赤い染みがつくので気がついた...)
でもリングは相変わらずパシっと小気味よく留まってくれるし、デザインもサイズ感も理想的。
なんとか、さまざまな形での延命策を考えているところです。
というわけで、先月の終わりに新入りを購入しました。
ずっと憧れていたブレイリオのコードバンです。
薄型2代目として、長年働いてもらうに相応しいかと!
(これなら、表面がひび割れたり色付きの粉がこぼれたりしないと思う。)
コンパクトな10mmリングのバイブルサイズで、革色はチョコ。
伊東屋の公式オンラインショップにて購入しました。
ブレイリオのコードバン製バインダーが品薄傾向であることは把握していたので、入荷お知らせメールを設定して数日待った次第です。
私が買った直後にこの10mmリング版は販売ページ自体が消えてしまいました。
もしかして店内最後の在庫だったのかなあ。
また復活する可能性はゼロではない気もします。
コードバンのベルト無しデザインは15mmリング版でも存在しており、茶革+オレンジ糸や黒革+ワイン色糸などお洒落な配色もあるのです。
こちらとかなり迷いましたが、ファイロファックス(スリムバインダー)の後継と考えて選ぶならば10mmのほうが正解と判断しました。
ブレイリオの公式サイトでは下記で紹介されているものです。
○Brelio ブレイリオコードバン バイブルサイズ システム手帳 6穴10mm 0518
リング径は今まで使用のファイロファックスのスリムサイズより僅かに(1-2ミリ位?)小型、とてもコンパクトに感じました。
クラウゼ製の小さなリングがポクッと小気味よく開く音も可愛らしいですよ。
これくらいの標高なら
「リングが手が引っかかって邪魔!」
というシステム手帳が敬遠される理由ナンバーワンの現象も、最低限に避けられるのが魅力。
調べたところ10ミリサイズは、上質紙タイプのリフィルで60枚前後までの収容能力があるとのこと。
(といっても、メーカーにより紙の厚みはだいぶ違うので参考程度で。)
ブレイリオのコードバンは、2007年に文庫本カバーで購入していまして、その後は書籍だけでなくほぼ日手帳やA6サイズノートetc.休むヒマ無く使い続けています。
●過去記事:コードバン革の文庫カバーを買いました。
手入れもサボり気味であるにもかからず、全然くたびれない頑丈さと、更に色が深まった感のある見た目の美しさが驚異的。
それがわかっていたからこそ、この革で選ぶならまたブレイリオだなという気持ちでいました。
染め方や革の品質に特徴があるのだろうと思えるのは、表面にほんの少しだけフンワリと柔らかな感触がある(新品時も10年ものも同じく、このフンワリがある!)のが好きなんです。
ふわふわと意味もなく撫でたくなる感じ!
持ちあげたときに、手のひらに当たる革の背の滑らかさが何とも言えず心地よいです。
内張に使われている明るい色の革はバッファローカーフとのことなので、手持ちの20年以上経たノックスブレイン製バインダーと同種と考えると...
表面は丈夫だけど、とてもしなやかヤンワリになってくる=コードバンの厚みや頑丈さを補って「バインダーの動きをよくする働き」が想像できます。
実際、開封後の使用が1ヶ月経つわけですが、その当時
「ああやっぱりコードバンは開きが堅いな〜、馴染むのは何年後かしら」
という感想もあったにも関わらず。
現在、完全水平とは言えなくとも、必要にして充分な角度まで柔らかく開くようになってきていて感心しています。
下に書いたように、表側が濃い色なのでその明暗コントラストは華やかで気に入ってます。
しかしまあ、使っているうちに経年でインクの染みなどがこちら側で目につきそうなのは覚悟でいきますか。
革色は、糸色・コバまで同じくかなり濃いめのダークな焦げ茶です。
以前他社でオーダーした革カバーと較べると、同じチョコの名が付いていても全く違う大人向けの味がしそうです...
●過去記事:ノーブルノート用にB6革カバーを注文しました。
バインダーの巾自体がバイブルサイズにほぼピッタリで、まさに「余りのないシンプルさ」が心地よいです。
横にタブがついたリフィルなどははみ出すことを覚悟しないといけませんね。
右端にペンループがついていますが、小ぶりなので、クリップ掛け程度の使い方が正しそうです。
そしてこのように本体がジャストリフィルなので、ペンを付けるときは外側にだいぶ折らないとリフィルの束に当たってしまいそう。
そんなわけで今のところ、使いもせずに、リフィルの下に来るよう折り畳んだままにしてあります。
どうしてもペンを差して使いたければ、あえて「はみ出し」を楽しめるよう、リフィル型デザインのペンホルダーを買ったほうが良いのかも....
本体以外には何も付属品がありませんでしたので、リフィルの束の外側に綴じる「リフター」を別に購入しました。
こういうのを最初と終わりにつけておくとリフィルがスムーズにリング内を移動してくれるのでめくりやすいんですよ。
バインダーの扉に対してのリフィル防汚の役割もあります。
これはノックスブレインのものです。
2枚セットで、革を模したようなシボっぽい光沢が各片面に入っており、すべすべしています。
赤色の鮮やかさが、本体のぱっと見がビジネスっぽい真面目な雰囲気を和らげてくれて。
隙間からちょこっと見えたときなども赤が効いていてとても気に入りました。
今のところは、このバインダーを「○○用」とキッチリ決め込むことなく、当面重点的に使うリフィルをまとめて綴じて机上常駐の存在にしています。
日付スタンプを押してデイリー使いにしているメモリフィルや、描きかけの絵日記用リフィル等々をとりあえず入れて楽しく運用中です。
●過去記事:シャイニーの回転日付印を使いはじめました。
今使っているほぼ日WEEKSが終わる年末には、17'年分の週間スケジュールリフィルも直近数ヶ月分くらいを加えようか、など。
綴じきれないくらい厚くなってきたら、他のバインダーに古い分から移そうかな等々、ゆるい計画を立てています。
このフリーダムな感じも、綴じ手帳に無い良さですね。
というわけで、長年の憧れが手元に来て嬉しいです。
これまでのバインダーと同じく、10年や20年を共に過ごして有意義に活用していこうと思っています。
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ブレイリオのシステム手帳についてリンク集
○ブレイリオ Brelio 世界最高の皮革のひとつCORDOVAN 厳選された最上質の原皮のみを使用したブレイリオのコードバンは確かな使い心地をお約束します。←メーカー公式サイトです。
○伊東屋オンラインストア:ブレイリオ革製品←こちらで購入しました。革色はページ内で更に選択できます。(本日現在10mmリング版は取扱無しです。)
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○【バイブル】リフター(2枚)レッド色
→10/6までノックスブレインの公式オンラインショップでは全品送料無料です。
クリーム色に改良されたばかりのリフィルや、上記リフターのようなアクセサリ類のご購入にもお勧めな期間と言えます。
本文中にて思案のリフィル型ペンホルダーもここで見つけたのです。
(さて、何色の革にしよう!!)
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2016.09.20
能率手帳ゴールド、10年目が届きました。
というわけで、2017年でいよいよ10冊目の使用となります。
今年も、売り出し初日にサクッと注文してしまいました。
いつもと違うのは、表紙へ名入れを頼んでみたこと。
公式通販ではこれまで、カチッとした明朝体しか字体が用意されていなかったので名入れはスルーしていたのですが。
なんと今回は、可愛い感じの筆記台風書体が2種類増えた上に、字色も6色とカラフルに!
(その他、色無しの素押しもあります)
○2017ゴールドネーム入れについて | JMAM eショップ手帳の店
さんざん考えましたが
(赤やピンクの文字にしてみようかと悩んだのですが、まあ大人として無難に...)
金文字で「カーシブ」書体を選択。
すみっこがクルっと跳ねて丸まっているフォントなので、華やかな印象ですね。
とても気に入りました。
一度、2010年にも伊東屋で購入時に名入れをお願いしたことがあるのですが、その時は裏表紙だったんです。
場所が場所だけに、自分でも「あれ?名入れしたんだっけ」と半年後くらいにふと思ったりして、あまりその有り難みというか存在感もなく...一年終わってしまった感じでした。
どうせならこのように表紙ぐらいのほうがいいのかもしれません。
10年目の記念という意味もあって入れてみたので、ほどほどに意識しつつ1年使ってみたいと思います!
開封新品時に特有の、ぴかぴかと光る革の上にうっすら漂う赤み(名付けて、焼き海苔光...)と、顔が写るほどに輝く金の小口塗りにまた出会うことが出来ました。
17'年の革も、今使っているものが届いたときの光沢や触感が似ているような気がします。
店頭でじっくり選ぶというのも有りかもしれませんが、他人任せにしてやってきた革の微妙な個体差をおみくじ的に楽しむのも良し、です。
通勤仕事ではないので、持ち運びでくたびれるということもそれほどないと思うのですが、いま現在の16'年版はほどほどにフカフカと貫禄が出てきています。
旅券関連などの各種備忘録を記入して外国にも連れて行った、肌身離さずの相棒としての愛着も着々。
春頃、まだ乾ききってない修正液の溜まりに、表紙を下にして落とすという身も凍るアクシデントがありまして。
必死に頑張りましたが、いまだにうっすら白い汚れが取れないのも、今年の特徴みたいなものとして楽しんでます...
○同じ手帳を同じ方法で長く使い続けるということ | みんなの手帳部 | 日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)
使い方はここのところ何年もずっと固定です。
週間のToDoや目標をまとめている手帳
(上記記事ではバーチカルの「Noltyベルノ」でしたが、現在は ほぼ日WEEKS。来年はシステム手帳になりそうかなぁ)
とは役割を変えているので、うまく使い分け出来ていますよ。
外であらためて手帳を書くということは滅多にしない私ですが、持ち歩く時はいつもこれ1冊です。
たとえば今の時期ですと、「店内で手帳を物色」という用事において役立つよう、右側メモ欄は検討したいバインダーやらリフィルやらの仕様がギッシリ書かれている状態。
よく使うボールペンの芯ー軸互換表などもうしろのメモ欄に一覧化してあります....
↑これ店頭で活用出来て便利なので、切り取って来年の手帳内へそのまま貼り付けてしまう予定。
後ろのポケット、これもいつもの年に共通してる派手具合ですが。
もちろん来年も同じ感じにやってみる予定です。
(この連休で伊東屋に行ったので、きらきらした小さなステッカーもいくつか仕入れてきました!)
外からの見た目が地味渋の大人系ですから、内側のこれくらい良いですよね...
左側のポケットは、グラシン紙とマスキングテープで自作増設しました。
情報カードを入れている右ポケット側の、ベルト状になっているところに模様を描いてみたのはごく最近です。
新製品のボールペンを使ってみました。
○ゲルインキボールペン ジュース アップ | ゲルインキボールペン | 製品情報 | PILOT
これは上記の「ジュースアップ」のなかでメタリックシリーズという色味のものです。
その中の白インクを買ってみたのですが、0.4の極細ペン先の割にとても優秀で、こういう黒い地にもちゃんとクッキリ描ける顔料ゲルインキなのです。
イラストの塗りの中にハイライトを入れるときなどにも役立つ予感がします。
(他の色も買ってみたので、あらためて別記事に感想を書けたらと思います。)
そんなわけで、正直言って10年なんてあっという間でした。
この能率手帳だけはずっと使い続けていますが、値段がちょっとづつ上がってきていること以外は(←まあ仕方ないと思いつつ)不満は無いし、これからも変わることなく売り出されていくであろうという安心感は絶大です。
これからも、淡々と継続して自分(我が家)の歴史を綴り、生活の役に立てたいと思っています。
手元の引き出しには直近3年程度を置き、
(主に家事方面で「前年や前々年の同時期に何をやっていたか」を確認するため、わりとよく見直していますよ。)
残りは別の場所に保管していますが、年に1度はこうしてずらっと並べては「視界が黒い...」と面白がるのも恒例になってきました。
「一生取っておく」と決めているのは唯一これだけなので。
他の手帳を選ぶときは、どんどん迷ったり試したりを楽しんでいるんですよ。
これ、手帳好きとしての良いバランスになっていると思います。
SNSなどで皆さんの愛用風景を見せて頂いていると、私などあまりにも普通すぎる使い方です。
日々の罫線を用語集のように構成して専門分野の備忘録にしたり、書籍の抜き書きを並べたり、日記として両面をぎっしりと文字やイラストで埋めていたり。
なるほど!と気付かされることが多々あります。
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○能率 NOLTY 手帳 2017 ウィークリー 能率手帳ゴールド 黒 3121 ←Amazonではこちらです。
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先日、上記リンクにもある「みんなの手帳部」に掲載の記念品(?)として、立派なカードを頂きました。
●過去記事:「みんなの手帳部」に載りました。(感想と裏話のこまごま。)
オマケとして頂いた「ダブルポッチングノート」なる新製品がなかなか使いやすそうです。
きめこまかく工夫が凝らされた仕様は下記のとおりですが、とにかくぺったりと水平に開くことにびっくりです。
80枚綴じの割にはスッキリと薄めで軽いのは、さすが手帳を作っている会社のノート!という気がします。
どんなことに活用しようかなあ。
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●能率手帳ゴールド関連の過去記事●
・2016年・能率手帳ゴールド、9年目が届きました。
・2015年・能率手帳ゴールド、8年目が届きました。
・2014年・能率手帳ゴールド、来年で7冊目です。
・2013年・「一番欲しい手帳を早々に購入」という対策が効きますように。
・2012年・能率手帳ゴールド、6冊目を買いました。
・2011年・能率手帳ゴールド、5冊目を買いました。
・2010年・能率手帳ゴールド、4冊目を買いました。
・2009年・能率手帳ゴールド、3冊目になりました。
・2008年・はじまりは、能率手帳ゴールド。
・2007年・手帳買い、とりあえず終了(と誓う)。
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2016.08.27
「ほぼ日手帳公式ガイドブック2017」を読みました。
「来年の手帳発売シーズン」が巡ってきて、あちこち(←私のまわりのせまい世界内)でザワザワし始まりました。
先週出た告知がこちら。
○手帳ラインナップ - ほぼ日手帳 2017
けっきょく今年も、ガイドブックを早々に買ってしまいました...。
○ほぼ日手帳公式ガイドブック2017 This is my LIFE. ←Amazon
今年のカバーをずらっと眺めた第一印象は「わりと手堅くまとめた、去年より落ち着いた雰囲気だなー」でした。
現在使っているROSSOカバーの座を奪うほどのものは、とりあえず無し...
的な冷静(かつ、「これでおサイフ的に助かった!」)な気分にも。
もうね、2016年版のrossoカバーは大のお気に入りなんです。
"ほぼ日を使わない年"があるとしてもA6サイズノート用に、ペンホルダー付きカバーとして活躍させるだろうから。
モトをとれるくらいには使いまくれる気がします。
●過去記事:ほぼ日手帳の革カバー、10年ぶりに買いました。
本日現在ではまだ、ほぼ日のサイト内で(手帳本体無しの)カバーのみでも販売中です。
○レザー Rosso - 手帳ラインナップ - ほぼ日手帳 2016
購入後だいたい1年経った今では、ループや内側のヌメ革部はこんがりしてきて、赤革の表面も爪傷っぽい凹みが増えてきました...
しかし特になにか塗ったりせずともしっとりと柔らか。
良い光沢も維持できています。
などと静かな心でラインナップ発表のページを見てみたら、なんと。
WEEKSのほうで革装版が発売されると知りました。
黒はもちろん、赤革も出る....!!お値段約4000円.....しかし、第一候補決定です。
WEEKSは、使い始めの今年版に限って革表紙の売り出しがなくなってしまい。
とてもとても残念だったのです。
今のチェック布表紙も好きですけれどね。
●過去記事:ほぼ日手帳WEEKSを試し始めました。
上のほうで、全体の品揃えが比較的地味な印象であったことを書きましたが、
今回の本で詳しい解説を読んでいるうちに、じわじわと欲しくなったものが出てきてしまいました。
ジッパーでぐるりと閉じるタイプは過去に購入してあんまり使えてないので気をつけようと思っているのに、つい引き込まれてしまったのが、
アーツアンドサイエンスのワインレッド革のカバー。
その他、リバティ柄カバーだとか
今年使用Weeksの柄に引き続いてのマドラスチェックだとか
もうぜったい「お子さんの手帳ですよね」と問われそうなDayDreamのプリントだとか。
けっこうあるね...
毎年おなじみの使用例コーナーは、異国の地で事業立ち上げに奮闘する方のWeeksの使いぶりに感動しました。
中身のギッシリさにも加え、厳しい環境の中でたびたび手に取ったからこその表紙の汚れなど、もう壮絶なくたびれ方で!
あのような感じに手帳と支え合う日々のことなど、いろいろと想像させられる写真の数々でした。
ほぼ日手帳は、他社製品と較べても特に(SNSをはじめとするネット上では)、巧みなイラストやセンスの良いデコレーションを凝らした日記ページetc.の使用例が脚光を浴びがちな手帳だと思います。
しかしぱっと見は地味ながら、淡々と途切れなく書き連ねることで日常の自分と向かい合っているような使い方の人も、きっと多いんじゃないかな。
「発見」するのは難しいと思うのですが、これからもそういうユーザーさんを少なからずの割合で紹介して頂けると嬉しいです!
というわけで、来年の私の手帳はどうしよう。
トモエリバー紙のノートやリフィル紙などは他社製のも持っているので、使い(書き)心地を味わうだけならその代替品はあるんですよ。
その一方で何らかの「ほぼ日手帳ユーザ」で居たい、という思いもあり。
この夏の「脳内手帳会議」は、システム手帳が猛烈に追い上げてきてるんです。
いまだに能率手帳ゴールド以外、100%継続だろうとは言い切れない状況なのはそれが理由。
困った..!
まずは、ほぼ日手帳本をめくりつつ、本格的な手帳の季節に備えねば。
●その他関連過去記事:
・ほぼ日手帳avecを7月版に切り替え準備。(各手帳、半年経過の現状)
・「システム手帳STYLE」を読みました(絵日記が掲載されました)+ 手帳絵日記6月編←この本は恐ろしい。「ほしいもの付箋」だらけになってしまったよ...(フセンつけるまでは無料だし。)
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2016.08.10
トラベラーズノート、アナハイム編できました。
7月末の旅のトラベラーズノートを仕上げました。
まだ10日くらいしか経ってないのですが、もうだいぶ前のことにも思えるなあ。
湿気少なめながら、あちらもすさまじい暑さでした...。
●過去記事:旅から帰ってきました。(アメリカ アナハイム)
今回も、いつものように全ページ「書類を貼るだけ」のスピード制作です。
日付と、レシートの簡単な中身(「夕食」とか「日焼け止め」等のひとことメモ)くらいしか書き入れていないので、表紙とはギャップが大きい殺風景な内部ページなのですよ。
表紙は、受付カウンターで貰ったステッカーと、ディズニー(ズートピア)のメイキング聴講のときに会場入り口で配布していた絵葉書を貼りました。
こちらは裏表紙で、近年の恒例、スーツケースに貼ってくれたバーコードラベルを再利用です。
ステッカーなどは、展示会で配布されていたものを貰い集めました。
表紙の絵ハガキ含め、剥がれやすい貼りもののフチを補強するためにマスキングテープで囲むのもお約束で!
昨年末に購入した高性能テプラで背ラベルを作るようになったので、今までと同じようにテープを出力して完成です。
●過去記事:無線対応の新しいテプラ(SR5900P)でトラベラーズノートの背ラベルを作ってみました。
以下、旅先でも体力を消耗せず、面倒くさがりの人でも長続きする旅ノートの作り方(準備の仕方)です。
・現地で行う唯一の作業は、「レシートは日別に分ける。」
100円ショップにも売っているような仕切り付きフォルダー
(レシート入れのようなもの。小型で良いので最低でも旅の日数分の仕切があるのが望ましいです)
を持っていって、寝る前に当日発生したり集めたりした紙片をザーッと放り込みます。
私は、「草原ミツバチノート」を4年ほど使っています。
入りきらない大きさのもの用に、A4の封筒やクリアフォルダも持っていくといいです。
こまかい整理などは帰宅した後でいいのです。
・表紙ぐらいはその旅を象徴する凝ったものにしたいので、「ノートの顔に使えそうな何か」をうっすら探しつつ日々を過ごす。
絵葉書でも、思い出深い土産の包み紙でも。
大きいものだとノートを全面包んで表紙に出来るのでラクです。
見るだけで、「あー○○に行った時のだな」とわかるものなら何でも良いと思います。
・帰宅後はレシートを日付順に貼っていき、余ったページには手配書類やチラシなど、なんとなく手元に集まっている紙類をどんどん貼り付ける。
貼りまくって満足したら、貼りきれない(やはり、なんとなく)余っている紙類は思い切って全部廃棄してスッキリと身辺を整理。
新たに工夫してみたのは、旅の準備(各種手配や荷物準備リスト、旅行総合サイトのレビューなど)のメモを今回はシステム手帳にまとめていたので、そのリフィルを取り出し、丸ごとトラベラーズノート内に移植したことです。
該当リフィルをホチキスで綴じてマスキングテープで背をまとめ、トラベラーズノートのページにぺたりと貼り付けました。
いつまでも6穴バインダーに入れておくのではなく、その役目に相応しいところにくっつけておいた方が今後の役に立ちそうです。
調べたこと自体も良い思い出だから、これからも旅用の事前メモはシステム手帳リフィルに作り、最終着地点はこの場所にしよう。
そんなわけで、
「書いたテーマで選別して自力製本できる」という、システム手帳リフィルならではの奥深い利点を発見した機会となりました。
こんな感じで、相変わらず
「トラベラーズノートの名の通り、旅行の機会でしか使わない」
「帰宅後に一気に作業するので、そもそも旅に持っていかない」
「革の表紙は重いのでリフィルしか使わない」
という、普段からの愛用者ですとは言いにくい活用法です。
とはいえ発売以来、淡々とスクラップブックとして作り始めて今回で15冊目となりました。
本棚にずらりと並べて時折読み返すのも楽しいですよ。
同じかたちのものが蓄積していく楽しみもありますので、今後もずーっと売り続けて欲しいです。
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★トラベラーズノート関連過去記事(あたらしい順)
・トラベラーズノート、シンガポール編できました。+おすすめな旅日記アプリ
・トラベラーズノート、LA編できました。←草原ミツバチノートを使い始めたときの関連話
・トラベラーズノートのパスポートサイズを情報カードホルダーに。
・(2010)トラベラーズノート出来ました。(BiCのボールペンや荷作りに便利なソフトなど):沖縄編
・(2009)トラベラーズノートを地下鉄路線図でつつんでみました。:パリ編
・(2009)トラベラーズノートを包んで完了。:サンフランシスコ編
・(2007)トラベラーズノートをつつんでみました。:沖縄編
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2016.06.29
ほぼ日手帳avecを7月版に切り替え準備。(各手帳、半年経過の現状)
あっという間に6月も終わってしまうわけで、仕舞ってあった来月始まりの手帳(ほぼ日手帳avec7-12月版)を開封しました。
手帳を「準備」と言っても特にあらかじめ書くこともなく、そのまま1日にスイッと入れ替えるだけですが...
ちょうど昨年の今ごろ、Loftでうっかり買ってしまった後期版以降、ずーっと気に入って使っています。
だから、今度でいよいよ3冊目。
毎回、切り替えの時期は、新品の紙のまっすぐさに感動し「こんなに薄い手帳だったっけ?」とビックリするんですよね。
たまに、美味しいものを食べたときのレシートを貼るくらいはしていますけれど、ボールペンの筆圧の凹凸や万年筆インクの水分?で紙が膨らむみたい。
こういう、使い込んだ味が出る手帳は楽しいですね。
●過去記事:・7月から、ほぼ日手帳avec(後期版)を使う予定です。
私の場合この手帳の使い方は、毎日更新する"伝言板ホワイトボード"のようなもの。
前の晩の最後 または当日の最初の作業として、ずらっと「今日のやること」を書き並べる場所です。
(必ず行頭に□マークを書いて、終わったらチェックマークを入れる。)
これなら文字どおり「チラシの裏」でも束ねておけば代用出来るんですが。
手帳なら、全ページに日付が印刷されているので明後日以降の必須ToDoもメモしておけるということで。
ToDoを書いて空いてるところにメモなども入れたりしますけれど、あくまでも「伝言板」扱いなので、当日や翌日に役立つレベルの備忘録に留めています。
(1週間以上の長期で維持が必要な情報は、週間手帳のWEEKSや能率手帳etc.のほうに振り分け。)
と、こんな感じの超事務的な運用法なので、"手帳のステキな使い方"としての視覚的面白さは全くナシで進行しています。
その代わり、病気で寝込みでもしない限りは
「毎日なにかしら書き込まれ、ちょうど良く埋まる」
毎日が続いており、A6のピッタリなサイズ感を満喫しているのです。
A5カズン型のavecや他社B6手帳では、空白を持てあますだろうなーと予想出来るので...
一時の物欲で大型化しないよう、気をつけたいと思います!
カバーは純正の「Rosso」を、昨年注文して届いてすぐの9月から使用してます。
中身が半年版の薄さでも特に違和感もなく、良い感じに手に馴染んできました。
●過去記事:ほぼ日手帳の革カバー、10年ぶりに買いました。
内側のヌメ革は写真のように、端っこだけがこんがり色づいてしまいました。
1年経たずにここまで変化する革だとは思わなかった!
新品のうちに、ひろげてまんべんなく日光浴させれば良かったんでしょうね...
あんまり美しくないなあとは思うんですが、これもまた味として育てていくことにします。
9月には来年用の新しいカバーが発表されてまた売り出しも始まるのでしょうが、2016年rossoの赤革は本当に好みなので。
よほどの配色が出ない限り(マリンブルー革が復活とか?)買わないんじゃないかな...。
○文庫本サイズのオリジナル(分冊版avec) - 全ページ解説 - ほぼ日手帳 2016
●過去記事:2016年の手帳のこまごま
ざっくりと現状をまとめてみると、
★ほぼ日avec:ここまで書いたとおり、7月からも日々のToDo帳として継続予定。年末までに飽きなければ2017年版も使いそう。
(わりといつもフランクリン・プランナーと迷い、僅差でほぼ日が勝って今に至る。次はどうなるだろう?)
月間ブロックは、毎日の献立記録を記入。
★ほぼ日weeks:右ページに週間のToDoを、左ページに業務記録(実際にやったこと)を書き込み。
月間ブロックは入出金記録など、確定申告の帳簿に関するメモを記入。
今までの手帳歴の中で一番小型と言える週間手帳ですが、avecと同じく「いつの間にかそれなりに埋まっている」規模であることでかえって安心して使えている気が。
使い勝手は文句ないのですが、巻末にたくさんついているメモページがうまく活用できない。
この件は引き続き試行錯誤中。
★能率手帳ゴールド:いつもどおりの使い方。何年も先に見直しても役立つ情報を心がけてます。
家事や支払いのことなども書いているのでいくらかWeeksと重複する件もあり。メモ側は買い物検討ネタ多め。
最近巻末に、よく使うボールペンの替え芯一覧表も書いたので、外出先の文具店で役立ってます。
★手帳として使ってないので番外ながら、hobonichi planner:たまに(当日日付ページに)落書きしてはSNSにアップしているけれど、空きページもかなり多い。
年末、未使用ページをメモ用紙として切り取ってでも、きっちり無駄なく使い切りたい。
来年はどうするかなあ。
今年で気が済んだので、よほどの目的を発見できない限り2017年版は買わない可能性高め。
という感じですが、
どうせまた、来年用の手帳販売シーズン(9月頃〜)二転三転して大騒ぎすると思われます...
7月もがんばりましょう。
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2016.06.26
ノーブルノート用にB6革カバーを注文しました。
前回の記事で書いたノーブルノート、着々と書き進めています。
●過去記事:ノーブルノート(B6)を使い始めました。
B6ノートは、かつてカキモリ製のノートでほぼ毎日使っていました。
厚紙の丈夫な表紙であることに加えて大きめのリングで綴じてあるため、当然カバーなど必要なくそのままの状態で日々書き込んでいました。
今回のノーブルノートで、久々に
「よーし専用カバー欲しいぞー(もちろん革製で。B6サイズではまだ持ってないし)」
という、いつものパターンに陥った次第です...
市販のものをいくつか探してみたのですが、A6やA5に比較すると今ひとつ気に入るものがなくて。
これまで通販利用してきた店舗は、受注後の制作で仕方ないとは言え、待ち時間が数週間と結構長めでした。
そこで、今回初めて利用してみたのは、SNSなどで何度かコミミにはさんでいた楽天の「ブラン・クチュール」というところです。
○ 手作り革雑貨 ブラン・クチュール
ほぼ日手帳/ジブン手帳/EDiTなど有名な各種手帳や、システム手帳etc.のバインダー類など、提示されている規格が豊富な上、制作時期にもよるとは思いますが(私の注文時は)3-4日〜1週間程度の納期の製品がほとんど。
レビュー欄を読んでみると、個々の状況に合わせて、寸法などの微調整にも対応してくれるようです。
私の場合、 B6ノートカバーのコーナーを見たところ厚みが3種類から選択できるようになっています。
念のため「あまり貼りものをしないで使用するライフのノーブルノート(厚さ12mm)はどれを選ぶと良いか」という問合せを送ってみました。
すると翌午前中にすぐ返事が届き、ピッタリ合うように作れるので本体の縦/横/厚みサイズを測り、ノート名含めて備考欄に書いておいて欲しいとのこと。
(調整の追加料金などは不要でした)
結局、B6ノートカバーの基本料金である5980円 + 差し込み部分の革色替えカスタマイズ(表地はチョコレート色、内側はボルドーレッド色の革を選択して)500円 をお願いし、6480円でした。
ごくシンプルな、ブックカバーのような仕様が「素」の状態です。
これに追加料金でこまかいカスタマイズを加えて、内側ポケットやペンホルダーや栞紐等々の手帳カバー的なパーツをいろいろと足すことができるわけです。
私は、ノート本体側に栞を接着するのが好きで幅広のリボンをたくさん集めているため、+栞のカスタマイズは頼みませんでした。
革色は、ページの写真以外にも(可能なら色見本を取り寄せることをオススメしますが、)かなりたくさんついているレビュー欄をざっと読むことで雰囲気を判断しました。
「チョコレート」は、暗すぎず明るすぎずのとても好きな茶色です。
内側に使ってみた「ボルドーレッド」がこれまた、落ち着いてる割に紫方面には寄りすぎていない、目を引く綺麗な赤で。
いつかこれを表地にしたものを何か欲しくなりましたね〜。
ここのヌメ革は堅く厚みがあります。
表面は色味も一様かつ光沢は少なめで、マットな仕上げです。
経年変化はゆっくり(逆に言うと、長く良い状態を保てる)タイプの革質かもしれません。
裏貼りされているわけではないのでカバーの内側は革の裏側そのままのザラっとした質感ですが、この仕様の割には毛羽立ち等は少なく、表紙の引っかかりや開閉時の摩擦も新品のうちからほぼ有りませんでした。
糸色は基本的に薄いベージュ(または黒糸)になり、革色に合わせた種類はありません。
濃いめの革色なのでパッと見では白糸っぽい印象となり、黒革+黒糸の組み合わせにでもしない限り、いくらか若々しい(?)印象のコントラストになってしまうかなーという気はします。
総合的に言うと、対応の良さや価格・納期を考えると非常に満足な結果です。
(多くのお客さんによる様々な事例の蓄積があるので、対応も速く的確。
大量に付いているカスタマーズレビューを読むことでこちらも判断しやすい。
提示してある仕様に対して、本当はここがこうなればベストなのに。という希望があるときは、変更可能か問合せすることをおすすめします。)
必要なときがあれば、次もここで作りたい気満々です。
(出来れば今度はボルドーレッドを本体色にしても良い!)
独自アイデアの凝ったデザインで 等の希望がなければ、ちょうど良く実用的なものが手に入るので、おすすめです。
個人的にうっすらな実現可能性の順で、今後のオーダー希望を並べてみると、
・ほぼ日WEEKSを継続する+今年のように革装版が発売されなかった場合。
もし表紙の柄で今年並みに気に入ったものが出なければここでweeksカバーを注文。
(本体赤革+内側ナチュラル色革にし、左右の内ポケット程度はカスタマイズで追加したい。ペンホルダーも伸縮式タイプなら邪魔にならないかも。)
・A5ルーズリーフ用のバインダーは、革製の気に入ったものがずーっと見つからないままなので、ここのだったら良いなぁ。
(写真で見た限りは比較的ガッシリ目な感じですが、レビューを見たところ、いわゆるジャストリフィルな巾に変更してもらったり等してる人も多い。参考にしよう。)
合皮のを持っていましたが、数年で表面が劣化して使えなくなってしまいました...
ルーズリーフ用紙は、ノーブルのシリーズでも出ていますし、マルマンの紙も名品なのでこれらを使用再開したいです。
・A5のシステム手帳で19mmの大型リングの規格もあるので、これでベルト無し仕様のシンプルなバインダーを頼みたい。市販のものだとやはりなかなか見つからない。
と、そんな感じですが。
しばらくは現在のB6ノートカバーを楽しく使い込んでいきます。
ノーブルノートの表紙は、ちょっと柔らかめの厚紙じゃないかと思うのです。
良く言えば「手に取るほどに味が出やすい」というか…。
店頭のサンプルなどは、ヘリ部分からふわふわにくたびれているのを見かけたりもするので、このノートは(綺麗なまま使いたいなら)何らかのカバーは付けた方がいい感じはあります。
実はライフ純正で各サイズの黒/茶色でカバーが出ており、2000円くらいで入手可能。
(かなり悩みました。でも本革じゃないんですよね…。
実際に店頭で見て、表紙の飾り模様が型押しになっていて格好良くて、コレはコレで持っててもいいかな?と思った程には良い印象。いまだにちょっと欲しい。)
○ライフ ノーブルノートカバー B6茶 ← Amazon
というわけで毎度の悪い癖、「まずは道具から入る」段階をこれにて完了しました。
あとは、それに報いるべく有意義に使うだけですよ!
●関連過去記事:以下はA5の手帳用カバーを入手の履歴。現在は中身が本になったりノートになったり、変遷中です。
・青革のダイアリーカバーが増えました。← 同型の赤色も良いのですよ。
・チョコレート色革のノートカバーが届きました。 ← 比較的薄型用なので重宝してます。革質はここのが一番好きです。
・赤革の手帳カバーが届きました(カズン用):前編 ← これは参考書やA5のノーブルノートにもぴったりな厚み。
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2016.06.22
ノーブルノート(B6)を使い始めました。
5月の初め頃から、ノーブルノート(B6サイズ/横罫)を使用開始しました。
それまでのMoleskineデイリーダイアリーの用途を丸ごと移籍ということに...。
●過去記事:Moleskineのデイリーダイアリーを使用開始(星の王子さま2016)
あれだけ張り切って使い始めたMoleskineでしたが、やはり、万年筆使用に難関が...
インクの裏抜けには寛容でありたいと思っていたのですが、私の手持ちの中でまともにウラオモテで書き込めるのはプラチナのブルーブラックぐらいであることが、どうにもストレスで。
今年は特に、パイロット社製のペンやインクを多めに使ってみたい傾向であるため、道具が限定されるのがどうにも納得いかず。
ある日、2ページ先までジワッと染み出た色彩雫インクの文字を眺めるにあたり、
「もうやめた!このノートは万年筆以外のペン専用とする。」
と清々しく心の中で宣言し、諦めました。
(あくまでも「プチ挫折」ですよ。
使い終わるまで何年かかかるかわかりませんが、"道具が合っていれば" 紙もサイズも好きなのですから無駄にはしません。)
・・・というわけで、このB6ノーブルノートは伊東屋で買ってきたもの。
かつて、A5の方眼版を、発売すぐ後ぐらいの2008年に入手したことがあります。
当時試したときは、厚地の100枚綴じはちょっとボリュームがありすぎると思ったし、書いてみると私の好みよりも少々ペン先が滑りすぎるような気がしました。
それでまあなんとなく物欲フェードアウトした記憶があるのですが。
しかし去年辺りからシステム手帳のリフィルはノーブルリフィル率が高くて。
罫線色の薄さはもちろん、インクを選ばず滲みや抜けもなく描線クッキリなことや、厚さで裏からも透けて見えない件が良いなあと。
あと、手指の水分や脂分の影響を比較的受けにくいのも気に入ってます。
(「ノートの下方向に書き進めるにつれてインクが滲むようになってくる」紙はこれが原因なので。
バンクペーパーでちょっと苦労したかなあ。)
2008年当時とは、ペン先の好みもだいぶ違っているので
(現在の主構成になっている国産F以下や軟式ペン先なんて、当時全く使ってなかったし...)
紙のすべすべ気味な性質も、むしろちょうど良い書きやすさに感じます。
すっかり"ライフの紙"のファンになってしまいました。
B6サイズにしたのは、カキモリで作った分厚いノートをうまいこと使い切れたことで
消費スピードも比較的速めとなり(←飽きないうちにどんどんページを更新できる)自分に結構合っているサイズであることを学習できたためです。
●過去記事:カキモリのトモエリバー紙ノートを使い始めました。
8mmの太罫は、細字ばかり使う現在、スカスカに空き過ぎるのでは?
と思っていたのですが、これが良い意味で利用し甲斐のあるスペースだと気付きました。
アウトライナーで打ち込むが如く、箇条書きのメモを積み重ねながら書く方法なので、行間だけでなく行末もそこそこ空きます。
しかし、あとからの書き足しや注釈
(というとかっこいいけど、最初に書いた内容へのツッコミ的な言葉を吹きだし付で入れたりの)
補足事項を入れやすくて。
だから最終的には紙面ギッシリに文字や図形で埋まる景色になったりすると、考えの整理が完了した気がしてなかなかの達成感なのです。
行数は1ページ20行です。
B6だからこその少なさなのですが、これがまた、わりと軽めの内容でも1テーマ/1ページを最低単位に使い切れるちょうど良い量。
ノートと言うよりは、情報カードのような感覚でサクサク消化できる行数なんですよ。
上記のMoleskineダイアリーの時も
「1ページの行数が、何かをまとめるのに適量だな」
と思ったのですが、あちらも小さい判型かつ細罫ながら偶然同じ20行なのです。
Moleskineポケット→B6 とサイズが巨大化したにもかかわらず、今回の移行がほとんど違和感無いのも、手が「20行でひとまとめ」に馴れているからなのかもしれません...。
ページ番号は自力で入れ、巻頭の数ページを縦に2分割して目次専用に確保してあります。
「○○を使った感想」とか「○○購入の検討」などというタイトルが多め。
うーん、もうちょっと、何かのアイデアだとか考察などの深みあることを書き並べるノートにしたいんですが...
とはいえ、ここにまとめることで、頭を冷やすことが出来た物欲も多数あるのでヨシとする。
脳内の会議録のようなものですね。
ノーブルノートの綴じ方は「分け折り4つ山綴じ込み製本」というのだそうです。
糸綴じの薄いノートを4冊、合体させたような構造。
ほぼ日手帳のような、机においてすぐパタンと水平に!という感じではなく、一旦サッと軽〜く「押し」を入れる(せっかくの真新しいページなので、素手でなく小型の手帳などでプレスしてます...)必要はあるのですが、その後は綺麗に開くので気にならなくなりました。
このノートの表紙デザインは、横罫・方眼・無地の3種類ともけっこうオシャレな色づかいなんですが、特に横罫の淡ブルー表紙の雰囲気が可愛らしくて好き。
横罫にこだわって使っている理由のひとつかもしれません。
と!
そこまで「表紙が好き」と言っておきながら!
ノートカバーをオーダーしてしまった話
(カキモリB6ノート時代はリング綴じゆえにその楽しみを我慢していたのだ!)
を次回は書こうと思います...。
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○Amazonではこちらです→LIFE ライフ NOBLENOTE ノーブルノート 8mm×20行 B6 N30
サイズはB6 / B5 / A5 / A4あり、それぞれ 8mm横罫 / 5mm方眼 /無地 のレイアウトが選べます。どれも200ページです。
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2016.02.17
Moleskineのデイリーダイアリーを使用開始(星の王子さま2016)
スケジュールの日付に関係なく雑多に書き進める小さめのノートが欲しくなりまして、散財しそうになっていたタイミングで「そう言えばこれ、ずいぶん前に買ったかかも」と思い出したのが星の王子さまMoleskineダイアリーです。
先月の末から使いはじめました。
ほぼ日手帳と同様に1日1ページ仕様の年間手帳なので、印刷してある日付に従うのが一番正しい使い方なのですが。
既に約1ヶ月スタートが遅れてしまったので、日付は無視(上から手書き)して初日の元旦ページから進行中。
自分用に何か役立ちそうな件の備忘録というか「考えとか感想のまとめ」中心のネタ帳にしています。
ノッているときは3ページも4ページも書いてしまうのですが、忙しくて手にとらない日も当然有り...。
現実の当日日付ページに追いついて、やがては年末を待たずに使い切るのが目標なんです。
飽きませんように!
これを買ったのは、なんと昨年の6月終わり頃。
Amazonの洋書カテゴリーでは、夏前から翌年のDiaryや限定版のMoleskineが(輸入版として)早々に買えることが多く、たまたまの検索で見つけて一目惚れしたのです。
赤いゴムバンドと布貼りの感じが好みすぎたので!
「まあしばらく飾っておくだけでもいいや、何かには使えるはず」
という無理矢理な理由で注文です。
実際その後半年以上、本棚の装飾として毎日眺めていました...
現在は下記にて購入できます。
○2016年 限定版 星の王子さま|12ヶ月デイリーダイアリー Pocket / Moleskine Online Store(モレスキンオンラインストア)
Moleskineの紙が、裏抜けや滲みやすさで相性の悪いインクも多く、万年筆ユーザには評判よろしくないことは承知です。
自分も近年は常用ノート候補から外していたので、じっくり書き込むのは久し振り。
これが限定デザインのダイアリーだからなのか、最近のMoleskineはこれくらい普通なのか、それともたまたまの個体差(今までの経験からするとそれも充分に有り得る)なのか?
・・・は知りませんが、けっこう"当たり"の紙質だったのは驚きでした。
愛用のプラチナブルーブラックには中字ぐらいでも全く裏抜けないのです。なんだー安心!
モンブランの青にも強い。カーボンブラックは極細ならなんとか。
過去の経験だとラミーの青にも大丈夫なはず。
というわけで、右側ページにプラチナなどの裏抜けしない系インクで書くと、めくった次の新ページが気持ち良く使える事に気付きました。
逆に、左ページは"抜けにじみ系"も積極的に楽しむなどしています。
(パイロット社のインクは呆れるほど裏抜けます。)
こんな感じに相性は選びますが、ペンの当たりが柔らかくてインクが吸い込まれていく感じの書き心地が好きなんですよね。
日本の手帳やノートの優秀な紙質ではあまり味わえないフカフカ感がちょっと病みつきになるというか...。
紙の上をペン先が走るときの音も気持ち良くて。
これらのせいで、多少の裏抜けや滲みくらいまあいいじゃん?という大らかな気分にもなってくるんですよ。
ほぼ日手帳シリーズのトモエリバー紙の恩恵は日々受けていますが、それとはまた対極の使い勝手なこともかえって面白く、"書きたい気分"のバランスも取れてる気がします。
10年以上前にMoleskineを知ってから、1日1ページの分厚いデイリーダイアリーは憧れていたのですが、実は今回が初めての使用。
2.5cmほどもある厚みがハードカバーの小さな本のようで、ポケットサイズを手に持ったときの小型煉瓦のごとき収まり具合がなんとも可愛らしいです。
これだけのボリュームがあるせいで、使い始めの今は特に、右側には同じぐらいの厚みの手帳でも並べないと段差で掌の置き所がガクっと下がることになります。
左は左で急斜面になるので、やはり下に何か挟んだほうが安定するかもしれません。
そんな手間がかかってもやっぱり、厚くて小さなノートってワクワクするんだよなあ。
詳しい仕様は上記のリンク先のオンラインストアページ内に各写真があります。
表紙をめくると、星の王子さまおなじみの「バオバブの木の星」が描かれてるんですよ。
拾ったときの連絡先書き込み欄には、 In case of loss, please return to planet:___ と書いてるのがいいね〜!
横罫は6ミリ巾なので、筆記具は細字向けです。
本文ページ内には、左端から7ミリほどのところに小さな時刻表示があるのですが、この位置にあわせて箇条書きの行頭マークを揃えられるので、メモも見た目良く書けて重宝しています。
はじめのほうに1ヶ月/1ページの割合で月間ブロックがありますが、ここは印刷してある日付に合わせて(メモ内容の)目次として使っています。
本日現在1月18日のページまで進み、つまり今も1ヶ月遅れのままな状態なのですが。
しょっちゅう読み返しつつ小さなページを消費していく楽しみはまだ薄れません。
先は長いですが、このまま最後のページへ到達できますように〜!
そして来年分も買う気になれるくらい、意欲が続きますように...。
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2016.01.03
2016年の手帳のこまごま
年末にものすごい風邪をひいてしまい、昨日くらいまでずっと寝込んでました。
1-2年に1度くらいしかここまでの病気にならないのですが、よりによって年末年始が潰れるタイミングとは!
はやいところ回復して、美味しいお肉やお酒を味わいたいのですが、もうちょっと我慢です。
大晦日あたりに投稿して、今年のシメにしようと思っていたネタをここにぽつぽつと書いておきたいと思います。
1月のこまかい仕事予定などが入ってきていたので、昨年内(風邪ひく前の時点)で能率手帳ゴールドの移行をほぼ終わらせていました。
新しい革の感触、良いですね!
あらゆる場所に持ち歩いて、ここ数年にないアクティブさでお供してくれた15'年版は、くたくたの柔らかさに育ちました。
しかし、破れたり外れたりの故障が全くないところがこの手帳の底力であると思われます。
まだまだ今後、振り返りや確認(または暇つぶし)で、将来にわたって何度も開くことでしょう。
能率手帳ゴールドは、一生の中でそういう位置づけにして、ずっと手元に取っておきたいと思ってます。
昨年からこれをやってなかなか便利だったので今回も、
空いている昨年12月分の数ページへ「欲しいものリスト」を分野別に書いてます。
●関連過去記事:能率手帳ゴールド、9年目が届きました。
左写真:昨年は、手帳の見返し部分を「今年の丸型シールを集めるコーナー」にしていたのですが、だいたい埋まったところで1年が終わりました!
ほとんどマスキングテープを開封した時のラベルなのが、ちょっと無理矢理感あるな..と思うので、今年はもうやらないことに。
Instagramなどみていると、リバティプリントなどの綺麗な布や包装紙を全面に貼りつけて可愛く仕上げている方々も。
私は、今年なにを貼ろうかなあ。
右写真:毎年恒例、後ろポケットも派手にデコレーションしてみました。
これらの場所に、5×3や名刺サイズの情報カード、フセンの束などを入れて持ち歩くと便利です。
左側の増設ポケットは、グラシン紙をマスキングテープで縁取っているので半透明。
ほぼ日手帳のavecは、引き続き「今日のToDo」を書くメモ帳(+ 月間ブロック頁は献立記録)として、1-6月版をカバーに入れ替えました。
数ページ分くらいはレシート貼ったりはしてますが、ただ書くだけでだいぶ紙が波打ってフカフカになったのが面白いです。
未使用で真新しい1年分のほぼ日Plannerと、2015年7-12月分のavecが、見た感じそんなに変わらないボリュームなんですよね。
ということは、1年版のほぼ日手帳をまともに使い込むと倍くらいの厚みになるということか...
飽きっぽい私には、半年ごとに心機一転できるavecはとても都合良く、今回も「とりあえず夏までは仲良くしようね〜」とユルい感じでいきます。
赤革のrossoカバー、9月早々に購入したものですが本来は2016年の手帳用とは思えないほど、すっかり視界にも手にも馴染んで愛用中です。
新しい頃の写真と較べると、内側の肌色ヌメ革部分がいくらか濃い色に育ってきているような...?
●関連過去記事
勢いで買ったPlannerですが、事務用に徹するavecとは違い「適当に使う自由帳」としてつきあっていこうと思います。
Instagramなどへの投稿用etc.可能なときは日付に沿いますが、"トモエリバーの文庫サイズ紙束"として複数年かけてでも消化していこうかと。
今年は、書いたり描いたりを、紙でもデジタルでも境目無く沢山やる(できればいろんな人に見てもらう)年にしたいです。
まだまだ、使いみちナゾのいろんな手帳というかノートがあるのですが、それはまたいつか...。
10年日記のほうは、今年からいよいよ8年目です。
月末の仕事オフの時に1ヶ月分をまとめて書く という方式にしてから、特に苦も無く続いています。
書くスペースが小さいので、その時の手帳やノートをひっくり返して、適当に日々のことやら体調やら食べたものやらをだらだら書き込むだけです。
(わりとくだらないことのほうが後々の年月で読み返すと面白い。)
と、こんな具合に今年もよろしくお願いします。
3日位までは、ぐったり療養して、来週から本気出す!
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2015.12.24
ほぼ日手帳WEEKSを試し始めました。
2011年版の発売以来ずーっと迷いつつ見送ってきたWEEKS、とうとう買ってしまいました。
来年用をこれ以上増やすとまた「使いこなせない手帳」という犠牲者が増える...
というのはわかっているのに。
楽しそうに書き込んでいる人がまわりに多いとつい気になってしまうんですよね。
Instagramこわいよーたのしいよー
絵日記っぽいのはもう他のところでやってるし、デコり系の可愛い使い方は私にはたぶん無理。
というわけで
「とりあえずのお試し」
という感じで、長らく週間手帳としてのやってきた方法
(週間ToDo一覧と付随するメモと、日々の実績の書き並べ=9月頃からフランクリン・プランナーでやってきたこと)
をそのまま引っ越し、というか移植して使ってみることにしました。
●過去記事:フランクリン・プランナー(ウィークリー)を10月から使いはじめました。
2週間ほど経つのですが、うわーどうしよう。 気に入ってしまいました。
何年もあれほどバーチカルレイアウト(ただし、時間軸無視)を使った週間日誌の書き方にこだわってきたのに。
同じ運用法で、レフト式でも特に問題なくやっていけてます。
意外とユルい信念だったんだな...
○週間手帳のWEEKS - 全ページ解説 - ほぼ日手帳 2016
私の場合、
左ページに書きとめる仕事や家事などの分野別実績は、もともと3エリアに分けて罫線上に小さな点が印刷してあるのでそこを書き出し位置の目安としています。
バーチカルよりも空きスペースが発生しないので、ぱっと見の視認性はむしろ良くなったと言えます。
右ページに並べる1週間のToDoリスト、特に関連のメモなどはスペースが足りないことが多々ある予感がするのですが。
そこは巻末に71ページもオマケでついてくるメモのほうに振り分ければ何とかなりそうです。
1週間あたり1ページを当ててもまだ余る計算ですし、メモ内容の目次を作ったりすれば更に使いやすいでしょう。
・・・と思って眺めてみると、もうちゃんと、メモページの隅にはページ番号も印刷されているという気の利きよう。
ユーザーからの要望:時にはクレームもあったでしょう:も吸い上げつつ何年も続いてきた手帳の強みは、こういう使いやすさに表れているなあと感心した次第です。
紙質は、ほぼ日手帳おなじみのトモエリバー(クリーム紙)なので使い慣れています。
方眼のこまかさに合わせるつもりで書くならば細字の筆記具ばかりになりそうですが、そこはデイリー版のavecのほうで発散しますか...
というのが今のところの感想です。
器用ではないので私には使い分けは無理でしょうから。
週間手帳は、「フランクリン・プランナーまたはWeeksかのどちらか」で決めることになるんだろうなあ。
うーん、今年いっぱいは(といってもあと1週間ですけど)悩んでみます。
トーマスメイソンの「レッド・チェック」柄の表紙にしましたが、とても素敵だと思います。
いかにも学生っぽいかもしれない模様かなと心配してましたが、実物は大人な雰囲気。
持っている赤系の文具によく合うし。
当初は潔く"カバー無し"で使いはじめてみようかとも考えていたのですが。
絹のように繊細で柔らかな布地の触り心地から考えると、手汗や埃ですぐに汚れてしまいそうです。
(このブランドのシャツ、着てみたいなあ。)
透明ビニールの純正クリアカバーをつけても高級感は損なわれず、ツヤツヤと綺麗で見飽きません。
来年版から革装版のWEEKSがなくなってしまったのは残念に思っていましたが、レッドチェックの布表紙で満足です。
今年あたりからだんだんと、小さめの手帳でよくなってきた気がします。
いまだけの個人的流行かもしれませんけれど、手帳分野での「必要にして充分」がわかってきて気分がいいです。
●その他関連過去記事
・ほぼ日手帳の革カバー、10年ぶりに買いました。
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○ほぼ日公式と地元の小型Loftでは売り切れていたのでAmazonで買いました。
「すべてのバリエーションを見る」で各タイプの色や模様を選ぶことが出来ます。
→ほぼ日手帳weeks 2016
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2015.12.04
フランクリン・プランナー(ウィークリー)を10月から使いはじめました。
正確には9月の上旬くらいから、お試し用の日付フリー版リフィルでスタートして、その後2015年10月始まりのリフィルセットを購入しました。
昨年からのNOLTYベルノA5バーチカルを止めてしまった主な理由は
・ページ数も多く重いせいか頻繁に開いて予定確認するのが億劫になった。
いつのまにか「日に1度書いて、棚に差し込んでおしまい」という日記帳的な扱いになりりつつあった。
(机上に常に開きっぱなしにするにはいくらか大きすぎる。
つけているカバーが厚いからというのもあるし、ほぼ日avecなど他にもこまごまと常駐手帳があるので...)
・後ろの60ページ以上に及ぶ分厚いメモページの使いみちが思いつかない(手帳全体を使いこなせていない)件がいつもうっすらストレス
ということかなあ。
紙質も書き心地も基本レイアウトも好きだったけれど、今の自分にはオーバースペックと判断したのでした。
●うまいこと使っていた頃の関連過去記事:...また復活するかもしれないし!
・「みんなの手帳部」に載りました。(感想と裏話のこまごま。)
↑あちらのサイトでは現在も「よく見られている記事ランキング」の1位だというのに、本人は既に挫折...ひどい...
・来年の週間手帳も引き続き同じもので。(NOLTYベルノA5バーチカル1)
だったら同様レイアウトの小さめサイズのを探そうか...
と思ったものの、夏始まりのこういう手帳など売っていなかったので。
手元にあるシステム手帳のリフィルに罫線を引いて1週間ほど過ごしてみたところ、巾が相当狭くなったものの特に不都合無し!
それどころか、好きな分量の好きなレイアウトだけを自分で組み合わせることが出来るという利点を久々に有り難く感じて、このままシステム手帳派に戻っちゃおうかなとまで...。
春から書いている絵日記は元々Bindexのリフィルですし、昔買って使い切れなかったリフィル類や休眠バインダーもほぼ全部保管してあるんです。
システム手帳使いたい!の自分ブームは数年おきに突然やって来ます。
10年越し級も含まれる保管品達はその為の「非常用備え」と言ってもよくて(笑)、やはり今回も役立ってくれました。
バイブルサイズで週間バーチカルレイアウトだと、一日あたりの巾が非常に狭くなるのがつらいところ。
7日等幅だとどのメーカーでも2㎝程度なんです。
そこで思い出したのが、バイブルより横幅が13ミリほど広いフランクリン・プランナーのコンパクトサイズ。(6穴の間隔は同じ)
これの週間バージョンも確かバーチカルレイアウトだったはず....と思い出しました!
フランクリン・プランナーを初めて使ったのは9年位前でしたが、見開き1日や1日1ページ版、タブ付きの月間カレンダーのみのセットを経て、ここ数年の使用は自然消滅していました。
離れたのは
「他に試してみたい手帳があったから(流行の誘惑に負けたから!)」
という理由に過ぎず、フランクリン・プランナー自体はけっこう好きなんです。
これを使いはじめるときに、本まで買って学んだHow toは今でも、他の手帳やノートを使うときの基本になっているぐらいですから。
あと、上掲載の写真のものですが、「専用バインダーでなかなか良いのを持ってる」のも大きな後押しになりました。
25ミリの大型リングなので、いずれ絵日記用バイブルリフィルが溜まってきたらこちらに移そうと思っていたのですが、やはり純正の中身を入れてこその使い勝手かと。
(というか現在は、フランクリン・プランナーと絵日記リフィル一緒にしてもまだ空間が余っている状態なので、バインダーの冊数も節約できた結果に...)
●関連過去記事:ワニ柄のバインダーにしてみました。
2007年暮れに2万2000円ぐらいで購入した記憶があります。今もふわふわで気持ち良い手触り!
かなり太軸のペンでも差せるペンホルダーが両サイドについているヘビー仕様なのも気に入ってます。
上写真のような感じで使っていますが、週間リフィルの詳細なレイアウトは下記の公式サイトのとおりです。
○オリジナル・ウィークリー・リフィル (1週間/2ページ)日本語版|フランクリン・プランナー・ジャパン株式会社
元々バイブルサイズより幅広であることに加え、土日が同じ列に入っているため、1日の書き巾は4㎝もあります。
土日が半々サイズという使い勝手は(曜日がさほど関係ないような生活をしているので)心配だったのですが、意外に大丈夫でした。
他社同様リフィルとの大きな違いは、1週間分が4ページ=2枚あるということ。
見開きの週間バーチカルのそれぞれの裏側にウィークリータスク/ウィークリーノートといった横罫メモがついているのです。
週間ToDoや目標関連の記述を大量に出来ることが一番の魅力。
足りなければ、その場所に更にメモリフィルを挟み込む込むことでいくらでも書き場所を増やせるし!
使い方は、ベルノ時代とほぼ一緒です。
献立メモだけほぼ日avecの月間ブロックに移動しましたが、それ以外は同じ。
A5の綴じ手帳に較べれば判型は小さくなりましたが、上記のようにメモ欄が充実した構成なのでとても使いやすいです。
・・・というより、ここばかり開いて重宝しているので、むしろバーチカル欄に行動実績書いてもそんなに見返さないと気付きつつあるのが新しい悩みどころ。
というか、この使い方のままで良いのか?タスクとノートの要素以外は必要ないんじゃないか?
という新しい疑問も見えてきているのです。
手帳を複数持っていればこその悩みではありますが、"重複要素の書き無駄"を極力省くために、そろそろ旧来の使い方を改革したい予感がします。
それはまた、ここでは別な機会に。
フランクリン・プランナーには何種類かリフィルのデザインがあり、実際試したこともありますが、私はこの「オリジナル」というグリーン系の基本リフィルが一番好きです。
なんてことはない、OA用紙のような触感かつ書き心地なのですが、不思議と飽きが来ないので、このリフィルに戻ってきてしまう感じ。
あおみどり系ブルーブラックにぴたりと合う配色というのもあるし、万年筆インクにもまあモノによっては時々滲んだり抜けたりしそうですが、手帳的な用途の線幅とインクには"普通に"問題なく使えます。
工夫を凝らした日本製手帳リフィルでは味わえないタイプの紙質といいますか、「普通のコピー用紙」っぽさが絶妙だなあという感心は書くたびにあるんです。
サインペン系のペン先(呉竹のcocoiroや手紙ペン等)にも書き心地良い紙なので、最近はいつも下記でレビューしたペンをバインダーに差してあります。
手帳やメモに使う分には意外とインクの減りが遅いのも嬉しい発見で、この季節も大活躍中なんですよ。
年末年始にこういうのを使いたい方も増えると思うので、普段づかい出来るぐらいに「かなり硬めな細字筆ペン」としてもおすすめです。
●過去記事:雪柄の蒔絵軸が増えました。(手紙ペン)
フランクリン・プランナーに移行してから改善されたと思うのは、やはりサイズが合うということ。
当日ToDo帳であるほぼ日オリジナルサイズのavecと横一列に並べて読んだり書いたりが都合が良くなったので、しょっちゅう手に取って眺めたり書き足したりするようになりました。
更に能率手帳ゴールドとの3冊体制は、他人から見ると過剰に多いと言えるのでしょうが、このチームでもって仕事と家のことをうまく回せている丁度良さを、判型と書き量ともに感じているところなんです。
というわけで、フランクリン・プランナーは、1/4/7/10月と年に4回も始まり月が用意されているのも、うまく絡め取られてしまった一因であります。
純正の別売りパーツは高品質なものが多く、リフィル保管用バインダー(コンパクトサイズ)などは通常のバイブルサイズ愛用の方にもおすすめしたい、他社には無いクラスの大容量収納ですので、Loftなど大型文具店で1度ご覧になってみて下さい。
(出来れば、別売りの外箱:保管用ケースとセットにして使うと、保存性と見た目が高まって、大切な記録を手元に長く置くには向いてますよ。)
↑
とはいえ、まだ今後のことはわからないのがこの時期の怖いところ。
年末までに手帳売場(特に、この時期盛り上がってきている書店特設の手帳/日記の売場)を通るといまだにしばらく物色しているし、手帳書き大好きなお友達のInstagram写真を眺めるのも恐ろしい...っ。
次から次に新しい情報と楽しい使い方に気付かされているんですよね。
モノの使い方に限った事ではありませんが、
他を受け入れることなく旧来からの自分のやり方に固執して何かを判断するようになったら、それはもう心の老化。
というのは常日頃から自分に言い聞かせています。
だから、明日にでもガラリとやり方を変える勇気(と資本力)も常に持っていたいと思うのです。
とまあそんなわけで手帳って、使わずとも構成を考えるだけで(!)「自分と向き合える」すごいツールなんですよねっ
●フランクリン・プランナーに関する関連過去記事:新しい順です:なにぶんちょっと昔なので、通販サイトへのリンク切れ等あるかもしれません。
・「7月始まり」を今年も買ってきました(2011-2012)
・まずは「お試しセット」からやってみる。(フランクリン・プランナー)
・そしてスターター・キットを買ってきました。(フランクリン・プランナー)
●その他の、今使っている手帳に関する過去記事:
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Amazonではこちらです。
○フランクリンプランナー オリジナル ウィークリー リフィル 2016年1月始まり コンパクトサイズ
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2015.10.21
トラベラーズノート、ノルウェイ編できました。
今月の時間の流れときたら、近年にない最速過密っぷりで....
9月末からの約1週間ほどだったノルウェー旅が、既に半年前くらいの感覚になってました。
スクラップ帳用にわけてあった様々な資料も、ずーっと部屋の隅に積まれたままだったのです。
そろそろ何とかしないとどんどん記憶が薄れそうで(笑)
昨晩、一気に作業に取りかかりました。
●過去記事:旅から帰ってきました 2015(ノルウェー/トロンハイム)
予約書類やらチケットやら日別のレシートやらを貼り続け、またしても、リフィルの残り1ページを残す消化率に!
増減の工夫はしていないのですが、ここ何回かの作業では本当にピッタリと1冊使い切れる偶然に感動であります。
表紙は、現地で何枚か買った絵葉書をそのまま貼り付けています。
(店頭時点から"表紙用"を目的に選ぶのです!
下のほうの夜景は、無料でもらったガイドブックに掲載してあったのを切り抜きました。
宿泊したホテルRadisson Blu Royal Garden Hotel, Trondheimを外から眺めた写真なのです。
毎夜の雨で寒くて、とうとうこんな夜景は体験出来ませんでしたけれど...!)
今回も、地図柄のマスキングテープをフチ補強に活用しました。
地味で模様がこまかすぎるせいもあってほぼこの使いみちに限定されてますが、この存在感の薄さが逆に重宝してます。
右下の絵葉書は、桜が満開にも思える景色なのですけれどよく見てみると、木々に雪が凍り付いているところへ夕日(朝日かな?)が当たっているような感じ。
いかにもノルウェーっぽい美しさです。寒いんだろうなー
裏表紙もまたいつものパターンで、空港でスーツケースに括り付けてくれるバーコードラベルを往復分、貼ってみました。
細長さがちょうどいいし、もともとシール仕様なので糊づけ不要。
便名や乗り換え空港などの情報がここで一目でわかる!というのが気に入ってます。
(NRT=成田 CPH=コペンハーゲン OSL=オスロ TRD=トロンハイム)
こういう荷物ラベルやチケットのデザインを模したテープやステッカーは市販されていますが、自分の場合、やはり「実際に使用した(訪れた)」ことに意味を持たせたい気がします。
毎度のことですが、私は本当に「旅の素材を貼りつけるだけ」なのです。
糊は、軽い力で貼れるからアラビックヤマト愛用!
しかも、帰宅してからリフィルの封を開ける
(旅先に持っていかない....)
のですよ。
レシートを貼るページごとに日付ぐらいは手書きしますが、スケッチや文章を自作する"旅日記"ぽいものは全くナシ。
しかしそのお手軽さが多分、現在13冊目まで(1番古いトラベラーズノートが2007年)続いている理由なのだろうと思ってます。
このノートへ日々こまごまと書き(描き)綴る手帳にしている愛好家の皆様にはけっこう申し訳ない味気ない使い方なのですが、それでも、1冊まるごと分くらい貼りきるとかなりの情報量となり、家族からもたぶん好評。
これからもずーっとこの形とサイズで揃えていきたいので、売り続けて欲しいなあと思います。
もちろん、夢は旅先でサラサラッとスケッチ+緻密な手書き文字で紀行文 だったりするのですが、そのへんのやる気がなぁ!
私の場合、いつもの手帳(能率手帳ゴールド)にいつものようにメモを書く程度が丁度良いみたい。
ちなみに毎日のレシート整理はまたもや「草原ミツバチノート(B7)」にお世話になりました。
このポケットの使い勝手、最高です。
紙製だけどそれなりにフンワリした貫禄がついてきまして、あと10年くらいはこのまま使いたい勢いで好き。
写真のなかの金属製のフィギュアですが、これはバイキング達です。
身長3.5センチくらいですがズシッと重みがあります。
初日に、絵葉書にも写っているニーダロス大聖堂のミュージアムショップで1体だけ買ってきました。
日本円換算で1000円ちょっとするのですが、あまりの可愛さに翌日に我慢できなくなって他のメンバー+帆船を増やしてしまい、帰りにオスロ空港の土産物店でまだ持ってない"馬"を偶然発見し、ここまで揃えてしまいました。
現在うちの玄関の棚に1列に並んでまして、はるばる遠い日本の生活を楽しんでもらってます。
旅中に撮影した写真ですが、Flickrの下記アルバムにまとめてあります。
●Trondheim :: Sep 2015 | Flickr - Photo Sharing!
今回、ネット回線の具合が素晴らしく優秀なホテルだったのです。
毎日じゃんじゃん写真をアップロードしたり、クラウドのデータを引っ張り出したりで、大変助かりました。
★トラベラーズノート関連過去記事(あたらしい順)
・トラベラーズノート、シドニー編できました。
・トラベラーズノート、シンガポール編できました。+おすすめな旅日記アプリ
・トラベラーズノート、LA編できました。←草原ミツバチノートを使い始めたときの関連話
・トラベラーズノートのパスポートサイズを情報カードホルダーに。
・(2010)トラベラーズノート出来ました。(BiCのボールペンや荷作りに便利なソフトなど):沖縄編
・(2009)トラベラーズノートを地下鉄路線図でつつんでみました。:パリ編
・(2009)トラベラーズノートを包んで完了。:サンフランシスコ編
・(2007)トラベラーズノートをつつんでみました。:沖縄編
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2015.09.14
ほぼ日手帳の革カバー、10年ぶりに買いました。
久しぶりに、ほぼ日からのカバー購入です。
(ジッパーズは一昨年に買っちゃいましたが)オーソドックスなデザインでの前回注文は2006年のマリンブルー革。
ずいぶん年月が経ったものですね〜
○ほぼ日刊イトイ新聞 - ほぼ日手帳2006 牛革オイルコーティング・マリンブルー←今もちゃんと本家のページが残っていて嬉しい...
革色がとても好きなので現在も手入れをしつつ大事に大事に使っていますから。
まだそれほど古びた感じもなく大丈夫!
左の写真の青みはInstagramにのせた時のフィルターを使った鮮やかめな効果を入れているのですが、実際の色はもう少し暗いあおみどりです。
上リンク先の公式写真が当然、実物に近いです。
左は、たまたまニベアの冬缶を買った時ので一緒に撮ってみたもの。
中には2014年のPlannerが入っており、差してあるペンは2007年に購入した伊東屋限定カラーのカスタム74です。
●紺色の万年筆を買いました(CUSTOM74伊東屋版)
この「カバー買い空白の10年」は、それ以前まで毎年のように買っていた"ほぼ日手帳発展途上期"の革も手元にいくつかあったので時々それをローテーションしたり
(現在それらは実家にほとんど送り出してしまいました。
母のほぼ日手帳歴は来年でなんと12冊目。私よりしっかり使い込んでる...。)
浮気心で他の手帳に手を出しては戻ってきたり、更にはけっこう長いこと
「バタフライストッパーに手が当たって邪魔!」
とミニマム主義となって、文庫カバーの良いのを探すのに熱中したり。
・・・そんなわけで、とうとうきたか!という気持ちになったのは2016年の赤革カバー、rossoが長年切望の「理想的赤革」に思えたからなんです。
ガイドブックの表紙にもバーンと出てたし。
○レザー Rosso - 手帳ラインナップ - ほぼ日手帳 2016
ここの写真で手帳に添えられているペリカンのカフェクリーム軸、可愛いですよね〜
●過去記事:手帳絵日記7月編 +「ほぼ日手帳ガイドブック2016」を読みました。
予告サイトや本で眺めて「これは好きかも」と、じわっと欲しくなり、発売初日に地元のLoftまで見に行ったほど。
透明フィルムで蓋をされた箱越しだったので触ることは出来ませんでしたが、濃すぎず明るすぎずの元気な赤にうっとりしました。
新しいヌメ革の白さとのコントラストも綺麗で。
Loftではオリジナル版本体とのセット売りだったので、その後、ほぼ日の通販にて注文したのでした。
届いてから触りまくってみると、もう本当に気に入りました。
細かいシボが入り、ごくごくうっすらとした小波のようなしわの模様もあって表情豊か。
全体にツヤがあってとにかく赤の発色が綺麗なんです。
光沢のせいもあって手にツルっとくるけど、押すとフンワリした手触りなのも面白い。
(まあ値段も高くなったというのもあるけど)10年を経て、いろんな要望やら 時にはクレームもあったに違いなく、それらを受け取ってあれから大幅に進化したんだなーという感じを受けました。
・文庫サイズ本体よりは縦横にオーバーサイズではあるのですが、芯がしっかりとした硬さがあるのでダブッと持てあますような緩みかたはしなくなっている
↑これは売場で、ナイロンや布系のカバーでも感じました。
昔のカバーはこのダブつきがちょっとイヤだった時があったんです。
・ペンホルダーの直径がとても大きくなっている:ループの巾が10年前モデルより1センチくらい長く見えます。
こうすることで、本体が相当膨れあがってもバタフライストッパーの役割を果たしてくれるようになったのでしょうし、近年の多色ボールペン流行で太いペンも差せるという進化なのでしょう。
私の場合は、手帳面にデコレーションしないのでそんなに膨れないのですが、ペリカン800等の太軸万年筆を差せる手帳カバーであることが大変有り難いと思えます。
10年前はモンブラン146も入っておおスゴイと思ったものですが、今のは149も差せちゃう...!
avec1冊ならバタフライ閉じも可能でびっくりです。
(ただししっかりと厚みのあるヌメ革のループなので、クリップが硬いペンは内側にまわし、掛けるのはあきらめましょう。)
難を挙げるとすれば、革の加工時に使ったのであろう薬品の匂いが開封時はちょっときつめ。
genten製品のような甘い感じではなく、こめかみにくる刺激が...
3日目くらいで薄らいだので気にならなくなりましたが、敏感な方は風通しの良いところに開いておくといいと思います。
本体のほうは、来年も半年/1冊版のavecでいくつもりです。
「毎日のToDoリスト帳」として使う!
と役割を限定したら(←手帳の使い分けはこれが大事。転記を重ねると疲労+飽きが加速しますから。)
これがまたぴったりと、大半の面積が埋まりつつ毎日を進行中。
半年単位で次の新しい冊子へ更新=半年目で使い方を変えたり、場合によっては中断することも許されている気楽さが良いし。
この薄さなら、カバー内に他のA6メモ帳や能率手帳ゴールドを一緒に挟み込めるところもポイント高いです。
何故かその場の勢いで英語版Plannerも買ってしまったのですが、これは、手帳というよりはスケッチブックっぽい使い方で予定してます。
カバー無しで使いたくなる黒表紙のデザインは、文具として素通りできないんだよなあ...
そんなわけで、Rossoカバーのほうはもう来年からと言わず、購入当日から使用開始しています。
時間が経つにつれてちょっとづつ、見た目や手触りも変わっていくのであろう革の様子が楽しみです!
●関連過去記事:
・ 7月から、ほぼ日手帳avec(後期版)を使う予定です。
・開店特価で買ったペン、お気に入りです。(ミルコロール万年筆)
↑ こういう赤系筆記具ばかり持っていますので、Rosso革カバーに差し込んではフフっ...となる、小さいけれど確かな幸せ(小確幸)もなかなか良いのです。
・ほぼ日手帳(2014)が届きました。
↑ 金革ジッパーズ購入の記事。
Plannerは今もほそぼそ日記帳として使っていて楽しいのですが、肝心のケースは、見た目は好きなのになかなか定着しません。
文具をたくさん持ってまでの外出(おしゃれなカフェで手帳書きとか?)は無縁な毎日だからだろうなぁ。うーん。
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2015.08.30
能率手帳ゴールド、9年目が届きました。
商戦が本格的になると思われる9月直前の今、そろそろ綿密に計画を練り始めた方々の背中を押したい、毎年恒例の「来年の能率手帳」の記事です。
というわけで私も、早々に買い物を始めました!
今回は売り出しがだいぶ早まっている気もするんですが、似たような写真の記事を2014年も書いてますね。
●「一番欲しい手帳を早々に購入」という対策が効きますように。
このとき買った、週間スケジュールのBindexリフィルは3ヶ月ほど未使用のままでいて「あらら...使う前から挫折かー!」と思っていたのですが春以降、ここでも毎月載せている絵日記用として不死鳥のように蘇り中。良かった〜
来年用リフィルもゴールド手帳と一緒に届きましたよ。
●能率手帳ゴールド、8年目が届きました。
この手帳をまとめた写真って、冊数が増えてくるほど大変なんです。
視界が真っ黒だし、1冊に2本づつ付いている栞紐のふさふさがたくさん飛び出てきて怖いし...
去年の今ごろ「来年はこういうふうにしよう!」と張り切って考えた手帳の構成でしたが、夏前後の時期で能率手帳ゴールド以外のメンバーが大幅に変わってしまいました。
ほぼ日手帳avecが便利すぎて分厚いA5サイズをあまり手に取らなくなったことや、システム手帳の便利さを再確認して突然(この、途中からいきなり始められるところもシステム手帳の良さなんだよね〜)乗り換えてしまった件もあって...これはこれで興味深い変わりよう。
以前も言ったことがありますが、
そのときどきの公私の時間の使い方や生活の形態、気分の向き具合etc. それらの変化に従って、「最適」な手帳ってころころと変わっていくものなんです。
欲する気分に素直に応じて、可能な範囲で柔軟に切り替えていくことが大事だと思っています。
だから、4ヶ月先から使うものを今からそんなにガッチガチに決めこまないほうがいい気もするのです。
とりあえず半年ぐらい維持できたら上出来...と思われる形態をゆるく定めてみましょう。と、自分に言い聞かせる。
2014年下半期(?)の変化、近々にまとめてここに書こうと思います!
というわけで、唯一「来年も使う」と確信出来ている能率手帳ゴールドは、8月内で注文してしまいました。
2016版で9冊目になります。
惰性とかでなく、この手帳は本当に使っていて年々の良さが実感できているので増えていくことが嬉しいです。
使い方も長い年月で安定してきて
「この件は能率手帳のほうに書いておこう」
という判断が無理なく出来るようになってきました。
昨年末に掲載の記事ですが、ざっくりした使い方などを下記にまとめさせて頂きましたのでご覧下さい。
●同じ手帳を同じ方法で長く使い続けるということ | みんなの手帳部 | 日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)
この手帳を核にしていれば最低限、他がどうでもまあ大丈夫!という安心感があるので。
その他のノートや日誌類は1年のなかでコロコロ乗り替えてしまうんですよねぇ...
重要件の抜き書きなどの手段はとっていますが、3〜5年程度で(能率手帳ゴールド以外の古いものは)未練なく廃棄して片付けられる理由も、このメイン手帳があるからいいや。 という割り切りがあるからです。
ここまでの数になってきたので、すぐ手に取れる場所に置くのはさすがに直近5年程度のものだけにして、それより古いのは大事に保管しています。
何十冊も本棚にずらっと並べてニヤニヤしながら読み返す老後になるよう、頑張らなければ...!
今使っている2015版の手帳、秋に入りつつある現在、革のフカフカ度が増してきてるんですが、なぜか今年は擦り傷も多め。
(外出がそれなり多かったから?)
届いた来年の手帳は、久しぶりにシボ標高低めの表面+ツヤ多めの好みな状態で。
毎年のことながら、いいねぇ革って面白いわねぇと惚れ惚れしています。
今までの年月、ほかにも様々な製品をつまみ食いしてきましたが、この手帳のような「何で書いても心地良い」紙というのはまだまだ世の中に少ないんだなあと思うようになりました。
ほんのちょっと値上がりしてしまいましたが、この紙質と作りの良さを可能な限り維持して頂きたいです。
長年のユーザーさんは皆そう思っているはず...。
9年目なんてまだまだひよっこ扱いであろう、日本の伝統ある手帳ですから!
見返し部分、なんとなくはじめた「今年偶然手に入った丸型限定」のシールを貼り並べることが止まらなくなり、年末までにもう少し増えればいいなと思っているところ。お洒落デコレーションじゃなくてすいません...
バナナでも買えばいいかしら。
「月間予定表」を無理矢理横向きにメモする方式も定着しました。
ここは、季節家事や重要な買い物や支払いなどの1行ネタを書くところ。
月に1-2度まとめ書きすることが多いですが、後々(数年単位の振り返りでも)役立つページとなっています。
今の時期は生活ネタのほかにも、秋の手帳/文具/書籍調達に備えて、店頭で出会えたら要検討なモノの品名や値段を書き並べたりもしているので。
週間ページ右側のメモ欄は濃いめな密度となっています...
そろそろこの手帳名での検索で辿り着く方も増えてくる季節。
長年ほめているせいなのか「ブログ読んで自分も使い始めたんです」と言って下さる方も有り難くて。
来年もお揃いになる皆様、よろしくお願いします。
しっかり使いますから、長ーく作り続けてくださいねー!
●能率手帳ゴールド関連のその他過去記事●
・2013年・能率手帳ゴールド、来年で7冊目です。
・2012年・能率手帳ゴールド、6冊目を買いました。
・2011年・能率手帳ゴールド、5冊目を買いました。
・2010年・能率手帳ゴールド、4冊目を買いました。
・2009年・能率手帳ゴールド、3冊目になりました。
・2008年・はじまりは、能率手帳ゴールド。
・2007年・手帳買い、とりあえず終了(と誓う)。
・手帳を問わず、の手帳本。
↑おすすめな手帳本「能率手帳の流儀 」のレビューです。
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○能率手帳ゴールド 2016 ←Amazonではこちらです。小型版も値段は同じです。
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2015.08.26
手帳絵日記7月編 +「ほぼ日手帳ガイドブック2016」を読みました。
今さらの時期ですが、7月も無事に続いたので備忘録的に。
(8月の現在もInstagram内で順調に更新を続けております。フォロワーさんも本日で1000人を超えましたー!)
使用リフィルは、Bindexのバイブルサイズです。
○能率 Bindex 2016年 手帳 リフィル ウィークリー No.022←Amazon
クリーム色地で、万年筆ユーザさんにもおすすめな厚手の書きやすい紙です。
デザインも良いので見開き8分割な週間レイアウトをお探しの方にはとてもオススメなリフィルなんですよ。
(絵日記が続くかどうかはともかく、何かには使えそうなので!)来年用のを既に確保済みです。
いずれ詳細後述しますがこれをやっている影響なのか、この夏からスケジュール管理用途でもシステム手帳がドーンと復活中なのです。
私の中で、フランクリン・プランナー時代以来の6穴ブームが来ている....!ような気がします。
●関連過去記事:
・手帳絵日記6月編 + カーボン黒インクを使いはじめました。
・手帳絵日記5月編 +「手帳で楽しむスケッチイラスト」を読みました。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
そして5年ぶりぐらいに購入した、来年用ほぼ日手帳のガイドブック。
○ほぼ日手帳公式ガイドブック2016 This is my LIFE. ←Amazon
ほぼ日手帳とは、創刊以来つかず離れず(使わなかった時期の次に来る揺り戻し的愛用もまたすごいんだ!)のお付き合いになります。
今までの傾向から言うと、この本を買うときはかなり「本気と書いてマジ」なユーザーを目指したい年なのです。
下記リンク先の投稿のとおり、7月からのavec後期版を入手以来、現在も快調に進行中。
来年もきっと使うであろう期待が高まっているので、9月の発売開始が祭りのように楽しみだったりするのですよ...。
もう来週かー
●関連過去記事:7月から、ほぼ日手帳avec(後期版)を使う予定です。
ほぼ日手帳用語といえますが「秘密の縦ライン」を境界にして左側にチェックボックス付の当日ToDoを上から書き並べ、右側に関連するメモ、という書き方が定着しました。
(相変わらず時間軸の数字は無視。)
右エリアは当日前後で完結する即効的な用件メモしか書かず、長い期間で構築しそうな考察やリストは、他のノートに記述するようにしています。
そうすることで、深めのアイデアメモは行方不明にならずに済んでいるし、ほぼ日はあくまでも「当日用のToDo系ホワイトボード」のように割り切って使える、ちょうどいい場所となっています。
最初の写真くらいの密度で毎日埋まっているので、広さもまたちょうどいいんじゃないでしょうか?
パソコンのキーボードの下位置に置いて常に確認したり書き込んだりできる取り回しのしやすさは、文庫サイズだからこそ。と思うのです。
今日中にこれをやると決めた件の消化率が、厚く大きなノートに全ての書きものを一元化していた頃と較べると格段に上がりました!
このまま来年もavecオリジナルで、軽やかに続けたいと思ってます。
忙しいときほど万年筆ではなくボールペンになってしまうので、何も貼り付けずとも上写真のように紙がボコボコ波打ってきます。
この「使い古した辞書っぽさ」が味わいたくて、定期的にこの手帳に戻ってきてしまう。 と言ってもよいでしょう....
さてガイドブックのほうですが、来年発売セットの膨大な情報もじっくりと眺めましたけれど
(こういうものは、実物と写真はけっこう印象違うのは学習済みなのですが。
画面と書籍で見た限りではリバティプリントやミナペルホネンの布地模様が素敵...
でもきっと自分の場合は本体だけ買うことになるのかなーとも思う...)
楽しみにしていたのは、いろんな方の使いこなし方特集なのですが、こちらも盛りだくさんで満足です。
私は、Instagram内の人気ゆえにこの春くらいに気がついたきくちあつこさんの投稿のファンです。
毎投稿5000以上(!)もいいねがついているし、影響を受けたと思われる若い方のファッション系イラスト投稿もたくさん見るようになりました。
きくちさんの絵が書籍化されていると知って、何ヶ月か前にこちらも購入。
○oookickooo FASHION SKETCH BOOK←Amazon
描き道具のひとつとして紹介されていたロットリングの製図ペン(isograph)もさっそく使ってみたところ、今やかなりのお気に入りとなりつつあります。
このペンもまたいずれレビューします
このほぼ日手帳のガイドブックにも、きくちさんの手帳ページや使い方が掲載されていると聞いてそれが今回1番楽しみにしていた件でした。
自分の腕を磨く場として、2009年からA5のカズンに日々描き続けていらっしゃるとのこと。
ああー(描けるものとレベルは全く違いますが)この継続とトレーニング魂は見習いたいと思います!
イラストやデコレーションで華やかなページを作る人は、SNS上でも目立つことは確かなんですが、当然そのようなユーザーばかりのはずもなく。
私も上の写真のように、ほぼ日手帳は文字書きなぐりが中心です。
本書の手帳使いこなし特集は、そういう手間と時間をかけたカラフルな紙面を作る人だけでなく、いい感じのバランスで「生活に根付いたあらゆるタイプの使い方」が網羅されているところが好きだな〜と思いました。
(女優の鈴木保奈美さんも、いたって主婦的なこと中心のメモ書きであることにホホゥと思いましたし、レシピ文や編み図でびっしりと書き込まれた密度感のある手帳を大切に持っている方々も素敵。
"絵を描く人"はネット上でけっこうリアルタイムに鑑賞させてもらっているので、文字系の達人の記事のほうがむしろ興味深いですね。)
とまあそんな感じで、今のところは予習用として何度もめくっているガイドブックです。
80ページの「何度読んでも笑えるマンガ」の左横部分が、実に都合良く方眼の空白となっていますので、そこへ買いたいアイテムをリスト化して価格ごとメモし、付箋をつけておくといいですよ!
↑
本書購入者の誰もやってないであろう裏技。
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2015.06.27
7月から、ほぼ日手帳avec(後期版)を使う予定です。
半年ごとに2分冊したほぼ日手帳の「avec」、いいアイデアだなあ!と発表当時は感動しました。
しかし、通年分の2冊セットで買う方法しかないと知って、今年版は買いそびれていました。
(6ヶ月分で手帳が分かれているのは、「薄くて軽いから便利」という需要も大きいでしょうが、
「せいぜい半年ぐらいでノートや手帳を切り替えたい / 紙モノに対して気が散りやすい」
私のような人間への救済策(笑)だとも思っていたんです。
それがバラ売りしないとなると、うぅむという感じになってました。
いわゆる手帳好きな方々は、ちょうど6-7月位ってなんとなく「今の手帳」に飽きてきたり、反省点が出たりしますよね?
夏以降の売り出しを前に「次の手帳」のことをうっすら考え始める時期でもある!)
それが今月に入って、7月-12月の後期版だけ売り出したいうニュースを聞き、
「この知らせを待ってた!」ヽ(´▽`)ノ
となったわけです。
○avec後期販売スタート! - 特集 - ほぼ日手帳 2015
通販扱いのみかと思いきや、なんと後期版はLoftでも売っているとのことで。
さっそく最寄りの店舗にいってみたところ、オリジナル版(A6サイズ)を買うことが出来ました。
カズン(A5サイズ)は早々に売り切れたのか見当たらなかったのですが。
まぁいつも続かないのだから、文庫サイズくらいにして様子を見なさいよ...という啓示なのだ!
と思うことにします。
厚みが9ミリしかない普通のノートみたいなコンパクトさは、分厚い手帳なイメージのほぼ日手帳(1年版は14ミリ)がここまで変わることに驚きです。
表紙デザインも、そのまま使えそうにシンプルで。
昨年(2014)版は英語版で買って、その表紙の雰囲気がすごく好きなのですが、avecの「ノートっぽさ」もなかなか良いなあと。
●過去記事:ほぼ日手帳(2014)が届きました。
↑
このとき買った英語版、まだ三分の一くらいしか消費してないのですが「たまに書く日記帳」として、日付スタンプを押しつつ細々続行中です。
マリンブルー革カバーで使ってるので、ゴールドのジッパーズはいまだなんとなく"つけては外し"を繰り返してほぼ未使用...
ジッパーズのデザインは持ち歩きしてこその要素が大きいので、私には使いみちがなかなか発生しないのだと後から気付きました。
avecで使おうかなあ?
思い起こすと、文庫サイズかつオリジナル版を買うのは数年ぶり。
いわゆる「お言葉」が書いてある下部と、チェックボックス付の日付脇のスペースを取り去ると、だいたい10センチ四方くらいの空間がフリーに使えるわけです。
意外と小さい、カード並みのスペースです。
淡々と続けたいならば、何か役割を絞って書き込むべきかも。
見開きのシステム手帳に1週間分の絵日記
というのを続けていますが、これをいきなりここに1日1ページで移すのは、確実に息切れする予感です。
●過去記事:手帳絵日記5月編 +「手帳で楽しむスケッチイラスト」を読みました。
となると、やはり現在、測量野帳へ好調に実施している「今日やること帳」をこちらに移行するのが妥当と考えられます。
●過去記事:測量野帳を使いはじめました。(革カバー、だいぶ前に作ってました!)
日付や月齢も最初から印刷してあるので、今より手間無しで使えそうです。
ああーまた休眠してしまう運命なのか?測量野帳...
と、こんな具合に自分なりの「後期手帳計画」を錬っているところです。
ほんと、ここまできて矛盾している件ですが、
手帳を書くことそのものに、日々の時間を多大に費やしたくないんです。
魅力的な製品は毎年出るけれど、「○○用」と次々に増やすのはなるべく避けたい。
来年の書きもの構成にほぼ日手帳を組み込むかどうか、
続けるならどんな使い方が良いか?
サイズはA6でいいのか?
続けないなら、代替の役割を果たす方法や場所はあるのか?
7月からの、このavecのかき込み具合次第で決めようと思います!
半年分のお試し版と考えて、気楽に使おうっと。
カバーを掛けるなら、今までもほぼ日やA6ノートに使ってきたgentenのカットワークにしようかと!
小傷も増えてきているのですが、だいぶ貫禄がついて色も深くなり、柔らかな手触りに変貌しつつあります。
私が買った頃は、茶系で3色くらいしかバリエーションがなかった気がするのですけれど、今はイエローやレッドもあるみたい。
(赤革で買い足したい〜!というのを頑張って抑え中。)
●過去記事:gentenの文庫カバーを買いました。
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2015.05.31
測量野帳を使いはじめました。(革カバー、だいぶ前に作ってました!)
世間の高評価で1冊か2冊買ってみたものの、私にはどうにも使いみちが定着しないままでいたのが「測量野帳」でした。
○測量野帳|商品情報|コクヨS&T ← メーカーHP
一時期、日々の献立を食材から詳細に書き留めるメモ帳として役立ちかけたのです。
しかし、
忙しいときの書き忘れや、書き量の割に見返す頻度も低かったことから飽きてしまって...この用途はフェードアウト。
↑
しかし現在、公私の行動日誌としている週間手帳(NOLTY ベルノA5)内にちょうどよいスペースがあり、主に夕食メニューを淡々と書き留めることで「献立メモ」の継続は復活しました!
下記をご参考下さい。
●過去記事:「みんなの手帳部」に載りました。(感想と裏話のこまごま。)
●日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)内に書いた記事:あえて、バーチカル手帳として使わない | みんなの手帳部
というわけで、以来、測量野帳の立場は再び未使用在庫となりつつあったのですが。
ここ10日くらい、
「今日 やること帳(毎日のToDoリスト帳)」
として復活を遂げつつあります!
ノートや手帳にToDoリストを書き並べている方はけっこういらっしゃるかと思います。
私の場合ですが今まで問題だったのは、その作ったリストを何度も見直す機会が少ない(日もある)こと。
一日の終わりになってようやく、作ったリストのページを開き
「あらー...○○をやり忘れてしまった...」
ということが何度か。
分厚く、重いA5のノートや手帳に多くの記録を一元化していたのも
"あまり見直さない" 原因の1つなのだ
と気付きました。
何故だろう。でもそうなんだよなあ。書いて満足しちゃうのかな。
(デジタル仕事に時間をとられているときは特に、手書きノートの開き率は悪め。)
そんなわけで、当日のToDoだけでも、小型なところに場所を移すべきだと決意。
軽快に持ち運びできて開きっぱなしでも場所をとらないノート。
最大でA6くらいかなー
ここにきて、4月始まりのほぼ日手帳を買っておけば良かったと後悔したけど...時期がもう中途半端...
測量野帳の使用が復活した経緯は上記の通りです。
1日1ページの割合で、中-太字程度でざくざくとチェックリストを書いています。
3mm方眼だとかえって、このサイズに合わせなければという気も起きないのでいいですね。
傍らに置き、比較的些末な家事までリストに入れ、終わったらこまめに終了のしるしを入れる気持ちよさ。
このごろは、ついで書きでこまかい覚え書きまで入れ始め、もしかしたら主力ノートになりつつあるのかも?
入手しやすい安価さなのに、筆記具を選ばないしっかりとした紙質。
飽きる前になんとか終わりに近づける←これって(飽き性の私には)重要...40枚綴じというあっさりしたボリューム。
そして最も今回の復帰に安堵した理由は、2年近くも前にHZKで専用カバーをオーダーしていたんですが、これをやっと、ブログで感想書けるようになれたなあと!
●過去記事:チョコレート色革のノートカバーが届きました。
上記のA5ノートカバーと同じく、チョコレート色のヌメ革+カド丸加工で、今度は水色の縫い糸で作ってもらったのですよ。
ようやく常用する機会が訪れて嬉しい。
(ノートカバーは仕事用のノートにかけているのですが、とても丈夫でつやつやした状態が長いこと保たれています。
このチョコヌメ革+様々な色のステッチで、なにか他のアイテムもオーダーしたいなあという物欲もちょっと有りな程、好きかも。
ルーズリーフか6穴用のバインダーを、A5版で作ってもらうのが夢!)
○【HZK Leather】革 ノートウェアをカスタマイズ!オーダーメイド 手帳カバー・ブックカバー・システム手帳・聖書カバー ← ここでオーダーしました
野帳はもともとハード装なので、その上にまたカバーなんて、無駄であることはわかってます。
もう単純に、あまりに実用的すぎる佇まいを和らげたかったというだけなんですが、結構気に入りましたよ!
栞やベルトなどのオプションはつけず、ごくシンプルな仕様にしました。
届いた当初は、差し込みが少々きつめで水平に開くのも難しかったんですが。
いつのまにかしっくり馴染んでしまったなあという感じです。
手に吸い付くようで、いまだに革のよい匂いがするんですよ。
「やること帳」は、前日の寝る前か、当日の机に座った最初の時点でばーっと書いています。
NOLTYベルノのほうにまとめた週間目標欄なども参考にしつつ。
試行錯誤しつつ、まずは野帳1冊(80ページ)を使い終えることが目標!
A5のズッシリ分厚いノートのほうは、じっくり物事を考えるときに自分の思考を整理するとき用。
という感じに使い分けてみます...!
●関連過去記事:3月から、バンクペーパーのノートを使います。
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2015.04.29
手帳絵日記をつけています。
ここ一ヶ月ほど、週に1−2回のペースで、週ごとの出来上がりや途中経過をInstagramにアップしていました。
あたたかくフンワリと見守って頂いておりまして、私自身の習慣としても定着してきたので、こちらにもまとめておこうと思います。
ひとさまの素敵な写真を日々眺めていくうちに、私も「手で書/描いた何か」を公開できたら楽しいだろうなという思いはジワジワとありました。
Instagramだったらじゃっかん手先の粗さも許してもらえるかしら?というぬるま湯的な考えもあった。
しかし、普段使用中のノートも手帳も非常に事務的かつ個人的な内容に終始している上、字色をカラフルにしたり何かを貼って装飾する趣味もあまりなくて。
我ながら地味だなあという景色になるので、それとは別に何か新しいことを始めてみるかという気になりました。
使用リフィルは、Bindexの見開き8分割(週間スケジュール)のバイブル6穴リフィルです。
○ 2015年1月始まり 【バイブル】 週間ダイアリーメモ[022] :商品詳細 | 能率手帳公式通販サイト
クリーム色紙とフォントも雰囲気が良く、Smythson手帳のレイアウトにも似ていたので「コレをまず使いこなしてみよう」「何かに便利なはず」と、ここ5年くらいはいつも買ってるのに、レフト式手帳大好き脳の私にとってはいつも年末ほぼ白紙で終了する”積み手帳”に近い存在でした。
下記のペンを使っても、滲みや裏抜けもなくしっかりした紙質なのです。
4月に入って突然活用が始まったので、超スロースタートですが、なかなか良いリフィルだと再確認。
バインダーは、Filofaxの赤革クロスで、ベルト等のパーツが無いシンプルなデザインと小さなリング径、机上に置くと水平にぱたりと開きっぱなしに出来るところが大変重宝しています。
革表面被膜のヒビ割れをチカラワザで修復した経緯がありますが、今のところまだまだ長生きしてくれそう。
使っているペンは
イラスト部は
・ファーバーカステルのピットアーティストペン
(48色のスタジオボックスを過去に別な用事で購入したものの、ほとんど使わず1年くらい寝かせていた!
ペン先が筆状になっていて、発色が大変美しいカラーマーカーです。)
○ PITTアーティストペン ← ファーバーカステルのサイト
・コピックのマルチライナー
(主に黒の0.1や0.05。これだと、カラーマーカーで塗っても滲みません。これも別な用事で買っていて持ち腐れていたのが何本も…)
文面は、セーラーのプロフィット21のEF(セーラー黒インク)や、プラチナブルゴーニュのEF(モンブラン トフィーブラウンインク)です。
一日あたりのスペースに8-9行くらいの割合で描いてます。
自分のEFペン先ブームが終わったら筆記具も変わっていきそう。
他に必須なのは、メガネ(for Rogan)かなあ。もうほんと、これは仕方ない。
細工職人が使うみたいな脚付きの虫眼鏡でも買おうか?とか思ってるんですが。
8ブロック目のメモ欄には、まだ試行錯誤しているので「今週のかきかた方針」「来週の見開きではこうしたほうがいいかな?」っぽいことを箇条書きに書いて次週以降に生かすことにしました。
あまり他の用件に影響を出さず続けられるよう、まあこのサイズなので当然ですが、一日あたり30分以内で。
思いついたネタは他のところにリスト化して、1-2ネタ/日でまとめています。
最初(第1週目)はびくびくしながら小さめに載せていたのに、だんだん調子に乗って大きくなっていってるところが今にしてみると面白いですね。
なんのためにやってるのかと言われれば、それはもう「純粋なラクガキ趣味」なわけですけれど、逆にそれがすごく気分転換というか朝のラジオ体操をもくもくとして、ちょっとづつ心身が丈夫になってきたかも?という自己満足ながらも爽快な気分がありまして。
システム手帳をはじめとして、近年は凍結在庫になりかかっていた文具の数々を結果的に掘り起こして使いはじめているのも嬉しいし。
「もっと何かやってみようかな(別なサイズの紙の上とか、別な筆記具で)」という欲も出始めているので大進歩なんですけれど...
デジタル方面との良いバランスをはかりつつ、勉強しながらゆっくり楽しんでいこうと思います。
継続は力なり。
※Instagramのアカウントは @starfield です。
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2015.03.04
3月から、バンクペーパーのノートを使います。
日々の雑記用に使っているノートがほぼ使い終わりましたので、3月から新しいものに切り替えることにしました。
昨年9月から今まで使っていたのはカキモリで作ってもらったトモエリバー紙のリングノートですが、分厚くしすぎたかな〜という反省が。
使っても使ってもなくならないボリュームに、終盤でおなかいっぱいになってしまいました。
定期的に味わいたくなる良い紙であることは確かです。
あと2冊(ドット罫と方眼で作りました...)の在庫がありますから、将来再び帰ることになる予感。
●関連過去記事:カキモリのトモエリバー紙ノートを使い始めました。
今度は、すべすべと薄いトモエリバーとは全く違う感じの紙で心機一転始めたいと思いまして。
大量にある手持ちノートの在庫から選んだのは、A5サイズの「SOLAノート」です。
2013年に使い通したSOLA DIARYのノート版。
バーチカル式週間手帳の使い方がある程度確立できましたし、なにより、バンクペーパーの素晴らしさを楽しく味わうことが出来た1年でした。
●関連過去記事:SOLA DIARYを使い始めました。
手帳はこの年限りで販売が終わってしまってがっかりしたのですが、幸い、ノートのほうは現在も続いているようです。よかったー!
紙についてはダイアリー版のほうのレビューに詳しく書きましたのでそちらを読んで頂ければと思います。
昨日、初書きでいきなり3ページも埋めてしまったほど「やっぱり良いねぇ!」と感心のバンクペーパーでした。
世の中では「万年筆に最適」とうたわれる新開発ノートが定期的に売り出されますが、期待しすぎたかなあ...という感想を持ったことのほうが多い。
"私の好きなペンでの書き心地が素敵!"
結局はそれがすべてなんだなあ、とバンクペーパーを使うたびに思います。
いつになるかわかりませんが、次にカキモリ行ったら今度のノートはこの紙で!と決意。
私が持っているのは横罫のソフトカバー版です。
近年は、方眼より横罫が好きなのです。
あと、クリームよりホワイト紙好きに移行しました。
バンクペーパーは、ペン先太さを選ばずインクの濃淡や発色がとても綺麗であるところも気に入ってます。
7mm罫なので、8-9mmの太罫を使っていた今までと較べると、ずいぶん密度濃く書き込めるなーという印象を持ちました。
(お値段高めのノートには珍しく、上部の余計な空きがほとんど無いレイアウトなので余計そう思いました。)
大きな特徴として、
・既にページ番号が振ってある
番号脇にはチェックボックスと、日付入れにも使えそうなドット、一行日記が入りそうな程よく太めの空間も有り。
・巻頭に、全ページ分の見出しが書き込める目次付。
ここにもチェックスボックス付なので、内容を識別するための工夫がいろいろと出来そう。
とても気が利いていて、今後の使用が楽しみになる予感。
現在私は、どんなことでも(当日のToDoから、コミミにはさんだ家事の豆知識、アイデアメモまで)すべて1冊にまとめてしまう方法をとっています。
書きっぱなしだと、あっというまに忘却の彼方へ流れていくのは困ったもので。
それらを資料として読み返せるよう管理するために、目次の重要性は年々おとなになるにつれ高くなってきました。
目次付ノートで構築する「Bullet Journal」という書き込み方を最近知ったのですが、内容は、私が現在やっていることと比較的似ている気がして親近感が。
ToDoに優先順位をつける等、フランクリン・プランナーぽさが元になっているというか...
ノート術としての新鮮は特になくて、「ノート1冊派(多ノートの逆)」は、突き詰めると、こういうやりかたに集約されていく人が多いのでは?と思っています。
自己流を中心にしつつも、目次の方法を真似してみようかと考えているところ。
○Bullet Journal: An analog note-taking system for the digital age
○箇条書きで情報をまとめる『バレットジャーナル』のはじめかた - NAVER まとめ
さて、このSOLAノート、ソフトカバー版には栞ヒモが付いてなかったので、自作しました。
幅広のリボンを少し長くとって、背表紙にマスキングテープで留めつけるという雑な方法ではありますが、これがなかなか使い勝手良し。
この用途のために、菓子類や、贈り物についてくるリボンで気に入ったものをこつこつと収集しています。
今回も、欧州帰りの方に頂いたチョコの箱に巻かれていたチロリアンテープ風のデザインで、とても可愛いのです。
「わざわざ買わずに集める」のをお約束にしています。
ロゴ入りリボンも、贈られた思い出が蘇って楽しいですよ。
MONTBLANCやSMYTHSONのはリボン自体も上質ですから、大事に丸めて出番待ち。
小巻にしたリボンは、ゼムクリップで端を留めつけておくと、外すときも簡単です。
当初は輪ゴムでくくってまとめていたのですが、数年たたずにぼろぼろになってリボンの布にこびりつきます!(落とすの大変でした..)
カバーは久しぶりに、赤革のルガードです。
青革は今、週間手帳のNOLTYベルノに装着中。
これをつけたくて、A5判優先で選んじゃうんですよねー
全188ページ、このノートでも長い旅になりそうですよ!
●関連過去記事:
・赤革のダイアリーカバーを買いました。
・来年の週間手帳も引き続き同じもので。(NOLTYベルノA5バーチカル1)
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○Amazonで購入できます → SOLAノート
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2015.01.01
今年もよろしくお願いします。(2015手帳へ移行のこまごま)
あけましておめでとうございます!
2015年も当ブログをよろしくお願い致します。
ここ数年は元旦ぴったりから手帳の切替をやっていたのですが、今回は12月29日からの最終週で移行してみました。
(能率手帳ゴールドと、週間管理帳のNOLTYベルノ)
時節柄主に家事中心ですが、年末年始の数多くのToDoが1度に見渡しやすい週なので、けっこう都合が良いです。
ぴしりとした真新しい紙の上は、ほとんど触ったことが無いせいなのか?繊維が詰まっているというか...書き心地もちょっと違う気が!
いいですね〜こういう、新品ならではの感じ。
ベルノに関しては、最新の使用状況を下記に載せて頂いたので、しばらくはこのとおりで定着していくと思います。
○あえて、バーチカル手帳として使わない | みんなの手帳部 | 日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)
引き続き、アシュフォードの青革カバーを装着して使うことにしました。
(まだまだ、つるつると光る頑丈な革ですよ)
引退の2014年版には、手帳購入時にとっておいた、本来のビニールカバー(年号付)をつけて保存です。
10年日記は、丸6年分を書き終えましたので、今年から7年目となります。
これだけの年月だと、結構いろいろあったなあと感慨深いです。
(手帳と違い、わりとくだらない用件やふとした感想を書いておいた方が、あとあと役に立ちます。
○○がおいしかった、とか △△について納得できない、とか 今日は風邪気味、とか。
体調は特に、毎年同時期に連動しているのです。)
手帳やノートを振り返りつつ、月末になってから1ヶ月分を書くのが恒例となりました。
金ペン堂で購入したペリカンM800の中字、無重力でどんどん書ける感じがもう素晴らしい。
私にとっては、「10年日記一気書き」の定番筆記具となってます。
●関連過去記事:
・金ペン堂でペリカンの800を買いました。(5年ぶり2本目)
昨年までに購入した手帳の中には、どうしても使い通せなかったものもありました。
1日1ページ版手帳は、やはり私の使い方だと途中で飽きてしまう...
年末まで迷いに迷いましたが、2015年版のこういう手帳の購入はなんとか我慢しました。
(次は、4月版発売時の物欲を乗り越えないと。)
なので、今年も「普通のノート+日付スタンプ」で日々雑記用に使っていくと思います。
今はまだ、カキモリで作ったリングノートが進行中です。
●関連過去記事:カキモリのトモエリバー紙ノートを使い始めました。)
過去のそういう"挫折手帳"の"挫折ページ"は、先日すべて切り取ってしまいました。
まとめるとかなりの厚みに。
週間手帳のベルノ(2014)のうしろのメモページも、数十ページ分が後日、ノートとして再利用予定です。
そのうち、合う場所用に穿孔してリフィル化すると思います。
ダイソーでA5サイズ用クリップボードを買ってみたのですが、これに、切り取った「挫折ページ」を留めるとすごく使いやすいんですよ。
(書いて覚える系の勉強用途なら、こういう形のほうがじゃんじゃん進められるような気もします。
まとめたければ、あとから綴じれば良いし。)
丈夫な樹脂板で、水玉模様が可愛いんですよ。
赤と緑、2枚買ってしまいました。紙質はそれなりですがメモ用紙が30枚もついててお得!
100円でこんなに良いものが買えるとは。
おすすめです。
●その他関連過去記事:「みんなの手帳部」に載りました。(感想と裏話のこまごま。)
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2014.12.11
「みんなの手帳部」に載りました。(感想と裏話のこまごま。)
日本能率協会マネジメントセンター(能率手帳:NOLTYの会社)のサイト内、「みんなの手帳部」に2記事が掲載されましたのでお知らせです。
このページは、同社の手帳を中心にさまざまな使い方をしている人のインタビューや投稿が集められているんです。
ブログやSNSを通じて仲良くなった"書きもの好き"の方々も既に続々と参加されているので、毎回の更新を楽しみに読んでいるのですよ。
というわけで、お話を頂いたとき「おぉ!」と感動しました。
(毎年勝手に騒いでいるという意味では)能率手帳ゴールドの記事は当ブログで人気なのですが。
今回はもう1つ、私の手帳歴的にも新しめながらすっかり定着したので他の方にもオススメしたい という意味で、ウィークリーのベルノバーチカルについてもページを作って頂きました。
●あえて、バーチカル手帳として使わない | みんなの手帳部 | 日本能率協会マネジメントセンター(JMAM) ← NOLTY ベルノバーチカル1 A5について。
記事中の「ベルノページ内書き方図」は、今年初め頃にブログに載せようと着手して、Illustratorで手帳本体部分まで作ったところで忙しさに紛れて止めちゃったデータ。
まさかここで復活できるとは...(涙)!
時間軸を使わない方法も、クオバディスを使っていた昔からずっとやってきました。
正直言って、24時間型手帳じゃない限り私の超夜型生活に合う時間軸手帳など無い!という切実な理由からもきているのです。
●同じ手帳を同じ方法で長く使い続けるということ | みんなの手帳部 | 日本能率協会マネジメントセンター(JMAM) ← NOLTY ゴールド(能率手帳ゴールド)について。
写真も文章も、過去に当ブログにて複数回に渡り投稿してきたものをまとめただけです。
とはいえ自分のことながら、今回の文章/図解化の時点であらためて気付くこともありました。
ベルノバーチカルについては、
特にここ1ヶ月ぐらいの変化なのですが
・仕事用の脇机上で、今週のページをほぼ開きっぱなしで常駐
・今まで「別の手帳」に分けていた内容(食事献立内容や、ミニ日記的な雑メモ)も、業務記録だけに使っていたレイアウトの下部へ書き込むことに。
こうすることで日常で目に入る情報が多くなり、書き込みの頻度も上昇。
ときどき数日まとめて献立記録も日々書き込むようになり。
あと、「○○用」とこまかく分けていた手帳の冊数が減るとこんなにラクになるものか!という驚きも。
一元化を目指すと、いろんな手帳を買ったり試したりという趣味(?)は、そのぶん削がれることになるので、この方面との折り合いは必要かと思います...。
しかし、ひと目で眺める範囲内に密度濃く書き込む面白さも知ってしまいました。
困ったことに、(じゃなくて、いよいよ敷地広大化したいのときの安心対策として)ベルノにはB5サイズもあるんですね〜。
来年用は既にA5買ってありますけれど、この書き方が長期定着するならば、再来年のB5化は真剣に考えるつもりです。
手帳術/ノート術というものはいろんな人によって披露され、よく知られている方式もたくさんありますよね。
ネットや書籍で有名な人がオススメしたから。
とそのままやってみたところで、違う人間(違う生活・違う仕事)なのだからピッタリくるほうが奇跡です。
まずはピンと来る相性をさぐりながらも
「ふふんなるほど。この部分は真似させてもらおう。あーでもここは私だったらこうするかなぁ。」
という
ある意味"上から目線なツッコミ"を入れつつの脳内会議をにぎやかに開催してみることも、それらを自分のものとしていくコツの1つだと思います。
というわけで、
12月半ばというのは、気がゆるんだせいでうっかり新しい手帳が増えている、魔のシーズンです。
私を初めとする物欲意思の弱めな方々は、書店の手帳コーナー(NOLTYを初めとする実務系や日記帳多数!)や、年始アイテムでいよいよ盛り上がるLoftなどに近づくときっと大変なことになります。
頑張りましょう。
●直近の関連過去記事:
・能率手帳ゴールド、8年目が届きました。
・来年の週間手帳も引き続き同じもので。(NOLTYベルノA5バーチカル1)
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2014.10.21
来年の週間手帳も引き続き同じもので。(NOLTYベルノA5バーチカル1)
9月の初めには届いていましたが、2015年の週間手帳もこれで継続することにしました。
1週間の行動や目標を見渡せる業務(家事も含む)手帳として、非常に良い仕事をしてくれてます。
○2015年1月始まり NOLTY ベルノA5バーチカル1(黒)〔2015-6232〕 :商品詳細 | 能率手帳公式通販サイト
(Amazonではこちらです。)
クオバディス時代から引き続き、相変わらず「時間軸は無視」という、正統を外れた方向性になりますが....
主な使い方は今年版購入時の記事にありますのでご覧下さい。
●関連過去記事:来年の週間手帳を買ってきました。
この手帳は2種類のレイアウトがあるのですが、平日重視の書き込みでメモ欄をたくさん欲しい場合は「バーチカル2」のほうが仕事専用として使い勝手いいかもしれません。
私のは、全日等幅タイプの「バーチカル1」。
順調に使いこなしている、ような写真を載せていますが反省点を挙げるならば
「本編の、週間書き込み部分しか使ってない」
ということでしょうか。
つまり、冒頭からの年間予定/月間ブロックページ、そして分厚いボリュームで控えていた後ろの横罫ページ等々、ほとんど手つかずのまま1年終わってしまいそうです。
(能率手帳ゴールドのほうと役割がダブるので、わざわざ同じことを書くために使わないであろうことは何となく予想はしていたけれど。
実に勿体ない。)
打開策として考えているのは、
他の手帳に独立分散させていた「出入金記録 兼 青色申告用の経理知識メモ」と「毎日の食事記録」を、すべてこのベルノの年間や月間ページ他の"空き地"へ統合すること。
これで手帳の合計冊数が減るし(「○○用」として手帳を増やしまくる主義は、自分にあまり向いてない気がする)、ベルノも無駄なく埋められるから良いんじゃないでしょうか。
この手帳で何が気に入っているかというと、その紙質です。
(能率手帳ゴールドとは全く違う感じではあるんですが)滑らかで程ほどに厚みがあり、とても書き心地が良いのです。
こういうのは個人の好みであり、好きな道具との相性次第なので「気が向いたら試してみてください」としか言えませんが。
ペン先の吸い付き具合やインク乗りの感じが、今までの私の紙試し歴(?)上ではトップクラスで"万年筆で書いてうっとり"と実感できる満足なのであります。
そんなわけで、後ろの横罫メモページ、使い切れなかった分は年末サクッと切り取って6穴でも空けてリフィル化し、きっちり主役として消費していくつもりです。
このベルノ、今の季節ならご近所のモール等に入っている「書店の手帳コーナー」に高確率で並んでいる製品かと思います。
それくらい入手しやすいと、あんまり話題にならないのかな?
ユーザーは多いとは思うのですが、惜しいような、悔しいような。
私的には逸品としてお勧めです。
これからも長く使い続けたいと思っています。
ちなみに、来年もお気に入りのカバーにつけかえますよ。青革と赤革、どっちにしよう!(下リンク記事参照)
●その他関連過去記事:
・青革のダイアリーカバーが増えました。
・「一番欲しい手帳を早々に購入」という対策が効きますように。
↑ この「対策」は思ったより強力に作用中。
今のところ増えてないし(!)、気になる手帳がポッと出てきても代替案が思い浮かんで冷静になれてる!
あれこれ試しすぎては放り出しつつある今年の反動なのか、来年はミニマムかつ確実に運用していきたい気分。
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2014.10.16
トラベラーズノート、シドニー編できました。
今回の旅ぶんのトラベラーズノート、作り終わりました。
最後の1ページが空白として残っているだけで、今回も見事な使い切りっぷりです。
毎度毎度の言い訳になりますが、私のトラベラーズノートは本当に「貼るだけ」なので、実にあっさりしたものです。
しかも最初から現地に持っていかないという...完全に"帰宅後ユーザー"なので。
すごいねと言って下さるトラベラーズノートファンの方にはちょっと申し訳ないような使い方なんです。
一切書き込まない(現地で小型メモ帳:ニーモシネA7縦型リングメモ:に走り書きしたのを切り取って、それを日別に貼り付ける。)法則も定着しました。
なので、さほど時間もかからず完成するのですよ。
ペンは、フリクションの3色ボールペンです。
万年筆、一応今回はキャップレスのデシモも持って行きました。
なのにやっぱり持ち歩いて落とすのも怖くて。じっくりと机に向かうような機会も特になかったせいか全く使わずでした。
(とはいえ、長距離飛行の旅にもインク漏れが全くないまま持って行けることを確認出来て、よかった!)
こまかい「貼り素材」は、現地で日別にわけて保管しています。
(レシートやキップの日別整理は「草原ミツバチノート」がおすすめです。
軽く小さいので、ここ何年かは必ず荷物に入れるお気に入り。)
旅先では、この仕分け作業および1日ごとのざっくりな行動を箇条書きにぽつぽつ走り書きしておく。←寝る前の時間などに。
という軽作業に限っていることが、無理なく続いているコツかもしれないです。
旅では、「振り返り」より今を楽しむことに時間を割いて、充分に休養する。これ大事です。
レシート類だけでなく、地図や書類も貼っていくとこんなに厚くなってしまうのですけれど、何日か、重しを乗せて放置しておくとだんだんまっすぐになってくるのですよ。
背表紙が伸びるような仕組みのリフィルが売り出されてくれると嬉しいのですけれど!
表紙に貼った絵はがきは、まさにジャストサイズで。
「ああ...この大きさはそのままトラベラーズノートに使える!」
という基準でひらめいて、道端の売店で買ってきたものなのが大当たりでした。
(上写真のように、何ミリか上にはみ出すものもちょっとはあるんですけれど)現地で集めたほとんどの紙類のサイズが、削らずぴったりとおさまることに毎度感心してます。
この判型については、偶然さらっとこうしたのか開発研究を重ねてこの巾にしたのか。
いつもスゴイわーと思うのです。
今回のテープ留めは、mtの「地図」柄にしてみました。
これも幅広タイプなので、貼り付けた絵はがきの端やノートの背を補強するには都合良いです。
完成してみると、地図の印刷そのものがこまかすぎて、わりと渋めの見かけになっちゃったなーという感想。まあいいか!
こちらは裏表紙側です。
荷物用バーコードの上に貼ってある馬は、なんとエルメス製。
現代美術館でやっていたイベントなんですが、エルメスの各分野の職人さんがブースを出していて、実演会やお客との質疑応答などが気軽に行われていたんですね〜
詳細は下記のニュース記事が詳しいです。
○Hermes, Festival des Metiers - Sydney - Timeless ManTimeless Man
上記事の冒頭写真の、ウマのかぶりものが面白かったのでカメラ片手に近づいていったら、綺麗なカードなどたくさん頂いて、そのまま会場に誘導されてしまいました...入場も無料なのです。
スカーフのシルクプリント実演には時間が合わなかったのですけれど、宝石ブースのパヴェ(小粒ダイヤ一面埋め込み)をセットするところなどを顕微鏡付で見せてもらったり、置いてあったエルメス製の馬の鞍を触りまくったり、お皿の絵付け作業を眺めたり、で、なかなか得がたい経験をすることができたのでした!
1旅/1冊のペースでノートを作るようになってからちょうど10年経ち、トラベラーズノートを使うようになってからは今12冊目。
読み返すのもなかなか楽しいです。
これからもたくさん増えていくといいなあ。
●関連過去記事:旅から帰ってきました。
★トラベラーズノート関連過去記事(あたらしい順)
・トラベラーズノート、パリ編できました。
・トラベラーズノート、シンガポール編できました。+おすすめな旅日記アプリ
・トラベラーズノート、LA編できました。←草原ミツバチノートを使い始めたときの関連話
・トラベラーズノートのパスポートサイズを情報カードホルダーに。
・(2010)トラベラーズノート出来ました。(BiCのボールペンや荷作りに便利なソフトなど)
・(2009)トラベラーズノートを地下鉄路線図でつつんでみました。
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2014.09.19
能率手帳ゴールド、8年目が届きました。
手帳の名前の検索でこのブログに辿りつく方が増えてくると「ああシーズンが始まったなあ!」と毎年実感します。
先日早々に届いたことを書きましたが、来年のメイン手帳も引き続き能率手帳ゴールド(NOLTYゴールド)にします。
08'年版以来だから、なんとこれで8冊目になるんだな。
今回は、なにしろ9月初日に注文完了したぐらいなのですから、例年のような迷いや浮気心は特に無かったのです。
ここ3年ぐらいで使い方がカッチリと定まったので、使うのも振り返るのも非常に楽になったような気がします。
小さな手帳ですから、書く内容をある程度絞ることが大事だと思っています。
いわゆる「スケジュール」以外にも、お金の出入りや購入検討品、仕事の大まかな進行状況や提出日、季節系家事の実行etc.
私の場合は、
『あとから(または携行した外出先で)開いてみて、書いておいて良かった〜!と便利に感じること』
をテーマにして淡々と使用中です。
●前回購入時の記事:能率手帳ゴールド、来年で7冊目です。
↑
使い方も、中身の様子も今年とだいたい一緒...。
冒頭の月間予定表を横書きしてるのも続行中。
15'年版は通販にしてみたので、完全に革選びはおまかせで(おみくじのように)到着を楽しむことにしました。
そうしたら、今までになくフカフカな触りごこちの革で届きましたよ!
開箱時に毎度「この赤みは消えるのかな?」と不安になる、ギラっとした焼き海苔的光沢もほとんど無し。
未使用時特有のコバの金色が眩しいのはいつもと同じですが、表紙は大人の落ち着きを見せつける新品の革の光沢と香りがあります。
個体差なのか年代差なのかわからないのですが、こういう革の雰囲気の違いは本当に面白い...。
いま使っている14'年版は、秋になったにもかかわらず、(もともと全体的に大きめで堅さのあるシボでしたが)まだそんなにフンワリとまでは力を抜いてない感じ。
光沢も例年同時期より強めかな?
これから先、まだまだ酷使の予定もあるのでどうなっていくか楽しみです。
日々の仕事にガンガン持ち歩くような人の場合は、私のとはまた全然違った変化になっているんだろうな〜
左写真、コヒノールの木箱ペンケースにちょうど8冊入ったので記念に撮ってみました。
新品を除いてそれなりにくたくたにはなっていますが、年によってや傷の付き具合が違う。
あのときは旅行が多かったからこの貫禄?とか、あのときうっかりインクこぼしちゃったんだよな〜等々...
思い巡らすのもまた楽しくて、こういうのも同じ手帳を使う良さかもしれないな。
本当は、過去の能率手帳は机の引き出しに重ねて入れてあります。
「去年・またはもっと前の 今ごろどうだったか」を確認したりすると便利なことが多いので、すぐ取り出しやすい場所に。
この木箱ペンケースに入れてるのは、現在使っているものだけです。
小さな手帳でも、「立てて収納」って便利なのですよ。
ちなみに、内寸10cm程度なのでA6の巾は入りません。
情報カード、Moleskineのポケットサイズ程度までのメモ帳収納にもおすすめです。
スマイソンのパナマサイズも能率手帳とほぼ同じ大きさと厚みなので格納OK。
主に下記記事のような使い方をしています。
●コヒノールの木箱ペン立てが好きです(4箱目)
●ガラスの机上台、気に入ってます。
これだけ長く使っていても自分なりに反省点はありまして、それは毎年2冊づつついてくる「おまけのメモ帳」を、何となく勿体ない というだけの理由で全然使ってないこと。
8年分を全部あつめて1冊に製本したいくらいです(笑)
手帳の後ろにはさめるように薄型ですけれど、同じ紙質・金のコバ塗りの立派なものなのですよ。
うぅむ。今後しばらくはメモ帳を買わない。←と、ここに書いておきましょう。すぐ忘れて新しいもの買ってしまうんだろうな...
相変わらず、地味な見かけの手帳だなーとは毎年思うんですが、作りの良さや書き心地が本当に気に入ってるんです。
鉛筆からボールペンまで筆記具を選ばない、どちらかといえば摩擦がきちんとある、和紙みたいな感じがする紙質なんです。
インクやペン先など全てを試したわけではないのですが、万年筆でストレスになったこともこれまで一度もないです。
また今年からは、ブルーブラック色の「手紙ペン(COCOIRO芯使用)」をよく使っているのですが、相性がとても良いと思います。
●過去記事:雪柄の蒔絵軸が増えました。(手紙ペン)
Instagramで書きもの好きな人々の投稿のなか、この手帳の中身を見せてもらうのが最近楽しいです。
私のようにごく事務的な用事で埋めるのではなく、可愛いイラストや貼りものの隙間へびっしりと細字で日記を入れる方など。
こんな硬派な手帳だけど、こういう使い方をしてもいいんだな!
と目からウロコな刺激を受けています。
納得している良さは継承しつつも、頑なに「こうじゃないと駄目」って決めつけるのは良くないんだな。
変化しないと成長もないし...。
大げさかもしれませんが、他人様の手帳の使い方を知ることで、人生勉強にもなっているのであります。
というわけで来年もまた、手帳がお揃いになる皆様。どうぞよろしくお願い致します。
●能率手帳ゴールド関連のその他過去記事●
・「一番欲しい手帳を早々に購入」という対策が効きますように。
・2012年・能率手帳ゴールド、6冊目を買いました。
・2011年・能率手帳ゴールド、5冊目を買いました。
・2010年・能率手帳ゴールド、4冊目を買いました。
・2009年・能率手帳ゴールド、3冊目になりました。
・2008年・はじまりは、能率手帳ゴールド。
・2007年・手帳買い、とりあえず終了(と誓う)。
・手帳を問わず、の手帳本。
↑おすすめな手帳本「能率手帳の流儀 」のレビューです。
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2014.09.11
カキモリのトモエリバー紙ノートを使い始めました。
来年の手帳構成を考えていたときにまず思いあたったのは「そういえばカキモリのノートまだ使ってない!」ということ。
買った当時は、理想のものを入手できた達成感で大満足だったのに...そのあと約1年も寝かせてしまいました。
●関連過去ログ:カキモリでノートを作ってきました。
同じトモエリバー紙を使っているのなら、
(きっちりと1日あたりの使用面積が定められ、365日使い続けなければいけない"手帳"より、)
ふつうのノート形式の自由さのほうがやっぱり私の性格に合っている気もします。
日付スタンプを押しつつ、雑記用に9月の頭からこちらを使ってみることにしました。
B6サイズのリングノートです。
33枚入りのセットを4束:132枚という上限枚数で綴じてもらったので、約1cmくらいの分厚さになりました。
それにしても、この表紙(イタリア紙)はとても美しい。まさに今の季節から始めるのに良い感じ!
わりと見た目が合っている金色の幅広リボンを発見したので、これを栞紐として装着しました。
裏表紙の見返し側に、マスキングテープなどで貼り付けるだけの簡単しおりです。
細いヒモ状の栞よりもリボンのほうが、目立つし使いやすいんですよ。
普段から、買ったものの包装にくっついてきたリボンを各種ちいさく丸めてストックしています。
Smythsonの青箱に結んであったリボンなんてそりゃもう上質なんで、いつかこんな感じで再利用予定です。
ついでにここの手帳の真似をして、リボンをちょっと長めに垂らして先端を斜めにカットするとかっこよく見えるのでした。
カキモリ買い物時の記事と同じ写真を再掲しますが、中はこんな感じのゆったりした横罫です。
1ページに8mm×19行。
ページ上部に25mm程度の空きがあり、日付を書き込めるスペースとして使える感じ。(私はスタンプを押しますが。)
この写真でなんとなく見えるとおり、罫線の印刷は非常に薄いです。
開いてみたときは、下に重なった紙の罫線が透けて見えるからまだ視認できるレベルなんですが、1枚ごとにひらりとめくってみると、個々のページの印刷自体はもう、見えるか見えないかというほどのはかなさで。
一見、無地にすら見えるけど、視界を極力邪魔しない謙虚さでひっそりと役割は果たしてくれているという地味さ。
とても気に入りました!
B6ノートは初めて使うサイズではありますけれど、今までのノートや手帳の経験から思うと、これはなかなか絶妙な面積です。
A6(文庫サイズ)のもの足りなさを補い、A5よりは気軽に埋め終わることが出来る。
考えごと1ネタにつきちょうど1ページくらいを箇条書きで連ねるとスッキリとまとまるというか...。
新発見だなあ。
あとやはり、トモエリバー紙が個人的に(主に万年筆の使用先として)非常に好みだということを再確認です。
もっと値段が高かったり新開発だというものを数々試しましたが結局戻ってきて、こちらがいいなぁとなる紙。
筆記時のすべり具合だとか、細字でも線がキリリと映えてインク濃淡も出るところとか、気に入っているペン先やインクでの書き心地が良いとか、あくまで個人的な総合点の高さなんですけれどね。
その紙の薄さゆえの欠点もいくつかあります。
水性インクなら裏抜けしないことに定評がありますが、裏側の文字がそれなりに透けて見えてしまうし。
インクどころか、梅雨時の空気や手指からの湿気を吸って波打ってきたりはしょっちゅうだし。
袖口がちょっと当たっただけで端が折れ曲がったりする件にストレスを感じたときもあり。
あと、褪色・変色しやすいと言われているインクは比較的その変化が早いようにも感じます。
(ウォーターマンのブルーブラックなど。)
過去にほぼ日をちょっとばかり挫折したときの理由を思い出すと上記の感じになるでしょうか。
しかしそれらも味として楽しむほうへ転換は、可能なはずだ!← 前向き思考
そしてこのノートの使い心地が気に入れば、わざわざ新たにデイリーのほぼ日手帳を買う必要も無いと思ってます。
方眼とドット方眼で作った同ボリュームのノートがあと2冊あるんだもの。
こちらをどんどん消費していけば1年の大半は過ぎるのでは?
という作戦なんだけど、さてどうなるかなあ〜(半信半疑)
ちなみに、今年版のほぼ日手帳英語版、とある用途でちゃんと使っていますが既に「文庫サイズの自由ノート」と化していて。
最近使ったのは、本来では2月終わりぐらいのページ。
終わるのに4-5年は確実だけど、この調子でのんびりやっていきますよ!
●関連過去記事:ほぼ日手帳(2014)が届きました。
今年からはLoftでも英語版本体の販売がされているんですよね。
表紙デザインが群を抜いて素敵だわーと売場で見かける度に思います。
●その他の関連過去記事:
・「一番欲しい手帳を早々に購入」という対策が効きますように。
・ペリカンのシャープペンシルが可愛いです。(D400ホワイトトートイス)
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2014.09.06
「一番欲しい手帳を早々に購入」という対策が効きますように。
9月初日、ほぼ日手帳の発売で世間(いわゆる手帳マニア的な界隈)のザワザワが高まる中で、渋めの買い物を決行してみました。
偶然にもというべきなのか、長年の試行錯誤のなか淘汰されてそうなったのか?
今までになく日本能率協会製の手帳やらカレンダーがしっくりきています。
この落ち着き具合、一周まわったというべきか...
現在使っているモノから判断するに、来年確実に使う組み合わせはここのが中心となりそう。
というわけで、いきなり本家の通販サイトでセット買いしてしまいました。
ここの会社のならば、いずれそう遠くない時期に書店の手帳コーナーに並ぶのでわざわざ取り寄せなくても。
という気持ちはあったのですが。
その反面、
「今のうちに欲しいものをサッサと手元に集めてしまえば、心が満足してるから今後余計な買い物もしなくて済むはずだ!」
という気もしたのです。どうかな〜(笑)
最低限かつ最重要構成なので、本当はもうこれで十分なんです。
確かに今のところは効いている気がする...といってもまだ9月の5日...
後日の記事でまた詳しく書こうと思いますが、能率手帳ゴールド(←これは旧称で、今は「NOLTYゴールド」)、来年版はかなりフンワリ革のが届いたんですよ。
新しいうちからここまでなのは初めてかも?
9月の今まで育て上げた14'年版の貫禄と互角な落ち着き具合なのです。面白い。
そうそう、一番下にみえる壁掛けカレンダーですが、これは今年版から使い始めてすっかり気に入ったんです。
パッケージのあちこちに「はっきり見やすい」と書いてあるとおり、ガシリと太い数字の視認性が売りです。
(大きさは2種類あります。書店のカレンダーコーナーには必ず出てるんじゃないかな?)
必須な締め切りをポツポツと入れてあるだけで特に書き込みはしてないんですが、日付下の適度にあいた欄にメモ用の罫線が引いてなくてスッキリしてる所も好きです。
紙が厚いので、湿気で波打たずにまっすぐ吊せることも重要。
目が大人化している皆様には特にオススメなので、もう私はこれしか使わない予感...
●今回の購入品について、関連過去ログ
・来年の週間手帳を買ってきました。(NOLTYベルノA5バーチカル)
・システム手帳、使用復活中です。← バイブルサイズの、献立記録用リフィルのみ来年も継続予定。
翌年の手帳についてあれこれ悩んだりするのって楽しいんですけれど、夏のうちから騒ぐようなことか?
という葛藤、わりとあります。
本当は、年末にサラリと買って正月にまっさらのものへ切り替えるのが理想。
(実際そうしている人達のほうが世の中多いのだろうと思うし、いずれそうなりたい。)
でもさー!
そんな枯れた姿勢をまだまだ許さない情報がばんばん入ってくるのだ。
皮肉にも「夏のうちから買っておく」ことをその予防策としてみましたけれど、4ヶ月経過するなかでどこまで頑張れるか自分を観察していきたいと思います。
レギュラー品の記事はまた個別で、現在の使用写真入れつつ後日に書きます。
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2014.08.24
来年の手帳を悩み始めたこまごま。
"普通"の人には「今の時期から何言ってるんです?」の世界なのは承知ですが、2015年の手帳をどれにするかという件は既に(私のなかで)盛り上がり始めています。
このブログをお読みの皆様のなかでも同意者は多いはず...だ...!
揺るぎなく決意しているのは、能率手帳ゴールドを続行することぐらい。← 実現すればなんと8年目
他の面々については、
・今と同じモノを買うにしても大幅に使い方を変えたい
・やっぱり次回は続けられそうもないから他の○○と統合しよう
・このやり方で使い終わるには2-3年かかりそうだからのんびりいこう 等。
数々の反省と目標が生まれつつあります。
つい先日、ほぼ日手帳の来年の品揃えが発表されて、やはり気になるのは半年ごとに分冊化されて薄くなったカズンかなあ。
こちらでは、過去の挫折の原因のひとつ(「全部入り」すぎて使い切れない)である、週間ダイアリーが無いのだと知ってますます興味津々。
厚さが9mmということで、愛用のダイアリーカバーに確実に収まるボリュームであることも魅力です。
あと、来年こそWeeksを使ってみたい。
日々記録としての手帳書きが好きな人のInstagramを眺めていると、とても使いやすいサイズ感であることがわかるから。
シープスキン革版が栞の配色も含めて素敵だけれど、スモーキーブルーや赤タータンチェックもきっと好みであろう予感。
いわゆる「ページ下のお言葉」はもう、ほぼ日手帳であるからにはこれが個性なのだと思います。
手帳を単なるスケジュール管理用だけでなく、好きなように楽しく使って良いのだ という方針を最初に世に広めた功績を尊敬しているので、わりといつも気になるんだよなぁ。
ちなみに、カバーはオリジナルのotomiが(写真の限りでは)けっこう可愛いなという印象。
アンリカバーは新型で素敵だけれど、値段でぶっ飛んでしまった。
出せる人には出せるよね。という試みを感じる!
しかし来年、私がほぼ日シリーズ(特にカズン)を使うにおいて最大の関門は
「カキモリでトモエリバーのぶあついノートを3冊も作ってきたのにまだ使ってない」
ことです。
全く同じ用紙なら、自由度が効くノートのほうを優先したいところ。
だから、よく考えますけれどね。
あとは、Smythsonのベリー色の型押しシリーズ、レフト式縦型ウィークリーのmemorandaでも出ているからこれは憧れ。
とはいえ、能率手帳ゴールドという長年のパートナーを差し置いてどう使っていいかわからない。
だから、これもやっぱりよく考えますけどね。
手帳選びの面白いところは、
「今年使って良いと思った手帳が来年も好きとは限らない」
ことにあります。
生活や仕事の変化、紙や筆記具の趣味の変化、単純な心境の変化、も含めていろんな理由で。
自分に合う手帳(そして、出しても良いと思える予算額)ってどんどん変遷していくものだというのがここ十数年の実感なのです。
来月あたりから、脳内会議室を本格開設し、都会への買い出し含めて実戦(?)に参加もしていこうと思います。
共に悩む皆様、よろしくお願いします。
●参考過去記事まとめ
・能率手帳ゴールド、来年で7冊目です。
・来年の週間手帳を買ってきました。(NOLTYベルノA5バーチカル)
・今年からデイリーA5手帳も使い始めてます。(NOLTY メモリー2)
・スマイソンのパナマダイアリーを読書記録帳として使っています。
※ところで、冒頭は今回も自分で描いてみたのだけれど、各手帳のサイズ比率はほぼ正確です。後列3冊はA5判。
それぞれが何かわかる方はご参考に!
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2014.07.23
MONOKAKIノートを使いはじめました。
昨年、蔵前のカキモリへリングノートを作りに行ったとき、綴じ作業を待っているあいだ売場の棚を眺めているうちに気に入ってしまい、こちらも一緒にお買い上げ。
○MONOKAKI|原稿用紙・ノートの浅草「満寿屋」 ← 販売元サイト
その後ずっと仕舞ってあったのですが、つい先日なんとなく「"原稿用紙"ってどんな感じなのだろう」と試し書きしてみたんですよ。
小学生でも使うような、コクヨの白地-茶色罫の400字詰め原稿用紙しか体験したことがないんだもの。それすら大人になってからは縁が無い...。
ぱりっとしていて、どちらかといえばざらつきのある書き味。
予想以上に「これは私の好きな紙だわ!」という感動があったのでした。
そんなわけで1日1頁手帳のNOLTYを(好きなのに申し訳ないけど、またもや)お休みにして、試しにこちらへ移動することに。
「違うノートに鞍替えするときは他の"非クリーム紙"のノートを使ってみる」などと過去の記述で宣言していたんだけどなあ。
気付けば結局また同じような色の紙じゃないの〜 と、自分に呆れたのでした。
●関連過去記事:今年の紙色に思うことのこまごま(手帳やインクなど)
このMONOKAKIノート、表紙・見返し共に硬く厚い紙で出来ていて、ずいぶん丈夫そうです。
その上こんなに美しいデザインだし、カバーなんて全く不要な気もしたのですが...いつもの流れでアシュフォードのルガードをかぶせて使い始めました。
確かに製作時の狙いとするとおり、この見返しまでが厚紙のせいで、革カバー内側の段差が感じられずに快適なんだなあ。
当初はずいぶんページの開きが悪いような気もしていたのですが、一度使いはじめて真っ直ぐに押してしまうと、その後はストレス無い程度には水平を保てるようになった:ページの紙自体にも、柔らかいしなりがあるので立ち上がりは少ない:のでこの件は解決。
(写真の、赤いリボンは栞紐がわりに自分で裏表紙から貼り付けたものです。)
今までやたらと秤量多めで頑丈な紙のノートばかり使っていたからか、80枚綴じにしては「わりと薄いな」と感じます。
原稿用紙らしい、ぺらりとした軽さもあってめくりやすいんです。
上にも書いたように、さりさりとペン先に手応えがある、摩擦のある紙質。
なのであまりフローが渋めだったり細字過ぎたりすると、うまく字が乗らない(ような気がしてしまう)かも。
筆記音も、手帳系用紙と較べるとしっかりときこえて、指先にも表面の繊維感が心地よく伝わってきます。
私はもともと万年筆においては、なみなみとインクで滑ることよりも、こういうふうに音や凹凸で「紙の味が手にわかる」ほうが好きなのですよ。
筆記時にさりさり言う割にふわっと柔らかいので疲労も少なめな感じです。
そのせいかインク吸収力も高め。
書き終わったページのうねり具合もなかなか趣があるんですが、一方でこの季節「手汗も吸いやすい」のがつらいところ。
紙の下に進むにつれてインクが滲みがちになってくる場合はこれが原因なので、書く手の下に紙を挟むなどして工夫中なのです。
(前回レビューしたページナンバースタンプに至っては、うわーっと驚くほどに裏側までしっかりと数字がすけすけ...)
万年筆インクの裏抜け耐性についてはさすが原稿用紙と言いたいくらい優秀で、手持ちの中ではパイロットの純正BBが細字でもちょっと裏に染みてるなあという程度。
いっぽうで色彩雫の紺碧などは太字(スタブペン先)でも問題なしだったのが嬉しかったです。
9mmという巾広い罫も行内での空間がとりやすくて気に入ってます。
あらかじめ行空けせずとも、本文の上下に追記できる隙間がたっぷりあいてる風通しの良さは重要だと思いました。
少なめな行数(20行)も、無理なく1日1ページ以上のペースで消費できて楽しいです。
というわけで、しばらくはこのノートを使い通してみます。
当然ながら鉛筆芯やボールペンとの相性も素晴らしくて、満寿屋の原稿用紙の書き心地は大変気に入りました。
もう少し白い色の紙ならなー...と思うのだけど。
これを機会にいろいろと老舗の紙も試して、いつかは名前入りのものなど誂えてみたいなあ。
壮大な夢ですが!
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○Amazonではこちらです。 A5/B5/B6の各サイズそれぞれに9mm横罫と無地があります。
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2014.06.19
今年の紙色に思うことのこまごま(手帳やインクなど)
年明けに、書店の手帳コーナーで衝動買いした1日1ページレイアウトのA5手帳、なんと(な、なんと!私にしては珍しく!)いまだに飽きていません。
●関連過去記事:今年からデイリーA5手帳も使い始めてます。(NOLTY メモリー2)
カバーは結局、ウィークリー手帳用の青革版とお揃いにしたい理由もあり、赤革ルガードにつけ替えました。
さすがのクオリティで多少厚めの本体でも変な癖はつくこともなく、ツヤツヤ輝きながら働いてくれてます。
●関連過去記事:
・赤革のダイアリーカバーを買いました。
・来年の週間手帳を買ってきました。(NOLTYベルノA5バーチカル)
・青革のダイアリーカバーが増えました。
A5版に使われているNOLTYのダイアリー用紙、とても気に入ってるのです。
レイアウトも文句ないので、少なくともウィークリー手帳は今後数年、同じのを使い続けるつもりでいます。
1日1ページ手帳は、
「コレを使ってしまうと普通のノートの大量な買い置きが消化できない」
という(実に個人的な事情から来る)欠点を恐れてなるべく避けていたのですけれど、
やっぱり、手帳形式は便利。
最初から日付が印刷してあるから、あらかじめ明日やそれ以降のページに、やることリストや外せない予定を伝言のようにメモしておけることや、
全ページに今月/来月のカレンダーがついてることなど。
さりげなく気の利く秘書が、常に机の上に乗っているような感じ?
少なくとも三分の一以上は毎日埋まっていて、逆に1ページで足りないということも月に1〜2度程度迄で済んでいるので、A5サイズであることも今の私の生活には適正であるような気がします。
この用紙、書き心地は文句ナシで、他のノートに数日浮気をしても結局戻ってくるほど好みなのですが。
唯一すこし気になるのは
「クリーム色が濃いめ」
ということ。正直、毎日こればかり使っていると黄色みの強さが目についてくるというか...
上掲載の写真は、インクの青さを強調する補正をしてあるので、紙面は実際より結構白っぽく写ってます。
今年の私が、何故か(春夏になっても)地味色系のインクばかり使う理由は多分、このクリーム紙の上に更に鮮やかな色で書き込むと、コントラストが強すぎて目がチカチカしてくるからなのですよ。
普通の青インクすら派手に映るので、結局ブルーブラックやグレー系を好むようになってしまったのかも。
気分転換に、あと何度かこまかい浮気(1週間くらいは、試用と称して他の「非クリーム紙(白とか水色とか!)」のノートを使ってみる)を繰り返す予感はします。
1日1ページ手帳を来年も使い続けるとして、これぐらいは"脱"クリーム紙にしようとなった場合、強力な候補は9月の発売で今から気になっている、半年版のほぼ日カズンでしょうか。
ほぼ日手帳「分冊」についてのアンケート 「2015年版は、はじめての「分冊」を製作します。」- ほぼ日刊イトイ新聞
かつてカズン発売当初にいちはやく購入したにも関わらず、挫折も早かったのは
「手帳の厚さと重さで、(月間や週間の)他ページへ行き来するのに手首が疲れる」
という情けない理由だったので、これが厚み半分になれば解消されるはずと目論んでいるんですけれど、どうでしょう。
とはいえクロゼットの中に積んである、国内外で買い置きしたノート達は今日も
「そろそろドーンと使ってくれや」と囁いてくるのです...。
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一番上の写真のインクは、パイロット色彩雫の「紺碧」。
このあおいろは、下の紙色にはあまり関係なく輝くような主張の強さ。
大粒のブルートパーズを思わせます。
混じりけなくひたすら真っ青なところも涼しげで、ターコイスインクを通り越した夏らしさもまた良いなあと!
スタブのペン先といっしょに使用復活中です。
小さめの字を書くなら、ミュージックよりはずっと使いやすい「たいらペン先」。
思い切って調整をお願いして良かったです。
●関連過去記事:ペンクリニックで絶好調になりました(ヘリテイジ912)
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2014.04.17
システム手帳、使用復活中です。
今年に入ってから、6穴のバインダー(バイブルサイズ・A5サイズの2種類とも)を日々手に取るようになりました。
2006年にボストンで買ってきたファイロファックスの赤革バインダーですが、何年か後にステッチ周辺から変な割れ目が拡がってきた事件がありました。
●関連過去記事:革のひび割れを発見して動揺のこまごま。
しかしそのコメント欄において、バインダー表面のひび割れた薄皮(透明のビニールのような被膜)をはがしてみたところウソのように割れ目が消えてしまった(←要自己責任)と教えて頂き、思い切って真似したら私のもすっかり直ってしまったのでした!
根気づよく縫い目の間の被膜も取り除いた結果、今はすっかり、つやつやしっとりの「いい革のバインダー」として活躍しています。
(繰り返しますが、試す場合は要自己責任で。
「クロス」はよく売れたバインダーだと思うんだけど、他の人はどうしているんだろう。
○善の店頭見本もちょっと可哀相なくらいしわしわになってたし...)
直径の小さなリングですが、今もかっちりと隙間無く閉じてくれる高品質さはさすがファイロファックスですし、ベルト等もないすっきりしたデザインなので他のノートと一緒に収納もしやすい。
なにかと重宝しています。
これは「献立(外食含)記録」帳として活用していくことにしました。
当初、測量野帳に同じようなメモをしていたのですが、日ごとの枠を引いたり日付を書いたりするのがめんどくさくなってきて(← なんという横着...) だったら野帳とほぼ同じサイズで最初から全て印刷してあるリフィルを使ってシステム手帳に書いていこうかとひらめいたのでした。
(綴じ手帳でなく)システムリフィルなら簡単に綴じなおせるので、保存用に売られている厚いバインダーなど使って複数年分を蓄積するなども簡単です。
使っているリフィルは、1月始まりの週間ダイアリータイプのもの。
○2014年1月始まり 【バイブル】 週間ダイアリーメモ[022] :商品詳細 | 能率手帳公式通販サイト
このリフィルはかなり以前から出ているデザインのもので、クリーム紙にのったフォントの雰囲気も上品で好きです。
でも、レフト式スケジュール愛好家の私にはこの見開き8分割はなかなか使いこなせないレイアウトで。
購入しても活用できない年を何度か経験した因縁のリフィルなのです。
今回、ほぼ定量のデータを繰り返し書き付けるには非常に向いているとわかりました。
朝晩の(夫と一緒に食べた分の)食事を、主な材料とともにこまかーく書いています。
1年分以上の資料データが溜まれば、季節感がともなう献立が作りやすくなるかもしれないという期待有り。
まああと、健康のためにもなるべく外食率を減らしたいので
(献立記録をつけるのは、これが一番の理由かもしれない。
10年日記を付けていてしみじみわかったのは、外食が無駄に多いということなので。)
家で作ったときと色分けしたりして、"自作率"がわかるようにしています。
長く続くといいなー。
A5の6穴バインダーは、帳簿付けの勉強(今年の会計から青色申告へ進出しようかと。諸々手続きはもちろんしました)に使っています。
ソフト会社サポートとのやりとりを印刷して貼ったり、本で得た知識をまとめたりなど。
ほんとはルーズリーフのバインダーにしたかったのですが、革で持っていたのは6穴のほうだったのでこちらを優先。
(昔に挫折した)ほぼ日カズンを解体したページや、オキナのプロジェクトペーパーなど、好きな書き心地のA5紙に自分で6穴を開けて使用中。
月間ブロックなどのリフィルをセットすればお金の出入りの記録もつけやすい。
●購入時過去記事:A5のシステムバインダーを使い始めました。
上記の過去記事に詳細にレビューしたとおり、ダヴィンチのA5スリムバインダーは、5000円〜1万円弱の買いやすい値段にも関わらず革の触り心地はなかなか良いし、ベルトやホックやペンホルダーのない(←伸縮式なので隠すことが出来ます)シンプルさ、かつリフィルぎりぎりのスリムサイズなので非常に使い勝手が良いのです。
ぱたんと完全に水平に開くので、限りなくルーズリーフ感覚で運用できる件もお気に入りで。
(5×3の情報カードを、リフィル上辺からちょっと顔を出す程度の位置に 3穴だけ開けて切り込みを入れてリングから外しやすくした自作の栞も作ってみたのですが、これなかなか使いやすくて自画自賛中。)
●その他関連過去記事:
・赤革のシステム手帳を買いました。
・ワニ柄のバインダーにしてみました。
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2014.02.22
スマイソンのパナマダイアリーを読書記録帳として使っています。
(このブログを単語検索した結果によると)スマイソンの手帳に憧れるようになったのは2006年頃。
当時はまだまだ「知る人ぞ知る名品」というひっそりした感じも手伝って、このブランドへの思い入れを熱く語る方々の文章をネット上で読むのも好きでした。
少しづつ有名になってきて、今や文具関連どころかファッション誌にも(バッグなどの革小物も素敵なのがいろいろあるんです)登場するようにもなってきた一方で、自分の手元にはいつ置こうか?と結構慎重に考えていました。
値段が値段なので簡単には決断できなかったし、勢いで買ってしまっていいのか?使いみちはあるのか?という躊躇もあり…
自分の中でもうちょっと高まるタイミングを天秤で量るように待つうちに、年月はどんどん過ぎてようやく今(昨年の暮れ近く)に至った次第です。
○Smythson.com ←公式サイト
検索すると、日本国内でも輸入代行(?)っぽい形式でネットショップを開いているところがいくつか見つかりますし、新宿の伊勢丹メンズ館や青山のヴァルカナイズロンドンでも買えるはず。
しかし、英語がよほど怖いという方以外は、本国サイトから直接注文することを強くおすすめします。
イギリスから日本への送料を入れてもやはり、だいぶ割安に感じました。
注文後も、サイト上の表示価格からあちらの税金分がバサっと差し引かれるので、もうちょい実価格は低いんです。
それに、4日後くらいに宅急便で届いてしまう素早さには驚愕しました!
(時折、送料無料特典や大幅な値引きセールもやってるので、DMが来ると毎度ときめきます…。
メール登録だけでもおすすめ。)
宛名ラベルで表示が切れることもあるので住所は可能な限り短めに入力する等々、
先に購入した方々から、注文前後のさまざまなアドバイスをtwitter通して頂けたこと 御礼申し上げます(´▽`)ノ

送料もそれなりかけているので、他のノート類もまとめ買いしてあるのですが、まずはPanama Diary 2014年版から使い始めています。
右ページへ週をまたいでメモが書ける「レフト式」手帳の使い勝手が身に染みついている私にとってこの8分割レイアウトな手帳は、スケジュール用ではなく、読書記録ノートとなりました。
1日分のブロックにつき1冊づつを割り当てて書き進め中。
読了日とタイトルと簡単な評価コメントくらいで埋まってしまう面積ですけれど、
(11月最終週~翌々年1月末くらいまでの日数分は少なくとも確保されていますので)
400冊以上をメモすることが出来る計算。
私はそんなに多読派ではないので、この手帳を埋められるのは多分、1年では無理…。
年初からスタートしましたが、いまだ昨年12月内のページに留まっていますし(笑)
イギリスの美術館やレストラン等々、主要施設の電話帳ページもかなりの量で巻頭についていますが、失礼ながら私はこの上に「積ん読リスト」をビッシリ書き込んでいます。
(:買ってあるけどまだ読んでない本達をずらっと、大量に。
存在を忘れてしまったり2度買いしたりの事故を防ぐためでもありますが、このコーナーは作って良かった。
電子本や雑誌も含め、今後も購入次第ここに可視化する予定。
読み終わったら横線を重ねて消します。)
そんなことをやりつつも、新しく欲しい本がまだまだ大量にあることに毎度呆れるのですが、これはもう仕方ないね…。
それにしても「この紙に書き込むのが楽しみ」という理由のおかげで、読書スピードが確実に上がりましたよ!
「パリパリした紙」であるというのは何人もの方から聞いていた感想なのですが、私の想像していたパリパリと、実際の紙のパリパリさはだいぶ違っていました。
透けるくらいに儚げな様子を想像していたのですが、思っていたよりずっとしっかりしていて存在感があるという印象。
そして、今まで一度も味わったことの無いタイプの書き心地です。
透かし模様が入った青薄紙からは、ペン先に繊細な摩擦感(しかし予想していたよりも繊維っぽい凹凸。)が伝わってきて、スススっと、良い音がします。
いろんなペン先やインクで試してみたいので、書き込む為にもせっせと本を読み進めている状況なのですが、本当に噂どおり、裏抜けや滲みがほぼ無いのですね!
ほとんど同じサイズの能率手帳ゴールドよりずっと軽いんです。
その紙の名の通り、羽根のよう。
まだ、たいしたページ数を消化していないにもかかわらず、書き終えたページ分がほんのり波打つ金塗りの小口も眺めて楽しい。
早く全ページをウネウネさせるくらいインクを乗せてみたいものだ、という意欲も湧いてきました。
そうホイホイ増やすわけにもいかない値段の高さだけは、唯一頭の痛い問題です。
だからこそ、長く大切に出来る使い方や習慣を模索していきたいですね。
と、自分に言い聞かせ中!
今までの場合、一定の年数でもってわりと惜しげも無く手帳やノートを破棄する習慣が続いているので
(もちろんそれなりにまとめ転記したり、能率手帳ぐらいは永年残すと決めているけど)
そういう流れの中には組み込めないなあ、でもこういうものを普段から使ってこそ日々が輝くのではないか?
とかなんとか...悩むのも楽しいんですが。
いっしょに購入したノート達は、出番が来るまで今のところもう少し、青い箱の中に寝かせておきます。
最初の1ページに書き込む思い切りがやってくる時が楽しみ。
とりあえず今は、小さな赤革スマイソンが毎日手に取る相棒です。
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2014.01.25
今年からデイリーA5手帳も使い始めてます。(NOLTY メモリー2)
週間管理用に買ったNOLTYの手帳用紙が書きやすくて、「このままでは1日1ページ版も買ってしまうかも」というくらい気に入ってしまったのは先日のこと。
結局、まだまだ手帳コーナーが健在な近所の書店であっさりと買ってしまいました〜。(意思弱っ)
●関連過去記事:
・青革のダイアリーカバーが増えました。
・来年の週間手帳を買ってきました。(NOLTYベルノA5バーチカル)
○2014年1月始まり NOLTY メモリー2(ネイビー) :商品詳細
↑ 時節柄、メーカーでは売り切れみたいなんですが、店舗の手帳売場などにはまだまだ並んでるかと思います。
先日レビューしたウィークリーの「ベルノ」と共通になりますが、これは販売元の用紙解説ページによると、大判(A5以上)のサイズに使う規格の紙のようです。
すべすべした「手帳らしい紙」なのだけれど、程よくコシがあってしっとりマイルドな書き味。
万年筆との相性はかなりいいです。
「どちらかといえば引っかかり少なめなスムースな書き味が好き」派・「こまかく書きたい」派の方には1度味わって頂きたい使い心地。
インクとの相性は、そう厚いわけでもないので万能とは言えませんが(パイロット系だと太い場合は線端が裏からも透けて見えるかも)、滲みなどは特に感じられません。
日々使うにはこれくらいでいいんだよなあ!というちょうど良さがあります。
鉛筆芯でもスベスベ気持ちよく書けるので、気がついたら終始シャープペンシルの文字になっていることも。
(消しゴムで消せるって便利なんだよね…)
日記帳的な使用を想定しているのか、きっちりと元旦〜大晦日までのページ構成がメインになっていて、うしろのメモやカレンダー系などの他の付録は少なめのページ数に抑えられています。
(そこが逆にスッキリしていて使いやすいです。)
メインは、1ページづつ日付入りの7mmの横罫ノート。
罫左端にさりげなく時刻数字も振ってありますが、7:00〜18:00という(私には)まるで使いものにならない時間帯なので。
例によって、模様だと思うことに…。
フォントのサイズや形状・上品な字色も含め、デザインのレイアウトはさりげなく目にストレスがない。
こういうところはさすが手帳の会社という気がします。
あえて難があるとすれば、すこしクリーム色(の赤みがかった感じ)が濃すぎではないかと思うことはあり。
この紙の上ではモンブランのブルーブラックがほぼグレーに見えるのはちょっと面白いのですけど。
(一方でブルー系インクとこのクリーム紙は、かなり派手なコントラストになります。)
上写真の1日1行の年間ページなどは、重要事項を書いたときの目次として利用するつもりです。
業務日誌を兼ねた情報ノートを目指したいので、素直に開始日である18日のページから書き始めました。
そう頻繁には無いことですが、A5サイズ1ページの範囲を超えるときは17日以前の白紙ページを使って運用することにします。
当面はそんなゆるいルールだけでやっていこうか...。
この手帳にはもともと暗め紺色の合皮カバーがついてます。
ステッチと「2014」の文字が銅色なのも上品で、触感も悪くない。
しかしここはA5サイズ革カバーマニア(?)の私。
今回は、かつてHERZでほぼ日カズン用にオーダーした赤革を装着してみました。
●関連過去記事:赤革の手帳カバーが届きました(カズン用):前編
この手帳は、ほぼデイリーページのみのボリュームなので、(月間やら週間やらオマケ等々で"全部盛り"のカズンよりは)さすがに薄めです。
実はアシュフォードのルガードにもなんとか入りそうな程なのですが、あちらのカバーは背に革が重ねられていて厚く硬くなっている仕様。
いったんギリギリなボリューム手帳をいれてしまうと、それに合わせた折れ目というか復旧に時間がかかりそうなクセ がついてしまいそうで怖い。
その点、HERZの革はふわふわと柔らかい1枚革なので、中身の厚みにさほど影響されない気がします。
長らく使用率低めな参考書の上に掛けていたカバーだったので「こんなんだったっけ?」というほどカサついた手触りになりかかっていたんですよ。
しかし、毎日触る役割のものに着けて1週間経っただけで、なんだか生き生きと色つやが蘇ってきたのが不思議。
革小物ってこういうところが正直で面白いですね!
やっぱりいいなあと撫でたくなるフンワリ感です!
しおり紐は、グリーンのが1本もともと付いてるんですが、小さい手帳と共通の細〜いやつなのです。
こういうノートの上では少々存在感が物足りない…!
というわけで幅広リボンの可愛いのを引き出しの中から発見したので。
自分で背にテープ貼りしてメインページのほうで使用することにしました。
この手帳直前まで雑記帳としていたコクヨの装丁ノート、もうちょっとで終わりそうではあるのですが。
紙質の個性ある贅沢さゆえか、毎日向き合うにはほんのちょい「飽き」がきていたのは認めざるを得ない事実でして…。
硬めなので、ペン先によっては疲れ気味になるのも気になってました。
ただ、薄く柔らかい紙を使い続ける反動でこういう紙も必ず恋しくなる時があるのです。
10月からずっと使い続けていましたから、もちろんお蔵入りにはしませんよ!
デイリー手帳は、365日ずっと
「決まった面積の中で」「全く同じ紙に」
書き続けるということが、私には非常にハードルが高いと思ってきたのでここ数年なんとなく避けてきました。
(単純に、季節に1回くらいは手帳を替えたくなるマニア的=飽きっぽいともいう 性分のせい等々.....の個人的な理由も大。)
手元に控えているたくさんのノート在庫(早く使ってくれ!いう声がする。)を思うと、この手帳よく買ったよなあ。
正直言って年末まで続いたらほんっとすごい、自分を褒めてやりたいと思ってます。
でも、現状とっても楽しいし、今の気分と紙がピッタリ合っている感じ。
心地良く日誌運用が出来ているので「これからよろしくー!」と、長期継続を祈りつつ。
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2014.01.21
ほぼ日手帳も青革カバーで始めました。
●関連過去ログ:ほぼ日手帳(2014)が届きました。
デザインもシンプルだし(紙もカド丸だし)、万年筆で書きやすいし。
久しぶりに使ってみてやっぱり良かった!と思っているところです。
これは一応「気が向いたときに書く」と決めている手帳なのです。
自分の頭の中で整理したいこと(どうするか迷っていることや、先延ばしにしていることや、疑問に思っていることetc.)をずらーっとアウトラインプロセッサのごとく書き並べて可視化し、いくらかの励ましの言葉を添えつつ”スッキリする”ことが主な役目。
なので、寝る前にお気に入りのペンで書くと楽しいのですよ!
カバーは、なんとなくで着けてみた2006年用マリンブルー革が思いのほかしっくりきているので、しばらくこのままで。
(先日のアシュフォードのルガードといい、今年は青革が自分の中でキテいるような気もします。)
しかし予想通り、1月1日の場所から使い始めたものの、毎日規則正しく書いてるわけでもないので印刷の日付は無視するようになりまして。
空白ページがイヤなので、日付スタンプを押して無理矢理に今日のページにしてしまっています。
すっかり「A6トモエリバーの方眼ノート」と化していますが、まあいいか。
忙しかったので、現在既に1週間分くらい遅れた日付で書いてます。
大量書き込みで調子が出て印刷日付に追いつけるか?
もしくは、使い終わるのに2,3年かかる覚悟もしなければならないか…?
自分でも楽しみになってきました。
今までのほぼ日手帳の挫折の歴史を思い起こすと、
・貼り込みしすぎて半年も経たないうちにズッシリと膨らんできて、怖くなった。
・薄さゆえなのか、手から空気から湿気を吸い込んで、紙が波打つ(時々ヨレる)ようになったので、梅雨シーズンに心が離れた。
・・・これが2大原因です。
もうレシート貼りなどはしなくなったので前者は防げますが。
夏の気候を(気持ちが)超えられるかどうかが勝負だな!と自分に言い聞かせているんです。
でも今年は、いろんな人のノートをネット上で見せて貰う機会が多いせいなのか、紙に向かうことが楽しいし、そんなときはけっこう前向きな気分になるのです。
現在のいろんな構成やら方針が何月までもつことやら謎ですが、このまま続いたらいいなー。
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2014.01.13
青革のダイアリーカバーが増えました。
年明けからぱたぱたと忙しい毎日が続いてまして、いわゆる正月ボケもなかった分、既に年度末まっしぐらな気分ですよ...。
元旦から新しく使い始めたウィークリー手帳、なかなか良いです。
●関連過去記事:来年の週間手帳を買ってきました。(NOLTYベルノA5バーチカル)
「手帳の会社の用紙」らしいスベスベと滑らかな表面触感なのですが、大判仕様の厚みのせいなのか?モチっとした弾力が僅かに感じられ、筆記具を問わず非常に書きやすいです。
思わず、正月中にもう1冊追加で(同じ用紙でA5判1日1ページ版である「メモリー2」を)買いそうになったほど。
一瞬の気の緩みが「使い切れない手帳の山」を築くので、ここはふんばりどころですよねー
この紙は、オレンジがかった少し赤っぽいクリーム色なのですが、この上にモンブランのブルーブラックインクで字を書くと青みがほとんど抜けて、鉛筆を溶かしたような地味色になるんです。
そこがまた使いやすくて。
(白い紙だと、暗いブルーグレーであることがわかるのですが。
実に表情豊かな:あんまり細字だと薄いところがroganではよく見えないほどの:濃淡がつくのも面白い、楽しいインクではあります。
146のEFだけではなんなので、先日からセーラーの長刀中細に入れて使い始めました。いやーいいねえ。このペン先にも合う...。)
●関連過去記事:年末の文具系こまごま。 ←年末にインクを買った話
手帳は、去年まで使っていたSOLA Diaryとほぼ一緒の見かけなのですが、週を統括するメモ欄がこちらでは逆L字にくっきりとレイアウトされていて、それがとても使いやすいことに気付きました。
右ページ横罫線には、分野別週間ToDoを。
各日下部にまたがる無地(Note)欄には
「これから○○の件はこうしたらどうでしょう?」
的な、自分への提案を書き留めるようにしています。
まだようやく2週目の使用なのでこれからいろいろ変わっていくかもしれないけれど、1つ言えるのは
「やっぱりA5サイズが使いやすいわ!」
です。必要にして十分。
同じ手帳のB5のほうにしなくて良かった...なんであんな巨大なのと迷っていたのか?
というわけでやっと記事の本題ですが、カバーを今年も新調しました。
昨年までウィークリー手帳につけていたものの色違いを誕生日に貰ったので!
(注文したのは私だけど。やっぱりメーカー直営のオンラインショップにしか在庫はなかった...)
アシュフォードのルガード、2個目は青革です。
赤革は、1年使ってほんとに気に入ってるんです。
今はコクヨの装丁ノートに装着し、雑記帳として日々使用中です。
●関連過去記事
・赤革のダイアリーカバーを買いました。 ← 中身の感じなどもこちらにレビューがあります。
蛍光灯などの下では、濃いめの紺色で、赤革ほど縞も判別できません。
しかし、明るい日の下だと青インクで染まったかのような鮮やかさになって、その模様も小波を思わせるものがあります。
でも、赤のほうとは表情が違い、こまかい縞目です。
←左の写真は、instagram上で加工した色味ですけれど、光線によってはこれくらいまで明るい青にも見えるのです。
いま現在は革の匂いも新しくてビシッとコードバンみたいな硬さもあり、手触りもヌメッとすべるほどの滑らかさ。
赤革のほうもまだまだあまり経年変化らしきものはないのですけれど、ほんの少し柔らかくなってきました。
まあこれでしばらくは、身の回りのノートやら手帳やらに立派な着せ替えをさせるだけの装備が整ったなあ。
(このサイズが好きゆえにA5の革カバー、けっこう手元に集まりました。みんなちゃんと何かにくっついて稼働中ですよ!)
楽しく使っていきたいと思います!
●その他関連過去記事:
・チョコレート色革のノートカバーが届きました。
今年は"多ノート派"に変貌の予感。
なにか立派な志があるわけではなくて、単に「味わってみたい紙がたくさんあるから」という理由なのですけれどね!
デコレーションや多色なインク等での可愛い使い方は得意じゃない性分なのですけれど、地味系なりに、使いはじめた感想などもここにぼちぼち書いていけたらいいな−。
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2013.12.22
ほぼ日手帳(2014)が届きました。
3年ぶりくらいに、ほぼ日手帳を購入しました。
本当は、英語版本体(Hobonichi Planner)が初登場した昨年から使用再開したかったのですけれど、なんとなくのタイミングで逃しちゃった。
熟考を重ねたおかげで、届いたのもつい先日なのですがやはり、2014年は手元に置きたくなったのでした。
一緒に頼んだのは、シャンパンゴールド革のジッパーズ。
ほぼ日手帳の常駐カバーというよりは、主にポーチとしての使用を考えています。
能率手帳や小型クロッキー帳程度までの紙系と、(出来れば多めな)筆記具が一緒にできるくらいの入れものはずっと探してたんです。
ほぼ日手帳サイトに掲載されている多くの方々の使い方例を眺めているうちに、今まで一度も興味を持ったことがなかったジッパーズが急に気になり始めたのでした!
○ジッパーズ 本革・シャンパンゴールド - ほぼ日手帳 2014 ←ストア内商品詳細ページ
箔加工の革というのがどんなものなのかあまり想像できなかったのですが
(そのうちポロポロ剥がれちゃうんじゃないの?という心配もちょっとだけ。)
しかしこれ、実際手に取ってみると非常に素敵な手触りです。
表面はふわっと柔らかでスベスベしています。
細かいシボのせいできらきらと淡い金色光が輝くのもなかなか綺麗。
これでもうちょっと黄色くて濃いめな感じだったりしたら、
「風水を気にしてるので来年の財布を金色にしてみたオバチャン」
ぽい雰囲気が漂うのですが、それをあんまり感じさせない(笑)シャンパンゴールドっていうのも良い!
ポケットは上記リンク先の詳細にあるとおりいろんなものが入るように工夫されていて、雑貨ポーチとしての期待も高まります。
二つ折り程度にした書類も挟めそうな大きめな仕切りも、内部後ろ側についてるし。
そしてこの英語版手帳本体、カバー無しの雰囲気もとっても良いデザインなんですね。
○Hobonichi Planner 手帳本体 - ほぼ日手帳 2014
ページの端が角丸になってからこの手帳を使うのは初めてなんです。
ずいぶんオシャレな印象になるものですね〜。
全く指でおさえてないのに、新品のうちから水平にぱたりと開く綴じのクオリティは懐かしくも感動です。
本文ページを開くと、このすっきりとしたほとんど方眼だけな感じ、クオヴァディスのマオー(Maor)を思わせるシンプルさ。
下の方に相変わらず「お言葉」が書いてあるけど、英語表記のせいなのか「こういうデザインの模様」として目が滑りまくり、ほとんど気になりません...。
現在A5ノートをその役割に使っている私からすると、日々の総合的な雑記帳としては文庫サイズの1ページでは足りないであろうと予想できるので、さてどんな使い方にしようか?
(それとも意外と、土台ありきでその面積に慣れちゃうものなのかな?)
とにかく、書かなくちゃ・埋めなくちゃという切羽詰まった感覚では使わないようにしたい。
のんびりと、複数年がかりになっても良いから終わりのページまでいけると良いのだけど...
最近instagramのほうで、机上の風景やノートの中身を公開している方々が私のタイムラインに増えてきまして、それらを見せていただけるのが本当に楽しいんですよ。
紙にペンで書くというのは、自分と向かい合うことなんだなあとしみじみと感じ、刺激を受けています。
ほぼ日手帳は、大人になってからの私にそれを再確認させてくれた道具なので、これからも大事に使っていきたいです。
まあきっと、今後もいろんな手帳からの誘惑が予想されるので付かず離れずのつきあいになるのでしょうが、それもまた良しということで。
今年の、ダイアリー系な買い物はこれで一応終了です。
仕事にプライベートに、上手く生かせる2014年にしたいものだなあ。
●関連過去記事:「4月始まり」はどうしよう!(毎年の同じ悩み) ← この頃は角丸カットじゃなかったことがわかる...
ちなみにこれは、今までで一番気に入っている2006年のマリンブルー革をつけてみたところ。
バタフライストッパーが邪魔に感じるときも多いので、普通の文庫カバーにしてしまう可能性も大ですがそのときはgentenの花型カットワーク革(←関連過去記事) を予定しています。
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★関連リンク
○ほぼ日手帳2014
○ほぼ日手帳ニュース - 本革です!ゴールドです!ちょっとスペシャルなジッパーズ!
○ほぼ日手帳2013 - あのひとの「ほぼ日手帳」 - 辞書のような「研究手帳」のカズンに、「筆箱」としてのジッパーズ
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2013.10.27
来年の週間手帳を買ってきました。(NOLTYベルノA5バーチカル)
私にとって「毎日の行動や目標ToDoをかなり念入りに記すログノート」ともいえる週間ダイアリー、来年分がなんとか決まったので買ってきました。
○2014年1月始まり NOLTY ベルノA5バーチカル1 ← メーカーHP商品解説ページ
さすが能率手帳(いや、新名称NOLTY)です。
近所の書店の手帳コーナーであっさりと入手できたのも嬉しい、まさに王道直球選択!(おおげさ)
レイアウトが、クオバディス使用の時代から慣れてきた「バーチカル式+右ページ側にメモ欄」であることと、土日が小さくならずに7日分が等幅なのも決め手になりました。
ちなみに私は、
「バーチカルでも時間軸は全く無視してただの罫線として認識」
「行動や仕事を横推移に俯瞰するためのメモ欄として、その日の列をガントチャートまたはリスト的に使う」
という、ちょっと変わった運用法が長年にわたり定着しています。
(参考までに、この手帳は8-24時までの時刻数字がついてますよ。)
クリーム色の用紙に乗ったフォントデザインや罫線色も落ち着いた渋みがあって、見た目も文句なしです。
しおり紐は色違いの2本付等々、こまかいところまで想定して備えている安心感も、ここの手帳贔屓の理由かもしれません。
月間ブロックページも、1日が罫線で二段にわけられているので、(この使い途は今年版から実践して重宝している件ですが)金銭管理メモ用に便利な予感がします。
あと、巻末のメモページが横罫や方眼などあわせて60ページを超えるボリュームなのも気に入りました。
これだけのページ数があれば、たとえば月間の総括や各週ごとのこまかい達成確認メモ、読書や勉強の進捗等々...かなりまとまった記録が収められそうです。
こういう場所も、来年はきちんと使う気満々。
商品群を検索してみると、4月始まり版や、右ページは全部メモで土日小さめのバーチカルもあるようです。
○ベルノ 商品一覧 | JMAM eショップ
カバーは、必要にしてじゅうぶんな品質でビニール製の黒いもの。
2014という、表紙や背のフォントデザインもいい感じ。
・・・で、でも、やっぱり地味すぎるので!毎度恒例、革カバーにつけ替えてしまうと思います。
(素敵なのを今年も入手しました。後日ここに書きますね。)
さて、今回の手帳、愛用ペンとの相性も重要な件ですが、初めて使うにも関わらずいわゆる「自主的な筆記テスト」は行っていません。
先日購入した「趣味の文具箱27」の、「ダイアリー用紙×万年筆インクの相性を見る」というページを何十回も眺めたのでこれで良しとなってます。
(記事によると新しいNOLTY用紙、なかなかの成果なのです。
逆に、今まで大丈夫だったエディット手帳、2014年版は、噂にも聞いていたインク抜けっぷりにびっくり。
しかしそのかわりきっと他の筆記具には向いた特性があるのだろうと想像していますが、私の選択肢からは外れてしまったなぁ。
今もこんなふうに使って、たびたび手に取ってますが、なんとまだ2月のページに入ったばかりなのですよ〜。
この調子だと5年選手は確実な寿命なので、気長に愛用します。)
さて私の週間手帳歴ですが、過去にはクオバディスのエグゼクティブが長年その役割を果たしてきました。
しかし昨年辺りからもう少し大きめのA5判がちょうどいいとわかってきました。
2013年版の今はエイ出版社のSOLA Diaryを使ってきたのですが、うぅむ、どうやら来年用は作られないようです。
(そのかわりES DIARYの規模が大きくなったようです。
これの、「バーチカル+メモ式」と全く同じレイアウトのSOLA Diaryを2013年版で使用中。←関連過去記事
バンクペーパーの書き心地がなかなか心地良いので無くなったのは残念ですが、罫線ノート版は販売が続いていて私も買い置きしてあるのでまだまだ楽しめそう。)
という状況なので、せっかくなのでメーカーにこだわらず考え直すことにしたのです。
一時期は、B5サイズくらいの大判に挑戦してみようか?と浮き足立っていたことも。
しかし先日、アソシエの手帳特集をじっくり眺めているうちに
「私より明らかに多忙で多収入で予定もぎっちり詰まっている人々でも、A5より大きい手帳を使っていない」
というシンプルなことに気付いて、サーッと冷静になった次第。←単純だなあ...
判型関係なく、分冊で運用している等のさまざまなケースも有りなわけですが、手帳書きに時間や集中力を取られすぎるのも本末転倒ですよね。
・・・という考えが、さまざまな工夫をこらして上手に運用する方々のページを眺めていると、もくもくと芽生えたわけなのでアソシエを読んだことは大きな収穫でした。
(私は、この分野に限らず他人様の「熱心な事例」を見聞きすると我に返って非常に冷静になる傾向があります。
決してまったく反感や諦め等はなくて、自分のなかの混乱に整理がついてくるのですね。)
さて、年末までまだ(!)2ヶ月あります。
私の手帳買い、これでスッキリと「王道買い」のみで終わるのでしょうか?
●関連過去記事:能率手帳ゴールド、来年で7冊目です。
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○Amazonではこちらです
・NOLTYベルノA5バーチカル1(黒)
・日経ビジネス Associe (アソシエ) 2013年 11月号
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2013.10.11
「装丁ノート」を使い始めました。
カキモリと金ペン堂を経て丸善本店という「ひとり文具買い豪華ツアー」を決行した日、最後の購入品がこの、コクヨ「装丁ノート」です。→メーカーHP
この日だけでいったい何冊ノートを買ったのか:というか何円使ってしまったのか…?を思い出すと非常におそろしい。
その時点ではうっすらとコミミにはさんだ程度の情報しか持っていなくて、丸善の売場の前で初めて「ああこれなのかー」という感じでした。
様々な筆記具を使って試し書きできる台が設置されてまして、万年筆はプラチナのプレジールがありました。
(このペンに関する関連過去記事は下記。
●1000円万年筆のプレジールを買ってみました。
競合品が増えつつある価格帯ではありますが、とても書きやすいのでおすすめです。)
ぐるぐるっと線を入れてみて、その手応えでもう、購入即決!
5mm方眼の、渋めなグレー表紙を選びました。
使い慣れた横罫線でも欲しかったのですけれど、6mm罫はちょっと細いかなと思いまして。
(方眼なら2行づかいや行空けがしやすい)
100g/㎡もある、しっかりしたぶ厚い紙なので。
インクが裏抜ける類の心配は不要なのですが、特筆すべきは表面の絶妙な摩擦具合です。
シャリっとかザラっという方面の繊維っぽさではなくて、とにかく均一でキメの細かい粒子感が心地良し。
触ってみると、わりとスベスベなんですけれどね。
硬めの地ではありますが、スススっと程よくペン先が止まる表面の感触は、こまかーく書きこむ用途にも向いていそう。
ということでこれぞ帳簿用紙! が納得できるノートなのでした。
方眼線の濃度も、控えめで目にうるさくない薄グレーです。
(これまで使っていたボストンノートが終了後に即バトンタッチして)今ちょうど10ページくらい経過しました。
シャープペンシルやボールペンでも非常に書きやすい紙なので、A5サイズながらどんどん消化できてます。
このノートは写真のとおり、小口の模様が良いんですよ。
方眼の場合はヘリンボーンのデザインが入ってまして、和の雰囲気もお気に入りです。
一枚あたりの断面が厚いせいかクッキリと鮮やかに目立ちます!
手持ちの革カバーをあちこちつけ替えて、こちらのノートには大のお気に入りであるアシュフォードのルガードを装着中ですが、小口の杉綾模様と赤革のコントラストがいつも目に入って、ノートを開く度に楽しいんだよなぁ。
→ ●関連過去記事:赤革のダイアリーカバーを買いました。
その紙厚ゆえに、一見すると100枚綴じくらいのボリュームに感じるのですが、実際は意外と少ない70枚構成。
何かと書き留める件も増えてくる時期なので、雑記メモ帳としては年末には使い切れてるのが理想ですけれど どうなるかな?
一緒に頑張ってもらおうと思います!
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↓ Amazonでは各罫線/各表紙色、下記リンク先に揃ってます。
○コクヨ 装丁ノート
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2013.09.30
能率手帳ゴールド、来年で7冊目です。
2014年分もコレにしましょう、
ということで今回は東京買い出しのついでに、丸善本店にて入手しました。
9月だというのに各種手帳が山脈のように積み上がっており、国内メジャー系(特に能率と高橋の各グループ)は島状に集まっていたのも毎年この売場の恒例で。
興奮でボーッとなりました!
●昨年の関連記事:能率手帳ゴールド、6冊目を買いました。
店頭買いは久々かもしれません。
レジに持っていく前にチラっと蓋を持ち上げはしたけれど、基本的には適当に当てずっぽうで、商品列の真ん中あたりから引っ張り出してきました。
使っているうちに表紙革の状態は刻々と変わっていきますので、買いたての見かけにあまりこだわっても仕方ない...のは数年の使用で学習しました。
といっても、どの製品もきちんと品質管理されているので特に違いはないんですけれどね。
シボの僅かな密度程度が個体差ではありますが、これもまたすぐに変化していくのです。
サワっと薄紙をひらくと、まっさらな革表紙ならではのぴかぴかした革表紙が現れます。
(この赤みのあるツヤは、海苔みたいだなあと毎年思う。)
手先の小傷とよく触る場所のつるつる具合で貫禄もつき、手触りもふわふわくったりに変化しつつある今年版の革ですが、内部はどこも傷んでいません。
少し忙しくなったこともあり例年になく筆記量が多くなってますが、シッカリめながら和紙っぽい、筆記具問わずに万能な独特の紙質も書きこむ度にお気に入りなのです。
「未来の用事を書いておく」「予定の確認用に使う」という、本来の意味での"手帳"は、私にとっては毎年これ一冊だけなんです。
外出で持ち出すのもこれだけ!
(他にも並行してダイアリー的なものは使うんですが、一日の終わりに"日誌"として「振り返る」役割。
そちらは机上専用となるので、携帯性は気にせずに選びます。)
使い方はいつもどおりで来年もいくと思います。
縮小画像でスイマセン。密度と雰囲気のみご覧下さい...
↓※毎年同じなので:昨年記述より引用※↓
ToDoや目標などを書き並べているととても面積が足りませんから、左側ページの週間予定欄はオーソドックスに、主なスケジュールと、家事の記録
(洗濯したとか掃除したとかのレギュラー用件+衣替えなどのシーズン的な記録含)。
時間軸は特に使用せず。
右側ページは、主にお金絡みのメモ
(支払とか公私の購入品+検討品などのリスト含む)→外持ち用の手帳に買い物リストを書いておくのは便利。↑//
巻頭の「月間予定表」を横にたおして(横書きして)その日の代表的用事を極細字で書くのも同じです。
今年は後ろのメモページも、外出時のメモとして比較的よく使ったので、この傾向はそのまま継続していきたいです。
(できれば、付録の薄いメモ帳も景気よく使いたい。
毎年2冊づつついてくるのに、何故かまだ1冊も使ってないの。7年目だというのに!)
後ろのポケットは、メモ用紙として5*3サイズのカードをいつも数枚入れていますが、逆側にも手作りで増設したり(小型紙片用の、グラシン紙+マスキングテープ製半透明ポケット。)、シールでキラキラさせたりして、革手帳の威厳からかけ離れ遊び放題です。
2014年版、こまかいので記号っぽいものしか書けなさそうな見開き1年の予定ページや、後ろに方眼レイアウトのメモも追加されているんですね。
変わらないようでいてちょっとづつ改良されているんだなあ。
NOLTY GOLDという新しいブランド名称はいまだにちょっと慣れませんが。
実は「来年は違うのを使ってみようかな?」
という考えがちらっと浮かんだのは事実。
あまりにも毎年同じすぎるから、
来年はどの色の表紙にするか?等の贅沢な悩みに憧れたりして、まあそれだけの理由なんですが。
しかし使い続けるほどに実感することですが、
全く同じサイズとレイアウトの手帳を(気に入ってるなら)長年使い続けることって大事なんです。
去年またはもっと前のを開いて「今ごろ同時期の行動はどんなだったか?」を振り返るときに、常に同じ目線で確認することが出来るから。
あと、箱や引き出しの中などに、隅を揃えてキッチリ収納できるので、見た目に気持ちがよいし省スペースになるし!
SmythsonのMemorandaというレフト式の小型手帳にかなり傾きかけていたのですが、能率ゴールドより1.5cmほど縦が長いのです。
それだけで、なにかバランスが崩れてしまうのが惜しくていまだに踏み切れず。
いつかは切り替える勇気が出るのかな?
(でも、日誌用のウィークリーで来年版を買ってみようかとも考えてます。大判だとすんごい値段しますけどね。
そろそろ決断せねば!)
とはいえ、今のところなにも不満がないですから。
やっぱり来年も同じようなことをうっすら考えつつも、赤箱に入った新しい黒革の表紙をそーっと撫でたりしているのでしょう。
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○Amazonではこちらです。小型版や関連書籍(レビューへのリンクは後述)もあります。→ 能率手帳ゴールド
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●能率手帳ゴールド関連のその他過去記事●
・2011年・能率手帳ゴールド、5冊目を買いました。
・2010年・能率手帳ゴールド、4冊目を買いました。
・2009年・能率手帳ゴールド、3冊目になりました。
・2008年・はじまりは、能率手帳ゴールド。
・2007年・手帳買い、とりあえず終了(と誓う)。
・手帳を問わず、の手帳本。
↑おすすめな手帳本「能率手帳の流儀 」のレビューです。
使い始めの時代に買いましたが、数ある手帳本の中で今もなお、得るものが多し。
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2013.09.26
カキモリでノートを作ってきました。
手帳の後ろに書いた、「東京に行くことがあれば、かならず寄りたい店」リストの一番上にきてから約半年。
ようやく実現しました!
→ たのしく書く人。カキモリ
いちおう地図も印刷してあったのですが、iPhoneに入れたGoogleMapのナビゲーション機能を使って蔵前駅から歩いてみました。
(いまだにiPhone4ですが、まあなんとか頑張ってiOS7でも稼働中です。
ためいきをつくような優雅な速度ですが、意外と使いものになってます。)
これがなかなかの精度で、歩き進む度に、刻々と水玉の足跡が地図の上で延びていき、道を渡ったりの必要ごとにブルっと震えてお知らせも出てくるので感動。
お店の入り口は、もうすこしで通り過ぎてしまうほど地味で静かな佇まいでしたけれど、期待満々で入ってみました。
既に2,3人が紙の棚に向かって熱心に選んでいました。
楽しそうだ!
壁一面を飾るペンの試し書きスペースや、素敵な文具販売コーナーなどもありますが、それらはノート製作待機の時間中に味わうことにしてさっそく私も、紙の棚を真剣に眺め始めました。
ノートの注文の手順は下記のページのようになります。
○カキモリのオーダーノート
表紙用紙の色柄は、時期ごとに入替が頻繁なようで、いままで他の方のブログの写真にあったものとは違うものがけっこう並んでいました。
何となくのイメージで」和風な柄が大半なのだろうと思っていましたが、美しいイタリア紙の表紙が多かったのは大収穫。
夏に竹尾のオンラインショップで買ったベルチーニ紙とおなじの(植物柄)もあったなぁ。
●関連過去記事:イタリアのデコレーションペーパーを注文しました。
今回は、3冊中2冊をイタリア紙の表紙にしてみました。
残りの1冊は、ろうけつ染めの布張りのもの。
coccaという布メーカーとのコラボなのだそうで、ぽちっと散っている紅色の模様が可愛いのです。
裏表紙は、表紙に使われている色に近い単色の厚紙を選択。
リングも、雰囲気に合わせて金・銀・銅をうまいこと振り分けることができました!
中の紙ですが、細かく仕切られた棚の中にかなりの種類が揃っています。
横の試し書き台で、好きな筆記具を使って全ての紙の感触を確かめることが可能。
とことん好みにこだわった選択が出来ますよ。
紙の厚み等で枚数や値段が様々にあるのですが、袋に入った「束」単位で購入し、一冊のノートに取り付けられるのは合計4束までとのこと。
(束ごとの紙やレイアウト違いの組み合わせも、もちろん可能かと思います。)
気に入っているバンクペーパーを選択するか迷いもしましたが、結局、3冊ともトモエリバーで作ってしまいました。
横罫線(8mm)、方眼、ドット方眼と、1冊につき1レイアウト、しかもそれぞれ4束(33枚×4)使って一番厚く!
B6の縦サイズにし、綴じリングはトモエリバーの薄い紙質を考えて上から下までの「全部留め」で。
(システム手帳などでもそうですけれど、私は、紙を留めるリングを筆記中に邪魔と思ったことがほとんどないのです。)
特に持ち歩くこともなさそうなので、スナップ付の革留め具やゴム紐も付けず。
どれも1000円台で完成して大満足です。
ちなみに、下敷きとして使える厚紙もついてきます。
これまで、ほぼ日手帳を使うことでトモエリバーの素晴らしさを教えてもらいました。
万年筆を愛好する私としては本当にお気に入りの用紙なんです。
この紙の分厚い製品が欲しければ、近所のLoftでほぼ日手帳(大きいのならカズン)を買ってくるのが一番手っ取り早いのですけれど。
私は、日々の使用率に非常にムラがあるので、1日きちんと1ページ、といった仕様がどうもうまく使いこなせないんです。
出来れば、「日付入りの手帳」じゃなくて「ノート」の形態でいてほしい。
好きなときに好きなペースで書き進めたい(日付はスタンプ使います)から、罫線以外の情報は要らないんだよな…と。
ほぼ日手帳を、手帳という枠を超えて楽しく美しく使いこなす方々が大勢いらっしゃることも承知ですが、私はずーっと、トモエリバーのごくごくシンプルな大判ノートが(出来るだけ安価で)入手できたらそれがベストと思っていました。
今回願いが叶って非常に幸せであります。
早く使いたい!
お店の3冊を製本してもらう間、試し書きやら売場のデザイン文具やらを眺めているうちにすぐ時間がきました。
最後に、満寿屋の原稿用紙で作られたMONOKAKIノート(今までずっと気になっていて買い忘れていた逸品)も一緒にお支払いして、ホクホクと店を出たのでした。
またいつか、こんどはトモエリバーじゃない紙で作りに来ようと思います。
そういえば、革の表紙なども選ぶことができました。
年月が経てば味が出て格好良くなりそうで、憧れですよ。
(使い終わったら中身を外して、また新しい紙を入れてもらうことも可能だとか。)
もう今後数年、ノートは買わなくていいなあ。
・・・と、毎回自分に言い聞かせている気がする。
(全く消費量が追いついてない。しかし、紙が集まってくるのは楽しい!)
●参考リンク:英国の文化系情報誌のサイトに掲載されたカキモリの動画。素敵です。
→ On the paper trail - Monocle Film / Business
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2013.05.27
トラベラーズノート、パリ編できました。
ようやくエンジンがかかりまして、今回のトラベラーズノートを作成完了となりました。
ゴチャついてるのはいつも通りですが、フランスっぽいセピア配色にまとまった気がしますよ!ね?
表紙のエッフェル塔のは、CDG空港の売店で買った、缶入りの絵はがきセットに入ってたものです。
(これは日本でも買えます。伊東屋など、お洒落文具雑貨のコーナーで度々見たことあり。)
ぶ厚くてそのまま飾れそうなシッカリめの紙質だったので、スクラップ使用を迷ったのですが。
同じ絵柄が2枚づつ入っていたし、勿体ないからとずっと缶入りのまま死蔵する可能性も高い気がしたので、思い切って開封です。
エッフェル塔下のParisと書いてある紙片は、現地で買い求めたポケットサイズの地図帳についていた帯なんです。
今度はトラベラーズノートの方を巻いてもらうことになりました。
マスキングテープは、mtの図鑑(動物)柄です。
前回のシンガポール分以来、ちょっとハマってる貼り方。
絵はがきのような厚みのあるものを貼り付ける場合、年月とともにどうしても反ってきて端から剥がれてくるのは、過去作成分のトラベラーズノートでなんとなくわかってきた件でして。
それならばグルリとマスキングテープで囲ってしまおうというわけです。
フチの補強にもなるし、すべすべしたテープ表面の手触りも良いのですよ。
幅広サイズのはこんなふうに(ガムテープ的に?)使えて便利です。
可愛いくて気に入ってるから問題ないんですが、この動物図鑑柄のを間違って2個買ってしまいました。
今後も積極的に使うこととします!
地図帳の帯が後ろまで続いていますが、基本の下地は今までのように、空港でトランクに付けてもらう荷物のバーコードシールです。
空港名と便名が見えるようにして、あとは現地で買った小さなステッカーや包装紙を貼り込んでみました。
今回も今までと同じく、中身のページは非常に淡々と貼り並べてあります。
何故、表紙と同じ情熱と根気を本文ページの装飾に注げないのか?は自分でも謎ですが、帰宅後は何かと忙しいし、(やる気になって以降は→)素早く仕上げられるからこれでいいのだ。
奮発して(定価100円アップ)、クラフト紙のリフィルを使ってみました。
しかし私のような作り方をすると、かえって殺風景さが深まるなあ...と実感しました。
レシートや書類の白さとクラフト紙の色味の濃さの境界がけっこう目立つので、貼り方が直角じゃなかったり過度に空間があると気になるんですよね…
確かに紙としての雰囲気は良し。
直接書き込む場合はなかなか素敵な筆記感を味わえます。
MD用紙よりは薄地で、糊でも波打たないせいなのか、全ページに貼り込んだに関わらず膨らみすぎずスッキリめなボリュームに収まったのも感心。
しかしやはり上記の見た目理由もあるので、次回は白地のMD方眼リフィルに戻ってしまいそう…。
写真下段左側のチラシは、私の愛するパリ装飾芸術美術館のもの。
(企画展はトロンプルイユ(だまし絵)展でした。)
今回も栄養をたくさんもらってきました。引き続き勉強したいこといっぱい!
草原ミツバチノート、今回も活躍してくれました。
1日に1ページ(袋)づつレシートやチケットを詰めていくだけで、帰国後のこういう記録作りがとてもラクです。
わずかにカドが丸くなってきたり、擦れた汚れが付いてきたりの紙の風合いも愛着が深まってきましたから、封入可能な限りは使い続けていきたいと思います。
今回の私の進化点は、「旅日記を手書きするようになった」!
下段右側がいつも持ち歩いていたセットです。
ニーモシネの184というA7サイズのミシン目入り縦型リングメモ帳+フリクションボール3
の組み合わせ、書き心地も使い勝手も非常に気に入りました。
一日に2枚程度を消費する、ほとんどが行動ログみたいなあっさり目の箇条書き記録なのですけれど、2枚で丁度、トラベラーズノートの1ページに貼り並べることが出来るのも具合良し。
このメモ帳は70枚綴じで少々厚みがあるのですが、今回の旅の分を切り取ったせいで更に使いやすそうなボリュームになってくれました。
手書きになったのは、屋外でスマートフォンなどをいじるのが怖かったから(公共の場でのスリ・強奪が増加とさんざん聞いていたから)が第一理由ではあります。
もちろん外でも電子機器を使ってる人はそれなりたくさんいましたし、プチロワイヤルなどのiPhone辞書アプリもメニュー解読等で大活躍しましたけれど、個人的勘では、しょっちゅう取り出して集中するのはやめておきたい雰囲気がありました。
しかし楽しかったです。今後の旅行でも続けようかな。
●関連過去記事:フリクションのボールペンを使い始めました。
というわけで、トラベラーズノートを使うようになってから、国内外分で11冊目。
・・・増えたなあ!
逆に割り切って、ここに貼った以外の旅行書類や資料の類を惜しげも無く廃棄できるようになったので、旅の記録としてはちょうどいいです。
将来、ずらりと並べてじっくり読み返すのも楽しみだったりします。
★トラベラーズノート関連過去記事(あたらしい順)
・トラベラーズノート、シンガポール編できました。+おすすめな旅日記アプリ
・トラベラーズノート、LA編できました。←草原ミツバチノートを使い始めたときの関連話
・トラベラーズノートのパスポートサイズを情報カードホルダーに。
・(2010)トラベラーズノート出来ました。(BiCのボールペンや荷作りに便利なソフトなど)
・(2009)トラベラーズノートを地下鉄路線図でつつんでみました。
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2013.04.11
4月からのノートやカバーのこまごま。
なんともう、今月も三分の一が経過してしまいました!
うおぉ… (オドロキのためいき)
どちらかといえば年度の区切りでやっていることも多いので、4月は毎年「始まった!」感が強め。
ToDoもすごく多くて緊張してます。
そんなふうですからいつもこの時期、(主に気分転換が理由で)4月始まり手帳を買いたい衝動が高まるのです。
しかし本日現在までなんとか踏みとどまり中。
(1月始まりのSola Diaryと能率手帳ゴールドは快適に運用中ですが、これ以上の冊数を管理できないのですよ!)
手帳の売場にはもうしばらく近付かないことに(笑)
その代わりといってはなんですが、あと数日程度の丁度良いタイミングで、普段の雑記用ノートが使い終わりそう。
日付スタンプ併用で、毎日いろんなことを書き付けているのです。
これまでは、その使い心地の相性の良さから私のノート使用歴の中では最も頻度が高いと言ってもよい、文庫サイズのマルマン「カバーノート:差替用として販売されている本体ノート」を使ってきました。
今回、大量の買い置きのなかから選んだのは、まだ一度も体験したことがないプレミアムCDノートのA5サイズです。
真っ白なシルキーの方でなくクリーム上質紙タイプにしたのは、なんとなくこちらのほうが自分に合っていそうな予感がしたから。
たしか発売後話題になっていた1年くらい前にポチったんだっけ。
○「Premium C.D. NOTEBOOK」|商品ラインナップ ←メーカーHP
全く使ってないので書き心地は不明ですが、96枚(1cm以上)もの結構な分厚さがあるにもかかわらず、かるがると水平にひらく糸綴じのクオリティに期待満々であります。
あと、これも私個人の好みなのですが、ヘッダー(ってノートでも言うのか?最上部の罫線のない空間です) が27mmくらいあって、こういうゆったりしたレイアウトが良いなあと思ってます。
そして今までSOLA Diaryにかぶせていたルガードの赤革カバーをこちらに付け替えました。
まだまだ新品な革の香も漂うし、スルスルな触り心地の所有満足感がたまりません。
これはお気に入りのノートや手帳へ次々とかぶせつつ、ながーい時間をかけて愛用の予定。
●関連過去記事:赤革のダイアリーカバーを買いました。
ボルドー色のリボンも引き出しから発見しましたので、こちらもノートに栞紐として装着。
(セロテープで裏表紙に何カ所かに分けて留めただけなのですけれど。
幅広で固め素材なのでA5縦+5cmくらいの長さでカット。)
非常に気に入ったのですが、よくよく眺めるとパッと見の色味がお揃い過ぎました。
紺色やモスグリーンあたりがコントラスト良くてステキだったかも。
SOLA DiaryにはHZKの赤ステッチヌメに掛け替えました。
約1年、40枚程度の薄手ツバメノートで使ってきてまして、だんだん貫禄が出始めなところ。
●関連過去記事
・チョコレート色革のノートカバーが届きました。
A5ワイドサイズでオーダーした通り、厚みジャスト1cmくらいのSOLA Diaryのボリュームがこのカバーにピッタリのサイズなのだと気付きました。
ツバメノートの時よりぴしっと張りが出て、革のほんのり柔らかな触感が手に吸い付いてくるのです。
いつか将来、革色違いでもう1個お願いしたい!
とそんな感じで、新しい年度の、新しい机の上の景色を楽しんでいるのでした。
おろしたてノートのぴしりと真っ直ぐなシルエットは見ていて非常に気持ちが良いのですけれど。
こんな厚いの、使い終わるのはいつごろかなあ。夏は過ぎてしまうかなあ。
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2013.01.22
1月終盤、手帳書きのこまごま。
なんと、来週で終わっちゃうんですね、1月…(頭をかかえる)
年度末までは、きっと一瞬かも。
ウィークリーで今年版から使い始めたSOLA Diaryソフトカバーのバーチカル、順調にページが進んでいます。
いろいろなペン先やインクで試しているけれど、どれも非常に心地良く書ける。
休眠中だった万年筆も復活しつつあるほどで、なんだか新鮮!
●関連過去記事:SOLA DIARYを使い始めました。
A5もの広さがあるとメモ欄にも必要事項がたっぷりと書けるので、コレ1冊に大事な(事務的にも重要な)ことが集約されている安心感があります。
使用開始はいつのことになるかわかりませんが、同じくソフト装の横罫ノートも買い足したよ!
目次付でなおかつ、ページ番号が振ってあるところが良いと思います。
とはいえ、ここまで約10週間分使ってきて気付いた問題点があるとすればまず相変わらず、「開きが硬くて(綴じ部分に一番近い中央部の)金曜日の列が書きにくい」ことかなー。
構造としてはほぼ水平に開く感じはあるのですが、背で紙束をまとめている糊の層に柔軟性がないのです。
使い続ければ改善できることなのか、結局ずっとこんな感じなのかは、追って観察していきたいと思います。
(このあたりの綴じ方のクオリティがハードカバーとの価格差なのかな?)
完全じゃないけど、解決法は見つけました。
週の初めに、板状のもの(重い本とか)をのせてギュっと見開きを押す!
コレやると金曜列の使い心地がかなり違います。
あともう一点、比較的「手の油分がのっかりやすい(それが筆記に影響しやすい)紙」。
季節柄ハンドクリームなどは欠かせないのですけれど、うっかりペタリと手を触れてしまった場所は水性インクが驚愕するほど滲むのでわかります。
こういうことって基本、どんな紙だろうが万年筆で使うときは気をつけるべきことなんでしょうけれど、この紙は特に心する必要があるなあという実感です。
右手の、手帳に触れる部分の下に情報カード大の紙片をはさんで書き込むとなかなか具合良いです。
Meadの5×3などはサイズも紙質も含めてこの用途にオススメ。
というわけで、(手洗い以外に)これもなんとか、解決法発見。
当然 上に書いた、「見開き広げプレス」も、素手でツツーっとやるのは避けたほうがいい感じ。
手汗が気になってくる暑いシーズンも引き続き要対策でしょう。
ちなみに上掲載写真のシャープペンシルは昨年購入したカヴェコのものです。
最初0.7で購入して、デザインも使い心地も非常に気に入ったので0.5も細字用として後日増員!
仕事にもメモにも活躍中なのです。
●関連過去記事:カヴェコの「ペンシルスペシャル」を買いました。
カワイイ!と思って購入したEDIT手帳の小型サイズ。
さてどう使おうかとうっすら悩みつつ年末ぎりぎりまで未開封でした。
●関連過去記事:エディットの手帳(小さいほう)を買ってみました。
とりあえず正月に、年賀状の印刷について図を描いてみたのだけど
(ハガキ用トレイで使うときに、印刷面の上下裏表の区別にいつも悩むため。)
それをキッカケに、"いつも手に取る覚え書き"として使いやすいかも..と気付きました。
傍らに置いといても邪魔にならないコンパクトさだし、辞書っぽい紙質なのでぺらぺらとめくりやすいんです。
見た目や表紙の触り心地も、読み返す楽しさを後押ししてくれてる!
以降、現在まで、日付は無視・箇条書きで(1項目につき3-4行〜多くても1ページ分程度)・「自分に教えておきたい(外界から入ってきた)お得な情報」を時系列で書き増やしていってます。
PCに向かいながら片手間に書くことも多いので、なにかの操作関連メモであることも多いんだけど…
「Macの修飾キー図解」の次は「シャツの漂白方法」が来たりする混沌具合が読み返してなかなか楽しい。
まだそんなに毎日熱心に書く用事もなくて、今日の日付にもページが1週間ばかり追いついてないけれど。
このペースがノッてくればいつか逆転のタイミングがあるような気がします。
現状1軍にも2軍にも分けてないんですけれど、内容を分別しないでひたすら時系列に書き連ねる「情報の放牧」の面白さってこういうことなのかなー?
●関連過去記事:「放牧する」ノート作りをやってみようかな?
EDITのぺらっとした紙はブルーブラックインクでくっきりと書き付けるのが似合う気がするんですが、ウォーターマンのだと緑化変色がすごく早い傾向であることに気付きました。
今はプラチナのブルーブラック使用率多め。5mm幅のほそーい横罫なので細字を楽しむメモ帳にもなってます。
※2014年版以降の情報収集でこの記事に辿り着いた方へご注意※
ここでレビューしたものと2014年〜版は、ページの紙質が変更されています。
書き心地やインクとの相性等、ここに書いた内容と違う可能性がありますので、どうぞご注意ください。
外界からの取り入れ情報がEDITだとすれば、自分の頭の中から発信する方面の、「アイデア」「検討」「対策」などは引き続き雑記帳(今はマルマンの文庫サイズの「カバーノート:差替用」← 文庫サイズでは一番好みに合ってるので2〜3冊周期で必ずコレに戻ってきてしまう。)に書き連ねています。
考えながらのびのび書くにはやっぱりA6以上の広さは欲しいのでこの組み合わせは具合良し。
検索してみたところ、昨年は4月始まりのEDITもあったそうなので、それまでにこの方式での春版B6との併用を真剣に検討しましょう。
時節柄各種用件が忙しくなってきており、SOLA Diaryへ集中的に詰め込んでいる事項も多いので。
それ以外の領域は心身の余裕がないと進められず、いまだざっくりレベルの実施ですけれど。
情報の方向(自分の外から/内から)のみでメモ帳を分けるって、けっこう面白いなと思っている次第です。
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2012.12.24
赤革のダイアリーカバーを買いました。
11月の伊東屋行きでの買い物なのですが、先日からのSOLA DIARY使用開始に合わせて箱から出しました!
アシュフォードの「ルガード」というA5ダイアリーカバーです。
少し前に出た「ノート&ダイアリースタイルブック(7)」での特集記事を読んで一度実物を見てみたいものだなーと思ってはいたのですが、まあそれほど1点狙いだったわけではなくて。
SOLAにかぶせるカバーを、手持ちのあれこれの在庫内でやりくりしても良かったのですけれど、せっかく伊東屋まで来てるし、いいのがあったらこっちも新品で揃えたいですねぇ...
という、うっすらな興味で売場を観察に行ったのでした。
手帳買いシーズンに入っていたので、もういろんな価格帯のブック(ノート/手帳用)カバーが並んでいまして、革素材なのにかなり手軽な価格の物も。
ずらりと並んだ見本を、触ったりパタパタひっくりかえすうちに、ある製品で必ず手が止まるようになりました。
それがルガードだったのです。
●関連過去記事
・「ノート&ダイアリースタイルブック Vol.7」を読みました。
しっかりした厚みで光沢のある表面はコードバンぽくもあるんですが、幾分のしなやかさも加わります。
なんといっても、すべすべスルスルと革の上を指が滑る感覚がたまらなく心地良し!
ルガードの特徴は、あえて首回り部位の革を使用しているということで、波というか地層のような曲線的な縞がところどころに現れているんです。
(元々このうねり模様は革のシワのせいであるとは全く思えない、ぴしりと真っ直ぐ滑らかな表面質感。
これがアシュフォードの職人さんの熟練ワザなのでしょう。)
そして、染め色の濃淡の美しさときたら、本当に見ていて飽きないというか、こういうのも有りなんだなぁという、絵を眺めているかのような面白さ。
見本は当時、黒・ボルドー・レッド・ネイビーと4つ揃ってました。
色味はどれもかなり鮮やかめに出ていると思います。
レッドはこのとおり、濃淡の大きな差はあれど、派手といってよいくらいの主張をしている実に美しい紅色。
ネイビーも決して「紺」ではなく、青インクのようなきらきらとした彩度がありました。
ボルドーに至ってはまるで葡萄酒のよう…
と、フル回転で迷いまくり触りまくる自分がつい昨日のことのように思い出されます。
↑他の物が目に入らず、いつのまにか買うことに決定していた…
結局また(お約束の)赤革にしてしまいましたが、他の色も良かった!
黒ですら不思議な染めの表情があって、ビジネス用途にも使いたい方には黒またはボルドーでも非常にお洒落だと思います。
(ルガードのシステム手帳バインダーも素敵でした)
一応、SOLAと同じくらいの厚みの手帳リフィルを店員さんに持ってきてもらって、具合良く入ることを確認してからのお支払いとなりました。
厚いしっかりとした革を縫い合わせてあるので、薄めのノートでもだぶっと余るということはないでしょう。
中身は、約1cmのSOLAよりはもう少し厚いものも入るかもしれないという程度なので、(もちろん紙の厚みにもよりますが)多くても100枚未満のノートが最大目安になりそうです。
まだまだ、開く度に、”いい革小物”の匂いがほんのりと漂うのも嬉しい。
経年で染めに味わいが加わって、さらに赤みが濃くなっていきそうな予感です。
革もほどよい程度までには柔らかく手に馴染んでいきそうです。
このすべすべ感は実に幸せな触り心地なので、当面は加油的な手入れはせずに常に使い続けることでゆっくりと育てていこうと思ってます。
内側のポケット類は最低限なデザインです。
後ろの作りを見る限りでは、タテ開きのレポートパッドのようなものもはさめるのかも。
(革が新しくて硬いうちは特に)細軸しか無理そうな幅ですが、ペンホルダーもついてます。
もうこれ、値段からしてそうですけど一生モノとして使いたいですね…
あー素敵なものが机上に来てくれたなぁ。
中の手帳と一緒に、良い1年を呼び込んでくれたら有り難いです。
●その他のA5革カバーについての過去記事:
・チョコレート色革のノートカバーが届きました。
--- 仕事記録用の薄手ツバメノートに愛用中。当初はコレをSOLAへ付け替える予定でした。
・赤革の手帳カバーが届きました(カズン用):前編
---いつも何かの参考書が入ってます。手触りフカフカなので持っていて疲れません。最近光沢がちょっとだけ増してきたので嬉しい!
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○システム手帳・革小物ならアシュフォード【ASHFORD】 | オンラインショップ←メーカーHP
通販ではこのA5カバー、今のところ上記メーカーショップ以外ではあまり取り扱いがないようなのです。
ルガードの他の製品(他サイズのカバーやシステム手帳)などは下記でどうぞ。
色味や模様の参考にもなるかと思います。
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2012.12.15
SOLA DIARYを使い始めました。
旅に出ていたりもしたので実質まだ2週間ちょいの使用経過になりますが、継続の覚悟がほぼ固まった2013年用の手帳について。
新年までにいろんな手帳を彷徨ってみようと思ってたけど、もうこれでいきます。
「業務の流れを1週間のなかで見渡し」用(つまり、「予定」でなく「実績日誌」として一日の終わりに書くことが多い)として、6年もの間、クオバディスのエグゼクティブを使ってきました。
今回でいったん中断し、A5判のSOLA Diaryに乗り換えてみます。
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※2015.3.4追記:発売が終了しているので、関連リンクへのご案内は削除しました /
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今にしてクオバディスから切り替えたくなった理由ですが・・・
・エグゼクティブのコンパクト正方形なサイズ感はとても好きだけれど、近年書き込みが増えてページが混み合い、見渡ししづらくなってきた。
(週間のToDoを練ったり、小さな備忘録を書き入れておくための総合的メモ欄がもう少し欲しい。)
・書き心地があまり好きになれなかった。
→6年続けたのに?的感想ですが。
大抵の万年筆インクに滲まない・裏抜けないという2大特徴を備えていた紙質ではあったのに、「それ以外」の点がどうしても自分の手に合わないのを感じていて、うぅむまあいいか。と思いながら使い続けてきた
・・・というのが正直なところです。
あくまでも、私の書き癖との相性ではありますが、エグゼクティブは紙が厚く硬すぎるのです。
すべすべのホワイトボードに書き付けるような感じといいましょうか。
細字ペン先がどうしてもストレスで、いつも中字以上専用だったのが残念です。
ちなみに、専用赤革カバー(ルナ)は、裏側の縁がいよいよ割れてきてしまったのを発見して悲しいのですが、現在、同サイズの正方形ツバメノート用としてもう少しだけ延命中。
このノート、ようやく開封のタイミングが巡ってきたのですが、予想以上に気に入ってます。やはり判型がカワイイ。
●購入時の記事:ましかくのツバメノートを買いました。
●長年使用のエグゼクティブについて、前回の記事:クオバディス、6冊目を買いました。
「A5判でバーチカル式」条件の手帳なら今現在、相当な商品数が出回っているので選び放題な気がします。
特に日本メーカーの手帳だと、月〜日曜まで全日均等幅のタイプも普及しつつあるので、日曜が下段に廻されているクオバディスより使いやすそう…という期待も。
しかし今回、さほど迷わずにSOLAを選んだのは、バンクペーパーを使っているという物珍しさに抗えず。
バンクペーパーのノートでは、すでに持っているドレスコのもので試し書きしてみたところ、
(5年前に買ったのに…大事にし過ぎていまだ新品同様って…)
なかなかスゴイ紙だというのがわかりました。
●購入時の記事:赤表紙のノートを買ってきました。
コシのしっかりして目が詰まった、どちらかといえば硬めな紙の部類に入ると思うのですが。
繊維感というか、表面の摩擦具合が絶妙の細かさで。
手触りが和紙のようにも感じられます。
で、ホントに裏抜けしないし(厚みがあるので余程太く書かない限り、透かしてもよく見えず。左写真は裏側はペリカン青のBペン先で記入)、線のエッジがくっきりと立つ。
摩擦係数高めのノートにありがちな、細字ペン先の"阻まれる"抵抗が不思議とほとんどなくて、むしろ滑り止めとしては、これくらいはあって欲しいという理想のざらり具合。
(むしろ、これが表面の柔らかさに変換されて手に伝わってくるのね。
それくらいきめ細かいけど固めた画用紙のような? 不思議な感じです。)
というわけで愛用のペン達で、もっと使い込んでみたい気満々。
「万年筆に適した紙」って、売り文句としてよく使われますけれど、実はそれって人によって定義づけはいろいろなんですよね。
インクが滲まない紙=書き心地がいい紙というわけではないし。
私にとっては、"細字ペン先、特に146のEFが気持ち良く使い込める"というのが基準になりつつあるかもしれない。
そういう意味でもバンクペーパーを使ったSOLAは久々の合格ノートと言えるのです。
使い方自体は今までも不満がないし、手がそのように動いてしまうので(笑)クオヴァディス時代と何も変わらず!
私の場合、バーチカル式なのに時刻情報は全く使わないという、ダメな見本なんですけれど….
(数字が印刷してあるのは8-22時ですが、きっちり使う気になれば下の横罫を利用して夜中の2時過ぎまで割り振ることが可能ですよ。)
リストやガントチャートとして、日々の推移重視で書き込んでいく形式なんです。
仕事や家事、夕食のメニュー、その日気付いた小さなことなど、分野別にざっくりと書き込みエリア(行位置)を決めておくことで横方向に見渡しやすくしています。
この手帳、12時台は背景が色付きだからメイン業務のことを書く行にしよう、とか決めやすいデザインでもあるんですね。
時には複数日に渡る幅で大きくたくさん書く用件も。
↑コレが出来るから、バーチカルは好きなんです。
あと、レフト式を選んでしまうと、持ち出し用の能率手帳と景色が似てしまう。
そのせいでどちらかに記入の飽きが来たら怖い。というのもバーチカルを選択する理由のひとつ。
A5になったことで、メモも含めてたくさん書けるようになったのが有り難いです。
私の場合は、方眼を使って簡単に線を引き、日曜まできっちり等幅枠にして使ってます。
右側のメモ欄も、ざっくりの内容別にブロック分けする癖はクオバディスで身についてしまったなぁ。
手帳がいきなり大きすぎるかと心配してもいましたが
(まあ確かにそのぶん、毎日の雑記帳使用率はずいぶん減ってしまった)
自分の情報が一元的に見渡せて気持ち良く使えてます。
自分で選んだ革カバーをかけて楽しみたかったので、あえてソフトカバー装のほうを選んでみましたが、使い始めの現在はちょっとまだ背が固まっている感じで開きが硬いので、中央付近(金曜日辺り)が書きにくいかなーという気がします。
まあそのうちなんとかなるでしょう。
月間ブロックや年間カレンダーの方も、新年になる前に使い道を決めたいなあと思います。
その日にまとめたメモの内容や読了本の、インデックス代わりにしてもいいかな。
ハードカバーの方にはついている栞紐がなかったのはちょっと残念。
昔買った無印良品のしおり付シールが余っていたのは幸いでしたが、地味めな印象。
●関連記事:ほぼ日手帳カズンにしおりを増設してみました。
以前、ほぼ日手帳やMDノートに付けたことのある、幅広リボン方式につけかえるかもしれません。
●関連記事:MDノートをふたたび使いはじめました。
この話はまた記事を分けることにしますが、カバーも気合いを入れてみました。
A5は書籍でもノートでもよく使うので、革カバーは買ったりオーダーしたりでいくつか愛用中です。
今回のこの手帳、いいのがあったら新調しようかなという程度で伊東屋をぶらついていたのですが、衝撃的に惚れ込んだ素敵カバーに出会ったので泣きながら(←値段のせい...)新調しました。
店舗ではあまり見かけない手帳だったので、送料もかからないことだしAmazonで購入しました。
○SOLA 2013 DIARY D002 バーチカル式(見開き1週間) 並製
○Amazon内にはSOLAのダイアリー/ノート各種あります。
今度は豪華なクロス張り装丁で、方眼などのノート版でも入手したい。
年単位で、のんびりと時間をかけつつ「大事なことだけ書くノート」として使いたいのです。
A6判でも出ないかなー?
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2012.12.11
トラベラーズノート、シンガポール編できました。+おすすめな旅日記アプリ
今回のトラベラーズノート、最後のページまで作り(貼り)終わりました!
糊付けした厚みでふわふわ開いてしまうので、現在は重しをのせて落ち着かせ中です。
表紙は、ホテルでもらった絵はがきです。
右端に写っている高い建物なのですが、天気が良いときの眺めは格別。
地上から70階まで10数秒でかけあがるエレベーターの速さも毎度感動していました。
●関連過去記事:シンガポールに行ってきました:2012
これでもかというくらいマスキングテープで囲っていますが
(この幅広ガーデン柄、好きなのです。東京駅のスコスで買いました)
厚みのあるものを糊貼りすると、経年でどうしても剥がれてきてしまうためにフチ補強も兼ねてます。
裏は今年に入ってお気に入りの"貼り素材"となりつつある、空港でトランク取っ手に巻いてくれるバーコードラベル!
便名や行き帰りの空港名・日付等が入っている端の箇所を切り取るのがコツです。
場所が良ければシールのように裏を剥がして、そのままスクラップできるところもお手軽なのです。
邪魔なので普段はベリベリ破りとって捨てていた部分だったのに、トラベラーズノートに使いたいがゆえに、ホテルに着いても(帰宅しても)慎重に外して書類ホルダーに格納しておくようになりました。
中は、各種手配書類や、レシート等々を時系列に貼っています。
今回はほとんどモノは買わなかったので、食べ歩いた関連の記録が圧倒的に多い(笑)
餃子の王将など(わざわざシンガポールに来て)初めて行ってみたり、日本食のお店も大人気なのです。
この地下鉄路線図は、ガイドブックの別冊としてついていたものですが非常に役立ちました。
切符も全て非接触型カードですし、とても整った鉄道網なのです。
コレの乗り方さえ身につければどこにでも行けると悟りました。
車内の表示板:日本並みに親切な、行き先・現在地表示が有り:とこの路線図を見較べながら、乗り換えのタイミングにドキドキして日々通っていましたが、そのうちiPhoneのKindleで本を読んだりする余裕もできました。
(以前も書きましたが、車内でのスマホとタブレット使用率が驚くほど高いのです。路線にもよるのかなあ。
大混雑でも皆さん、楽しげにゲームやツイッターしていて、なおかつ通話も遠慮なし…)
象の置物は、4年前にチャンギ空港で赤いのを買ったのですが、また同じ店で色違いを連れてきました!
今のレートだと、日本円で3500円弱。
七宝加工されてラインストーンもはまっている、ずっしり豪華な金属製。
ペーパーウエイトとして重宝していますが、背中がひらいて小物入れになるんです。
「2個買うと10パーセントオフ!」という激しい勧誘をかわすのが本当に大変だったのですが、めげずにまた、次の機会があれば。
と、1象づつ増やすのを楽しみにしているのです。
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ところで、夏頃に購入したMacアプリ「DAY ONE」が旅日記用に非常に重宝していまして、以来、旅中の書きものはこれに集約しているのですよ。
●Day One | A simple Journal for iPhone, iPad and Mac App Store←公式サイト
デスクトップ版とiOS版の両方を買ったのですが、iCloud経由で同期してくれます。
滞在中は基本、ホテルの机においたMacノートのほうから書き込んでいます。
(食べたものや買ったものなど、箇条書きに近いような簡単な文面ですけれど。)
iPhoneからはスターバックスなどのWi-Fiがある場所で、情報をつけ足したりするのが楽しい。
なんといってもiOS版のほうのいいところは、ポチッと押すとその時点にいる場所の地図や気温や天気を記事に入れてくれるボタンが付いてるんです。
異国の地名が記録されるのは旅先ならではの楽しみで。
私はアプリの位置情報は全て切っておく主義ですが、DAYONEを入れてからコレだけは例外でONにしています。
写真など入れたり本格的な使い方も出来ますけれど、私はただ、カレンダーの日付を押してぽちぽちとテキストで書き並べていくだけです。
・・・これをどうトラベラーズノートに応用しているかというと、なんと帰宅後、デスクトップ版からのコピペでテキストをWordに割り付けて(二段組みにするとトラベラーズノートにちょうどよい幅になるから)印刷し、それをリフィルのページに貼っているのです。
日記ぐらい手書きしろよと呆れるところですが、この手軽さと便利さを知ってしまうとなかなかね…
もちろんDAYONEをひらくたびに過去の日記は読めますが、その日のレシートやらチラシやらのスクラップを確認しつつ印刷物で読むのも面白いんですよねぇ。
「いつでも書き込める、継続しやすい日記アプリ」として評価が高いようなので皆さまにおすすめですし、私も毎日のように使いたいとは思っているんですけれど。
しかし今のところ何故か、主に旅先専用として私の中に定着しています。
どこかにふらっと出掛けたときにまた、ポチポチと記録していくことになるのでしょう。
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★トラベラーズノート関連過去記事(あたらしい順)
・トラベラーズノートのパスポートサイズを情報カードホルダーに。
・(2010)トラベラーズノート出来ました。(BiCのボールペンや荷作りに便利なソフトなど)
・(2009)トラベラーズノートを地下鉄路線図でつつんでみました。
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2012.11.02
エディットの手帳(小さいほう)を買ってみました。
来年用手帳の構成、もくもくと検討&購入進行中。
ああもうすぐ年末なのだ!
近年は”毎回手帳に迷わない自分”てエラいなあ...と感動していた(単に、新しいのを捜すのがめんどくさかったというのもある。)のですが、2013年はとうとう動きがありそうです。
このたび、実に久しぶりに「何に使っていいかわからないけど買っちゃおう!」という手帳に出会いました。
既にお使いの方も多いかもしれない、マークスのエディットです。
○EDIT デイリープランナー エディット | MARK'S DIARY | 1日1ページ手帳2013
↑販売元のページ。カバーのラインナップや中身レイアウトを見ることが出来ます。
偶然、近所の文具店に大量展示されていたレギュラーサイズ(B6)のほうを手にとったばかりでした。
1日1ページの手帳だというのは知ってましたが、カバーの色やデザインのバリエーションの実物を初めてじっくり眺めまして、けっこう衝撃でぐらぐら来てたのです。
ああやっぱり、自分の”いつもの手帳”以外の製品群を偵察しておくのって大事だなぁ…
いったん帰宅後ネットで調べてみると、新発売でさらに半分のB7判が出たらしく。
あの感じがそのままこんなにコンパクトならば、きっと何かに役立つに違いない!と即決衝動通販買い!
同じ1日1ページな「ほぼ日手帳」のライバルとしてはかなりレベルが高い(エディットへ乗り換える人もいる)というのは以前からよく聞いています。
サイズもあちらはA6とA5展開なのに対してB判だし、中もこまかいドット状横罫線だしで、一見わりと違うのですが実際に眺めるとこちらも非常に手帳ごころを揺さぶられる仕様。
中の雰囲気を、あえて実用寄りに押さえて(ほぼ日より)大人っぽくして差別化しているのもナルホドな感じ。
しかも紙質、双方非常に似ていると思ったのですが。どうなんでしょう。
(決定的情報ソースはないものの書き心地等の評価も同等みたい。
まあとにかくそれなら、万年筆愛用者としては安心。)
B7版は、スープルというゴムバンド付なカバーデザインのみなのですが、どれも綺麗で非常に迷った10色展開。
(レギュラーサイズにあったクロコ型押しの合皮カバー、つるっとした触り心地も色もデザインも一番気に入ってたので、そのうちB7でも出して欲しいなあ!)
コバ:紙の断面:の色がシルバーのオリエンタルレッドか、ゴールドになっているマロンブラウンにするか、または落ち着いたフォレストグリーンにするか、または(以下略)で当初は全く決まりませんでしたが、最終的にはこの色に!
イタリア製PU(ポリウレタン)貼りということですが、なかなかリアルな革っぽさがあります。
ほんのりな色ムラや、手に取ったときのふわりとした弾力など、質感はとても気に入りました。
丈夫そうだし。
実に美しいブラウンで、金色のコバと組み合わせるとまるでカステラなのです。
これいいぞ…!
しかしこの柔らかさの上に、しっかりめなゴムバンドが巻かれている状態なので、その痕は残りそうです。
というか既にうっすらついてます。
コバは、ぼんやり顔が映り込むほどピカピカツヤツヤですが、きっと新しいうちだけかもしれません。
(ごくごく少量かつ微粒子ではありますが、金粉が剥がれ落ちるのか僅かに指が光る…
でも、コバ塗りの手帳はもともと好きなので今のところは文句なし。)
○B7判の中身レイアウト解説ページはこちら
サイズのせいか、B6とは若干違うようです。
フリーのメモページが予想外にたっぷりめの枚数だったことはポイント高いです。
持ち慣れたiPhoneよりちょっとだけ大きく、能率手帳(つまりMoleskineポケットサイズ)よりもだいぶ小さめ。
掲載写真の通り、万年筆はペリカンのM400とちょうどよく合います。
ポケット型辞書のようでもある豆本的可愛さ、これなら持ち歩いても良いなあと、根性無しな私が「初めて」実感できた1日1ページ手帳….となりそう。
綴じの品質も、このボリュームにもかかわらず水平以上の角度でも!無理なく開くようになっているのがすごい。
しおり紐も色違いで2本搭載なのです。
このサイズですから、書きものに慣れている人にとっては、なにかテーマを絞ったほうがよさそう。
逆に、1日1ページ手帳を使ってみたいけれど、文庫サイズ規模だといずれ挫折しそうな気がする…という初心者の方にも気負わず使える感じがします。
大きめな字で書けばほんとに数行で済むし、食べたものや読んだものの簡単なメモ、まんなかにさらっとラクガキ絵を入れるだけでも、充実感があるだろうな。
そんなわけで私も、さて来年は何を毎日記録する場所にしようかと楽しく悩んでいます。
・・・その日に覚えた英単語とか?
この、ぱくっと掴める感じの愛着に合った使い方をしたいのですけれど。
きっかり元旦がスタートページなので、じっくり検討したいと思います!
※2014年版以降の情報収集でこの記事に辿り着いた方へご注意※
ここでレビューしたものと2014年〜版は、ページの紙質が変更されています。
書き心地やインクとの相性等、ここに書いた内容と違う可能性がありますので、どうぞご注意ください。
○Amazonで、B7サイズのエディット手帳はこちらから選べます。
●関連過去記事:能率手帳ゴールド、6冊目を買いました。
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2012.10.13
トラベラーズノート、ブレーメン編できました。
ドイツ旅のトラベラーズノート、作成完了しました。
いつものように全冊ずらっと並べた写真はそろそろ(ボリューム的に、片付けなどが)きつくなってきたのでやめときますが、使用開始から9冊目に到達!
今回も、
『書かない・描かない・貼るだけ・旅中は作業せず帰宅後一気に』
というパターンを貫いてしまいましたが、毎度のことながら、作るのはとっても楽しかったです。
市販のガイドブックにあまり情報が載ってなかったせいで、どんな滞在になるのだろうかと若干心配していたのですが、さすが世界遺産を抱える街。
現地に行ってみると、旅行者のためのサービスや配布資料が非常に充実してまして。
ノートに貼る"ネタ"というか、”素材”に事欠かない結果となりました。
厳選しつつ最後のページまで使い(貼り)きることができましたよ。
表紙は最初の掲載写真のとおりです。
貼り付けてある地図は、ブレーメンの観光案内公式サイトでダウンロードできるPDFで、このデータはかなり重宝しました。
サイト全部の翻訳ではありませんが、日本語ページまであります。
○ブレーメン 体験 ! (www.bremen-tourism.de)
地図はベクターデータで作ってあり、見ておくべき名所の位置や通りの名前まで書き込んである本格的なものだったので。
徒歩でまわれそうな範囲のみをAcrobatで拡大印刷するなど、自分仕様に工夫した何バージョンかを作って持って行くことが出来ました。素晴らしい。
お馴染みのブレーメン4動物像は、これまた現地配布の観光ガイドの表紙を切り抜いたもの。
白背景でこの写真がいちばん可愛かったので、見つけた当初から「トラベラーズノート表紙用に」と余計に確保しておいたのです。
裏表紙は、前回と同じく、航空会社がスーツケースにつけてくれる荷札バーコードラベルを。
行きの乗り換えCDG(パリのシャルル・ド・ゴール空港)、BRE(ブレーメン空港)、帰りの乗り換えAMS(オランダのスキポール空港)、この記号が全部入っていて、なおかつ綺麗な感じの箇所をうまいこと採取成功です。
空いてるスペースに、ホテルのごく近所だったので毎日とおっていたマルクト広場と市庁舎(←これが世界遺産)、ベトヒャー通りの赤煉瓦建造物のパンフレット写真の切りぬきがぴったりとはまりました。
写真のような眩しい青空の日は滞在中ただの一度も無かったのですが(涙)思い出深い場所となったので、丁度良し!
それにしても毎度思うのですが、トラベラーズノートのサイズって、航空券はもちろん、チケットやリーフレットの類が気持ちが良いほどぴったりと収まるんですよね。
折ることを前提にすればA4とも相性がいいし、こういう使い勝手も9冊まで長続きしている理由の1つだなあと。
現地でのレシート整理は今回も、LAノート作成時から使い出した「草原ミツバチノート:B7」が活躍してくれました。
鉛筆だので単価はほんっと安いんですが、コマカい文具をたくさん買ったのでレシート量が多いのなんの。
●関連過去記事:トラベラーズノート、LA編できました。
自宅作業においては
トンボのスティック糊「消え色ピット(Gという一番太いサイズ)」の効率と性能に助けられました。
作りたての本日現在、この糊の爽やかめな香りがノートをひらくとふわふわ漂ってくる状態! イイネ!
あと、以前「趣味の文具箱(16)」記事にちらっと書いた記憶がありますが、紙素材をまっすぐ切るのに欠かせない道具は、ミドリのレターカッターです。
折ったところにスライドさせ、レシートからチラシまで、スパスパと直線切断できる優れもの。
意外と長期間の切れ味が維持出来るので、封筒開封以外にもスクラップ用途に必ず重宝すると断言できます。
とても小さいので旅先携帯にもおすすめです。ピンクや透明もあります。
○ミドリ | 商品カタログ | レターカッターII 透明 青 →AmazonではこちらAmazon発送なら送料無料です
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旅行記ネタも続けたい上に恒例手帳シーズンも襲いかかってきて、書きたいネタに溺れつつありますが、大量すぎて詰まってしまう前にどんどんいこうと思います!(自分に言い聞かせる)
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2012.10.10
能率手帳ゴールド、6冊目を買いました。
いよいよ、2013年分で6冊目に到達!
今年もまた、革の感じは運(というか、店)にまかせてみよう…ということで、通販にしてみました。
●昨年の購入時記事:能率手帳ゴールド、5冊目を買いました。
届いたのは恒例の赤い紙箱でしたが、中にはいつもと違う小さなカードも入ってました。
この手帳、2013年度版でなんと発売50年目になるとのこと。
(「わたしと能率手帳ゴールド」という内容の感想文を送ると、30年分が収納できる桐箱が当たるそうですよ。)
50年ほぼ変わってない、というところがいいですねぇ。
来年も悩むことなく全く同じのが使えるという安心感は大きいですよ。
いつも同じようなことを書いていますが、1年間で刻々と変わる様子を見守るのは楽しいです。
10月にもなると当初のまっさらな感じとは全く違う風格が出てきて、表紙のシボは、ところどころ薄れてつるっとした箇所がいくつも発生してますし、羊革の表紙もフワフワな触感になってきてます。
開封直後に「綺麗だなあ」とうっとりした、金箔の小口の輝きも今はこまかい爪傷だらけ!
(でも剥がれてないのは素晴らしいと思う)
去年も思ったのですが、真新しい表紙の革って、極々うっすらと赤い光沢が入ってるんですよ。
使うにつれていつのまにかそれが消えていったのですけれど・・・
ピシっと一様すぎるほどの表紙の緊張が、月を追うごとにとれていくのです。
これホント面白いです。
使い方は近年もう定着してまして。
ToDoや目標などを書き並べているととても面積が足りませんから、左側ページの週間予定欄はオーソドックスに、主なスケジュールと、家事の記録
(洗濯したとか掃除したとかのレギュラー用件+衣替えなどのシーズン的な記録含)。
時間軸は特に使用せず。
右側ページは、主にお金絡みのメモ
(支払とか公私の購入品+検討品などのリスト含む)。
とこんな感じに用途を絞って書き込んでます。
でもこれで結構ギッシリになる週も多いので、丁度いいなあ。
外へ持ち出したときに、購入検討品リストが手元にあるのは助かるし。
巻頭の年間予定表は、縦1行づつのガントチャート的レイアウトで、これも「横倒しにして1日一行の横書きトピックページ」として書き込むのが習慣になりました。
(映画鑑賞記録など含めて、後々になってすぐ把握できると便利な主要出来事を記入)
そして巻末のメモページ群は、今年の場合、フライトスケジュール他の日程や各機関連絡先などをこまかく書き込んであるページがかなり役立ってるかも。
(旅先でも必ず携帯している唯一の手帳なので。
機内でもここを開いて入国書類を書く。
私にとって”トラベラーズノート”と言えばこっちになっちゃうのかもしれない。)
たびたび見返す過去の分も含めて、割れや破れが一度も生じたことがない製本は、さすがだなあと思っています。
後ろのポケットも、写真のように情報カード入れとしてピッタリなので活躍中。
「y」のシールは昔ボストンで買ってきた封緘用ステッカーで、金箔を使ってるそうだけど…ホントかな?
まあ私には、名入れ刻印などせずにコレで充分!
あと10枚くらい持ってるのでここ専用に使い続けます。
万年筆もペン先を問わず書きやすい、すこしざらっとした和風な紙質も大好きです。
(こまかく書き込む小さな場所だからこその良さなのかもしれないです。
これがぶ厚い大判ノートだったらまたちょっと飽きるかもしれない、絶妙な表面密度と書き心地。)
とまあそんなわけで、現状、この手帳だけは文句もないので「来年も使う」を毎度確約できます。
逆に、それ以外は毎年試行錯誤して物欲に負けても良い。と自分に決めているので、来年はクオバディスを休んでみようかな?という計画もあり。
たくさんいらっしゃるであろう、能率手帳ご愛用の皆様、お揃いで来年もよろしくお願いします。
○今年もAmazonの伊東屋支店で買いました→ 2013年1月始まり 能率手帳ゴールド 黒 3121
●関連過去記事:手帳を問わず、の手帳本。
↑おすすめな手帳本「能率手帳の流儀 」のレビューです。
当時はまだ、これから使ってみようとしていた初々しい時代。今も役立つ良本です。
●この手帳の購入記録記事:
2010年・能率手帳ゴールド、4冊目を買いました。
2009年・能率手帳ゴールド、3冊目になりました。
2008年・はじまりは、能率手帳ゴールド。
2007年・手帳買い、とりあえず終了(と誓う)。
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2012.08.25
トラベラーズノート、LA編できました。
今回もトラベラーズノートを1冊仕上げました。
いつもどおり、淡々とした「貼り」に徹しているので、アートな要素は皆無…
●トラベラーズノート オフィシャルサイト
2007年以来、これで8冊目。
日常使いをしているわけでもなく、製品名通りにきっちりと旅行時限定の消化法なので、ヘビーユーザーと言えないかもしれません。
しかしここまで蓄積してきますと、時間を掛けて集める愉しみが湧いてくるものですね。
1冊づつは厚みで嵩張るのですが、同じ判型の集まりだと見た目に整然とするし収納効率が良いのも利点かな。
表紙は、ロビーに積んであったL.A. LIVE地区のイベント案内チラシを貼りました。
ホテルだけでなく、行ったレストランがたくさん写り込んでいて、この地の新興キラキラな感じがなかなかよい雰囲気で出てます。
instagramのフィルターで色味をちょい華やかめにいじってますよ
下にはPixarのブースでもらった、ポスター用紙筒のティーポットシールを剥がして貼り付けました。
(筒自体は、ポスター本体よりかなり長くてスーツケースに入らないので、いつものようにホテルで廃棄して帰国。)
去年も貼ったのですが、色違いのようです。
裏表紙は、チェックインの時スーツケースににつけてもらう荷物ラベルです。
これ、宅急便の送り状みたいな機能のものだし、ちょっと前の旅行までは用が無くなるとバリバリ剥ぎ取って捨てていたんですが。
この分野のスクラップが上手な人の実例写真や、文具メーカーがコレに似せたステッカーまで売り出して好評なのを見て以来
「もしかしたらお洒落アイテムになり得るのかもしれない」
と目からウロコが落ちた次第(ホントに。急に可愛く見えてきた)。
よく見ると、空港名や日付も入ってるから記念になるものね。
写真は、全米日系人博物館(+売店で買った本など)のレシート。
丸いシールは入館バッヂとして服に付けるように渡されたもの。
その他、A4大の各種予約書類なども折って貼り込んであるので、結構な厚みになっちゃいましたが、上になにか乗っけておくと数日でぺたりと落ち着いてきますよ。
中身には、トンボの「消えいろpit」のいちばん太いのを使ってぐりぐりと貼り付けています。
わりと厚塗り傾向になるスティック糊なので、デリケートな貼り細工には向いてない感じですが、糊色によるわかりやすさと粘着力の強さがお気に入りで。
普段の事務仕事にも、書類添付などでかなり愛用しています。
レシート類含めて、それほど意識しなくても紙モノって溜まるもので、それらの取り扱いはどうしていたかというと
●当日整理:
トラベラーズノートの、パスポートサイズ革カバーをホルダー代わりに持ち歩き。
挟み込んだジッパーケースやシール装着の内ポケットにその日発生したレシートや紙片をどんどん格納していきました。
旅行中は、あまり熱心かつ念入りに手書きメモはやらないほうなので、純正の冊子リフィルは入れず。
その代わりに5×3サイズ情報カードを2,3枚いつもポケット内に収納してました。私にはコレで十分だったな〜。
Wi-Fiのパスワードなんかも毎日変わるのでここにメモしてました。
あと、名刺サイズのカードにホテルの名前と住所を印刷したものを作ってこれもポケット内に。
(万が一迷子になったとき使えそうだし(笑)、タクシーでホテルに向かうとき運転手さんに渡すと間違いがないので。)
というように、上記の使い方にはとにかくぴったりな大きさだと気づいたので、毎日手に取るうちに急激に愛着が!
パスポートサイズカバー、収納力をアップしておけばガワだけでもかなり使えますよと力説したい。
●複数日管理:
今回新たに投入してみた「草原ミツバチノート」が大当たりでした。
全ページが窓付の封筒になっているリングノートで、面白いなあとLoftで見かけて以来気になってまして、もしかしたら使うかも?程度の感覚で買ってみました。
1冊で12封筒、これは小さい方のB7サイズなのですけれど、1日分のレシートを1封筒内に収納していくことで非常に分類しやすくなりました。
約1週間の滞在でしたが、書籍など仕事上のレシートは別な封筒に分けたりのオプション分を入れると、12仕切りが必要にして十分。
こうやってきっちり一日づつ仕分けておくことで帰宅後のスクラップも非常にラクでした。
カード支払いも少なくなかったので、請求届時の金額確認もきっとしやすいでしょう。
旅行向けの仕切りポケットなアイテムは決して珍しくはないけれど、この草原ミツバチノートの場合
「全て紙製なのでとにかく軽い」「窓付なのでさりげなく中身がわかる」「独立したフタ付きなのでバラけずにまとまる」
ということが、旅中で結構効いていたかも。
封筒に使われているクラフト紙も、素朴でざらっとした手触りがとても良いのですよ。
必要ならば直接書き込みも出来るだろうし、ステッカーや手描きによる表紙カスタマイズも容易でしょう。
(紙とはいえ表紙は意外に丈夫のようで、一回だけコーヒーを盛大にこぼして慌てて拭き取ったけれど、特に痕も残らず。
でもまあ、早いうちにいい味が出てきそうで、旅の思い出としてそれもまた楽しみです。
次の荷物にも必ず持って行こうと思います。
○スパイラルリングノート
ちなみにミツバチノートにはとても入らないサイズの紙モノは、A4が入るマチ付きジッパーケースにまとめて入れて帰りました。
(それっぽいモノなら何でもいいとは思うのですが、無印良品のナイロンメッシュケースが沢山入るのでオススメ。)
時差ぼけと疲労も合わさって夜はさっさと寝てしまうことも多く、今まで時々やっていたような「一日の終わりにホテルの部屋でレギュラーサイズのリフィルへスクラップ」は結構キビシイです。
旅中は収集と整理に注力して、仕上げは帰宅後。
・・・と完全に割り切って、大きい方のトラベラーズノートやハサミ・糊含む道具類を持って行くのはやめちゃおうか?と、今回それらを全く使わなかった経験から真剣に検討中。
たいした重さではないですけれど、少しでも荷物を減らしたいので。
悩むなあ。
というわけで、今回も楽しく作ることが出来ました。
旅中の日記書き入れや荷物リスト作成に使ったアプリなど、併用したデジタル方面の件については、また後日の記事で!
★トラベラーズノート関連過去記事(あたらしい順)★
・トラベラーズノートのパスポートサイズを情報カードホルダーに。
・(2010)トラベラーズノート出来ました。(BiCのボールペンや荷作りに便利なソフトなど)
・(2009)トラベラーズノートを地下鉄路線図でつつんでみました。
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2012.07.13
「7月始まり」を今年も買ってきました(2012-2013)
書き込もうと思ってバインダーを開いたら、ページが存在してなかった!
というわけで、既に今月に入っていたのに買い足しを忘れていて、先日急ぎで調達。
フランクリン・プランナーの「月間カレンダーリフィル(コンパクトサイズ・日本語版)」です。
7月始まりという(少なくとも日本における"手帳区切り"としては)微妙すぎるタイミングで買い始めて既に5年は経っているかも。
でも、1月または4月からの手帳に飽きてしまったいわゆる「手帳マニア」の皆さんには手を出しやすい時期とも言える?
フランクリン・プランナーに関しては昔からこの手帳形式のファンではあるので、分厚いデイリーリフィル付のフルセットで乗り換えるか、いつもグラッと迷う瞬間があります。
しかし、普通のノートを使ってでも"フランクリンぽい書き方"を踏襲することは可能だし、何となくそれが身についてはいるので、今のところは現状維持体制で行こうと踏みとどまり中。
(日々の覚え書きは、良質ノートの備蓄をせっせと消化する機会にしたい。
もうちょっとでマルマンのボストンノートも終了!)
相変わらず使い方は同じで、私の場合はスケジュール管理でなく「出来事記録」を日記的に残し続けているのがこのリフィル。
能率手帳も歴代のを取り置いてあるので、月間カレンダーまでやらなくていいんじゃないかなとうっすら思うのですが・・・
同じ月の、仕事や家事や買い物の記録を数年単位で見返せるのが面白い(もちろん、今後の予測を立てるのに役立っている!)ので、まあ無駄にはなってない。と信じています。
リフィルの使い勝手等々は、去年の記述がやたら気合い入っているので、そちらを読んで頂けると嬉しいです。
●「7月始まり」を今年も買ってきました(2011-2012)
2007年以来のリフィルを綴じ続けていましたが、25mmリングの大容量バインダーといえど、今回買ってきたセットを詰め込むともう、表紙をまっすぐ閉じることが困難になってしまいました。
6年分は無理だったか〜。
というわけで、以前デイリー付フルセットで使用のときに買い求めた「保管用バインダー」が収納ケース付きで埃をかぶりつつあったので、そちらに最古の1年分を格納。
更に7,8年分は余裕で格納できそうな幅があるので、相当長期に渡って継続は可能ですね。
ちなみに、フランクリン・プランナーのコンパクトサイズリフィルは、穴の間隔は普通のシステム手帳のバイブルサイズと同じ。
若干横幅が広いだけなので、この保管バインダーも当然バイブルのリフィル用に使えます。
ここまで大量の枚数を保管でき、なおかつしっかりとした作りのものは、普通の手帳メーカーからはあまり出ていないような気がするので、結構オススメです。
そんなわけでこれからまた1年、こりこりとブルーブラックの細字で書き込んでいくことにしましょう。
●2010年の記事:「7月始まり」を今年も買いました。
●2009年の記事:月間カレンダーはフランクリンに戻りました。
<通販(楽天)ではこちら>
・【コンパクトサイズ】オリジナル・見開き月間カレンダー(日本語版)
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2012.05.19
革小物(文具系)をせっせとツヤ出し。
これは年に1,2度程度しかやらない作業だし、備忘録兼過去記事リンク集としてまとめてみました。
革文具(革が表紙になっているカバーやバインダーの類)を、クリームで手入れしました。
当初は鞄用に購入したコロニルのプレミアムディアマント、今はほぼ革小物用になりつつあります。
塗り込んで乾拭きしたあとの革の匂いが、ほんのり甘い感じになるところがお気に入りです。
艶も過剰に出過ぎず、革色に深みが出るので、このクリームはかなりオススメなんですけれど...合わない革もあるので注意が必要です。
(起毛革は当然無理で、ふかふかした質感のものや艶がない加工のものは色落ちしてしたり本来の光沢が失われる可能性が大です。
硬い表面のものでも必ず隅っこや裏側でテストしてみましょう。
こういう塗り込み用途のために着古した綿製の肌着やTシャツの端切れなどをためておくと便利です。
ティッシュは毛羽立つので、あとから厄介なことに!)
○コロニル プレミアムディアマント 無色クリーム ←Amazonではこちら
●関連過去記事:革モノのお手入れ品を買いました。
トラベラーズノート茶革カバーもコロニルだと僅かながら色落ちがある(拭き布がいくらか茶色くなる)のですが、塗ったあとは小傷がだいぶ奥に引っ込んでくれるし、穏やかな光沢が出るので、年に一回くらいはいいかと。
●最近の関連過去記事:トラベラーズノート、カナダ編できました。
写真で一番下にあるのはHZKで作ってもらったヌメ革のノートカバーですが、まだ新しいもののクリームとの相性は良好で、さらにしっとりぴかぴかに。
●購入時記事:チョコレート色革のノートカバーが届きました。
ブレイリオのコードバン文庫カバーも色が濃くなってかっこよくなりました。
(ただし、この手入れが出来るのはコードバン側のみ。
裏面の差し込み部分を構成する茶色い革だけは結構色落ちしたので使ってません)
●購入時記事:コードバン革の文庫カバーを買いました。
その下の四角いのはクオバディスの2008年版から使っているルナの革カバー、そろそろ革も柔らかくなりつつあるので、ヘリの縫い目付近にクタっと感が出てきていますけれど、相変わらず赤みは綺麗だし、傷も色落ちでなく凹みになるだけの丈夫さ。
この感じならまだまだイケるはず。
Executive(手帳本体)が今後暫くは廃番てこともなさそうだし、まずは10年選手を目指したいと思ってますよ!
●最近の関連過去記事:クオバディス、6冊目を買いました。
一番下はA5のダヴィンチのシステムバインダーですが、かなりお買い得品だったので心配していたにもかかわらず、色落ち等全く無し。安心!
独習記録用にホソボソと稼働中ではありますが、せっかくのA5だし、もうちょっと方向性を変えて使用率を上げたい。
●購入時記事:A5のシステムバインダーを使い始めました。
その他にもフランクリン・プランナーのバインダーやら(これも月間リフィルで運用中。)文庫カバーやら塗り込んでみたけれど、「経年で内部からじわじわとツヤを出す」タイプのもの、例えば7年目に入ったブッテーロ革のロディアカバーやgentenのブックカバーなどは既に自分の脂でうるおっている感があって結構しっとりしているので、クリーム塗ってもそんなに変わらないというか、余計なお世話なのかも?です。
(しかし汚れ落としと更なるツヤ出しも兼ねてほんのちょっとだけ。)
●購入時記事:ワニ柄のバインダーにしてみました。
●購入時記事:gentenの文庫カバーを買いました。
●購入時記事:スリップオンのロディア革カバー。
革の経年変化は興味がありますが、使いっぱなしの汚れでヤケたような感じになるのは避けたいです。
と、いうことでうまいこと長く美しく愛用していけるように、お手入れを工夫しつつ(といっても、クリーナーとクリーム一個づつしか持ってないんですけど...)続けたいと思います。
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2012.03.09
ボストンノートを使い始めました。
以前、アピカの1000年ペーパーノートを「当日ノート」として使っている話を書きましたが。
・過去記事:メモ用ノート切り替えのこまごま(A6→A5)
これを、2月の27日に、ちょうど4ヶ月かけて使いきりました!
他の違うノートに気をとられて手が離れるギリギリの時期だったので、わりと理想的なペースだと思っています。
このタイミングで文具の世界で話題になっていたノートは、アピカの「プレミアムCDノートブック」。← メーカーHP
いまだにネットの画像でしか眺めたことはありませんが、同じアピカの"しっかりタイプの滑らか系"ノート、ということで。
書き心地等は1000年ペーパーの方とは少しくらいは傾向が似ているだろう、と判断。
数量限定品でもないので焦らずに、「これからすぐ使う」というタイミングのときに購入するつもりなんです。
1000年紙と全然違ってたらどうしよう!それはそれで楽しみなんだけど。
当初の予定どおり、どうせ気分を変えるならと引っ張り出したのがマルマンのボストンノート(新版)です。
買ったときの記事はこちら↓ やっと使える!
・東京で買った文具のこまごま。(ボストンノートと寄木定規)
1日1ページくらいのペースでちょうど収まることが習慣になりつつあるので、前回以来気に入っているA5サイズのほうを開封しました。
いいですねぇ、濃紺に金(というより真ちゅうのような淡ゴールド)の配色ってなかなか上品です。
ハードカバーの書籍と同じ「くるみ製本」の表紙は、まるで板のようにコツコツと硬く頑丈。
表面のこまかいシボ凹凸がとても高級感があり、触感も良好です。
ダメ元で今までのノートカバーを付けようとしたけど、作りが豪華すぎるせいで全く入らず....!
とはいえ 完全に折り返せる特性を生かしたいし、これだけのガッチリ表紙なら革カバーなど邪道と言えるでしょう。
リングノートを使うこと自体かなり久々なのですが、端から端まで水平のまま落ち着く感じと、隣のページを後ろに廻して省スペースになるのがラクでいいですね。
近年は糸綴じが最強と思い込みすぎて、食わず嫌いしてたことを反省中です。
本文用紙は、その表紙に負けない位、かな~り厚いです。
「カード」っぽいといってもよく。
65枚綴じですが、これ今まで使っていたタイプのノートなら80枚は軽く超える位のボリュームはあるんじゃないかな?
インクの裏抜けなどは全く心配せずに使えます。
インジェニュイティの中字にも心地よし!やっぱりこのペンはM芯おすすめです。
指先でさらっと撫でてみると滑らか系なんですが、これ以上やると筆記音をはじめとする"繊維っぽい面白さ"がなくなる...という絶妙なところで摩擦感を調整してあるような。
(というのは、あくまでも私の好みをモノサシにした感想ですけれど。)
マルマンの紙は他社製のものよりそう感じることが多いです。
相性がいいんだろうな~。
こまかい点線で構成される8mm幅の罫なので、視界がスッキリな所も気に入ってます。
これくらいの太罫だと万年筆の中字でもすこし物足りないことがあるのですけれど、無駄な行空けもせずに使えるし、細字で更に上下に注釈入れたりの書き込みも便利。
ミッシリと中身が詰まった紙なので、ペン先やインクによっては乾きにくいと判断されるかも。
頻繁に開閉する使い方なら、付録の吸い取り紙(2枚入り)が活躍すると思います。
私は机上に開きっぱなしで一日据え置きする用途なので、そちらは10年日記のほうに挟んでます。
(同じA5用サイズだし、字数稼ぎのために太字で書きまくるので重宝してます!)
この紙、大きめのペン先でするするゆったり書くほうが気持ちいいかもしれません。
なんともいえないまろやかさ(?)が手に伝わってきて面白いんです。
シャープペンシルでの書き味も、まるで芯の油分が増したかのように滑らかに感じます。
既に10ページほど消費しましたが、体裁からして、普段づかいするにはあまりにもオーバースペックではないかという気後れがいまだにあるのは確かです。
(名文書写だとか日記や研究記録ぽいことなら実に似合うけど、いわゆる日常の「チラシの裏」っぽいこと毎日書いてて大丈夫な紙なのかしら?....)
ボストンノートは「うわあ良い紙だなあ」という毎度の驚きと感動があるのですが。
その反面、ときおり、いい感じに書き進められてフンワリしてきたMoleskineや黄色いリーガルパッド(いわゆる「味紙系」チーム)のやわらかな書き味が無性に恋しくなってくるという不思議。
ノートづかいの煩悩と愉しみは奥が深い!
・過去記事:リーガルパッドが気に入ってます。
とりあえず結果的に、「紙欲」を満たすべく日々まんべんなく各種手持ち在庫を回せているのでヨシとしています。
一応、この枚数と進行度なら、3ヶ月くらいで使い終われるかな?
残るA6サイズのほうも、とっておきクラスのメモ帳として、むしろ持ち歩き主体でフィールドノート的に活用するとかっこいいんだろうな!(計画中)
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2011.11.27
革のひび割れを発見して動揺のこまごま。
先日からなんとなく使用が復活しつつあるシステム手帳です。
と言ってもスケジュール管理用としては既に綴じ手帳でレギュラーなものが決まっているので、こっちは純粋にメモを綴じ込む「バインダー」として。
2006年の8月にボストンで買ってきた薄型ファイロファックスは、ほとんど新品同様ってくらいに綺麗なままの現在です。
(当時の購入後すぐにクオバディスなどの綴じ手帳に目覚めてしまったし。
薄型サイズだから旅行用にいいかも?と考えてたらトラベラーズノートが発売され....。
というわけで、今まで良いタイミングに恵まれなかった。ごめんなさい。)
しかし、まじまじと観察したつい先日、異変に気付きました!
背中の、革が曲がっている地帯を中心にヘンな模様が浮き出ているのです。
これは、Cross(Classic)というモデルなのですが、ステッチが表紙で縦横十字型に走っているのが特徴。
背中にも、上下に加えて中央部に縫い目があります。
それらの針穴からじわーっと縦にヒビが入ったような線が並んでるんですよね~
冬場のくちびるってこうなるよね...!
糸で縫ってあるいろんな革小物を持っていますが、こんな体験は初めてでした。
よく見ると、表面にかかったコーティングのような膜がひび割れて、スジ状に白く剥がれてきているような状態です。
うぅむ。
革クリームを塗ると、白化した線がいくらか周囲に馴染んで沈んでくれるので、ヘビーユースによる経年のシワとしてごまかせなくもない。
twitterで教えて頂いたところによると、mixiのコミュニティ内でもこの件が報告されていたとのこと。
早速みてみると(って自分、このFilofaxコミュニティにもともと入ってました)、Crossモデルでの同様の件についてのトピックが存在していました。
2009年頃の書き込みがほとんどなのですが、早い人は購入1年くらいでなっているみたい。
私の場合、仕舞い込みが長かったためいつからコレが発生したのか全くわかりません。
先日の東京行きの折、丸善に飾ってあった見本を観察したところ、「クロス」は黒地にカラーのステッチなど近年様々な種類が増えているのですが、チョコレート色のバイブルサイズのクラシックのみに、このひび割れが発生し始まっていました。
他と比べて古いモデルなのでこれだけ少し展示年数が経ってる感じもしました。
何にも結論が出てませんし、特に真実を確認したわけでもありませんが、考えたことは以下。
・常に使用して"曲げ"に馴染ませているか、定期的にクリームなど塗って手入れしていれば防げたことなのかもしれない。
・このモデルの場合、ある程度は我慢すべき経年変化というか"仕様"として諦めなければならないのかもしれない。
・長年継続する人気モデルの割にはこの件を言ってる人が現在少ない(ような気がする)ので、2006年ごろまでと違い、今は表面加工が改善されているのかもしれない。
しかし皮肉なことに、縫い目周辺のこの件以外のこと、つまり革そのものの手触りやリングの性能などは絶好調に快適なのです。
すべすべしっとりで、80ドルという当時の定価はとても安い!と、やはり今でも思いますし。
このバインダーは、縫い合わせてある内側の革が外側より狭いため、真っ平らには開かない仕組みなのですが、年数が経って革も柔らかになってきたので、山なりにしなって普通に開いたまま机に置くことが出来ます。
金具も、内径11mmと小さいサイズですが隙間なくカッチリと閉じてくれるし。
こういう革の症状は、気になり始まるといつも目に付いてしまって当初はかなりガッカリしていたのですが、冷静になってみると、もう少し使い続けようと思える要素も多いし旅の思い出の品でもあるので。
現状維持のまま運用していこうかと。
さらに広範囲に拡がったらホントに悲しいけど、今のところ人前に出すわけでもないし、なんだかかえって愛着も出てきたかも?
(ブレイリオのコードバンに10mmリング・薄型ベルト無しな、今のと同タイプのバインダーがありまして。
先日は売り場で10回くらいは手に取ったり戻したりして真剣に考えたんですけれど...嗚呼、なんとか踏みとどまったよ。
2万円超の高級品だし、こういうものこそ、使用定着の手応えが固まった頃合いで迎え入れたいものです。)
リフィルの仕分けには、バインダー購入時に最初から入っていた、アルファベットの住所録インデックスが大変に役だっています。
現在ちょっとづつ作成中の、洋楽歌詞リフィルを曲ごとに仕分けるには最適だと気付きました。
今どきこういうものを使うこともなかろうと、とっくに捨ててしまった...と最初は勘違いしてまして。
わざわざ近所のロフトに探しに行ったんです。
小さな売り場なのですが、一定の需要はあるようで、アドレス用のインデックスリフィル、よく見かけるメーカーのもので売ってましたよ。
しかし!何か様子が違う。
「A」「KA」「SA」「TA」「NA」・・・
おぉぅ、日本人むけにローマ字表記がタブに書かれていたのでした!
これじゃ外国の曲タイトルには使えん。
というわけで、諦めずに家庭内在庫を探し続けた結果、バインダー付属品だった純正リフィル
(「A-Zインデックス」、売っている場所は限られるけれど単体価格1050円)
が完全未使用のまま発見できたからめでたしめでたし、でした。
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2011.10.29
メモ用ノート切り替えのこまごま(A6→A5)
4月から半年ちょい使ってきたA6サイズのノートを使い終わりました。
当日のToDoを書き出したり、コミミにはさんだマメ知識から雑多な検証・感想までなんでも書いてました。
ほぼ日手帳にこれをやっていた時期も長かったのですが、一日あたりの書く量にムラがあったし、ノッてるときは大抵1頁では足りなかったので、「普通のノート+日付スタンプ」という方法が私には合っているみたい。
マルマンの「カバーノート(の差替用で売ってるノート)」は、私の書き歴のなかでは最もリピート率が多くて、A6だけで既に4~5冊くらいは消化しているかも?
どんなインクでもOKというわけでもないんですけれど、万年筆との相性はわりと良いし。
書き心地もペン先を問わずほどよく滑らか。
日記帳っぽく上部が空いた罫線のレイアウトや、青系インクがあたたかく映るほんのりベージュな紙色も好みです。
●写真はこちら:コードバン革の文庫カバーを買いました。
しかし買い置きが丁度なくなったし、なにより一旦気分を変えたかったので「買う前に手持ちの在庫を捜せ!」の法則発動。
こんどはA5の、アピカ1000年ペーパーのノートを引っ張り出しました。
このサイズで使うのは初めてです。
A4から文庫大までいろいろ揃っているし、マルマンと同じく専用カバーがセットされているものと本体だけのラインナップがあるので買いやすいです。
(表紙に「Personal」と書いてあることでお馴染みかも。
かなり昔から「ちょっといいノート」としての憧れがありました。)
紙色は、マルマンと違って真っ白。
A5の場合7ミリ巾の太罫になりますが、線は薄いグレーで非常に細いのでほとんど気になりません。
時には線を無視してスケッチブックのようにも無理なく使えます。
しっかりとした厚みがあり、表面はきめ細かな紙。
インクとの相性は非常に良くて、かなりの太字で書いても裏抜けがありません。
あくまでも個人的な感想ですが、クオバディスのエグゼクティブの書き心地に似ています。
表面が固くすべすべしているので、他のノートよりわりと細めの線巾で出ると感じるかも。
フロー多めの太字ですいすいと書き込むほうが気持ち良いと思います。
多少滲むくらいは構わないから、ペン先からある程度のクッション性や繊維感を求めたいという方にはちょい残念なくらいの、優等生過ぎる紙質かもしれません。
(ま、あと何頁か書き進めば慣れるかなという感じではあります。)
栞紐が一本装備されていて、本体だけでもカバー無しで支障なく使える厚地表紙ではあります。
茶色のカバー付のほうを買ったのですが、ビニールにしてはなかなかいい質感だし、縁に補強の金属パーツがついていて高級感があります。
茶地だとそんなに目立たないですが、金文字で「Personal」と書いてあることが我慢できれば一冊目はカバー付もおすすめです。
私は、春に作ってもらったHZKLeatherのA5カバーに付け替えました。
今にしてやっと日々活躍できる役割を与えることが出来て満足です。
(まだまだ革のいい香りが!)
●関連記事:チョコレート色革のノートカバーが届きました。
今まで使っていたA6ノートには、gentenの花型カットワーク模様の文庫カバーをつけていたのですが、だいぶ濃いブラウンに成長しました。
●関連記事:gentenの文庫カバーを買いました。
これは今後も大いに使い途有り。
私が持っている文庫カバーの中で、ハヤカワ文庫が入るサイズなのは、なんとこれだけだとわかったのです。
(ここの文庫は他社よりだいぶ背が高いんです。
とくに近年刊行の版は、たとえば講談社文庫より1センチくらい大きい。)
最近手に取る文庫はハヤカワ率多めなのでさっそく重宝しています。
夫の蔵書である古典SF小説も読み直し始めたし、最近だと「ミレニアム1:ドラゴンタトゥーの女」を買ったんだよ~
A6からA5になったことで、たいていのメモが改行無しで書き留められ、広々と見渡して使えるのはかなり便利に感じています。
犠牲になるのは携帯性ですが、私は、机上からは能率手帳とiPhoneぐらいしか外に持ち出さないから問題ないかな...。
このサイズもまだまだ薄いのから厚いのまで買い置きが多数(!)あるので、しばらくはどんどん消費していくつもりです。
☆アピカ 1000年ペーパーノート ← Amazonでは各種こちらです。
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2011.10.14
能率手帳ゴールド、5冊目を買いました。
順調に5年目の分も届きました。
写真のために数字ごとに並べているとまるでトランプみたいになってきた...。
都会まで行かなくても、もう少し経てば近所の書店でも並ぶのかもしれませんが2012年版はあっさりと通販で入手。
ツヤ具合やシボの感じなど、こういう革なりの僅かな個体差を自分で選ぶおもしろさも今まであったのですが、
「どういうのが来るか開けるまでわからない」
を楽しめるようになったのも5冊目ならでは(かも)。
●昨年の記事:能率手帳ゴールド、4冊目を買いました。
開封直後はいつもつるりと一律な表面質感で、反射率のせいで色まで違って見える(少し赤みを帯びた感じな)んですが。
これが年末になる頃にはツヤも沈んできて、フンワリ触感が増してきます。
この変化が面白いので、やっぱり今年も最後のページである大晦日まで使い込んでやろうと思ってます。
今年の、つまり使用中の'11年版は、巨大で深めな引っ掻き傷が何本か斜めに走ってまして、ウルヴァリンが通過したような有様になってます。
原因不明!
出不精な私でもコレだけは唯一の「外出にもっていく手帳」(そういえば今年は海外にも連れて行ったし。)となっているので、くたびれ方も本格的になりつつある秋です。
薄くて小さいので、今までのバックナンバーも引き出しに入れていつでも閲覧出来るようにしてあります。
今後、冊数が増えてもなるべく仕舞い込まずに管理していきたいと思ってるんです。
同じ時期にどんな用事があったか、何をいくらで買っていたかをササっと確認するのに意外と昔のまで遡って確認すると便利なことがあって。
逆に、他の手帳(クオバディスやほぼ日手帳など)はある年数が過ぎたら処分というのは自分で決めています。
要保存と思ったほどの大切な件は「情報牧場」方式に倣って抜き書きすれば良いし、つれづれな日誌系の手帳は一定期間で役目が終わると思ってるので。
前回記事に書いたクオバディスも、ブログに写真をアップしてから潔く3冊くらい処分しました。
もうね、いちいちノートとか手帳とか、愛着があるからといって今までのゼーンブ取って置いたらたいへんな冊数と専有面積になっちゃうんです。
それがいちばんの理由!
能率手帳の場合、書き込む内容も上記の「将来の参照に役立つ」「持ち出し先ですぐに役に立つ」に絞った感じになってます。
(典型的"予定"以外にも家事の記録、メモ欄には近々買うべきもののリストや発売日・公開日など。
行動目標やTODOリストは極力クオバディスの役目として役割を区別。)
私が能率手帳を使い続けるのは、
「大昔からレフト式レイアウトで手帳を使ってきた自分にとって最も自然」
だからなので、こればかりは人それぞれの相性ですよね...。
(ゴールド版の特徴である、巻頭の月間予定表の列は、今年も90度倒して横書きする「1日1行備忘録」として使うことでなんとか決着がつきました。)
後ろの、同じ革製のバンド付ポケットには5×3の情報カードを何枚か(最後の1枚はフセンを数枚づつ貼り付けてある)挟み込んでいるのもここ何年かの傾向です。
この手帳の場合、付録の補助帳よりはカードにメモする方が私には合ってるかも。
全然可愛くもお洒落でもないんですが、どんなに時間が経っても丈夫なままでしなやかな綴じや、たった1年でどんどん表情がかわる羊の革や、全く書き飽きない上質な紙などに支えられて、4000円超の値段にも納得がいく生活密着度になり、毎年当たり前のように買うようになりました。
(これよりすごい手帳はあると思うんですが、まあとにかく「続くこと」も大事だと思ってるんです。)
というわけで、今回でまずは「来年ぜったい使う」構成は揃えました。
気を引き締めるべきはこれからでしょうか。
ちょっと試してみたい・再び使ってみたい手帳達のリストが背後にしのびよってきています。うぅむ。
☆伊東屋のAmazon支店で購入しました。→ 2012 能率手帳ゴールド
小型版も有ります。
上画像の本は、能率手帳の流儀 。
じっくり長く読める手帳本として、毎年この時期のおすすめです。
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2011.10.06
Moleskine「STAR WARS」が届きました。
スタ-ウォーズ柄、またもや、円高還元売価になるのを忍耐強く待ち続けてました。
前回の星の王子さまに続いて、今年は好みの限定柄が多くて嬉しいです!ホシつながりですね。
Moleskineは、個人的物欲と使用頻度のバランスから言って日本の定価ではちょっと手を出しにくいのですけれど、時には1000円くらい安く出たりもするのでAmazonの輸入価格はかなり有り難いです。
サイズについては当初迷っていたのですが、ひとあし先に、近所のLoftにて中身含めて現物を確認することが出来ました。
両方とも、中央部のStarWarsロゴはメタリックな光沢があるのですが、背景の星々は白いインクで印刷されているんですね。
星も光沢入りのシルバーな感じが良かったなあ(白単色だとちょっとコミック絵っぽい)という感想を持ったので、コンパクトに絵柄が集まっているPocket版にしておきました。
未使用ゆえフィルム開封まではしてないのですが、中にミニポスターが入ってるんですよね?
楽しみにしたいと思います!
☆Moleskine - Star Wars
(↑というわけで、こちらもAmazon出荷品なら送料も無料です。
私はPocketを両方1307円で買いましたが、こまかい変動は今後もあると思います。)
夏に、レギュラーの横罫Pocketが800円台まで下がったときに1冊ポチってしまったし、これでしばらくは手持ち在庫も潤沢。
(と言いつつも、あまりにも表紙が気に入ってるのでLarge版にしてもう1冊、星の王子さまを確保しておくべきか迷い中。こうして増えていくんだ。)
次の限定柄は何だろう?
●前回の記事:Moleskine「星の王子さま」が届きました。
ところでこの写真のR2-D2、プラスチック製かつ可動部ゼロだというのに、やたらと見た目がリアルで丁寧な作りなので気に入っている小物のひとつ。
頭の上にアンテナのようなパーツが飛び出ていますが、これ、小さな輪になってて吊り下げられるようになってるんです。
グリーティングカードで有名なHallmark社のオーナメントで、これの何がいいかって、買ったその年の年号が必ずどこかに入ってるところ。
デザインも、典型的なクリスマス系にとどまらず、ディズニーからこういう映画キャラクターまで幅広い展開。
単体の飾り物として充分に楽しくて凝った感じなのは、コレクターズアイテム的な面もあるからなのかもしれません。
毎年これだけの種類が出るというのもすごい。
●Keepsake Ornaments | Hallmark
LAのダウンタウン地区には、お土産らしきものを買える店が(ちょっとした文具店さえも)見つからないのでつまらないわーと思っていたのですが、偶然Macy's Plazaをぶらついていたときに発見したHallmarkのお店。
以来、ここは私にとってシーグラフのLA開催のときに必ずチェックする唯一の楽しい買い物スポットなのです。
このR2-D2も、ひっくりかえすと2001と刻印のある思い出深い記念で。
コンベンションセンター付近も今はノキアシアター周辺エリアが開発されて栄えているそうなので、次回の訪問はいつになるかわかりませんが、もうちょっと幅広い買い物が出来るかなあ。
これらの吊り下げオーナメント、現在、私の部屋ではその他何体かが常にぶらぶらしてまして、ごく小さな揺れでもいちはやく地震を知らせてくれる大事な役割を担ってもらってます。
いやほんと、一時期悩んでましたがこれのせいで、目眩なのかホンモノなのか不明だった地震酔いみたいなのは激減しました。
いまだに毎日けっこう揺れるんだものなー...!
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2011.10.01
クオバディス、6冊目を買いました。
このネタの度に、写真が毎年あまりにも同じ過ぎる点に気付きつつあるのですが....めげずに今回も記録しておくことにします。
来年分のクオバディス・エグゼクティブのリフィルを買いました。
2006年版から使い出して、途中、微妙に挫折したこともあったけれど近年はすっかりここに落ち着いた感じです。
赤い革カバーセット「ルナ」は2007年からですが、5年を経て毎日それなり触っているにもかかわらず、全く問題なく現役で使える美しさです!
・・・なので、カバーは来年も買い替える必要無しと判断。
(でも、バッグに入れたりして持ち出したことはほぼ一度もない机上専用品だからとも言えます。)
半年に一回くらい革製品用のクリームで拭いてます。
おすすめはコロニルのプレミアムディアマントで、システム手帳などもこれで手入れしてます。
能率手帳ゴールドなどの柔らかい革には使わないでください。←そもそもこの手帳は余計な手入れ不要。
また、モノによっては色落ちが若干ありますのでかならず裏側や隅っこで試してみてください。
さすがによーく見ると凹みがぽちぽち出てきてるしそこに埃がくっつきやすいので革クリーナーなども使ってます。
とはいえ気のせいかもしれないんですが、去年辺りから色に深みが出てきてますますお気に入りの赤になってきたんです。
(「ルナ」は染色の上質さも評価できます。色がくっきりしていて全然褪せない。)
Executiveに対応の正方形サイズの素敵な替えカバーは毎年いろいろと目にしますが、5年目経過中の赤ルナはいまだ妥協無く使い続けられるお気に入り度です。
このままの使い方だと、どれくらいでボロっとくるんだろう?
ある日突然か、トータル10年くらいはエイジレスな見かけで維持できるのか...そういう、見守る楽しみも含めて、なかなか止められない手帳であるとも言えます。
中身の運用法も、ずっと変わらずにきています。
予定を書いておくところというよりは、行動を見渡す記録帳としての役割が大きいです。
だから能率手帳と使い分けられているのかも。
●時間軸ではなく、1日あたり3.5センチ巾×14行の罫線として使う(メモを書くも良し、ToDoリストを書くも良し、超短文日記でも。)
●横推移でガントチャート的に一週間を見渡す
(月~土曜までなら同種の行動を同じ行に書き続けられるので複数日に渡ったり矢印で延長したりで機能的に行動を管理できる。
私の場合、下の行になるに従って家事寄りの項目にして、デジタル用件から晩ごはんの献立に至るまでの総合的な個人業務日誌として使ってます。)
●右頁のメモ欄で一週間単位のToDoや、その週の中での重要な気付きメモを書く。それを見ながら毎日の計画を立てる。
(面積はだいたい5×3カードと同じくらい。
5つのブロックに区切られてるので、印刷してある「Phone」「Email」などとは全く関係なく、自分なりに内容を割り振ってます。)
●真っ白で堅くてすべすべなので決して万能に書きやすいとはいえないけど、インクを選ばないしっかりした紙質
(細字でぎっしりもいいけど、フロー多めの中字以上のペン先で書くのが、ぬめっと楽しい書き心地の紙。
さらに強調させたいときは、テキストサーファーゲルでマーキングすることが多いです。)
・・・というような使い方がすっかり体に定着してしまいました。
バーチカルかつメモが書ける程度の狭すぎない横幅があれば、特にこの手帳じゃなくても同じことは出来ます。
7日間が端まで並ぶ等幅レイアウトの方が都合良いという方も少なくないでしょうし。
(私は単に、ひろげたとき机上を有効に使えるほどよいサイズとか、とじたときの真四角な可愛さが好きなのでしょうね...!)
月間ブロックは巻頭についてますが、いちいちひっくり返してパタパタとめくるのが面倒なので私は使ってません。
(これもまた主に机上運用だからだと思いますが、月ごと・週ごと・日ごとの手帳的役割は1冊づつ固定したい派です。
それぞれを平面に並べて見較べるほうがラクだし。)
あと、端っこは毎週ミシン目で律儀に切り取ってますが、栞はつけたほうが便利な気がします。
というわけで、2012年版は11月21日からはじまるので新しいリフィルに移動するつもりです。
もう来月ってことで、月日の速さがおそろしいです...
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☆送料かからなかったのでAmazonで買いました。
→ QUOVADIS/クオバディス 2012年 1月始まりスケジュール帳 ウィークリーダイアリー エグゼクティブ用レフィル
☆カバー付の「ルナ」は各色こちら(楽天)
→ クオバディス エグゼクティブ 「ルナ」
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当ブログ内今までのクオバディス関連ページは下記です。長くなってきた!
2010年・クオバディス、5冊目を買いました。
2009年・クオバディス、つかいはじめて1ヶ月。